JPS62198640A - ペルフルオロカルボン酸の製法 - Google Patents

ペルフルオロカルボン酸の製法

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JPS62198640A
JPS62198640A JP61292623A JP29262386A JPS62198640A JP S62198640 A JPS62198640 A JP S62198640A JP 61292623 A JP61292623 A JP 61292623A JP 29262386 A JP29262386 A JP 29262386A JP S62198640 A JPS62198640 A JP S62198640A
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コンラート・フオン・ウエルネル
アントン・プロブスト
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/16Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第1項によるペルフルオロ化
した脂肪族カルボン酸の製造方法に関する。
べ〃フルオロカルボy酸を得る種々の方法が知られてい
る。例えばカルボン酸の塩化物またはフッ化物の電気フ
ッ素化はディー・ラインズ(D、 Line日)および
エイチ・スーツクリツフエ(HoSut、cliffe
 ) ;ジャーナル・オプ・ザ・ツルアリン・ケミスト
リー(J、Fluorine Chsm、)第17巻(
1981年)第425頁およびそこに引用された文献に
記載されている。しかしこの電気フッ素化は、長鎖の酸
の場合には、ペルフルオロ化されたエーテルとアルカン
が競合して生じるので収率が小さい。米国特許第4,4
00,325号明細書から知られているヨードベル7/
I/オロアルカンの発煙硫酸による酸化は、高い収率を
生じるが、ヨードを回収する特別の後処理が必要である
。米国特許第4.221.734号明細書からはペルフ
ルオロカルボン酸をヨードベルフルオ筒アルカン、亜鉛
および二酸化炭素から製造することが知られているが、
この製造は費用のかかる亜鉛の活性化の後に非プロトン
性溶剤中でしかうまく行かない。米国特許第4.138
,417号明細書には式R,OH: OH2で示される
アルケンのオゾン酸化が知られているが、この酸化はペ
ルフルオロ化したア、ルデヒドとオゾンとから成る最初
に生じた混合物を他の酸化剤で処理する必要があるので
面倒である。ジー・ギザード(c、 Guigard 
)およびシー・ジー・ベグイン(0,G、 Begui
n) ;ジャーナル・オブ・ザ・フルアリy−ケミスト
リー(1,Fluorine Ohem、)第13巻(
1979年)第175頁によれば式R,an = OH
2で示されるオレフィン(7)酸化1d、二酸化ルテニ
ウムを触媒として使用すると種々の酸化剤でもうまく行
くがこの場合には高価な触媒の費用のかかる回収が不可
欠になる。
特公昭43−29,129号明細書には過マンガン酸カ
リウムおよび水を使用してS、5,4.4−テ)?フル
オロー4−プロモー1−ブテンからβ−ブロモテトラフ
ルオロプロピオン酸を製造することについて記載されて
いる。ペルフルオロ化された比較的長いアルキル鎖をも
つアルケンにとの方法を適用すると、反応は制御不可能
に起こる、即ち後続の比較試験から分るように最初は反
応が起こらず、後に反応が、抑えることのできないほど
激しく起こる。この難点は多分幾つかの場合に非常に希
釈した過マンガン酸塩の水溶液を使用することによって
避けることができるが、その場合には長い反応時間が必
要であり、非常に不利な空時収量しか得られない。
