JPS62187392A - 楽音効果装置 - Google Patents

楽音効果装置

Info

Publication number
JPS62187392A
JPS62187392A JP61029751A JP2975186A JPS62187392A JP S62187392 A JPS62187392 A JP S62187392A JP 61029751 A JP61029751 A JP 61029751A JP 2975186 A JP2975186 A JP 2975186A JP S62187392 A JPS62187392 A JP S62187392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
phaser
switch
stage
phase shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61029751A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0740187B2 (ja
Inventor
千史 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP61029751A priority Critical patent/JPH0740187B2/ja
Publication of JPS62187392A publication Critical patent/JPS62187392A/ja
Publication of JPH0740187B2 publication Critical patent/JPH0740187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は電子楽器等の楽音を多様に変化させる際に用
いて好適な楽音効果装置に関する。
「従来の技術」 電子楽器等に用いられる楽音効果装置の中には、7vノ
! )−rKi−ぼ冶スフ7ノプSノフh*F11h<
*p−人力楽音信号の位相をずらすことにより音色に変
化をつけている。この場合の移相量は入力信号の周波数
によって異なるが、フエイザが1段のときには、最大で
180°移相させることができる。
また、より多彩な効果音を得るために、第13図に示す
ようにフエイザを縦続的に複数段接続した回路も開発さ
れており(例えば、昭和58年7月IO日立東社発行「
エフェクタ百、科」第30頁参照)、この場合の最大移
相量は段数をn段とするとnX l 80°となる。こ
こで、第14図にフェイザが1段および2段の場合の各
移相特性S。、S。
を示すが、図示のように2段の場合の移相特性S。
は0°〜360°と広くなっているのが判る。
上述のフェイザは、通常は第13図に示す可変抵抗R1
,R2の値を、所定の変調信号により周期的に変化させ
ている。そして、第15図に示すように移相特性線を上
下に平行移動させ(SiS3参照)、同一周波数の信号
に対する移相量(遅延量)を矢印に示すように周期的に
増減させるようにしている。この場合、変調信号の周波
数を変化させると、移用特性の平行移動の変化速度が変
化し、また、変調信号の振幅を変化させると、平行移動
の範囲が変化する。そして、このようにして変化さけた
出力信号と入力信号とをミキシングし、これによる信号
の干渉を利用して、回転スピーカから発せられるような
音を電子的に作成している。
[発明が解決しようとする問題点」 ところで、上述した従来の多段型のフエイザにおいては
、その移相特性が単に第15図に示したように平行移動
するだけであるため、その効果が単調になりがちであっ
た。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、フェ
イザの移相特性を任意に変化させて変化に富んだ複雑な
効果が得られるようにした楽音効果装置を提供すること
を目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、上記問題点を解決するために、楽音信号が
入力される縦続された複数の移相手段からなるフェイザ
手段と、操作者によって操作される操作手段と、前記各
移相手段の出力信号のうち前記操作手段の操作状態に対
応するらのを選択して出力する移相段数切換手段とを具
備している。
「作用」 前記操作手段が操作されると、その操作状態に応じた移
