JPS60162519A - 製品の対抗引抜方法および引抜ミル - Google Patents

製品の対抗引抜方法および引抜ミル

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JPS60162519A
JPS60162519A JP1690384A JP1690384A JPS60162519A JP S60162519 A JPS60162519 A JP S60162519A JP 1690384 A JP1690384 A JP 1690384A JP 1690384 A JP1690384 A JP 1690384A JP S60162519 A JPS60162519 A JP S60162519A
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product
counter
billet
drawing die
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JP1690384A
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English (en)
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アナトリー、アンドリアノウイツチ、サベリエフ
イゴール、イオシフオウイツチ、ドブキン
フイクラト、セイダリオグリイ、セイダリエフ
エフイム、モイセーエウイツチ、ドンスコイ
ビクトール、ワシリエウイツチ、スモロデイン
ユリー、クシエレウイツチ、ドゾルツエフ
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GNI PI SPLAVOV TSVET METALL
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GNI PI SPLAVOV TSVET METALL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冶金の分野に関し、特に金属プレス加工、さ
らに特定すれば管、棒などのような製品の引抜に関する
本発明による方法は、特に熱交換器、測定器具。
アンテナおよび他の同様な構造体のための薄肉管の製造
に、攻撃的な媒体に使°用するのに特に重要な減少した
残留応力を有する特に精密な等級の管の製造に、また例
えばコンデンサ管などの場合のような金属構造体に関し
て厳重な必要条件が課せられる導波管やバイブを製造す
る際に、管の表面の劣化を避けるように仕上げ中管と工
具の間の少しの接触も許容しない管の製造に、種々の工
業に広く用いることができる。
対抗引抜は、外部摩擦を減少させ、かつ工具寿命を延は
丁ためにしばしば用いられる。
この方法では、金属が引抜ダイスに入る側で、引き抜か
れている金属に金属の移動方向と反対方向に力が加えら
れ、この力が対抗引張力と呼&’にれる。この設備によ
ると、ビレットが引抜ダイスに入る前でさえ軸方向に引
張応力がビレットに発生することになる。これらの応力
により、引抜ダイスに作用する金属圧力が減少し、この
ためダイス寿命が延びて摩擦応力が減少する。工具に作
用する圧力が下がると共に引張応力が増加するので、潤
滑状態が改善されかつ引抜後の弾性内応力が減少し、そ
のため製品の一ノ付正確な寸法を得ることが容易になシ
、かつ引抜ダイスの定寸肩部の摩耗が減少する。対抗引
抜を用いる際に製品の曲りを相当に減少させ、かつ残留
応力を低下させる。対抗引張力はまた管の壁厚の減少に
役立ち、管の横安定性の改良により薄肉管の直径の減少
が一層太ぎくなる。 。
対抗引抜中、金属と引抜ダイスに作用する力の関係から
次のようICなる、 PB = PH+ pc ここで、PRが引抜力であシ、P□1が引抜ダイスの変
形力であυ、PCが対抗引張力である。
上記の対抗引張技術を含む製品引抜方法は、当技術分野
で周知である。テーパー前端部を有する管状ビレットを
引抜リングを通し、そして引抜きを始める前に引抜リン
グに隣接して位置している引張シヘッドチャックに締め
付ける。ビレットの反対端部を他の引張シ装置のチャッ
