JPS62193047A - 偏向ヨ−ク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビ１　産業上の利用分野 本発明はインライン型電子銃を有する陰極線管に好適な
偏向ヨークに関する。

（口１　従来の技術 インライン型電子銃を有したカラー陰極線管を使用した
カラーテレビジョン受ｆ１１機においては、原則的に垂
直偏向コイルより発生する磁界をバシル型、水平偏向コ
イルよシ発生する磁界をビンクツシミン型としてずスコ
ンバーゼンスを補正している。しかしながら上記方法で
ミスコンバーゼンスを補正しても、左右のラスタの糸巻
歪は依然として残る。そのため、これを補正すべく垂直
偏向磁界をスクリーン側においてビンクッション磁界に
変化させるようにしている。

従来、上記の様な磁界を垂直偏向コイルのみで実現する
には、特公昭５７−４０６２１号公報に示される如く、
トロイダルコイルをコアに対して傾斜して７字形に巻く
、いわゆるＶ字巻線方式を採用する必要がある。

しかしながら、上記ｖ字巻線方式を行なうためには、線
材のすベシを防止する対策が必要となると共に通常の平
巻き（コアに対して傾斜しない巻き方）の巻線機とは異
なる特殊な巻線機が必要となる欠点があった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は上述の点に鑑み為されたものであり特殊な巻線
機を用いることなしにＶ字巻線方式により得られた巻線
による磁界分布と略同等の垂直偏向磁界を得ることを目
的とする。

（ロ）問題点を解決するための手段 本発明は垂直偏向コイルの径方向における巻重を、電子
銃側ではＸ軸からＹ軸に向かうにつれて減少せしめ、ス
クリーン側では増大せしめてなるＯ （ホ）作　用 上述の手段によシ、垂直偏向コイルによる副偏向垂直磁
界成分を電子銃側では強いバレル型からスクリーン側に
近づくにつれてビンクッション傾向へと変化せしめる機
作用する。

（へ）実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例を説明する。第１図
は本実施例の偏向ヨークの側面図を示し、コア半体（１
１の電子銃側聞口端には夫々、樹脂製で半環状の第１ガ
イド部材（２）、スクリーン側開口端には第２ガイド部
材（３）が接着等により固定されている。前記両ガイド
部材（２１（３）には夫々、蝮数のガイド突起（２ａ　
）　（２ａ　）−８，及び（３ａ）（３ａ）・・・が形
成され、これらのガイド突起間に形′成される溝（２ｂ
）（２ｂ）・・・及び（５ｂ）（５ｂ）−・・に夫々、
トロイダル状にコイル（５）が巻回される。この場合の
巻回方法は従来通りの平巻きであシ通常の巻線機により
行なわれる。尚、（４）は樹脂製のコイルセパレータで
あり内側にくら型の水平偏向コイル（図示省略）が装着
されている。

第２図及び第３図に第１及び第２ガイド部材の平面図を
示す。

第１ガイド部材（２）はその外周は同一半径による円弧
状であるが、その内周は第４図の実線に示す如くＸ軸（
画面の水平軸）からの角度（Ｃ１）が大きくなるにつれ
て半径（ｒｌ）が大きくなりＣ１−９０付近でｒｌが最
大となる。

一方、第２ガイド部材（３）もその外周は同一半径によ
る円弧状であるが、その内周は第４図の破線で示す如く
Ｘ軸からの角度（Ｃ２）が大きくなるにつれて半径（ｒ
ｌ）が小さくなりα２寵９０付近でｒｌが最小となる。

尚、両ガイド部材において内周の半径は隣接するガイド
突起間においては同一であり、その変化は段階的である
。

上述の様な形状のガイド部材ｆ２１（３）を使用して巻
回されたトロイダルコイルは、電子銃側では角度（Ｃ１
）の増加（９０まで）につれて、径方向に、おける巻重
が減少し、スクリーン側では逆に増加する。

上述の如く形成されたトロイダルコイルの副偏向垂直磁
界成分（主偏向磁界成分に対する直角方向の成分）は第
５図の実線に示す如く、電子銃側で強いバレル型からス
クリーン側に近づくにつれてビンクッション傾向へと変
化しており、■２字巻線方式と同等の磁界分布が得られ
る。これによシ、ミスコンバーゼンスを補正すると共に
左右ラスタの糸巻歪をも補正できる。

尚、第５図の点線は従来の平巻きによる特性を示す。

上述の実施例は完全な平巻きであったが、若干コアに対
して傾斜する様に巻回する傾斜巻きを併用しても良い。

この場合に用いられる第１、第２ガイド部材（２ｆ（３
ｆは第６図及び第７図に示す如く、コア牛体（１，１の
中心（０１とガイド部材の内周の中心（０）（ＤＩとは
一致しておらず、前記中心（０１（０１は夫々Ｙ軸上で
逆方向に（Ｃ１だけずれている。

（ト１　発明の効果 上述の如く本発明に依れば特殊な巻線方法及び巻線機を
使用することなく、ｖ手巻線方式と同等の垂直磁界分布
が得られるため、ミスコンバーゼンスが良好に補正され
ると共に左右ラスタの糸巻歪をも良好に補正することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例における偏向ヨークの側面図、第２図
は第１ガイド部材の平面図、第３図は第２ガイド部材の
平面図、第４図は第１、第２ガイド部材の内径の変化を
表わす図、第５図は副偏向垂直磁界分布を示す図、第６
図及び第７図は夫々、本発明の他の実施例における第１
、第２ガイド部材の平面図である。 ＋１１・・・コア半体　　（２１ｆ２ｒ、、・第１ガイ
ド部材、（３１（３ｊ・・・第２ガイド部材、（４１−
・・コイルセパレータ、（５）−・・トロイダルコイル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）クラ型の水平偏向コイルと、一対のコア半体にト
   ロイダル型に巻回された垂直偏向コイルとを備える偏向
   ヨークにおいて、前記垂直偏向コイルの径方向における
   巻巾を、電子銃側ではＸ軸（主偏向垂直磁界方向）から
   Ｙ軸（主偏向垂直磁界方向と直交する方向）に向かうに
   つれて減少せしめ、スクリーン側ではＸ軸からＹ軸に向
   かうにつれて増大せしめてなる偏向ヨーク。