JP2820740B2 - 接着剤スプレガン用のノズル付属品 - Google Patents

接着剤スプレガン用のノズル付属品

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Description

【発明の詳細な説明】 関連特許 本発明は、本発明と同一の出願人に譲渡された、「接
着剤スプレガン及びノズル付属品」を発明の名称とす
る、1987年4月23日出願の米国特許出願第07/041,712号
に関連するものである。
発明の分野 本発明は接着剤スプレガンに係わり、特にスプレパタ
ーンを制御しながらビード状又はファイバー状のホット
メルト接着剤を基材にスプレするノズル付属品を具備す
る接着剤スプレガンに関する。
発明の背景 ホットメルト熱可塑性接着剤は、今日、種々の製品を
貼付する産業分野で広く使用されており、接着剤の硬化
が短時間に行われることが望ましい分野で特に有用であ
る。近年非常に関心を持たれているホットメルト接着剤
の使用分野としては、使い捨ておむつや失禁パッドなど
の製造分野があり、ここでは製品のポリウレタン基材に
不織繊維材料を接着することが行われている。
例えば使い捨ておむつのポリウレタン基材と不織層と
を接合する際に重要なことは、不織層を構成する短い繊
維状又は綿毛形の材料(chopped fibrous or fluff−ty
pe material)の凹凸表面に形成された谷状凹部又は間
隙での接着剤の損失を避けることである。もし、接着剤
が例えば小滴として不織層に放出された場合には、一部
の小滴が繊維状不織材料の表面の間隙の間に落下するこ
とがある。この結果、ポリウレタン基材と不織材料との
間の接合力を所定の値に保つ為には、接着剤を余分に塗
布しなければならない。
この問題は、細長い薄いビード状又はファイバー状の
ホットメルト熱可塑性接着剤を作りこれを凹凸表面の間
隙を跨ぐように不織材料上に塗布する公知の方法によっ
て解決される。接着剤の細長ビード跨はファイバーを作
る公知のスプレ装置は、接着剤放出開口と空気ジェット
放出用の一本以上の空気ジェットオリフィスとが夫々形
成されたノズルを具備している。ノズルの接着剤放出開
口は接着剤ビードを放出し、この放出された接着剤ビー
ドには空気ジェットが衝突しそのビードを細くし跨は引
き伸ばして薄いファイバーを作り基材に塗布する。この
種のスプレ装置の例が発明者ホーソーン、ジュニア(Ha
wthorne,Jr.)の米国特許第2,626,424号と、発明者マー
シャル(Marshall)等の米国特許第3,152,923号と、発
明者オーサト(Ohsato)等の米国特許第4,185,981号に
開示されている。
使い捨ておむつの製造分野等では、接着剤の使用量を
できるだけ少なくしながら不織層とポリウレタン基材と
の間の接合力を充分強固にする為に、不織基材に塗布さ
れる接着剤ファイバーのスプレパターンを上手に制御す
ることが重要である。このような接着剤ファイバーのス
プレパターンの制御は上述した公知のスプレ装置によっ
て達成されている。即ち、上述の公知のスプレ装置では
ノズルから放出された接着剤ビードに、これにほぼ接す
る方向に空気ジェットを衝突させることによって達成し
ている。この接線方向に放出させた空気ジェットは、ガ
ンノズルの接着剤放出開口からの接着剤ビードから作ら
れた細長接着剤ファイバーの運動を制御して、その細長
接着剤ファイバーを比較的密集した螺旋状パターンにし
て基材に塗布する。このような接着剤ファイバーの螺旋
状スプレパターンを作って基材に塗布する装置は、例え
ば上述の発明者ホーソーン、ジュニアの米国特許第2、
626、424号及び、発明者オーサト等の米国特許第4、18
5、981号に開示されている。
上述のスプレ装置で密集した螺旋状スプレパターンの
接着剤ファイバーを作成する為には、スプレ装置のノズ
ルから放出された接着剤ビードに対して空気ジェットを
確実にその接線方向に放出することが重要である。これ
を実現するには、スプレ装置のガン本体又はノズルから
加圧空気を放出する複数の孔、即ち通路の位置決めを正
確に行わなければならない。これらの通路は典型的には
直径が約0.015〜0.020インチ(0.381〜0.508mm)のオー
ダであり、このような小さな直径の通路を公知のノズル
やガン本体に所定の角度で穿孔する機械加工は、かなり
困難であると共にコストの上昇をもたらす。
公知の接着剤ファイバースプレ装置のいろいろな問題
は、本発明と同一の出願人に譲渡された、「接着剤スプ
レガン及びノズル付属品」を発明の名称とする、1987年
4月23日出願の米国特許出願第07/041,712号に開示され
たノズル付属品によって解決されている。上述の米国特
許出願に係わるノズル付属品は標準滴な接着剤スプレガ
