JPS62200369A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野− 本発明は、感光体、この感光体の移動経路に沿うて配置
された帯電部、結像素子を有する露光部、現像部、クリ
ーニング部等を備える複写装置に関する。

従来技術 電子写真方式を応用した複写機およびプリンタは周知で
あり、既に実用化されている。このような複写機とプリ
ンタとは、書き込み系が異なるのみであり、他の構成は
同一である。書き込み系が異なることで、複写機とプリ
ンタの２種類を購入するのは、経費の点でかつ空間的に
不経済である。このため複写機とプリンタとを１つにす
ることも考えられ、アナログ情報をＣＯＤ等の読取り手
段を用いたスキャナ等でデジタル化し、これをプリンタ
と接続する方法も提案されている。しかし、この方法は
現在の技術ではスピードが遅く、アナログ情報を直接に
複写する場合よりも解像度が向上せず、かつ価格も高く
なる欠点がある。

目的 本発明は、従来の技術における上述の欠点を除去し、ア
ナログ情報とデジタル信号との合成およびアナログ情報
の複写とデジタル信号のプリントをそれぞれ単独に実施
可能な複写装置を提供することを目的とする。

構成 この目的は、本発明により、アナログ結像系とデジタル
複写のための結像系とを電子写真複写装置に設けること
により達成する。

本発明の実施例を、図面により以下に説明する。

第１図において、複写装置ｌには感光体ベルト２がロー
ラ３．４．５に掛けられ、この感光体ベルトの移動経路
に沿うて帯電部６、露光部７、現像部８、転写部９およ
びクリーニング部ＩＯが配置されている。１１は転写紙
、１２はレジストローラ、そして１３は除電ランプであ
る。更に複写装置Ｉの上部には、カバー１４および原稿
台１５が設けられている。１６はシート原稿を示す。露
光＄７には、照射ランプ１７および結像素子１８が設け
てあり、結像素子１８はカバー１４に設けた照射口１９
に対向して配置されている。上述せる構成は、通常の電
子写真装置におけると同じであり、よって詳細な説明を
略する。

複写装置Ｉの原稿台１５上には、デジタル情報出力装置
を内設する構成ユニット２０が矢印方向に移動可能に載
置されている。構成ユニット２０内には露光ランプ２１
が配置され、この露光ランプに対置する構成ユニット底
部に液晶シャッタ２２が嵌挿されている。又構成ユニッ
ト底部には、原稿入口ローラ２３および原稿送りローラ
２４が配置され、これらローラは原稿搬送機構を構成し
ている。２５は、液晶シャッタ制御基板である。

第１図は、本発明の複写装置を用いてシート原稿に対し
通常のアナログ複写を行う場合を示し、構成ユニット２
０はその原稿送りローラ２４がカバーＩ４の照射口１９
に対向する位置にある。このアナログ複写（こ際しては
、シート原稿１６を原稿入口口−ラ２３より挿入し、図
示しないコピー開始スイッチを押す。感光体ベルト２が
矢印方向に回転し始め、照射ランプ１７が点灯してカバ
ーの照射口１９を照射し、構成ユニット２０の原稿入口
ローラ２３と原稿送りローラ２４とが矢印一方向に回転
し、挿入されたシート原稿を感光体ベルトと等速で又は
所定の変倍速で送り出す。

照射ランプＩ７よりの照射光は、カバー１４の照射口１
９で移動するシート原稿１６に当って反射し、かく反射
した光像は結像素子１８を経て感光体ベルト２に導かれ
る。帯電部６で高電位に帯電された感光体ベルト２は、
結像素子１８よりの光像により潜像が形成され、現像部
８で該潜像を現像された後、その粉像を転写部９で転写
紙１１に転写する。感光体ベルト２上の残留トナーは、
クリーニングｒ？ｌ　ｌ　ｏで除去され、感光体ベルト
２は除電ランプＩ３で除電されて初期状態となる。転写
紙は、図示しない定着部にて定着後機外に排出される。

本発明の複写装置をデジタル信号のプリント情報をプリ
ントするプリンタとして用いる場合、構成ユニット２０
はその原稿搬送機能を停止し、液晶シャッタ２２がカバ
ーの照射口１９に位置するように移動させられる。コピ
ー開始スイッチを押すことによる感光体ベルト２周辺の
各機構の動作は、アナログ複写の場合と同じである。

ただ照射ランプＩ７は点灯せず、露光°ランプ２Ｉが点
灯する。液晶シャッタ制御基板２５より得られる情報に
従って、液晶シャッタ２２は露光ランプ２１よりの光を
透過させ、よって上記情報による透過光パターンの光像
が結像素子１７を経て感光体ベルト２に導かれ、同ベル
ト上に静電潜像を形成する。潜像形成後の過程は、アナ
ログ複写の場合と同じである。

