JPH04500928A - 溶融熱可塑性接着剤小滴の吐出方法及び装置 - Google Patents

溶融熱可塑性接着剤小滴の吐出方法及び装置

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JPH04500928A
JPH04500928A JP1510905A JP51090589A JPH04500928A JP H04500928 A JPH04500928 A JP H04500928A JP 1510905 A JP1510905 A JP 1510905A JP 51090589 A JP51090589 A JP 51090589A JP H04500928 A JPH04500928 A JP H04500928A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶融熱口型 斉ハ滴の吐 法及び1 本願は、本発明の譲受人が所有する、発明の名称が「ホットメルト接着剤小滴の スプレ装置」、出願日が1988年lO月5日、発明者がガブリズスキイ(Ga bryszwskil等である米国特許出願第07/254.264号の一部継 続出願である。
1団五旦1 本発明は溶融熱可塑性接着剤の吐出方法及び装置に係り、特に他の基材との接着 の為に、所望形状の溶融熱可塑性接着剤小滴を移動中の基材に吐出する方法及び 装置に関する。
l胛五亘月 ホットメルト熱可塑性接着剤は種々の製品を接着する産業分野で広く使用されて おり、硬化時間の短いことが望ましい分野で特に有用である。ホットメルト接着 剤の使用が商業的に成功した分野として紙箱(カートン)製造分野力である。こ の紙箱製造分野では高速製箱ラインでの紙箱のフラップを組み立てる際に、ホッ トメルト接着剤の硬化時間の短いことが役立っている。
紙箱のフラップや、短い硬化時間が必要なその他の基材にホットメルト接着剤を 塗布する際に、多数の吐出機が使用されている0例えば、吐出機の一例としては 、ガンが存在しこのガンには接着剤通路が形成され、この接着剤通路は放出オリ フィスを有するノズルに接続されている。ガンに圧送された溶融熱可塑性接着剤 はノズルの放出オリフィスから吐出され、この吐出された接着剤は比較的厚いビ ードとして基材に塗布される。この第1基材には別の基材が接触されて接着剤ビ ードを広い面積にわたって「平らに伸ばし」即ち広げて、両基林間に充分な接着 力を付与する。
このような接着剤ビードを放出する接着剤吐出機の欠点の一つは、所望の接着力 を得るのに比較的大量の接着剤を必要とする点である。詳述すると、溶融熱可塑 性接着剤は粘性が高いため、たとえ接着すべき第2の基材を接着剤ビードに押し 付けたとしても基材の表面に広げるのが容易ではない、この結果、基材の接着面 積を充分にとって両基材を確実に接着する為には、比較的大量の接着剤を用いて ビードを作る必要が生ずる。
基材間の接着強度を充分に保ちながら、両基材を接着するのに必要な熱可塑性接 着剤の量を減少する試みがこれまでいろいろ行われている。公知の一つの装置で は、ホットメルト接着剤がノズルの放出オリフィスに圧送され、このホットメル ト接着剤は1周囲の空気中に吐出されると、霧化し、細かい小滴の霧、即ちスプ レとなって基材に塗布される。これらの細かい小滴は一本の接着剤ビードの場合 よりも広い面積を被覆する。接着強度は接着剤の被覆する表面積に一部依存する ので、接着剤を小滴化すれば、接着剤の使用量を接着剤ビードの場合よりも減少 することができる。
このような、溶融熱可塑性材料を細かい小滴にして基材にスプレする場合の問題 は、接着剤が基材に到達する前にそれを完全に霧化する必要がある為に、ノズル を基材からかなり離さねばならないことである。この為、細かい小滴は基材に到 達する前に周囲温度に晒されて冷却されてしまう、従って、成る種のホットメル ト接着剤では、小滴は基材への接触前に硬化してしまうか、又は基材への到達後 に熱量が充分でなくなり、別の基材との接着が不可能になってしまう、更に、熱 可塑性接着剤を充分霧化してスプレする構成のノズルは、運転開始時やノズル閉 止時に接着剤を小滴ではなく細長い糸状体又は繊維状体として放出することがあ る。このような接着剤糸状体はノズルを詰まらせる恐れがあったり、基材にその 形状で塗布されてしまう。
製筒分野等に使用される接着剤量低減の別の試みは、発明者ロックウッド(Lo ckwoodlの米国特許第3.348.520号に開示されている。このロッ クウッド特許の装置は、比較的大きな溶融熱可塑性接着剤滴を作りこれを基材に 塗布し、この塗布された基材を別の基材に接着するものである。このような接着 剤滴は、ノズルの上流側の接着剤供給ラインに配置された弁の開閉を繰り返すこ とによって作られる。しかしながら、このロックウッド特許に開示された種類の 装置では、接着剤滴を作る弁は最近の製筒ラインの速度に対応する為には開閉を 極めて高速で行わなければならず。
比較的短時間の使用で磨耗又は故障し易いといった問題がある。
公知の別のホットメルト接着剤スプレ装置は発明者コルトン(Co1toolの 米国特許第4.721.252号に示されている。この特許に開示された装置で は、溶融熱可塑性接着剤がノズルの放出オリフィスから吐出され、加圧空気の搬 送管が上記ノズルから吐出された接着剤流の中心に位置している。加圧空気は、 上記搬送管から放出されると、放射方向外方に広がりホットメルト接着剤を分断 して接着剤小滴又は接着剤小粒を作り、基材に塗布する。この小滴のスプレパタ ーンの幅を制御する為に、多数の空気送出管を使用することができる。
このコルトン特許第4.721.252号に開示された装置は、薄い。
円板形状の小滴とこれらの小滴の間に延びた接着剤の大量の糸状体又はストラン ドのような繊維状体とがランダムに分布したパターンを作る。この薄い1円板形 状の小滴には以下の問題がある。即ち小満の「風乾時間」が比較的短いという問 題、即ち低質量の薄い小滴は冷却し易く比較的短時間のうちに他の基材に接着不 可能になるという問題がある。更に、これらの平坦状小滴間に形成された接着剤 の糸状体又はストランドのような繊維状体は、急速に冷却されるので1両基林間 の接着にほとんど又は全く寄与せず、結局接着剤の無駄となってしまう。更に、 接着剤小滴とストランドのような繊維状体がランダムに分散した又は分布したパ ターンは、接着剤パターンの位置やサイズを成る領域内に制限しなければならな い分野では、好ましくない。
l肛夏1力 そこで、本発明の諸口的は、接着剤小滴の形状を最適化でき、小滴間の接着剤糸 状体又はストランドのような繊維状体の生成を低減でき、小滴の風乾時間を増大 でき、スプレノズルでの接着剤残留分の垂れを減少でき、小滴のサイズや間隔や パターンを制御でき、移動中の基材にスプレされる接着剤の密度を基材の速度に 対応するように調整することができる溶融熱可塑性接着剤小滴すなわち小粒の吐 出装置を提供することにある。
