JPS6218932B2 - - Google Patents
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- JPS6218932B2 JPS6218932B2 JP10479179A JP10479179A JPS6218932B2 JP S6218932 B2 JPS6218932 B2 JP S6218932B2 JP 10479179 A JP10479179 A JP 10479179A JP 10479179 A JP10479179 A JP 10479179A JP S6218932 B2 JPS6218932 B2 JP S6218932B2
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 36
- 101001106432 Homo sapiens Rod outer segment membrane protein 1 Proteins 0.000 description 15
- 102100021424 Rod outer segment membrane protein 1 Human genes 0.000 description 15
- 101100490566 Arabidopsis thaliana ADR2 gene Proteins 0.000 description 10
- 101100269260 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) ADH2 gene Proteins 0.000 description 10
- 101150065817 ROM2 gene Proteins 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 101150022075 ADR1 gene Proteins 0.000 description 5
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2レベル方式マイクロプログラム制
御データ処理装置に関する。
御データ処理装置に関する。
一般にデータ処理装置において、上位装置から
の命令の解釈および上位装置との情報転送、デー
タ処理装置内部でのすべてのレジスタ間の情報転
送および内部制御方向の決定、下位装置への制御
指令および下位装置との情報転送などの動作をプ
ログラム的手段で実現する方式は、ハードウエア
の量を減ずることが可能であり、現在広く用いら
れている。
の命令の解釈および上位装置との情報転送、デー
タ処理装置内部でのすべてのレジスタ間の情報転
送および内部制御方向の決定、下位装置への制御
指令および下位装置との情報転送などの動作をプ
ログラム的手段で実現する方式は、ハードウエア
の量を減ずることが可能であり、現在広く用いら
れている。
上記のプログラム的手段は、基本動作を指定す
る指令すなわちマイクロ命令を記憶装置から次々
に読み出して実行するという形態であり。通常の
プログラムより低いレベルのプログラム、すなわ
ち、マイクロプログラムにより実現されている。
る指令すなわちマイクロ命令を記憶装置から次々
に読み出して実行するという形態であり。通常の
プログラムより低いレベルのプログラム、すなわ
ち、マイクロプログラムにより実現されている。
このマイクロ命令は、命令のビツト構成方法に
より、水平方式と垂直方式に分類され、一般的に
水平方式は垂直方式に較べより多くの同時並行制
御を行なうため高速実行が可能である。このため
高速のデータ処理装置においては、水平方式が多
く採用されているが、水平方式においては1命令
を構成するビツト数が垂直方式より多くなるため
記憶領域は増大し、また、マイクロプログラミン
グが複雑となる。これに対して、垂直方式におい
ては記憶領域は少なくて済み経済的であるが、処
理速度が遅い。それゆえ、両者の特徴を生かした
2レベル方式マイクロプログラム制御データ処理
装置が考案されるに到つた。この2レベル方式マ
イクロプログラム制御データ処理装置は第1レベ
ルの垂直方式のマイクロ命令で構成される第1マ
イクロプログラムによつてデータ処理装置全体の
動作制御を行い、第2レベルの水平方式のマイク
ロ命令で構成される第2マイクロプログラムによ
つて上位装置からの命令の解釈格納または下位装
置からの情報転送処理要求等の個々のサービス要
求に対する処理を行えば、すべてを水平方式にし
た場合に比較して記憶領域の量を減少させる上、
第1レベルおよび第2レベルのマイクロプログラ