液晶シャッタの透過光量は、感光体の移動速度に対応し
て潜像化できるエネルギーを有する程度とする。１つの
液晶の大きさは送り方向に約１００μであり、これを結
像素子１８に対応する長さに並べる。液晶シャッタ制御
基板２５は、パソコン等のホストマシンからの情Ｉ［ラ
インターフェイスし、コマンドのコンパイルおよびキャ
ラクタコードをデータ変換し、液晶ドライバを制御する
機能と、露光ランプの切換等の制御を複写装置本体とイ
ンターフェイスする機能とを有する。

第１図に示す複写装置において、構成ユニット２０を着
脱可能となし、装着時は既述のように原稿移動とデジタ
ル複写を行い、離脱時は原稿移動によるアナログ複写を
行うようにすることも可能である。後者の場合、厚手原
稿のアナログ複写が可能となる。

第２図に示す実施例では、原稿台１５°が移動可能であ
り、通常のアナログ複写時原稿台が所定の移動範囲を移
動することにより原稿走査を行う。この場合、シート原
稿および厚手原稿のアナログ複写が可能である。デジタ
ル複写時、移動原稿台■５°はアナログ複写時の移動範
囲を越えて移動し、原稿台端部に取付けた構成ユニット
２０°が結像素子１８に対向する位置に来るようにし、
ここに原稿台１５°をロックする。

構成ユニット２０°は、構成ユニット２０におけると同
じく、露光ランプ２■と液晶シャッタ２２と液晶シャッ
タ制御基板２５を有し、上記ロックされた位置でデジタ
ル複写を行う。

第２図に示す実施例では、シート原稿搬送機構を設けて
いないが、同機構を設けることにより、第１図に示す実
施例と同じ効果を得ることも可能である。本実施例の場
合、デジタル情報出力装置である構成ユニット２０゛が
複写装置本体と１体になっているので、本体とのインタ
ーフェイスが不用となる利点がある。第１図の実施例で
は、構成ユニットを着脱可能とするために複写装置本体
との間にインターフェイスが必要である。

塀」 上述のように、本発明によるときは、１台の複写装置に
おいて光学系の変更とデジタル情報出力装置の追加によ
り、アナログ複写とデジタル複写（プリンタ）が可能と
なり、機能が大幅に向上するとともに価格を比較的廉価
に保持することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による複写装置の主要部の断面図、第２
図は別の実施例の主要部の断面図である。 ■・・・複写装置 ２・・・感光体ベルト ６・・・帯電部　　７・・・露光部 ８・・・現像部　　９・・・転写部 ＩＯ・・・クリーニング部 １５・・・原稿台 １６・・・シート原稿 １７・・・照射ランプ １８・・・結像素子 ２０・・・構成ユニット ２１・・・露光ランプ ２２・・・液晶シャッタ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体、この感光体の移動経路に沿うて配置され
   た帯電部、結像素子を有する露 光部、現像部、クリーニング部等を備える 複写装置において、移動する原稿のアナロ グ複写のためのアナログ結像系と、デジタ ル複写のための結像系とを有し、上記露光 部の結像素子が上記各結像系の共通の構成 要素をなすことを特徴とする複写装置。
2. （２）アナログ結像系が複写本体に設けたランプと露光
   部の結像素子とよりなり、デジ タル複写のための結像系がランプとデジタ ル信号により光の透過を制御される液晶シャッタと露光
   部の結像素子とよりなる特許請 求の範囲第１項に記載の複写装置。
3. （３）原稿搬送機構と上記液晶シャッタとこの液晶シャ
   ッタに付属する上記ランプとを 有する構成ユニットが原稿台上に移動可能 に設けられ、アナログ結像系を用いるアナ ログ複写時上記原稿搬送機構により原稿を 搬送し、デジタル信号の結像系を用いるデ ジタル情報の複写時液晶シャッタとランプ と結像素子とが結像系を構成する位置へ該 構成ユニットが移動することを特徴とする 特許請求の範囲第１項に記載の複写装置。
4. （４）アナログ結像系のランプとデジタル複写のための
   結像系のランプとが複写方式に 従って切換えられることを特徴とする特許 請求の範囲第２項又は第３項に記載の複写 装置。
5. （５）アナログ複写時原稿台が往復移動して反射光によ
   り記録が行われ、デジタル複写時 原稿台が端位置にロックされ透過光により 記録が行われることを特徴とする特許請求 の範囲第１項又は第２項に記載の複写装置。