JPS62195850A - 蓄電池用セパレ−タ - Google Patents

蓄電池用セパレ−タ

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JPS62195850A
JPS62195850A JP61036186A JP3618686A JPS62195850A JP S62195850 A JPS62195850 A JP S62195850A JP 61036186 A JP61036186 A JP 61036186A JP 3618686 A JP3618686 A JP 3618686A JP S62195850 A JPS62195850 A JP S62195850A
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    • H01M50/409Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は蓄電池用セパレータに係り、特にカラス繊維を
主体とする蓄電池用セパレータに関する。
[従来の技術] ガラスm維を含んでなる蓄電池用セパレータとしては、
既に種々のタイプのものが提案され実用化されているが
、これを大別すると次の3種類となる。即ち、 ■ ガラス短繊維を主体とするもの、 ■ ガラス短繊維と合成繊維を混合、成形したもの、 ■ ガラス短繊維に粉体を保持させたもの、である。
このうち■のガラス短繊維を主体とするものとしては、
平均直径0.5〜1.0川m、平均長さ7〜50mmの
含アルカリ珪酸塩ガラス繊維よりなる密度0 、 l 
O−0、13g/cm”ノ蓄電池用セパレータ(特願昭
58−225846)、セパレータ上部のガラス繊維の
平均直径が0.3〜0.6p、m、下部の平均直径が0
.7〜1.0μmのように、セパレータ上部のガラス繊
維の平均直径がセパレータ下部のガラス繊維の平均直径
よりも小さい蓄電池用セパレータ(特願昭58−207
106)がそれぞれ本出願人より提案され゛ ている。
その他、平均直径13〜30μm、平均長さ3〜100
mmの大径ガラス繊820〜80重量%と平均直径3川
m以下の細径ガラス繊維とからなる蓄電池用セパレータ
(特願昭58−10059) も提案されている。
■のガラス短繊維と合成m維とからなるものとしては、
平均直径0.5〜1.oμmの含アルカリ珪酸塩ガラス
繊維60〜90重量%、平均直径10〜2011.mの
含アルカリ珪酸塩ガラス繊維8〜35重量%、1.0−
1.5デニールのアクリル繊維及び/又はポリエステル
繊維2〜7重量%、並びに0.5〜1.0デニールの熱
水溶解性ポリビニルアルコール繊維0.04〜0.6重
量%、が湿式混抄された蓄電池用セパレータ(特願昭5
9−81290)が本出願人より提案されている。
また、■のガラス短繊維に粉体を保持させたものとして
は、平均直径0.5〜1.0μmの含アルカリ珪酸塩ガ
ラス繊維に、平均直径が20μm以下の含アルカリ珪酸
塩ガラス粉末をセパレータ重量の1〜40重量%混抄し
た蓄電池用セパレータ(特願昭59−70682)、平
均直径0.5〜1.Oμmcr+含アルカリ珪酸塩ガラ
ス繊維に。
比表面積がLoom’/g以上のシリカ粉末をセパレー
タ重量の1〜40重量%混抄した蓄電池用セパレータ(
特願昭59−70683)が提案されている。
なお、蓄電池用セパレータを構成するガラス繊維として
は、得られるセパレータの吸液性、保液性を十分に高め
るための細径繊維と、細径のものに比し安価であること
から原料コストの低廉化を図り、また得られるセパレー
タの引張強度を増大させるための大径繊維との併用とす
るのが好ましい。
また、従来提案されている蓄電池用セパレータにおいて
は、ガラス繊維の繊維径が比較的大径のものであっても
細径のものであっても、その繊維の平均長さは比較的長
いものであった。
例えば、特願昭58−225846に記載のものでは、
平均直径0.5〜1.0μmで平均長さ7〜50mmで
あり、特願昭59−81290に記載のものでは、平均
直径0.5〜1.OILmの細径m維で平均長さ7〜5
0 m m、平均直径10〜20 p、 mの太径ta
mで平均長さ5〜80 m mが好ましいとされている