ムは個別に扱えるので、プログラミングが簡略化
されるし、また単一レベルのマイクロプログラム
ですべてを制御する方式に比較して2つのレベル
で同時処理を行うので処理速度を向上させること
ができる。
より、水平方式と垂直方式に分類され、一般的に
水平方式は垂直方式に較べより多くの同時並行制
御を行なうため高速実行が可能である。このため
高速のデータ処理装置においては、水平方式が多
く採用されているが、水平方式においては1命令
を構成するビツト数が垂直方式より多くなるため
記憶領域は増大し、また、マイクロプログラミン
グが複雑となる。これに対して、垂直方式におい
ては記憶領域は少なくて済み経済的であるが、処
理速度が遅い。それゆえ、両者の特徴を生かした
2レベル方式マイクロプログラム制御データ処理
装置が考案されるに到つた。この2レベル方式マ
イクロプログラム制御データ処理装置は第1レベ
ルの垂直方式のマイクロ命令で構成される第1マ
イクロプログラムによつてデータ処理装置全体の
動作制御を行い、第2レベルの水平方式のマイク
ロ命令で構成される第2マイクロプログラムによ
つて上位装置からの命令の解釈格納または下位装
置からの情報転送処理要求等の個々のサービス要
求に対する処理を行えば、すべてを水平方式にし
た場合に比較して記憶領域の量を減少させる上、
第1レベルおよび第2レベルのマイクロプログラ
ムは個別に扱えるので、プログラミングが簡略化
されるし、また単一レベルのマイクロプログラム
ですべてを制御する方式に比較して2つのレベル
で同時処理を行うので処理速度を向上させること
ができる。
従来の2レベル方式マイクロプログラム制御デ
ータ処理装置は、サービスリクエスト信号を第1
マイクロプログラムで解釈し、この解釈結果にも
とづいて、複数のサービスリクエスト信号の1つ
を動作させるために第2マイクロプログラムに具
体的な指示を出している。これによつて第2マイ
クロプログラムの実行の開始、終了は第1マイク
ロプログラムによつてのみ指令される。それゆ
え、マイクロ命令のプログラミングにおいて第1
マイクロプログラムは、随時第2マイクロプログ
ラムに実行させたサービスリクエスト信号に対応
するマイクロ命令の走行状態を監視しなければな
らないため監視のためのマイクロプログラムルー
チンを必要とし、記憶容量を要する。さらに、サ
ービスリクエスト信号に対して第1マイクロプロ
グラムの監視と許可が必要となるので高速実行が
必要なルーチンにおいて処理速度の低下を招くと
いう欠点がある。
ータ処理装置は、サービスリクエスト信号を第1
マイクロプログラムで解釈し、この解釈結果にも
とづいて、複数のサービスリクエスト信号の1つ
を動作させるために第2マイクロプログラムに具
体的な指示を出している。これによつて第2マイ
クロプログラムの実行の開始、終了は第1マイク
ロプログラムによつてのみ指令される。それゆ
え、マイクロ命令のプログラミングにおいて第1
マイクロプログラムは、随時第2マイクロプログ
ラムに実行させたサービスリクエスト信号に対応
するマイクロ命令の走行状態を監視しなければな
らないため監視のためのマイクロプログラムルー
チンを必要とし、記憶容量を要する。さらに、サ
ービスリクエスト信号に対して第1マイクロプロ
グラムの監視と許可が必要となるので高速実行が
必要なルーチンにおいて処理速度の低下を招くと
いう欠点がある。
本発明の目的は、記憶容量を削減し、処理速度
を向上できる2レベル方式マイクロプログラム制
御データ処理装置を提供することにある。
を向上できる2レベル方式マイクロプログラム制
御データ処理装置を提供することにある。
本発明の2レベル方式マイクロプログラム制御
データ処理装置は複数のマイクロ命令からなる第
1マイクロプログラムを記憶した第1の記憶領域
と、前記第1の記憶したマイクロ命令を実行する
ために読み出すためのアドレス情報を格納した第
1のアドレスレジスタと、複数のマイクロ命令か
らなる第2マイクロプログラムを記憶した第2の
記憶領域と、前記第2の記憶領域に記憶したマイ
クロ命令を前記第1の記憶領域に記憶したマイク
ロ命令と並行して実行するために読み出すための
アドレス情報を格納した第2のアドレスレジスタ
と、前記第1のマイクロプログラム中のイネーブ
ルマイクロ命令および起動マイク命令が読み出さ
れたときに供給されている複数のサービスリクエ
スト信号を受けつけて選択されたサービスリクエ
スト信号に応答した第2のマイクロプログラムを
動作させ制御するリクエスト制御回路とを含んで
構成される。
データ処理装置は複数のマイクロ命令からなる第
1マイクロプログラムを記憶した第1の記憶領域
