JPS62201571A - 新規キトサナ−ゼ生産菌 - Google Patents

新規キトサナ−ゼ生産菌

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Publication number
JPS62201571A
JPS62201571A JP61042613A JP4261386A JPS62201571A JP S62201571 A JPS62201571 A JP S62201571A JP 61042613 A JP61042613 A JP 61042613A JP 4261386 A JP4261386 A JP 4261386A JP S62201571 A JPS62201571 A JP S62201571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chitosanase
chitosan
strain
alcaligenes
producing strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61042613A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yabuki
矢吹 稔
Junichi Nakayama
順一 中山
Hiroshi Miyake
博 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP61042613A priority Critical patent/JPS62201571A/ja
Publication of JPS62201571A publication Critical patent/JPS62201571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高活性なキトサナーゼを産生ずる新規なキトサ
ナーゼ生産菌に関するものである。
〔従来の技術〕
キトサンは、カニやエビの甲かく中に含まれるアミノ糖
からなる多糖類の1種であるキチンの脱アセチル化物で
ある。そして、キトサンはユニークな特性を有すること
から最近注目されており、例えば、金属の選択的吸着剤
、有機材料用凝固剤、パブケイジングフィルム等に広く
利用可能である。
さらに利用性を向上させるためにキトサンを分解して低
分子のものにすることが行なわれている。
例えば、1984年アカデミツク プレス インコーポ
レーション(八cademic I’ress Inc
、)  より発行されたキチン キトサン アンド リ
レーテッド エンザイムズ(CHITIN、  CII
IT[]SAN and R11il、AT12DIE
NXYM[Es)のP161〜P179には、土壌から
キトサンを分解する微生物が単離され、該微生物は、キ
トサンを分解する酵素であるキトサナーゼを有すること
が記載されている。具体的には、該微生物はバチラス 
サーキュランス(Bacillus circulan
s)でありキトサナーゼはキトサンを加水分解すること
が示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記文献記載のバチラス サーキュランスが
産生ずるよりも高い活性を有するキトサナーゼを産生ず
る新規微生物を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、キトサナーゼ生産能を有する微生物を自然界
より広く検索した結果、アルカリゲネス属の特定の微生
物がキトサナーゼを多虫に産生じ、かつ該キトサナーゼ
が高活性を有することを見出し、本発明を完成したので
ある。
すなわち、本発明は、アルカリゲネス属に属するキトサ
ナーゼ生産菌アルカリゲネス(Alcali −gen
es) M HK −1株を提供する。
本発明で用いるアルカリゲネスMHK−株1は、微工研
閑寄第8662号(FERM P−8662)として寄
託されているものであり、次に示す菌学的性質を有する
(υ形 態 大きさ0.5〜0.8 X 1.6〜2.2 μmのダ
ラム陰性桿菌で胞子を形成せず、運動性を示し、好気性
である。集落な金縁、円形、半レンズ状から偏平状であ
り、表面は平滑でにぷい光沢があり、粘稠、無色である
[iil生育状態 コロイダルキトサン 1% グルコース     0.1 KH2P0.       0.1 Mg5L・7H200,05 寒   天          1.5の培地(pl(
7,0>で28℃、96時間培養すると明確なコロニー
を形成する。
(iiil理学的性質 硝酸塩の還元   : 陽 性 V−Pテスト   : 陰 性 インドールの生成 : 生成せず 硫化水素生成   : 生成せず デンプンの加水分解: 分解する ウレアーゼ    : 陽 性 オキシダーゼ   ・  〃 カタラーゼ       〃 本発明の菌株は種々の土壌をスクリーニングし、次の方
法により土壌から分離した。
コロイダルキトサン1%、ペア”)70.1%、にI+
21’040.1%、MgSO4・711□00.05
%、寒天1.5%含有の培地上で土壌試料の懸濁液を1
白金耳量画線し、これを28℃で96時間培養した後コ
ロニーを採取し、これを繰返して菌株を培養した。
この様にして得た菌株を、ペプトン1%、酵母エキス1
%、NaCj! 0.5%、寒天1.5%の培地に移し
て28℃で4日間培養した後、室温で保存し、1力月毎
に新しい培地に植え継ぎ保存した。
次に本発明の菌株から生産されるキトサナーゼの理化学
的性質を次に示す。
作 用  :キトサンに作用して、これを分解する。
pH:4〜10 温   度  = 20〜50℃ 温度安定性:0〜50℃、60分処理で80%以上の残
存活性を示す。