相手段の出力信号が選択されて取り出される。したがっ
て、移相投数が操作者によって任意に設定されることに
より、移相特性を大きく変えることができる。
「実施例」 以下、図面を参照しこの発明の一実施例について説明す
る。
(実施例の構成) 第3図は同実施例による楽音効果装置を適用した電子楽
器の構成を示すブロック図である。なお、この図に示す
電子楽器は、フエイザ、ビブラート、トレモロ等種々の
効果を楽音に付与することができるようになっているが
、以下の説明においては、本発明に係わるフェイザ効果
を付与するための構成1作用のみを説明する。
この図において、■1は装置各部を制御するCPU(中
央処理装置)であり、ROM12内に記憶されたプログ
ラム(第4図参照)に基づいて動作するようになってい
る。次に、15は演奏用キーボードであり、このキーボ
ード15の各キー(鍵)には各々キー操作検出用のキー
スイッチが設けられ、各キー信号がCPUIIに供給さ
れるようになっている。
I6は操作パネルであり、その詳細を第6図に示す。こ
の図において、18はマルチメニューユニットであり、
LCD(液晶)表示器19と、メニューセレクトスイッ
チ20 U、20 Dと、データスイッチ21 U、2
1 Dと、フエイザスイッチ22とから構成されている
。このマルチメニューユニットI8は各種パラメータを
設定するためのもので、フェイザ効果を付与する場合の
フェイザデータもこのマルチメニューユニット18によ
って設定することかできるようになっている。22は非
ロツク式のブツシュスイッチによって構成されているフ
エイザスイッチであり、フェイザ効果をかける 。
場合および解除する場合に押圧するものである。
23はフエイザスイッチ22の近傍に設けられるLED
(発光ダイオード)であり、後述の処理によってフェイ
ザ効果の実行中に点灯し、解除中に清澄するようになっ
ている。
マルチメニュー操作子ユニット24は、マルチメニュー
ユニット18によってどのようなパラメータを設定する
かを指定するための複数の操作子から構成されている。
操作子ユニット25は、例えば音量ボリューム、効果オ
ン/オフスイッチ等、マルチメニューユニット18に関
係しない他の操作子から構成されている。音色選択スイ
ッチユニット26は、音色選択スイッチ27.27・・
・および各音色選択スイッチ27.27・・・に対応す
るLED28.28・・・から構成されている。そして
、音色選択スイッチ27によって音色が選択されると、
選択された音色に対応するLED28が点灯する。
次に、第3図における29は、楽音信号を形成。
出力する楽音発生部であり、この楽音発生部29から出
力された楽音データ(デジタル信号)は、フエイザ効果
回路30に供給されるようになっている。
第1図はフェイザ効果回路30の構成を示すブロック図
であり、図に示す40は楽音発生部29からの楽音デー
タをアナログの楽音信号に変換するD/A変換器であり
、D/A変換器40の出力信号は加算点41を介して移
相回路S hif’t 1の入力端および加算器45の
一方の入力端に供給される。移相回路S hift I
 −S hift 8は各々縦続接続されており、また
、各移相回路5hif’tl〜S hift8の出力信
号は、セレクタ42の8つの入力端にも各々供給される
ようになっている。この実施例における移相回路S h
if’t 1− S hift 8は、各々第2図に示
す構成となっている。この構成は、前述した第13図に
示す構成とほぼ同様であるが、可変抵抗R1(あるいは
R2)に代えてホトカプラPCが設けられている。この
場合、ホトカプラPC内のホトダイオードD1は、供給
される変調信号の大きさによりその発光量が変化し、ま
た、抵抗Rpは受光量に応じて抵抗値が変化するように
なっている。
第1図に示す35は、移相回路S hift 1〜8に
変調信号MSを供給する変調信号発生器であり、変調信
号MSの周波数はPRDATAラッヂ36に書き込まれ
た周波数データPRDATAによって設定され、また、
変調信号MSの振幅はDPDATAラッチ37に書き込
まれたデプスデータDPDATAによって設定される。
セレクタ42は、5TDATAラツチ43に書き込まれ
たステージデータ5TDATAにしたがって、入力端1
〜8にそれぞれ供給されている信号のいづれか一つを選
択して出力するものであり、その出力信号は乗算器47
