JPS6219376A - 複合型磁気ヘツド製造用砥石ブレ−ド - Google Patents

複合型磁気ヘツド製造用砥石ブレ−ド

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Publication number
JPS6219376A
JPS6219376A JP15556685A JP15556685A JPS6219376A JP S6219376 A JPS6219376 A JP S6219376A JP 15556685 A JP15556685 A JP 15556685A JP 15556685 A JP15556685 A JP 15556685A JP S6219376 A JPS6219376 A JP S6219376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
sendust alloy
magnetic head
groove
diamond
Prior art date
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Pending
Application number
JP15556685A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ino
伊野 一夫
Masaru Doi
勝 土井
Yoshiaki Shimizu
良昭 清水
Kozo Ishihara
宏三 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS6219376A publication Critical patent/JPS6219376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTRの如き信号記録再生装置に用いる磁気
ヘッド、特に高密度磁気記録が可能な複合型磁気ヘッド
の製造に用いる砥石ブレードに関する。
〔従来の技術〕
例えば8ミリVTRに於ては、記録媒体としてメタルテ
ープの如き高抗磁力記録媒体を使用し、信号記録再生ヘ
ッドとして高密度磁気記録の可能な複合型磁気ヘッドを
装備することが提案されている。
複合型磁気ヘッドは例えば第3図に示す如く、フェライ
ト(例えばMn−Znフェライト)によって一対のコア
主体(51) (51)が形成され、両コア主体の突合
せ部にギャップ部■を構成する材料を挾んで一対のセン
ダスト合金層■■が対向して設けられ、トラック幅はガ
ラス(財)が充填されたV字状溝(53) (53)に
よって規定されている。
従来、上記の如き複合型磁気ヘッドは、先ず第1図に示
す様な磁気ヘッドブロックを形成した後、該ブロックに
切断、研削等の機械加工を施して製造されている。磁気
ヘッドブロックは、板状に形成されたフェライト片(7
)の表面に、センダスト合金膜(8)及びSiO2の非
磁性膜(9)を重ねて形成した一対のブロック半休+1
1 (2)を、互いに非磁性膜(9)側の表面にて突き
合せ、一体化したものである。
一対のブロック半体(1) (21には、複数条のトラ
、ツク幅規制溝(4)が形成されると共に、該溝(4)
に直交して複数条のギャップ深さ規定溝(仰が形成され
ている。
これらの溝(4) (40)は、磁性体(7)の表面に
センダスト合金膜(8)及び非磁性膜(9)を一体に形
成した状態にて、図示の如き円板状の砥石ブレード(3
)を用いて、センダスト合金膜(8)からフェライト片
(7)に至る深さに凹設される。砥石ブレード(3)の
局面には加工すべき溝の形状に応じて刃面■が形成され
ている。
例えばトラック幅規制溝(4)を形成する場合は、第2
図に示す如く砥石ブレード(3)の刃面(311I)は
、断面が三角形に形成されている。これによってトラッ
ク幅規制溝(4)は、ブレード(3)の刃面形状に応じ
て断面が三角形となるのである。
トラック幅規制溝(4)の加工精度は、トラック幅の寸
法精度に直接に影響を及ぼすこととなる為、従来より溝
加工精度を上げることが重要課題となっている。
溝加口精度に影響を及ぼす一つの因子はブレード(1)
の材質であって、フェライトの加工にはメタルボンド或
はレジノイドボンドのダイヤモンド砥粒からなるブレー
ドが適し、センダスト合金の加工にはボラゾン砥粒から
なるブレードが優れた性能を示すことが知られている。
尚、SiO2からなる非磁性膜(9)は極めて薄く、ブ
レードの材質によって加工性が大きく変わることはない
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがダイヤモンドブレードを用いて第2図に示す溝
加工を行なう場合、センダスト合金膜(8)に対する加
工性が悪い為、加工の進行に伴ってブレード(3)の摩
耗量が不均一となり、図中に鎖線で示す如く刃面(:[
lの断面形状が変化し、従って溝形状に変化が生じるこ
ととなる。この結果、第5図に示す如く完成した磁気ヘ
ッド(5)のコア主体6υ或はセンダスト合金層(52
)とガラス(54)との境界面が形状の一定しない曲面
となり、これによってトラック幅Bの寸法精度が低下す
る問題があった。
又、ボラゾンブレードを用いた場合は、フェライト片(
7)に対する加工性が悪い為、溝加工の際にセンダスト
合金膜(8)がフェライト片(7)から剥れる問題があ
った。
従って、何れのブレードを用いても高精度のトラック幅
を有する磁気ヘッドを歩留り良く製造することは出来な
かった。
センダスト合金膜とフェライト片とを同時に高精度で加
工するには、これらの2種類の材質に対し良好な加工性
を有する砥材によってブレードを構成すれば良いのであ
るが、斯種砥材は従来に知られていない。
〔問題点を解決する為の手段〕
そこで出願人は、異種砥材を混合することによって従来
にない新しい特性の砥石を形成することに想到し、種々
の材質のブレードによって研削実験を繰り返し、本発明
の完成に至ったのである。
本発明に係る複合型磁気ヘッド製造用砥石ブレ   □
−ドは、ダイヤモンド砥粒とボラゾン砥粒とを結合して
形成されていることを特徴とする。ここで砥粒全体に対
するダイヤモンド砥粒の重量混合率は略40〜80%に