クに締め付ける。前端を移動させると、ビレットが引抜
リングの溝を通して引き抜かれる。しかしながら、この
移動が、妨げられすに後端引張装置によシ対抗される。
これらの作用の組合わせによシ、ビレットを変形させ、
かつ後端引張り装置が引抜方向に、しかも引張ヘッドの
速度よシ低い速度で移動する。
この引抜方法の欠点は、引抜ダイスの製品に作用する変
形力の積極的制御がないことにある。製品の変形力は、
潤滑状態、工具の摩耗、表面仕上げ、ビレットの長さ方
向の金属強度の変動などのような、引抜中度化する種々
のファクタに依存する。このため、引抜きが前端部の広
い強度限界で実施されることになる。従って、単独バス
の縮小が制限されるので、長手方向向シおよび残留応力
のない管を製造することができない。
引張シヘッドが取り付けられた引抜スタンドを備え、引
張シヘッドには、ステップ式減速歯車装置を介して可変
速度で回転を伝達するモータを有するラック駆動部が設
けられた、管引抜用引抜ミルがこの技術分野で周知であ
る。第二の引張シ装置が、管状ビレットの後端に係合す
るために引抜スタンド反対端に設けられ、第二の引張り
装置が引抜棒によシ液圧シリンダのピストンロッドに連
結されている。液圧シリンダには、ピストンを往復運動
させる制御弁がある。引抜ミルには、丈た例えば、円錐
またはフレーアの形態の細くなる溝を有する引抜リング
がある。
従来技術の方法と装置の欠点は、変形状態および変形に
必要な応力の値をそれぞれ変化させる多数のファクタの
影響により、ビレットの前端部に付いて広い強度限界を
もって引抜方法を実施する必要にある。このため、単独
バスで得られる変形が一層低下する。さらに、このため
、製品材料の弾性変形が変動するので、製品の精度が一
層下がることになる。
対抗引張力を加えるために設けられた液圧シリンダを使
用するので、ビレット長さ、従って最終製品の長さが制
限され、このため、引抜ミルの製造能力が再制限される
。液圧シリンダの行程の制限は、その製造の困難性と関
連している。
本発明の目的は、引抜ダイスの製品の変形を連続的に制
御することによシ、引抜工程の安定性を相当に改善する
ことができる、製品の対抗引抜方法およびその方法を実
施する引抜ミルを提供することである。
この目的を達成するには、引抜ダイスを通して引抜中、
製品に引抜力を製品の移動方向におよび対抗引張力を反
対方向に加え、それにより、引抜ダイスの製品の変形力
を発生させることからなる製品の対抗引抜方法において
、本発明によシ引抜ダイスの変形力を、対抗引張力を変
えることによシ制御すれは良い。
このようにすることによシ、引抜工程の安定性および製
造される製品の精度が改善される。
対抗引張力を質えることによシ、引抜ダイスの製品の変
形力の値を一定に維持するのが望ましい。
これによシ、製造される製品の精度を改善することがで
きる、 引抜力の値は、対抗引張力を制御することにょシ一定に
維持するのが望ましい。これにより、引抜工程の信頼性
が高くなる。
引抜力は、製品側斜の降伏限界に等しい、引抜ダイスか
らの出口の製品の長手方向応力を与える値に近接して設
定するのが望丈しい。
このようにすることによシ、単独のバスで変形量を相当
に増加させ、従ってその工程の生産性を改善することが
できる。
引抜ダイスの製品の変形力は、製品材料の降伏限界に等
しい、引抜ダイスの入口と出口の製品の長手方向応力の
平均値を作る値に近接して設定するのが望ましい。この
ようにすることによシ、製造される製品の長手方向的り
が相当に減少し、このため製品をさらにひすみ取シする
作業を省くことができる。
本発明によシ、引抜ミルには、ビレットの前端と後端の
間に応力フィードバック手段を設けるのが望ましい。
フィードバック手段を設けることによシ、製造される製
品の精度、工程の安定性と生産性を改善し、製品の長手
方向面シを減らし、そして製品材料の残留応力を下げる
ことができる。
フィードバック手段は、力を伝達するフィードバック手
段の形態に設けるのが値ましい。
力を伝達するフィードバック手段によシ、構造の高い信
頼性と単純性が確保され、および寸法精度の高いかつ長
手方向応力と残留応力の減少した製品の製造ができる。
力を伝達するフィードバック手段は、差動歯車装置から
なるのが望ましい。