ンのノズルに取付可能であり、このノズル付属品には、
ガン本体の接着剤通路に接続される一個の接着剤放出開
口と、ガン本体の空気通路に接続される一個の空気放出
開口とが夫々形成されている。また、ノズル付属品は一
体構成(ワンピース形)の環状板であり、この環状板に
はその第1表面から外方に突出したボスとその第2表面
から外方に突出したノズルチップ(先端)とが夫々形成
されている。このボスとノズルチップとの間には貫通孔
が穿孔され、この貫通孔は環状板がノズルに取付けられ
た時にはガン本体のノズルの接着剤放出開口に連通す
る。加熱ホットメルト接着剤はガン本体の接着剤通路を
通ってその接着剤放出開口を出た後に上記環状板の貫通
孔に流入し、ノズルチップを通ってビードとなって基材
に向けて放出される。
環状板にはV字形切欠き又は溝が形成され、この溝は
ボスの形成された第1表面からノズルチップの形成され
た第2表面の方に延在している。このV字形溝は、ノズ
ルチップから放出される接着剤ビードに対して約30゜の
角度かつそれに接するように加圧空気ジェット放出用の
空気ジェット孔を上記環状板に穿孔する際に役立つ。こ
れを詳述すると、環状V字形溝には2個の側壁が形成さ
れ、一方の側壁は角空気ジェット孔の長手軸にほぼ垂直
である。この構成によって、ドリルビットは、自身の移
動方向にほぼ垂直、即ち環状板の第1及び第2表面に対
して約30゜の角度の、V字形状溝の側壁の一方の表面に
接触することができる。この結果、この穿孔作業の際の
環状板に対するドリルビットの滑りは極めて小さくなる
ので、空気ジェット孔を環状板に所望角度で容易に穿孔
することができる。
米国特許出願番号第07/041,712号に開示されたノズル
付属品は公知の接着剤ファイバースプレ装置の問題の多
くを解決するが、或る分野ではいくつかの問題が存在す
ることが分った。即ち、比較的薄いノズル付属品、即ち
板に溝を穿孔すると、この穿孔作業の間にノズル付属品
に変形が生ずる場合があることが分った。この変形によ
ってスプレガンのノズルとノズル付属品との間の境界に
漏洩路が生じてしまう。この為、ノズル付属品に流入し
たホットメルト接着剤が上記漏洩路に流れ、空気ジェッ
ト孔の位置するV字形状溝内に付着してしまうことが分
った。これによって、空気ジェット孔は詰まってしま
い、接着剤ビードを細くし又は引き伸ばし接着剤ファイ
バーにするのに必要な空気流を制限してしまうことがあ
る。
上述の米国特許出願第07/041,712号のノズル付属品に
関する別の潜在滴な問題は、環状板、即ちノズル付属品
に施される空気ジェット孔の穿孔がノズルに接触する内
側面、即ち内側表面からノズルチップの形成された外側
面、即ち外側表面に向かって行われる点に起因してい
る。空気ジェット孔は直径が0.015〜0.020インチ(0.38
1〜0.508mm)と非常に小さいので、ドリルビットはノズ
ル付属品を内側面から外側面に向かって貫通する際に、
所定の貫通すべき直線からずれてしまうことがある。そ
の結果、ノズル付属品の外側面での空気ジェット孔の放
出出口もわずかに位置ずれが発生してしまい、この為空
気ジェットが接着剤ビードに正確に接するようには衝突
しなくなるので、ノズル付属品による接着剤ファイバー
生成効率が低下することがある。
米国特許第07/041,712号に開示されたノズル付属品の
ノズルチップは、ガン本体のノズルに取付けられた時に
外側表面から突出すると共に、スプレガンのノズルにノ
ズル付属品を固着する取付ナットから外方に延在してい
るので、この取付ナットとノズルチップの間に空洞又は
間隙が生じてしまう。この為にスプレガンを間欠的に操
作する場合に、ガンの停止後に生ずる残留接着剤、即ち
よだれ状接着剤がノズルチップと取付ナットとの間の上
記間隙又は空洞に集まってしまう。この残留接着剤は、
溜るとノズル付属品の空気ジェット孔の放出出口を部分
的に遮断し、ノズル付属品の接着剤ファイバー生成機能
を低下させる恐れがある。更に、突出したノズルチップ
は、露出しているのでスプレガンの操作中に対象基材又
はその他の物体に接触すると損傷する恐れもある。
発明の要約 そこで、本発明の諸目的は、細長ビード状又はファイ
バー状のホットメルト接着剤を基材にスプレするスプレ
ガンに使用されるノズル付属品であって、比較的安価に
製造でき、空気ジェットを正確に位置決めして接着剤ビ
ードを細くし又は引き伸ばして接着剤ファイバーを作る
ことができ、スプレガンからの接着剤漏洩を防止でき、
構造的に耐久性が良く、接着剤の詰まりを防止でき、か
つ標準的スプレガンに容易に取付けられてこの標準的ス
プレガンをファイバー状のホットメルト接着剤スプレガ
ンに変えることができるノズル付属品を提供することで
ある。
これらの目的は、接着剤通路と空気通路とが夫々形成
