JPS6219764Y2 - - Google Patents

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JPS6219764Y2
JPS6219764Y2 JP18989980U JP18989980U JPS6219764Y2 JP S6219764 Y2 JPS6219764 Y2 JP S6219764Y2 JP 18989980 U JP18989980 U JP 18989980U JP 18989980 U JP18989980 U JP 18989980U JP S6219764 Y2 JPS6219764 Y2 JP S6219764Y2
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pillar
wall panel
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decorative board
board
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内装化粧板を設けた組立物置等にお
ける金属板製の柱と金属板製の外壁パネルと内装
化粧板との取付構造に関する。
この種組立物置等においては、前記柱と外壁パ
ネルと内装化粧板との取付けは、まず金属板製の
柱と金属板製の外壁パネルをボルト等で接合し、
次いで前記柱に木質板材を取付け、この木質板材
に内装化粧板を釘、ビス等で固着していた。
しかし、これらは施工に非常に時間がかかつて
いた。
本考案者は、これを解消するために、金属板製
の外壁パネル64と、内装化粧板61を金属板製
柱62に取付ける構造として、第7図イ,ロ,
ハ,ニに示すように種々考案したが、これらはい
ずれも、ボルト63の頭が室内側に露出する構造
であり、折角内装化粧板61を用いているにも拘
らずボルト63の頭がみえるために外観が損なわ
れ見栄えがよくないものであつた。又突出してい
るボルト63の頭に、衣服をひつかけたりあるい
は室内に収納される物品が衝突してそれら衣服や
物品を損傷するおそれもある。(尚、前記第7図
イ,ロ,ハ,ニにおいて、64は金属板製壁パネ
ル(外壁)、65,66は接合金具、67はボル
ト孔68を有する木質板材である。第7図ハにお
いては金具65,66の間に、木質板材67を介
在させて前記内装化粧板61を釘打ち等により固
定し金具65,66をボルト63の締付けにより
柱62に固定したものである。
又、第7図ニにおいて、仮想線で示すように凹
入部69を設けてボルト63の頭を埋没させても
よい。さらに、金具66を内装化粧板の高さと同
一長にして上下方向に長尺として接合部分を覆う
目地材に兼用させてもよい。)そこで本考案は、
室内側にボルトの頭が露出して外観を損ねたり、
あるいは衣服や収納物品を傷つけたりするおそれ
がなく、且つ、施工性も良好な組立物置等におけ
る柱と外壁パネルと内装化粧板との取付構造を提
供することを目的としている。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。1,2,3,4は、夫々、前下枠、後下枠、
左下枠、右下枠であつて、矩形状に組格されて床
枠を形成する。前下枠1は第3図に示すように、
床パネル5を載置するための肩部6と、扉7のガ
イド片8を嵌入するための溝9とを有し、縦断面
が略〓形状に形成されている。後下枠2、左右下
枠3,4は第1,4,5図に示すように突出部1
0と床パネル5を載置するための肩部11とを有
し縦断面略〓形状に形成されている。
次に、12,13,14,15は、夫々前上
枠、後上枠、左上枠、右上枠であつて、矩形状に
組格されて屋根受枠を形成する。前上枠12は、
第3図に示すように、扉7の吊戸車16を案内す
るための立上り部17を有していて、縦断面略〓
形状に形成されており、又、後上枠13は第4図
に示すように、縦断面略〓形状に、左右上枠1
4,15は、第1,5図に示すように、上方に屋
根パネル20の下面を支持しうる勾配の支持板部
45を有する縦断面略〓形状に形成されている。
次に、18及び19は、下端を前記床枠に、上
端を前記屋根受枠に夫々接合されて、屋根受枠を
支持する隅柱及び間柱であつて、隅柱18は横断
面略〓形状に形成されている。又、間柱19は、
内方に折曲した左右の折曲部19a,19bを備
えて開口溝19′を形成しており、かつ、これら
折曲部19a,19bの先端側を開口溝19′方
向に折り曲げて係止部25,25′を有するよ
う、横断面略〓形状に形成されている。
次に、20及び21は、前記床枠と屋根受枠と
隅柱、間柱とから組立てた枠組構造体に取付けら
れる屋根パネル及び外壁パネルであつて、屋根パ
ネル20には断面山形の凹凸を有する、いわゆる