これにより引抜工程の信頼性が高くなる。
差動歯車装置は、ビレットの前端を締め付けて移動させ
るための装置に連結されるケーシングを有するのが望ま
しく、歯車がケーシングに2本の平行な軸に取シ付けら
れ、各歯車がそれぞれの歯付きラックと噛み合っておシ
、一方のラックが、ケーシングに取シ付けられた案内部
材に取シ付げられ、かつビレットの後端に連結され、他
方のラックがベッドにかたく固定され、そして歯車軸が
互いに力を伝達する関係にある。
この設計によれば、高い感度と迅速な応答のフィードバ
ック手段が得られ、このため引抜工程の安定性および製
造される製品の精度が改善される。
さらに、このよう1よ引抜ミルによれば、長手方向的り
が減少し、かつ製品材料の残留応力が下がった製品を製
造でさると共に、全体としてミルの信頼性が高くなる。
以下、本発明を、付図に示した実施例を参照して説明す
る。
製品の対抗引抜方法は次のように実施する。、ビレット
1(第1図)のテーパー前端部を、直立部3に取シ付け
られた引抜ダイス2へ給送して、引抜装置4に締め付け
る。ビレット1の後端部を対抗引張装置5に締め付ける
。対抗引張装置5には、対抗引張力制御器6が設けられ
ている。直立部3vcは、引抜ダイス2の製品の変形力
を感知するセンサ7があり、引張装置4には、引抜力を
感知するセンサ8がある。両方のセンサ7と8が、対抗
引張力制御器6に連結されている。
引抜を実施するには、ビレット1の前端に製品の移動方
向の引抜力PBを加え、かつ対抗引張力PCをビレット
の後端に反対方向に加え、その際対抗引張力PCが常に
引抜力PBよシ低いか、また等しくして、製品が第1図
の矢印Aにより示された方向に移動するのを妨げないよ
うにすれば良い。力PBとPCが引抜ダイス2に製品の
変形力PHを発生させ、これにより製品の横断面積と長
さの寸法の変化をもたらす。
次の式が力の約9合いの条件から出て来る。
PB二PH十P。
ここで、PBは引抜力であシ、PHが引抜ダイスの変形
力であり、Pcが対抗引張力である。
引抜ダイス2の製品の変形力PHはいくつかのファクタ
に依存することが知られており、この力は引抜中連続的
に変化する。従って、対抗引張力PCが変らない場合、
引抜ダイスの変形条件が変化すると、引抜ダイスの製品
の変形が変化し、従って引抜力が変化し、それによシア
法の安定性が下が9、製品の精度を損う。引抜ダイス2
で製品の変形力PHを変化させるファクタの影響を除去
するために、引抜過程に伴う力の間の上記の関係を念頭
において、対抗引張力P。のそれぞれの変化を用い、そ
の際その変化を全引抜過程中連続的に行う。引抜ダイス
2の製品の変形力を感知するセンサ7から、および引抜
力を感知するセンサ8から指令を受ける対抗引張制御器
6によシカPCを変える。対抗引張力PCの変化は、引
抜ダイス2の製品の変形力PHの変化に依存し、および
引抜力PBと対抗引張力P。対引抜ダイス2の製品の変
形力PHの所望の比率に依存して行われる。
対抗引張力を変えることにより、製品の正確な寸法を得
たい場合には、引抜ダイス2の製品の変形力PHを変化
させないようにする。そのような場合に、引抜力PBが
変えられる。引抜力PBの変化は、対抗引張力PCの変
化に等しい。すなわち、 ΔPB=ΔPc 従って、これらの二つの力の間の差に等しい引抜ダイス
2の製品の変形力PHが変らないので、次のような等式
がある。
対抗引張力Pcを変えることによυ工程の信頼性を改善
するために、引抜力PBを一定に維持する。この場合に
は、引抜ダイス2の製品の変形力PHを変える。かくし
て、 ΔPH”−ΔPに こで、ΔPHは引抜ダイス2の製品の変形力の変化であ
り、ΔPc は対抗引張力の変化である。
従って、これらの2つの力の和に等しい引抜力PBは、
引抜ダイス2の製品の変形力PHの変動と無関係に変ら
ず、このため引抜工程の信頼性が大幅に改善される。こ
れによシ、変形率を相当に増加させるようにビレットの
前端の最小限度の強度を有する引抜工程を実施すること
ができる。製品材料の降伏限界に等しい引抜ダイス2の
出口の長手方向応力を発生させる力に接近した引抜力P
Bでその方法を実施することができる。
対抗引張力PCを制御することにより、生ずる製品の長
手方向的りを下げることが必要な場合には、製品が引抜
