JPS62191175A - 印字装置の給排出口開閉機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 五免分更 この発明は、後方から供給排出する連票用紙とともに上
方から供給排出する単票用紙を選択的に使用可能とする
、プリンタ・プロッタ・タイプライタなどの印字装置に
適用し得る。詳しくは、そのような印字装置において、
使用する用紙の種類に応じて単票用紙の給排出口を開閉
する給排出口開閉機構に関する。

災来援地 従来、印字装置の中には、後方から供給排出する連票用
紙と上方から供給排出する単票用紙の双方を選択的に使
用可能とするものがある。

ところが、この種の印字装置では、連票用紙を使用する
とき、上方に設けた単票用紙の給排出口が開いたままと
なるから、そこからごみや埃あるいは異物等が侵入し、
またそこから印字音等が漏洩する問題点があった。

目　　　　　的 そこで、この発明の目的は、連票用紙とともに単票用紙
も選択的に使用可能な印字装置において、連票用紙使用
時に、単票用紙の給排出口からごみや埃あるいは異物等
が侵入し、また印字音等が漏洩するのを防止することに
ある。

構成 そのため、この発明による給排出口開閉機構は、以下の
実施例で対応部分に使用する符号とともに説明すれば、
切換操作レバー（２２）を回動してトラクタ（３５）へ
の回転伝達を連結または遮断し、後方から供給排出する
連票用紙（４０）と上方から供給排出する単票用紙（］
７）の双方を選択的に使用可能とする印字装置において
、前記単票用紙（１７）の給排出口（１２）に遮蔽板（
１４）を設け、その遮蔽板（１４）を前記切換操作レバ
ー（２２）と連動して開閉自在とし、前記切換操作レバ
ー（２２）を回動し、前記トラクタ（３５）への回転伝
達を連結する前記連票用紙使用時は前記給排出口（１２
）を遮蔽し、前記トラクタ（３５）への回転伝達を折断
する前記単票用紙使用時は前記給排出口（１２）を開く
ことを特徴とする。

そして、連票用紙（４０）を使用すべく切換操作レバー
（２２）を回動したとき、トラクタ（３５）への回転伝
達を連結すると同時に、遮蔽板（１４）を閉めて単票用
紙（１７）の給排出口（１２）を遮蔽するものである。

他方、単票用紙（１７）を使用すべく切換操作レバー（
２２）を回動したときは、トラクタ（３５）への回転伝
達を遮断すると同時に、遮蔽板（１４）を開いて単票用
紙（１７）の給排出口（１２）を開放するものである。

以下、図面に示す実施例に基づき、この発明につき具体
的かつ詳細に説明する。

図示実施例はこの発明による給排出口開閉機構をドツト
プリンタに適用した場合を示し、第１図はその単票用紙
使用時、第２図はその連票用紙使用時のそれぞれ内部機
構図である。第３図は、プリンタの外観斜視図である０
図中性号（１０）は１本体カバーである。この本体カバ
ー（１０）内には、公知のとおりプラテン（１１）を図
示しない左右側板間に掛は渡し支持する。そして、その
プラテン（１１）上方の本体カバー（１０）には単票用
紙の給排出口（１２）をあけ、また後方の本体カバー（
１０）には連票用紙の給排出口（１３）をあける。

単票用紙の給排出口（１２）には、遮蔽板（１４）を配
置する。遮蔽板（１４）は、長尺の板状をなし、全体に
若干円弧状に屈曲している。この遮蔽板（１４）は、両
端中央に取付軸（１５）を有し、該取付軸（１５）を中
心として回動自在に本体カバー（１０）に取り付け、給
排出口（１２）を開閉可能にしてなる。また、その遮蔽
板（１４）の−側端には、横向きに突出する係合突起（
１６）を内面に設ける。

さて、上述した給排出口（１２）の後側縁には、プラテ
ン（１１）方向に傾斜するガイド片（１０ａ）を本体カ
バー（１０）から折り曲げ形成し、第１図中矢示方向に
挿入する単票用紙（１７）をそのガイド片（１０ａ）で
案内し、プラテン（１１）の後方に配置するガイド板（
１８）とプラテン（１１）の外周との間に案内する。

プラテン（１１）は、プラテン軸（ｌｌａ）の一端にプ
ラテンギヤ（１９）を取り付ける。そして、このプラテ
ンギヤ（１９）には図示しないがプラテン駆動モータの
回転が伝達され、プラテン（１１）を回転する。

