JPS62191062A - 熱可塑性合成樹脂を噴射させるための噴射ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技五分裏 本発明は、加熱された熱可塑性合成樹脂の供給のための
少なくとも１つの熱可塑性合成樹脂供給ダクトと、該熱
可塑性合成樹脂供給ダクトの下端に設けられる排出穴と
、円錐状に延びるガス流供給ダクトと、ガス流を、流出
している熱可塑性合成樹脂の方向へ方向づけるガス流供
給ダクトの排出穴とを有する、熱可塑性合成樹脂を噴射
させるための噴射ヘッドに関するものである。

灸末技先 溶融性粘着剤、合成樹脂等の塗付剤を噴射させるための
装置は、ドイツ特許公開第２８３６５４５号公報或いは
ドイツ特許公開第３４１６１０５号公報から知られてい
る。これらの装置では、流動性塗付剤が供給源から噴射
ヘッドへ供給され。

噴射ヘッドには２つの管を介してガスも供給される。噴
射ヘッドは、加熱された流動性塗付剤を噴射するととも
に、ガス（通常は空気）をも噴射する。その結果、流出
する塗付剤は付勢されたガスによって霧状化され、カー
テン状或いは霧状に塗付されるべき基体に噴射される。

ドイツ特許第２９２４１７４号公報からは、流動性熱溶
融粘着剤を噴射するための噴射ヘッドが公知である。こ
の噴射ヘッドでは、加熱された粘着剤が中心部の供給ダ
クトから流出する。ガス排出穴は、粘着剤供給ダクトの
排出穴の軸線方向に向けられ、粘着剤の排出穴を円錐状
に直接取り巻いているスリット穴を形成している。この
スリット穴の放射方向は、排出穴の軸線と鋭角を成して
いる。このような構成の欠点は、加熱された粘着剤とガ
ス（一般には空気）との混合がうまく行かず、最適な噴
射パターンが得られないことである。

特に、一度与えられた噴射パターンを変えることができ
ないことである。

同様の噴射ヘッドは、ドイツ特許第２４０５４５０号公
報から公知である。この噴射ヘッドでは、ガス排出装置
が環状の円錐形ダクトを有している。

この円錐形ダクトは、加熱された粘着剤のための排出穴
を取り巻き、粘着剤の排出穴から押しだされる糸状の粘
着剤の方向へ傾斜している。環状の円錐形ガスダクトの
取り入れ口が互いにずれて粘着剤排出穴の対向面に配置
されているため、供給ダクト内でガスに渦が生じ、従っ
て流出するガスによって、排出穴を離れる糸状粘着剤に
回転運動成分が付与される。それによって粘着剤の層の
大きさを簡単に統一させることができる。この層の大き
さは必要に応じて変えることができ、即ち流出するガス
流の速度を適当に調整することによって変えることがで
きる。

しかしながらこの公知の噴射ヘッドも最適に作動すると
はいえない。というのも、加熱された粘着剤と圧縮ガス
の混合に問題があるからである。

さらに、霧状化され糸状に成って流出する粘着剤の形状
を制御することができない。

堕 本発明の目的は、流動性の熱可塑性合成樹脂を噴射させ
るための噴射ヘッドにおいて上記の欠点を解消すること
である。さらに、合成樹脂とガス（一般には圧縮空気）
との好適な混合が得られるような噴射ヘッドを提供する
ことをも目的とするものである。

構成及び効果 本発明は、上記目的を達成するため、熱可塑性合成樹脂
供給ダクトとガス流供給ダクトとが混合室に通じ、該混
合室から狭い穴を介して霧状にされた熱可塑性合成樹脂
が流出するようにしたことを特徴とするものである。

合目的な実施例は、実施態様類に開示されている。

本発明によって得られる利点は、噴射ヘッドの排出領域
に設けられた混合室内で、加熱された合成樹脂と圧縮ガ
スとが完全に最適に混合され、細く霧状にされたカーテ
ン状の合成樹脂がこの混合室の幅狭の穴から流出するこ
とができることである。このようにして、合成樹脂は細
かく分割された薄いフィルムとして被覆されるべき表面
に塗付される。合成樹脂の塗付範囲は、ノズルの形状。

合成樹脂の流動角度、噴射ヘッドと塗付されるべき表面
との距離、空気・合成朝脂流の速度を変化させることに
よって変えられるほか、混合室内への合成樹脂或いは圧
縮空気の取り入れ口及び混合室の排出穴の構造を適宜選
定することによって変えることができる。

