JPS62200110A - 水処理汚泥の溶融炉 - Google Patents

水処理汚泥の溶融炉

Info

Publication number
JPS62200110A
JPS62200110A JP4040886A JP4040886A JPS62200110A JP S62200110 A JPS62200110 A JP S62200110A JP 4040886 A JP4040886 A JP 4040886A JP 4040886 A JP4040886 A JP 4040886A JP S62200110 A JPS62200110 A JP S62200110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting furnace
cr2o3
water treatment
content
sludge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4040886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0554010B2 (ja
Inventor
Takao Kusakabe
日下部 孝雄
Tetsuo Kato
加藤 哲郎
Tomoyoshi Sasaki
佐々木 朝芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JGC Corp filed Critical JGC Corp
Priority to JP4040886A priority Critical patent/JPS62200110A/ja
Publication of JPS62200110A publication Critical patent/JPS62200110A/ja
Publication of JPH0554010B2 publication Critical patent/JPH0554010B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の[1的 産業上の利用分デ 本発明は水処理汚泥の減容処理を行うための溶融炉に関
するものである。
従来の技術 近年、産業廃水処理やF水処理などで発生する汚泥は増
加の・途をたどり、これら汚泥の減容・安定化方法の開
発が98まれでいる。
その方法の1つとして溶融法が最近性1−1されてい、
る。これは汚泥中の無機物を溶融スラグとして取り出し
、大幅に減容化する方法である。
一般的な減容法としては焼却法があるが、この方法では
減容比が小さく、焼却灰の飛散、焼却灰からの重金属の
溶出などの問題がある。これに比べて溶融法では減容比
が更に大きく、また重金属はスラグ中で安定化され、生
成したスラグは骨材などとして有効利用がllft七で
あるので後処理が容易であるという利点がある。
しかし焼却炉の炉内温度は一般に800℃程度の比較的
低い温度であるが、溶融炉の炉内温度は1250〜15
00℃の高温となる。
1250−1500℃程度の高温に耐える1耐火材とし
てはアルミナ系、マグネシア系、シリカ・アルミナ系な
どの耐火材が知られているが、これらは産業廃水処理、
ド水処理などの水処理で発生する汚泥の溶融処理におい
ては溶融スラグによる侵食が進行しやすく、耐火材の耐
久性がかなり小さくなり水処理汚泥の溶融炉の構成材料
としては不適である。その理由は不明であるが、水処理
汚泥の溶融スラグ中に含まれる成分と耐火材とが反応し
易いためではないかと考えられる。
1耐火材の1耐久性を増大する方法としては、製鉄の溶
鉱炉のように、炉を外部から水冷などの方式で強M1冷
却し、耐火材に大きな温度勾配をIj−える方法がある
が、しかしこの方法では冷却水の持ち出す熱も1が大き
いため、これを補うための補助燃料の消費かが大きくな
り経済性に劣る。
発IIが解決しようとする問題点 本発明は水処理汚泥の溶融処理において溶融スラグによ
る浸食が低減され、長時間の連続操業が1−1)能な耐
久性を右する溶融炉を提供することを目的とする。
本発明に係る水処理汚泥の溶融炉はCr203を20〜
80 iR!I!%含右す含有火材からなる。
111)1人材の耐食性はCr2O3含有州が大きい程
良いが、Cr2O3が多すぎると耐スポーリング性が減
少する傾向があり、また溶融炉の建設費も1−昇するの
で、]−限(土80%とするのが適当である。
1耐火材のCr20a含右r11.のド限は20%から
効果が認められるが、25%含有した場合でも1500
時間使用後は微H,Hの浸食が見られるので、1年間(
a o o o時間)の連続運転を考えれば、Cr2O
3含有!+1−は35%以りとすることが91ましい。
耐火材のCr2O*以外の成分としては、特にMgO,
A見203.SiO2,ZrO2などを含むものが好ま
しい。
溶融炉の形式としては水処理汚泥に用いられるものなら
ばいずれでもよく1反射炉、アーク放電炉、施回流炉、
マイクロ波照射炉、コークスヘット炉などに適用可能で
ある。
この耐火材は溶融炉の各部位の構造に応じて、キャスタ
ブル、各種レンガに成形して使用する。
本発明の溶融炉を用いて処理される水処理汚泥とは、産
業廃水処理や下水処理等の水処理において発生する汚泥
(含水率60〜85%)であり、このまま供給してもよ
いし、これを乾燥した乾燥汚泥、或いは焼却して得られ
る焼却灰の形fムで供給してもよい。
水処理汚泥は脱水の際に高分子凝集剤或いは消石灰+塩
化第2鉄が添加されることが多い、従って汚泥の無機物
組成は添加物の種類によって大幅に異なり、高分子凝集
剤を添加すればSiO2が多く (1/3以L)、消石
灰を添加すればCaOが多く(約l/2)なるが、本発
明はいずれの汚泥にも適用できる。
試験例1 第1表に示した組成c7)Crz 03 /AJ120
3系の各種耐火材の整板のFにド水処理汚泥の焼却灰を
ペレット状に圧縮成形した物を置き、1400℃で48
時間加熱した。この操作を10回繰返した後1耐火材モ
板の表面観察、4i板切断面の観察を行った。
表面の浸食が著しく、また表面状態が粗いものを不可と
し、浸食および粗さが若干認められるものを良とし、浸
食および粗さが全く無いか微少のものを優と1;f価し
た。結果を第1表に示す。
:JrJ1表 数字ハ屯zI′L%             ソ0’
)他: S i 02 ’9第1表に示すとおり、Cr
2O3合右−(にが火きくAfL20:+含有率が小さ
いほど耐火材の耐食性は向トする傾向が見られ、Cr2
O3含有率が25%以l−の耐火材を用いた炉が水処理
汚泥の溶融炉として好ましいことがわかる。
試験例2 第2表に示した組成のCr2O3/MgO系の各種耐火
材のf板の1−にF水処理汚泥の焼却灰をペレント状に
圧縮成形した物を置き、1400℃で48時間加熱した
。この操作を10回繰返した後1耐火材乎板の表面観察
、41板切断面の観察を行った。結果を第2表に示す。
第2表 数字は重量%             その他: S
 i 02等第2表に示すとおり、Cr2O3含有率が
太きく M g O含有jlkが小さいほど耐食性は向
トする傾向が見られ、MgOが主成分の場合、Cr2O
5含有十は20%以りは必要である。
試験例3 H融パイロット炉を0′S3表に示した組成の各種耐火
材で構成し、炉の外部から水冷しない状態でド水汚泥の
乾繰物(水分10%以丁)を炉内に投入し、1400±
50℃で空気を吹込みながら1500時間焼ノ↓溶融処
理を行った。四転終Y後炉内を点検し各種1耐火材の浸
食状況を調査した。その結果を第3表に示す。
第  3  表 殺ン:はり覧、j、A               
    そd屯:5i02等第3表によれば、Cr20
335〜80%の耐火材は問題なく使用することができ
、Cr20z25%の耐火材は微:j¥の浸食は見られ
るものの、実炉として使用するのは特に問題ないことが
わかる。
またCr2O3含有率が低く、10%或いは15%程度
の耐火材を用いた溶融炉は水処理汚泥の溶融に適用する
のは困難であると判断された。
発明の効果 本発明の溶融炉は耐火材の耐食性がよいので寿命が長く
、長時間連続して水処理汚泥の溶融処理を行える。また
水冷がほとんど不要となるので補助燃料の消費ら1が大
幅に減少する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Cr_2O_3を20〜80重量%含有する耐火材
    からなる水処理汚泥の溶融炉。 2 耐火材がCr_2O_3を35〜80重量%含有す
    るものである特許請求の範囲第1項に記載の溶融炉。 3 耐火材がCr_2O_3のほかMgO、Al_2O
    _3、SiO_2及びZrO_2のうち少なくとも一種
    を含有するものである特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の溶融炉。
JP4040886A 1986-02-27 1986-02-27 水処理汚泥の溶融炉 Granted JPS62200110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040886A JPS62200110A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 水処理汚泥の溶融炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040886A JPS62200110A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 水処理汚泥の溶融炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200110A true JPS62200110A (ja) 1987-09-03
JPH0554010B2 JPH0554010B2 (ja) 1993-08-11