このプラテン（１１）の外周下側および前側斜め上方に
は、周知のとおり複数のプレッシャローラ（２０）およ
びペイルローラ（２１）を押し当てる。そして、プラテ
ン軸（ｌｌａ）の一端に切換操作レバー（２２）を回動
自在に取り付ける。

この切換操作レバー（２２）は、上端部を本体カバー　
（１０）にあけた孔（２３）から突出させてオペレータ
が適宜回動操作できるようにする。この切換操作レバー
（２２）は、突出部（２４）を設け、その上側に係合凹
部（２５）をあけてなる。この係合凹部（２５）に遮蔽
板（１４）の係合突起（１６）を係合する。そして、そ
の遮蔽板（１４）を切換操作レバー（２２）と連動して
開閉自在とする。さらに、この切換操作レバー（２２）
は、その下端部を前側の印字ヘッド（２６）側にわずか
に屈曲してなり、その下端にカム面を形成しその両端に
互いに対向する一対の係合爪（２７）・（２８）を有す
る。そして、切換操作レバー（２２）の下端部にスプリ
ング（２９）を取り付け、該スプリング（２９）を介し
てギヤレバー（３０）を連結する。該ギヤレバー　（３
０）は、第１図に示すとおり、全体にくの字状につくり
、その中央で取付軸（３１）を中心として揺動可能に取
り付ける。このギヤレバー（３０）の両端には、互いに
反対方向に突出する軸状突起（３２）・（３３）を設け
る。このうち図中左側の軸状突起（３２）にスプリング
（２９）の一端を取り付け、該スプリング（２９）によ
ってギヤレバー（３０）を取付軸（３１）を中心として
図中時計方向に付勢し、軸状突起（３２）を係合爪（２
７）・（２８）間のカム面に押し当てる。他方、図中右
側の軸状突起（３３）にはアイドラギヤ（３４）を回転
自在に取り付ける。しかして、アイドラギヤ（３４）は
、ギヤレバー（３０）の揺動にかかわらず常にトラクタ
（３５）のトラクタギヤ（３６）に噛み合うようにギヤ
レバー（３０）に取り付けてなる。また、アイドラギヤ
（３４）は、ギヤレバー（３０）の揺動に応じてプラテ
ンギヤ（１９）と噛み合いまたはその噛み合いを解除す
る。

さていま、単票用紙（１７）を使用すべく第１図に示す
ように切換操作レバー（２２）を後方に倒すと、遮蔽板
（１４）は開き、給排出口（１２）に単票用紙（１７）
の供給口（１２ａ）と排出口（１２ｂ）とを形成し、そ
の供給口（１２ａ）から単票用紙（１７）を矢示する如
く挿入し、その先端をガイド片（１０ａ）とガイド板（
１８）とで案内してプラテン（１１）とプレッシャロー
ラ（２０）との間に入れる。そして、プラテン（１１）
を時計方向に回動させ、そのプラテン（１１）に巻き付
けた単票用紙（１７）をペイルローラ（２１）で押さえ
てセットする。その後、プラテン（１１）を回動して単
票用紙（１７）を搬送しながらそれに順次印字を行い、
遮蔽板（１４）で案内して排出口（１２ｂ）から排紙す
る。

この単票用紙（１７）の搬送時には、切換操作レバー（
２２）は、その係合爪（２８）側にギヤレバー（３０）
の軸状突起（３２）が係合しかつ押し当てるから、前記
したように遮蔽板（１４）を開く状態におくとともに。

アイドラギヤ（３４）とプラテンギヤ（１９）との係合
を解除し、トラクタ（３５）への回転伝達を遮断する。

次に、連票用紙を使用すべく第２図に示すように切換操
作レバー（２２）をスプリング（２９）に抗して反時計
方向に回動させ前方に倒すと、遮蔽板（１４）を時計方
向に回転させ、給排出口（１２）を遮蔽する。

同時に、切換操作レバー（２２）を回動すると、ギヤレ
バー（３０）も反時計方向に回動してアイドラギヤ（３
４）がプラテンギヤ（１９）に噛み合い、トラクタ（３
５）への回転伝達を可能とする。そして、このとき切換
操作レバー（２２）は１図示のとおり、その係合爪（２
７）側にギヤレバー（３０）の軸状突起（３２）を係合
し、スプリング（２９）によってクリック感をもって位
置決めされる。このレバー操作後、その給排出口（１３
）から挿入し、その先端をトラクタ（３５）の下方を通
してプラテン（１１）とプレッシャローラ（２０）との
間に案内した連票用紙（４０）を、プラテン（１１）の
回転でプラテン（１１）外周に巻き付けてペイルローラ
（２１）で押さえ、さらにトラクタ（３５）の上側に案
内して該トラクタ（３５）にセットして連票用紙（４０
）を搬送可能とする。この場合、プラテン（１１）上方
の給排出口（１２）は遮蔽板（１４）で閉じているから
、この遮蔽板（１４）の円弧形状によって連票用紙（４
０）がトラクタ（３５）へと誘導される。そして、この
用紙セット後、プラテン駆動モータを作動すると。

