JPS62199581A - 後２輪車両のスイングア−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、左右の後輪を一体に緩衝懸架する後２輪車
両のスイングアームに関する。

（従来の技術） 左右一対の後輪を持つ小型の３輪車、４輪車では、その
後輪がスイングアームによって−・体に懸架されるもの
がある。第３図はその一例として不整地走行用４輪車を
示すもので、操舵できる一対の前輪１とスイングアーム
３によって懸架される一対の後輪２を履き、車体４中火
に搭載されたエンジン５により後輪２を駆動して走行す
る。６は燃料タンク、７は騎乗型シートを示す。−り記
スイングアーム３は、左右一対のアーム部８を並べて構
成され、それぞれの前端のピボット部９にピボット＠１
０を通して車体４の後下部に軸支される。後輪は軸受ハ
ウジング１２を取？５！Ｉノる後輪支持部１１によって
一体に結合される。棚受ハウジング１２は左右端に後輪
２を固定したリヤアクスル１３を軸支する。スイングア
ーム３の適所には緩衝ユニット１４が弾装され、後輪２
は安定的に一体になって緩衝懸架される。１５はり曳フ
ァクスル１３に固定したドリブンスプロケットギアで、
エンジン出力軸に固定されたドライブスブ〔１ケツトギ
ア１６からチェーン１７を介して駆動される。

以上のようにスイングアーム３は、２本のアーム部８．
２個のピボット部９、後輪支梢部１１に大別され、各部
はそれぞれ機能上の要求に従って形状、強度、剛性が設
定され、おのずからその製作手段が分かれるものとなる
。例えばアーム部８は板金製、ピボット部９は鍛造、後
輪支持部は鋳造が適応される。これらの別部品を溶着し
て組立てるのであるが、部品点数が多いので溶接個所が
多くなり、形状が不統一なため溶接個所が？ＱＩで、特
に左右のアームが後方へ収猷ザるものではその傾向が強
く、また、アーム部８では、長尺物を（；するためには
池部品取着用のアラクツ１−類や左右をつなぐブリッジ
類の溶着を含め、溶接ラインが長＜＜’にる場合が多く
、熱歪みが発生しやすく均一な品質を１！することがむ
つかしいという問題があり、総体的にスイングアームの
生産性、精度、剛性を低いものとする要素を多分に持つ
ものであった。

（発明が解決しようとする問題点） 以上の通り、従来のスイングアームでは、部品点数が多
く、形状が＋ｔｉ純でないので、溶接個所が多くなり、
また溶接しにくい傾向があり、生産性、積電が低く、剛
性、信頼性に不安が残るという問題があった。

そこで、この発明は上記の問題点を解消するもので、ア
ーム部、ピボット部、後輪の支持部の形状を単純化して
、接続しやづくすると共に溶接個所の短縮化により生産
性、精度、剛性、信頼性が高くできるスイングアームの
提供を目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） この発明の（す２輪車両のスイングアームでは、鋳・鍛
造ピボット部、引き抜き成形材を縦方向に配した左右の
アーム部、引き抜き成形材を横方向に配した後輪支持部
とによって構成される。

（作用） アーム部および後輪支持部が引き抜き成形材を所定の長
さにカットするだけで極めて簡単に得られ、形状が単純
なので平面による突き合せで接合でき、溶着作業が容易
であり、アーム部先端にピボット部を接続する２り所だ
番プの溶性個所で、スイングアームの基本形が形成され
る。ピボット部を左右一体形にすれば、なお簡略化され
る。引き抜き成形材であるから精度が高く、熱歪みがな
いので剛性、信頼性が大巾に向上したものとして提供さ
れる。

