JPS6219774Y2 - - Google Patents

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JPS6219774Y2
JPS6219774Y2 JP16676382U JP16676382U JPS6219774Y2 JP S6219774 Y2 JPS6219774 Y2 JP S6219774Y2 JP 16676382 U JP16676382 U JP 16676382U JP 16676382 U JP16676382 U JP 16676382U JP S6219774 Y2 JPS6219774 Y2 JP S6219774Y2
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JP
Japan
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eaves
cam plate
sheet
eave
winding shaft
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JP16676382U
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English (en)
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JPS5971826U (ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、商店やビルのシヨーウインドなど
の軒先に設ける日除け装置に関するもので、とく
に日除けシートを庇から垂れ下げるように構成す
るとともに、巻取り式にしたことを特徴とする日
除け装置の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
周知のように、商店やビルのシヨーウインドな
どでは、日差しをさえぎるために、軒先に日除け
装置が組付けられ利用されている。
ところで、従来一般的に利用されているシート
を用いた巻取り式の日除け装置は、日差しの入射
角に応じて日除けシートを長く垂れ下げたり、短
かくするような機構とはなつていない。
大方のものは日除けシートで形成した庇全体の
張り出し長さや角度を調整できるようにしたもの
が一般である。万一庇の先端より日除けシートを
巻取り式に垂下したものにあつても、その垂下し
た日除けシートの巻取り軸は電動機ないし、巻取
りハンドルなどを連繋させ、これらを操作するこ
とにより、その垂れ下げた日除けシートの上げ下
げができるように構成してあるのが普通である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、電動機により巻取り操作ができるよ
うにしたものは、操作が非常に簡単であるが、装
置として高価であるという欠点があり、逆に巻取
りハンドルによる手動式のものは操作が面倒であ
るといつた欠点があつた。
いずれにしても、日差しの入射角に応じて庇の
先端部より垂れ下げた日除けシートを簡単に引出
したり、引入れたりすることのできる日除けシー
トがない。
そこで本考案は、このような要請と前記欠点の
ない、操作が簡単で、しかも構造的にも単純な日
除け装置を提供することを目的として考案したも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、軒垂れ日除けシート
の巻取り軸を、細長い軒フレームに回転自在に枢
支し、巻取り軸に巻ばねを巻装するとともに、そ
の巻ばねの一端を巻取り軸に、他端を軒フレーム
に係着し、巻取り軸より軒垂れ日除けシートを引
き出すと、前記巻ばねが附勢されるように構成
し、さらに巻取り軸より垂下される軒垂れ日除け
シートの片面に、切込みを形成した受止部を軒フ
レームに固着して設け、この受止部の対応する軒
垂れ日除けシートの他面に、鋸歯状部を有するカ
ム板を同じく軒フレームに枢支して設けるととも
に、このカム板にバネを介装してカム板の鋸歯状
部が前記受止部に傾動圧接し、軒垂れ日除けシー
トを前記受止部とカム板の鋸歯状部で挾持するよ
うに構成し、かつ、このカム板を前記ばねに抗し
て受止部より解除することができるように構成し
たものである。
〔作用〕
本考案は以上説明したように構成しているた
め、通常軒垂れ日除けシートは、受止部とカム板
の鋸歯状部との間で挾持されている。
そこで軒垂れ日除けシートを引き出したい場合
は、まずカム板をばねに抗して受止部より解除さ
せる。すると軒垂れ日除けシートは自由になるの
で、軒垂れ日除けシートの下縁の任意の位置をつ
まみ引く下ろせばよい。
ところで、軒垂れ日除けシートを巻いたり巻取
り軸には、巻ばねが巻装され、一端に巻取り軸
に、他端を軒フレームに係着してあるため、巻取
り軸より軒垂れ日除けシートを引き出すと、前記