を介して加算点41に供給されるとともに、ゲート44
の入力端に供給される。この場合、乗算器47はフィー
ドバック量を制御するためのものであり、セレクタ42
の出力信号に制御信号Kに応じた定数を乗じた後、加算
点41に供給する。ゲート44はPH0Nラツチ46に
“1”が書き込まれると開状態、′0”が書き込まれる
と閉状態となるゲートであり、その出力端は加算器45
の他方の入力端に接続されている。この加算器45の出
力信号、すなわち、フェイザ効果回路30の出力信号は
、第3図に示すサウンドシステム31へ供給される。そ
して、サウンドシステム31は、フェイザ効果回路30
から供給された楽音信号を増幅し、スピーカから楽音と
して発音する。この場合、ゲート44が閉状態のときは
、D/A変換器40の出力信号が加算器45を介してそ
のままサウンドシステム31に供給されるから、楽音に
はフェイザ効果は付与されない。また、ゲート44が開
状態のときは、第1図に示すように、加算点41と加算
器45の2箇所において信号が2重に干渉し、これによ
り、サウンドシステム31からはフェイザ効果の付与さ
れた楽音が発せられる。この場合、信号の干渉が2重に
行なわれるので、より効果的なフエイザ効果が得られる
ようになっている。
瀞r−h#Q阿)−二−J−rl八へ11す←しICD
^λ113の記憶内容について説明する。
まず、ROM12には、第4図に示すように、エリア1
2a=12cが設けられており、エリア12aにはCP
UIIのプログラムが記憶され、エリア12bには音色
パラメータが記憶され、また、エリア12cにはファク
トリプリセットフエイザデータFPDが記憶されている
。ここで、ファクトリプリセットフェイザデータFPD
とは、電子楽器の製造時に工場においてプリセットされ
たフエイザデータであり、ファクトリステージデータF
SD、ファクトリ周波数データFFD、およびファクト
リデプスデータFDDからなっている。この場合、ブア
クトリステージデータFSD、ファクトリ周波数データ
FFD、およびファクトリデプスデータFDDとは、各
々フェイザの段数を指定するデータ、変調信号MDの周
波数を指定するデータ、および変調信号MDの振幅を指
定するデータである。
次に、RAM13には、第5図に示すように、データP
f−IONが記憶されるエリア13aと、各種のフラグ
が記憶されるフラグエリア13bと、フェイザデータが
記憶されるフエイザデータエリア13cと、フエイザデ
ータ以外の各種のパラメータが記憶されるパラメータエ
リア13dと、ワーキングエリア13eとが各々設けら
れている。
この場合、データPH0Nとは、フェイザ効果実行中に
“1″が設定され、解除中に“0″が設定されるデータ
である。
また、フラグエリア13bには次の各フラグが記憶され
る。
■PHFLG:フェイザデータの設定モードの時に“1
”、他のパラメータの設定モードの時に“0”となるフ
ラグ ■5TFLG+フエイザデータ内のステージデータ5T
DATAの設定モードの時に“!”、それ以外の時に“
0”となるフラグ ■FRFLG:フエイザデータ内の周波数データPRD
ATAの設定モードの時に′l”、それ以外の時に“0
”となるフラグ ■DPFLG:フェイザデータ内のデプスデータDPD
ATAの設定モードの時に“l”、それ以外の時に“0
”となるフラグ また、フェイザデータエリア13は、フェイザデータが
記憶されるエリアであり、フェイザ段数を指定するステ
ージデータ5TDATA、変調信号MSの周波数を指定
する周波数データPRDATA、および変調信号MSの
振幅を指定するデプスデータDPDATAが記憶され、
る。
(実施例の動作) 次に、第3図に示す電子楽器の動作を第7図〜第11図
に示すCPUIIの動作フローチャートを参照して説明
する。第7図はメインルーチンを示すフローチャートで
ある。以下、このメインルーチンの各処理を順次説明す
る。
(i)イニシャライズ処理SO 電子楽器の電源が投入されると、CPUIIはこのイニ
シャライズ処理SOを行う。すなわち、楽音発生部29
に設けられている各種のレジスタおよびRAM13内の
エリア13a、l 3bl 3e等を初期化し、また、
ROM12のエリア12c(第4図)内のファクトリプ
リセットフェイザデータFSD、FFD、FDDをRA
M13のフェイザデータエリア13cヘステージデータ
5TDATA。
周波数データPRDATA、デプスデータDPDATA
として転送する。