ところで、特に長鎖のペルフルオロ化した脂肪族カルボ
ン酸を、相当するペルフルオロアルキルエーテルから、
円滑に進行するたやすく制御することのできる反応で、
比較的良い空時収量で製造することのできる方法が見い
出された。
該方法ハ、ペルフルオロアルキルエチレンを水溶液中で
場合によシ高い温度で過マンガン酸塩で酸化することに
よってペルフルオロカルボン酸を製造する方法にして、
式I 〔式中Rfは6ないし18個の炭素原子を含む直鎖状も
しくは分校状のペルフルオロアルキそれ水素原子を意味
するかまたは1ないし5個の炭素原子を含むアルキル基
を意味する〕で示される化合物1/pモル(ここで9は
式■の分子中の二重結合の数である)を、0.001な
いシロ。1モルの少なくとも一つのアルキル−および/
またはアリールアルキル−基を含む第四級アンモニウム
塩の存在下で反応させ、反応の終了後に混合物を酸性に
し、生じた酸化マンガン(5)を分離するかまたはマ/
ガ/(■)塩に還元して溶解させ、生じたペルフルオロ
モノ−もしくはジーカルボン煉を分離し、所望により更
に精製することを特徴とする方法である。
式IO化合物においてRfは直鎖状または分校状のペル
フルオロアルキレン基であることがでキル。環式構造を
もつペルフルオロアルキレン基も本発明の意味では分校
状である。これらが18個以上の炭素原子を有する場合
には、出発物質は一層手に入れにくくなシ、反応時間は
長くなシ、反応混合物の後処理はしばしば一層むずかし
くなる。Rfが6個以下の炭素原子をもつペルフルオロ
アルキレン基である場合には、本発明による反応を同様
に使用することができるが、既知の技術水準による方法
よりも少し有利である。出発物質を手に入れやすく、製
造したペルフルオロカルボン酸を使用することができる
ので、Rfが6ないし10個の炭素原子を有する式■の
化合物が好ましい。2がy、HまたはBrである式■の
化合物にも同じことが言える。更に、Rf 、 R2そ
して存在する場合にはR5およびR4がそれぞれ水素原
子またはメチル基もしくはエチル基である化合物が優先
的に使用され、上記の基が水素原子である場合に特に良
い結果が得られる。
pが式■の分子中の二重結合の数である場合に反応は式
Iの化合物1/pモル当、り 0.001ないし0.1
モルの少なくとも1個のアルキル−および/またはアリ
ールアルキル−基を有する第四級アンモニウム塩の存在
下で行なわれる。第四級アンモニウム塩が0.001モ
ル以下の場合には、反応は制御不可能になって非常に希
釈して行なわなければならないので、空時収量が非常に
悪くなる。式■の化合物1/pモル当り0.1モル以上
の第四級アンモニウム塩を使用することは可能であるが
、高い費用に引合う追加の効果がそれにより認められな
い。0.01モルから0.05モルまでの範囲内の第四
級アンモニウム塩で行なうのが好ましい。
第四級アンモニウム塩としては例えば4個の同じアルキ
ル−もしくはアリールアルキル−基をもつもの例えばテ
トラブチルアンモニウム塩、テトラヘキシルアンモニウ
ム塩もしくはテトラベンジルアンモニウム塩または長鎖
のアルキル基と3個の同じ短鎖アルキル基とをもつもの
例えばパルミチル) IJメチル塩もしくはラフリルト
リエチル塩が適する。第四級アンモニウム塩として式(
(R5)2(R’)2N)”!−オ!び式((R’)、
R’N)”!−の化合物の中の少なくとも一つを使用す
ると特に良い結果が得られる;これらの式のR5は8な
いし20個の炭素原子を含むアルキル−またはアリール
アルキル−基を意味し、R6は1ないし3個の炭素原子
を含むアルキル基を意味し、X−は次の群: C1”’
、Br−1R’5O−1so42−1PO4’−5R8
PO4’−1(R8)2po4’−1R’80. ’−
1R’PO32−1(R’)2PO3’ −から選ばれ
る1h部のm価のイオンを意味し、上記のイオンのR7