されたノズルとガン本体とを具備するホットメルト接着
剤スプレ装置用のノズル付属品によって達成される。こ
のノズル付属品は一体構成の環状板であり、ガン本体の
ノズルにキャップ又はナットによって取付けられる。ノ
ズル付属品、即ち環状板には、ノズルの接着剤通路に接
続可能な貫通孔と、互いに離間した複数の空気ジェット
孔とが形成され、これらの空気ジェット孔はノズルの空
気通路に連通する。環状板の貫通孔から放出された接着
剤ビードには、離間の空気ジェット孔から放出された空
気ジェットが衝突する。空気ジェットは、ビードに接す
るように放出され、接着剤ビードを引き伸ばしてホット
メルト接着剤ファイバーを作ると共に、接着剤ファイバ
ーに螺旋運動を付与してスプレパターンを制御しながら
基材に塗布する。
一体構成の環状板にはボスとノズルチップとが形成さ
れ、このボスは環状板の第1の、内側表面から外方に延
在し、ノズルチップは環状板の第2の、外側表面から内
側表面の方へ内方に延在している。ボスとノズルチップ
との間には貫通孔が形成され、この貫通孔は環状板がノ
ズルに取付けられた時にノズルに接着剤通路に連通す
る。加熱されたホットメルト接着剤はノズルを通って環
状板の貫通孔内に流入し、ノズルチップの放出出口から
基材に向けて放出される。
本発明の環状板は内側表面と外側表面との間が比較的
厚いので、スプレガンの操作中ノズルに対する変形を防
止できる。環状板の内側表面は、外方に延在したボスを
除いて平坦又は平面である。この内側表面は、環状板が
ノズルに取付けられた時に、スプレガンのノズルのかん
合面との間で金属対金属のシールを形成する。このシー
ルにより、接着剤は、ノズルから環状板の貫通孔内に流
入する際にノズルと環状板との境界において漏洩が防止
される。
本発明のノズル付属品を構成する環状板には、環状の
V字形切欠、又は溝が形成され、このV字形溝は環状板
の外側表面から内側表面の方に内方に延在する。V字形
溝は、空気ジェット孔の穿孔の際に役立つ。加圧空気は
ノズルの空気通路から上記空気ジェット孔を通った後、
ノズルチップの放出出口から放出された接着剤ビードに
接触する。
現時点での好適実施例では、互いに離間した空気ジェ
ット孔の各々は、環状板の接着剤ビード放出用貫通孔の
長手軸に対してほぼ30゜の角度に穿孔される。ノズル付
属品の外側表面のV字形切欠、即ち溝は空気ジェット孔
を上記角度に穿孔するのに寄与する2個の側壁を有す
る。両側壁の一方は各空気ジェット孔の長手軸に対して
ほぼ垂直である。他方の側壁は、ノズルチップの放出出
口が環状板の外側表面とほぼ同一平面になるようにノズ
ルチップの外側表面を構成する。空気ジェット孔の長手
軸に垂直なV字形溝の側壁によって、ドリルビットは、
たとえ環状板の外側表面に対して60゜の角度で穿孔する
場合でも、その穿孔方向にほぼ垂直な環状板の面に接触
することができる。
本発明のノズル付属品に形成された空気ジェット孔
は、V字形溝の形成されたノズル付属品外側表面からノ
ズルに接触するノズル付属品内側表面の方へ進行するド
リルによって穿孔される。上述したように、空気ジェッ
ト孔から放出された空気ジェットがノズル付属品のノズ
ルチップから放出された接着剤ビードに接線方向に衝突
するように、空気ジェット孔の出口を正確に位置決めす
ることが重要である。空気ジェット孔の穿孔作業はノズ
ル付属品の外側表面から行われるので、この外側表面で
の空気ジェット孔の出口の位置は高精度に制御可能とな
る。また、ノズル付属品、即ち環状板を穿孔するドリル
ビットが途中でずれたとしても、このずれは環状板の外
側表面での空気ジェット孔の出口位置に何ら影響を及ぼ
さない。このようなドリルビットのずれは、ドリル作業
が環状板の内側表面からその外側表面に向かって行われ
る上述の米国特許出願第07/041,712号に開示のノズル付
属品では、時々問題となっていた事項である。
現時点での好適実施例では、環状板の互いに離間した
空気ジェット孔は貫通孔及びこれから放出される接着剤
ビードの外周面に対しても傾斜して形成されている。各
空気ジェット孔の長手軸は、環状板の貫通孔の長手軸と
環状板のV字形溝の空気ジェット孔の中心とを通る垂直
面に対して約60゜の角度に向いている。この為、離間空
気ジェット孔からの加圧空気ジェットは、環状板のノズ
ルチップから放出される接着剤ビードの外周面に衝突し
てその接着剤ビードに回転運動を付与する。空気ジェッ
トは接着剤ビードに衝突しそれを細かくし又は引き伸ば
して細長いファイバーを作ると共に、これらのファイバ
ーを回転螺旋運動させて、基材に塗布されるスプレパタ
ーンの幅を制御する。
現時点での好適実施例では、ノズル付属品、即ち環状
板に環状凹部が形成され、この環状凹部は環状板の外周
縁部においてその外側表面から内側表面に内方に延在し
ている。環状凹部はノズル付属品をスプレガンノズルに