これらの目的を達成する、溶融熱可塑性接着剤小滴のスプレ装置は、ノズルを有 するガン本体を具備し、このノズルにはテーパーの付いた円錐形状又は鐘形状の 放出用出口が形成され、この放出用出口から熱可塑性接着剤の連続流が吐出され る。ノズルには空気ジェット孔も形成され、この空気ジェット孔は霧化用空気バ ースト(破裂)またはジェットを上述の熱可塑性接着剤連続流の外面に向けて放 出する。加圧空気供給源に接続されたステッチャ装置は、霧化用空気を間欠的、 即ちパルス状の高速ジェットとしてガン本体のノズルに供給する。これらのパル ス状、即ち間欠的霧化用空気ジェットは、ノズルからの熱可塑性接着剤連続流の 外側面、即ち外表面に最初に衝突し、この連続流を小滴に切断又は分断して、基 材上に付着させる。
高速パルス状間欠空気ジェットがテーパー付きの放出用出口から吐出された溶融 熱可塑性接着剤の連続流に衝突すると、公知のシステムよりも最適形状にもっと 近い接着剤小滴が生成されることが判明した0本発明により生成される霧化状接 着剤小滴は、基材への塗布時には部分的に球形状となり、かつ小滴間に形成され る[エンジェル・ヘア(angel hairl J 、即ち接着剤糸状体又は ストランドのような繊維状体が非常に少なくなる。これらの部分的球形状小滴は 、公知の霧状小滴や薄い円板状小滴に比べて面積に対する質量が比較的大きいの で、比較的長時間にわたってその熱量を保持している。従って、小滴の「風乾時 間」、即ち小滴が他の基材と充分に接着できるような溶融状態を保っている時間 が増大する。
現時点での好適実施例では、ニューマティックス(Nu■atics1社が版売 しているような市販の「ステッチャ(stitcherl J装置を使用して、 霧化用空気のパルス状、即ち間欠ジェットをスプレノズルに供給する。この種の ステッチャは、ノズルから吐出される接着剤連続流に衝突するパルス状空気ジェ ットの周波数を変更するように調整可能である。加圧空気は、供給源からステッ チャ装置に供給され、この供給源は調整器に接続され、この調整器はステッチャ 装置に供給される霧化用空気の圧力を制御可能である。
本発明の重要な態様は、本発明の装置及び方法による、基材へ付着される小滴パ ターンを制御することである。上述したように、霧化用空気の間欠パルス又はバ ーストは、吐出装置の放出出口から吐出された接着剤連続流を小粒又は小滴に切 断することができる。基材上の接着剤小滴のパターンは、霧化用空気流の全「エ ネルギー」、即ち霧化用空気流の圧力や流量及びその間欠バーストの周波数に依 存して、変えることができる。W化用空気流のエネルギー人力は、圧力調整器と ステッチャ装置とこのステッチャ装置の下流側に設置された流量制御弁とによっ て制御される。
霧化用空気流は、接着剤連続流を小滴に分断するのに、成る程度のエネルギーを 必要とすることが判明した。霧化用空気流のエネルギー量が接着剤流を分断する のに必要な量よりも大きい場合には、霧化用空気は接着剤小粒又は小滴を基材上 に投げ付ける。
これにより「点描jパターンが生成され、接着剤小滴が本質的にランダムに基材 に付着すると共に小滴間には少なくともいくらかの薄い接着剤mHI状体又はス トランドのような接着剤繊維状体が形成される。他方、霧化用空気流のエネルギ ーが接着剤連続流を小滴に単に切断できる程度のレベルに低下した場合には、接 着剤小滴は重力及び接着剤流の運動量により、基材上に落下する。これにより、 実質的に一様サイズの小滴のパターンが生成され、これらの小滴は移動基材上に 実質的に直線に沿って整然と離間している。小滴の開に発生する接着剤のm雌状 ストランドは極めて少ない。
本発明の方法を実施する際には、霧化用空気の間欠バー又l−の圧力と流量と周 波数とを、その伯の操作パラメータに応じて調整する必要があろう。また、大部 分の分野では、既知の粘度と溶解温度とを有する特別な種類のホットメルト熱可 塑性接着剤が還択されるであろう、接着剤が吐出装置内を移送するときの圧力は 、必要な接着強度を得るのに必要とされる接着剤の量によって決定されるであろ う、これらのパラメータが還定されると、操作者は、霧化用空気の間欠バースト の圧力と流量と周波数とを調整して、所望の接着剤小滴パターンが基材上に形成 されるように霧化用空気流のエネルギー量を適正量に定める。上述のように、霧 化用空気流は、そのエネルギーレベルが高くなると、接着剤流を小滴に切断する ばかりでなく、更に、小滴を基材上に投げ付けて、点描パターンを生成する。こ の点描パターンでは、小滴はランダムに分布し、小滴間には薄い接着剤流又は繊 維状接着剤流が少なくともいくらか存在する。霧化用空気流が低エネルギーレベ ル、即ち接着剤流を小滴に切断するに過ぎないエネルギーで放出された場合には 、小滴は、重力の作用と接着剤流の運動量とによって基材上に落下し、長手方向 に延びた直線状の接着剤小滴パターンが生成される。このパターンの小滴はサイ ズが一様であり、互いに規則正しく離間している。
本発明の別の態様では、本発明の方法及び装置によって作られる接着剤小滴は、 サイズを所望通りに変えることができる。この小滴サイズを変える一つの方法は 、吐出蓋装置の放出出口を通る接着剤の質量流量を大きくしたり小さくしたりす ることである。
この吐出器の放出出口を通る接着剤の質量流量を大きくすればする程、小滴のサ イズも大きくなる。
この質量流量は、接着剤の温度を高め又は下げて接着剤粘度を変えることによっ て、変化させることができる。接着剤温度を高くすると、その粘度が低下し、一 定圧力で吐出器放出出口を通る接着剤の質量流量が増大する。逆に、接着剤温度 が低下すると、その粘度が高くなり、吐出器放出出口を通る接着剤の質量流量が 低下する7また、質量流量は、吐出器装置内の接着剤流に加える圧力を増大又は 減少することによっても変えることができる。
小滴サイズ変更用の調整可能な別のパラメータは、接着剤流から小滴を切断する ステッチャ装置からの霧化用空気ジェットの間欠パルス又はバーストの周波数で ある。一般に、霧化用空気のパルス又はバーストの周波数が上昇するにつれて、 接着剤流は、吐出器の放出出口から放出された時に高頻度で切断されるので、小 滴サイズは小さくなる。他方、霧化用空気の間欠バースト又はパルスの周波数が 低下するにつれて、接着剤小滴のサイズは大きくなる。
本発明の別の態様では、ステッチャ装置の調整能力によって本発明の装置は移動 中の基材に接着剤材料をスプレする分野及び移動基材の速度が可変である分野で 、使用することができる0例えば、スプレすべき基材が第1の速度で移動し本発 明の装置の所を通過する場合には、基材の単位長さにスプレされる接着剤の密度 が所定値になることが望ましい、この例では、ステッチャ装置は、ノズルからの 空気ジェットの周波数が基材に塗布される接着剤の量を適正値とするように、調 整される。基材がもつと高速又はもっと低速で本発明の装置の所を通過する場合 には、ステッチャ装置を調整しノズルに供給される空気のパルス状ジェットの周 波数を変化させ、これにより、種々の速度の基材にその単位長さ当り同一密度の 接着剤を塗布することができる。
本発明の別の態様では、スプレガンの運転の終了後にスプレガンノズルの放出用 出口から残留ホットメルト接着剤を除去する清掃機能が設けられている。現時点 での好適実施例にあっては、加圧空気供給源に接続されたソレノイド弁は、ステ ッチャ装置への霧化用空気の流入を制御する0通常の装置では、スプレガンの運 転が終了すると、ステッチャ装置内及びこのステッチャ装置の入力部に接続され た空気ライン内に夫々残存した空気は、システムから逆方向に排出されソレノイ ド弁から大気中に流出する。ところが本発明では、ソレノイド弁は上述の排出流 を遮断するように構成され、ステッチャ装置に至るライン内とステッチャ装置自 身内とに夫々残留する空気を強制的に反対方向に流しノズルの空気ジェット孔を 通過させ、これによって、ノズルの放出用出口での残留接着剤は上述の逆向き流 によって除去される。これによりスプレノズルが清掃され、スプレガン運転終了 後の接着剤の「よだれ現象」が防止される。
