JPS62194127A - 冷風温風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水の気化熱およびヒータを利用する冷風温風
機に関するものである。

従来の技術 従来、この種の冷風温風機は、第３図に示すような構造
であった。すなわち、外郭１０９内には水タンク１０Ｂ
を設備し、パイプ１０５と１０６内に張架され、かつ、
モータ１０７で駆動させられる無端ベルト状のフィルタ
ー１０４を、空気吸込口１１０からの通気路中に位置さ
せるとともに一部が水タンク１０８中に浸漬されるよう
に設けている。前記通気路はモータ１ｏ１で駆動される
ファン１０２をもつケーシング１０３に連続し、ケーシ
ング１０３の出口は冷風吹出口１１１とヒータ１１４を
もつ温風吹出口１１２で形成され、この冷風吹出口１１
１と温風吹出口１１２をダンパー１１３で切換えるよう
にしている。

ここで、ダンパー１１３を下の位置にし、水タンク１０
８の中に水を入れ、各モータ１Ｑ１　。

１０７を始動させると、フィルター１０４は吸水しなが
ら回転を始め、乾いた空気が吸込口１１０から吸込まれ
、フィルター１０４にて気化熱を奪われ、加湿されなが
ら冷風吹出口１１１より、冷風として吹出される。つぎ
にダンパー１１３を上の位置にして同様な操作を行ない
、かつヒータ１１４に通電すると、温風吹出口１１２よ
り、温風が出るようになっている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ファン１０２の駆動用のモ
ータ１０１と、フィルター１０４駆動用のモータ１０７
がそれぞれ必要であり、コストが高くなるという欠点を
有していた。また、フィルター１０４を回転させる構造
上、フィルター１０４の吸込面積を稼ぐためには、横幅
や縦幅が長くなる形状とせねばならないという欠点を有
していた。

本発明はこのような問題点に留意し、フィルタ一部構成
を簡単化し機体を小型にできる冷風温風機を提供するこ
とを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、外郭内を通気
孔を有する仕切板で上下２室に仕切り、下室には空気の
吸込口を形成するとともに水タンクを設け、上室にはフ
ァンを設けるとともに冷風吹出口および温風吹出口を設
け、前記水タンクに挿入した遠心吸水管とファンを一つ
のモータの回転軸に結合し、前記遠心吸水管の囲りに円
筒状のフィルターを設けてなる冷風温風機の構成とした
ものである。

作　　用 この構成によれば、送風部と吸水部をひとつのモータで
駆動し、かつ、フィルターの縦横の長さが短くても回転
式のフィルターと同程度の能力を発揮することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を、第１図および第２図にもと
づいて説明する。図において１１は円筒状の外郭であり
、その内部は通気孔４をもつ仕切板６によって上下２室
に仕切られている。前記下室は空気の吸込口１ｏを有す
るとともに、内底に水タンク６を装備しており、上室は
ファンケーシング８およびその出口に通じる冷風吹出口
９と温風吹出口１７を有している０前記仕切板５には上
下に軸が突出するモータ１をとりつけており、このモー
タ１の下方の軸には遠心吸水管３がとりつけられ、上方
の軸にはファン２が結合されている。

前記遠心吸水管３は下部に水吸込口１３を、そして、側
部に水炊出口１４をもち、下部が水タンク６内に挿入さ
れており、また、その周囲には筒状のフィルター７が配
設されている。前記の冷風吹出口９と温風吹出口１７は
ダンパー１６によって切シ換えられるようになっておシ
、また、温風吹出口１７にはヒータ１６が設けである。

上記構成において、ダンパー１６を下の位置にして、水
タンク６の中に水１２を入れて、モータ１に通電すると
、遠心吸水管３が回転し始める。

遠心吸水管３はテーパー状になっておシ、底部に水吸込
口１３と上側面に水炊出口１４を有しているので、遠心
力によって水は水吸込口１３から吸込まれ、水炊出口１
４から吹出されてフィルター７に散布される。また、同
時にファン２が回転し、空気は吸込口１０から吸込まれ
て濡れたフィルター７を通り、気化熱を奪われながら仕
切板６の通風用の孔４を通り、ファン２とケーシング８
により、冷風吹出口９より吹き出される０つぎにダンパ
ー１６を上の位置にして同様の操作を行ない、かつヒー
タ１６に通電すると、温風吹出口１７より温風が吹き出
される。したがって、送風と水散布は同一モータでこれ
を行なうことができ、１個のモータしか必要としない◎
また、フィルター７は筒状になっているので、吸込面積
を稼ぐことができるため、横幅、縦幅ともに、これらを
短くすることができる。なお、加湿が不要のときには、
水位を水吸込口１３より下にしてやれば、水の吸込散布
は行なわれず、送風のみを行なうことができる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、一つのモータによりファンと遠心吸水管を回転させ
て送風機能と給水機能を行なっているため、駆動機構が
簡単となシ、コストを低くできる。また、フィルターは
遠心吸水管の周囲に筒状に設けられているため吸込面積
を稼ぐことができ、横幅、縦幅ともに、これらを短くす
ることができるという効果が発揮できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による冷風温風機の要部断面
斜視図、第２図は同冷風温風機の側断面図、第３図は従
来の冷風温風機の側断面図である〇１・・・・・・モー
タ、２・・・・・・ファン、３・・・・・・遠心吸水管
、７・・・・・・フィルター、４・・・・・・通風用孔
、５・・・・・・仕切板、６・・・・・・水タンク、１
６・・・・・・ダンパー、８・・・・・・ケーシング、
１１・・・・・・外郭、１６・・・・・・ヒータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外郭内を通気孔を有する仕切板で上下２室に仕切り、下
   室には空気の吸込口を形成するとともに水タンクを設け
   、上室にはファンを設けるとともに冷風吹出口および温
   風吹出口を設け、前記水タンクに挿入した遠心吸水管と
   ファンを一つのモータの回転軸に結合し、前記遠心吸水
   管の囲りに円筒状のフィルターを設けてなる冷風温風機
   。