取付ける取付ナット、又はキャップ用の座を構成する。
ノズル付属品の外側表面とノズルチップの放出出口と
は、ノズル付属品がスプレガンノズルに取付けられた時
に、取付キャップ又はナットと同一平面になるように構
成することが好ましい。
このような構成は二つの利点を有する。その第一は取
付ナットとノズルチップとの間には間隙や空洞が形成さ
れず、従って滞留接着剤、即ちストランド状接着剤が溜
って空気ジェット孔を遮蔽するという事態を生じない。
上述の滞留接着剤による空気ジェット孔の遮蔽は、ノズ
ルチップと取付ナットとの間に間隙が生ずる上記米国特
許出願第07/041,712号の問題であった。第二の利点は、
取付ナットとノズル付属品の外側表面とノズルチップの
放出出口とがすべて同一平面にあるので、ノズルチップ
がスプレガンの分離の間、基材や他の物体に接触するこ
とを阻止しノズルチップの損傷を防止できる点である。
本発明のノズル付属品、即ち環状板を用いれば、標準
的スプレガンを、使い捨ておむつやその他の衛生用品の
不織層とポリウレタン層とを接合するような分野に使用
される細長いストランド状又はファイバー状ホットメル
ト接着剤放出用スプレガンに安価に変えることができ
る。ノズル付属品、即ち環状板を上述のように構成する
ことによって、ノズルとの境界での接着剤漏洩を防止で
き、かつ空気ジェット孔を正確に穿孔してスプレ装置か
らの接着剤ビードを細長いファイバーにすることがで
き、更に滞留接着剤による詰まりを防止することができ
る。ノズル付属品、即ち環状板はスプレガンから容易に
取外しかつ別の大きさのノズル付属品と交換することが
でき、これによって、別の分野や別のスプレガンに適用
することができる。
本発明の現時点での好適実施例の構造、作用及び利点
は添付の図面を参照した以下の説明から更に明らかにな
るであろう。
第1図において、接着剤スプレ装置10はガン本体12と
接着剤マニホールド16と空気マニホールド17とを具備
し、このガン本体12は一端に接続されたノズル14を有
し、接着剤マニホールド16と空気マニホールド17はガン
本体12に取付けられている。
空気マニホールド17は2本以上のネジ19によって接着
剤マニホールド16に取付けられ、各ネジ19は両マニホー
ルド16,17の間に延在したスペーサ21を貫通している。
ノズル14にはノズル付属品18が支持され、このノズル付
属品18は加熱ホットメルト接着剤ビードを放出して薄い
細長ビード又はファイバーを作る。このビード又はファ
イバーは後に詳述するように密集した螺旋スプレパター
ンとなるように回転されて基材に塗布される。ガン本体
12とマニホールド16,17の構造は、本発明の出願人であ
るオハイオ(Ohio)州アムハースト(Amherst)のノー
ドソン(Nordson)社が製造販売しているModel H200ス
プレガンと実質的に同一であり、本発明の一部を構成す
るものではないので、本明細書では簡単に説明するにと
どめる。
第1図に示したように、ガン本体12の上部には空気空
洞20が形成され、この空気空洞20にはプランジャ22の上
端が挿通され、ここにはシール24が取付けられている。
このシール24は空気空洞20内を摺動可能であり、この空
洞20の壁に沿って空気密封シールを形成している。ガン
本体12の上端にはボルト28等によってカラー26が取付け
られ、このカラー26の貫通孔の内壁30にはネジが刻設さ
れている。カラー26には栓32が挿入され、この栓32はカ
ラー26のネジ付壁30に螺合するオネジを有する。栓32は
中空であり、この中空内部にはバネ34が収容され、この
バネ34はプランジャ22の最上端と栓32の頭部36との間に
延在している。栓32にはネジすりわり38が形成されてい
る。栓32には止めナット40がカラー26の上縁に係合する
ように螺合されている。
栓32はカラー26に対して回転可能であり、この回転に
よってプランジャ22の最上端に作用するバネ34のバネ力
を調整する。この栓32の回転の為には、まず止めナット
40を回転してカラー26との係合を解き、その後のネジ回
しを栓32の頭部36のネジすりわり38に挿入して回転す
る。これにより栓32が移動しカラー26内のバネ34の圧縮
力を増大又は減少することができる。
プランジャ22は空気空洞20の基部においてシール42に
よってシールされている。このシール42は、プランジャ
22が軸方向に移動可能に構成されている。プランジャ22
はガン本体12内を下方に延在し空気空洞20から段差孔44
を通って接着剤空洞46に入る。この接着剤空洞46は上端
にシール48を、下端にプランジャ取付体50を夫々有す
る。プランジャ22の周囲にはバネ51が保持され、このバ
ネ51は、接着剤空洞46内に配設され、シール48とプラン
