JPS6219861Y2 - - Google Patents

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JPS6219861Y2
JPS6219861Y2 JP1982103473U JP10347382U JPS6219861Y2 JP S6219861 Y2 JPS6219861 Y2 JP S6219861Y2 JP 1982103473 U JP1982103473 U JP 1982103473U JP 10347382 U JP10347382 U JP 10347382U JP S6219861 Y2 JPS6219861 Y2 JP S6219861Y2
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JP
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plate
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JP1982103473U
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JPS597321U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、セパレート形空気調和機における壁
掛形の室内ユニツトに関するものである。
従来より、この種の室内ユニツトとして、壁体
に据付板を介して取付けられ、下部に前方下向き
に傾斜する傾斜部を有するフレームと、該フレー
ムの傾斜部と据付板とで形成される偶部および前
記フレームの左右側部を覆つてフレームの外側部
に取付けられた外側板と、前記フレームの前方に
設けられた前面グリルとを備えたものは知られて
いる(実開昭50−6945号公報、特に第3図参
照)。
ところが、前記従来の室内ユニツトでは、外側
板が左右の側面と底面とを一連に形成する一体形
のものであるため、冷媒管やドレン管等の接続時
には、ユニツト本体の下部を壁面から前側に浮か
し、この状態でそれらの接続作業を行わなければ
ならず、その作業性が悪いという問題があつた。
特に、中型ないし大型の空気調和機においては、
冷媒管やドレン管等のサイズが一段と大きくなる
ため、このことが顕著である。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、前
記外側板を、側面を形成する左右の側板と底面を
形成する底板とに分割し、該底板を取外し可能に
設けるようにすることにより、従来の如くユニツ
ト本体の下部を浮かすことになく、冷媒管やドレ
ン管等の接続作業を簡易に行い得るようにし、よ
つて作業性の向上を図ることを目的とするもので
ある。
そのため、本考案の構成は、フレーム傾斜部の
先端部を後方にかつ水平状に折曲げ、該折曲げ部
に折曲げ部の一部を略L字状に切起してなる係合
部を設ける一方、外側板を、側面を形成する左右
の側板と底面を形成する底板とに分割し、該底板
の前端部に前記係合部に係止可能な係止部を設
け、該係止部を係合部に係止し、かつ底板の左右
側端部を前記左右の側板に、底板の後端部を前記
据付板の下端部にそれぞれネジ止めして底板を取
外し可能に取付け、さらに前面グリルの下端部を
後方に延長し、該延長部で前記係止部と係合部と
を覆うようにすることにより、外観の向上を図り
ながら、冷媒管やドレン管等の接続時に前記底板
を取外して、それらの接続作業を容易に行い得る
ようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図ないし第4図は本考案に係るセパレート
形空気調和機の壁掛形室内ユニツトAを示し、1
は本体ケーシングであつて、該本体ケーシング1
は、前面を形成する前面グリル2と、背面および
上面を形成するフレーム3と、左右側面および底
面を形成する外側板4とからなる。前記前面グリ
ル2の中央部には吸込口5が設けられているとと
もに、前面グリル2の下部(すなわち吸込口5の
下側)には吹出口6が設けられている。また、前
記本体ケーシング1内には、吸込口5に対向して
熱交換器7が、該熱交換器7の下流側にクロスフ
ローフアン8がそれぞれ配設され、吸込口5から
吸込んだ空気を熱交換器7で熱交換させたのち、
クロスフローフアン8により吹出口6から吹出す
ように構成されている。
さらに、前記フレーム3の背面部上部には、該
フレーム3を外側に切起してなる複数個の取付部
9,9,……が設けられ、該取付部9,9,……
にてフレーム3を据付板10を介して壁体(図示
せず)に取付けるようにしている。また、フレー
ム3の背面部下部には前方下向きに傾斜する傾斜
部11が形成され、該傾斜部11と前記据付板と