本発明の装置は公知のものに比べていくつかの利点を有している。即ち、ホット メルト接着剤連続流の外面に向けて放出された霧化用空気の間欠パルス状バース トは、接着剤材料を分断して良好形状の部分的球形の接着剤小滴を基材上に作成 する。ノズルの放出用出口の鐘(ベル)形口部は、エンジェル・ヘアの生成をで きるだけ抑えながら滑らかかつはっきりした形状の小滴を生成するのに寄与して いる。他方、公知の装置では、微細な小滴や比較的平坦な、薄い円板状小滴が作 られがちであり、このような微細小滴は急速に冷却され、また平坦かつ薄い円板 状小滴は、風乾時間が非常に短い、即ち基材上で比較的短時間しか熱量を保つこ とができない。
更に、高粘性の溶融熱可塑性接着剤用の公知のスプレ装置は、ランダムに分散し た接着剤小滴と比較的大量のエンジェル・ヘアとから成る接着剤パターンを生成 しがちである。このランダム分散小滴は、接着剤パターンの位置やサイズを制御 しなければならない分野では、不都合である。更に、公知の装置によって生成さ れるエンジェル・ヘアは、基材上で急速に冷却される為、他の基材と接着できな くなり、接着剤の無駄となる。
区鉦匹ユ鳳皇塁旦 本発明の現時点での好適実施例の構造や作用や諸利点は添付図面を参照した以下 の説明から更に明らかになるであろう。
第1図は、スプレガンを示した断面図及びこのスプレガンに霧化用のパルス状空 気ジェットを供給するシステムを示した概略図である。
第2図は、スプレガンのノズルに使用されるノズル付属品を示した拡大断面図で あり、空気ジェット流が衝突する接着剤ビードとその下の移動基材を示している 。
第3図は、第2図に示したノズル付属品を示した平面図である。
第4図は、本システムの一つの動作モードによって生成された接着剤小滴の点描 パターンを示した概略図である。
第5図は、本システムの別の動作モードによって生成された接着剤小滴の直線パ ターンを示した概略図である。
及豆立用豊皇1」 第1図は接着剤スプレ装置lOを示したもので、このスプレ装置lOは、ガン本 体12と、このガン本体12に取り付けられた空気マニホールド17と接着剤マ ニホールド16とを具備している。ガン本体12は一端に接続されたノズル14 を有し、空気マニホールド17は2本以上のネジ19によって接着剤マニホール ド16に取り付けられている。これらのネジ19の各々はマニホールド16.1 7間に延在したスペーサ21を貫通している。ノズル14にはノズル付属品18 が支持され、このノズル付属品18から溶融熱可塑性材料、即ちホットメルト接 着剤の連続ビードが放出され、後に詳述するようにこの放出された連続ビードに は霧化用空気の間欠的パルス状ジェットが衝突して接着剤小滴が作られる。ガン 本体12と両マニホールド16、17の構造は、本発明の出願人であるオハイオ (Ohiol州ウェストレイク(Westlakelのノードソン(Nords on1社が製造販売しているモデルH2O0スプレガンと実質的に同一である。
これらの部材は本発明の一部をも構成しないので、本明細書では簡単に説明する 。
第1図に示したように、ガン本体12の上部分には空気空洞20が形成され、こ の空気空洞20にはプランジャー22の上端部が入り込んでいる。このプランジ ャー22はヘッド板24を有し、このヘッド板24は空気空洞20内を摺動可能 であり、空洞壁に対してシールするシール体を有している。ガン本体12の上部 分には、ボルト28等によってカラー26が取り付けられ、このカラー26には 貫通孔が形成され、この貫通孔の内壁30にはネジが刻設されている。カラー2 6には栓32が入り込み、この栓32のオネジはカラー26のネジ付壁30に螺 合している。栓32は中空であり、この栓32の中空内部にはバネ34が取り付 けられ、このバネ34はプランジャー22の上端と栓32の頭部36との間に延 在している。尚、栓32の頭部36はネジすりわり38が刻設されている。止め ナツト40は、カラー26の上部縁に係合するように栓32に螺合されている。
栓32はカラー26に対して回転可能でありこの回転によってプランジャー22 の上部縁に作用するバネ34の力を変化させる。この栓32を回転するには、ま ず、止めナツト40を回転してカラー26との係合を解き、その後にネジ回しを 栓32の頭部36のネジすりわり38内に挿入し回転して栓32を移動する。こ れによってカラー26内のバネ34は圧縮力が増大または減少する。
プランジャー22は空気空洞20の基部においてシール体42によってシールさ れている。尚、このシール体42はプランジャー22の軸方向移動を許容する。
プランジャー22は、空気空洞20から段付孔44を通ってガン本体12内を下 方に延在し、この段付孔44は接着剤空洞46内に連通し、この接着剤空洞46 は上端にシール体48を有すると共に下端にプランジャーマウント50を有する 。プランジャー22には復帰用バネ51が取り付けられ、この復帰用バネ51は 接着剤空洞46内に配置され、シール体48とプランジャーマウント50との間 に延在している0段付孔44の小径部とプランジャーマウント50は共に、ガン 本体12内でのプランジャー22の軸方向移動の案内に寄与している。
ノズル14の上端は接着剤空洞46内に延在し、0リング52によってシールさ れている。またノズル14は複数本のネジ54によってガン本体12に固定され ている。プランジャー22は接着剤空洞46とプランジャーマウント50から、 ノズル14に形成された接着剤通路56内まで下方向に延在している。この接着 剤通路56は端部が接着剤放出開口57に達している。接着剤通路56には、接 着剤放出開口57の直ぐ上流側に円錐形の座58が形成され、この座58はプラ ンジャー22の末端59と嵌合される。後述するように、接着剤通路56から接 着剤放出開口57を介して吐出される加熱ホットメルト接着剤流は、座58に対 するプランジャー22の移動によって制御される。ノズル14には、オネジ60 が刻設された小径部も形成され、このオネジ60はキャップ62に形成されたメ ネジに螺合している。後述のようにキャップ62は、接着剤通路56の放出開口 57に連通するように、ノズル付属品18をノズル14の基部に取り付けている 。
ガン本体12は、取付ポルト64によって接着剤マニホールド16に取付けられ ており、この接着剤マニホールド16は取付ブロック68によって棒66に支持 され、この取付ブロック68はネジ70によって接着剤マニホールド16に接続 されている。第1図の上部に図示されているように、取付ブロック68にはスロ ット72が形成され、このスロット72によって2個の半部分73.75が形成 され、この両生部分73.75の間には上記棒66が挿通している。スロット7 2によって形成された取付ブロックの半部分73.75には一本のポルト74が 延びており、このボルト74は両生部分73.75を棒66に締め付けて取付ブ ロック68を棒66に固着する。