この場合重要なことは１合成樹脂が連続的な糸の形状で
なく、均一な薄いフィルムの形状で塗付されるべき表面
に達し、そこで最適な粘着力を示すことである。

ガスが流動誘導要素を具備した流動ダクトを通って混合
室に送られるのが好都合であることが判明した。このよ
うにすると、合成樹脂を混合室内の圧縮空気によって最
適に渦状にさせることができる。

混合室の排出穴は、約０．３ｙｍの幅をもった簿い排出
スリットとして、或いは適当な直径の円形状排出穴とし
て構成することができる。また、円形の排出穴を複数個
設けて一直線状に並べることも可能である。

混合室の排出穴から流出する霧状化された合成樹脂をも
制御することができるように、有利な実施例によれば、
噴射ヘッドの外面に付加的なガス排出穴が設けられ、こ
れらの付加的なガス排出穴は、互いにずらして配置され
、且つそれぞれガス流を霧状化された合成樹脂の方向に
方向づけでいる。これによって、霧状化された合成樹脂
にある一定の形状と方向成分とを付与することができる
。

上記の付加的なガス排出穴は、互いに対向して配置され
る２つの節部にして互いにずらして設けられるガス排出
穴を具備した２つの節部に設けられるか、またはガス排
出穴を具備した噴射ヘッドの外面に設けられる隆起状の
外側リングに設けられている。

有利な実施例によれば、混合室に供給されるガス流とノ
ズルの外面に沿ったガス流とを互いに独立に所定の圧力
及び／または体積に調整することができる。その結果、
対応するパラメータを互いに独立に制御することができ
る。

失胤叢 次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。

第１図は熱可塑性合成樹脂、特に溶融性粘着剤を噴射す
るための噴射装置１０を示した図である。

噴射装置１０は。溶融化装置１２を有している。

溶融化装置］−２は、ドイツ特許公開第２８３６５４５
号公報から公知の溶融化装置と構造がほぼ同じである。

溶融化装置１２は、その上面に、装入される合成樹脂の
ための充填カバー１４を有している。

以下では、“′熱膠″或いは“溶融性粘着剤″を引合い
に出して説明する。

噴射装［１０は篩管１６を有している。篩管１６は、第
１図では右側部分よりも左側部分をより太く図示されて
いる。この篩管１６は噴射ヘッド１８に通じ、噴射ヘッ
ド１８の下面には、矢印方向に移動せしめられ熱膠が塗
付される相料２０に対して熱膠を噴射するためのノズル
１９が設けられている。第１図では、噴射されて流出し
た膠を破線で示した。

篩管］６はその装入端に接続部２２を、排出端に接続部
２４を有している。接続部２２と２４は、適当な対向部
材によって溶融化装置１２或いは噴射ヘッド１８に固定
されている。

篩管１６の装入端には、篩管１６の外壁を通って３つの
管が外部へ案内されている。即ち、矢印方向に流動する
圧縮空気の作用を受は電磁弁３０として形成された遮断
装置に通じている圧縮空気供給管２８と、差し込み手段
を介して溶融化装置１２に接続される２つの管、即ち篩
管１６の内部の熱バンドと結合されている供給管３２と
制御管３４とである。

排出端では、熱風用の排出管３６が篩管１６の外壁を貫
通して、噴射ヘッド】８の下側に通じている。

篩管１６は１例えばドイツ特許公開第３４１６１０５号
公報から公知の篩管と同じ構造を有している。即ち空気
管が篩管１６に一体的に結合され、その結果供給された
圧縮空気と篩管内の加熱された熱膠とは所定の温度に保
持される。

一方、篩管１６と圧縮空気管とを別々に形成することも
できる。

排出管３６内には、噴射ヘッド１８に供給された圧縮空
気量を調整するための調整可能な絞り３９が設けられて
いる。

圧縮空気の流動方向に見て電磁弁３０の前方で圧縮空気
管は分岐している。即ち１つの管が電磁弁３０に通じ、
一方電磁弁３０を取り巻くバイパス３８が前記流動方向
に見て電磁弁３０の後方の位置で圧縮空気管２８に接続
されている。

上記バイパス３８を通って稼働時の空気量よりも少ない
圧縮空気が噴射過程時ばかりでなく、稼働休止時も流動
する。

第１図に図示した噴射装Ｍ１０は次のように作動する。

溶融化装置１２内で、カバー１４を通って充填された熱
膠が加熱さ九、溶融化される。このとき溶融化された熱
膠の供給のため遮断装置がまだ閉じられているので（こ
の遮断装置は通常溶融化装置内に設けられるが、第１図
には図示していない）、熱膠が噴射ヘッド１８から流出
することはない。