ダイス2に入る個所と、製品が、′製品材料の降伏限界
に等しい引抜ダイスから出現する個所との間KjiJ品
材料の長手方向応力の平均値を発生させる値に近接して
引抜ダイス2の製品の変形力PHを設定する。
引抜ミル(第2図)は、案内部材IOを有1−るベッド
9を備えている。引抜ダイス2を有する直立部3、引張
装置4および対抗引張装置5がベッド9に取9付けられ
ている。引張装置4は、ペッド90案内部材10に取り
付けられたビレット1の前端部を締め付けて移動させる
ための装置11と、主駆動部12とからなシ、また対抗
引張装置5は、ペッド90案内部材10に取シ付けられ
たビレット1の後端を締め付けて移動させるための装置
13と、対抗引張駆動部14とからなる。引張装置4に
は、引抜力を感知するセンサ8が設けられている。引抜
ダイス2を有する直立部:3には、引抜ダイス2の製品
の変形力を感知するセンサ7が設けられており、また対
抗引張装置5は対抗引張力制御器6を有し、この制御器
はセンサ7と8に、および対抗引張駆動部14に接続さ
れている。ビレット1のテーパ一端部を引抜ダイス2へ
給送し、そしてビレットの前端を締め付けて移動させる
ための装置IHC締め付け、またビレットの後端部を、
ビレットの後端部を締め付けて移動させるための装置1
3に締め付ける。それから、主駆動部12と対抗引張駆
動部14を用いて、ビレット1を第2図の矢印Aの方向
に移動させる。主駆動部12と対抗引張装置14によシ
、ビレット1の前端と後端の移動速度を次のようにして
調和させる。すなわち、引抜力PBと引抜ダイスの製品
の変形力PHにより惹起される、引抜ダイス2の下流の
ビレットの長平方向応力に加えて、引抜ダイス2に入る
前のビレット1に長手方向応力を発生させ、この長手方
向応力は対抗引張力PCにょシ惹起させるようにする。
これらの力の間の関係は、次の等式により決められる。
PB:PIl+PC 製品の引抜中、センサ7が引抜ダイスの製品の変形力P
Hを感知し、センサ8が引抜力PBを感知し、そして予
め設定された引抜条件に必要な、予め設定された対抗引
張力を維持する対抗引張力制御器6に指令を送る。従っ
て、長手方向応力に関してフィードバックがビレットの
前端部と後端部の間で行われ、そのフィードバック手段
は、センナ7および8と、これらの応力の予め設定され
た比率を維持する対抗引張力制御器6とを有するサーボ
システムの形態である。
フィードバック手段は、カPH,l)BおよびP。
の間に次の関係を与えるように構成される。
PHニ一定、そのとき△1)B−△PcPB−一定、そ
のときΔPHニーΔPc。
長手方向応力の低い、正確に寸法法めした製品(仕上げ
操作)を得たい場合には、カPH9PBおよびPCの間
の関係を、センサ7と8および対抗引張力制御器6を有
するサーボシステムを用いて次の関係に従うように維持
する。
ここで、fb は引抜応力であシ、fo は対抗引張応
力で鼠シ、そしてこれは、等式 6式% を維持する際に得られる。
高い安定性の引抜工程で単独のバスで変形を一層大きく
じたい場合には、カPHI PBおよびP。
の間の関係を、センサ7と8および対抗引張力制御器6
を有するサーボシステムを用い1次の関係に従うように
維持する。
Wb ==一定。
ここで、f、は、等式 PH=△−PCl から得られる引抜応力である。
従って1本発明による引抜ミルによれば、製品の高い精
度をなしとげ、かつ引抜工程の高い安定性で単独のバス
で一層大きい変形をなしとげることができる。
フィードバックを行うには、サーボ制御弁や液圧ブース
タ、電気的サーボドライブ、ひすみ計などのような適当
な周知のシステムを用いれは良い、最も簡単で信頼性の
ある型式のフィードバック手段は機械的フィードバック
手段である。
引抜ミルの一実施例(第3図)において、引張装置4と
対抗引張装置5は、互いにおよび主駆動部12と力を伝
達する関係にある。このような場合において、引張装置
4がドラム15を有し、このドラムには、ビレット10
011端部?:諦め付けて移動させるための装置11に
連結されたケーブル16が固着されている。対抗引張装
置5は、引抜中ビレット1の長さの変化を決める量だけ
ドラム15の直径より小さい直径の迅速交換ドラム17