(ii)音色選択スイッチスキャン処理S1この処理S
1においては、CPUIIが、まず、音色選択スイッチ
ユニット26(第6図)に設けられている各音色選択ス
イッチ27.27・・・の出力を順次スキャンし、次い
でこのスキャン結果に基づいてスイッチ27.27・・
・の操作状態に変化(イベント)があったか否かを検出
する。
そして、いずれかの音色選択スイッチ27のオンイベン
トが検出された場合は、オンイベントが検出された音色
選択スイッチ27の音色に対応する音色パラメータをR
OM12のエリア12bから読み出して楽音発生部29
に送出し、さらに、その音色選択スイッチに対応するL
ED28を点灯して他のLED28を清澄する。
(iii)フエイザスイッチのスキャン処理S2フエイ
ザスイツチ22をスキャンし、フエイザ ・スイッチ2
2のオンイベントを検出する。そして、オンイベントが
検出されると、第8図に示すサブルーチン5BRIに進
み、次いで、ステップsblへ移ってデータPH0Nを
反転する。この場合、イニシャライズ処理SO終了後に
初めてステップSblを実行するときは、クリアされて
いたデータPH0Nを反転する処理となるから、データ
PH0Nの内容は“0”から“1″に変イっる。次に、
ステップSb2においては、データPH0Nか“1′か
どうかが判定され、“l“であればフェイザ処理を行う
ためにステップSb3〜Sb6を実行する。
ステップSb3〜Sb6の処理は以下の通りである。ま
ず、ステップSb3においてフエイザ用LED23を点
灯し、これにより、演奏者にフエイザ効果の付与が実行
に入ったことを示し、次いで、ステップSb4に移って
フラグPHFLG、5TFLGに“1″を代入し、フラ
グFRFLG、DPFLGに“0”を代入する。このス
テップSb4において、フラグP HP L G 、 
S T F L Gにそれぞれ“I”が代入されると、
フェイザデータの内のステージデータ5TDATAの設
定モードとなる。次に、ステップSb5に移ると、前記
ステップSblにおいて“l“信号となったデータPH
0Nを第1図に示すP I−r ONラッチ46に書き
込み、ゲート44を開状態とする。また、このステップ
Sb5においては、フェイザデータエリア13c内の各
フェイザデータF’RDATA、DPDATA、5iT
DATAを各々PRDATAラッチ36.DPDATA
ラッチ37,5TDATAラツチ43に書き込む。この
場合、イニシャライズ処理SO実行後において最初にス
テップSb5を実行するときは、上記各ラッチ36,3
7.43に書き込まれるデータは、各々ファクトリデー
タFFD、FDD。
FSDであり、後述するデータ書き換え処理実行後にお
いては書き換え後のデータである。そして、ラッチ36
.37にデータ書き込みが行なわれると、変調信号発生
器35は、周波数データFRDATAにより指定された
周波数で、かつ、デプスデータDPDATAにより指定
された振幅の変調信号MSを発生し、移相回路S hi
ft l −S hil’t 8に供給する。また、ラ
ッチ43にデータ書き込みが行なわれると、セレクタ4
2はステージデータ5TDATAに対応する入力端を選
択し、当該入力端に得られる信号を出力する。この結果
、加算器45からは、ステージデータ5TDATAに対
応する段数のフエイザ効果が付された楽音信号が発せら
れる。そして、ステップSb5の処理が終了すると、ス
テップSb6へ移り、LCD表示器19につぎの表示(
以下、ステージ表示という)を行う。
P HA S E R 1,5TAG    日日 ここで°、四日内には現時点におけるステージデータ5
TDATAが表示され、この結果、演奏者は現時点にお
いて何段のフェイザ効果が付されているかを知ることが
できる。また、アンダーラインは、表示面におけるカー
ソルを示している。
そして、上記ステップSb6が終了した後は、メインル
ーチンへ戻り、以後フエイザ処理を継続する。
一方、ステップSb2における判定がrNOJの場合は
、ステップSb7に移ってフエイザ用のしED23を清
澄し、これにより、フェイザ効果の付与が解除されたこ
とを演奏者に知らせ、次いで、ステップSb8に移って
、各フラグPHFLG、STF’LG、F’RFLG、
DPFLGをクリアする。
そして、ステップSb9に移り、データP HON (
、内容は“0”)をPH0Nラツチ46に書き込んでゲ
ート44を閉状態にし、フェイザ効果を停止してメイン
