JPS62187583A - 異材接合継手 - Google Patents

異材接合継手

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Publication number
JPS62187583A
JPS62187583A JP2901386A JP2901386A JPS62187583A JP S62187583 A JPS62187583 A JP S62187583A JP 2901386 A JP2901386 A JP 2901386A JP 2901386 A JP2901386 A JP 2901386A JP S62187583 A JPS62187583 A JP S62187583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
joint
sus
zirconium
austenitic stainless
Prior art date
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Pending
Application number
JP2901386A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Shinkawa
新川 利和
Shozo Hirai
章三 平井
Yoshio Kataoka
片岡 好夫
Yoshibumi Ito
義文 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2901386A priority Critical patent/JPS62187583A/ja
Publication of JPS62187583A publication Critical patent/JPS62187583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はジルコニウムとステンレス鋼を接触加圧して高
温に加熱して接合させた継手に関する。
〔従来の技術〕
使用済核燃料再処理設備の如く高濃度硝酸水溶液を取扱
う設備ではステンレス鋼、5US504L。
EIUS 510 、の如きオーステナイト系ステンレ
ス鋼が用いられると共にチタン、ジルコニウムの如き材
料も使用される。
例えば5US504Lとジルコニウムの配管を接続する
場合、7ランジ構造となすことも当然にあシ得るが、フ
ランジ接手はガスケット材の劣化損傷、腐食などによる
漏洩に不安があり、EIU830ALとジルコニウムを
直接に金属学的にルコニウムを接触させて加圧し高温に
加熱すると、接触面部で金属原子の相互拡散が生じ、こ
れによシ金属学的に一体化し、両者が接合されるが、こ
の拡散領域は寸法的に極ぐ小さいものであるが、両者の
金属が混合した合金層が形成され、この合金層の材料性
能により継手強度なテンレス鋼と純ジルコニウム(工業
的な意味で(M4ジルコニウムでありジルコニウム合金
と称するものではない)を接触して加圧し、真空中(工
業的な意味での真空)で800〜880℃に2 Hr間
間熱熱ることにより金叫学的に一体となった継手を得た
が、工業的に充分な継手強度が得られなかった。又ステ
ンレス鋼とジルコニウムの間に別の物質を介在させたサ
ンドイッチ構造が好ましいことを見出したが、これとて
十分満足できるものではなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは表1に示す条件によ9表2に示すEIUS
504Lとジルコニウムをその間に金とニオビウムを8
US’104L−Au−Nb−Zrのように接続した継
手を試作した。
この継手をHNo、 50%wt水溶液、80℃に20
日間の浸漬するという腐食試験を行った結果を表3に示
す。
表5に示したように、SUS!104Lには軽度の粒界
腐食が生じていた。これは好ましくない現象である。
この粒界腐食は接合のだめの加熱温度からの降温時の冷
却速度が小さく、降温時にステンレス鋼の結晶粒界にク
ロームカーバイドが析出し鋭敏化されるという現象に基
づくものである。
表1 接合条件 1100℃XIH加熱後水冷の溶体化熱処理の後、表1
の条件でジルコニウムと接合衣5 腐食試験結果 注1. ジルコニウムとステンレス鋼は等表面積 〔問題点を解決するだめの手段〕 本発明は一側のジルコニウム材と他側のオーステナイト
系ステンレス鋼材とが直接若しくは中間材を介して拡散
接合された異材接合継手において、該オーステナイト系
ステンレス鋼材をEIUS 521 、5UET 34
7材等のカーバイド安定化元素を含有せしめたものとし
たことを特徴とする耐食性にすぐれた異材接合継手に関
するものである。
本発明はEIUS504L材の代りに5UET 521
 。
EIUEI 547材等を用いるもので、これらのもの
は溶体化熱処理の後、安定化熱処理を行ったものをも含
むものである。安定化熱処理とは5UET321に含有
されるチタニウム、EIUS 547に含有されるニオ
ビウム、メンタルを炭素と結合させる目的のもので、8
00〜950℃で0.5〜5Hr加熱の後、空冷(また
は水冷)を行う処理をいう。
5US521 、8UEl 547材は一般的に下記の
組成のものでちる。
クロム 17〜19%1@耐食性の点からニッケル  
9〜12%   オーステナイトとなすため炭  素 
 Q、01〜α08 0<0.01  (精錬コストアップの理由)a>n、
oa  (耐食性 劣化の理由)チタン 5XO以上 