巻ばねが附勢される。その結果引き下ろした軒垂
れ日除けシートを離せば、巻ばねの力によつて巻
き上げられてしまう。
そこで、前記受止部より解除していたカム板を
復帰させれば、軒垂れ日除けシートは受止部とカ
ム板の鋸歯状部との間に挾持される。
すなわち受止部に傾動して、圧接するカム板を
ばねに抗して解除すれば軒垂れ日除けシートは自
由になるので、簡単に引き出し操作ができるもの
である。
しかもカム板の受止部に対する傾動圧接をカム
板の操作により任意に設定できるので、軒垂れ日
除けシートの垂下げ長さを簡単に調整することが
できるものである。
〔実施例〕 以下実施例に基づいてさらに本考案の構成を具
体的に説明する。
第1図において、1は日除けシートで、この日
除けシート1は、その先端縁が軒フレーム7に接
合され回転軸2に巻取式に展設されている。すな
わち回転軸2に取付けたウオームギヤ3aにウオ
ーム3bを噛合し、このウオーム3bから垂下し
ている環状部4をクランク式のハンドル5に連繋
させ、このハンドル5を回転操作することによ
り、ウオームギヤ・ウオーム3a,3bを介して
回転軸2を回転し、これにより日除けシート1の
巻取りおよび繰出しを行うことができるように構
成してある。
回転軸2側と軒フレーム7との間は、アーム6
で連結され、前記日除けシート1と一体となつて
庇を形成している。
なおアーム6は、中間部に屈曲部が設けてあ
り、日除けシート1の巻き出し、巻き込みに応じ
て該アーム6を略水平状態としてあるときに略水
平方向に折りたたみ可能に構成されている。
軒フレーム7の全長は中空状を呈し、その内部
に巻取り軸8が収容され、かつこの巻取り軸8は
その左右軸端を軒フレーム7の側面板7aに回転
自在に支承されている。
巻取り軸8には軒垂れ日除けシート9の上端部
が巻き込まれて支持され、下端縁を前記軒フレー
ム7の開口部7bから垂れ下げている。さらに軒
フレーム7内の巻取り軸8には第1図及び第2図
に示すように巻ばね10が巻装され、その一端が
巻取り軸8に他端が軒フレーム側にそれぞれ係着
してある。そして、この巻ばね10により、巻取
り軸8には、あらかじめ前記軒垂れ日除けシート
9を巻取る方向(図中の時計廻り方向)への回転
力が付勢されている。そして、さらに巻取り軸8
より軒垂れ日除けシート9を引き下ろすと、前記
巻取り軸8に一端を係着した巻ばね10がさらに
巻込まれ、その結果巻取り軸8に時計廻り方向の
より強い回転力が附勢される構成となつている。
一方、軒フレーム7内には軒垂れ日除けシート
9を巻ばね10のばね力に抗して保持するための
保持手段11が設けてある。
この保持手段11は第2図に示すように軒垂れ
日除けシート9の片方(左側方)に弧状の鋸歯部
12を有するカム板11と、軒垂れ日除けシート
9の他方(図面の右方)にそのカム板13の鋸歯
部12と対向して設けた受止部15とから構成さ
れている。
すなわちカム板13を軒フレーム7に支持した
軸ピン14に扁心した状態で傾動自在に枢支する
とともに、鋸歯状部12が、常時前記受止部15
に圧接した状態にあるようカム板13の下端付近
と軒フレーム7との間にばね17を介装し、この
ばね17の力で前記日除けシート9をカム板13
の鋸歯状部12と受止部15との間で挾着し、保
持させるように構成している。
なおカム板13は、前記ばね17に抗して鋸歯
状部12を受止部15より解除させることができ
るようにするため、索条16をカム板13に連係
し、この索条16を引き下げるとカム板13がば
ね17に抗して軸ピン14を中心として傾動し、
鋸歯状部12を受止部15より解除される構成と
なつている。
次に本考案の作用について説明する。まず軒垂
れ日除けシート9は、あらかじめ巻ばね10によ
つて図面中で時計廻り方向への回転力を附勢され
た巻取り軸8より一定長さをもつて垂れ下げら
れ。その状態で保持手段11によつて保持されて
いる。
そこで軒垂れ日除けシート9を所定の長さだけ
引出したい場合は、まず保持手段11のカム板1
3の鋸歯部12を受止部15より解除した状態で
同時に軒垂れ日除けシート9を引き出す。そのと
き、手を軒垂れ日除シート9より放すと、軒垂れ
日除けシート9は巻ばね10のばね力で自動的に
巻上げられるので、保持手段11のカム板13を
受止部15より解除させるため引き下げていた索
条16のみを手から放す。
すると、保持手段11のカム板13はばね17
により、図中の反時計廻り方向へ回動し、これに
よつて軒垂れ日除けシート9をカム板13と受止
部15とが再挾持し、巻取り軸8による軒垂れ日
除シートの巻込みが停止される。すなわち軒垂れ
日除けシート9の軒フレーム7から垂下する長さ
は、カム板13の操作により適宜長さに調整する
ことができる。
なお、軒垂れ日除けシート9の垂下長さを微調
整したい場合は、軒垂れ日除けシート9の停止状
態から保持手段11の解除用索条16を利用する
ことなく、軒垂れ日除けシートのみを僅かに下方
へ引き出せばよい。すると保持手段11のカム板