を有する。ドラム15と17が、主駆動部12に連結さ
れた共通軸18に数カ付けられている。ケーブル19が
ドラム17に固着され、かつビレット1の後端部を締め
付けて移動させるための装置13に、ベッド9に回転可
能に取シ付けられたプーリー加によシ連結されている。
主駆動部121Cより軸18が回転する間、ドラム15
と17も回転する。ドラム15がケープfi/16を巻
き取υ、ケーブル19がドラム17から巻き戻されると
共に、装置11と13が第3図に矢印Aで示した方向に
移動する。
このようにして、長手方向引張応力fc を、引抜ダイ
ス2に入る前のビレット1の材料に発生させ、この応力
により製品材料の対抗引張力PCが決まり、また引抜力
PBを決める長手方向応力f。
を引抜ダイス2の下流に発生させる。さらに、長手方向
引張応力f。は、引抜ダイス2に入る前のビレット1の
弾性変形の量を決め、かつドラム15と17の直径の比
がビレット−10前端と後端の変位の比、すなわち b−Lb を決める。
ここで、D、は引張装置4のドラム15の直径であシ、
Doが対抗引張装置5のドラム17の直径で、ILL 
がビレット1の前端の変位量であムL がビレット1の
後端の変位量である。
同時に、変位量り、とLcO間の関係が次の等式により
決められる。
ここで、μは引抜中のビレット1の伸びである。
引抜ダイスの製品の変形力PHが変化すると、例えは増
加すると、引抜力PBが増加し、すなわちビレット1が
引抜ダイス2へ入る所とそこから出る所の間の長手方向
引張応力の平均値が増大してビレットlの伸びμが増加
し、従ってμの値K 依存するビレットL。の後端の変
位量が減少することになる。ビレットの後端を締め付け
て移動させるだめの装置13の変位量は、ドラム15と
17の直径の比にのみ依存していて変らないので、この
ため引抜ダイス24C入る前のビレット10弾性変形が
減少し、従って長手方向引張応力σ。および対抗引張力
Pcが下がることになシ、そのため次いで引抜力PBが
減少し、このとぎ引抜工程を決める等式はΔPB−△P
cである。このようにして、引抜ダイス2の製品の一定
の変形力PHが維持される。この実施例のフィートノく
ツクシステムにつ0ては、製品それ自体が、引抜力を感
知するセンサ8であり、引抜ダイス2へ入る前のビレッ
ト1の部分a−bが対抗引張力制御器6である。塑性変
形の場合に、応力の変化が小さいと変形の変化が太ぎく
な9、かつ弾性変形の場合、変形σ)変化が小さいと応
力の変化が太ぎくなるので、上記のフィードバックは、
引抜工程の高い信頼性を保証するように高い感度と応答
速度を有する。
複雑な制御/ステムの必要がな(・。引抜ミルの一実施
例では、引張装置4と対抗引張装置5の間の、力を伝達
する応力のフィートノくツクを差動歯車装置の形態です
ることができる(第4図)。差動歯車装置21が減速伝
動装置nを経て主駆動部12に連結されている。差動歯
車装置は、軸回に固定された差動歯車おと、キャリヤ局
に取り付けられていてかつ歯車おおよび歯車27と噛み
合う遊星歯車5とからなる。キャリヤ房がスノロケット
四に連結され、かつ歯車27がスフーロケツl−29に
連結されている。スプロケツ)28および29に、無端
チェノ32および33[よ多連結されたスブロケツ)3
0および31が、ベッドに取シ伺けられている。チェノ
32およびおが、ビレット1の前端を締め付けて移動さ
せるための装置11に連結され、かつチェノ33が、ビ
レット1の後端を締め伺けて移動させるための装置13
に連結されている。軸Uの回転中、差動歯車器も回転し
て遊星歯車5を経てキャリヤがと歯車27を回転させる
。キャリヤ九が、スフ′ロケットあおよび39とチェノ
32fc14て、ビレットの前端を締め付けて移動させ
るための装置11を駆動し、またm 車27 カスプロ
ケット29および31とチェノ33を経て、ビレット1
の後端を締め付けて移動させるだめの装置13を駆動す
る。軸U、キャリヤ局および歯車27におけるトルクの
和がゼロに等しいので、差動歯車21のカー伝達比に依
存する、キャリヤがおよび歯車γの一定比のトルクがあ
ることに留意しなければならない。キャリヤ局のトルク
が引抜力PBに対応し、かつ歯車nのトルクが対抗引抜
力PCに対応する。引抜中、量ΔPBだけの引抜力PB
