JPS62195619A - 光アイソレ−タ - Google Patents
光アイソレ−タInfo
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- JPS62195619A JPS62195619A JP2848386A JP2848386A JPS62195619A JP S62195619 A JPS62195619 A JP S62195619A JP 2848386 A JP2848386 A JP 2848386A JP 2848386 A JP2848386 A JP 2848386A JP S62195619 A JPS62195619 A JP S62195619A
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ファラデー回転素子による光アイソレータ、
特に0.8μmの波長帯(0,8μmの波長帯とは0.
8μmの波長を中心とする0、75〜0.85μ−程度
の波長範囲を一般に指称する)就中780〜830nm
の波長の光に対する光アイソレータに係わる。
特に0.8μmの波長帯(0,8μmの波長帯とは0.
8μmの波長を中心とする0、75〜0.85μ−程度
の波長範囲を一般に指称する)就中780〜830nm
の波長の光に対する光アイソレータに係わる。
本発明は、Bi金含有希土類鉄磁性ガーネットによって
光アイソレータのファラデー回転素子を構成するもので
あるが、特に、その鉄の一部と置換させる非磁性元素の
添加量を特定することによって0.8μm帯の光の順方
向損失りの低減化を図る。
光アイソレータのファラデー回転素子を構成するもので
あるが、特に、その鉄の一部と置換させる非磁性元素の
添加量を特定することによって0.8μm帯の光の順方
向損失りの低減化を図る。
例えば光ディスク、光磁気ディスク等における情報の記
録或いは(及び)読み出しをはじめとして、各種用途に
半導体レーザーの利用が広まっている。
録或いは(及び)読み出しをはじめとして、各種用途に
半導体レーザーの利用が広まっている。
ところが、このように半導体レーザーを用いる場合、こ
れに戻り光があるとモードホッピングノイズが生じるな
どの不都合があることから、できるだけ、半導体レーザ
ーから発振した光が、再び半導体レーザーに戻ることが
ないように、この戻り光を遮断する光アイソレータの必
要性が高まっている。
れに戻り光があるとモードホッピングノイズが生じるな
どの不都合があることから、できるだけ、半導体レーザ
ーから発振した光が、再び半導体レーザーに戻ることが
ないように、この戻り光を遮断する光アイソレータの必
要性が高まっている。
この光アイソレータは、第5図にその一例の概略的構成
を示すように、ファラデー回転素子(1)を挾んで偏光
子(2)と検光子(3)とが配置されて成る。
を示すように、ファラデー回転素子(1)を挾んで偏光
子(2)と検光子(3)とが配置されて成る。
ファラデー回転素子(11は、マグネット(4)によっ
て光軸方向に磁場が与えられて、光源(5)例えば半導
体レーザーから偏光子(2)を通じて入射する直線偏光
をその偏光面が45°回転するようになされる。
て光軸方向に磁場が与えられて、光源(5)例えば半導
体レーザーから偏光子(2)を通じて入射する直線偏光
をその偏光面が45°回転するようになされる。
検光子(3)はこのファラデー回転素子+11によって
45°゛回転した偏光を通過することができるようにそ
の軸方向が選ばれていて、これを通過した光が被照射面
に照射するようになされている。そして、この場合被照
射面(6)からの反射光、すなわち戻り光がある場合、
この戻り光は、再び検光子(3)を通過してファラデー
回転素子(1)を通過し、この時再び45°回転されて
偏光子(2)に向う。したがって、この偏光子(2)に
向う戻り光は順方向の入射光に対してその偏光面が9o
゛回転していることになり、この偏光子(2)を通過す
ることができず、光源(4)に向うことができない、こ
のように光アイソレータによれば、一方向すなわち順方
向に関しては、光透過性を有するがこれとは逆の方向に
関しては遮断効果を奏することができる。
45°゛回転した偏光を通過することができるようにそ
の軸方向が選ばれていて、これを通過した光が被照射面
に照射するようになされている。そして、この場合被照
射面(6)からの反射光、すなわち戻り光がある場合、