ジャ取付体50との間に延在しシール48を所定位置に保持
している。シール48と42は、ガン本体12内のプランジャ
22の軸方向移動の案内に寄与している。
ノズル14の上端は接着剤空洞46内に延在し、この空洞
46に対してOリング52によってシールされている。ノズ
ル14はネジ54によってガン本体12に固定されている。プ
ランジャ22は、接着剤空洞46及びプランジャ取付体50か
ら下方に延在して、ノズル14に形成された接着剤通路56
内に入り込んでいる。この接着剤通路56の終端は接着剤
放出開口57として形成されている。接着剤通路56には、
接着剤放出開口57の直ぐ上流箇所に円錐形状の座58が形
成され、この座58はプランジャ22の末端59に係合する。
後述するように、プランジャ22を座58に対して移動する
ことによって、接着剤通路56から接着剤放出開口57を介
して噴出される加熱ホットメルト接着剤の流れを制御す
ることができる。
ノズル14にはオネジ60を有する小径部が形成され、こ
のオネジ60はキャップ62に形成されたメネジに螺合して
いる。後述のように、このキャップ62はノズル付属品18
を、接着剤通路56の放出開口57に連通するようにノズル
14の基部に取付ける。
ガン本体12は取付ボルト64によって接着剤マニホール
ド16に取付けられ、この接着剤マニホールド16は取付ブ
ロック68によって棒66に支持される。この取付ブロック
68はネジ70によって接着剤マニホールド16に接続され
る。第1図の上部に示すように、取付ブロック68にはス
ロット72が形成され、これによって2個の半部分73,75
が構成され両半部分73,75の間には棒66が挿通されてい
る。ボルト74は、スロット72によって形成された取付ブ
ロックの半部分73,75に架設され、棒66に対して両半部
分73,75を締付けて取付ブロック68を棒66に固定する。
接着剤マニホールド16には接続箱76が設けられ、この
接続箱76にはヒータ80とRTD(抵抗温度検出器)82とに
給電する電気ケーブル78が収容されている。このヒータ
80は、ホットメルト接着剤源(不図示)から接着剤入口
ライン84を介して接着剤マニホールド16に導入されたホ
ットメルト接着剤を溶融状態に維持する。接着剤入口ラ
イン84は、ガン本体12に形成された接続ライン86を介し
て接着剤空洞46に連通している。ガン本体12と接着剤マ
ニホールド16との間には、接着剤入口ライン84と接続ラ
イン86との接続箇所にOリング85が設けられ、両者間を
シールしている。プランジャ22用の作動空気は接着剤マ
ニホールド16に形成された入口ライン88を介して供給さ
れる。この入口ライン88は接続ライン90によって空気空
洞20に接続されている。ガン本体12とマニホールド16と
はOリング89によってシールされている。
空気マニホールド17には空気入口ライン92が形成さ
れ、この空気入口ライン92はノズル14の空気送出通路94
に接続され、この空気送出通路94の末端はノズル14の基
部の環状室95となっている。ノズル14と空気マニホール
ド17との間には、空気入口ライン92と空気送出通路94と
の接続箇所にOリングシール96が設けられ、流体漏出阻
止シールを形成している。
第1図の底部及び第2図と第3図は、本発明のノズル
付属品18を詳細に示したもので、ノズル付属品18は環状
板として構成され、一方の側面には第1表面、即ち内側
表面102が形成され、この内側表面102から離間した反対
側の側面には第2表面、即ち外側表面104が形成されて
いる。尚、ここで用語「内側」および「外側」とは次の
意味である。即ち、ノズル付属品18が第1図に示したよ
うにノズル14に取付けられた状態で、ノズル14に向いた
方向が「内側」であり、ノズル14から離れる方向が「外
側」である。
内側表面102からはボス106が外方に突出し、外側表面
104からのノズルチップ(先端)108がボス106と位置的
に一致するように内方に延在している。ノズル付属品18
にはボス106とノズルチップ108との間に貫通孔110が穿
孔され、この貫通孔110の放出出口109はノズル付属品18
の外側表面104と同一表面となるように定められてい
る。貫通孔110は、直径が約0.010〜0.040インチ(0.254
〜1.016mm)の範囲で、好ましくは約0.0175〜0.0185イ
ンチ(0.4445〜0.4699mm)の範囲である。
ノズル付属品18には、環状のV字形状溝112が形成さ
れ、このV字形状溝112は外側表面104から内側表面102
に向かって延在している。環状溝112は一対の側壁114,1
16を形成し、これらの側壁114,116は互いにほぼ垂直に
交差する。現時点での好適実施例では、側壁116はノズ
ル付属品18の外側平面104に対してほぼ30゜の角度に定