接着剤マニホールド16には接続箱76が設けられ、この接続箱76には電気ケ ーブル78が収容され、この電気ケーブル78はヒータ80とRTD (抵抗温 度検出器)82とに給電する。このヒータ80は。
ホットメルト接着剤の供給源(不図示)から接着剤入口ライン84を介して接着 剤マニホールド16に導入されたホットメルト接着剤を溶融状態に維持する。接 着剤入口ライン84はガン本体I2に形成された接続ライン86を介して接着剤 空洞46に連通している。ガン本体12と接着剤マニホールド16との間には、 接着剤入口ライン84と接続ライン86との連接箇所にOリング85が設置され 、両者間をシールしている。プランジャー22用の作動空気は接着剤マニホール ド16に形成された入口ライン88を介して供給され、この入口ライン88は接 続ライン90によって空気空洞20に接続されている。ガン本体12とマニホー ルドとはOリング89によってシールされている。空気マニホールド17には空 気入口ライン92が形成され、この空気入口ライン92はノズル14に形成され た空気送出通路94に接続され、この空気送出通路94はその終端がノズル14 の基部の環状室95に達している。0リングシ一ル体96は、ノズル14と空気 マニホールド17との間において空気入口ライン92と空気送出通路94との交 点での流体漏洩を防止する。
第1図の底部と第2図はノズル付属品18を詳細に示したもので、このノズル付 属品18は環状板であり、その一方の側面には第1面即ち上面102が形成され 、反対側の側面には上面102から離間した第2面、即ち下面104が形成され ている。この上面102からはボス106が外方に突出し、下面104からはノ ズル先端(チップ) 108がボス106と同心になるように外方に突出してい る。ノズル付属品18には、ボス106とノズル先端10gとの間に貫通孔11 0が穿孔され、この貫通孔110には放出用出口111が形成されている。テー パーの付いた放出用出口111はその直径が第2面即ち下面104から第1面即 ち上面102に向かって減少し、これによりこの放出用出口111には貫通孔1 10の長軸に対して半径方向内方にテーパーの付いた側壁が形成されている。こ うして、放出用出口111はほぼ円錐形状を有している。
ノズル付属品18には、一本の環状V字形溝112が刻設され、この溝112は 上面102から下面104の方に内方に延びている。ノズル付属品18には第2 の環状V字形溝113が刻設され、この溝113は下面104から上面102の 方へ内方に延びている。各環状溝112 、113は、互いにほぼ垂直な一対の 側壁114 、116とを形成し、この側壁114は現時点での好適実施例では ノズル付属品18の平らな上・下面102 、104に対してほぼ30°の角度 に形成されている。ノズル付属品18には、4個の空気ジェット孔118が環状 溝112 、113の間にこの溝に沿って90°の間隔で形成されている。
第3図参照、これらの空気ジェット孔118の各々は貫通孔110の長軸に対し てほぼ30°の角度に穿孔されていることが好ましい。
環状溝112 、113を刻設することによって、空気ジエ・ント孔118を貫 通孔110に対して所望の角度となるように正確に穿孔することができる。詳述 すると、側壁114をノズル付属品18の上・下面102 、104に対して3 0°の角度に形成すれば、ドリルビット(不図示)は、環状溝1]、2 、11 3の側壁114に90°の角度で接触した状態で上・下面102 、104に対 して30°の角度でもって、ノズル付属品18の環状溝112又は113を穿孔 することができる。これにより、ドリルビットとノズル付属品18との間での滑 りをできるだけ小さくした状態で上記ドリル作業を行うことができ、空気ジェッ ト孔118が位置的に高精度に穿孔される。
第2図及び第3図に示したように、各空気ジェット孔118の長軸は、傾斜して いるので、ノズル付属品18の放出用出口111から噴出されたホットメルト接 着剤材料の連続流119の中心に交差する。後に詳述するように霧化用空気は各 空気ジェット孔118を通って接着剤流119の外面に衝突して小滴120を作 り基材121に付着させる。
第1図において、キャップ62には環状座122が形成され、この環状座122 はノズル付属品18を支えている。また、キャップ62は、ノズル14の最下端 部に螺合し、これにより、ノズル付属品18の上面102のボス106は、ノズ ル14の基部に形成された座126内に突出している。尚、この座126は接着 剤通路56の接着剤放出開口57の所に位置している。ノズル付属品18がこの 位置にある状態では、環状溝112は、空気送出通路94の端部の所でノズル1 4の基部に形成された環状空気室95に連通している。ボス106と接着剤放出 開口57との間に耐流体漏洩シールを施す為及び環状溝112と空気室95との 接合箇所に耐流体漏洩シールを施す為に、ノズル付属品18の上面102とノズ ル14との間にOリングやその他のシール体を設ける必要はない、ノズル付属品 18を取り外して異なった大きさの付属品と交換する作業は、キャップ62を回 転してノズル14との係合を解くことによって容易に行うことができる。
溶融ホットメルト接着剤は、以下に述べるようにスプレ装置lOのガン本体12 を通って送出され、ノズル付属品18を介して放出される。溶融ホットメルト接 着剤は、接着剤入口ライン84を介してガン本体12の接着剤空洞46内に導入 され、この接着剤空洞46からノズル14内に流入し、接着剤通路56を通過す る。第1図に図示したように、プランジャー22の末端59が接着剤通路56の 端部の座58に係合している状態では、接着剤は、接着剤通路56の接着剤放出 開口57を通って貫通孔110に流出することはできない。
プランジャー22を引込めて接着剤を放出開口57に流入させる為に、パイロッ ト空気がまず後述のように作動空気ライン88を介して導入され、ガン本体12 の空気空洞20に流入される。このパイロット空気は、空気空洞20を加圧して プランジャーヘッド板24とプランジャー22とを上昇移動させ、これによって プランジャーの末端部59を接着剤通路56の下端の座58から離間させる。こ うしてホットメルト接着剤は、接着剤通路56の接着剤放出開口57を通ってノ ズル付属品】8の貫通孔110内に流入し、放出用出口111を介して放出され 、連続した接着剤流119になる。第2図参照、パイロット空気流をストップし 空気空洞20の加圧を止めて、復帰バネ34によってプランジャー22を着座位 1に戻すと、このプランジャー22は閉止位置に復帰し接着剤流をストップさせ る。
再び第1図において、この図にはパイロット空気及び霧化用空気なスプレ装置1 0に供給するシステムが概略的に図示されており、供給源(不図示)からの加圧 空気は調整器130に流入する。
この調整器130はうイン132によって空気フィルタ134に接続されている 。調整器130は、供給源からライン132へ流れる空気流の圧力を変化させる ことができ、この圧力は、ライン132に接続された空気圧計136によってモ ニターされる。ライン138はフィルタ134をソレノイド弁140に接続し、 このソレノイド弁140は吐出し口142を有し、この吐出し口142は、好適 実施例にあっては後述の目的の為に、栓144によって閉止されている。