と、前記第1の記憶したマイクロ命令を実行する
ために読み出すためのアドレス情報を格納した第
1のアドレスレジスタと、複数のマイクロ命令か
らなる第2マイクロプログラムを記憶した第2の
記憶領域と、前記第2の記憶領域に記憶したマイ
クロ命令を前記第1の記憶領域に記憶したマイク
ロ命令と並行して実行するために読み出すための
アドレス情報を格納した第2のアドレスレジスタ
と、前記第1のマイクロプログラム中のイネーブ
ルマイクロ命令および起動マイク命令が読み出さ
れたときに供給されている複数のサービスリクエ
スト信号を受けつけて選択されたサービスリクエ
スト信号に応答した第2のマイクロプログラムを
動作させ制御するリクエスト制御回路とを含んで
構成される。
次に、本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。第1図は、本発明の一実施例で、
ROM1およびROM2は記憶領域、ADSELは記
憶領域ROM1に対応するアドレス選択回路、
ADR1およびADR2はそれぞれ記憶領域ROM1
およびROM2に対応するアドレスレジスタ、IR
1およびIR2はそれぞれ記憶領域ROM1、およ
びROM2から読み出したマイクロ命令を保持す
る命令レジスタ、OPDECは記憶領域ROM1から
読み出したマイクロ命令を解釈する命令解釈回
路、RCTLは記憶領域ROM1から読み出したマ
イクロ命令に応じて出力される指令によるリクエ
スト、データ処理装置内のハードウエアが発生す
るリクエストならびに、データ処理装置へ外部か
ら入力されるリクエストを受け付けるリクエスト
制御回路、CLKSELはアドレスレジスタADR2
へのクロツクを選択するクロツク選択回路、
GATEはゲートを示す。
説明する。第1図は、本発明の一実施例で、
ROM1およびROM2は記憶領域、ADSELは記
憶領域ROM1に対応するアドレス選択回路、
ADR1およびADR2はそれぞれ記憶領域ROM1
およびROM2に対応するアドレスレジスタ、IR
1およびIR2はそれぞれ記憶領域ROM1、およ
びROM2から読み出したマイクロ命令を保持す
る命令レジスタ、OPDECは記憶領域ROM1から
読み出したマイクロ命令を解釈する命令解釈回
路、RCTLは記憶領域ROM1から読み出したマ
イクロ命令に応じて出力される指令によるリクエ
スト、データ処理装置内のハードウエアが発生す
るリクエストならびに、データ処理装置へ外部か
ら入力されるリクエストを受け付けるリクエスト
制御回路、CLKSELはアドレスレジスタADR2
へのクロツクを選択するクロツク選択回路、
GATEはゲートを示す。
記憶領域ROM1に格納したマイクロは命令で
構成される第1マイクロプログラムはプログラム
サイクルを常時実行しており、記憶領域ROM2
に格納したマイクロ命令で構成される第2マイク
ロプログラムは、第1マイクロプログラムが第2
マイクロプログラムイネーブルマイクロ命令を実
行して第2マイクログラムイネーブル状態となつ
た後に第1マイクロプログラムが第2マイクロプ
ログラム起動マイクロ命令を実行した第2マイク
ロプログラム起動リクエスト信号52を発生する
か、データ処理装置内のハードウエアからのサー
ビスリクエスト信号53を発生するか、データ処
理装置へ外部から上位装置からのサービスリクエ
スト信号54、あるいは下位装置からのサービス
リクエスト信号55のいずれかを発生するかした
ならば、起動されるとともに処理速度を選択し
て、一連のマイクロプログラムを第1マイクロプ
ログラムとは独立に実行する。さらに、第2マイ
クロプログラムは、上記サービスリクエスト信号
53,54,55が消滅した時、または、第1マ
イクロプログラムが第2マイクロプログラムデイ
スエーブルマイクロ命令を実行して第2マイクロ
プログラムデイスエーブル状態となつた時に停止
する。
構成される第1マイクロプログラムはプログラム
サイクルを常時実行しており、記憶領域ROM2
に格納したマイクロ命令で構成される第2マイク
ロプログラムは、第1マイクロプログラムが第2
マイクロプログラムイネーブルマイクロ命令を実
行して第2マイクログラムイネーブル状態となつ
た後に第1マイクロプログラムが第2マイクロプ
ログラム起動マイクロ命令を実行した第2マイク
ロプログラム起動リクエスト信号52を発生する
か、データ処理装置内のハードウエアからのサー
ビスリクエスト信号53を発生するか、データ処
理装置へ外部から上位装置からのサービスリクエ
スト信号54、あるいは下位装置からのサービス
リクエスト信号55のいずれかを発生するかした