13は、ばね17に抗して傾動し、鋸歯部12が
軒垂れ日除けシート9を介する受止部15との噛
み込みを自動的に解除する。そして、カム板13
は時計廻り方向に回動し、それまで挾持していた
軒垂れ日除けシート9から離れる。そこで、この
状態で軒垂れ日除けシート9から手を放せば、軒
垂れ日除けシート9は巻ばね10のばね力で巻上
げられるが、保持手段11のカム板13の復帰の
タイムラグにより引出し前の垂下長さよりやや長
く保持される。すなわち軒垂れ日除けシート9の
垂下長さを微調整が容易に行うことができる。
なお、前記軒垂れ日除けシート9の保持手段1
1の取付け位置は、軒垂れ日除けシート9のスパ
ンすなわち幅が比較的に短いものであれば、軒垂
れ日除けシート9の中央部に1個所のみ設ければ
よい。
また幅が長い場合にはシートの左右外端部に設
けたり、必要に応じて中央部にも設けるようにし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、日除けシ
ートの軒先部から垂れ下がる軒垂れ日除けシート
それ自体を、巻上げたり垂れ下げたりすることが
できるので、日ざしの入射角に応じて軒垂れ日除
けシートの長さを調整して遮光することができ
る。また軒垂れ日除けシートを引出す場合はハン
ドル操作や巻上機を用いることなく軒垂れ日除け
シートをつかんで操作するだけでよく、簡単な方
法で行なうことができる。さらに構成が簡単であ
るために安価に製作でき、組立ておよび分解が容
易である上、保守、点検も容易であるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す日除け装置の
部分側断面図、第2図は軒垂れ日除けシートと保
持手段との構成を示す拡大図である。 1……日除けシート、2……回転軸、3a,3
b……傘歯車、6……アーム、7……軒フレー
ム、8……巻取り軸、9……軒垂れ日除けシー
ト、10……巻ばね、11……保持手段、12…
…鋸歯部、13……カム板、15……受止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒垂れ日除けシートの巻取り軸を、細長い軒フ
    レームに回転自在に枢支し、巻取り軸に巻ばねを
    巻装するとともに、その巻ばねの一端を巻取り軸
    に、他端を軒フレームに係着し、巻取り軸より軒
    垂れ日除けシートを引き出すと、前記巻ばねが附
    勢されるように構成し、さらに巻取り軸より垂下
    される軒垂れ日除けシートの片面に、切込みを形
    成した受止部を軒フレームに固着して設け、この
    受止部の対応する軒垂れ日除けシートの他面に、
    鋸歯状部を有するカム板を同じく軒フレームに軒
    垂れ日除シートと平行に横架した軸ピンを介して
    枢支して設けるとともに、このカム板にバネを介
    装してカム板の鋸歯状部が前記受止部に傾動圧接
    し、軒垂れ日除けシートを前記受止部とカム板の
    鋸歯状部との間で挾持するように構成し、かつ、
    このカム板を前記ばねに抗して受止部より解除す
    ることができるように構成したことを特徴とする
    日除け装置。
JP16676382U 1982-11-02 1982-11-02 日除け装置 Granted JPS5971826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16676382U JPS5971826U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 日除け装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16676382U JPS5971826U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 日除け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5971826U JPS5971826U (ja) 1984-05-16
JPS6219774Y2 true JPS6219774Y2 (ja) 1987-05-20

Family

ID=30365015

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16676382U Granted JPS5971826U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 日除け装置

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JPS5971826U (ja) 1984-05-16

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