。特願昭58−10059には、平均直径13〜30μ
mのものであれば3〜100mm、平均直径3μm以下
のものであれば4〜30mmの平均長さが好ましいとさ
れている。また、特願昭59−70682及び同59−
70683においては、平均直径0.5〜1.07tm
で平均長さ7〜50mmとし、また平均直径1μm以上
のものを含む場合にはその平均長さは5〜80mmが好
ましいと記載されている。
従来の蓄電池用セパレータにおいて、ガラス繊維の平均
長さがこのような長さとされているのは、次のような理
由による。即ち、大径繊維については、これを短くする
には切断コストが高くなり、また大径繊維の抄造が困難
となる。また、細径繊維については、これが短いと繊維
同志が十分に絡み合わなくなり、得られるセパレータの
機械的強度が低下するためである。
[発明が解決しようとする問題点] シカしながら、セパレータを構成するガラス繊維の長さ
が長いと、 ω 抄造時にガラス繊維の分散性が悪くなり、得られる
セパレータの表面状態が悪化する。このため、このセパ
レータを組み込んだ蓄電池の耐酸化時間が低下する。
■ ガラス繊維の絡みが強すぎ、電解液の吸収時にセパ
レータの膨潤が阻害され、セパレータの1膨張が減少す
るため、加圧下における保液量が低ドする。
という問題が生起し、良好な特性のセパレータがイ(I
られない。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、1−記従来技術の問題点を解消し、強度も良
好であると共に、加圧下における電解液保持力に優れ、
しかも表面状態が良好で#酸化時間の改善された蓄電池
用セパレータを提供することを目的とする。
本発明は、平均直径2μm以下、平均長さ4mm未満の
含アルカリ珪lv塩ガラス繊維50〜lOO重量%、平
均直径2μmを超え10μm未満、1i均長さ4 m 
m以下の含アルカリ珪酸塩ガラス繊維O〜20爪部%、
及び、平均直径10〜30μm、平均長さ3mm以下の
含アルカリ珪酸用ガラス繊維0〜50重量%よりなるこ
とを特徴とするものである。
以下本発明につき更に詳細に説明する。
本発明の蓄電池用セパレータを構成する含アルカリ珪酸
塩ガラス繊維は、直径2μm以下の細径繊維で、長さ4
 m m未満のもの50〜100重量%、直径211.
mを超えloμm未満の中細繊維で長さ4mm以下のも
の0〜20重量%、及び、直径10〜30μmの大径繊
維で長さ3 m m以下のもの0〜50重量%よりなる
1−記の細径、中細、大径いずれのガラス繊維において
も、繊維の平均長さが長過ぎると本発明のセパレータの
表面状態の改善及び電解液保持力の向」−効果が十分に
得られず、また、逆に繊維の平均長さが短か過ぎると得
られるセパレータの引張強度が低下し、またセパレータ
製造時の抄造工程において、ガラス繊維の捕集率が低下
し、歩留りが悪くなる。
このようなことから、直径2μm以下の細径ガラス繊維
の長さは、0.2mm以上4 m m未満、特に02〜
3.7mmであることが好ましい。
また、直径2μmを超え10μm未満の中細ガラス繊維
の長さは、0.2〜0.4mmであることが好ましく、
直径10〜30μmの大径ガラス繊維の長さは、0.5
〜3mmであることが好ましい。
なお、大径ガラス繊維の割合が50重量%を超えると、
大径繊維が接着されにくくなる。
次に、本発明におけるガラス繊維の組成の好適な範囲に
ついて説明する。
本発明のセパレータを構成するガラス繊維は、接着剤を
用いることなく繊維同志を接着させるために、含アルカ
リ珪酸塩ガラス繊維を用いる。含アルカリ珪酸塩ガラス
FJ&維を用いると、製造工程の抄造工程でガラス繊維
の表面に水ガラス状物質が生成し、この水ガラス状物質
の粘着性によって繊維同志が接着される。本発明におい
ては、含アルカリ珪酸塩ガラス繊維のうちでも、蓄電池
に使用されることから、耐酸性の良好なものが好適に使
用される。この耐酸性の程度は、平均繊維径1mpL以
下のガラス繊維の状態で、JISC−2202に従って
測定した場合の重量減が2%以下であるのが望ましい。
また、このようなガラス繊維の組成としては重量比で6
0〜75%のSiO2及び8〜20%(7) R20(
N a 20、K2Oなどのアルカリ金属酸化物)を主
