JPS62187743A - 樹脂フイルム用アンチブロツキング剤 - Google Patents
樹脂フイルム用アンチブロツキング剤Info
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- JPS62187743A JPS62187743A JP2904886A JP2904886A JPS62187743A JP S62187743 A JPS62187743 A JP S62187743A JP 2904886 A JP2904886 A JP 2904886A JP 2904886 A JP2904886 A JP 2904886A JP S62187743 A JPS62187743 A JP S62187743A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（腫葉上の利用分野）
本発明は樹脂フィルム用アンチブロッキング剤、特にポ
リオレフィン等の透明な樹ノ信フィルムに用いられるア
ンチブロッキング剤に係るものである。
リオレフィン等の透明な樹ノ信フィルムに用いられるア
ンチブロッキング剤に係るものである。
（従来の技術）
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンに代
表される透明フィルムは工業材料をはじめ、各種の包装
材料等として汎用に供されている。しかしながら、この
櫨の透明フィルムは粘着性がある為、相互に付膚して剥
れにくくなる所謂ブロッキングを起し易くその為フィル
ムの製造及びその高次加工における作業性を損つのみな
らず、そのフィルムを使用して梱包や包装する場合にト
ラブルが生じ易い。
表される透明フィルムは工業材料をはじめ、各種の包装
材料等として汎用に供されている。しかしながら、この
櫨の透明フィルムは粘着性がある為、相互に付膚して剥
れにくくなる所謂ブロッキングを起し易くその為フィル
ムの製造及びその高次加工における作業性を損つのみな
らず、そのフィルムを使用して梱包や包装する場合にト
ラブルが生じ易い。
従って通常この撞のフィルムはアンチブロッキング処理
がなされており、ブロッキング防止剤としては倣、防宋
のシリカ、クレー、炭酸カルシウム、ゼオライト等が知
られている。
がなされており、ブロッキング防止剤としては倣、防宋
のシリカ、クレー、炭酸カルシウム、ゼオライト等が知
られている。
透明性フィルムに対してアンチブロッキング性を付与す
るには、これらのアンチブロッキング剤を樹脂中に配合
すればよいが、配合量が多くなると透明性が低下する。
るには、これらのアンチブロッキング剤を樹脂中に配合
すればよいが、配合量が多くなると透明性が低下する。
これらのアンチブロッキング剤のなかでもゼオライトが
選明性及びアンチブロッキング効果が優れているとされ
、特にカルシウムイオンによりイオン交換されたＡ型ゼ
オライトはアルカリによるフィルムの黄変もなく、高く
評価されている。
選明性及びアンチブロッキング効果が優れているとされ
、特にカルシウムイオンによりイオン交換されたＡ型ゼ
オライトはアルカリによるフィルムの黄変もなく、高く
評価されている。
（発明の解決しようとする問題点）
しかしながら、上記カルシウムイオン交換ｈａゼオライ
トは、一方では高い吸湿性を有している為、これが空気
中の湿気を吸収し易く、このまま樹脂に混練すると、通
常混線温度が２００ °Ｏ前後の為ゼオライト中に吸着
された水分が樹脂中に放出され、樹脂中に多数の細泡が
混入される欠点を有している。
トは、一方では高い吸湿性を有している為、これが空気
中の湿気を吸収し易く、このまま樹脂に混練すると、通
常混線温度が２００ °Ｏ前後の為ゼオライト中に吸着
された水分が樹脂中に放出され、樹脂中に多数の細泡が
混入される欠点を有している。
この為、かかるゼオライトを用いる際には吸湿に対し特
段の注意や処理を要する等取り扱いが煩雑である等の欠
点を有している。
段の注意や処理を要する等取り扱いが煩雑である等の欠
点を有している。
（問題点を解決する為の手段）
本発明者は、ゼオライトが有するアンチブロッキング性
と透明性の長所を生かしつつ、ａ湿性を極力抑制するこ
とを目的として種々研究検討した結果、ム散ゼオライト
のナトリウムイオンをＢａイオンにｒｉｔｉせ−ること
により非晶質化したアルミノ珪酸塩を用いることにより
前記目的を達成し得ることを見出し、本発明はこれを要
旨とするものである。
と透明性の長所を生かしつつ、ａ湿性を極力抑制するこ
とを目的として種々研究検討した結果、ム散ゼオライト
のナトリウムイオンをＢａイオンにｒｉｔｉせ−ること
により非晶質化したアルミノ珪酸塩を用いることにより
前記目的を達成し得ることを見出し、本発明はこれを要
旨とするものである。
本発明においてアンチブロッキング剤となるバリウムイ
オンでイオン交換されたＡＭゼオライトとしては、光の
屈折率が１．４３〜１．５３でるることが彌脂の透明性
を維持する点に２いて好ましい。又、バリウムイオンに
よるイオン交Ａｔが３０％好ましくは５０チ以上でめる
のが適当でちる。
オンでイオン交換されたＡＭゼオライトとしては、光の
屈折率が１．４３〜１．５３でるることが彌脂の透明性
を維持する点に２いて好ましい。又、バリウムイオンに
よるイオン交Ａｔが３０％好ましくは５０チ以上でめる
のが適当でちる。
バリウムイオンによるイオン交遺瀘が前記範囲に満たな
い場合には、逍明フィルムに対する水分にＬる影響を容
易には避は迩ぐなる虞れがあるので好ましくない０ かかるバリウムイオン交決さｎたＡｄゼオライトのＢａ
イオン交換体の製造法としては、例えばＮａ−Ａ型ゼオ
ライトをＢａ イオンを含む水解液中にて懸濁させ、一
定時間以上反応させる事に工り装造することができる０ 次にゼオライトが混練されるフィルムを構成する樹脂と
しては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、低密度
線状ポリプロピレン等のポリオレフィン類及び塩化ビニ
ル及びこれらの二種以上の共重合体等を挙げることが出
来る。
い場合には、逍明フィルムに対する水分にＬる影響を容
易には避は迩ぐなる虞れがあるので好ましくない０ かかるバリウムイオン交決さｎたＡｄゼオライトのＢａ
イオン交換体の製造法としては、例えばＮａ−Ａ型ゼオ
ライトをＢａ イオンを含む水解液中にて懸濁させ、一
定時間以上反応させる事に工り装造することができる０ 次にゼオライトが混練されるフィルムを構成する樹脂と
しては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、低密度
線状ポリプロピレン等のポリオレフィン類及び塩化ビニ
ル及びこれらの二種以上の共重合体等を挙げることが出
来る。
これら樹゛脂に混練される前記ゼオライトの粒径として
は、あまり細かすぎたり大きいものはアンチブロッキン
グ性や透明性を損ねるので好ましくなく、通常１〜５μ
程度を採用するのが適当である。
は、あまり細かすぎたり大きいものはアンチブロッキン
グ性や透明性を損ねるので好ましくなく、通常１〜５μ
程度を採用するのが適当である。
そしてこの様なゼオライトを樹脂中に混線せしめる量は
、一般にゼオライトを０．２〜２重量Ｉｓ程度が採用さ
れる。
、一般にゼオライトを０．２〜２重量Ｉｓ程度が採用さ
れる。
本発明におけるアンチブロッキング剤は樹脂に対し、こ
れを単独で用いる外、所望にニジ他の添加剤、例えば１
便化防止剤、安定剤、加工防止却り１層色剤、帝亀防止
剤寺と併用し得る。
れを単独で用いる外、所望にニジ他の添加剤、例えば１
便化防止剤、安定剤、加工防止却り１層色剤、帝亀防止
剤寺と併用し得る。
（実施例）
Ｈａ−Ａ型ゼオライト無水換算ＩＫ＃を我に示す量の０
．２Ｎ Ｂａｃ１２水浴液を混合し、粒子が沈呻堆積し
ない程度に攪拌して３時間処理し友。
．２Ｎ Ｂａｃ１２水浴液を混合し、粒子が沈呻堆積し
ない程度に攪拌して３時間処理し友。
この時のｌｉａとＢＩＬの置洟率を表に示した。
上記スラリーを痣過分離し、乾燥後３００ ’Ｏにて１