等 電 点:ρ115付近 尚、本発明で得られるキトサナーゼは培養埴液中に存在
するので、キトサンを分解させる際、遠心分離操作によ
る上清液をそのまま使用してもさしつかえないが、キト
サナーゼを単離する場合は、上記理化学的性質を考慮し
て種々の方法を適宜組合せることによって行うことがで
きる。具体的には、硫安分画法、アセトン分画法、透析
法、イオン交換クロマト法、核酸除去法、限外濾過法、
電気泳動法、その他通常用いられている方法を用いる。
〔発明の効果〕
本発明の菌株を用いれば、つまりアルカリゲネスMHK
−1株を培養すると、キトサナーゼが多蚤に産生じ、か
つ培養物から高活性のキトサナーゼを得ることができる
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 先ず、グルコース1%、ペプトン1%、酵母エキス1%
、Naα 0.5%の培地をlN−Na叶でpH7,0
に、@整し、その80mを5001T11!坂ロフラス
コに分注し滅菌した。次に、保存培地からアルカリゲネ
スMHK−1株(F E RM  P−8662’)を
−白金耳接種して28℃で24時間培養した。
本培養はキトサン1%、ペプトン0.1%、酵母エキス
0.1%、K11゜PO,0,1%、MgSO4・71
1□00.05%の培地(pH7,0>を80m1づつ
別の500m1坂ロフラスコに分注し滅菌後、前培養液
1+ui!を接種し、28℃で96時間振トウ培養した
。この操作を繰返し菌を馴化した。
培養終了後10分間遠心分離し上清液を粗キトサナーゼ
液として採取した。
この粗キトサナーゼ液を30倍に希釈し、該希釈液0.
5mi!に対し1%キトサン液1ml及び酢酸ソーダバ
ッファー1mlを加え37℃で30分間反応(キトサン
を分解)させた。
反応終了後、沸騰水に浸して反応を停止させ、反応液の
キトサナーゼ活性を測定した。
尚、キトサナーゼ活性の測定は全還元糖を定量すること
により行なった。つまり、0.5 M Na2CL水溶
液11に0.5 gのフェリシアン化カリウムを溶解さ
せた液3ml!とサンプル1ml!を試験管に入れて混
合し、さらに純水2ml’を加えた。次にガラスビー玉
で試験管にふたをし、沸とう湯浴中に15分間浸たした
。その後、冷却し、4201mにおける吸光度を測定し
た。得られた値を用い、グルコサミンを標準物質として
作成した検1線からキトサナーゼ活性を定量した。
結果を次に示す。
馴化回数     キトサナーゼ活性 1回       5U/ml! 3回      10 〃 5回      18 〃 8回      20 〃 上記活性は、従来の技術の項で述べた文献記載の細菌が
産生じたキトサナーゼ活性1〜2U/rriに比べて、
極めて高いことがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルカリゲネス属に属するキトサナーゼ生産菌アルカリ
    ゲネス(Alcaligenes)MHK−1株(微工
    研菌寄第8662号)。
JP61042613A 1986-02-27 1986-02-27 新規キトサナ−ゼ生産菌 Pending JPS62201571A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61042613A JPS62201571A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 新規キトサナ−ゼ生産菌

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JP61042613A JPS62201571A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 新規キトサナ−ゼ生産菌

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JPS62201571A true JPS62201571A (ja) 1987-09-05

Family

ID=12640870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61042613A Pending JPS62201571A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 新規キトサナ−ゼ生産菌

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JP (1) JPS62201571A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163082A (ja) * 1988-12-13 1990-06-22 Kanai Gakuen キトサナーゼの製造方法
JP2002085086A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Chiba Inst Of Technology 好熱性細菌によるキトサンオリゴ糖の製造方法
US6402953B1 (en) 1998-03-10 2002-06-11 Rwe Nukem Gmbh Adsorption means for radionuclides

Cited By (4)

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JP4613322B2 (ja) * 2000-09-19 2011-01-19 学校法人千葉工業大学 好熱性細菌によるキトサンオリゴ糖の製造方法

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