プラテン（１１）が回転すると同時に、プラテンギヤ（
１９）の回転がアイドラギヤ（３４）を介してトラクタ
ギヤ（３６）に伝達されトラクタ（３５）を駆動して第
２図に矢示するようにプラテン（１１）にセットした連
票用紙（４０）を搬送することとなる。

ところで１図示実施例では、プラテン軸（ｌｌａ）を回
動中心軸とする切換操作レバー（２２）で此蔽板（１４
）を開閉操作する構成にした。しかし、この発明では、
切換操作レバーの回動中心軸は上述したプラテン軸に限
るものではない。

また、図示実施例では、この発明をドツトプリンタに適
用した場合を示したが、この発明は、単票用紙とともに
連票用紙も選択的に使用可能である限り、その他の各種
プリンタ・プロッタ・タイプライタなどの印字装置に広
く適用し得るものである。

効　　　果 したがって、この発明によれば、単票用紙と連票用紙の
双方を選択的に使用可能とする印字装置において、単票
用紙の使用と連票用紙の使用とを切り換えろ切換操作レ
バーと連動し、単票用紙の給排出口に設ける辻蔽板を開
閉して連票用紙使用時にはその単票用紙の給排出口を塞
ぐから、単票用紙の誤挿入を防止することができ、また
そこからごみや埃あるいは異物等が侵入するのを防止し
。

さらにそこから印字音等が外部に漏洩するのを防止する
ことができる。構成簡単にして、切換操作レバーを回動
するだけのきわめて簡単な操作でそれらを防止すること
ができるものである。

また、その遮蔽板を利用して搬送用紙をそれぞれの排出
方向に案内することができ、たとえば連票用紙の使用時
には用紙先端をその遮蔽板で案内してトラクタへと導く
ことができる。故に、用紙セット時従来のようにオペレ
ータがわざわざカバー等を開いて用紙先端をトラクタへ
と誘導する必要がなく、操作性を向上することができる
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、この発明による給排
出口開閉機構をドツトプリンタに適用した場合であり、
第１図は単票用紙使用時、第２図は連票用紙使用時のそ
れぞれ概略内部機構図、第３図はそのプリンタの外観斜
視図である。 （１０）・・・・・・・・・本体カバー（１１）・・・
・・・・・・プラテン （１２）・・・・・・・・・単票用紙の給排出口（１４
）・・・・・・・・・遮蔽板 （１７）・・・・・・・・・単票用紙 （２２）・・・・・・・・・切換操作レバー（３５）・
・・・・・・・・トラクタ （４０）・・・・・・・・・連票用紙 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、切換操作レバーを回動してトラクタへの回転伝達を
   連結または遮断し、後方から供給排出する連票用紙と上
   方から供給排出する単票用紙の双方を選択的に使用可能
   とする印字装置において、前記単票用紙の給排出口に遮
   蔽板を設け、その遮蔽板を前記切換操作レバーと連動し
   て開閉自在とし、前記切換操作レバーを回動し、前記ト
   ラクタへの回転伝達を連結する前記連票用紙使用時は前
   記給排出口を遮蔽し、前記トラクタへの回転伝達を遮断
   する前記単票用紙使用時は前記給排出口を開いてなる、
   印字装置の給排出口開閉機構。 ２、前記切換操作レバーを回動してギヤレバーを回動し
   、そのギヤレバーにトラクタギヤと噛み合って回転自在
   に設けるアイドラギヤをプラテンギヤと噛み合わせまた
   はその噛み合わせを解除し、前記トラクタへの回転伝達
   を連結または遮断してなる、前記特許請求の範囲第１項
   に記載の印字装置の給排出口開閉機構。 ３、前記遮蔽板を本体カバーに回動自在に設け、その遮
   蔽板に設ける係合突起を前記切換操作レバーの係合凹部
   に係合し、該遮蔽板をその切換操作レバーと連動して開
   閉自在としてなる、前記特許請求の範囲第１項に記載の
   印字装置の給排出口開閉機構。 ４、前記遮蔽板が用紙搬送ガイド部材を兼ねる、前記特
   許請求の範囲第１項に記載の印字装置の給排出口開閉機
   構。