JPS6219668B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219668B2 JPS6219668B2 JP3561086A JP3561086A JPS6219668B2 JP S6219668 B2 JPS6219668 B2 JP S6219668B2 JP 3561086 A JP3561086 A JP 3561086A JP 3561086 A JP3561086 A JP 3561086A JP S6219668 B2 JPS6219668 B2 JP S6219668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- compartment
- chamber
- hollow cooling
- refrigerator compartment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷蔵庫の改良構成に関し、特に野菜等
水分の多い食品の専用貯蔵室を形成具備したもの
である。
水分の多い食品の専用貯蔵室を形成具備したもの
である。
従来此種冷蔵庫は、野菜等を直接循環冷気に晒
しておくと乾燥し品質を損ねていた。そのため野
菜専用貯蔵筐を冷蔵室内底部にガラス板等の蓋板
にて閉塞区画して設けていたが、乾燥の防止は出
来ても冷却効率が悪く反つて腐敗を生じていた。
又冷蔵室は比較的貯蔵温度が５℃〜８℃等高く、
冷却効率が前述の如く悪いのに加えて、扉の開閉
回数が多く、その都度外気の流入に伴つて温度上
昇し、扉閉塞後の再冷却が緩慢となり、前記専用
室を所定温度迄冷却するのに長時間を要してい
た。本発明は係る点に鑑みて成されたものであ
り、以下図について説明する。
しておくと乾燥し品質を損ねていた。そのため野
菜専用貯蔵筐を冷蔵室内底部にガラス板等の蓋板
にて閉塞区画して設けていたが、乾燥の防止は出
来ても冷却効率が悪く反つて腐敗を生じていた。
又冷蔵室は比較的貯蔵温度が５℃〜８℃等高く、
冷却効率が前述の如く悪いのに加えて、扉の開閉
回数が多く、その都度外気の流入に伴つて温度上
昇し、扉閉塞後の再冷却が緩慢となり、前記専用
室を所定温度迄冷却するのに長時間を要してい
た。本発明は係る点に鑑みて成されたものであ
り、以下図について説明する。
１は外箱２、内箱３及び該両箱２，３間に発泡
充填する断熱材４等より構成せる冷蔵庫本体で、
前記内箱３にて形成する前面に開口した貯蔵室
を、相互に間隔を存して配設した断熱区画壁５と
仕切部材としての板状の仕切板６にて上部冷凍室
７中部冷蔵室８及び下部専用室９に区画形成し、
各室７，８，９は夫々前面開口を扉体１０，１
１，１２にて夫々開閉自在に閉塞している。
充填する断熱材４等より構成せる冷蔵庫本体で、
前記内箱３にて形成する前面に開口した貯蔵室
を、相互に間隔を存して配設した断熱区画壁５と
仕切部材としての板状の仕切板６にて上部冷凍室
７中部冷蔵室８及び下部専用室９に区画形成し、
各室７，８，９は夫々前面開口を扉体１０，１
１，１２にて夫々開閉自在に閉塞している。
前記区画壁５は本体１底部及び背部に配設し
た、冷媒圧縮機１３及び凝縮器１４等と共に冷媒
サイクルを形成する。蒸発器１５を配設する冷気
流通路１６を形成し、前端上下に前記冷凍室７及
び冷蔵室８と夫々連通する吸込口１７，１８を形
設している。１９は前記蒸発器１５にて冷却され
た冷気を本体１内背壁に形成したダクト２０を介
し、冷凍室７と冷蔵室８に夫々の供給口２１，２
２より加速供給する送風機で、前記冷蔵室８の供
給口２２は温度調節器２３にて作動制御されるダ
ンパー２４にて開閉制御される。
た、冷媒圧縮機１３及び凝縮器１４等と共に冷媒
サイクルを形成する。蒸発器１５を配設する冷気
流通路１６を形成し、前端上下に前記冷凍室７及
び冷蔵室８と夫々連通する吸込口１７，１８を形
設している。１９は前記蒸発器１５にて冷却され
た冷気を本体１内背壁に形成したダクト２０を介
し、冷凍室７と冷蔵室８に夫々の供給口２１，２
２より加速供給する送風機で、前記冷蔵室８の供
給口２２は温度調節器２３にて作動制御されるダ
ンパー２４にて開閉制御される。
前記仕切板６はアルミニウム等の金属板或いは
合成樹脂材等にて形成され、前記冷蔵室８と野菜
或いは果物等多水分食品貯蔵用の専用室９との直
接冷気流通を阻止する如く配設すると共に、その
底部に波型形状のアルミニウム等の金属製の交熱
板２５を装着し、専用室９とは非連通の中空冷却
室２６を形成している。この中空冷却室２６は中
空側路管体２７の一端を前記供給口２２近傍に開
口させて供給口２７Ａとすることにより前記ダク
ト２０に連通せしめ送風機１９よりの加速冷気を
導入し、前記交熱板２５を介して専用室９内を間
接冷却せしめる。この中空冷却室２６への冷気の
供給量は、前記ダンパー２４が開いているときに
は、冷気の一部が供給口２２を通して冷蔵室８に