められ、側壁114はノズルチップ108の外側表面を構成し
ている。第2図及び第3図に明示したように、ノズル付
属品18には6個の空気ジェット孔118が形成され、これ
らの空気ジェット孔118は、環状溝112と内側表面102と
の間に、好ましくは貫通孔110の長手軸に対してほぼ30
゜の角度で延在している。空気ジェット孔118の直径は
約0.010〜0.040インチ(0.254〜0.016mm)の範囲、好ま
しくは約0.017〜0.019インチ(0.4318〜0.4826mm)の範
囲である。
環状溝112の存在によって、空気ジェット孔118を高精
度に穿孔することができる。即ち、空気ジェット孔118
を貫通孔110に対して所望の角度に穿孔し、かつ溝112の
側壁116上の所望の位置に高精度に位置決めすることが
できる。ノズル付属品18の外側表面104に対して30゜の
角度に側壁116を形成することによって、ドリルビット
(不図示)は、外側表面104に対して60゜の角度でノズ
ル付属品18の環状溝112に穿孔するが、環状溝112に側壁
116に角度90゜で接触することができる。この結果、ド
リルビットとノズル付属品18との間での滑りをできるだ
け少なくした状態でドリル作業を行うことができる。こ
れによって空気ジェット孔118の出口119は側壁116に対
して高精度に位置決めされ、かつ貫通孔110に対して適
当な角度に向けることができる。ドリルビットがノズル
付属品18を内側表面102まで穿孔しているときに、何ら
かのドリフトがあった場合には、空気ジェット孔118の
入口121はわずかに位置がずれるかもしれないが、しか
しながらノズル14の環状室95には交差するであろう。
第3図に示したように、各空気ジェット孔118は長手
軸は貫通孔110の長手軸と環状溝112の各孔118の中心と
を通る鉛直平面に対してほぼ10゜傾斜している。例え
ば、空気ジェット孔118aの長手軸122は貫通孔110の長手
軸とノズル付属品18の環状溝112の孔118aの中心126とを
通る鉛直平面124に対してほぼ10゜傾斜している。この
結果、空気ジェット孔118aから噴出される加圧空気ジェ
ット128は、後述するように貫通孔110の外周面とこの貫
通孔110から放出される接着剤ビード130とに実質的に接
する方向に向けられる。
第1図及び第2図において、キャップ62には環状座13
2が形成され、この環状座132はノズル付属品18の外周縁
部に形成された環状凹部134にかん合している。尚、環
状凹部134は外側表面104から内方に延在している。キャ
ップ62はノズル14の最下端に螺合し、これによってノズ
ル付属品18の内側表面102のボス106がノズル14の基部に
形成された座136内に延在する。この座136は接着剤通路
56の接着剤放出開口57の箇所に位置している。ノズル付
属品18がこの位置にある場合、各空気ジェット孔118の
入口は、ノズル14の基部であって空気送出通路94の端部
位置に形成された環状空気室95に連通する。尚、ノズル
付属品18の内側表面102とノズル14との間にはOリング
やその他のシールを設けなくても、その両者間及び、ボ
ス106と接着剤放出開口57との間に流体漏出防止シール
が形成される。ノズル付属品18は、キャップ62を回転し
てノズル14との係合を解くことによって、容易に取外し
別の大きさの付属品と交換することができる。
本発明のスプレ装置10の作用は以下の通りである。加
熱されたホットメルト接着剤が接着剤入口ライン84を介
してガン本体12の接着剤空洞46内に導入される。接着剤
はこの接着剤空洞46から接着剤通路56を介してノズル14
内に流入する。第1図に示したように、プランジャ22の
末端59が接着剤通路56端部の座58に係合している時に
は、接着剤は接着剤通路56の接着剤放出開口57を介して
貫通孔110に流入できない。プランジャ22を引込めて接
着剤流を放出開口57に流す為には、作動空気を作動空気
ライン88を介してガン本体12の空気空洞20内に導入す
る。この加圧空気は、プランジャ22に接続されたシール
24に作用してこのプランジャ22を上昇させる。これによ
ってプランジャ22の末端59は接着剤通路56下端の座58と
の係合が解かれる。また、空気空洞20への空気流を中断
すると、戻りバネ34がプランジャ22を着座位置に戻すの
で、プランジャ22は閉止位置に復帰する。
ホットメルト接着剤流は、接着剤通路56の接着剤放出
開口57を通ってノズル付属品18の貫通孔110内に流入
し、ノズル先端108の放出出口109から放出された接着剤
ビード130になる。この接着剤ビード130がノズル付属品
18から噴出されるのと同時に、加圧空気が、空気入口ラ
イン92と空気送出通路94と空気室95とを通って、ノズル
付属品18の空気ジェット孔118に送られる。
