JPS6219929Y2 - - Google Patents

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JPS6219929Y2
JPS6219929Y2 JP885681U JP885681U JPS6219929Y2 JP S6219929 Y2 JPS6219929 Y2 JP S6219929Y2 JP 885681 U JP885681 U JP 885681U JP 885681 U JP885681 U JP 885681U JP S6219929 Y2 JPS6219929 Y2 JP S6219929Y2
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JP
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annular
holder
magnetic
annular holder
flat plate
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JP885681U
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JPS57122512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地磁気を利用して方位を表示する装置
における磁気センサの組付構造に関するものであ
る。
近年、自動車など移動体の進行方向を知るもの
として、地磁気の磁力線を検出する磁気センサを
車体外部の磁気遮蔽を受けない個所に取り付け、
これにより検知された方角に関する電気信号を運
転席前部のダツシユボードに設けた指示計器に導
き、この指示計器の指示位置によつて現進行方向
を知らしめる装置が各種提案されている。
一般にこの種磁気センサは環状磁心の全周にト
ロイダル状に捲回した交流励振巻線と、この励振
巻線による励振波に同期し外部磁界の検出方向成
分に対応した電気信号を出力する直交した出力巻
線とから成り、この基本素子を車体の任意個所へ
堅固に収納保持し、かつ上記巻線と処理回路部と
を確実に接続するための収納部材をより簡易な構
造で提供することが実装化のうえでの緊急な課題
となつている。
本考案は、特に自動車等の振動の激しい条件下
に装着され、組立て容易にして極めて堅固に収納
固定でき、かつ巻線の自動化に支障を来すことな
く断線しやすい巻線をより安全に接続し得、処理
回路部との電気的破断を確実に防止して誤動作の
ない信頼性のあるセンサ構造を提供せんとするも
のである。
以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を
詳述する。
図において、1は上下ケースの嵌合で閉成する
合成樹脂製環状ホルダで、その上面にして四方4
個所のうち対向する2個所に突起1a,1bを一
体形成している。2は高透磁率特性を有する磁性
材料で環状に形成した磁心であり、複数枚の薄い
平板状のものを上記環状ホルダ1内に積層配置さ
れる。3は磁心2が飽和するに充分な程度に励振
するための交流励振巻線で、上記環状ホルダ1の
全周にわたり、突起1a,1bを避けてトロイダ
ル状に捲回してある。4は上記環状ホルダ1の突
起1a,1b形成面側に、交流励振巻線3の捲回
した上部から配設する樹脂製環状平板で、その四
方には仕切り用の段部4a,4b,4c,4dが
形成されるとゝもに、対向する段部4a,4bに
は上記突起1a,1bと嵌合する孔4A,4Bが
形成されかつ他の段部4c,4dには上方へ平行
に立設する柱状ピン4C,4Dが形成されてい
る。5,6は上記励振巻線3によつて発生する磁
力線と周囲磁場(地磁気)による磁力線とによつ
て磁心2内に発生する交流励振信号の第2高調波
信号のみを取り出すための出力巻線で、各々は上
記環状平板の段部4a〜4dによつて形成される
案内部4ac,4bdおよび4bc,4daを通り、そ
の検出方位成分が直交するべく環状ホルダ1を含
んでトロイダル状に捲回される。ここで、上記励
振巻線3と出力巻線5,6は自動巻線機によつて
ホルダに捲回されるため、大きな突起類は捲回の
障害となるが、全周にわたつて励振巻線3が捲回
されるホルダ1には自動巻きに支障のない程度に
突出した突起1a,1bを形成しており、さらに
環状平板4に形成した柱状ピン4C,4Dはその
形成位置が、直交して捲回する出力巻線5,6位
置とは異なるため、方向を決めて干渉することな
く捲回できるため、巻線の自動化に支障を来すこ
となく組立てを簡易なものとする。特に励振巻線
3はホルダ1にトロイダル状に捲回するため、全
周にわたつて自動巻きするうえでも突起1a,1
