JPS62199120A - 位相同期回路の引込時間短縮方式 - Google Patents

位相同期回路の引込時間短縮方式

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Publication number
JPS62199120A
JPS62199120A JP61040459A JP4045986A JPS62199120A JP S62199120 A JPS62199120 A JP S62199120A JP 61040459 A JP61040459 A JP 61040459A JP 4045986 A JP4045986 A JP 4045986A JP S62199120 A JPS62199120 A JP S62199120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
voltage
pull
time
time constant
Prior art date
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Pending
Application number
JP61040459A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Inamoto
稲元 隆明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP61040459A priority Critical patent/JPS62199120A/ja
Publication of JPS62199120A publication Critical patent/JPS62199120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は位相同期回路の引込時間短縮方式に関し、特に
、過渡応答時の引込時間を短縮する方式1式% (従来の技術) 第2図は一般的な位相同期(P L L)回路のブロッ
ク図であり、PLL回路は位相比較回路1.ループフィ
ルタ2及び電圧制御発振器(VCO)3から構成される
。特開昭59−22843号公報に開示された従来の引
込時間短縮方式を適用した回路図を第3図に示す、同図
に示すように、ループフィルタ2を抵抗R1,R,及び
コンデンサCから成り時定数の大きい通常のラグリード
フィルタ(L、P、F)に対し、抵抗R2とコンデンサ
Cの接続点に一端が接続される抵抗R4の他端に、電圧
Vを抵抗R9とR6で分圧したv3をスイッチ4を介し
て印加するように構成されている。
この従来方式では、電源投入直後、スイッチ4を抵抗R
4側に接続し1時定数の非常に短い回路(vt=R4C
)4mより、VCO3の入力LmVCO3の引込み周波
数範囲内の電圧V、をVCO3の初期引込時間より短い
間印加することにより、PLL回路の初期引込時間の短
縮を図っている。その後は、スイッチ4を開放して通常
のラグリードフィルタで動作させるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら1以上述べた従来方式では、vCo3の制
御電圧Vcに正しく追随させるものでないため、電源投
入時のような限定された場合にだけしか適用できないと
いう欠点があった。
本発明は1以上の述べた欠点を除去し、過渡応答時の引
込時間を短縮することが可能な位相同期回路の引込時間
短縮方式を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために1位相比較器の出
力を平滑化して電圧制御発振器に制御電圧を与えるルー
プフィルタを備えた位相同期回路において、前記ループ
フィルタが、第1のコンデ゛ ンサ及びこれより容量の
大きな第2のコンデンサの選択により時定数の切換を可
能にするように設けられ、位相が同期するまでは第1の
コンデンサを選択すると共に、第2のコンデンサの両端
の電圧を第1のコンデンサの両端の電圧に追従させ。
位相が同期したときには第2のコンデンサを選択する位
相同期回路の引込時間短縮方式である。
(作用) 本発明によれば1以上のように位相同期回路の引込時間
短縮方式を構成したので、次のように作用する。位相が
同期するまでは小さい容量の第1のコンデンサを選択し
て時定数を小さくすることにより、応答速度を速くする
ように作用する。これと同時に、ループフィルタ(例え
ばラグリートフィルタ)から切り離されている第2のコ
ンデンサの両端の電圧(充電又は放電電圧)を制御電圧
に対応する第1のコンデンサの両端の電圧(充電又は放
電電圧)に正確に追随させることにより、第2のコンデ
ンサをループフィルタに接続したときに新たに充電又は
放電する時間が不要となるように作用する。このため、
位相が同期したときに。
大きい容量の第2のコンデンサを選択して時定数を大き
くしたときにも応答速度を速くするように作用する。従
って、ループフィルタの時定数が大きい場合でも、過渡
応答時の引込時間を短縮することができる。
(実施例) 第1図は本発明の方式を適用した一実施例の回路図であ
って、第2図のループフィルタ2に引込時間短縮機能を
付加したものである。また1本実施例の回路では位相が
同期したか否かを示すLD信号を使用するため、第2図
の位相比較器1としてL D (L ock D et
act)機能を有するものを使用し、位相比較器1より
LD信号を得ている。第1図において、R19R2は抵
抗、C1,C,はコンデンサで、C工く〈C2となる関
係の容量を持つ。5は電圧比較器、6a、6b、6cは
スイッチ、7a、7bはインバータ、8a、8bはアン
ドゲートであるs9aは位相比較器1の出力Pcを入力
する入力端子、9bは位相比較器1からのLD信号を入