ルーチンに戻る。
(iv)マルチメニューユニットスキャン処理830P
UIIがこの処理S2へ進むと、まず、スイッチ20U
、20D、21U、21Dの各出力を順次スキャンし、
このスキャン結果に基づいて各スイッチ20U、20D
、21U、21Dのオンイベントを検出する。そして、
オンイベントが検出(iv−1)データスイッチ21U このデータスイッチ21Uのオンイベントが検出される
と、CPUIIが第9図に示すサブルーチン5BR2へ
進む。このサブルーチン5BR2では、まず、ステップ
Sdlにおいて、フラグPHFLGが“l”か否かを判
断する。そして、この判断結果が「NO」の場合は、ス
テップSd2へ進み、他のパラメータについてデータス
イッチ2IUのオンイベント処理を行った後、メインル
ーチンへ戻る。一方、rY E S Jの場合は、ステ
ップSd4へ進む。ステップSd4では、ステージフラ
グ5TFLGが“I”か否かを判断する。そして、この
判断結果がrY E S Jの場合、すなわち、第8図
に示すステップSb4、Sb6の処理を経てステージ表
示を行っている場合は、ステップSd5へ進む。ステッ
プSd5では、エリア13c(第5図)内のステージデ
ータ5TDATAをインク・リメントする。ただし、こ
の場合の最大値は8に設定されており、これ以上のイン
クリメントは行なわれないようになっている。これは、
この実施例における移用回路が第1図に示すように8段
で構成されているからであり、8以上のステージ数設定
は有り得ないからである。次に、ステップSd6へ進み
、上記のステージデータ5TDATAをLCD表示器1
9へ出力する。これにより、萌述したステージ表示にお
けるロロの部分の表示が変更される。次にステップSd
7へ進み、変更後のステージデータ5TDATAを、第
1図に示す5TDATAラツチ43に供給する。この結
果、セレクタ42は、それまで選択しでいた入力端を番
号の大きい方へ1シフトし、フェイザ段数を1段増やす
このように、ステージ表示が行なわれている場合(S 
T F L G =“■”)において、データスイッチ
21Uが1回オンとされると、ステージデータ5TDA
TAの値がrlJ増加してフェイザ段数が1増加する。
そして、2回、3回・・・と繰り返しオンとされると、
フェイザ段数が2段、3段・・・と逐次増加する。
一方、前述したステップSd4の判断結果が「NO」の
場合は、ステップSd8へ進む。ステップSd8では、
周波数フラグFRFLGが“1“か否かを判断する。そ
して、この判断結果が「YES」の場合は、ステップS
d9へ進み、フェイザデータエリア13c内の周波数デ
ータF’RDATAをインクリメントする。また、ステ
ップSd8の判断結果が「NO」の場合は、ステップS
dl Oへ進み、フェイザデータエリア13c内のデプ
スデータDPDATAをインクリメントする。また、上
述したステップSd8〜Sdl Oについては後に再度
説明する。
なお、データFRDATA、DPDATAの各最大値は
決まっており、データスイッチ21Uの操作によってこ
れらのデータPRDATA、DPDA′TAが最大値に
達した場合は、以後、スイッチ21Uがさらに操作され
ても、これらのデータが増加しないようになっている。
(iv−2)データスイッチ21D このデータスイッチ21Dのオンイベントが検出される
と、CPUIIが所定のサブルーチン5BR2’ (図
示略)へ進む。このサブルーチン5BR2′の処理過程
は、上述したサブルーチン5BR2におけるステップS
d5.Sd9.Sdl Oの処理内容がインクリメント
ではなく、デクリメントとなる点を除き、サブルーチン
5BR2と同じであり、すなイつち、例えば、ステージ
表示が行なわれている場合(S T F L G =“
l”)において、データスイッチ211)!I(1回オ
ンとされると、ステージデータ5TDATAの値がrl
J減少する。2回。
3回・・・と繰り返しオンとされると、同データ5TD
ATAの値がr2 JJ3 J・・・と逐次減少する。
データPRDATA、DPDA’l;’Aについても同
様である。なお、データ5TDATA、PRDATA、
DPDATAの各最小値は決まっており、データスイッ
チ21Dの操作によってこれらのデータPRDATA、
DPDATAが最小値に達した場合は、以後、スイッチ
21Dがさらに操作されても、これらのデータが減少し
ないようになっている。