bは特に障害とならず、出力巻線5,6はトロイ
ダル状でなくとも直交して捲回すればよいため、
その方向の固定とともに柱状ピン4C,4Dを干
渉しない位置で形成できる。7は上記励振巻線3
および出力巻線5,6の導出端部を接続する複数
本の金属端子8を立設した樹脂製環状基板で、上
記環状平板4の柱状ピン4C,4Dに対応する位
置に貫通孔7C,7Dを形成しており、この貫通
孔7C,7Dに上記柱状ピン4C,4Dを貫挿し
て固定し、上記巻線3,5,6の導出端部を対応
する金属端子8にラツピングにより電気接続して
いる。9は上記金属端子8を介して励振巻線3に
励振波を印加し、あるいは出力巻線5,6からの
出力信号を導出し、外付の処理回路部との信号路
を形成するプリント基板で、上記柱状ピン4C,
4Dおよび金属端子8と対応する位置に各々を挿
通する孔10C,10Dおよび11を形成し、か
つ金属端子8と半田付等で電気的に接続する電路
12を形成しており、柱状ピン4C,4Dには圧
入あるいは熱容着等で堅固に止着される。
上記組立体は樹脂製ケース13に収納保持され
たのち樹脂モールドで密封され、処理回路部への
信号線14を導出して樹脂製蓋体15にて閉塞さ
れ、車体への取り付けが可能となる。
以上の構成によれば磁心、励振巻線および出力
巻線よりなるセンサの収納保持が極めて堅固とな
り、励振信号あるいは出力信号の供給、導出も確
実で、上記巻線の処理回路部への接続においても
極めて耐振性に秀れており安全性の面でも有効で
あるばかりでなく、その構造上から極めて容易に
組み立てることができ、巻線の自動化にも支障を
来すことなく生産性に秀れた信頼性の高い磁気セ
ンサを提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気センサの一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同センサの組み立て断
面図である。 1……環状ホルダ、1a,1b……突起、2…
…磁心、3……交流励振巻線、4……環状平板、
4a〜4d……仕切り用段部、4A,4B……
孔、4C,4D……柱状ピン、4ab〜4da……
案内部、5,6……出力巻線、7……環状基板、
7C,7D……貫通孔、8……金属端子、9……
プリント基板、13……樹脂ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高透磁率特性を有する磁性材料で形成した複数
    枚の環状磁心を上下で嵌合する合成樹脂製環状ホ
    ルダ内に積層配置するとゝもに、上記ホルダの上
    面にして四方4個所のうち任意2個所に突起を一
    体形成し、上記環状ホルダの全周にわたつて上記
    磁心に励振波を与える交流励振巻線をトロイダル
    状に捲回し、上記環状ホルダの上面とほぼ同形の
    樹脂製基板であつて、四方に仕切り用段部が設け
    られ、上記環状ホルダ上面の突起位置に対応した
    2つの段部には上記突記と嵌合する凹部もしくは
    貫通孔を形成しかつ他の段部には平行に立設する
    柱状ピンを形成した環状平板を配設するとゝも
    に、上記環状平板の段部により仕切られる各々対
    向する案内部を通り、上記環状ホルダを含んで
    各々の検出方向が直交するべく出力巻線を捲回
    し、上記励振巻線および出力巻線の導出端部を接
    続する複数本の導電端子を立設した樹脂製環状基
    板を、上記環状平板の柱状ピンに対応する位置に
    形成した貫通孔に上記柱状ピンを貫挿して固定
    し、さらに上記導電端子および柱状ピンに対応す
    る位置に各々を挿通する孔を形成しかつ導電端子
    と電気接続する電路を形成したプリント基板を上
    記柱状ピンにより止着したことを特徴とする磁気
    センサ。
JP885681U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPS6219929Y2 (ja)

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JP885681U JPS6219929Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

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JPS57122512U JPS57122512U (ja) 1982-07-30
JPS6219929Y2 true JPS6219929Y2 (ja) 1987-05-21

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