力する入力端子こ9cは抵抗R1とR2の接続点より得
られる制御電圧Vcを第2図のVCO3へ出力する出力
端子である。
抵抗R,,R,及びコンデンサC□は入力端子9aとア
ースの間に直列に接続されて時定数の小さいラグリード
フィルタを構成する。抵抗R2とコンデンサC□の接続
点は、入力端子9bからのLD信号を切換のための制御
信号とするスイッチ6aを介して、一端がアースされる
コンデンサc2の他端に接続されている。コンデンサC
2のプラス側にはアンドゲート8a、8bの出力を各々
切換のための制御信号とし、アースに接続する放電用の
スイッチ6cと、充電電源電圧Vrに接続する充電用の
スイッチ6cとが接続されている。電圧比較器5は非反
転端子に入力されるコンデンサC工の両端の電圧V□と
、反転端子に入力されるコンデンサC2の両端の電圧v
2とを比較し、その出力をアンドゲート8bの一方の入
力端子に、インl< −タフbを介してアンドゲート8
aの一方の入力端子にそれぞれ入力している。アンドゲ
ート8a、8bの他方の入力端子には入力端子9bから
のLD信号がインバータ7aを介して入力される。
次に動作を説明する6 0ツク(同期)していないときには、入力端子9bに入
力されるLD信号はu L uとなり、スイッチロaを
開放にして容量の小さいコンデンサC1を選択すること
により時定数の小さいラグリードフィルタとなり、応答
速度を速くするにれと同時に、アンドゲート8a、8b
をONにして、電圧比較器5及びスイッチ6b、6cに
よりコンデンサC2の充放電電圧v2をコンデンサ口工
の充放電電圧v1に追随させる動作を行う。即ち、コン
デンサC1の電圧V工とコンデンサC2の電圧v2を電
圧比較器5で比較し、コンデンサC2の電圧v2が低い
場合には電圧比較器5の出力がatH”となり、アンド
ゲート8bの出力が“Httとなるのでスイッチ6cが
閉じてコンデンサC2は充電電源電圧Vrにより急速に
充電される。逆に、コンデンサC2の電圧v2が高い場
合には電圧比較器5の出力が“L”となりアンドゲート
8aの出力がH”となるので、スイッチ6bが閉じてコ
ンデンサC2は急速に放電される。この結果、スイッチ
6aが開放状態の間でもコンデンサC2の電圧v2はコ
ンデンサC1の電圧v1に正確に追随することになる。
従って、スイッチ6aを閉じたときにコンデンサC2を
あらためて充電又は放電するための時間が不要となり、
応答速度を速くすることができる。
次にロックしたときにはLD信号は“H”となるのでス
イッチ6aは閉じてコンデンサC□にコンデンサC3が
並列に接続される。この結果、抵抗R工、R2及びコン
デンサC□t C2で形成されるラグリードフィルタは
時定数の大きいものとなる。
このように1本実施例によれば位相が同期していない場
合には小さい容量のコンデンサ口工により時定数を小さ
くして応答速度を速くすると共に、付加する大きい容量
のコンデンサC2の電圧v2をコンデンサC1の電圧v
1に追随させることにより、位相が同期したときに、コ
ンデンサC2を付加して時定数を大きくした場合にも応
答速度を速くすることができる。従って、過渡応答時の
引込時間を短縮することが可能となる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ループフィルタの
時定数が大きい場合でも制御電圧に正確に追随した時定
数の切換を行っているので、電源投入時のような特殊な
場合だけでなく、シンセサイザの周波数チャンネル切換
時のような過渡応答時にも引込時間を短縮できる。従っ
て、シンセサイザ型の電圧制御発振器を使用して低域ま
でFM変調特性を拡大し、しかも応答速度を速くしたい
ときに有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の方式を適用した実施例の回路図、第2
図は一般的なPLL回路のブロック図、第3図は従来の
方式を適用した回路図である。 1・・・位相比較器、2・・・ループフィルタ、3・・
・電圧制御発振器(VCO)、5・・・電圧比較器。 6 a、 6 b、 6 c−スイッチ、7a、7b−
インバータ。 8a、8b・・・アンドゲート+ 9a、9b・・・入
力端子。 9c・・・出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 位相比較器の出力を平滑化して電圧制御発振器に制御電
    圧を与えるループフィルタを備えた位相同期回路におい
    て、 前記ループフィルタが、第1のコンデンサ及びこれより
    容量の大きな第2のコンデンサの選択により時定数の切
    換を可能にするように設けられ、位相が同期するまでは
    第1のコンデンサを選択すると共に、第2のコンデンサ
    の両端の電圧を第1のコンデンサの両端の電圧に追随さ
    せ、 位相が同期したときには第2のコンデンサを選択するこ
    とを特徴とする位相同期回路の引込時間短縮方式。
JP61040459A 1986-02-27 1986-02-27 位相同期回路の引込時間短縮方式 Pending JPS62199120A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02235453A (ja) * 1989-03-09 1990-09-18 Kenwood Corp タウ・デイザ・クロツク追跡ループ
JPH0356227U (ja) * 1989-10-03 1991-05-30
JP2004072757A (ja) * 2002-07-31 2004-03-04 Northrop Grumman Space & Mission Systems Corp 過渡特性に優れた低ノイズ切換型ロー・パス・フィルタ

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