は1ないし4個の炭素原子を含むアルキル基でありセし
てR8はHであるかまたは1ないし4個の炭素原子を含
むアルキル基である。過マンガン酸イオンによって酸化
されない殊に無機酸のもつとほかの陰イオンを、前記の
造塩性陰イオンの代シに使用することもできる。数種類
の第四級アンモニウム塩の混合物を使用することもでき
る。
式■で示される化合物も、該式!で示される数種類の化
合物の混合物も、適していて過マンガン酸塩で水溶液中
で酸化される。このために水溶性の即ち20℃で1 d
m3の水に少なくとも0.5g溶解する過マンガン酸塩
を使用するのが得策である。このために先ず第一に元素
の周期系の第1族および第1族の金属の過マンガン酸塩
特に過マンガン酸ナトリウムまたは過マンガン酸カリウ
ムが、たやすく安価に手に入れることができるので問題
になる。
反応は10ないし100℃で行なわれる。10℃以下に
冷却することは一般に必要でなく、低い温度でも反応は
無用なほどゆっくシ進む。1o。
℃以上では、望ましくない副反応が増加するほかに、低
沸点溶剤を使用する特別の場合には耐圧装置を使用する
ので費用がかかる。殊に20ないしくSO”Cで行なう
・ 全部の過マンガン酸塩が溶解する量の水を加える必要は
ない。一般に、使用する式■の化合物11当シ1ないし
10g、殊に2ないし5gの水を使用すれば十分である
。反応の初めに幾らか存在する過マンガン酸塩から成る
底部物質は反応中に後から溶解する。反応混合物を例え
ばかく拌機によって流動状態に保つと、後から溶解させ
る過程にも反応混合物を冷却によって一様な温度に調節
するKも有利になる。式IO化合物III当Dりo、9
以上の量の水を使用することもできるが、それによって
空時収量が悪くなり、この欠点を相殺する有利な効果は
認められない。
使用すべき過マンガン酸塩の量は、式Iの化合物の種類
に左右される。式Iの化合物の2がp、c6またはBr
を意味しそしてR1およびR2がHを意味する場合には
殊に該化合物3モル当シ少なくとも10モルの過マンガ
ン酸イオンが使用される。それに対して式■の化合物の
2が一0H=CH2を意味しそしてR1およびR2がH
を意味する場合には殊に該化合物3モル当シ少なくとも
20モルの過マンガン酸イオンが使用される。
式Iの化合物の2がP、C1またはBrを意味しそして
R1およびR2が1ないし5個の炭素原子を含むアルキ
ルを意味する場合には殊に該化合物1モル当シ少なくと
も2モルの過マンガンR3およびR4が、互いに同一で
あるかまたは相違していて1ないし5個の炭素原子を含
むアルキルを意味する場合には殊に該化合物1モル当夛
4モルの過マンガン酸が使用される。
過マンガン酸イオンの量は前記のすべての場合にもつと
多くてもよいが、一般に前記の最少量の1.5倍を越え
るべきではなく、そうでないと反応は高くつき、副反応
も促進される。過マンガン酸イオンの量が前記の最少量
の1.3倍を越えない場合に、特に良い結果が得られる
本発明による反応には一般に水塊外の他の溶剤は必要で
ない。特別の場合、例えば式■の化合物が選択した反応
条件で液状でない場合には、式Iの化合物を全部まだは
一部分液体状態に変えるために有利に、過マンガン酸イ
オンにょって酸化しえない溶剤を一緒に使用することが
できる。このような溶剤としては例えば、その水素原子
が全部または大部分フッ素原子もしくは塩素原子によっ
て置換されているような低級炭化水素が適する;該炭化
水素は分子中にフッ素原子と塩素原子とが一緒に存在す
ることもでき、この低級ハロゲン化炭化水素は常圧で少
なくとも50℃の沸点を示すことを規準とする。例えば
ジクロロメタン、クロロホルムまたは1.1.2− )
 I7 フルオロ−1,2,2−)ジクロロエタンを挙
げることができる。
新規な反応は大抵の場合に常圧で行なわれる。