として含有しくただしS i O2+ R20は75〜
90%)、その他に例えばCaO,MgO1B203 
、Al103.2nO,Fe2O:3などの1種又は2
種以上を含んだものが挙げられる。
尚好ましい含アルカリ珪酸塩ガラスの一例を次の第1表
に示す。
第  1  表 本発明の蓄電池用セパレータは、好適には、このような
組成の細径、中細、大径の含アルカリ珪#、、塩ガラス
繊維が、湿式抄造により絡み合わされると共に、特別な
接着剤なしに相互に接着されている、実質的にガラス繊
維のみからなるものである。
このような本発明の蓄電池用セパレータを製造するには
、予め所定の長さに切断したガラス繊維を所望の割合に
配合して混抄して製造しても良いが、例えば次のような
方法によるのが有利である。
即ち、FA法(火炎法)、遠心法その他のガラス短繊維
製造法により製造された、比較的長さの長い細径、中細
及び大径のガラス繊維中用意し、これを所定長さに切断
する。そして、これら各径の繊維を適当な割合で配合し
、これをパルパーで離解分散させる。
あるいは、上記のように予め切断する代わりに、用意し
たガラス繊維を配合し、これを抄紙機ネットに供給する
途中において、適宜の切断手段により、ガラス#lia
を短く切断しても良い。
通常の抄造では4〜30 m m程度にしかならない1
0〜60mmの長さの細径あるいは中細m維や6〜30
mm(平均25mm)の長さの大径繊維であっても、前
者の如く予め切断するか、あるいは後者の如く途中で切
断することにより、細径繊維は4mm未満、中細繊維は
4 m m以下、太径繊維は3mm以下にする。
なお、切断されたガラス繊維はネット上に抄紙されるの
であるが、その際、離解機内のpH及び/又は抄造タン
ク内のpHを約3未満例えば2.5程度とするのが好ま
しい。このような酸性域で離解及び/又は湿式抄造する
ことにより、ガラス繊維の表面に水ガラスの接着層を形
成せしめ、ついでこれを所定温度例えば80〜160℃
に加熱することにより、ガラス繊維をその表面の水ガラ
スによって相互に接着することが可能となる。
即ち1本発明のセパレータを構成するガラス繊維は含ア
ルカリ珪酸塩ガラス組成を有するところから、ガラス繊
維中のアルカリ成分及びシリカ成分が、pH2,5程度
の酸性域で分散のための水と反応し水ガラス層がガラス
繊維表面に形成され、この水ガラス層が接着剤として作
用しガラス繊維が相互に強固に接着される。
このため、本発明の如くガラス繊維の長さが短く、繊維
同志の絡みが比較的少ないものであっても、十分に接着
されて、高強度なセパレータを得ることが可能となる。
この湿式抄造されたガラス繊維抄造体は、一般にドラム
やドライヤに沿わせて乾燥され製品とされる。
なお、抄造にあたり、繊維を水中に分散させるに際し分
散剤を使用しても良い。又、湿式抄造された繊維抄造体
、例えば抄造ネット上にある繊維抄造体にジアルキルス
ルフオサクシネートをスプレーして、ガラス繊維に対し
て0.005〜10重量%付着させることによって、ジ
アルキルスルフオサクシネートの有する親水性によりセ
パレータの保液性を向上させることができる。ジアルキ
ルスルフオサクシネートを上記の如くスプレーする代わ
りに抄造槽中の分散水に混入してもよい。
本発明のセパレータ自体の厚さは、使用される蓄電池に
よって異なるが、一般には、0.3〜3mmであること
が好ましい。
[作用] 本発明のセパレータは、構成するガラス繊維の繊維長さ
が短いので、その分散性に優れ、得られるセパレータの
表面は平滑で、表面状態の極めて良好なものとなる。セ
パレータの表面が平滑であると、これが極板に十分に密
着することが可能となるため、電池の耐酸化時間を向上
させることができる。
また、繊維長さが短いことから、Ia維の絡みが適度な
ものとなり、吸液時の保液量が増大し、しかも、繊維同
志の引っ張り合いによりセパレータの膨潤性が阻害され
ることがない。このため、加圧下の液保持量が増大し、
電池性能を向上させることができる。
しかして、このように繊維長さの短いガラス繊維であっ
ても、抄造工程のpHを2.5程度の酸性域とすること
により、表面水ガラス化効果により、有機繊維、バイン
ダー等を用いることなく、極めて高強度の抄造体とする
ことが可能である。
なお、本発明において、セパレータを製造するために従