この戻り光は、再び検光子(3)を通過してファラデー
回転素子(1)を通過し、この時再び45°回転されて
偏光子(2)に向う。したがって、この偏光子(2)に
向う戻り光は順方向の入射光に対してその偏光面が9o
゛回転していることになり、この偏光子(2)を通過す
ることができず、光源(4)に向うことができない、こ
のように光アイソレータによれば、一方向すなわち順方
向に関しては、光透過性を有するがこれとは逆の方向に
関しては遮断効果を奏することができる。
このように光アイソレータは、逆方向の光を遮断する機
能を有するものであるが、順方向の光損失を小さくする
上でファラデー回転素子自体の光透過率はできるだけ大
きいことが望まれる。この光透過率を大きくするには、
ファラデー回転素子の厚さLは、できるだけ小さいこと
が望まれるが、この厚さLは、所要の回転角、上述の例
では45゜の回転角を得るために、成る厚さを必要とす
る。
能を有するものであるが、順方向の光損失を小さくする
上でファラデー回転素子自体の光透過率はできるだけ大
きいことが望まれる。この光透過率を大きくするには、
ファラデー回転素子の厚さLは、できるだけ小さいこと
が望まれるが、この厚さLは、所要の回転角、上述の例
では45゜の回転角を得るために、成る厚さを必要とす
る。
45°回転する間の順方向損失L(dB)は、Locm
・・・(11(但し、αは光吸収係
数、Fはファラデー回転能)で与えられるので、Lを小
さくするには、光吸収係数αが小さいものが必要となる
。
・・・(11(但し、αは光吸収係
数、Fはファラデー回転能)で与えられるので、Lを小
さくするには、光吸収係数αが小さいものが必要となる
。
この光吸収係数αは、波長に依存するものであり、1.
3μ−波長帯で代表されるような長波長帯については、
YIG(イツトリウム・鉄・ガーネット)によるファラ
デー回転素子によって可成り満足するものが得られてい
る。
3μ−波長帯で代表されるような長波長帯については、
YIG(イツトリウム・鉄・ガーネット)によるファラ
デー回転素子によって可成り満足するものが得られてい
る。
ところが、上述したような光ディスク、或いは光磁気デ
ィスク等の光源としては、AlGaAs系半導体レーザ
ーのような0.8μm波長帯の半導体レーザーが用いら
れんとする方向にあり、この0.8μm波長帯について
のファラデー回転素子の開発が望まれている。
ィスク等の光源としては、AlGaAs系半導体レーザ
ーのような0.8μm波長帯の半導体レーザーが用いら
れんとする方向にあり、この0.8μm波長帯について
のファラデー回転素子の開発が望まれている。
一方、このようなファラデー回転素子に用いる磁性ガー
ネット、すなわち希土類鉄ガーネットを育成する方法と
しては、液相エピタキシーによって結晶膜を得るという
方法、すなわち原料融液中に例えばGGG (ガドリ
ニウム・ガリウム・ガーネット)基板を浸漬し、この基
板を引上げることによってこの基板上に磁性ガーネット
膜を育成するという方法が量産性にすぐれているもので
あるが、この場合、この液相エピタキシーの融液には、
フラックスが添加される。このフラックスとしては、通
常PbOが用いられる。ところが、このPbOをフラッ
クスとして用いた場合、その育成された結晶膜中にPb
2“の一部が混入することは避けられないものであり、
これによって光の吸収損失を低めることが難しくなる。
ネット、すなわち希土類鉄ガーネットを育成する方法と
しては、液相エピタキシーによって結晶膜を得るという
方法、すなわち原料融液中に例えばGGG (ガドリ
ニウム・ガリウム・ガーネット)基板を浸漬し、この基
板を引上げることによってこの基板上に磁性ガーネット
膜を育成するという方法が量産性にすぐれているもので
あるが、この場合、この液相エピタキシーの融液には、
フラックスが添加される。このフラックスとしては、通
常PbOが用いられる。ところが、このPbOをフラッ
クスとして用いた場合、その育成された結晶膜中にPb
2“の一部が混入することは避けられないものであり、
これによって光の吸収損失を低めることが難しくなる。
尚、PbOフラックスによる場合においても、その結晶
膜の育成温度をコントロールすることによって光吸収を
下げることができるという報告もなされている(ジャー
ナル オブアプライド フィジックス(Journal
of AppliedPhysics ) Vol、
