JPH0410885Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410885Y2 JPH0410885Y2 JP1985148922U JP14892285U JPH0410885Y2 JP H0410885 Y2 JPH0410885 Y2 JP H0410885Y2 JP 1985148922 U JP1985148922 U JP 1985148922U JP 14892285 U JP14892285 U JP 14892285U JP H0410885 Y2 JPH0410885 Y2 JP H0410885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bent
- crease
- creasing
- bending
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 44
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば自動車内燃機関用の潤滑油
過器に用いられる過エレメントに関するもので
ある。
過器に用いられる過エレメントに関するもので
ある。
従来公知のこの種の過エレメントとしては、
例えば特開昭60−87817号公報に記載されたもの
がある。これは第6図のごとく、帯状材1に、
該材1を折曲げるための筋付部1aを該材1
の幅全体に付与し、該筋付部1aを介して材1
を折曲げ、しかる後、側面に多数の穴を持つ中空
円筒のプロテクタ3の周面に円筒状に固定してあ
る。
例えば特開昭60−87817号公報に記載されたもの
がある。これは第6図のごとく、帯状材1に、
該材1を折曲げるための筋付部1aを該材1
の幅全体に付与し、該筋付部1aを介して材1
を折曲げ、しかる後、側面に多数の穴を持つ中空
円筒のプロテクタ3の周面に円筒状に固定してあ
る。
上記従来構造のものでは、材1の幅全体に筋
付部1aを形成しているため、該筋付部1aによ
つて材1の幅全体が鋭角に折曲げられることに
なる。
付部1aを形成しているため、該筋付部1aによ
つて材1の幅全体が鋭角に折曲げられることに
なる。
従つて、第7図のごとき折曲げ材2の配置構
成によると、該材2の多数の折曲部におけるひ
だの一部が密着し、第8図のごとくになる。故
に、有効過面積が減少する。
成によると、該材2の多数の折曲部におけるひ
だの一部が密着し、第8図のごとくになる。故
に、有効過面積が減少する。
本考案は、帯状材に、その両側縁より所定寸
法離れた箇所にのみ筋付部を有し、該筋付部を介
して前記材が折曲げられており、該折曲げによ
つて該折曲げ材の折曲部の両端に折曲げ不完全
部が形成されている構成を採用したものである。
法離れた箇所にのみ筋付部を有し、該筋付部を介
して前記材が折曲げられており、該折曲げによ
つて該折曲げ材の折曲部の両端に折曲げ不完全
部が形成されている構成を採用したものである。
本考案においては、材に折曲げのための筋付
部が材の幅全体に付与されていないため、該
材を折曲げたときには該折曲部の両端が筋付部の
ある中央部のように鋭角には折曲げられず、該両
端は広がることになり、さらに、帯状材の両側
縁より所定寸法離れた箇所のみに筋付部を形成し
たので、材に筋を付けることによる材の強度
の低下を最低限に抑えることができる。
部が材の幅全体に付与されていないため、該
材を折曲げたときには該折曲部の両端が筋付部の
ある中央部のように鋭角には折曲げられず、該両
端は広がることになり、さらに、帯状材の両側
縁より所定寸法離れた箇所のみに筋付部を形成し
たので、材に筋を付けることによる材の強度
の低下を最低限に抑えることができる。
従つて、該折曲部の両端の折曲げ不完全部の作
用によつて該折曲部のひだの密着を防ぐことがで
きる。
用によつて該折曲部のひだの密着を防ぐことがで
きる。
以上のごとく、本考案によれば、過エレメン
トの有効過面積の減少を防止するとともに、強
度の低下がないので、従つて長寿命化を図ること
が可能となる。
トの有効過面積の減少を防止するとともに、強
度の低下がないので、従つて長寿命化を図ること
が可能となる。
以下本考案を図に示す実施例について詳細に説
明する。
明する。
第1図〜第3図において、帯状材1には、該
材1を折曲げるための筋付部1aが付与されて
いる。該筋付部1aは、材1の両側縁より所定
寸法離れた箇所のみ付与されており、材1の幅
全体に亘つて付与していない。
材1を折曲げるための筋付部1aが付与されて
いる。該筋付部1aは、材1の両側縁より所定
寸法離れた箇所のみ付与されており、材1の幅
全体に亘つて付与していない。
この状態の材1を筋付部1aを介して、折曲
整形し、穴あき中空円筒のプロテクタ3の周りに
組付けると第3図となり、そのB部の拡大立体図
が第1図である。
整形し、穴あき中空円筒のプロテクタ3の周りに
組付けると第3図となり、そのB部の拡大立体図
が第1図である。
第2図のごとく、材1に折曲げのための筋付
部1aを材1の幅全体に付与していないので、
該筋付部1aを介して折曲げると、両端部が中央
部のように鋭角には折れず、折曲げ不完全部2a
となり、従つて、第1図のごとく広がる。この
時、両端の材は隣り合うひだの材と接触し、
また中央部の材はこれにより密着しない状態と