折版屋根板が用いられ、他方、端部に、内方に折
曲した左右の折曲部21a,21aを備え、か
つ、これら折曲部21a,21aの先端側を互い
に遠ざかるよう折り曲げて係止部21b,21b
を有するように形成された横断面〓形状のもの
で、柱の左右方向に隣接させている。
尚、前記前後左右の下枠1,2,3,4、上枠
12,13,14,15、隅柱18、間柱19、
屋根パネル20、外壁パネル21、扉7はいずれ
も金属板(たとえば化粧鋼板)を折曲して形成し
たものである。
次に、22は釘打ちが可能で且つ断熱性が良好
な内装用の化粧板(たとえば木質単板、合板、石
綿ボード、ウレタンボード、ならびに化粧紙等を
貼布した前記板やボードあるいは各種ラミネート
板等)であつて、この物置の内壁を構成する。間
柱19位置における化粧板22と外壁パネル21
の固定は次のようにして行われる。
間柱19の左右の折曲部19a,19bの係止
部25,25′の内方に、間柱19の左右に隣接
させる外壁パネル21,21の折曲部21a,2
1aの係止部21b,21bを夫々重ね合わせ、
次いで、前記パネル21,21の係止部21b,
21bの内側に、木質板材からなる押当部材27
の一方の面27aを当接させ、更に、前記間柱1
9の開口溝19′側から、ねじ部23aを有する
平行四辺形の板片よりなる金具23を、その両端
部24,24′が前記間柱19の係止部25,2
5′に夫々係合するように当てがい、前記木質板
材からなる押当部材27に穿設した孔27bを挿
通するボルト26を前記ねじ部23aに螺着する
ようにして、前記間柱19と外壁パネル21とを
締付け固定する。尚、木質板材27には予じめ、
凹入部28を設けてボルト26の頭を、この凹入
部28内に埋入させてボルトの頭が木質板材から
なる押当部材27の外面に突出しないようにすれ
ばボルト26の締付けが容易であると共に頭の突
出による障害が除かれる。
さらに前記木質板材からなる押当部材27は接
合金具23の位置にのみ短尺状のものを適数個用
いるようにしてもよい。次に、前記木質板材から
なる押当部材27の内側に前記化粧板22端部を
あてがい、釘又はビス等29を上下に亘つて適数
箇所打ちこんで化粧板22を前記木質板材からな
る押当部材27に固定する。尚、30は隣接する
化粧板22と化粧板22との端部間に挿入される
プラスチツク製等の目地材である。この目地材は
前記釘又はビス等29をおおうように配設すれば
外観上好ましい。
次に、隅柱18位置における化粧板22の固定
は次のようにして行なわれる。まず、金具31
(前記金具23と同一形状のもの)の一端を隅柱
18の係止部32に係止させ、この金具31及び
別のL字形補強金具33並びに木質板材27′の
夫々に設けた孔内にボルト34を螺入させて締付
け、隅柱18の内側に木質板材27′を固定す
る。なお、補強金具33は一端が隅柱18の内面
に当接するように形成しておくと締付け、釘打ち
の際便利である。次に、この木質板材27の内側
に化粧板22の端部をあてがい、釘又はビス等3
5を打ちこんで、化粧板22を木質板材27′に
固定する。尚、隅柱部における化粧板22相互間
には必要に応じて押縁48を介在させてもよい。
尚、扉7の左及び右に位置する化粧板22,22
は、木質板材27,27′から夫々接着剤等によ
り固着連設された木質板材27″にその一端を釘
又はビス等36を用いて固定され、又、他端は、
金具37、長尺の板状端部材38、ボルト39に
より外壁パネル21及び金属板製扉枠40,4
0′に固定される。なお、板状端部材38は扉枠
40,40′の開口部をおおうように形成するの
が望ましい。
扉の上方に配置される化粧板46は上部を前上
枠12の上方に適宜固定された受木47に、下部
は立上り部17に扉7の開閉に支障のない位置即
ち戸車16の走行しない位置に適宜適数個固定さ
れた受木48′に釘、ビス等で釘打ち支持してい
る。次に、41は第6図に示すように左右に位置
する間柱19L,19R間の各々の上端に支持され
た屋根パネル20を受ける縦断面略〓形状の金属
板製棟木であつて、その内方空間42内に横木4
3が挿入され、釘、ビス等により固着されてい
る。
次に、44は天井板を形成する化粧板(前述し
た化粧板22と同じ材料よりなる。)であつて、
その端部を前記横木43の下面にあてがい、釘、
又はビス等45により化粧板44を横木43に固
定する。
尚、この化粧板44の左右側端及び後端はたと
えば、第1,4,5図に示すように内壁を構成す
る化粧板22あるいは上枠12,13,14,1
5等により適宜支持される。
次に、床パネル5は先にも述べたように、下枠
1,2,3,4の各肩部6,11上に載置される
が、第1,3,4,5図に示すように木製の押縁
46を床パネル5および化粧板22に釘47打ち
したり、あるいは押え金具48を設けることによ
りその浮き上りを防止する。なお床パネル5の端