時間脱水した。
時間脱水した。
それぞれ得られたものの相対湿度２０．５０％での平衡
吸湿量を樅に列記した。
吸湿量を樅に列記した。
又それぞれ得られたものをポリエチレンに対し、０．５
重量％添加し、良く混練し、３０μ及び１００μのフィ
ルムにして光の透過率を測定した結果も表に列記した。
重量％添加し、良く混練し、３０μ及び１００μのフィ
ルムにして光の透過率を測定した結果も表に列記した。
尚、用いたポリエチレンのみの光の透過率は３０μの時
に７．５であり１００μの時は７．９であった。
に７．５であり１００μの時は７．９であった。
Claims (4)
- （１）Ａ型ゼオライトのナトリウムイオンをＢａイオン
に置換せしめることにより非晶質化したアルミノ珪酸塩
から成る樹脂フィルム用アンチブロッキング剤。 - （２）非晶質化したアルミノ珪酸塩は、光の屈折率が１
．４３〜１．５３である特許請求の範囲（１）の樹脂フ
ィルム用アンチブロッキング剤。 - （３）バリウムイオンによりイオン交換されたＡ型ゼオ
ライトのバリウムイオン交換量は、３０％以上である特
許請求の範囲（１）の樹脂フィルム用アンチブロッキン
グ剤。 - （４）樹脂フィルムの樹脂は、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、低密度線状ポリエチレン、塩化ビニルである特
許請求の範囲（１）の樹脂フィルム用アンチブロッキン
グ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61029048A JPH0788436B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 樹脂フイルム用アンチブロツキング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61029048A JPH0788436B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 樹脂フイルム用アンチブロツキング剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187743A true JPS62187743A (ja) | 1987-08-17 |
| JPH0788436B2 JPH0788436B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12265499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61029048A Expired - Lifetime JPH0788436B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 樹脂フイルム用アンチブロツキング剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788436B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02225314A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-07 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 非晶質シリカ・アルミナ系球状粒子及びその製法 |
| JPH0333162A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-13 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 樹脂用配合剤組成物 |
| JP2005120356A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-05-12 | Er Ming Yan | ゼオライト粘着防止剤 |
| CN106769620A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-05-31 | 广东省惠州市质量计量监督检测所 | 一种丝光棉丝光度的测定方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728145A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-15 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Stabilizer for halogen-containing resin |
| JPS5767638A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-24 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Polyolefin resin composition |
| JPS6032836A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-20 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | ブロッキング防止剤 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP61029048A patent/JPH0788436B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728145A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-15 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Stabilizer for halogen-containing resin |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02225314A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-07 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 非晶質シリカ・アルミナ系球状粒子及びその製法 |
| JPH0617217B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1994-03-09 | 水澤化学工業株式会社 | 非晶質シリカ・アルミナ系球状粒子及びその製法 |
| JPH0333162A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-13 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 樹脂用配合剤組成物 |
| JPH0569865B2 (ja) * | 1989-06-30 | 1993-10-01 | Mizusawa Industrial Chem | |
| JP2005120356A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-05-12 | Er Ming Yan | ゼオライト粘着防止剤 |
| CN106769620A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-05-31 | 广东省惠州市质量计量监督检测所 | 一种丝光棉丝光度的测定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0788436B2 (ja) | 1995-09-27 |
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