ソレノイド弁140の出口ライン146は分岐ライン148と第2分岐ライン1 50とに分れる。この分岐ライン148は、マニホールド16の空気ライン88 に接続され、パイロット空気を空気空洞20に供給して前述したようにプランジ ャー22を軸方向に移動させる0分岐ライン150は空気ステッチャ152に接 続され、このステッチャ152は、空気流制御弁156を具備するライン154 によって、空気マニホールド17の空気入口ライン92に接続されている。この 空気流制御弁156は後述のようにノズル付属品18の空気ジェット孔118か ら噴出される霧化用空気の流量を制御することができる。
ステッチャ152は、例えばニューマティックス(Numatics1社のカタ ログk TMO−2103のような市販品である。このステッチャ152は、分 岐ライン150から加圧空気を流入し、間欠状、又はパルス状の空気バースト( 破裂)をライン154に介して空気マニホールド17の空気入口ライン92に送 出する。このステッチャ152からのパルス状即ち間欠空気ジェットは、空気入 口ライン92を通ってガン本体12の空気送出通路94に流入した後、ノズル1 4の空気室95を介してノズル付属品18の空気ジェット孔118に流入する。
現時点での好適実施例では、ステッチャ152は制御ノブ158を有し、このノ ブ158によって、パルス状の空気バーストつまり空気ジェットの周波数、即ち 単位時間当りのパルス状空気ジェットの数を調整することができる。
第2図及び第3図に示したように、空気ジェット孔118は貫通孔110の長軸 に対して傾斜しているので、パルス状空気ジェット160は、ノズル先端108 の放出用出口111から吐出された連続接着剤流119の中心に向かって流れる 。これらの霧化用のパルス状空気ジェット160は、後に詳述するように連続接 着剤流119を切断して互いに分離した小滴120を作る。このとき小滴は、エ ンジェル・ヘアを形成することはない、即ち接着剤小滴が糸を引く又はストラン ド状に延びることはない。ノズル付属品118の放出用出口111は、鐘形状で あるので小滴120の形状形成に寄与する。これらの小滴120は、部分的に球 形状で、かつ風乾時間が比較的長くなるような大きさで、基材121に付着する 。
第2図に示した実施例では、基材121は固定のスプレ装置10に対して矢印の 方向に移動している。基材121を別の基材(不図示)に確実に接着する為には 、接着剤は基材121の単位長さ当り所定量付着しなければならない、接着剤が 一定圧でスプレ装置IOに供給されているとすると、ステッチャ装置152は、 パルス状空気ジェッl−160の周波数を調整して、移動中の基材121上の接 着剤が所望の量になるように移動中の基材121上の小滴120の密度を定める 5尚、本明細書で使用した用語「密度」は、基材121の単位長さ当りの個々の 接着剤小球体即ち小滴120の数と間隔とを表している。
スプレ装置10に対する移動基材の線速度又は速度は、接着すべき基材の種類に 応じて大幅に変化するであろう、この実施例で使用したステッチャ装置152は 、連続状接着剤流119に衝突するパルス状空気ジェット160の周波数を調整 することができ、これによって基材121の単位長さ当りの小滴120の密度を 基材121の線速度に無関係に所望の値に設定できる。
例えば、移動基材121の速度がスプレ装置10に対して増加すると、ステッチ ャ装置152は、制御ノブ158の操作によって、空気ジェット孔】】8から放 出されるパルス状空気ジェット160の周波数を増大し、これによって基材12 1に塗布される単位長さ当りの小滴120の密度は低速度時と同一になる。逆に 、移動基材121の速度が減少した場合には、ステッチャ装置152はパルス状 空気ジェット160の周波数を低下し、これにより、基材121上の単位長さ当 りの小滴120の密度を同一にすることができる。このようにして、基材121 の単位長さ当りの接着剤密度は、基材の速度に無関係に所望の値に定めることが できる。更に、移動基材121の線速度が一定である場合でも、ステッチャ装置 152は、空気ジェット160の周波数を調整して接着剤密度を所望の値に変更 することができる。
スプレ作業の終了時にノズル付属品18の放出用出口1110所に接着剤が残留 することがある。このような残留接着剤は、除去しないとノズル付属品18から 落下して、接着剤が付着してはならない基材121の領域、即ち不望領域に付着 する恐れがある。
この問題は本発明ではソレノイド弁140に栓144を設けることによって解決 される6通常、ライン146 、150やステッチャ装置152に残存している 空気は、ソレノイド弁140の吐出し口142から排出される。しかし、吐出し 口142に栓144を挿入すると、ライン146 、150内及びステッチャ装 置152内の残存空気はライン154内を前方へ流出し、空気マニホールド17 内に流入し、次いでガン本体12及びノズル14を通ってノズル付属品18の空 気ジェット孔118に流入するにのような空気ジェット孔118の空気の逆流は 、ノズル先端108の放出用出口111での残留接着剤を除去し、これによって この残留接着剤が基材121の上記不望領域に付着することを回避できる。
第4図及び第5図において、本発明のシステムでは、動作条件を変えることによ って基材上の接着剤パターンが変化する。第4図の実施例では、点描パターン1 60が作られ、接着剤小滴162が基材163にランダムに分散しており、これ らの小滴は少なくともいくつかのストランドのような接着剤繊維状体164によ って互いに接続されている。また、本発明のシステムは、上側とは別に第5図に 示したようなパターン166を作ることもでき、このパターン166ではほぼ均 一の大きさの接着剤小滴168が基材170に沿った直線上に規則正しく離間さ れている0本システムの使用分野の要件に応じて、システムの種々のパラメータ を調整することによって第4図の点描パターン160、又は第5図の直線パター ン166を作ることができる。
本発明のスプレシステムが作るパターンの種類は、ノズル付属品18の空気ジェ ット孔118がら放出される霧化用空気がノズル付属品18の貫通孔110から 噴出される接着剤ビード119の外表面に衝突するときのエネルギーによって決 定される。尚1本明細書で使用する用語「エネルギー」は、霧化用空気ジェット 160の間欠パルス状バーストの圧力と流量と周波数とに関連するものである。
霧化用空気ジェット160が連続接着剤ビード119を小滴に分断する為には成 る量のエネルギーが必要であることが判明した。N化用空気ジェット160のエ ネルギーが接着剤ビード119を小滴に分断するのに要するエネルギー値よりも 大きい場合には、霧化用空気ジェット160は接着剤小滴を基材に投げ付ける。