45 P2867〜2873 July 1974)
ところであるが、これについても、0.8μ潮波長帯で
は有効なものではない。
膜の育成温度をコントロールすることによって光吸収を
下げることができるという報告もなされている(ジャー
ナル オブアプライド フィジックス(Journal
of AppliedPhysics ) Vol、
45 P2867〜2873 July 1974)
ところであるが、これについても、0.8μ潮波長帯で
は有効なものではない。
そこでPbハが混入することのないように、B i20
3のみをフラックスとする融液を用いて液相エピタキシ
ーによってBi置換の磁性ガーネット膜、すなわち希土
類の一部をBiで置換した磁性ガーネット膜を育成する
ことが考えられる(ジャーナル オブ エレクトロケミ
カル ソサイアテイ (Journalor E1ec
trochea+1cal 5ociety) Vo
l、123 P 1248〜12491976 ) 。
3のみをフラックスとする融液を用いて液相エピタキシ
ーによってBi置換の磁性ガーネット膜、すなわち希土
類の一部をBiで置換した磁性ガーネット膜を育成する
ことが考えられる(ジャーナル オブ エレクトロケミ
カル ソサイアテイ (Journalor E1ec
trochea+1cal 5ociety) Vo
l、123 P 1248〜12491976 ) 。
ところが、実際上、このような方法によってBi置換の
磁性ガーネットを育成しても、光吸収の低下は充分得ら
れない、これは、本来Bi置換の磁性ガーネットの組成
は、例えば、 (7m%”、3 B13o”、t ) CPe”:、
o Ga’、”、o )012 ・・・(21である
べきものが、実際には、 Ta+’2”、3旧’o”、 T Fe”J +6’
Fe’4”、 O−25−どGa’1”、o Pt’J
’ O’1−2−6・・・(3) で示されるようなp t”及び酸素空席の発生によって
2価のFeイオンが発生してこれにより光吸収が生じる
ものと思われる。このptの混入は、液相エピタキシー
に際して用いられるるつぼがptであることにより、こ
のptが融液中に拡散することによる。
磁性ガーネットを育成しても、光吸収の低下は充分得ら
れない、これは、本来Bi置換の磁性ガーネットの組成
は、例えば、 (7m%”、3 B13o”、t ) CPe”:、
o Ga’、”、o )012 ・・・(21である
べきものが、実際には、 Ta+’2”、3旧’o”、 T Fe”J +6’
Fe’4”、 O−25−どGa’1”、o Pt’J
’ O’1−2−6・・・(3) で示されるようなp t”及び酸素空席の発生によって
2価のFeイオンが発生してこれにより光吸収が生じる
ものと思われる。このptの混入は、液相エピタキシー
に際して用いられるるつぼがptであることにより、こ
のptが融液中に拡散することによる。
尚、液相エピタキシー(以下LPEという)によって磁
気異方性を有するガーネット膜を得る方法として、フラ
ックスにCaCO3を添加したものの報告(マティリア
ル リサーチ プルテン(MaterialResea
rch Bulltein) Vol、11+ PP
337〜246.1976 )があるが、この場合、そ
のフラックスはBi2O3単独のも+7)テはなく、B
12(hと共に、CeO2/ K2O*或いはS i0
2/ Na2O等が添加されるものであり、しかも光吸
収についての究明はなされていない。
気異方性を有するガーネット膜を得る方法として、フラ
ックスにCaCO3を添加したものの報告(マティリア
ル リサーチ プルテン(MaterialResea
rch Bulltein) Vol、11+ PP
337〜246.1976 )があるが、この場合、そ
のフラックスはBi2O3単独のも+7)テはなく、B
12(hと共に、CeO2/ K2O*或いはS i0
2/ Na2O等が添加されるものであり、しかも光吸
収についての究明はなされていない。
前述したように従来方法によって得られるBi置換磁性
ガーネットによっても、0.8μm波長帯に関して光吸
収が充分小さいものが得られていないことに問題がある
。
ガーネットによっても、0.8μm波長帯に関して光吸
収が充分小さいものが得られていないことに問題がある
。
そして、このような問題点の改善をはかるようにしたB
i含有希土類鉄磁性ガーネットは、本出願人によっても
、例えば特願昭60−108012号出願等において提