来必要とされた有機繊維、バインダー等が全く必要とさ
れず、本発明のセパレータは有機繊維や、樹脂バインダ
ーその他の特別の接着剤を含有しないということにより
、次のような効果が奏される。
即ち、有機縁#等が存在する場合、これらが加熱時に溶
解して生起する接着力が、バインダーの吸液時の膨張力
を阻害し、このためセパレータの加圧下での保液性は低
下することとなる。例えば、通常のガラス繊維100%
のセパレータと有機繊維を5.0重量%含有するガラス
繊維セパレータとの保液性を試験してみると(試料の大
きさはいずれも100m100mmX100.03mm
厚さく体積10.30cm’)、重量1.42g)、無
加重時の含水率及び20kg加重時(厚さ方向への加重
)の含水率として、第2表に示すような測定結果が得ら
れる。
第  2  表 第2表から明らかなように、ガラス繊維100%のセパ
レータは保液性に極めて優れている。
更に、有機繊維やその他の接着剤は、セパレータの耐酸
性を弱めることがあるのに対し、本発明の如く、ガラス
m維よりなるセパレータは、極めて優れた耐酸性を有す
るものとなる。
[実施例] 以下実施例及び比較例について説明する。
実施例1 組成が第1表のAである平均直径0.8μmのガラス繊
維を、パルパーで分散させた後、高速離解機を用いて切
断離解して、これをpH2,5の液にて湿式抄造し、次
いで140°Cに加熱してマット状の蓄電池用セパレー
タを製造した。
このセパレータの引張強度、吸液速度、保液性、耐酸化
時間について測定した結果を繊維長さと共に第3表に示
す。
実施例2 ガラス繊維として」−記平均直径0 、8 μmのもの
を70重量%と、平均直径10μmのものを30重量%
用いたこと以外は実施例1と同様にしてセパレータを製
造した。
このセパレータの諸特性の測定結果を第3表に示す。
実施例3 予め切断された、平均直径0.8p、m、平均長さ2 
m mのガラス繊維を、高速離解機を用いることなく 
pH3,0にて抄造したこと以外は実施例1と同様にし
てセパレータを製造した。
このセパレータの諸特性の測定結果を第3表に示す。
比較例1 平均直径0.8μm、平均長さ9mmのガラス繊維を用
いたこと以外は実施例3と同様にしてセパレータを製造
した。
このセパレータの諸特性の測定結果を第3表に示す。
比較例2 平均直径0.8μm、平均長さ10mmのガラス繊維7
0重量%、及び平均直径19Ii、m、平均長さ10m
mのガラス繊維30重量%を用いたこと以外は実施例3
と同様にしてセパレータを製造した。
このセパレータの諸特性の測定結果を第3表に示す。
比較例3 平均直径0.8μm、平均長さ10mmのガラス繊維7
5重量%、平均直径191Lm、平均長さ10 m m
のガラス繊維20重量%、及び有機arm(材質アクリ
ル樹脂、直径1.0デニール、長さ5mm)5重量%を
用いたこと以外は実施例3と同様にしてセパレータを製
造した。
このセパレータの諸特性の測定結果を第3表に示す。
第3表より、下記のことが明らかである。
即ち、本発明の短m維よりなるセパレータは、強度も高
く、吸液性、保液性に優れ、とりわけ加圧下の保液性は
著しく良好である。しかも耐酸化時間も、大幅に改善さ
れる。特に、離解時pH2,5で製造した場合において
は、著しく優れた効果が奏される。
なお、実施例及び比較例における各種特性値の測定法は
次の通りである。
■ 厚さく m m ) 試料をその厚み方向に20kg/drrfの荷重で押圧
した状態で測定する。(JISC−2202)■ 目付
(g/cm’) 試料重量を試料面積で徐して得られる値である。
■ 密度(g/cm”) 試料(重量W)locmXlocmの面積(S)に20
kgの荷重を加えた時の試料の厚さをTとした時に、式
:W/ (SXT)(g/cm’)で与えられる値で表
わす。
■ 引張強度(g/15mm幅) 幅15mmの試料の両端を引張り、それが切断するとき
の外力の値(g)で表示する。
■ 吸液速度(mm/分) 試料を垂直にしてその下部を比重1.03の希硫酸液に
浸漬し、経時的に上昇する液位を測定することにより求
める。
■ 保液性(g/cc) 10cmXIOcmX1cm厚さの試料に水を含ませ、
無加重時あるいは厚さ方向に20kgの加重を加えた時