しかしバイパス３４を比較的少量の圧縮空気が流動する
。この圧縮空気は、稼働時に必要な圧縮空気量に比べて
無視できるほどの量で、熱篩管１６と絞り３９を備えた
部分３６とを通って、噴射ヘッド１８のノズル１９から
常時流出する。

噴射過程が始まると、これに対応する切り換え信号が発
せられ、これと同時に圧縮空気管２８内の弁３０と溶融
化装置１２の前記遮断装置とが開かれる。加熱され、溶
融化された熱膠は、溶融化装置１２内の図示していない
高圧排出ポンプから接続部２２を通って熱篩管１６内へ
導入される。

同時に電磁弁３０が開かれ、その結果使用される全部の
圧縮空気が電磁弁３０と圧縮空気管２８とを介して熱篩
管１６と空気管３６とを通り、噴射ヘッド１８内へ流入
する。

膠は、篩管１６に装入されたときの温度とほぼ同じ温度
で篩管１６の排出端から接続部２４を介して排出される
。圧縮空気も同様に膠とほぼ同じ温度でガス管部分３６
を介して篩管１６を離れる。

このようにして加熱された圧縮空気は膠の流れに合流し
、膠を霧状にする。この場合、温度調節された空気流の
温度は、塗付される膠が事前に硬化しない程度の温度で
、しかも膠を過熱させないような温度２従って噴射ヘッ
ド１８を離れる際に膠の特性が損なわれないような温度
である。

常に比較的少量の空気がバイパス３８から膵管１６を通
って噴射ヘッド１８へ流れているので。

電磁弁３０の開弁と膠の遮断装置の開放とを同時に行な
うことができる。

第２図は、噴射ヘッド１８の下部部分の垂直断面図であ
る。噴射ヘッド１８にはほぼ鉢状のノズル１９がねじ込
まれている。さらに、加熱された合成樹脂を供給するた
めの接続部２４が設けられている。合成樹脂は、ノズル
１９の担持体４２の中心を通る供給ダクト４０を通って
下方へ流れる。

ノズル担持体４２はほぼ筒状の形状を有し、加熱された
熱膠のための中心の供給ダクト４０内に心棒４４を有し
ている。心棒４４の先端は、供給ダクト４０の下端まで
、従ってノズル担持体４２の下端まで延びている。この
下端では、中心の供給ダクト４０も円錐状に延びている
。

第２図には、圧縮空気管３６と連通している穴４３も図
示されている。この穴４３からノズル担持体４２内の流
動ダクト４６が下方へ延び、環状ダクト４８に通じてい
る。環状ダクト４８は、ノズル担持体４２の直径を縮小
した部分５ｏとノズル１９の内壁との間に形成されてい
る。この環状ダクト４８から圧縮空気は下方へ且つ内側
へ延びているダクト５２を通って混合室５４へ流れる。

混合室５４の下端は、ノズル１９の内壁とノズル担持体
４２の円錐状下端とによって画成されている。混合室５
４も下方へ円錐状に延びている（第２ａ図参照）。

流動ダクト５２は流動誘導要素５２ａ　（第２ａ図参照
）を具備している。即ち図示した実施例では、ノズル担
持体４２の直径を縮小した部分５０の外壁に溝が形成さ
れている。これによって、混合室の圧縮空気が穴から流
出する膠に衝突する角度を制御することができる。一方
、例えば刻みを設けることもできる。即ちノズル担持体
の前記部分５０ばかりでなく、ノズル］９の内面にも刻
みを設けて、混合室に流入する圧縮空気流を必要に応じ
て層流または渦巻流にすることもできる。

従って圧縮空気は、中心のダクト４０から送られてきた
熱膠と渦を巻いている圧縮空気とが混合室５４内で最適
に混合されるように混合室５４に供給される。

ノズル１９は、その下端に、平面図で見て（第３図）筒
状の突出部５６を有している。筒状の突出部５６は、中
心に混合室５４のためのスリット状の排出穴５８を備え
ている。この排出穴５８から、霧状にされた熱膠が下方
へ流出する。排出穴５８の幅は約０．３ｍである。

第２図と第３図に示した実施例に対して二者択一的に、
円形の横断面をもったただ１つの穴を突出部５６の中心
に設けるか、或いは円形の横断面をもった複数個の穴を
直線状に並設することもできる。このような穴の直径は
、０．３−である。

圧縮空気と加熱された熱膠とは混合室５４内で好適に混
合される。その結果、霧状にされた膠は“カーテン”状
になって排出穴５８を離れ、均質の薄い層として基体（
材料）２０に塗付される。