案したところである。これらのBi含有希土類鉄磁性ガ
ーネットは、2価のイオンCa” 。
i含有希土類鉄磁性ガーネットは、本出願人によっても
、例えば特願昭60−108012号出願等において提
案したところである。これらのBi含有希土類鉄磁性ガ
ーネットは、2価のイオンCa” 。
M g2+等を添加して電荷補償をとることにより、光
吸収の原因となる2価の鉄イオンFe”の発生を抑制す
るものである。しかしながらこのようにFe2゜の発生
を抑制するようにしたBi金含有希土類鉄磁性ガーネッ
トにおいても、Fe釦による光吸収が残る。これについ
ては、鉄PaをGa、 An!等の非磁性元素で置換
することによって抑制できる。しかしながら、同時にこ
の非磁性元素の添加によってファラデー回転能Fの低下
をも来し、前述の(1)式からその示性数たる順方向損
失しはさほど改善できないと考えられる。しかるに、本
発明においては、非磁性元素の置換量を特定するとき、
ファラデー回転角の低下を補償して余りある光吸収の低
下を実現できることの究明に基いて回転素子の順方向損
失しの改善をはかるものである。
吸収の原因となる2価の鉄イオンFe”の発生を抑制す
るものである。しかしながらこのようにFe2゜の発生
を抑制するようにしたBi金含有希土類鉄磁性ガーネッ
トにおいても、Fe釦による光吸収が残る。これについ
ては、鉄PaをGa、 An!等の非磁性元素で置換
することによって抑制できる。しかしながら、同時にこ
の非磁性元素の添加によってファラデー回転能Fの低下
をも来し、前述の(1)式からその示性数たる順方向損
失しはさほど改善できないと考えられる。しかるに、本
発明においては、非磁性元素の置換量を特定するとき、
ファラデー回転角の低下を補償して余りある光吸収の低
下を実現できることの究明に基いて回転素子の順方向損
失しの改善をはかるものである。
本発明は、透明基板、例えば(GdCa)3(GaMg
Zr)sQ。
Zr)sQ。
より成るSGG (サブストレイテッド・ガリウム・
ガーネット)上に、Bi金含有希土類鉄磁性ガーネット
をLPII! してファラデー回転素子を構成するもの
であるが、特にそのBi含有鉄磁性ガーネットのFeに
置換して、すなわち、そのFqサイトにGa、 Aj
(IIIA族)等の非磁性元素の1種以上をドープする
ものであるが、特にこれら非磁性元素の置換量を、Fe
の0.7〜1.2/f、u (f、u :フォーミュ
ラユニット)に選定する。
ガーネット)上に、Bi金含有希土類鉄磁性ガーネット
をLPII! してファラデー回転素子を構成するもの
であるが、特にそのBi含有鉄磁性ガーネットのFeに
置換して、すなわち、そのFqサイトにGa、 Aj
(IIIA族)等の非磁性元素の1種以上をドープする
ものであるが、特にこれら非磁性元素の置換量を、Fe
の0.7〜1.2/f、u (f、u :フォーミュ
ラユニット)に選定する。
本発明においては、ファラデー回転素子を構成する希土
類鉄磁性ガーネットのPaを非磁性元素で置換するもの
であり、これによってFe3°の発生を抑制でき、これ
によって0.8μ−帯の光吸収率が低下するが、この非
磁性元素の添加によるファラデー回転能の減少は、非磁
性元素の添加量を上述した範囲内に選定することによっ
て光吸収率の低下への寄与に比して小に抑えることがで
き、結果的に、光アイソレータとしての順方向光損失り
を格段に向上できることになる。
類鉄磁性ガーネットのPaを非磁性元素で置換するもの
であり、これによってFe3°の発生を抑制でき、これ
によって0.8μ−帯の光吸収率が低下するが、この非
磁性元素の添加によるファラデー回転能の減少は、非磁
性元素の添加量を上述した範囲内に選定することによっ
て光吸収率の低下への寄与に比して小に抑えることがで
き、結果的に、光アイソレータとしての順方向光損失り
を格段に向上できることになる。
実施例1
(GdCa)3(GaMgZr)s OL2ガーネット
によるSGG基板上に、BizO3+ Tm20i +
Y20x + Gd2O3+ Fe20i 1Ga
203より成る融液によって三元素の希土1iT+a。
によるSGG基板上に、BizO3+ Tm20i +
Y20x + Gd2O3+ Fe20i 1Ga
203より成る融液によって三元素の希土1iT+a。
Y、 Gdとを有し、Feの一部をGaで置換した磁性
ガーネット膜であり、I!PMA分析の結果、はぼB