ならば、起動されるとともに処理速度を選択し
て、一連のマイクロプログラムを第1マイクロプ
ログラムとは独立に実行する。さらに、第2マイ
クロプログラムは、上記サービスリクエスト信号
53,54,55が消滅した時、または、第1マ
イクロプログラムが第2マイクロプログラムデイ
スエーブルマイクロ命令を実行して第2マイクロ
プログラムデイスエーブル状態となつた時に停止
する。
次に、第1図に示す実施例の動作を説明する。
記憶領域ROM1にはマイクロ命令が格納されて
おり、これらのマイクロ命令は第1のマイクロプ
ログラムを構成している。このマイクロ命令はア
ドレスレジスタADR1に格納されたアドレス情
報にもとづいて記憶領域ROM1から読み出され
命令レジスタIR1に格納される。命令レジスタ
IR1に格納されたマイクロ命令解釈回路OPDEC
で解釈され実行される。1つのマイクロ命令の実
行が完了すると、アドレスレジスタADR1に格
納されているアドレス情報が変更されて、次のマ
イクロ命令を読み出し、実行することをくりかえ
す。アドレスレジスタADR1に格納されるアド
レス情報の変更はクロツク信号2の供給によつて
変更されるもので、所定量(例えば+1)だけ変
更されるときと、アドレスロード信号1の供給に
よつてアドレス選択回路ADSELで選択されたア
ドレス情報が供給されて変更されるときとがあ
る。このアドレス選択回路ADSELでは外部から
のアドレス情報3と記憶領域ROM1から読み出
されたマイクロ命令に含まれるアドレス情報との
いずれかのアドレス情報が選択される。記憶領域
ROM1に格納された第1マイクロプログラムを
実行中にこの第1マイクロプログラムが記憶領域
ROM2に格納されている第2マイクロプログラ
ムとの同時動作を許容できる状態となつた時に
は、第1マイクロプログラムの中の第2マイクロ
プログラムイネーブルマイクロ命令が記憶領域
ROM1から読み出されて、命令レジスタIR1に
格納され、命令解釈回路OPDECで解釈される。
これより第2マイクロプログラムイネーブル信号
51が命令レジスタIR1および命令解釈回路
OPDECからの情報によりゲートGATEを介して
真になる。これにより、第2マイクロプログラム
に対応する命令レジスタIR2およびアドレスレ
ジスタADR2がクリア状態から解放されて動作
可能な状態になる。さらに、前記第2マイクロプ
ログラムイネーブル信号51が真の状態におい
て、第1マイクロプログラムが記憶領域ROM1
から第2マイクロプログラム起動マイクロ命令を
読み出して実行し第2マイクロプログラム起動リ
クエスト信号52が発生すると、リクエスト制御
回路RCTLはサービスリクエスト信号を受け付け
て、処理しうる状態となる。このサービスリクエ
スト信号としてはデータ処理装置内のハードウ
エアからのサービスリクエスト信号53、デー
タ処理装置外の上位装置からのサービスリクエス
ト信号54、データ処理装置外の下位装置から
のサービスリクエスト信号55がある。リクエス
ト制御回路RCTLは、前記のサービスリクエスト
信号53,54,55をフリツプフロツプなどに
記憶するとともにこれらのサービスリクエスト信
号53,54,55の優先順位を判定し最も高い
サービスリクエスト信号を選択した後、そのサー
ビスリクエスト信号に対応する第2マイクロプロ
グラムが格納されている記憶領域ROM2を指定
するモジユールアドレス選択信号56、およびそ
のサービスリクエスト信号に対応するクロツクを
選択させるクロツク選択信号57およびクロツク
選択回路CLKSELの動作をアクテイブにするリ
クエストアクテイブ信号58をを出力する。クロ
ツク選択回路CLKSELは、クロツク選択信号5
7に基づいて速度の異なる複数クロツク信号60
の内の1つを選択し、記憶領域ROM2に対応す
るアドレスレジスタADR2へ選択したクロツク
信号59を送出して、アドレスレジスタADR2
に格納したアドレス情報をインクリメントする。
これより、記憶領域ROM2からアドレスレジス
タADR2で指定されるアドレスの内容が順次読
み出され、実行される。ここでリクエストアクテ
イブ信号58は、リクエスト制御回路RCTLにサ
ービスリクエスト信号が記憶されている間、ずう
と出力され、アドレスレジスタADR2へのクロ
ツク信号59の供給を可能にする。さらに、アド
レスレジスタADR2は、上位アドレスをフリツ
プフロツプ下位アドレスをカウンタ回路で構成し
ているので、リクエスト制御回路RCTLからのモ
ジユールアドレス選択信号56をアドレスレジス
タADR2のフリツプフロツプにて記憶すること
により、リクエストアクテイブ信号58が真の状