(iv−3)メニューセレクトスィッチ20U′″小マ
ノ+lキ90τ丁小す・ツノK・ノk M袷中火台ると
、CPUIIの処理が第1θ図に示すサブルーチン5B
R3へ進む。このサブルーチン5BR3では、まず、ス
テップSelにおいて、フラグPHFLGが“l”か否
かを判断する。そして、この判断結果が「NO」の場合
は、ステップSe2へ進み、他のデータの設定処理を行
った後、メインルーチンへ戻る。一方、rY E S 
Jの場合は、ステップSe4へ進む。ステップSe4で
は、ステージフラグ5TFLGが“l”か否かを判断す
る。そして、この判断結果がrY ES Jの場合は、
ステップSe5へ進む。ステップSe5では、ステージ
フラグ5TFLGを“0”、周波数フラグFRFLGを
“l”とする。この周波数フラグPRFLGが“l”と
されることにより、以後、周波数データ設定モードとな
る。次にステップSe6へ進むと、LCD表示器19に
次の表示(以下、周波数表示という)を行う。
HASER 2、PREQUENCY    四日 ここで、四日内には周波数データFRD、ATAが表示
される。そして、メインルーチンへ戻る。
このように、ステージ表示が行なわれている時点でスイ
ッチ20Uを1回オンとすると、周波数フラグFRFL
Gが“l”となるとともに、上述した周波数表示が行イ
つれる。
ここで、演奏者が周波数データPRDATAの設定・変
更を行う場合は、前述したステージデータ設定の場合と
同様に、データスイッチ21U。
21Dを操作する。この結果、CPUIIの処理がサブ
ルーチンS B R’2もしくは5BR2’ に進み、
これによって周波数データPRDATAの設定が可能と
なる。この場合、第9図のステップSd8の判断結果が
rY E S Jとなり、ステップSd9の処理が行な
われる。
次に、演奏者が、周波数表示がなされている時点で、再
びスイッチ20Uをオンとすると、CPU11の処理が
再びサブルーチン5BR3へ進み、ステップSelを介
してステップSe4へ進む。この場合、前回に実行した
ステップSe5の処理において、ステージフラグ5TF
LGが“0”になっているから、ステップSe4の判定
はr N OJとなってステップSe7へ進む。ステッ
プSe7では、周波数フラグFRF’LGが“1”か否
かを判断する。
この場合、判断結果がrY E S Jとなり(ステッ
プSe5参照)、ステップSe8へ進む。ステップSe
8では、周波数フラグFRFLGを“0”、デプスフラ
グDPFLGを“l”とする。次にステップSe9へ進
むと、LCD表示器19に次の表示(以下、デプス表示
という)を行う。
HASER 3、DEPTH四日 ここで、四日内にはデプスデータDPDATAが表示さ
れる。そして、メインルーチンへ戻る。
このように、周波数表示がなされている時点でスイッチ
20Uを1回オンとすると、デプスフラグDPFLGが
“l”となるとともに、上述したデプス表示が行われる
ここで、演奏者がデプスデータDPDATAの設定・変
更を行う場合は、前述したステージデータ設定の場合と
同様に、データスイッチ210゜21Dを操作する。こ
れらのスイッチが操作されると、cpUzの処理はサブ
ルーチン5BR2,5BR2’ に移り、これにより、
デプスデータDPDATAの設定が可能となる。この場
合、第9図のステップSd4.Sd8の判断結果が共に
[N0士となり、ステップSdl Oの処理が行なわれ
る。
このように、周波数表示がなされている時点でスイッチ
20Uを1回オンとすると、デプスフラグDPFLGが
“I”となるとともに、上述したデプス表示が行われる
次に、上述したデプス表示が行なわれている時点で、再
度スイッチ20Uをオンとすると、CPU1lの処理が
再びサブルーチン5BR3へ進み、さらに、ステップS
el、Se4を介してステップSe7へ進む。このステ
ップSe7の判断結果は、訪回のステップSe8の処理
において周波数フラグF’RFLGが“0”となってい
るため「NO」となり、ステップSel Oへ進む。こ
のステップ5elOでは、デプスフラグDPFLGを“
0″、ステーブSet lへ進み、前述したステージ表
示を再び行う。すなjっち、再びステージデータ5TD
ATAの設定可能状態になる。次に、再びスイッチ20
Uをオンとすると、周波数表示が行われ、以下、スイッ
チ20Uをオンとする毎に、デプス表示。
ステージ表示1周波数表示、・・・が繰り返し行なわれ
る。