供給されるために少なく、前記ダンパー２４が閉
じているときには、冷蔵室８には冷気の供給が中
止されるので多くなる。
合成樹脂材等にて形成され、前記冷蔵室８と野菜
或いは果物等多水分食品貯蔵用の専用室９との直
接冷気流通を阻止する如く配設すると共に、その
底部に波型形状のアルミニウム等の金属製の交熱
板２５を装着し、専用室９とは非連通の中空冷却
室２６を形成している。この中空冷却室２６は中
空側路管体２７の一端を前記供給口２２近傍に開
口させて供給口２７Ａとすることにより前記ダク
ト２０に連通せしめ送風機１９よりの加速冷気を
導入し、前記交熱板２５を介して専用室９内を間
接冷却せしめる。この中空冷却室２６への冷気の
供給量は、前記ダンパー２４が開いているときに
は、冷気の一部が供給口２２を通して冷蔵室８に
供給されるために少なく、前記ダンパー２４が閉
じているときには、冷蔵室８には冷気の供給が中
止されるので多くなる。
前記冷却室２６内に流入した冷気は仕切板６適
所に穿設した流出孔２８より、この流出孔２８に
一端を連通接続した中空放出管２９に流入せしめ
られる。この中空放出管２９の他端は前記冷蔵室
８の上部で区画室５近傍に配設した所謂肉皿等の
補助貯蔵皿３０内に開放せしめられており、中空
放出管２９を通過して来る帰還冷気はこの補助貯
蔵皿３０内に放出される。この補助貯蔵皿３０の
前端は前記冷蔵室８側の吸込口１８下方を全部覆
うことなく、該吸込口１８の中央適所下方に位置
せしめられ、貯蔵皿３０内の前部を吸込口１８の
一部に直接対向せしめられている。その為中空放
出管２９より補助貯蔵皿３０内に放出された冷気
は、その内部を通過した後、冷蔵室８にあふれ出
す事無く、図中矢印で示す如く直接吸込口１８に
吸入される。この事から明らかなように中空放出
管２９と補助貯蔵皿３０は冷却室２６から冷気流
通路１６に向う冷気の帰還通路を構成している。
所に穿設した流出孔２８より、この流出孔２８に
一端を連通接続した中空放出管２９に流入せしめ
られる。この中空放出管２９の他端は前記冷蔵室
８の上部で区画室５近傍に配設した所謂肉皿等の
補助貯蔵皿３０内に開放せしめられており、中空
放出管２９を通過して来る帰還冷気はこの補助貯
蔵皿３０内に放出される。この補助貯蔵皿３０の
前端は前記冷蔵室８側の吸込口１８下方を全部覆
うことなく、該吸込口１８の中央適所下方に位置
せしめられ、貯蔵皿３０内の前部を吸込口１８の
一部に直接対向せしめられている。その為中空放
出管２９より補助貯蔵皿３０内に放出された冷気
は、その内部を通過した後、冷蔵室８にあふれ出
す事無く、図中矢印で示す如く直接吸込口１８に
吸入される。この事から明らかなように中空放出
管２９と補助貯蔵皿３０は冷却室２６から冷気流
通路１６に向う冷気の帰還通路を構成している。
このような冷気帰還通路によつて冷却室２６か
らの帰還冷気は冷蔵室８内を冷却せず直接吸入口
１８より冷気流通路１６に帰還する事になる。こ
れによつて冷蔵室内は過冷却される事無く、更に
冷却効率の悪かつた補助貯蔵皿を良好に冷却出来
る作用を奏する。前記側路管体２７の開口面積は
ダクト２０及び供給口２２の対向面積よりも小さ
く形成し、流通冷気量を調整する。図中矢印は冷
気の流通方向を示す。
らの帰還冷気は冷蔵室８内を冷却せず直接吸入口
１８より冷気流通路１６に帰還する事になる。こ
れによつて冷蔵室内は過冷却される事無く、更に
冷却効率の悪かつた補助貯蔵皿を良好に冷却出来
る作用を奏する。前記側路管体２７の開口面積は
ダクト２０及び供給口２２の対向面積よりも小さ
く形成し、流通冷気量を調整する。図中矢印は冷
気の流通方向を示す。
前記専用室９の扉体１２は実施例の如く独立し
て設けるのが望ましいが、冷蔵室８の扉体１１を
大きく形成し兼用しても良い。又、前記蒸発器１
５は区画壁５の冷気流通路１６中に配設する代り
に、ダクト２０内に配設しても略同様の効果を奏
する。この場合、冷凍室７用及び冷蔵室８用に
夫々冷気強制循環用の送風機を必要に応じて設け
る。
て設けるのが望ましいが、冷蔵室８の扉体１１を
大きく形成し兼用しても良い。又、前記蒸発器１
５は区画壁５の冷気流通路１６中に配設する代り
に、ダクト２０内に配設しても略同様の効果を奏
する。この場合、冷凍室７用及び冷蔵室８用に
夫々冷気強制循環用の送風機を必要に応じて設け
る。
本発明は以上の如く構成しているので、１つの
ダンパーの開閉動作により冷蔵、中空冷却両室へ
の冷気供給量の調節が図れ、この両室の温度制御
が簡単に行なえるばかりでなく、専用室には循環
冷気の直接の流入はなく、水分の多い食品が脱水
されて乾燥状態となることなく、しかも冷蔵室の
温度のみによる間接冷却ではなく、冷気を直接仕
切板に設けた中空冷却室に導入して冷却するた
め、冷却効果が良く短時間で所定温度迄冷却出来
る。更にこの冷気供給は送風機の運転中継続され
冷蔵室内の温度変化に殆んど影響されないので、
