JPH036024Y2 - - Google Patents

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JPH036024Y2
JPH036024Y2 JP6520786U JP6520786U JPH036024Y2 JP H036024 Y2 JPH036024 Y2 JP H036024Y2 JP 6520786 U JP6520786 U JP 6520786U JP 6520786 U JP6520786 U JP 6520786U JP H036024 Y2 JPH036024 Y2 JP H036024Y2
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JP
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noise filter
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coil
terminal
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JP6520786U
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JPS62177111U (ja
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はプリント配線板に装着するノイズフイ
ルタ装置に関する。
<従来の技術> 従来電子機器のプリント配線板上に配置し信号
ラインに接続されるノイズフイルタ装置は、絶縁
処理した環状磁心に複数本の電線を個別にまたは
一括して巻き回したチヨークコイルを、第6図に
示すように底面に突出片11と所定の配列の複数
本のピン端子2を備えた高耐熱性絶縁材料からな
る端子台1上に載置し、コイルの端末をそれぞれ
端子台1の側面の案内縦溝12を通してピン端子
2の附け根部分に巻き付け、さらに半田槽に浸漬
する半田付(以下単に槽半田付と呼ぶ)により接
続している。
<考案が解決しようとする問題点> 従来のノイズフイルタ装置は、プリント配線板
上に安定に装着するために、突出片11の高さを
コイルの端末とピン端子2との接続部分より大き
く設定する必要がある。したがつてノイズフイル
タ装置の高さが大きく他の装着部品の制限高さを
超えることがあり、半田槽への浸漬に耐える絶縁
材料からなる端子台は高価である欠点がある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は従来かかる欠点を除き、環状磁心に複
数本の電線を巻き回したチヨークコイルを、複数
個の端子が側面と底面間に貫設された絶縁材から
なる端子台上に載置し、コイルの端末を端子の側
方突出部に接続してなるノイズフイルタ装置であ
り、高さ寸法が従来より小さく、安価なノイズフ
イルタ装置を得るにある。
<実施例> 本考案によるノイズフイルタ装置の実施例を第
1図の平面図と第2図の平面図に示す。
図面に示すようにチヨークコイル3は、環状磁
心を収納する環状空間が形成された環状体31と
環状空間を塞ぐ環状の蓋板32とからなる絶縁ケ
ース内に環状磁心を収納する。さらに絶縁ケース
の上から複数本の電線(図では平行4本電線)3
3を絶縁ケースの中央孔を通して巻き回し、端末
を絶縁ケースの半径方向に互いに反対方向に引き
出す。
端子台4は第3図に示すように通常の絶縁性樹
脂材料よりなり、長辺側面が外方へ弧状に膨出し
た樽形の平面形状の台板である。この端子台4は
その中央部にコイル3を絶縁ケースの軸線を垂直
にして載置できる外形寸法で底面に4個のスタン
ドオフ用小突起41が設けられている。また端子
台4にはく字状の複数個(図では8個)のピン端
子がその一方の端部を装着すべきプリント配線板
の配線に対応する所定の配列で底面から突出さ
れ、他方の端部を弧状側面の上方辺縁近傍から放
射状に、僅かに上方に向けて突出貫設されてい
る。
コイル3の電線33の両端末をそれぞれ端子台
4の弧状側面の中央部と対向させて、第2図に示
すようにコイル3を端子台4上に配置し、電線3
3の端末をそれぞれピン端子5の側方突出部に巻
き回し、コイル3と端子台4を接着剤、充填剤な
どにより固着した後槽半田付により接続してノイ
ズフイルタ装置が形成される。
槽半田付は、端子台4を弧状側面側にピン端子
5の側方突出部がほぼ垂直になるように横倒しに
し、弧状側面の上辺縁を半田槽液面に沿つて転が
すようにして、ピン端子5の側方突出部だけを順
次に半田槽に浸漬して行うことができる。端子台
4は半田槽に浸漬される部分がなく、半田槽の熱
気に曝される部分が少ないので、高い耐熱性の絶
縁材料で作られる必要はない。したがつて安価な
端子台を用いてノイズフイルタ装置の原価を低減
できる。第1図から明らかなようにコイル3は横
置きで、スタンドオフ用小突起41の高さが小さ
いので、ノイズフイルタ装置の高さ寸法は小さ
い。
第4図および第5図は本考案の他の実施例の外
観図および部分縦断正面図である。
コイル3は既に説明したと同様のものである。
端子台6は絶縁性樹脂材からなる長方形の台板
であり、底面にスタンドオフ用の低い突出片61
が突設され複数個のく字状ピン端子5が端子台6
に埋設貫設させてる。また第5図に示すようにピ
ン端子5の一端は底面から下方に、他端は側面上
辺縁近傍から斜め上方に向けて突出されている。
突起62は端子台6の中央部に突設するか、環状
体31の外周面に突設するかし、コイル3を絶縁
ケースの軸線を水平にして置く安定に縦置くため
の部材である。
いまコイル3を端子台6上に縦置きに固着し、
電線33の端末を絶縁ケースの軸線方向で互いに
反対方向に引き出し、それぞれピン端子5の側方
突出部に巻回し槽半田付により接続してノイズフ
イルタ装置を組み立てる。この構成の場合の槽半
田付はコイル3の項縁部と端子台6の側面が半田
槽液面に触れないようにして片側4本ずつを半田
槽に浸漬すればよく、端子台6は通常の耐熱性を
備えた安価なものでよい。端子台6の突出片61
の高さ寸法は僅かでよく、従来の端子台1の突出
片11の高さ寸法とほぼ同じ寸法だけノイズフイ
ルタ装置の高さ寸法を小さくすることができる。
<考案の効果> 以上説明したように本考案によれば、通常の耐
熱性の絶縁材料からなる安価な端子台を用い、コ
イルの端末とピン端子との接続を側方突出部にお
いて、槽半田付により行うので、高さ寸法が従来
より小さく、安価なノイズフイルタ装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す外観正面
図、第2図は第1図の外観平面図、第3図は第1
図、第2図における端子台を示す外観斜視図、第
4図は本考案による他の実施例を示す外観斜視
図、第5図は第4図のA−A線による部分断面正
面図、第6図は従来のノイズフイルタ装置に用い
られる端子台の例を示す外観斜視図である。 1,4,6……端子台、2,5……ピン端子、
3……チヨークコイル、33……電線、11,6
1……突出片、41……小突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状磁心に複数本の電線を巻き回したチヨーク
    コイル3を、複数個のピン端子が側・底面間に貫
    設された絶縁材からなる端子台4に載置し、前記
    電線の端末を前記ピン端子の側方突出部に接続し
    てなるノイズフイルタ装置。
JP6520786U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH036024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6520786U JPH036024Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6520786U JPH036024Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177111U JPS62177111U (ja) 1987-11-10
JPH036024Y2 true JPH036024Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=30902067

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JP6520786U Expired JPH036024Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62177111U (ja) 1987-11-10

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