の試料中の含水量(g)を求め、これを試料の体積(c
c)で徐した値で示す。
■ 耐酸化時間(hr) 第1図に示すような試験装置に試料(大きさ70X70
mm)lをセットし、荷重(鉛ブロック(70X70m
m)5kg)2を載せた後、耐酸性容器(約132X1
85X102mm)3に電解液4として希硫酸(比重1
.300/20℃)を約100100O注入する(なお
、試験中、この液面4aは維持する。)。次いで、電解
液温度を45±2℃に保ち、2.5Aの一定電流(直流
)を通電しながら、一定時間毎に端子電圧を測定する。
(なお、第1図において、5.6はガラス板(70X7
0X5mm)、7.8は当板(絶縁板)(50X50X
3mm)、9は陽極板(純鉛板)(50X50X3mm
)、10は陰極板(純鉛板)(50X50X3mm)、
l 1は耐酸性樹脂台である。) 耐酸化時間(h r)は、端子電圧が2.6v以下とな
った時間又は電圧低下率が0.2V/時間以上となった
時間で表示する。
第3表 [発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の蓄電池用セパレータは、直
径2μm以下、長さ4 m m未満の含アルカリ珪酸塩
ガラス繊維50〜100重量%、直径2μmを超えL 
OメLm未満、長さ4mm以下の含アルカリ珪酸塩ガラ
ス繊維0〜20重量%、及び、直径10〜30μm、長
さ3 m m以下の含アルカリ珪酸塩ガラス繊維0〜5
0重量%よりなるものであり、 ■ 表面が平滑で、良好な表面状態のセパレータである
ため、電池の耐醇化時間等を向4−させることができる
■ 吸液性、保液性が良好で、特に加圧下における保液
性に優れるため、電池性能を大幅に改善することができ
る。
■ 高い強度を得ることができる。
等の優れた効果を有する。
従って、本発明のセパレータによれば、高性能の蓄電池
を製造することができ、そのT業的有用性は極めて高い
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例及び比較例において、耐酸化時間の測定
に用いた装置を示す断面図である。 l・・・試料、       2・・・荷重、3・・・
容器、      4・・・電解液、9・・・陽極板、
      10・・・陰極板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直径2μm以下、長さ4mm未満の含アルカリ珪
    酸塩ガラス繊維50〜100重量%、直径2μmを超え
    10μm未満、長さ4mm以下の含アルカリ珪酸塩ガラ
    ス繊維0〜20重量%、及び、直径10〜30μm、長
    さ3mm以下の含アルカリ珪酸塩ガラス繊維0〜50重
    量%よりなることを特徴とする蓄電池用セパレータ。
  2. (2)直径2μm以下、長さ0.2mm以上4mm未満
    の含アルカリ珪酸塩ガラス繊維50〜100重量%、直
    径2μmを超え10μm未満、長さ0.2〜4mmの含
    アルカリ珪酸塩ガラス繊維0〜20重量%、及び、直径
    10〜30μm、長さ0.5〜3mmの含アルカリ珪酸
    塩ガラス繊維0〜50重量%よりなる特許請求の範囲第
    1項に記載の蓄電池用セパレータ。
  3. (3)平均直径2μm以下の含アルカリ珪酸塩ガラス繊
    維の長さは3.7mm以下である特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の蓄電池用セパレータ。
  4. (4)含アルカリ珪酸塩ガラス繊維が、特別な接着剤な
    しに相互に接着されている特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか1項に記載の蓄電池用セパレータ。
  5. (5)含アルカリ珪酸塩ガラス繊維が、湿式抄造により
    絡み合わされている特許請求の範囲第4項に記載の蓄電
    池用セパレータ。
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Cited By (2)

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