第４図と第５図は、穴４３に圧縮空気のための調整弁６
０が設けられ、ノズル１９に供給される圧縮空気の１及
び／または圧力を調整することができるようにした実施
例を示している。

圧縮空気は、穴４３から第２図と第３図に図示した実施
例の場合と同様に混合室に達して、該混合室内で加熱さ
れた膠が霧状にされる。

ノズル担持体４２は、第２の調整弁６４を備えた第２の
圧縮空気接続部６２を有している。この圧縮空気接続部
６２は、ノズル担持体４２の流動ダクト６６を介してノ
ズル１９の流動ダクト６８と連通している。ノズル担持
体４２とノズル１９の移行領域にある半リング管（図示
せず）は、両ダクト６６と６８をノズル１９の対向する
側にある他の流動ダクト７０と連通させている。即ち。

ノズル１９の両流動ダクト６８と７０は、ノズル１９の
中心に関して対称に配置されている。

第５図のノズル１９の底面図かられかるように。

２つの節部７２．７４とノズル１９の排出穴８゜は−直
線状に配置されている。しかし節部７２゜７４の排出穴
７６．７８は互いに平行に配置され。

流出する空気流が排出穴８ｏの側を流れるように構成さ
れている。即ち排出穴８ｏがら流出した″カーテン状の
熱膠は、節部７２．７４から出た空気流の作用を両側か
ら受け、所定の形状を得る。

この熱膠の形状は、節部７２．７４を適当に構成するこ
とによって、従ってこれらの節部がら出る空気流によっ
て制御することができる。

第６図と第７図に示す実施例は、ノズル１９の下部外面
に隆起リング８２が設けられ、この隆起リング８２が両
流動ダクト６８．７０に接続している点で第４図と第５
図に図示した実施例と異なっている。隆起ダクト８２は
環状ダクト８４を有し、該環状ダクト８４は、隆起ダク
ト８２の内面に複数個の排出穴を具備している。

第６図と第７図の実施例では、全部で４個の排出穴８６
，８８，９０．９２が設けられている。

これらの排出穴はノズル１９の排出穴８ｏに関して対称
に配置され、即ち９０″′の角度間隔で配置されている
。

上記の排出穴８６，８８，９０．９２は、細い空気流を
排出穴８０から流出するバカ−テン状の熱膠に向けて排
出させ、よって特定の噴射パターンが得られる。前記４
個の排出穴の位置を適当に変えることによって、この噴
射パターンを必要に応じて変化させることができる。

外側の空気流は、加熱さ九た熱膠が通常どおり圧縮空気
によって霧状にされてしまっていれば、ノズル１９内に
混合室５４が設けられていない噴射ヘッドの実施例でも
使用することができる。

熱可塑性合成樹脂と特に溶融性粘着剤とがＯないし１０
０００００ｃｐの粘性を、特に０ないし７５００００ｃ
ｐの粘性を有していれば好都合である。

圧縮空気或いはより一般的には噴霧ガスを加熱する必要
がある。この場合の温度は、５０℃ないし２００℃が適
当である。

第８図は、第４図と第５図の実施例による複数個の噴射
ヘッドによって得られる噴射パターンを示したものであ
る。この場合ノズルヘッド１８の排出穴７６．７８を結
ぶ軸は、基体２０と噴射ヘッドの相対運動の方向に対し
て垂直に延びている。

これによって、前記相対運動の方向に対して直角に延び
るような噴射パターン１００が得られる。

第８図では前記相対運動の方向を矢印で示した。

このような整列状態は、いくつかの楕円形の噴射パター
ン１００の最大幅を合目的に利用したものである。

他の特に合目的な噴射パターンを第９図に示す。

この場合排出穴７６．７８を結ぶ軸は、基体２０と噴射
ヘッド１８の相対運動の方向に対して傾斜して延びてい
る。最適な角度は、その都度必要に応じてＷ４整するこ
とができる。