なり、第3図のように均一なひだ間隔が得られ
る。
部1aを材1の幅全体に付与していないので、
該筋付部1aを介して折曲げると、両端部が中央
部のように鋭角には折れず、折曲げ不完全部2a
となり、従つて、第1図のごとく広がる。この
時、両端の材は隣り合うひだの材と接触し、
また中央部の材はこれにより密着しない状態と
なり、第3図のように均一なひだ間隔が得られ
る。
材1に付ける筋付部1aの位置は、以上の内
容から材1の中央部となる。
容から材1の中央部となる。
また、筋付部1aの長さは材1の幅より4mm
〜20mm短い長さとする。つまり、片側で2mm〜10
mm短いこととなる。筋付部1aが最長の場合(
材1の幅より4mm短い)は、隣り合うひだと両端
で接するための限界であり、これ以上長くなると
接することができなくなり、折曲げた場合に第1
図のようにならず、従来例の第8図のようになつ
てしまう。また、筋付部1aが最短の場合(材
1の幅より20mm短い)は、過エレメントとして
の性能の限界となる。つまり、これ以上短くする
と、隣り合うひだとの接触が大きくなり、通油抵
抗が増大し、本来の目的からそれてしまうことに
なる。
〜20mm短い長さとする。つまり、片側で2mm〜10
mm短いこととなる。筋付部1aが最長の場合(
材1の幅より4mm短い)は、隣り合うひだと両端
で接するための限界であり、これ以上長くなると
接することができなくなり、折曲げた場合に第1
図のようにならず、従来例の第8図のようになつ
てしまう。また、筋付部1aが最短の場合(材
1の幅より20mm短い)は、過エレメントとして
の性能の限界となる。つまり、これ以上短くする
と、隣り合うひだとの接触が大きくなり、通油抵
抗が増大し、本来の目的からそれてしまうことに
なる。
第1図は本考案過エレメントの一実施例の要
部である折曲部を示すもので第3図のB部拡大斜
視図、第2図は第1図の出発材料である材の展
開図、第3図は本考案過エレメントの一実施例
を示す平面図、第4図は従来例の材を示す展開
図、第5図は従来例の過エレメントを示す平面
図、第6図は第4図の材を折曲げた状態を示す
第5図のA部拡大斜視図である。 1……材、1a……筋付部、2……折曲げ
材、2a……折曲げ不完全部。
部である折曲部を示すもので第3図のB部拡大斜
視図、第2図は第1図の出発材料である材の展
開図、第3図は本考案過エレメントの一実施例
を示す平面図、第4図は従来例の材を示す展開
図、第5図は従来例の過エレメントを示す平面
図、第6図は第4図の材を折曲げた状態を示す
第5図のA部拡大斜視図である。 1……材、1a……筋付部、2……折曲げ
材、2a……折曲げ不完全部。
Claims (1)
- 帯状材に、その両側縁より所定寸法離れた箇
所にのみ筋付部を有し、該筋付部を介して前記
材が折曲げられており、該折曲げによつて該折曲
げ材の折曲部の両側のみに、折曲げ不完全部が
形成されていることを特徴とする濾過エレメン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985148922U JPH0410885Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985148922U JPH0410885Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256111U JPS6256111U (ja) | 1987-04-07 |
JPH0410885Y2 true JPH0410885Y2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=31063637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985148922U Expired JPH0410885Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410885Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2528842Y2 (ja) * | 1987-07-30 | 1997-03-12 | トーワ株式会社 | 半導体素子の樹脂封止装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596916A (ja) * | 1982-06-18 | 1984-01-14 | ダナルドスン・カムパニ・インコ−パレイテイド | ひだスペ−シング手段 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP1985148922U patent/JPH0410885Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596916A (ja) * | 1982-06-18 | 1984-01-14 | ダナルドスン・カムパニ・インコ−パレイテイド | ひだスペ−シング手段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256111U (ja) | 1987-04-07 |
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