の変化が、量ΔPcだけの対抗引張力PCの変化と同時
に起こる。PB対PCの比と同様にΔPB対△Pcの比
が、差動歯車21のカー伝達比によシ決められ、これに
よシビレットが引抜ダイスへ入る所とそこから出る所の
間に一定値の平均長手方向応力が与えられ、 すなわち、引抜ダイスの変形力PHが変らない。
このようにすることによシ高精度の最終製品が得られ、
かつ降伏限界に近接する (′b十“Cの値で実施する
ことができ、このようにして高い安定性の工程で製品の
長手方向曲シを低下させる。
差動フィードバックシステムの一実施例は、直線差動歯
車装置の形態でも良い(第5図、第6図)。
ビレット1の前端を締め付けて移動させるための装置1
1が、ビレット1の後端を締め付けて移動させるための
装置13に、共通のチェノ伝達部34によ多連結されて
いる。引抜ミルでビレット1の後端を締め付けて移動さ
せるための装置13は直線差動歯車装置35を有し、こ
の装置は、案内部材37を有するケーシングIからなり
、その中に歯車38と39が収容され、一方の歯車、例
えば歯車間がラック40と永久的に噛み合っておシ、こ
のラック40は、ケーシング36の案内部材37に取り
付けられていて。
かつビレット1の後端のクランプ41に連結され、歯車
39は、ベッド9にかたく固定されたラック42と噛み
合っている。直線差動歯車装置のケーシング36が、チ
エン伝動部34に連結され、また互いに噛み合う交換歯
車43 、44が、歯車38および39の軸に固定され
ている。この引抜ミルは次のように作用する。
ビレット10)鍛造した端部を引抜ダイスへ給送して、
ビレット1の前端部を締め付けて移動させるための装置
11に締め付ける。同時に、ビレット1の後端部をクラ
ンプ41によシ係合させる。それから、ビレット1の前
端を締め付けて移動させるための装置11を主駆動部1
2により移動させる。直線作動歯車装置35のケーシン
グあがこれと同期して移動する。固定ラック42の上を
歯車39が転動するので、ラック40が歯車間、43お
よび44によυケーシング36に対して移動する。この
ような機構により、ビレット1の前端と後端の調和しな
い変位が生じ、これによシ、引抜中その伸びμが決めら
れる。ビレット1の前端と後端の間の応力フィードバッ
クは、第2図に示した引抜ミル9に起る応力フィードバ
ックと同様である。
従って、本発明による製品の対抗引抜方法、およびこの
方法を実施するための引抜ミルにより、仕上げ製品の寸
法精度を相当に改善し、その長手方向−りおよび製品金
属の残留応力を低下させることができ、また本発明の方
法と引抜ミルを同様に製造工程の終シに仕上げるために
用いることもできる。これによυ、ひずみを取ったシ残
留応力を緩和したシする付加的な作業を省いて、製品の
製造に必要な製造設備の部品の数を減らし、作業員、製
造面積、所要動力などを削減することができる。
さらに、本発明による製品の対抗引抜方法によれは、単
独のバスで変形量を増加させることができ、これによシ
製品の生産性が大幅に改善され、製造段階の数が減少し
、そして製造費用が削減される。
本発明による装置は簡単でかつ信頼性があシ、また作業
工場にその装置を導入する費用も高<7【(So
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製品の対抗引抜方法を示す原坤図
、第2図は不発明による製品の対抗引抜方法を実施する
ための引抜ミルの概略図、第3図は本発明によるビレッ
トの前端と後端の間に機械的応力フィードバック手段を
有する引抜ミルのカー伝達図、第4図は本発明による差
動歯車装置の形態の機械的フィードバック手段を有する
引抜ミルのカー伝達図、第5図は本発明による直線差動
歯車装置の形態の機械的フィードバック手段を有する引
抜ミルのカー伝達図、第6図は本発明による第5図の直
線作動歯車装置の横断面図である。 1・・・ビレット、2・・・引抜ダイス、3・・・直立
部、5・・・対抗引張装置、9・・・ベッド、1工・・
・ビレットの前端を締めつけて移動させる装置、 13・・・ビレットの後端を締めつけて移動させる装置
、 PB・・・引抜力、PC・・・対抗引張力、PH・・・
変形力。 出願人代理人 猪 股 清 第1頁の続き [相]発 明 者 イゴール、イオシフオウイツチ、ド