第2図に明示したように、空気ジェット孔118は貫通
孔110の長手軸に対して傾斜しているので、この貫通孔1
10を通った空気ジェット128はノズルチップ108よりも下
方の地点において接着剤ビード130にその外周面にほぼ
接するように衝突する。空気ジェット孔118から噴出さ
れた空気は2つの働きをする。第1の働きは、空気ジェ
ット128が接着剤ビード130を細くし又は引き伸ばし、細
長いストランド状又はファイバー状のホットメルト接着
剤、即ち接着剤ファイバーを作り基材に塗布することで
ある。第2の働きは、以下の通りである。空気ジェット
孔118の方向は空気ジェット128を接着剤ビード130の外
周囲に接する方向に放出するので、空気ジェット128は
接着剤ビード130及び、これから作られた接着剤ファイ
バーを密の螺旋軌跡を描くように回転させて基材に到達
させる。この結果、このように制御された接着剤のパタ
ーンは基材上で所望の幅を有する。
以上では本発明を好適実施例を参照して説明したが、
本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更を行うこ
と及び部材と均等物に置換することが可能であることは
当業者にとって明らかであろう。更に、本発明の本質的
範囲から逸脱することなく、多くの変更を施して本発明
に特別な状況や材料を通用することもできる。従って本
発明は、本発明を実施するための最良態様として開示さ
れた特別の実施例に限定されるものではなく、添附の特
許請求の範囲内のすべての実施例を含むもである。
【図面の簡単な説明】
第1図はノズル付属品が取付けられたスプレガンを示し
た断面図とこのスプレガンに取付けられたマニホールド
を示した概略図である。 第2図はノズル付属品の拡大断面図であり、空気ジェッ
ト流が接着剤ビードに衝突している状態を示している。 第3図は第2図に示したノズル付属品の平面図である。 [主要部分の符号の説明] 10……接着剤スプレ装置 12……ガン本体 14……ノズル 18……ノズル付属品 56……接着剤通路 94……空気送出通路 102……第1表面 104……第2表面 108……ノズルチップ 109……接着剤放出出口 110……貫通孔 112……V字形環状溝 114,116……側壁 118……空気ジェット孔 128……空気ジェット 130……接着剤ビード

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤移送用の接着剤通路と加圧空気移送
    用の空気送出通路とが形成されたノズルを有するガン本
    体を含む接着剤吐出装置に使用するためのノズル付属品
    であって、 一方の側に第1表面が形成され、その反対側に第2表面
    が形成された環状板と、 前記環状板に形成され、前記第2表面から前記第1表面
    に向かって内方へ延在し、外側表面と、前記環状板の前
    記第2表面とほぼ同一平面に位置した放出出口とを有す
    るノズル先端部と、 を含み、 前記環状板には、貫通孔が形成されており、前記貫通孔
    は、前記第1表面と前記ノズル先端部の前記放出出口と
    の間に延在しており、前記環状板は、前記貫通孔が前記
    ノズルの前記接着剤通路と連通して接着剤を受け入れ、
    該接着剤が前記貫通孔を通って送られ、前記ノズル先端
    部の前記放出出口から射出されて接着剤ビードを形成す
    るために、前記ガン本体の前記ノズルに取り付けられる
    ように構成されており、 前記環状板には、V字形環状溝が形成されており、前記
    V字形環状溝は、前記第2表面から前記第1表面に向か
    って内方へ延在しており、また前記V字形環状溝は、前
    記ノズル先端部の前記外側表面を形成する第1部分と前
    記環状板の前記貫通孔に対して傾斜している第2部分と
    を有しており、 前記環状板には、複数の空気ジェット孔が形成されてお
    り、前記空気ジェット孔は、前記V字形環状溝から前記
    環状板を貫通して延在しており、前記環状板は、前記空
    気ジェット孔のそれぞれが前記ノズルの前記空気送出通
    路と連通して空気を送るために、前記ノズルに取り付け
    られるように構成されており、前記空気ジェット孔のそ
    れぞれは、前記V字形環状溝の前記第2部分に対してほ
    ぼ垂直に延在する長手軸線を有しており、前記空気ジェ
    ット孔は、前記ノズル先端部の該接着剤の前記放出出口
    から射出された前記接着剤ビードの外周部にほぼ接する
    ように前記空気ジェット孔を通って流れる加圧空気を向
    けて、前記接着剤ビードを細長い接着剤ファイバーに形
    成すると共に前記細長い接着剤ファイバーにねじり運動