野菜等を長時間新鮮に貯蔵出来る。又、専用室の
扉を開放して食品を入れ、扉を閉めた後の冷却も
前述の通り低温冷気によるため、短時間で所定温
度に復帰し、貯蔵食品の変質を防止出来る。
ダンパーの開閉動作により冷蔵、中空冷却両室へ
の冷気供給量の調節が図れ、この両室の温度制御
が簡単に行なえるばかりでなく、専用室には循環
冷気の直接の流入はなく、水分の多い食品が脱水
されて乾燥状態となることなく、しかも冷蔵室の
温度のみによる間接冷却ではなく、冷気を直接仕
切板に設けた中空冷却室に導入して冷却するた
め、冷却効果が良く短時間で所定温度迄冷却出来
る。更にこの冷気供給は送風機の運転中継続され
冷蔵室内の温度変化に殆んど影響されないので、
野菜等を長時間新鮮に貯蔵出来る。又、専用室の
扉を開放して食品を入れ、扉を閉めた後の冷却も
前述の通り低温冷気によるため、短時間で所定温
度に復帰し、貯蔵食品の変質を防止出来る。
更に中空冷却室を出た冷気は冷気帰還通路によ
つて冷気流通路に帰還せしめるので、この帰還冷
気により冷蔵室が過冷却される等の不都合が生じ
ない。
つて冷気流通路に帰還せしめるので、この帰還冷
気により冷蔵室が過冷却される等の不都合が生じ
ない。
各図は本発明の実施例を示しており、第１図は
冷蔵庫の概略縦断面図、第２図は第１図の−
線断面図、第３図は第１図の円Ａ部拡大断面図で
ある。 ９……専用室、１５……蒸発器、２２……供給
口、２４……ダンパー、２６……中空冷却室、２
７……中空側路管体、２７Ａ……供給口、２９…
…中空放出管。
冷蔵庫の概略縦断面図、第２図は第１図の−
線断面図、第３図は第１図の円Ａ部拡大断面図で
ある。 ９……専用室、１５……蒸発器、２２……供給
口、２４……ダンパー、２６……中空冷却室、２
７……中空側路管体、２７Ａ……供給口、２９…
…中空放出管。
Claims (1)
- １ 外箱、内箱及び該両箱間に充填した断熱材等
にて構成せる本体の貯蔵室を断熱区画壁と仕切部
材によつて冷凍室と冷蔵室と該冷蔵室との直接循
環冷気流通をしない専用室とに区画し、前記仕切
部材は前記専用室に面した交熱板によつて中空冷
却室を形成し、本体内適所に形成した冷気流通路
の一端に冷蔵室と中空冷却室とに冷気を供給する
２つの供給口を設けると共に、冷蔵室及び中空冷
却室両室への冷気の供給を調節するダンパーを設
け、前記冷気流通路に設置した冷媒サイクルの蒸
発器にて冷却された冷気を送風機にて加速して前
記冷凍室、冷蔵室及び中空冷却室にそれぞれ直接
供給すると共に、前記冷凍室及び冷蔵室内をそれ
ぞれ循環した冷気は吸込口よりそれぞれ前記冷気
流通路に帰還せしめ、前記中空冷却室に流入し前
記専用室を間接冷却した冷気は冷気帰還通路によ
つて前記冷気流通路に帰還せしめる如く構成せる
冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3561086A JPS61191860A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3561086A JPS61191860A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61191860A JPS61191860A (ja) | 1986-08-26 |
| JPS6219668B2 true JPS6219668B2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=12446608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3561086A Granted JPS61191860A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61191860A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63173250U (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4419347B2 (ja) | 2001-07-13 | 2010-02-24 | 三菱電機株式会社 | 冷凍冷蔵庫 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP3561086A patent/JPS61191860A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63173250U (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61191860A (ja) | 1986-08-26 |
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