(iv−4)メニューセレクトスイッチ20Dこのスイ
ッチ20Dが繰り返しオンとされると、上記と逆の順序
、すなわち、ステージ表示、デプス表示1周波数表示・
・・の順序でLCD表示器19の表示が行なわれる。な
お、このスイッチ20Dのオンイベントに基づいて行な
われるCPtJllの処理は、上述したサブルーチン5
BR3とほぼ同じであり、したがって、説明を省略する
以上が第7図におけるマルチメニューユニットスキャン
処理S3である。
(V)マルチメニュー操作子ユニットスキャン処理1”
、 D IT I I h< −/7’l kn熊C’
 A A1?−1−士−$  −yルチメニュー操作子
ユニット24の各操作子の出力を順次スキャンし、次い
でこのスキャン結果に居づいて操作子のオンイベントを
検出する。そして、いずれかの操作子のオンイベントが
検出された時は、第1+図に示すサブルーチン5BR4
へ進む。このサブルーチン5BR4へ進むと、まず、ス
テップSflにおいて、フェイザに関する全フラグ、す
なわち、フラグPHFLG、ステージフラグ5TFLG
、周波数フラグFRFI、G、デプスフラグDPFLG
を各々“0“とする。この処理により、以後、フエイザ
データの変更が不能になる。
次いで、ステップSf2へ進み、そのオンイベントが生
じた操作子に対応したパラメータを設定するために該パ
ラメータをLCD表示器19に表示する等の各種の処理
を行う。
(vl)操作子ユニットスキャン処理55CPUIIが
この処理S5へ進むと、まず、操作子ユニット25の各
操作子の出力を順次スキャンし、次いでこのスキャン結
果に基づいて操作子のイベントを検出する。そして、い
ずれかの操作子のイベントが検出された時は、そのイベ
ントに対応して予め決められている処理を行う。例えば
、イベントが生じた操作子に対応するパラメータ(効果
オン/オフデータ、音量データ等)を楽音発生部29へ
出力する。
(vii)キースキャン処理56 CPUIIがこの処理S6へ進むと、まず、キーボード
15(第1図)の各キースイッチの出力を順次スキャン
し、次いで、このスキャン結果に基づいてオンイベント
またはオフイベントが発生したキーを検出する。オンイ
ベントが検出された場合、オンイベントが検出されたキ
ーについて、複数の発音チャンネルのいづれかに対して
チャンネル割当て処理を行い、次いで、同キーのキーコ
ード、割当てチャンネルを示すチャンネル信号およびキ
ーオン信号を、楽音発生部29に送出する。
これにより、新たに押鍵されたキーに対応する楽音信号
が楽音発生部29において形成され、フェイザ効果回路
30へ出力される。一方、オフイベントが検出された場
合は、オフイベントのキーがどの発音チャンネルに割り
当てられているかを検出し、次いで、当該割当てチャン
ネルを示すチャンネル信号およびキーオフ信号を出力す
る。これにより、離鍵されたキーに対応する楽音信号が
ディケイ状態に制御される。
しかして、上述した処理S6が終了すると、CPUII
の処理は再び音色選択スイッチスキャン処理Slへ戻り
、以下、上記の過程を繰り返す。
〔上記実施例の変形例〕
次に、上記実施例の変形例を述べる。
(1)上記実施例においては、フェイザ段数の設定をマ
ルチメニューを用いて行ったが、段数設定用の操作子を
別途に設けるようにしてもよい。
(ii)上記実施例においては、移相回路S hift
 1〜8の移相特性を変調信号MSによって自動的に変
化させるようにしたが、この移相特性は固定としてもよ
く、また、操作子等により演奏者が任意に制御し得るよ
うにしてもよい。
を制御しているが、これに代えて、専用のハードウェア
を設けてもよい。
(1v)上記実施例は、キーボードを有する電子楽器の
例であったが、この発明は電子楽器に限らず、音源モジ
ュールや楽音効果装置(いわゆるエフェクタ)単体おい
ても適用することができる。
(V)移相回路は、実施例において使用したアナログタ
イプのものに限らず、例えば、デジタルシグナルプロセ
ッサやソフトウェア制御による移相装置を用いてもよく
、また、第12図(イ)に示す回路(特開昭58−14
191)や同図(ロ)に示す回路を用いてもよい。第1
2図(イ)に示す回路は、加算器50.51、遅延素子
52および乗算器53.54から構成されるとともに、
乗算器53.54にはその係数を制御する変調データM
Dが供給され、全体として全帯域通過型のデジタルフィ
ルタを構成している。また、同図(ロ)において55.