（実施例） 以下この発明の実施例を図に就いて詳しく説明する。

スイングアーム２０は、アーム部２１、前端のピボッ１
へ部２２、後輪の後輪支持部２３により構成される。

アーム部２１は引き抜き成形材を適当長さにカットした
もので、第２同断面部Ｓで示すように、両側に角パイプ
形状２４を配し、両角パイプ形状２４の間を上下の平板
形状２５　ｒ　ｆ？続しだ断面形状をなす。平板形状２
５の前端部は切り取って窓２６をあり、この部分の角バ
イブ形状２４にピボット軸筒２７が横方向に貝通して溶
着される。ピボット軸筒２７は綾線１ユニツ１への下端
部を軸合する支１１１１１２８を支ｊ：ｉ′？するため
のものである。窓２６にＪζつで間口した平板形状２５
の間には、必要に応じ塞板２９が被着される。、３０は
角バイブ形状２４上面に突設したトルクリンク接続用ブ
ラケットである。

ピボット部２２は鍛造により成形され、左右一体型にな
っている。後面は平板に形成され、上記アーム部２１の
前端面と接合して溶着される。フレーム３１に締着され
たピボット軸３２を軸支する軸孔３３は、加工しやすい
ように左右分離している。３４はブツシュ、３５はロー
ラベアリングを示す。

後輪支持部２３は、角バイブ状断面の引き抜き成形材を
適当長さにカッｌ−１，た６ので、横向きにしてアーム
部２１の後端に溶着される。両側が開放されＩζ形状に
なり、この中にりＶアクスル３Ｇを軸支した軸受ハウジ
ング３７を収める。軸受ハウジング３７は平板なＬ下面
を持つ角形でそのＦ下面が後輪支持部２３の上下内面に
摺動可能に収まるよう設定される。また後輪支持部２３
の上下板には、上下１ｉ’５１−位首に複数個の前後方
向の長孔３８があき、ボルト３０が挿通され、下ル“５
；に締着ナッ１〜４０が螺合される１、このボルト３９
は軸受ハウジング３７に設けたボルト挿通孔４１に同時
に挿通される。ざらに軸受ハウジング３７には後方へ延
びるスタッドボルト４２が植設され、その後端は後輪支
持部２３の後板を貫通して後方へ突出し、調整ナツト４
３およびロックナツト４４が外部から螺合される。調整
ナツト４３を回わすことにより軸受ハウジング３７が後
方へ変位し、リヤアクスル３６上のドリブンスプロケッ
トギア４５に懸架したチェーン４６が緊張する。適度の
緊張に調整したところで、ロックナツト４４を緊締し、
さらに締着ナツト４０を締めて軸受ハウジング３７を後
輪支持部２３に強固に定着させる。

上記の構成によれば、部品点数は、アーム部２１、ピボ
ット部２２、後輪支持部２３の３つであり、主な溶接個
所は２ケ所で済み、また平板面を突き合せて接合するの
で、溶接作業がしやすく、精度がよい。

〔発明の効果〕

以上の通りこの発明の後２輪車両のスイングアームは、
鋳、鍛造ピボット部と引き抜き成形材のアーム部および
後輪支持部とを接合することによって構成されたもので
、各部の形状が単純化され、また接合のための溶接個所
が短縮化されて接続しやすく、生産性、精度を向上でき
ると共に、剛性が高くなって耐久性、信頼性が増し、こ
れを用いた１１２輪市山の走行性、安全性の保持に寄与
することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例になるスイングアームの側面
図、第２図は同一部切欠いて示した平面図、第３図は従
来のスイングアームを例示した不整地走行用４輪車の側
面図である。 ２０・・・スイングアーム、２１・・・アーム部、２２
・・・ピボット部、２３・・・後輪支持部、３２・・・
ピボット軸、３６・・・リヤアクスル、３７・・・軸受
ハウジング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋳、鍛造ピボット部、引き抜き成形材を縦方向に配置し
   たアーム部、引き抜き成形材を横方向に用いたリヤアク
   スル軸受ハウジング取着用後輪支持部とを溶着すること
   によって構成されたことを特徴とする後２輪車両のスイ
   ングアーム。