で偶部26が形成されている。上記偶部26には
左右方向に延びる冷媒管12a,12b、ドレン
管13および連結電線14,14が配置され、該
冷媒管12a,12bは前記熱交換器7に、ドレ
ン管13は熱交換器7の下方に配置したドレンパ
ン15に、さらに連結電線14,14は本体ケー
シング1内に配置した電気制御装置(図示せず)
にそれぞれ接続されている。また、前記外側板4
は、前記冷媒管12a,12b、ドレン管13お
よび連絡電線14,14の下側から前記偶部26
およびフレーム3の左右側部を覆つてフレーム3
の外側部にネジ止めによつて取付けられている。
そして、前記フレーム3傾斜部11の先端部に
は該先端部を後方にかつ水平状に折曲げてなる折
曲げ部16が形成され、該折曲げ部16の左右方
向中央部には、折曲げ部16の一部を後向きに比
較的高く切起してなる略L字状のネジ取付部17
が設けられているとともに、折曲げ部16の左右
端部には前記ネジ取付部17よりも前側の位置
に、それぞれ折曲げ部16の一部を後方下向きに
かつネジ取付部17よりも低く切起してなる略L
字状の係合部18,18が設けられている。
一方、前記外側板4は、側面を形成する左右の
側板19,19と底面を形成する底板20とに3
つに分割され、該左右の側板19,19の各下端
部には、それぞれ底板20の左右端部と密着状態
で当接可能な連結部21,21が形成されてい
る。前記底板20の前端部央部は前記ネジ取付部
17に当接可能に形成されているとともに、前端
部両側部には、それぞれ前記各係合部18に係止
可能な逆L字状の係止部22,22が前方に延設
されている。また、前記底板20の後端部は、前
記据付板10の下端部に設けたフランジ部23に
対して当接可能に折曲げ形成されている。しかし
て、前記係止部22,22を係合部18,18に
係止し、かつ底板20の前端部央部をフレーム3
のネジ取付部17に、左右側端部を左右の側板1
9,19の各連結部21に、さらに後端部を据付
板10のフランジ部23にそれぞれネジ24止め
することにより底板20が取外し可能に取付けら
れている。
さらに、前記前面グリル2の下端部は、底板2
0の係止部22,22基端部22a,22aにま
で後方に延長されていて、該延長部25でもつて
前記係止部22,22とフレーム3の係合部1
8,18とを覆うようにしている。尚、ここで、
前記前面グリル2の上端部および左右側端部は、
下端部と同様に後方に延長されていて、前記フレ
ーム3および左右の側板19,19に取付けられ
ている。また、27は右側の側板19の下部に偶
部26に対応して設けられた配管貫通孔である。
したがつて、前記実施例においては、冷媒管1
2a,12bやドレン管13等の下側から偶部2
6およびフレーム3の左右側部を覆う外側板4
を、側面を形成する左右の側板19,19と底面
を形成する底板20とに分割し、該底板20を取
外し可能に設けたことにより、室内ユニツトAの
据付時において冷媒管12a,12bやドレン管
13等の接続をする場合、前記底板20を取外す
ことにより、従来の如く本体ケーシング1を壁面
から浮かすことなく、冷媒管12a,12bやド
レン管13等の接続作業を容易に行うことがで
き、よつてその作業性を向上させることができ
る。
しかも、前記底板20は、その前端部(係止部
22,22)をネジ止めによらずにフレーム3の
係合部18,18に係止することによつて取付け
られているので、ネジ止め箇所を少なくして、底
板20の取外しおよび取付けを簡易に行うことが
できる。特に底板20の取付け時には、前記係止
部22,22を係合部18,18に係止させた第
3図仮想線で示す如き半開き状態において底板2
0のネジ止め作業を行うことができ、よつて接続
作業性の向上を一層図ることができる。
さらに、前記係止部22,22と係合部18,
18とは、前面グリル2の下端部延長部25によ
り覆われて外部に露見することがないので、外観
の向上を図ることができる。
加えて、前記底板20の後端部を据付板10の
フランジ部23にネジ24止めしたことにより、
室内ユニツトAの浮き上りを防止することができ
る。
尚、前記実施例では、底板20の係止部22,
22をフレーム3の係合部18,18に係止する
とともに、該底板20の先端部央部をフレーム3
のネジ取付部17にネジ24止めして底板20の
先端部を固定したが、本考案は、底板20の係止
部22,22をフレーム3の係合部18,18に
係止するだけで底板20の先端部を固定するよう
にしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、フレー
ムの傾斜部と据付板とで形成される偶部およびフ
レームの左右側部を覆う外側板を、側面を形成す
る左右の側板と底面を形成する底板とに分割し、
該底板の前端部に設けた係止部をフレームに設け