部を内装化粧板22の下端部で前記2,3,4の
下枠の突出部10へ突当てるように、配置するの
が好ましい。又、この床パネル5も前記化粧板2
2,44と同一材料よりなる化粧板が用いられ、
従つて、この物置の室内は、壁、天井、床ともに
化粧板22,44,5で囲まれることになる。
尚、床パネル5を形成する化粧板の下に、雨水
等による化粧板の腐食を防止するため、さらに金
属板等を敷設しておいてもよい。又、床パネルの
下方位置には適宜床補強用の根太が配置される。
なお扉7の室内側には必要に応じて適宜内装用
の化粧材49′を取りつけることができる。
尚、図中、49は化粧板22の裏面に接着剤等
で適宜固定された補強用木材、50は天井板を形
成する化粧板44と内壁を形成する化粧板22間
に介在する天井廻り縁、51はH型ジヨイナー、
52は金属板製の樋兼用ハナ隠しである。又、屋
根パネルの左右方向両端には屋根パネル20端部
及び左右上枠の屋根パネル受部45の端部を包み
こむように適宜けらばが設置される。又、内、外
壁間に適宜断熱材を充填してもよい。
本考案は、上述したように、内方に折曲した左
右の折曲部の先端側を開口溝方向に折り曲げて係
止部を形成した金属板製の柱と、前記柱の左右に
それぞれ隣接し、端部には内方に折曲した折曲部
および係止部を形成した金属板製の外壁パネルと
を備え、前記柱と外壁パネルの係止部を重ね合わ
せた状態で、前記外壁パネルの係止部の内側に木
質板材からなる押当部材を当接させ、一方、前記
柱の開口溝側から前記柱の係止部に金具の両端部
をあてがい、前記木質板材からなる押当部材に穿
設した孔を挿通するボルトを前記金具に設けたね
じ部に螺着することにより前記金属板製の柱と金
属板製の外壁パネルとを締付け固定し、さらに前
記押当部材の内側に内装化粧板の端部を当てがつ
て釘、ビス等により固着してあるので、前記木質
板材からなる押当部材が金属板製の柱および金属
板製の外壁パネルを固定する固定具になると共
に、内装化粧板の取付ベースをも兼ねることとな
り、固定作業等の短縮化が図れると共に、組立物
置等の内壁が化粧板により形成され、且つ見苦し
いボルトの頭が露出していないので外観上すぐれ
たものとなり見栄えがよい。
さらに、室内側にボルトの頭が露出していない
から、ボルトの頭に衣服をひつかけたり収納物品
を衝突させて、これら衣服や物品を損傷するとい
つたおそれも皆無である。さらに、前記木質板材
からなる押当部材の内側に、内装化粧板の端部を
重ね合わせて釘、ビス等で簡単に固着するもので
あるから、施工性も良い。又、室内に棚あるいは
物品吊下具等を設置する場合も、前記木質板材か
らなる押当部材に釘打ちすることにより前記棚等
を素人でも容易に設置でき便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上横断面図、第3,4,5図は、夫々、同
上要部の縦断面図、第6図は同上要部の斜視図、
第7図イ,ロ,ハ,ニは、夫々本考案に先行して
本考案者が案出した内壁(化粧板)の取付構造を
示す斜視図及び横断面図である。 19……間柱(金属板製の柱)、19′……開口
溝、19a,19b……折曲部、21……外壁パ
ネル(金属板製のパネル)、21a……折曲部、
21b……係止部、22……内装化粧板、23…
…金具、23a……ねじ部、24,24′……金
具の両端部、25,25′……係止部、26……
ボルト、27……木質板材からなる押当部材、2
9……釘、ビス等。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内方に折曲した左右の折曲部の先端側を開口溝
    方向に折り曲げて係止部を形成した金属板製の柱
    と、前記柱の左右にそれぞれ隣接し、端部には内
    方に折曲した折曲部および係止部を形成した金属
    板製の外壁パネルとを備え、前記柱と外壁パネル
    の係止部を重ね合わせた状態で、前記外壁パネル
    の係止部の内側に木質板材からなる押当部材を当
    接させ、一方、前記柱の開口溝側から前記柱の係
    止部に金具の両端部をあてがい、前記木質板材か
    らなる押当部材に穿設した孔を挿通するボルトを
    前記金具に設けたねじ部に螺着することにより前
    記金属板製の柱と金属板製の外壁パネルとを締付
    け固定し、さらに前記押当部材の内側に内装化粧
    板の端部を当てがつて釘、ビス等により固着して
    あることを特徴とする組立物置等における柱と外
    壁パネルと内装化粧板との取付構造。
JP18989980U 1980-12-31 1980-12-31 Expired JPS6219764Y2 (ja)

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