it、3゜Ta+o、so Yo、ss Gdo、t
s Pe+、oo Gao、ss o、で表わし得るB
i含有希土類鉄磁性ガーネット膜をLPEによって育成
してファラデー回転素子を作製した。そしてこれを試料
lとした。
ガーネット膜であり、I!PMA分析の結果、はぼB
it、3゜Ta+o、so Yo、ss Gdo、t
s Pe+、oo Gao、ss o、で表わし得るB
i含有希土類鉄磁性ガーネット膜をLPEによって育成
してファラデー回転素子を作製した。そしてこれを試料
lとした。
比較例1
実施例1と同様の方法によって、B ix、23 Tm
o、s 2Yo、sv Gdo、@t Fe4.5iG
ao、3s 0.2で表わし得る磁性ガ−ネット膜によ
るファラデー回転素子を作製した。
o、s 2Yo、sv Gdo、@t Fe4.5iG
ao、3s 0.2で表わし得る磁性ガ−ネット膜によ
るファラデー回転素子を作製した。
そしてこれを試料2とした。
比較例2
実施例1と同様の方法によってB ir、34 Tmo
、s 。
、s 。
Yo、55Gdo、7s Fe4.26Gao、ss
012で表わし得る磁性ガーネット膜によるファラデー
回転素子を作製した。
012で表わし得る磁性ガーネット膜によるファラデー
回転素子を作製した。
そして、これを試料3とした。
これら各試料1〜3について、波長が780〜830n
mの間にある光に関しての光吸収を測定した。第1図は
、この波長範囲の光についての光吸収の極小値αm1を
Ga置換量との関係で示したもので、各黒丸11hl〜
N13は夫々試料1〜3の夫々の測定結果をプロットし
た点を示す。α1llflはGa置換量が増すにつれ単
調に減少している。そして、このα藺とGa置換量との
関係は、理論的に次式で示される。
mの間にある光に関しての光吸収を測定した。第1図は
、この波長範囲の光についての光吸収の極小値αm1を
Ga置換量との関係で示したもので、各黒丸11hl〜
N13は夫々試料1〜3の夫々の測定結果をプロットし
た点を示す。α1llflはGa置換量が増すにつれ単
調に減少している。そして、このα藺とGa置換量との
関係は、理論的に次式で示される。
・・・(2)
(ハンセンとライツタ−によるフィジカル・レビ、 −
B271498 (1983参照)。ここで、UはGa
の置換量であり、CはGa置換量が零のときのαMの値
であり、Gaはその90%が4面体Fe位置に、10%
が8面体Fe位置に置換したとしたものである。ここで
、試料1〜3において、Ga及びFe以外の構成元素に
ついては、互いに殆んどその組成が変らないので、各試
料1〜3について、(2)式のCの値は殆んど変らない
と考えられる。ところが、このC値について、測定され
たαKnの値と、前述した分析法Uを使って(2)式か
ら計算したところ、そのGa置換量とCとの関係は、第
2図に各試料階1〜3に・ついての計算結果を点磁1〜
磁3として示すように、本発明による実施例1のそれは
、比較例1及び2のそれに比し、格段に減少している。
B271498 (1983参照)。ここで、UはGa
の置換量であり、CはGa置換量が零のときのαMの値
であり、Gaはその90%が4面体Fe位置に、10%
が8面体Fe位置に置換したとしたものである。ここで
、試料1〜3において、Ga及びFe以外の構成元素に
ついては、互いに殆んどその組成が変らないので、各試
料1〜3について、(2)式のCの値は殆んど変らない
と考えられる。ところが、このC値について、測定され
たαKnの値と、前述した分析法Uを使って(2)式か
ら計算したところ、そのGa置換量とCとの関係は、第
2図に各試料階1〜3に・ついての計算結果を点磁1〜
磁3として示すように、本発明による実施例1のそれは
、比較例1及び2のそれに比し、格段に減少している。
このことは、本発明の実施例1によるものは、本来の(
2)式から予測されるα藺よりも格段に小さなα慣4に
なったことを示している。つまり、比較例1及び2によ
る試料2及び3のGa置換量が0.35〜0.58/
f 、u。
2)式から予測されるα藺よりも格段に小さなα慣4に
なったことを示している。つまり、比較例1及び2によ
る試料2及び3のGa置換量が0.35〜0.58/
f 、u。
に比し、本発明による0、89/f、u、の方が大幅に
0.8μ−帯の光吸収を低減化できたことを示している
。
0.8μ−帯の光吸収を低減化できたことを示している
。
