JPS62199305A - 外周可変の締付けスリ−ブを具備した工作物または工具用締付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、円筒形内腔を有する本体と、これに同心に配
設され、軸方向に互いにずれた内側および外側の原状旋
削みぞを有する直径可変の円筒形締付はスリーブと、向
き合う側において軸方向に支持された該締付はスリーブ
の前端に対して軸方向に作用する締付けナットまたは類
似部材とを具備した工作物または工具用締付は装置に関
するものであり、棒又はパイプの固着等に利用されるも
のである。

（従来の技術） 締付はスリーブの直径の可変性が縦みぞにより実現され
る（　Ｄ　Ｂ　Ｐ　１６０２７４９　）様式の締付は装
置のほかに、軸方向に互いにずれた内側および外側の環
状旋削みぞを具備した装置も存在している。

前記装置では、締付けナットまたは類似部材を用いて締
付はスリーブを軸方向に圧縮することにより、同時にそ
の内径および外径における直径変化が生じるため、締付
はスリーブは円筒形本体の内腔においては外側へ向かっ
て、また工作物または工具の円筒形外壁においては内側
に向かって夫々支持されることになる。

しかし、簡単な短い締付は装置においては、締着された
工具の回転精度に関する困難が生じる恐れがある。とい
うのは、締付けねじの直接的締付けは、ねじ山の精度不
良のゆえに相応のねじれを生じ得るからである。さらに
、軸方向に互いにずれた環状旋削みぞを有する締付はス
リーブを具備した短い簡単な締付は装置においては、実
現できる締付は力、即ち伝達できるトルクが、特別な適
用例に対しては不十分だからである。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、従来の締付は装置に於ける上述の如き問題、
即ち、締付けねじれによる被締付物の回転精度の狂いや
締付力の不足の問題を解決せんとするものであり、本発
明の目的は、冒頭に述べた様式の締付は装置を、それが
非常に簡単な構造および小さな寸法を維持しつ＼、高い
回転精度を有すると共に高いトルクの伝達にも適合する
ように構成することにある。

（間、ｑ点を解決するための手段） 前記目的を達成するため、本発明は、円筒形内腔を有す
る本体と、これに同心に配設され、軸方向に互いにずれ
た内側および外側の環状旋削みぞを有する直径可変の円
筒形締付はスリーブと、向き合う側において軸方向に支
持された該締付はスリーブの前端に対して軸方向に作用
する締付けナットまたは類似部材とを具備した工作物ま
たは工具用締付は装置において、少なくとも該締付けナ
ット１０または類似部材から離れた該締付はスリーブ３
の端部が、相対円錐部材１４と共同作用を為す円錐スリ
ーブ８として構成されていることを、発明の基本構成と
するものである。

（作用働効果） 締付はスリーブ３と相対円錐スリーブを本発明にしたが
って組合わせて締付ける際に、好ましくは円錐スリーブ
８を軸方向にスリットすることにより、締付は装置の内
側には高められた、より容易な半径方向への加圧性が生
じ、それによって著しく高いトルクが伝達できるのであ
る。

又、環状旋削みぞを有して前記相対円錐部材１４端に前
置される締付はスリーブ３は、締着された工具の円錐締
具に対するより正確な調整に従前通り寄与している。

構造を簡略にするために、相対円錐部材１４はゆるんだ
案内リング１１として構成されるべきであるが、このこ
とは、案内リング１１のスリットによって、付加的によ
り高い外側への拡張力ならびに円筒形本体におけるより
高い締付は力が実現できるという、付加的な長所をもた
らすのである。

極めて有利なことが実証されたのは、締付けナット１０
または類似部材に面した締付はスリーブ３の端部が□こ
の場合には、むろんスリットされていない一円錐スリー
ブ９として構成され、さらに該スリーブ９に対して、ゆ
るんだ案内リング１２として構成されて締付けナット１
０により加圧される相対円錐スリーブが係合することで
ある。

その際の構成は、締付は力が締付けナット１０または類
似部材を介して導入される際に、ます°”後方の、スリ
ットのゆえにより柔軟な円錐スリーブ８が閉じるように
行われている。次いで、締付はスリーブ３の中央部分が
強く軸方向に緊張することにより、締着された工具の正
確な調整が達成されるが、これは前側のスリットされて
いない円錐スリーブ９によりさらに付加的に修正される
。