このような場合には、第4図に示した点描パターン160が作られ、小滴162 が霧化用空気ジェット160によって基材にランダムに付着し、かつこれらの小 滴162の間には少なくともいくつかのストランドのような繊維状体164が形 成される。第5図の実施例では霧化用空気ジェット160のエネルギーは、接着 剤ビード119を分断して小滴168を作るレベルに設定されている。この為、 小滴168は、重力の作用とノズル付属品18の貫通孔118を通る接看剤流の 運動量とによって基材170に落下する。小滴168は霧化用空気ジェット16 0によって基材に投げ付けられるのではないので、基材170には比較的直線上 の長く延びたパターン266が形成され、接着剤小滴168はほぼ均一のサイズ となり、規則正しく互いに離間される。
小滴162又は168を作る霧化用空気ジェット160の「エネルギー」に影響 を及ぼすパラメータは3個あることが分かった。これらのパラメータは霧化用空 気ジェット160の間欠的、即ちパルス状バーストの圧力と流量と周波数である 。第1図に示したように、霧化用空気の圧力は加圧空気源(不図示)とシステム への主送出ライン132との間に接続された調整器130によって制御される。
ノズル付属品18への霧化用空気の流量は、空気マニホールド17の空気入口ラ イン92に連通したライン154に取付けられた空気流量制御弁156によって 制御される。霧化用空気の間欠的、即ちパルス状バーストの周波数は、上述した ステッチャ装置152によって制御される。
使用するホットメルト熱可塑性接着剤の種類及びスプレ装置10内の接着剤の液 圧に応じて、調整器130とステッチャ152と流量制御弁156とをすべて調 整することによって第4図及び第5図に夫々示した点描パターン160と直線パ ターン166とのいずれかが作られる。熱可塑性接着剤は種類が非常に多くかつ 市販の吐出装置の操作条件もいろいろあるので、考え得るすべての分野にわたっ て点描パターン160又は直線パターン166を作り出す調整器130、ステッ チャ152及び/又は空気流量制御弁156の種々の設定量を定めることは、実 行不可能である。しかしながら、操作者がほんのわずかな実験を行えば所望のパ ターンを作り出すことができるであろう、上述のように低[エネルギーjの霧化 用空気ジェット160を使用すれば、このジェット160は接着剤を単に小滴に 分断するだけであり、これらの小滴を基材に投げ付けることはないので、直線状 パターン166が得られるであろう。従って、直線状パターン166を作る為に は、霧化用空気の圧力、パルス周波数及び/又は流量を低減し、そのエネルギー を減少するように調整器130、ステッチャ152及び/又は空気流量制御弁1 56を調整すればよい、他方、点描パターン160は、高エネルギーの霧化用空 気ジェット160によって作られ、この高エネルギーの霧化用空気ジェットは、 調整器130とステッチャ152と空気流量制御弁156とを適宜調整して、霧 化用空気の圧力、空気ジェット160のパルス周波数及び/又は霧化用空気流量 を増大することによって得られる。これらの調整は、操作者が最初に接着剤ビー ド119をノズル付属品118から吐出しこのビードに霧化用空気を衝突させ、 それから調整器130、ステッチャ152及び/又は空気流量制御弁156の夫 々の設定を調整して所望のビードパターンを得ることによって行われる。
点描パターン160又は直線状パターン166を作る本発明のシステムの動作パ ラメータの種々の組合わせを以下に示す。
阿ユ 熱可塑性接着剤: CF204 接着剤温度 :325°F 液圧 : 80psig 霧化用空気圧 : 48psig 霧化用空気流量: 0.6489SCFM霧化用空気パルス周波数+ 1350 cPM匠1 熱可塑性接着剤: CF204 接着剤温度 :325°F 液圧 : 80psig 霧化用空気圧 : 48psig 霧化用空気流量: 0.64B9SCFM霧化用空気パルス周波数: 2500 CPM上述の例I及びHの動作条件によると、第4図に示した点描パターン16 0を作ることができた。
厩旦 熱可塑性接着剤:ナショナルスターチ(National 5tarch1接着 剤温度 :350°F 液圧 : 87psig 霧化用空気圧 : 55psig 霧化用空気流量: 2.005CFM 霧化用空気パルス周波数: 1935CPM忽Δ 熱可塑性接着剤:ナショナルスターチ(National 5tarch1接着 剤温度 :321°F 液圧 : 200psig 霧化用空気圧 + 35psig 霧化用空気流量: 1.273cFM 霧化用空気パルス周波数: 1739cPM匠ヱ 熱可塑性接着剤:ナショナルスターチ(National 5tarch1接着 剤温度 =320°F 液圧 : 140psig 霧化用空気圧 : 67psig 霧化用空気流量: ’1.63scFM霧化用空気パルス周波数: 1411C pH上述の例m −vの動作条件によると、第5図に示した直線状パターン16 6を作ることができた0本発明は、好運実施例を参照して説明されたが、当業者 であれば本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更を施すこともまた部材を 均等物に置換することも可能であろう、更に、本発明の本質的範囲から逸脱する ことなく、本発明に特別な状況や材料を適用するような種々の変更も可能であろ う、従って、本発明は、本発明の最良の実施態様として開示された特別の実施例 に限定されるものではなく、添付の請求の範囲内のすべての実施例を含むもので ある。
FIG、 2 国際調査報告

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.溶融熱可塑性材料のスプレ装置において、溶融熱可塑性材料の連続流を放出 用出口から吐出する手段と: 霧化用空気ジェットを上記溶融熱可塑性材料流に最初にその外面に接触するよう に間欠的に衝突させて、上記溶融熱可塑性材料流を小滴に分断し、基材に付着さ せる手段と:を具備することを特徴とする装置。
  2. 2.溶融熱可塑性材料のスプレ装置において、放出用出口が形成されたノズルを 有し、溶融熱可塑性材料の連続流を吐出するスプレ器と: 上記溶融熱可塑性材料連続流の外面に最初に衝突する霧化用空気を放出する霧化 用空気ジェット放出手段と:上記霧化用空気の流れを間欠的に中断して間欠的霧 化用空気ジェットを作り、これを上記溶融熱可塑性材料連続流に衝突させて上記 連続流を小滴に分断する霧化用空気ジェット流間欠中断手段と: を具備することを特徴とする装置。
  3. 3.上記ノズルには第1面が形成され、上記放出用オリフィスはテーパーの付い たほぼ円錐形状の側壁を有し、この側壁は直径が上記ノズルの上記第1表面にお いて最大になることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 4.上記霧化用空気ジェット放出手段は、上記スプレ器に形成された霧化用空気 送出通路と、この霧化用空気送出通路に連通し上記ノズルに関連した少なくとも 1個の霧化用空気放出孔とを具備することを特徴とする請求の範囲第2項に記載 の装置。
  5. 5.上記少なくとも1個の霧化用空気放出孔は、上記溶融熱可塑性材料連続流の 流れる方向に対して約30°の角度傾斜し上記溶融熱可塑性材料連続流の外面に 向けて霧化用空気を放出する4個の霧化用空気放出孔を具備することを特徴とす る請求の範囲第4項に記載の装置。