態を維持している間、一連の第2マイクロプログ
ラムを繰り返し実行させることが可能である。
記憶領域ROM1にはマイクロ命令が格納されて
おり、これらのマイクロ命令は第1のマイクロプ
ログラムを構成している。このマイクロ命令はア
ドレスレジスタADR1に格納されたアドレス情
報にもとづいて記憶領域ROM1から読み出され
命令レジスタIR1に格納される。命令レジスタ
IR1に格納されたマイクロ命令解釈回路OPDEC
で解釈され実行される。1つのマイクロ命令の実
行が完了すると、アドレスレジスタADR1に格
納されているアドレス情報が変更されて、次のマ
イクロ命令を読み出し、実行することをくりかえ
す。アドレスレジスタADR1に格納されるアド
レス情報の変更はクロツク信号2の供給によつて
変更されるもので、所定量(例えば+1)だけ変
更されるときと、アドレスロード信号1の供給に
よつてアドレス選択回路ADSELで選択されたア
ドレス情報が供給されて変更されるときとがあ
る。このアドレス選択回路ADSELでは外部から
のアドレス情報3と記憶領域ROM1から読み出
されたマイクロ命令に含まれるアドレス情報との
いずれかのアドレス情報が選択される。記憶領域
ROM1に格納された第1マイクロプログラムを
実行中にこの第1マイクロプログラムが記憶領域
ROM2に格納されている第2マイクロプログラ
ムとの同時動作を許容できる状態となつた時に
は、第1マイクロプログラムの中の第2マイクロ
プログラムイネーブルマイクロ命令が記憶領域
ROM1から読み出されて、命令レジスタIR1に
格納され、命令解釈回路OPDECで解釈される。
これより第2マイクロプログラムイネーブル信号
51が命令レジスタIR1および命令解釈回路
OPDECからの情報によりゲートGATEを介して
真になる。これにより、第2マイクロプログラム
に対応する命令レジスタIR2およびアドレスレ
ジスタADR2がクリア状態から解放されて動作
可能な状態になる。さらに、前記第2マイクロプ
ログラムイネーブル信号51が真の状態におい
て、第1マイクロプログラムが記憶領域ROM1
から第2マイクロプログラム起動マイクロ命令を
読み出して実行し第2マイクロプログラム起動リ
クエスト信号52が発生すると、リクエスト制御
回路RCTLはサービスリクエスト信号を受け付け
て、処理しうる状態となる。このサービスリクエ
スト信号としてはデータ処理装置内のハードウ
エアからのサービスリクエスト信号53、デー
タ処理装置外の上位装置からのサービスリクエス
ト信号54、データ処理装置外の下位装置から
のサービスリクエスト信号55がある。リクエス
ト制御回路RCTLは、前記のサービスリクエスト
信号53,54,55をフリツプフロツプなどに
記憶するとともにこれらのサービスリクエスト信
号53,54,55の優先順位を判定し最も高い
サービスリクエスト信号を選択した後、そのサー
ビスリクエスト信号に対応する第2マイクロプロ
グラムが格納されている記憶領域ROM2を指定
するモジユールアドレス選択信号56、およびそ
のサービスリクエスト信号に対応するクロツクを
選択させるクロツク選択信号57およびクロツク
選択回路CLKSELの動作をアクテイブにするリ
クエストアクテイブ信号58をを出力する。クロ
ツク選択回路CLKSELは、クロツク選択信号5
7に基づいて速度の異なる複数クロツク信号60
の内の1つを選択し、記憶領域ROM2に対応す
るアドレスレジスタADR2へ選択したクロツク
信号59を送出して、アドレスレジスタADR2
に格納したアドレス情報をインクリメントする。
これより、記憶領域ROM2からアドレスレジス
タADR2で指定されるアドレスの内容が順次読
み出され、実行される。ここでリクエストアクテ
イブ信号58は、リクエスト制御回路RCTLにサ
ービスリクエスト信号が記憶されている間、ずう
と出力され、アドレスレジスタADR2へのクロ
ツク信号59の供給を可能にする。さらに、アド
レスレジスタADR2は、上位アドレスをフリツ
プフロツプ下位アドレスをカウンタ回路で構成し
ているので、リクエスト制御回路RCTLからのモ
ジユールアドレス選択信号56をアドレスレジス
タADR2のフリツプフロツプにて記憶すること
により、リクエストアクテイブ信号58が真の状
態を維持している間、一連の第2マイクロプログ
ラムを繰り返し実行させることが可能である。
以上の回路動作により、第2マイクロプログラ
ムは、第1マイクロプログラムからのマイクロ命
令、データ処理装置内のハードウエアからのサー
ビスリクエスト、またはデータ処理装置外からの
サービスリクエストに対し、第1マイクロプログ