ブキン 0発 明 者 フイクラト、セイダリ オグリイ、セイダリエ フ @発明者 エフイム、モイセーエ ウイツチ、ドンスコイ 0発 明 者 ビクトール、ワシリエ ウイツチ、スモロデイ ン 0発 明 者 ユリ−、クシニレウィ ッチ、ドゾルツエフ ソビエト連邦モスクワ、ウーリツツア、バビロワ、52
、フルブス、3、カーベー、218 ソヒエト連邦モスクワ、ウーリツツア、ゴロバチエフ、
17、カーベー、125

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、引抜ダイスを通して引抜中、製品に引抜力(PB)
    を製品の移動方向に、および対抗引張力(PC)を反対
    方向に加え、それにより引抜ダイスの製品の変形力(P
    lN) を発生させる段階からなる製品の対抗引抜方法
    において、対抗引張力(PC)を変えることによシ引抜
    ダイス(2)の製品の変形力(PH)を制御することを
    特徴とする方法。 2、対抗引張力(PC)を変えることによシ引抜ダイス
    の製品の変形力(PH)を一定に維持する、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3、対抗引張力(Pc)′f:変えることにより引抜力
    (PB)を一定に維持する、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 4、製品材料の降伏限界に等しい、引抜ダイス(2)の
    入口と出口の製品の長手方向応力の平均値を作る値に近
    接して、引抜ダイスの製品の変形力(PH)を特徴する
    特許請求の範囲第2項記載の方法。 5、製品材料の降伏限界に等しい、引抜ダイス(2)の
    出口の製品の長手方向応力を与える値に近接して、引抜
    力(PB)を特徴する特許請求の範囲第3項記載の方法
    。 6、引抜ダイスを通して引抜中、製品に引抜力(PB)
    を製品の移動方向に、および対抗引張力(PC)を反対
    方向に加え、それによシ引抜ダイスの製品の変形力(P
    H)を発生させる段階からなる製品の対抗引抜方法を実
    施するための引抜ミルであって、引抜ダイスを支持する
    直立部が取り付けられたベッドと、引抜ダイスから出現
    するビレットの前端を締め付けて移動させるための装置
    と、ビレットの後端を締め付けて移動させるための装置
    を有する対抗引張装置とを備えた引抜ミルにおいて、ビ
    レット(1)の前端と後端の間に長手方向応力フィート
    ノ(ツク手段が設けられていることを特徴とする引抜ミ
    ル。 7、長手方向応力のフィードバック手段が、力を伝達す
    るフィードバック手段からなる、特許請求の範囲第6項
    記載の引抜ミル。 8、力を伝達するフィードバック手段が差動歯車装置(
    21)からなる、特許請求の範囲第7項記載の引抜ミル
    。 9、差動歯車装置が、ビレット(11の前端を締め付け
    て移動させるための装置(11)に連結されるケーシン
    グ(36)と、ケーシングに二本の平行な軸に取り付け
    られた歯車(38,39)とを備え、各歯車がそれぞれ
    の歯付きラック(40,42)と噛み合っておシ、一方
    のラック(4のが、ケーシング(36)に取り付けられ
    た案内部材(37)に取υ付はうtt、、かつビレット
    (1)の後端に連結され、他方のラック(41)がベッ
    ド(9)にかたく固定され、そして歯車軸(38,39
    )が互いに力を伝達する関係にある、特許請求の範囲第
    8項記載の引抜ミル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62199581A (ja) * 1986-02-28 1987-09-03 スズキ株式会社 後2輪車両のスイングア−ム
JP5325356B1 (ja) * 2012-09-20 2013-10-23 株式会社エフ・エー電子 伸線機及び伸線方法
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