Family

ID=12579835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4040886A Granted JPS62200110A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 水処理汚泥の溶融炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62200110A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493173A (ja) * 1972-04-26 1974-01-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493173A (ja) * 1972-04-26 1974-01-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0554010B2 (ja) 1993-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20080098518A (ko) 내화성 정상의 세라믹 배치 및 이로부터 제조된 내화성 산물
JPS62200110A (ja) 水処理汚泥の溶融炉
JP3343297B2 (ja) 内張り用焼成耐火れんが
JPH07257979A (ja) 耐溶融スラグ耐火材原料組成物及び耐溶融スラグ耐火材
JP2006232653A (ja) 耐火煉瓦及び廃棄物溶融炉
JPH0415484A (ja) セメント焼成キルン用内張材
JPH10203862A (ja) 高温焼成マグクロ質れんが
JP2001253765A (ja) マグネシア−アルミナ−チタニア質れんが
JP4843414B2 (ja) クロム系不定形耐火材用原料組成物及びこれを用いた耐火材
JPH0360459A (ja) マグネシア―カルシア質耐火物
JPH11147755A (ja) 定形耐火物
KR970015531A (ko) 내식성 및 내마모성이 우수한 고산소 취입용 마그네시아-크로미아질 내화벽돌
JPS6143305B2 (ja)
JPH07291716A (ja) 塩基性耐火物
KR101396246B1 (ko) 시멘트 로터리 킬른용 마그네시아 내화물용 원료 및 이를 이용한 마그네시아 내화물
JPH06107451A (ja) 耐火物
JPH10158072A (ja) マグネシア−炭素質キャスタブル耐火物およびその施工体
JPS61141663A (ja) 黒鉛質塩基性耐火物
SU579321A1 (ru) Рафинировочный шлак
JP3637451B2 (ja) マグネシア・スピネル質れんが
RU2198859C1 (ru) Магнезиально-шпинелидный огнеупор
JP2004217497A (ja) マグネシア・クロミア質耐火物
JPH11278939A (ja) アルミナ−炭化珪素質耐火物
JP2000319073A (ja) 不定形耐火物および廃棄物溶融炉
JPH06116015A (ja) マグネシアドロマイト煉瓦及び精錬炉