  6. 6.上記霧化用空気ジェット流間欠中断手段は、加圧空気供給源に接続されたソ レノイド弁と:上記ソレノイド弁に接続されそこからの加圧空気を受ける入口と 上記スプレ器に形成された上記霧化用空気送出通路に接続された出口とを有する ステッチャと: を具備し、 上記ステッチャは、間欠的霧化用空気ジェットを上記霧化用空気送出通路を介し て上記ノズルの上記霧化用空気放出孔に供給し、上記溶融熱可塑性材料連続流に 接触するように放出することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。
  7. 7.上記スプレ器には、接着剤送出通路と霧化用空気送出通路とが形成され、上 記ノズルはノズル付属品を有し:このノズル付属品は一体型の環状板を有し、こ の環状板にはその一方側に第1面が反対側に第2面が夫々形成され、この第2面 は、外方に突出したノズル先端を有し:上記板には上記一方側と上記ノズル先端 との間に延在した貫通孔が形成され、上記貫通孔は上記ノズル先端に放出出口を 有し、上記板は、上記貫通孔が上記ノズルの上記接着剤通路に連通して溶融熱可 塑性材料が流入するように、上記ガン本体の上記ノズルに取り付け可能であり、 上記溶融熱可塑性材料は上記ノズル先端の上記放出出口から溶融熱可塑性材料連 続流を作り; 上記板には環状溝が形成され、上記環状溝の第1及び第2側壁は夫々上記第1面 から上記第2面の方へ内方に延び、上記環状溝は上記スプレ器の上記空気送出通 路に連通可能であり;上記板には複数個の霧化用空気放出孔が形成され、上記霧 化用空気放出孔は、上記霧化用空気間欠ジェットが流通するように上記環状溝か ら上記第2面に延在し、上記空気放出孔の各々は上記環状溝の上記第1及び第2 側壁の一方にほぼ垂直に延びた長手軸を有し、上記複数の放出孔は、上記板の上 記貫通孔に対して鋭角に形成され、上記霧化用空気間欠ジェットを上記放出出口 から噴出の上記溶融熱可塑性材料連続流の中心に向けて放出し、上記連続流を分 断して小滴を生成することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
  8. 8.溶融熱可塑性材料のスプレ装置において、溶融熱可塑性材料連続流放出用の ほぼ円錐形状の放出出口を形成するテーパー付の側壁を少なくとも一部に有する 貫通孔が形成されたノズルを具備するスプレ器と;上記溶融熱可塑性材料連続流 の外面に最初に衝突する霧化用空気を放出する霧化用空気ジェット放出手段と: 上記霧化用空気の流れを間欠的に中断して間欠的霧化用空気ジェットを作り、こ れを上記溶融熱可塑性材料連続流に衝突させて上記連続流を小滴に分断する霧化 用空気ジェット流間欠中断手段と: を具備することを特徴とする装置。
  9. 9.上記ノズルは第1表面を有し、上記テーパー付の側壁は上記第1表面におい て最大径となる上記放出出口を形成することを特徴とする請求の範囲第8項に記 載の装置。
  10. 10.溶融熱可塑性材料のスプレ装置において:溶融熱可塑性接着剤連続流放出 用の放出出口と少なくとも1個の空気ジェット孔とが形成されたノズルを有する スプレ器と; 加圧空気源に接続された入口と吐出し口とを有し、開位置と閉位置との間を移動 可能で加圧空気の流通を制御する弁手段と; 供給ラインによって上記弁手段に接続された入口と上記ノズルの上記霧化用空気 ジェット孔に連通した出口とを有するステッチャ手段と; を具備し、 上記ステッチャ手段は、上記弁手段が上記開位置にあるときに上記弁手段からの 加圧空気連続流を受け、加圧の霧化用空気間欠ジェットを上記ノズルの上記霧化 用空気ジェット孔に供給し、上記間欠ジェットは上記溶融熱可塑性材料連続流の 外面に最初に接触するように上記霧化用空気ジェット孔から放出され、上記溶融 熱可塑性材料連続流を分断して小滴を生成することを特徴とする装置。
  11. 11.上記供給ラインと上記ステッチャ手段とには加圧空気が存在し、上記弁手 段の上記吐出し出口はそこからの空気の漏出を防止する為に栓によって閉止され 、上記供給ライン内と上記ステッチャ手段内の上記加圧空気は、上記弁手段の上 記閉位置への移動の際に、上記栓によって上記弁手段の上記吐出し出口からの流 出が阻止され、これによって上記加圧空気は上記ステッチャ手段を介して強制的 に上記ノズルの上記霧化用空気ジェット孔に流出され、残留の溶融熱可塑性材料 を上記ノズルの上記放出出口から除去することを特徴とする請求の範囲第10項 に記載の装置。
  12. 12.溶融熱可塑性材料を移動中の基材にスプレする装置において、 放出用出口が形成されたノズルを有し、溶融熱可塑性材料の連続流を吐出するス プレ器と: 間欠的霧化用空気ジェットを上記溶融熱可塑性材料連続流に最初にその外面に接 触するように衝突させて上記連続流を分断し単位時間当り所定数の熱可塑性材料 小滴を作る衝突手段と:上記移動基材に単位長さ当り所定数の熱可塑性材料小滴 を付着させるために、上記間欠的霧化用空気ジェットの周波数を上記移動基材の 線速度に応じて調整する手段と:を具備することを特徴とする装置。
  13. 13.上記衝突手段は: 上記スプレ器に形成された霧化用空気送出通路と;上記ノズルに関連した少なく とも1個の霧化用空気放出孔と; 加圧空気供給源に接続されたソレノイド弁と;上記ソレノイド弁に接続されこの ソレノイド弁からの加圧空気を受ける入口と、上記スプレ器に形成された上記霧 化用空気送出通路に連通した出口とを有するステッチャ装置と;を具備し、 上記ステッチャ装置は霧化用空気の間欠ジェットを上記霧化用空気送出通路に供 給し、上記ノズルに関連した上記霧化用空気放出孔を介して放出し、上記霧化用 空気の間欠ジェットは上記溶融熱可塑性材料連続流の外面に最初に接触して小滴 を作ることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の装置。
  14. 14.上記少なくとも1個の霧化用空気放出孔は、上記溶融熱可塑性材料連続流 の流れる方向に対して約30°の角度傾斜し上記溶融熱可塑性材料連続流の外面 に向けて霧化用空気を放出する4個の霧化用空気放出孔を具備することを特徴と する請求の範囲第13項に記載の装置。
  15. 15.溶融熱可塑性材料のスプレ方法において、放出用出口から溶融熱可塑性材 料の連続流を吐出する工程と; 霧化用空気ジェットを上記溶融熱可塑性材料流に最初にその外面に接触するよう に間欠的に衝突させ、上記溶融熱可塑性材料流を小滴に分断し、基材に付着させ る工程と;を具備する方法。
  16. 16.溶融熱可塑性材料を移動中の基材にスプレする方法において、 溶融熱可塑性材料の連続流を放出出口から吐出する工程と;霧化用空気ジェット を上記溶融熱可塑性材料連続流に最初にその外面に接触するように間欠的に衝突 させ、上記溶融熱可塑性材料連続流を分断し、単位時間当り所定数の熱可塑性材 料小滴を作る工程と: 上記移動基材に単位長さ当り所定数の熱可塑性材料小滴を付着させるために、上 記霧化用空気の間欠ジェットの周波数を上記移動基材の線速度に応じて調整する 工程と;を具備することを特徴とする方法。