既に上に述べたように、相当する溶剤および前記の範囲
内の反応温度を使用する場合には、約I MPaまでに
な9うる反応混合物の自己発生圧力で行なうことが必要
になシうる。
反応時間は、反応成分および選択した温度に左右される
。一般に0.5ないし15時間後、殊に1ないし8時間
後に反応が終る。
非常に純粋な出発物質、特に注意深く精製し九式Iの化
合物を反応に使用する場合には、生じた酸化マンガン(
!V)は十分に濾過しうる形で沈殿し、反応が終った後
に熱時P遇することによって反応混合物から分離するこ
とができる。単に工業用の純度の式lの化合物を使用す
る場合には、酸化マンガン(ff)の−過がしばしば困
難なので、殊1iないし6.5の酸性溶液で酸化マンガ
ン(財)を水溶性のマンガン(■)化合物に還元する。
酸性反応の調節および維持には例えば硫酸またはリン酸
が適する。還元剤としては例えば亜硫酸塩、亜リン酸塩
、亜リン酸、シュウ酸またはギ酸を使用する。二酸化硫
黄を使用するのが好ましい;なぜなら二酸化硫黄は安価
であり、円滑に反応し、過度の発泡による問題が生じな
いからである。二酸化硫黄は、ガスの形で使用すること
ができるかまたは反応混合物中に生じさせることができ
る。
酸化マンガン(ff)を熱時炉別するかまたは水溶性の
マンガン(1)化合物に変えた後に、生じたペルフルオ
ロアルカンカルボン酸を反応混合物から分離する。この
ことは、水に難溶性のカルボン酸の場合には、単に戸別
することによってまたは単に有機相を分離することによ
って行なうことができ、その際濾過ケークまたは液状有
機相を、酸性にした水で洗う。合わせた水相を適当な水
不混和性溶剤または溶剤混合物で抽出することによって
収率を改善することができる。
溶剤を蒸発させた後に更に別の量のペルフルオロアルカ
ンカルボン酸が得られる。適当な溶剤の例は、フッ素お
よび/または塩素または臭素を含み1ないし3個の炭素
原子を有するが炭素原子1個当り1個よりも多い水素原
子を含まない炭化水素、全部で4ないし8個の炭素原子
を有するジアルキルエーテル、または水不混和性ケトン
である。生じたペルフルオロアルカンカルボン酸がたや
すく水に溶解する場合には、酸化マンガン(ITJを分
離または還元した後に、反応混合物を蒸発乾固し、残渣
を所望により例えば硫酸で酸性にし、ぺ/I/フルオロ
カルボン酸を蒸留によってまたは上記のように抽出によ
って分離して得るのが好ましい。
このようにして得られたペルフルオロアルキルカルボン
酸の純度は、多くの使用目的に十分である。必要な場合
には、該カルボン酸を通常の方法例えば場合により減圧
で分留することまたは例えばトルエンもしくはクロロホ
ルムから再結晶することによって、更に精製することが
できる。
本発明によって製造されたペルフルオロアルカンカルボ
ン酸および特にその塩例えばアルカリ塩もしくはアンモ
ニウム塩は多くの目的に、例えば特にフッ素含有単量体
の重合用界面活性剤として、はんだの7ラツクスとして
そして滑剤として使用することができる。それらは消火
剤用のフッ素化化合物を製造するための前駆物質として
も使用される。
既に最初に述べたように、本発明による方法は、かなり
長い鎖長でもペルフルオロアルキルカルボン酸を円滑な
たやすく制御しうる反応で高い純度でそして十分な空時
収量で製造することを可能にする。
以下、例を挙げて本発明を更に詳しく説明する:製造し
たペルフルオロアルキルカルボン酸は、19F−核磁気
共鳴によって、蟲該技術水準に従ってヨク化ペルフルオ
ロアルキルからマグネシウムと反応させ、次に二酸化炭
素と反応させそして加水分解して製造した相当する化合
物と比較して同定される。幾つかの場合には、ペルフル
オロアルキルカルボン酸はそのメチルエステルに変えら
れてガスクロマトグラフィーによって分析される。