た係合部に係止し、かつ底板の左右端部を前記左
右の側板に、底板の後端部を据付板の下端部にネ
ジ止めして底板を取外し可能に取付けたことによ
り、前記偶部への冷媒管やドレン管等の配置接続
時に底板を取外して接続作業を容易に行うことが
でき、また底板のネジ止め箇所が少なくかつその
ネジ止め作業は前記係止部を係合部に係止させた
半開き状態において容易に行うことができるの
で、作業性の向上を大巾に図ることができる。し
かも、前記係止部と係合部とは前面グリルによつ
て覆われて外部に露見することがないので、外観
の向上を併せ図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
室内ユニツトの全体構成を示す縦断側面図、第2
図は室内ユニツトの底部を示す分解斜視図、第3
図および第4図は同縦断面図である。 2……前面グリル、3……フレーム、4……外
側板、10……据付板、11……傾斜部、12
a,12b……冷媒管、13……ドレン管、16
……折曲げ部、18……係合部、19……側板、
20……底板、22……係止部、24……ネジ、
25……延長部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁体に据付板10を介して取付けられ、下部に
    前方下向きに傾斜する傾斜部11を有するフレー
    ム3と、該フレーム3の傾斜部11と前記据付板
    10とで形成される偶部26および前記フレーム
    3の左右側部を覆う外側板4と、該外側板4の前
    方に設けられ前記フレーム3の前面を覆う前面グ
    リル2とを備えたセパレート形空気調和機の室内
    ユニツトにおいて、前記フレーム3傾斜部11の
    先端部を後方にかつ水平状に折曲げ、該折曲げ部
    16に折曲げ部16の一部を略L字状に切起して
    なる係合部18,18を設ける一方、前記外側板
    4を、側面を形成する左右の側板19,19と底
    面を形成する底板20とに分割し、該底板20の
    前端部に前記係合部18,18に係止可能な係止
    部22,22を設け、該係止部22,22を係合
    部18,18に係止し、かつ底板20の左右側端
    部を前記左右の側板19,19に、底板20の後
    端部を前記据付板10の下端部にそれぞれネジ2
    4止めして底板20を取外し可能に取付け、さら
    に前記前面グリル2の下端部を後方に延長し、該
    延長部25で前記係止部22,22と係合部1
    8,18とを覆つたことを特徴とするセパレート
    形空気調和機の室内ユニツト。
JP1982103473U 1982-07-07 1982-07-07 セパレ−ト形空気調和機の室内ユニツト Granted JPS597321U (ja)

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JP1982103473U JPS597321U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 セパレ−ト形空気調和機の室内ユニツト

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JP1982103473U JPS597321U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 セパレ−ト形空気調和機の室内ユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS597321U JPS597321U (ja) 1984-01-18
JPS6219861Y2 true JPS6219861Y2 (ja) 1987-05-21

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JP1982103473U Granted JPS597321U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 セパレ−ト形空気調和機の室内ユニツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6971619B2 (ja) * 2017-04-28 2021-11-24 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機

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JPS597321U (ja) 1984-01-18

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