  17. 17.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる方法において;上記基材方向への 運動量を有する溶融熱可塑性材料連続流を放出出口から吐出する工程と; 上記溶融熱可塑性材料流に霧化用空気ジェットを間欠的に衝突させて上記溶融熱 可塑性材料流を小滴に分断する工程と;上記小滴が重力の作用と上記流の運動量 とにより上記基材に落下するように、上記流に衝突する上記霧化用空気ジェット のエネルギーを制御するエネルギー制御工程と;を具備し; 上記小滴は、互いに実質的に均一に離間しかつ実質的に均一なサイズであるパタ ーンでもって上記基材上に付着することを特徴とする方法。
  18. 18.上記エネルギー制御工程は、上記霧化用空気ジェットの圧力を制御するこ とを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。
  19. 19.上記エネルギー制御工程は、上記霧化用空気ジェットの流量を制御するこ とを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。
  20. 20.上記エネルギー制御工程は、上記流に間欠的に衝突する上記霧化用空気ジ ェットの周波数を制御することを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。
  21. 21.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる方法において:溶融熱可塑性材料 の連続流を放出出口から吐出する工程と;霧化用空気ジェットを上記溶融熱可塑 性材料の連続流に最初にその外面に接触するように間欠的に衝突させ、上記流を 小滴に分断する工程と; 上記流に衝突する上記霧化用空気ジェットのエネルギーを制御して、上記霧化用 空気ジェットによって上記小滴を上記基材上に投げ付け、上記小滴が本質的にラ ンダムに互いに離間した点描パターンを形成するエネルギー制御工程と;を具備 する方法。
  22. 22.上記エネルギー制御工程は、上記霧化用空気ジェットの圧力を制御するこ とを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。
  23. 23.上記エネルギー制御工程は、上記霧化用空気ジェットの流量を制御するこ とを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。
  24. 24.上記エネルギー制御工程は、上記流に間欠的に衝突する上記霧化用空気ジ ェットの周波数を制御することを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。
  25. 25.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる方法において:上記基材方向の運 動量を持つ溶融熱可塑性材料の連続流を放出出口から吐出する工程と; 或る圧力と流量とを有する霧化用空気ジェットを上記溶融熱可塑性材料流に間欠 的に衝突させ、上記溶融熱可塑性材料流を小滴に分断する工程と; 上記小滴が重力の作用と上記流の運動量とにより上記基材上に落下するように、 上記流に衝突する上記霧化用空気ジェットの圧力と流量と周波数との少なくとも 一つを調整する工程と;を具備し、 上記小滴は上記基材上に付着して、小滴が実質的に均一に互いに離間しかつ実質 的に均一なサイズとなるパターンを形成することを特徴とする方法。
  26. 26.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる方法において:溶融熱可塑性材料 の連続流を放出出口から吐出する工程と;或る圧力と流量とを持つ霧化用空気ジ ェットを上記溶融熱可塑性材料流に最初にその流の外面に接触するように間欠的 に衝突させて、上記流を小滴に分断する工程と;上記流に衝突する上記霧化用空 気ジェットの圧力と流量と周波数との少なくとも一つを調整して、上記霧化用空 気ジェットによって上記小滴を上記基材上に投げ付けて、上記小滴が本質的にラ ンダムに互いに離間した点描パターンを形成する工程と、 を具備することを特徴とする方法。
  27. 27.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる方法において;上記基材方向への 運動量を有する溶融熱可塑性材料連続流を放出出口から吐出する工程と; 上記溶融熱可塑性材料流に霧化用空気ジェットを間欠的に衝突させて、上記材料 流を分断し、単位時間当り所定数の小滴を生成する工程と; 上記小滴が重力の作用と上記流の運動量とにより上記基材に落下するように上記 流に衝突する上記霧化用空気ジェットのエネルギーを制御するエネルギー制御工 程と;上記間欠的霧化用空気ジェットの周波数を上記移動基材の線速度に応じて 調整し、上記移動基材にその単位長さ当り所定数の小滴を付着させる工程と; を具備し、 上記小滴は、互いに実質的に均一に離間しかつ実質的に均一なサイズであるパタ ーンでもって上記基材上に付着することを特徴とする方法。
  28. 28.溶融熱可塑性材料を移動中の基材上に付着させる方法において: 溶融熱可塑性材料の連続流を放出出口から吐出する工程と;霧化用空気ジェット を上記溶融熱可塑性材料の連続流に最初にその流の外面に接触するように間欠的 に衝突させ、上記流を分断し単位時間当り所定数の溶融熱可塑性材料小滴を生成 する工程と; 上記流に衝突する上記霧化用空気ジェットのエネルギーを制御して、上記霧化用 空気ジェットによって上記小滴を上記基材上に投げ付け、上記小滴が本質的にラ ンダムに互いに離間した点描パターンを形成するエネルギー制御工程と:上記間 欠的霧化用空気ジェットの周波数を上記移動基材の線速度に応じて調整し、上記 移動基材にその単位長さ当り所定数の小滴を付着させる工程と; を具備することを特徴とする方法。
  29. 29.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる装置において:上記基材方向への 運動量を有する溶融熱可塑性材料の連続流を放出出口から吐出する手段と; 上記溶融熱可塑性材料流に霧化用空気ジェットを間欠的に衝突させて、上記溶融 熱可塑性材料流を分断し小滴を生成する手段と; 上記小滴が重力の作用と上記流の運動量とにより上記基材上に落下するように、 上記流に衝突する上記霧化用空気ジェットのエネルギーを制御する手段と; を具備し、 上記小滴は、互いに実質的に均一に離間しかつ実質的に均一なサイズとなるパタ ーンで上記基材上に付着されることを特徴とする装置。
  30. 30.溶融熱可塑性材料を基材上に付着させる装置において:上記基材方向への 運動量を持つ溶融熱可塑性材料の連続流を吐出する放出出口が形成されたノズル を有するスプレ器と;上記溶融熱可塑性材料連続流の外面に最初に衝突する霧化 用空気を放出する手段と; 上記霧化用空気流を間欠的に中断して間欠霧化用空気ジェットを作り、この間欠 霧化用空気ジェットを上記溶融熱可塑性材料連続流に衝突させて上記連続流を分 断し小滴を生成する手段と; 上記流に衝突する上記霧化用空気ジェットのエネルギーを制御して、上記霧化用 空気ジェットによって上記小滴を上記基材上に投げ付けて、上記小滴が本質的に ランダムに互いに離間した点描パターンを形成する手段と; を具備することを特徴とする装置。
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