例1 ガラス製の実験室用装置で、脱塩水200♂中塩化トリ
オクチルメチルアンモニウム4.0g(o、o 1モ/
L/)の溶液へかく押下で過マンガン酸カリウム125
 i (0,8モル)を加える。激しくかく拌しながら
徐々に70.69 (0,2モル)のべ/L/フルオロ
ヘキシルエチレンtm加−r:b。
要するに式Iの化合物3モル当り12モルの過マンガン
酸イオンを使用する。加え始めてから15分後に温度が
40℃に上がる;外部冷却によって反応混合物の温度を
40ないし45℃に保ち、2.5時間後までに全部のペ
ルフルオロヘキシルエチレンを加える。その後に更に3
0分間かく拌し、次に混合物を70℃に加熱し、加熱し
九圧力濾過器でp遇する。濾過ケークを100傷3の熱
湯で洗い、合わせたF液をロータリーエバポレーターで
蒸発乾固する。このようにして得られた固体に蒸留装置
で注意深<200m5の濃硫酸を加える;その際最初に
二酸化炭素の発生によって泡が生じる。蒸留によって1
500Pa(沸点ニア5〜76℃)で70.5.9のべ
/I/フルオロヘプタン酸が得られる。収率は96.B
 %(ガスクロマトグラフィーで測定した)、純度は9
9.8 %である。生成物は室温に冷却するすると凝固
する。
例2 ガラス製の実験室用装置で、脱塩水200ゴ中ジデシル
ージメチルーアンモ二ウムーメトスル7アート1.85
 p (0,004モル)の溶液へかく押下で過マンガ
ン酸カリウム6811(0,43モル)を加える。激し
くかく拌しながら徐々に74.89 (0,2モル)の
06/F、、−0H= 0(cH,)2を滴加するQ式
■の化合物1モル当り2.15モルの過マンガン酸イオ
ンを使用する。後の処理を、例1に記載したと同様に行
なうと、6 q、75 fiのペルフルオロへブタン酸
が得られる(収率95.8%)。
例6 ガラス製の実験室用装置で、脱塩水20011Il中硫
酸水素ジデシルジメチルアンモニウムトB211(o、
oo4モ/L/)の溶液へかく押下で過マンガン酸カリ
ウム10917 (0,69モル)を加える。激しくか
く拌しながら徐々に79.229(0,2モル)の((
1!FS)2C!?−(OF、)4−1:’H: OH
2を3時間で、40℃の反応混合物の温度で滴加する。
式Iの化合物5モルfip10.35モルの過マンガン
酸イオンを使用する。S時間後に、かく拌を続けながら
注意深<65cm’の濃硫酸を加えて酸性にする。次に
、500♂の冷たい飽和亜硫酸ナトリウム溶液をそして
次に更に1501の亜硫酸す) IJウム水和物を加え
、90℃で全部の酸化マンガン(ff)が溶屏するまで
かく拌する。
下の有機相を分離し、室温に冷却した水相をジエチルエ
ーテルで抽出する。エーテル抽出物を蒸発させると50
.8.litの残渣が得られ、これを有機相と合わせ、
50♂の濃硫酸を加えた後に蒸留する。1500Paで
83ないし84℃の沸点を有する7 7.5517の(
OFり20F−(OF2)4−000Hが無色の液体と
して得られる。これは914%の収率に相当する。生成
物は99.2%の純度を有する。
例4 次の相違はあるが例3におけると同様に行なう:200
cWL3の代りに5 Q Oc1n’の水をそして式(
011’5)20F−(OF2)4−CH==OH2の
化合物の代りに110.6g(0,2モル)のペルフル
オロデシルエチレンを使用する。これは、式Iの化合物
6モル当り過マンガン酸イオンが10.65モルになる
。40℃の代シに50ないし55℃の反応混合物の温度
で3時間反応を行なう。例5に記載したと同様に硫酸を
加えて酸化マンガン(IY)を亜硫酸と反応させた後に
室温に冷却して無色の固形の粗製酸を淡紅色に着色した
溶液から炉取し、100cIn3の冷水で洗う、50c
WL5の濃硫酸を加えた後に生成物を1500 Paの
圧力および132ないし135℃で昇華させる。99.