選ばれている。
〔作用及び効果〕
砥石ブレード(3)はダイヤモンドのフェライトに対す
る加工性とボラゾンのセンダスト合金に対する加工性と
を兼ね具え、溝加工の際には両方の加工性を同時に発揮
する。この結果、センダスト合金膜(8)及びフェライ
ト片(7)を同時に研削することによって生じるブレー
ド(3)の摩耗量は、刃面(至)の全域に亘って略均−
となり、刃面■の断面形状は一定に保たれる。
又、フェライト片(7)に対する加工性が良好であるか
ら、加工の際にセンダスト合金膜(8)が剥れることは
ない。
従って、ブレード(3)の摩耗量に応じた切込み量をブ
レード(3)に与えることにより、溝を所定の形状寸法
に形成することが可能となり、完成した磁気ヘッドのト
ラック幅は高精度に規定され、歩留りは飛躍的に向上す
る。
尚、砥粒全体に対するダイヤモンド砥粒の重量混合率は
、後述の如く出願人が混合率を種々に変えて行なった実
験の結果から良好な加工精度が得られた略40〜80%
の範囲を選定したものであって、特に65%前後の混合
率の場合に高い加工精度が得られることが明らかとなっ
ている。
〔実施例〕
出願人は、第3図に示す様な複合型磁気ヘッド(5)に
於て、センダスト合金層国の組成Fe、At、Si及び
Crの各成分の重量パーセントw、x。
y及び2を下記の条件式を満す値に選定したとき、良好
な信号記録再生性能が得られることを確認している。
w+x+y+z=100 13≦x+y≦17 9≦y≦10 Q < z≦6 ところが従来は、上記組成からなるセンダスト合金層(
至)を有する磁気ヘッドブロックを高精度に加工するこ
とが極めて困難であり、精度の良い磁気ヘッドを高い歩
留りで製造することは実現されていなかった。
本発明に係る複合型磁気ヘッド製造用砥石ブレードは、
上記組成のセンダスト合金層ωを有する磁気ヘッドにつ
いて極めて有効であることが、出願人が行なった実験に
より明らかとなった。
実験に使用したブレード(3)は、フェノール系のレジ
ンボンドを用いて、粒度が#800のボラゾン砥粒と粒
度が$1500のダイヤモンド砥粒とを砥粒集中度(コ
ンセントレージョン)200で結合したものである。
ブレード(1)の刃先角度は90度であって、加工速度
を0.3 mm/ sec 、ブレード周速度を82m
/secに設定した。
尚、加工が施されるセンダスト合金膜(8)は厚さが2
〜5pmに形成されている。
第6図は、横軸にダイヤモンド砥粒の混合率し)をとり
、縦軸に良品率(憐即ち研削実験を行なった磁気ヘッド
の総数に対してギャップ部の形状寸法が公差範囲内に収
まっている合格品の占める割合をとって、組成の異なる
種々のブレードに対する実験結果を整理したものである
曲線−は、良品率として第5図に示す如き溝形状の不良
のみを考慮し、センダスト合金膜の剥れによる不良を無
視した場合の変化を示している。
一方曲線(61)は、逆に良品率として溝形状の不良を
無視し、センダスト合金膜の剥れによる不良のみを考慮
した場合の変化を示している。
図から明らかな様に、ダイヤモンド砥粒の混合率が低い
程、即ちボラゾン砥粒の混合率が高い程、膜剥れが生じ
易(、逆にダイヤモンド砥粒の混合率が高い程、溝の形
状不良が生じやすいのである。
曲線(6)は膜剥れ及び形状不良の両方を考慮して描い
た総合的な良品率(前記2種類の良品率の積〕の変化を
示しており、ダイヤモンド砥粒の混合率が略40〜80
%のとき比較的良好な加工性が得られ、混合率の最適値
は略65%であることが分かる。
第6図は、センダスト合金層@が前記組成を有する場合
の実験結果であるが、組成が若干異なる場合も略同様の
結果が得られるものと推察される。
尚、本発明に係る複合型磁気ヘッド製造用砥石ブレード
は、第4図に示す如くセンダスト合金層ω霞の厚さがト
ラック幅方向に変化する磁気ヘッドの製造に用いた場合
にも優れた効果を発揮する。
又、本発明に係る砥石ブレードは、第1図に示すギャッ
プ深さ規定溝(40を凹設する際に用いても、上記同様
の作用効果が得られるのは勿論であって、これによって
高性能の複合型磁気ヘッドを製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気ヘッドブロックの一部破断斜面図、第2図
は砥石ブレードによる溝加工工程を示す断面図、第3図
は複合型磁気ヘッドの斜面図、第4図は他の形状のセン
ダスト合金層を有する複合型磁気ヘッドの要部を示す拡
大平面図、第5図は従来の砥石ブレードを用いて製造し
た複合型磁気ヘッドの要部を示す拡大平面図、第6図は
ブレードの材質を変えた場合の磁気ヘッドの良品率の変
化を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]フェライト片(7)の表面にセンダスト合金膜(
    8)を形成してなるブロックに対し、センダスト合金膜
    (8)からフェライト片(7)に至る深さの溝を形成す
    るため、刃先を溝形状に応じて形成した砥石ブレードに
    於て、ダイヤモンド砥粒とボラゾン砥粒とを結合して形
    成され、砥粒全体に対するダイヤモンド砥粒の重量混合
    率が略40〜80%であることを特徴とする複合型磁気
    ヘッド製造用砥石ブレード。 [2]ダイヤモンド砥粒の重量混合率は略65%である
    特許請求の範囲第1項に記載の砥石ブレード。
JP15556685A 1985-07-15 1985-07-15 複合型磁気ヘツド製造用砥石ブレ−ド Pending JPS6219376A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108673357A (zh) * 2018-05-31 2018-10-19 芜湖昌菱金刚石工具有限公司 一种金刚石打磨组件

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CN108673357A (zh) * 2018-05-31 2018-10-19 芜湖昌菱金刚石工具有限公司 一种金刚石打磨组件

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