ラムとは独立に同時動作可能となるとともにサー
ビスリクエスト信号に応じた速度のクロツク信号
を選択し、要求された速度で第2のマイクロプロ
グラムを実行できることになる。
ムは、第1マイクロプログラムからのマイクロ命
令、データ処理装置内のハードウエアからのサー
ビスリクエスト、またはデータ処理装置外からの
サービスリクエストに対し、第1マイクロプログ
ラムとは独立に同時動作可能となるとともにサー
ビスリクエスト信号に応じた速度のクロツク信号
を選択し、要求された速度で第2のマイクロプロ
グラムを実行できることになる。
上述の実施例では、リクエスト制御回路RCTL
の制御の下にクロツク選択回路CLKSELによつ
て複数の速度の異なるクロツク信号60からサー
ビスリクエスト信号に応答した1つのクロツク信
号59を選択して出力している例を示したが、こ
れは第2マイクロプログラムの命令実行速度が固
定であつたため、低速処理を必要とするサービス
要求および高速処理を必要とするサービス要求の
処理が混在した場合に、低速処理を実行するため
に見かけ上の実行速度が遅くなるように無効命令
の挿入や時計ルーチンなどの挿入が必要となり無
駄な記憶領域を要する欠点ならびに処理速度の装
置に応じてマイクロプログラミング行なうために
マイクロ命令のプログラミングが複雑となる欠点
を是正したものであり、本発明を限定するもので
はなく、従来どおり、無効命令や時計ルーチンの
挿入を行なつてもよいものである。
の制御の下にクロツク選択回路CLKSELによつ
て複数の速度の異なるクロツク信号60からサー
ビスリクエスト信号に応答した1つのクロツク信
号59を選択して出力している例を示したが、こ
れは第2マイクロプログラムの命令実行速度が固
定であつたため、低速処理を必要とするサービス
要求および高速処理を必要とするサービス要求の
処理が混在した場合に、低速処理を実行するため
に見かけ上の実行速度が遅くなるように無効命令
の挿入や時計ルーチンなどの挿入が必要となり無
駄な記憶領域を要する欠点ならびに処理速度の装
置に応じてマイクロプログラミング行なうために
マイクロ命令のプログラミングが複雑となる欠点
を是正したものであり、本発明を限定するもので
はなく、従来どおり、無効命令や時計ルーチンの
挿入を行なつてもよいものである。
本発明の2レベル方式マイクロプログラム制御
データ処理装置は以上説明したように、第1マイ
クロプログラムのマイクロ命令による指令、デー
タ処理装置内のハードウエアが発生する信号また
はデータ処理装置へ外部から入力される信号など
のサービスリクエスト信号を処理するに当つて第
1マイクロプログラムで処理する代りに新たに追
加したリクエスト制御回路で処理することによ
り、記憶容量を削減できるとともに処理速度を向
上できるという効果がある。
データ処理装置は以上説明したように、第1マイ
クロプログラムのマイクロ命令による指令、デー
タ処理装置内のハードウエアが発生する信号また
はデータ処理装置へ外部から入力される信号など
のサービスリクエスト信号を処理するに当つて第
1マイクロプログラムで処理する代りに新たに追
加したリクエスト制御回路で処理することによ
り、記憶容量を削減できるとともに処理速度を向
上できるという効果がある。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
である。 ROM1およびROM2……記憶領域、ADSEL
……アドレス選択回路、ADR1およびADR2…
…アドレスレジスタ、IR1,IR2……命令レジ
スタ、OPDEC……命令解釈回路、RCTL……リ
クエスト制御回路、CLKSEL……クロツク選択
回路、GATE……ゲート、1……アドレスロード
信号、2……クロツク信号、3……アドレス情
報、51……イネーブル信号、52……起動リク
エスト信号、53,54および55……サービス
リクエスト信号、56……モジユールアドレス選
択信号、57……クロツク選択信号、58……リ
クエストアクテイブ信号、59および60……ク
ロツク信号、61……デコード出力信号。
である。 ROM1およびROM2……記憶領域、ADSEL
……アドレス選択回路、ADR1およびADR2…
…アドレスレジスタ、IR1,IR2……命令レジ
スタ、OPDEC……命令解釈回路、RCTL……リ
クエスト制御回路、CLKSEL……クロツク選択
回路、GATE……ゲート、1……アドレスロード
信号、2……クロツク信号、3……アドレス情
報、51……イネーブル信号、52……起動リク
エスト信号、53,54および55……サービス
リクエスト信号、56……モジユールアドレス選