19のペルフルオロウンデカン酸が、103ないし10
4℃の融点を有する無色の固体として得られる。これは
87.8 %の収率に相当する。
例5 ゴム引かく押接を備えた10d!l115のゴム引かま
で、15,25 fl (0,049モル)のジオクチ
ル−ジメチル−アンモニウムクロリドを4250cfn
3の脱塩水に溶解させ、1354g(8,57−f−ル
)の過マンガン酸カリウムを加える。この混合物を10
分間かく拌し、次に40℃に加熱する。次に、60 O
rpmのかく押接の回転数で、2.46モルのペルフル
オロオクチルエチレンを含有する1225gの工業用ペ
ルフルオロオクチルエチレン(不純物=9.0重量%の
C1゜F2.Hおよび1.5%の他のフッ素化合物)を
5時間で加える;その際に反応混合物の温度を冷却によ
って55℃に保つ。式■の化合物5モル当り10.45
モルの過マンガン酸イオンを使用する。
更に1時間かく拌する;その際50分後には、55℃の
温度に保つための冷却はもう必要でない。次に、96%
硫酸1285gを、二酸化炭素の発生によって生じる泡
ががまの中で上方へ上がシ過ぎないように徐々に加える
。かく拌し続けながら次に排気弁を閉じて650gの二
酸化硫黄ガスを3.5時間でがまのガス区域の中へ導入
する:その際に混合物の温度を冷却によって45℃に保
つ。更に30分間かく拌した後に酸化マンガン(岡は完
全に還元されている。次に排気弁を開き、がまの中味が
500 rpmのかく押接の回転数で80ないし90℃
に加熱される間に毎時3 ’Odm3の窒素の流れをが
まの中へ導入する。加熱とかく押接を止めて15分間待
った後に、まだ約70℃の熱い液状の下の有機相を分離
する。この有機相を550gの濃硫酸と混合し、減圧で
塔によって蒸留する。2400Paの圧力で沸点は11
0ないし111℃である。
57ないし59℃の融点を有する970gの固形のペル
フルオロノナン酸が得られる。収率は85.0 %であ
る。ガスクロマトグラフィー分析によれば生成物は99
.5 %までがペルフルオロノナ/酸からそして0.7
チがペルフルオロオクタン酸から成る。
例6 ガラス製の実験室用装置で、脱塩水100♂中ジオクチ
ル−ジメチルアンモニウムクロリド0.61 ji (
0,002モル)の溶液へかく押下で過マンガン酸カリ
ウム110.6.jir (0,7モル)を加える。激
しくかく痒しながら次に徐々に35.417 (0,1
モル)の3.3,4,4,5,5,6,6,7,7゜8
.8−ドデカフルオロ−1,9−デカジエンを1時間で
滴加する。式■の化合物3モル当り21モルの過マンガ
ン酸イオンを使用する。、氷水で冷却することによって
反応混合物の温度を20℃に保ち、次に更に1時間室温
でかく拌する。
次に50℃に加熱し、生じた酸化マンガン(IVIを低
圧で戸別する。濾過ケークを80℃の水100―3と一
緒にかく拌し、再び低圧で戸別する。合わせたF液を、
p!(1になるまで硫酸を注意深く加えることによって
酸性にし、20℃に冷却し、6回100dずつのジエチ
ルエーテルで抽出する。合わせたエーテル抽出物からロ
ータリーエバポレーターによってただちに出来るだけ完
全にエーテルを除く。この場合、出来るだけ速かに行な
うべきである、というのはペルフルオロジカルボン酸は
エーテル溶液中にかなシ長く置くとエーテル分解を受け
てそれのエチルエステルに変るからである。このように
して得られた生成物を、10(”IFI’の無水硫酸を
加えた後に0.1paの圧力で、湿気を完全に除いて昇
華させる。
142ないし144℃の融点を有する、非常に吸湿性で
ある無色の固体として30.5gのドデカフルオロヘキ
サン−1,6−ジカルボン酸が得られる。収率は78.