締付けナット１０とスリットされていない円錐スリーブ
９との間に案内リング１２を配設することにより、締付
けナット１０のゆがみをもたらすようなねじ山の精度不
良がスリットされていない円錐スリーブ９の均一な緊張
に影響を及ぼすことが阻止される。というのは、そのよ
うな公差およびゆがみは該案内リング１２によって受容
されるからである０ （実施例） 本発明のその他の長所、特徴および詳細は、ひ七つの実
施例に関する以下の説明から、また本発明に基づくひと
つの締付は装置の縦断面図にしたがって明らかとなる。

図面には、円筒形の内腔２を有する本体１が示されてお
り、この本体１の中に、軸方向に互いにずらされた内側
及び外側の環状旋削みぞ４，６および５，７を有する円
筒形の締付はスリーブ３が同心的に配設されている。

締付はスリーブ３の両端は円錐スリーブ８および９とし
て構成されており、締付けナット１０から離れた円錐ス
リーブ８はスリットされているが、円錐スリーブ９はス
リットなしの仕様であるのが好ましい。円錐スリーブ８
，９のそれぞれに、ゆるんだ案内リング１１および１２
として構成された相対円錐スリーブが配設されるが、こ
れらの相対円錐スリーブは、スリットされていても、あ
るいはスリットされていなくてもよい。案内リング１１
は、本体ｌの肩部１３において支持される。

締付は力を締付けねじ１０を介して導入する際に、案内
リング１２は、締付けねじ１０のねじ山不良およびそれ
から生じるゆがみが、締付はスリーブ３およびそれらの
円錐スリーブ８，９へ影響を及ぼすことのないように機
能する。

本発明は、図示された実施例に限定されるものではない
。締付けナット１０の代わりにばね座金を用いた締付は
力導入の池の方法と共に−これらの場合には、案内リン
グ１２による本発明に基づくゆがみ調整はもはや必要と
されない一内側にのみ環状旋削みぞが設けられ且つスリ
ットされた円錐スリーブ８を備えた締付はスリーブ３と
、案内リング１１とが配置される簡略化された仕様を選
択することができる。

【図面の簡単な説明】 図面は、本発明の一実施例に係る締付は装置の縦断面図
である。 １　　　本体 ２　　　内腔 ３　　　締付はスリーブ ４．６　内側環状旋削溝 ５．７　外側環状旋削溝 ８．９　円錐スリーブ １０　　　　締付けナット １１．１２　　案内リング １３　　　　肩部 １４　　　　相対円錐部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　円筒形内腔を有する本体と、これに同心に配設され
   、軸方向に互いにずれた内側および外側の環状旋削みぞ
   を有する直径可変の円筒形締付けスリーブと；向き合う
   側において軸方向に支持された締付けスリーブの前端に
   対して軸方向に作用する締付けナットまたは類似部材と
   を具備した工作物または工具用締付け装置において、少
   なくとも前記締付けナット（１０）または類似部材から
   離れた前記締付けスリーブ（３）の端部が、相対円錐部
   材（１４）と共同作用を為す円錐スリーブ（８）として
   構成されていることを特徴とする外周可変の締付けスリ
   ーブを具備した工作物または工具用締付け装置。 ２　円錐スリーブ（８）が軸方向にスリットされている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の外周可
   変の締付けスリーブを具備した工作物または工具用締付
   け装置。 ３　相対円錐部材（１４）が、ゆるんだ案内リング（１
   １）として構成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項または第２項に記載の外周可変の締付けスリ
   ーブを具備した工作物または工具用締付け装置。 ４　締付けナット（１０）または類似部材に面した締付
   けスリーブ（３）の端部がスリットされていない円錐ス
   リーブ（９）として構成され、このスリーブ（９）に対
   して、ゆるんだ案内リング（１２）として構成されて締
   付けナット（１０）により加圧される相対円錐スリーブ
   が配設されることを特徴とする特許請求の範囲第１項、
   第２項又は第３項に記載の外周可変の締付けスリーブを
   具備した工作物または工具用締付け装置。 ５　両案内リング（１１）、（１２）が、スリットされ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項
   、第３項又は第４項に記載の外周可変の締付けスリーブ
   を具備した工作物または工具用締付け装置。