この実施例の場合噴射パターンは、第８図の噴射パター
ンに比べて密になっている。ただし他のパラメータはす
べて等しい。場合によっては１個々の噴射パターン１０
０をオーバーラツプさせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は定置の噴射ヘッドを用いて流動性の熱可塑性合
成樹脂を噴射させるための本発明による装置の図式図、
第２図はノズルを備えた噴射ヘッドの下部部分の垂直断
面図、第２ａ図は噴射ヘッドの下部部分の拡大垂直断面
図、第３図はノズルの底面図、第４図は噴射ヘッドの下
部部分の他の実施例の垂直断面図２第５図は第４図の噴
射ヘッドの底面図、第６図は噴射ヘッドの下部部分の第
３の実施例の垂直断面図、第７図は第６図の噴射ヘッド
のノズルの底面図、第８図は第６図及び第７図の実施例
による噴射ヘッドをいくつか並べた場合に得られる溶融
性粘着剤のパターンを示した図、第９図はガス排出穴の
軸線が塗付されるべき基体と噴射ヘッドとの相対運動方
向に対して傾斜している場合において第６図と第７図の
実施例による噴射ヘッドを一列に並べたときに得られる
溶融性粘着剤のパターンを示した図である。 １９・・・・ノズル ４０・・・・合成樹脂供給ダクト ４２・・・・ノズル担持体 ５２・・・・ガス流動ダクト ５４・・・・混合室 ５８．８６．８８，９０．９２・・・・合成樹脂排出穴 ７２．７４・・・・節部 ７６．７８・・・・ガス排出穴 ８２・・・・隆起リング ＦｉＧ、２ａ ＦｉＧ、８ ．２０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）加熱された熱可塑性合成樹脂の供給のための少な
   くとも１つの熱可塑性合成樹脂供給ダクトと、該熱可塑
   性合成樹脂供給ダクトの下端に設けられる排出穴と、円
   錐状に延びるガス流供給ダクトと、ガス流を、流出して
   いる熱可塑性合成樹脂の方向へ方向づけるガス流供給ダ
   クトの排出穴とを有する、熱可塑性合成樹脂を噴射させ
   るための噴射ヘッドにおいて、熱可塑性合成樹脂供給ダ
   クト（４０）とガス流供給ダクト（５２）とが混合室（
   ５４）に通じ、該混合室（５４）から狭い穴（５８）を
   介して霧状にされた熱可塑性合成樹脂が流出するように
   したことを特徴とする噴射ヘッド。 （２）環状ダクト（４８）からガス流動ダクト（５２）
   が混合室（５４）へ延びていることを特徴とする、特許
   請求の範囲第１項に記載の噴射ヘッド。 （３）筒状のノズル担持体（４２）に鉢状のノズル（１
   ９）がねじ込まれていることと、ガス流動ダクト（４８
   、５２）がノズル担持体 （４２）とノズル（１９）の内面の間に形成されている
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項または第２項
   に記載の噴射ヘッド。 （４）ガス流動ダクト（５２）が環状ダクト（４８）と
   混合室（５４）の間に流動誘導要素、特にひれ及び／ま
   たは溝を具備していることを特徴とする、特許請求の範
   囲第２項または第３項に記載の噴射ヘッド。 （５）噴射ヘッド（１９）の排出穴（５８、８６、８８
   、９０、９２）の幅が約０．３ｍｍであることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １つに記載の噴射ヘッド。 （６）排出穴（５８）が狭いスリットとして形成されて
   いることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第３
   項までのいずれか１つに記載の噴射ヘッド。 （７）排出穴が少なくとも１つの円形穴によって形成さ
   れることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第５
   項までのいずれか１つに記載の噴射ヘッド。 （８）混合室（５４）の形状が筒状であることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか
   １つに記載の噴射ヘッド。 （９）筒状の混合室（５４）の直径が約１．５ｍｍであ
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第８項
   までのいずれか１つに記載の噴射ヘッド。 （１０）噴射ヘッドの下端に、ガス流を、流出する霧状
   化された合成樹脂の方向へ方向づける他のガス排出穴（
   ７６、７８；８６、８８、９０、９２）が設けられてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第９項
   までのいずれか１つに記載の噴射ヘッド。 （１１）ガス排出穴（７６、７８）を備えた互いに対向
   する２つの半円状の節部（７２、７４）が設けられてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１０項に記載の
   噴射ヘッド。 （１２）ガス流が両排出穴（７６、７８）から出て互い
   に平行に排出穴（８０）のそばを通りすぎることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１１項に記載の噴射ヘッド。 （１３）排出穴を備えた隆起リングが設けられているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第 １０項に記載の噴射ヘッド。 （１４）隆起リング（８２）の排出穴（８６、８８、９
   ０、９２）が対称に配置されていることを特徴とする、
   特許請求の範囲第１３項に記載の噴射ヘッド。 （１５）混合室（５４）へ向かうガス流と、節部（７２
   、７４）或いは隆起リング（８２）へ向かうガス流が、
   互いに独立に調整可能であることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１０項から第１４項までのいずれか１つに記
   載の噴射ヘッド。