1%以下 (少いと耐食性不良、多いとコストアップ)ニオビウム
  10×C以上  2%以下(理由同上) 他に燐、硫黄など工業生産上の不可避的な不純物 05
%以下 〔作用〕 1、  ECUs 521 、 SUS 547は、含
有される炭素の大部分がチタニウム、ニオビウムと結合
シている点に特徴がありこれがSUS’104Lとの大
きい相異点である。
Z 安定化熱処理を行うと含有される炭素の殆んど全量
がチタニウム、ニオビウムと結合するので更に効果があ
る。
五 従って、SUS!i21 、 is 547、特に
これらの安定化熱処理材は、前述の表1の条件の如き熱
履歴で接合を行っても5US504Lの場合の如き鋭敏
化は起らず耐食性は良好な状態を維持確保できる。
〔実施例〕
表4に示したステンレス鋼材を表1と同一条件でジルコ
ニウムと接触させ、真空中で加圧し、昇温加熱してステ
ンレス鋼とジルコニウムの異材接合継手を得た。
その腐食試験結果は表5のとおりでありステンレス鋼の
耐食性が大巾に改善された。
なお、腐食試験の条件は表3と同一でHNO350%w
t、80℃、20日間である。
表4 ステンレス鋼材の化学成分 備考■ 溶体化熱処理条件 sUs 321 1000℃XIHWQ。
SUE] 547 1050℃XIHWGL■ 安定化
熱処理条件 5Ul17 521  900℃X2HAO8US 5
47  900℃X2HAO■ 上記■、■の熱処理は
表1のジルコニウムと結合せしめる処理の前に行った。
表5 腐食試験の結果 〔発明の効果〕 1、 本発明により腐食に対し信頼性の大きい異材接合
継手が得られる。
2、 8US504Lでも炭素含有量を実質的にゼロに
すると本発明と同一の性能が得られるも工業的にはコス
トの点で困難が大きい。
五 上述はジルコニウムとステンレス鋼を接合する場合
について記したが、チタニウムとステンレス鋼を接合す
る場合にも適用可能である。
4、  SUB 509 、510相当のクロム、ニッ
ケル含有量のもの、モリブデンを含有する516L相当
のものについても、これにチタニウム、ニオビウムを含
有させると同一の効果が期待できる。
復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − 復代理人  安 西 篤 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一側のジルコニウム材と他側のオーステナイト系ステ
    ンレス鋼材とが直接若しくは中間材を介して拡散接合さ
    れた異材接合継手において、該オーステナイト系ステン
    レス鋼材をSUS321、SUS347材等のカーバイ
    ド安定化元素を含有せしめたものとしたことを特徴とす
    る耐食性にすぐれた異材接合継手。
JP2901386A 1986-02-14 1986-02-14 異材接合継手 Pending JPS62187583A (ja)

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JP2901386A JPS62187583A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 異材接合継手

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JP2901386A JPS62187583A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 異材接合継手

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JPS62187583A true JPS62187583A (ja) 1987-08-15

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JP2901386A Pending JPS62187583A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 異材接合継手

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5249730A (en) * 1992-03-04 1993-10-05 Compagnie Europeenne Du Zirconium Cezus Process for the manufacture of zirconium based tubes formed from layers of varying composition
US6078728A (en) * 1998-06-22 2000-06-20 S. C. Johnson & Son, Inc. Volatile carrier for use with a heating device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5249730A (en) * 1992-03-04 1993-10-05 Compagnie Europeenne Du Zirconium Cezus Process for the manufacture of zirconium based tubes formed from layers of varying composition
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