一方、試料1〜3について、波長780n−でのファラ
デー回転能θP780についての測定を行った結果をG
a置換量に対するθF780として第3図に夫々点NQ
1〜3をもって示した。そして、ここに、試料1〜3に
おいて、上述したようにGa、 Fe以外の組成につい
ては、殆ど同じであることから、θ、7e。
デー回転能θP780についての測定を行った結果をG
a置換量に対するθF780として第3図に夫々点NQ
1〜3をもって示した。そして、ここに、試料1〜3に
おいて、上述したようにGa、 Fe以外の組成につい
ては、殆ど同じであることから、θ、7e。
とGa置換luとの関係も、(2)式と同様に下記(3
)式で表わせる。
)式で表わせる。
・・・(3)
(ハンセンほかによるジャーナル・オブ・アプライド・
フィジックス匝、 1052 (1984)参照)ここ
でC′はGa置換量零のときのθ、780である。
フィジックス匝、 1052 (1984)参照)ここ
でC′はGa置換量零のときのθ、780である。
そして、同様にこのθF780についても各試料1〜3
について測定されたθ、780 と、分析値Uによって
(3)式に基いてC′を計算し、このC′をGa置換1
iuとの関係をもって、第4図に各試料1〜3を各点N
11〜3によって示すと、第2図のαminの場合とは
異る性状を示し、C′については殆んど一定値を示して
いる。つまり、光アイソレータの示性数となる前記+1
1式に相当するように順方向光吸収損失(dB)は、α
蘭/θ、7110に比例し、C/C’に比例するので、
Ga置換量u (f、u、γ1が、成る程度以上高めら
れると、試料1で分ったように光吸収損失の低減化、つ
まり光アイソレータの特性の向上がはかられる。そして
、実際にはGa置換量uが0.1〜1.2/ f、u、
において、上記C′の値の一定化がはかられ、しかもC
の値が減少すること、つまり、上記示性数の改善がはか
られる。
について測定されたθ、780 と、分析値Uによって
(3)式に基いてC′を計算し、このC′をGa置換1
iuとの関係をもって、第4図に各試料1〜3を各点N
11〜3によって示すと、第2図のαminの場合とは
異る性状を示し、C′については殆んど一定値を示して
いる。つまり、光アイソレータの示性数となる前記+1
1式に相当するように順方向光吸収損失(dB)は、α
蘭/θ、7110に比例し、C/C’に比例するので、
Ga置換量u (f、u、γ1が、成る程度以上高めら
れると、試料1で分ったように光吸収損失の低減化、つ
まり光アイソレータの特性の向上がはかられる。そして
、実際にはGa置換量uが0.1〜1.2/ f、u、
において、上記C′の値の一定化がはかられ、しかもC
の値が減少すること、つまり、上記示性数の改善がはか
られる。
上述したところから明らかなように本発明によれば、順
方向光吸収損失の小さい光アイソレータを構成し得るの
で、光ディスク、光磁気ディスクの情報の記録及び読み
出しの光学系に用いて、S/HないしはS/Cの高い記
録・読み出しが実現でき、実用に供してその利益は極め
て大きい。
方向光吸収損失の小さい光アイソレータを構成し得るの
で、光ディスク、光磁気ディスクの情報の記録及び読み
出しの光学系に用いて、S/HないしはS/Cの高い記
録・読み出しが実現でき、実用に供してその利益は極め
て大きい。
第1図〜第4図は夫々本発明による実施例及び比較例に
基く、αan Ga置換量関係、C−Ga置換量関係
、θ、710−にa置換量関係、C’ −Ga置換量関
係の夫々を示す図、第5図は本発明装置を適用する光ア
イソレータの一例を示す構成図である。 (11はファラデー回転素子、(5)は光源、(6)は
被照射面である。
基く、αan Ga置換量関係、C−Ga置換量関係
、θ、710−にa置換量関係、C’ −Ga置換量関
係の夫々を示す図、第5図は本発明装置を適用する光ア
イソレータの一例を示す構成図である。 (11はファラデー回転素子、(5)は光源、(6)は
被照射面である。
Claims (1)
- ファラデー回転素子がBi含有の希土類鉄磁性ガーネッ
トより成り、その鉄の0.7〜1.2/f.u.がGa
、Al等の非磁性元素の少くとも1種類以上で置換され
て成ることを特徴とする光アイソレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2848386A JPS62195619A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 光アイソレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2848386A JPS62195619A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 光アイソレ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195619A true JPS62195619A (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=12249905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2848386A Pending JPS62195619A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 光アイソレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62195619A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02131216A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-21 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 磁気光学素子材料 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749917A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-24 | Nec Corp | Epitaxial-film faraday rotator |
JPS5882225A (ja) * | 1981-10-03 | 1983-05-17 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 磁気−光学モジユレ−タ−およびその製造方法 |
JPS58190786A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光フアイバ形磁界センサ |
JPS5977409A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-02 | Hitachi Ltd | 光アイソレ−タ |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2848386A patent/JPS62195619A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749917A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-24 | Nec Corp | Epitaxial-film faraday rotator |
JPS5882225A (ja) * | 1981-10-03 | 1983-05-17 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 磁気−光学モジユレ−タ−およびその製造方法 |
JPS58190786A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光フアイバ形磁界センサ |
JPS5977409A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-02 | Hitachi Ltd | 光アイソレ−タ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02131216A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-21 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 磁気光学素子材料 |
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