択信号、57……クロツク選択信号、58……リ
クエストアクテイブ信号、59および60……ク
ロツク信号、61……デコード出力信号。
Claims (1)
- 1 複数のマイクロ命令からなる第1マイクロプ
ログラムを記憶した第1の記憶の領域と、前記第
1の記憶領域に記憶したマイクロ命令を実行する
ために読み出すためのアドレス情報を格納した第
1のアドレスレジスタと、複数のマイクロ命令か
らなる第2のマイクロプログラムを記憶した第2
の記憶領域と、前記第2の記憶領域に記憶したマ
イクロ命令を前記第1の記憶領域に記憶したマイ
クロ命令と並行して実行するために読み出すため
のアドレス情報を格納した第2のアドレスレジス
タと、前記第1のマイクロプログラム中のイネー
ブルマイクロ命令および起動マイクロ命令が読み
出されたときに供給されている複数のサービスリ
クエスト信号を受けつけて選択されたサービスリ
クエスト信号に応答した第2のマイクロプログラ
ムを動作させ制御するリクエスト制御回路とを含
むことを特徴とする2レベル方式マイクロプログ
ラム制御データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10479179A JPS5629747A (en) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | 2-level system microprogram control data processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10479179A JPS5629747A (en) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | 2-level system microprogram control data processor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629747A JPS5629747A (en) | 1981-03-25 |
JPS6218932B2 true JPS6218932B2 (ja) | 1987-04-25 |
Family
ID=14390271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10479179A Granted JPS5629747A (en) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | 2-level system microprogram control data processor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5629747A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641361A (en) * | 1979-09-11 | 1981-04-18 | Usui Internatl Ind Co Ltd | Small diameter steel tube having amticorrosive alloy melt-stuck plated coat on inner circumferential wall and its preparation |
JPS6119793A (ja) * | 1984-07-03 | 1986-01-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ハンダ付け性にすぐれた表面処理鋼板 |
JPS6465248A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-10 | Furukawa Electric Co Ltd | Production of corrosion-resistant copper alloy material having high heat and electric conductivity |
-
1979
- 1979-08-16 JP JP10479179A patent/JPS5629747A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5629747A (en) | 1981-03-25 |
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