    を付与して、螺旋状スプレーパターンを基材上に塗布す
    るために、前記環状板の前記貫通孔に対して角度をなし
    て形成されていることを特徴とするノズル付属品。
  2. 【請求項2】前記環状板の前記空気ジェット孔は、前記
    環状板の前記貫通孔の該長手軸線に対して約30゜の角度
    をなして形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のノズル付属品。
  3. 【請求項3】前記空気ジェット孔のそれぞれの該長手軸
    線は、前記貫通孔の該長手軸線を通る鉛直面に対して約
    10゜の角度をなして形成されており、それによって、前
    記空気ジェット孔から射出される該加圧空気は、前記ノ
    ズル先端部の前記放出出口から射出された前記接着剤ビ
    ードの外周部にほぼ接するように放出されることを特徴
    とする請求項1に記載のノズル付属品。
  4. 【請求項4】ホットメルト接着剤スプレ装置であって、 接着剤供給源に連通している接着剤通路と加圧空気供給
    源に連通している空気通路とが形成されたノズルを有す
    るガン本体と、 ボスとノズル先端部と貫通孔とが形成された環状板と、 前記ボスは、前記環状板の第1表面から外方へ延在して
    おり、前記ノズル先端部は、前記環状板の第2表面から
    前記第1表面に向かって内方へ延在しており、前記ノズ
    ル先端部は、外側表面と、前記環状板の前記第2表面と
    ほぼ同一平面に位置した放出出口とを有しており、前記
    貫通孔は、前記ボスと前記ノズル先端部の前記放出出口
    との間に延在しており、 前記環状板には、V字形環状溝が形成されており、前記
    V字形環状溝は、前記第2表面から前記第1表面に向か
    って内方へ延在しており、前記V字形環状溝は、前記ノ
    ズル先端部の前記外側表面を形成する第1部分と前記環
    状板の前記貫通孔に対して傾斜している第2部分とを有
    しており、 前記環状板には、複数の空気ジェット孔が形成されてお
    り、前記空気ジェット孔は、前記V字形環状溝から前記
    環状板を貫通して延在しており、前記空気ジェット孔の
    それぞれは、前記V字形環状溝の前記第2部分に対して
    ほぼ垂直に延在するとともに前記環状板の前記貫通孔の
    長手軸線に対して角度をなす長手軸線を有しており、 前記ボスと前記ノズル先端部の前記放出出口との間に形
    成された前記貫通孔が前記ノズルの前記接着剤通路に連
    通するとともに、前記空気ジェット孔が前記ノズルの前
    記空気通路に連通し、前記貫通孔が前記接着剤通路から
    接着剤を受け入れ、前記ノズル先端部の前記放出出口か
    ら該接着剤を射出して接着剤ビートを形成し、前記空気
    ジェット孔が前記ノズルの前記空気通路から加圧空気を
    受け入れ、前記接着剤ビードの外周部にほぼ接するよう
    に該加圧空気を向けて、細長い接着剤ファイバーを形成
    するとともに前記細長い接着剤ファイバーにねじり運動
    を付与して、螺旋状スプレパターンの該細長い接着剤フ
    ァイバーを形成し基材に塗布するために、前記環状板を
    前記ガン本体の前記ノズルに取り付けるためのキャップ
    手段とを含んでいることを特徴とするホットメルト接着
    剤スプレ装置。
  5. 【請求項5】前記ガン本体の前記ノズルには、座が形成
    されており、前記座には、前記環状板の前記ボスが入り
    込んで両者間に流体漏洩防止シールを形成していること
    を特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記環状板は、前記環状板の前記第2表面
    から前記第1表面に向かって延在する凹部が形成された
    外周縁部を有していることを特徴とする請求項4に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】前記ガン本体の前記ノズルの一部分には、
    オネジが形成されており、前記キャップ手段は、貫通孔
    が形成された円筒形状部材を含んでおり、前記貫通孔の
    内壁は、前記ノズルの前記オネジに螺合可能なネジを有
    しており、前記円筒形状部材には、環状座が形成されて
    おり、前記環状座は、前記環状板に形成された前記凹部
    に嵌合して前記環状板を支持しており、前記円筒形状部
    材は、前記ノズルに螺合されて前記環状板の前記貫通孔
    を前記ノズルの前記接着剤通路に連通していることを特
    徴とする請求項6に記載の装置。
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