2%である。
比較例A 特公昭43−29129号明細書から既に知られている
方法と同様にペルフルオロノナ/酸を製造することを試
みる。このためK、還流冷却器付のs o o cm’
入るかく押装置で、激しくかく拌しながら、過マンガン
酸カリウム55.44g(0,35モル)および脱塩水
150 cItsから成る90℃の熱い混合物へペルフ
ルオロオクチルエチレンを滴加する。先ず、認識しうる
反応は起こらない。約15gのペルフルオロオクチルエ
チレンを加えた後に、フラスコの中味が圧力の上昇で速
かに冷却器を通って外へ出るほど反応が急に激しくなる
。それ故、試験を中止する。
1.12:181:1の重量比の過マンガン酸カリウム
、水およびペルフルオロオクチルエチレンの混合物の示
差熱分析によって、400℃から初めて発熱反応である
ことがわかる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペルフルオロアルキルエチレンを水溶液中で場合
    により高い温度で過マンガン酸塩で酸化することによっ
    てペルフルオロカルボン酸を製造するに当り、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_fは6ないし18個の炭素原子を含む直鎖状
    もしくは分枝状のペルフルオロア ルキレン基を意味し;ZはF、Cl、Brまたは▲数式
    、化学式、表等があります▼であり;R^1、R^2、
    R^3およびR^4はそれぞれ水素原子を意味するかま
    たは1ないし5個の炭素原子を含むアルキル基 を意味する〕 で示される化合物1/pモル(ここでpは式 I の分子
    中の二重結合の数である)を、0.001ないし0.1
    モルの少なくとも一つのアルキル−および/またはアリ
    ールアルキル−基を含む第四級アンモニウム塩の存在下
    で10ないし100℃で反応させ、反応の終了後に混合
    物を酸性にし、生じた酸化マンガン(IV)を分離するか
    またはマンガン(II)塩に還元して溶解させ、生じたペ
    ルフルオロモノ−もしくはジ−カルボン酸を分離し、所
    望により更に精製することを特徴とする、ペルフルオロ
    カルボン酸の製造方法。
  2. (2)過マンガン酸ナトリウムおよび/または過マンガ
    ン酸カリウムを使用する、特許請求の範囲第1項記載の
    製造方法。
  3. (3)ZがF、ClまたはBrであり、そしてR^1お
    よびR^2がHである式 I の化合物を使用し、その際
    該化合物3モル当り少なくとも10モルの過マンガン酸
    イオンを使用する、特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の製造方法。
  4. (4)Zが−CH=CH_2でありそしてR^1および
    R^2がHである式 I の化合物を使用し、その際該化
    合物3モル当り少なくとも20モルの過マンガン酸イオ
    ンを使用する、特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の製造方法。
  5. (5)ZがF、ClまたはBrでありそしてR^1およ
    びR^2が1ないし5個の炭素原子を含むアルキルであ
    る式 I の化合物を使用し、その際該化合物1モル当り
    少なくとも2モルの過マンガン酸イオンを使用する、特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の製造方法。
  6. (6)Zが▲数式、化学式、表等があります▼でありそ
    してR^1、R^2、R^3およびR^4がそれぞれ同
    一であるかまたは相違していて1ないし5個の炭素原子
    を含むアルキルである式 I の化合物を使用し、その際
    該化合物1モル当り少なくとも4モルの過マンガン酸イ
    オンを使用する、特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の製造方法。
  7. (7)第四級アンモニウム塩として少なくとも式〔(R
    ^5)_2(R^6)_2N〕^+X^−および〔(R
    ^5)_3R^6N〕^+X^−(式中R^5は8ない
    し20個の炭素原子を含むアルキル−またはアリールア
    ルアルキル −基を意味し;R^6は1ないし3個の炭素原子を含む
    アルキル基を意味し;X^−は次の群:Cl^−、Br
    ^−、R^8SO_4^−、SO_4^−^−、PO_
    4^−^−、R^8PO_4^−^−、(R^8)_2
    PO_4^−、R^7SO_3^−、R^7PO_3^
    −^−、(R^7)_2PO_3^−から選ばれる1/
    m部のm価のイオンを意味し; 上記のイオンのR^7は1ないし4個の炭素原子を含む
    アルキル基でありそしてR^8はHであるかまたは1な
    いし4個の炭素原子を含 むアルキル基である) で示される化合物を使用する、特許請求の範囲第1項か
    ら第6項までのいずれかに記載の製造方法。
  8. (8)反応の終了後に、生じた酸化マンガン(IV)を0
    から6.5までの反応混合物のpH値で水溶性マンガン
    (II)化合物に還元する、特許請求の範囲第1項から第
    7項までのいずれかに記載の製造方法。
  9. (9)還元剤として二酸化硫黄を使用し、該二酸化硫黄
    をガス状で反応混合物に加えるかまたは反応混合物中で
    つくる、特許請求の範囲第8項記載の製造方法。
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