56は遅延素子、57.58は加算器、59は乗算器で
ある。
/vi)トf;I 申mi if 1.− k +)ア
l十7.ノぜ田の7.々トリデータがl餌のみ設けられ
ていたが、音色毎にファクトリデータを設けるようにし
てもよい。
(vii)上記実施例においては、ステージデータ5T
DATAが全音色に対して共通であったが、これを各音
色毎に設定するようにしてもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、演奏者が自ら
フェイザ段数を設定することができ、極めて変化に富ん
だ効果的な演奏を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した電子楽器におけ
るフェイザ効果回路の構成を示すブロック図、第2図は
同実施例における移相回路の構成を示す回路図、第3図
は同実施例の全体構成を示すブロック図、第4図はRO
M12の記憶領域を示す図、第5図は同実施例における
RAM13の記憶領域を示す図、第6図は同実施例にお
ける操作パネル21!の構成を示す図、第7図〜第+1
図は同実施例におけるCPUIIの処理過程を示すフロ
ーヂャートであり、第7図はメインルーチンを示す図、
第8図〜第11図は各々サブルーチンを示す図、第12
図(イ)および(ロ)は移用回路の一変形例を示すブロ
ック図、第13図は従来の縦続型移相回路の構成を示す
回路図、第14図および第15図は各々第13図に示す
回路の移相特性を示す特性図である。 2・・・・・・CPU、12・・・・・・ROM、13
・・・・・・RAM、19・・・・・・LCD表示器、
200.20D・・・メニューセレクトスイッチ、21
U、21D・・・・・・データスイッチ、22・・・・
・・フェイザスイッチ(操作手段)、26・・・・・・
音色選択スイッチユニット、27・・・・・・音色選択
スイッチ、29・・・・・・楽音発生部、30・・・・
・・フェイザ効果回路、42・・・・・・セレクタ(移
相段数切換手段)、43・・・・・・PH0Nラツチ(
移相段数切換手段)、S hif’t 1〜5hift
8・・・・・・移相回路。 ROM+2               RAM13
第4図     第5図 第8図 第9図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 楽音信号が入力される縦続接続された複数の移相手段か
    らなるフェイザ手段と、 操作者によって操作される操作手段と、 前記各移相手段の出力信号のうち前記操作手段の操作状
    態に対応するものを選択して出力する移相段数切換手段
    と を具備することを特徴とする楽音効果装置。
JP61029751A 1986-02-13 1986-02-13 楽音効果装置 Expired - Lifetime JPH0740187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61029751A JPH0740187B2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13 楽音効果装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61029751A JPH0740187B2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13 楽音効果装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62187392A true JPS62187392A (ja) 1987-08-15
JPH0740187B2 JPH0740187B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=12284794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61029751A Expired - Lifetime JPH0740187B2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13 楽音効果装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740187B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04330576A (ja) * 1991-05-02 1992-11-18 Mitsubishi Electric Corp 画像監視装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973054A (ja) * 1972-11-14 1974-07-15
JPS4991434A (ja) * 1972-12-29 1974-08-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973054A (ja) * 1972-11-14 1974-07-15
JPS4991434A (ja) * 1972-12-29 1974-08-31

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04330576A (ja) * 1991-05-02 1992-11-18 Mitsubishi Electric Corp 画像監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0740187B2 (ja) 1995-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4875400A (en) Electronic musical instrument with touch response function
JP2527059B2 (ja) 効果装置
JPS62187392A (ja) 楽音効果装置
JPH0679218B2 (ja) 電子楽器の効果装置
US5018430A (en) Electronic musical instrument with a touch response function
JPS6136795A (ja) 電子楽器
JP3320169B2 (ja) 電子楽器のパラメータエディット装置
JPS5929296A (ja) 電子楽器のパラメ−タ設定装置
JPH1063264A (ja) 電子楽器
JPH0744175A (ja) 電子楽器
JPH0782332B2 (ja) 電子楽器のパラメ−タ設定装置
JP2715751B2 (ja) 電子楽器
JPH03192398A (ja) 電子楽器
JP2549443Y2 (ja) タッチレスポンス機能付電子楽器
JPS6145840B2 (ja)
JPH05289662A (ja) エフェクト自動選択装置
JP2003295861A (ja) 効果装置
JPS6037600A (ja) 電子楽器
JP2725559B2 (ja) アタック効果装置
JP2756888B2 (ja) 電子楽器
JP2011197440A (ja) 電子楽器
JPH08101685A (ja) 電子楽器の楽音制御装置
JPH11224085A (ja) 楽音制御要素群の表示装置および楽音制御要素群の表示用プログラムが記憶された記録媒体
JPH09120281A (ja) 効果装置
JPH10326093A (ja) 電子楽器の効果装置