JPH0410885Y2 - - Google Patents

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JPH0410885Y2
JPH0410885Y2 JP1985148922U JP14892285U JPH0410885Y2 JP H0410885 Y2 JPH0410885 Y2 JP H0410885Y2 JP 1985148922 U JP1985148922 U JP 1985148922U JP 14892285 U JP14892285 U JP 14892285U JP H0410885 Y2 JPH0410885 Y2 JP H0410885Y2
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bent
crease
creasing
bending
strip
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車内燃機関用の潤滑油
過器に用いられる過エレメントに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来公知のこの種の過エレメントとしては、
例えば特開昭60−87817号公報に記載されたもの
がある。これは第6図のごとく、帯状材1に、
該材1を折曲げるための筋付部1aを該材1
の幅全体に付与し、該筋付部1aを介して材1
を折曲げ、しかる後、側面に多数の穴を持つ中空
円筒のプロテクタ3の周面に円筒状に固定してあ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構造のものでは、材1の幅全体に筋
付部1aを形成しているため、該筋付部1aによ
つて材1の幅全体が鋭角に折曲げられることに
なる。
従つて、第7図のごとき折曲げ材2の配置構
成によると、該材2の多数の折曲部におけるひ
だの一部が密着し、第8図のごとくになる。故
に、有効過面積が減少する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、帯状材に、その両側縁より所定寸
法離れた箇所にのみ筋付部を有し、該筋付部を介
して前記材が折曲げられており、該折曲げによ
つて該折曲げ材の折曲部の両端に折曲げ不完全
部が形成されている構成を採用したものである。
〔作用〕
本考案においては、材に折曲げのための筋付
部が材の幅全体に付与されていないため、該
材を折曲げたときには該折曲部の両端が筋付部の
ある中央部のように鋭角には折曲げられず、該両
端は広がることになり、さらに、帯状材の両側
縁より所定寸法離れた箇所のみに筋付部を形成し
たので、材に筋を付けることによる材の強度
の低下を最低限に抑えることができる。
従つて、該折曲部の両端の折曲げ不完全部の作
用によつて該折曲部のひだの密着を防ぐことがで
きる。
〔考案の効果〕
以上のごとく、本考案によれば、過エレメン
トの有効過面積の減少を防止するとともに、強
度の低下がないので、従つて長寿命化を図ること
が可能となる。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について詳細に説
明する。
第1図〜第3図において、帯状材1には、該
材1を折曲げるための筋付部1aが付与されて
いる。該筋付部1aは、材1の両側縁より所定
寸法離れた箇所のみ付与されており、材1の幅
全体に亘つて付与していない。
この状態の材1を筋付部1aを介して、折曲
整形し、穴あき中空円筒のプロテクタ3の周りに
組付けると第3図となり、そのB部の拡大立体図
が第1図である。
第2図のごとく、材1に折曲げのための筋付
部1aを材1の幅全体に付与していないので、
該筋付部1aを介して折曲げると、両端部が中央
部のように鋭角には折れず、折曲げ不完全部2a
となり、従つて、第1図のごとく広がる。この
時、両端の材は隣り合うひだの材と接触し、
また中央部の材はこれにより密着しない状態と
なり、第3図のように均一なひだ間隔が得られ
る。
材1に付ける筋付部1aの位置は、以上の内
容から材1の中央部となる。
また、筋付部1aの長さは材1の幅より4mm
〜20mm短い長さとする。つまり、片側で2mm〜10
mm短いこととなる。筋付部1aが最長の場合(
材1の幅より4mm短い)は、隣り合うひだと両端
で接するための限界であり、これ以上長くなると
接することができなくなり、折曲げた場合に第1
図のようにならず、従来例の第8図のようになつ
てしまう。また、筋付部1aが最短の場合(材
1の幅より20mm短い)は、過エレメントとして
の性能の限界となる。つまり、これ以上短くする
と、隣り合うひだとの接触が大きくなり、通油抵
抗が増大し、本来の目的からそれてしまうことに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案過エレメントの一実施例の要
部である折曲部を示すもので第3図のB部拡大斜
視図、第2図は第1図の出発材料である材の展
開図、第3図は本考案過エレメントの一実施例
を示す平面図、第4図は従来例の材を示す展開
図、第5図は従来例の過エレメントを示す平面
図、第6図は第4図の材を折曲げた状態を示す
第5図のA部拡大斜視図である。 1……材、1a……筋付部、2……折曲げ
材、2a……折曲げ不完全部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状材に、その両側縁より所定寸法離れた箇
    所にのみ筋付部を有し、該筋付部を介して前記
    材が折曲げられており、該折曲げによつて該折曲
    げ材の折曲部の両側のみに、折曲げ不完全部が
    形成されていることを特徴とする濾過エレメン
    ト。
JP1985148922U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0410885Y2 (ja)

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JP1985148922U JPH0410885Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP1985148922U JPH0410885Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JPS6256111U JPS6256111U (ja) 1987-04-07
JPH0410885Y2 true JPH0410885Y2 (ja) 1992-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2528842Y2 (ja) * 1987-07-30 1997-03-12 トーワ株式会社 半導体素子の樹脂封止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596916A (ja) * 1982-06-18 1984-01-14 ダナルドスン・カムパニ・インコ−パレイテイド ひだスペ−シング手段

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JPS596916A (ja) * 1982-06-18 1984-01-14 ダナルドスン・カムパニ・インコ−パレイテイド ひだスペ−シング手段

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JPS6256111U (ja) 1987-04-07

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