JPS62186536A - 光励起エッチング法 - Google Patents

光励起エッチング法

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JPS62186536A
JPS62186536A JP2965986A JP2965986A JPS62186536A JP S62186536 A JPS62186536 A JP S62186536A JP 2965986 A JP2965986 A JP 2965986A JP 2965986 A JP2965986 A JP 2965986A JP S62186536 A JPS62186536 A JP S62186536A
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etching
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circulator
etched
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Koichiro Kotani
小谷 紘一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 試料のエツチング処理中に、液体循環型サーキュレータ
によって一5℃〜+150℃の温度範囲に試料温度を制
御し、試料のエツチング速度をコントロールしながらエ
ツチングする。
そうすると、微細パターンを所望の形状に制御性良く形
成でき、基板のダメージも少ない。
[産業上の利用分野] 本発明はりソグラフィ技術における光励起エツチング法
に関する。
ICなどの半導体装置を製造する際、リソグラフィ技術
はウェハー処理に欠かすことのできない必須の工程で、
ICが急速な発展を遂げ、高集積化・高微細化してきた
裏には、このリソグラフィ技術の大きな進歩がある。
しかし、更にICを発展させるためには、微細パターン
を高精度に形成すると同時に、基板にダメージ(損傷)
を与えないように形成することが望ましい。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点コさて、
従前、プラズマエツチング方法が開発され、リアクティ
ブイオンエツチング(RIE)法等を利用してサイドエ
ッチを減少させて、微細パターンを高精度に形成する方
式が確立されてきた。
しかし、RIE法は異方エツチングによって、高精度に
パターンニングされる反面、試料にダメージを与える問
題があることが判ってきた。そのために、最近では光励
起によるエツチング法が検討されている。
光励起エツチング法によるエツチングは、大別すると3
つの反応現象が生じる。その1つは気相励起で、反応ガ
スを気相で光励起させて、電子励起エネルギーで反応を
増感させるものである。2つには、試料表面に光を照射
し、表面で直接励起させて、正孔−電子対を形成させる
基板励起の現象である。3つには、同じく直接励起では
あるが、基板を加熱して熱脱離を増加させることによる
エツチング促進現象である。
従来、検討されてきた光励起エツチング法は、上記の気
相励起を主体にして、プラズマエッチに近い電子励起エ
ネルギーを活用する方法である。
且つ、照射光は、通常、光エネルギーの大きいレー・ザ
ビーム光が用いられている。
しかし、この方法は常温では殆どエツチングが進行しな
いことが多く、そのため、試料加熱がおこなわれるが、
そうすると等力的にエツチングされ易い欠点がある。
また、異方的にエツチングし易くするために、光を垂直
に照射する方法も採られて、更に、異方性エツチングを
促進するため、試料温度を低(すると、エツチングムラ
が生じたり、エツチング残渣が堆積したりする問題が起
こる。
本発明は、このような種々の問題点を解消さセて、精度
良く微細に、且つ、基板にダメージを与えない光励起エ
ツチング法を提案するものである。
[問題点を解決するための手段] その目的は、反応チャンバ内を排気できる真空排気系と
、試料温度が制御できる液体循環型サーキュレータと、
反応ガスが励起でき、はっ、試料に垂直に光線を照射で
きる短波長光源とを具備した光励起エツチング装置を用
い、試料のエツチング処理中に、前記液体循環型サーキ
ュレータによって一5℃〜+150℃の温度範囲に試料
温度を制御し、該試料のエツチング速度をコントロール
しながらエツチングするようにした光励起エツチング法
によって達成される。
[作用] 即ち、本発明は、上記した3つの反応現象のうち、第2
の基板励起と第3の熱離脱との反応を主体にしたエツチ
ング処理をおこなうもので、エツチング処理工程中に、
液体循環型温度サーキュレータによって一5℃〜+15
0℃の温度範囲内で試料温度を制御して試料のエツチン
グ速度をコントロールしながら、エツチングする。
そうすると、所望形状の微細パターンが制御性良く形成
できる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図は本発明を適用する光励起エツチング装置の概要
図を示しており、1は反応チャンバ、2は試料、3は試
料を載置した液体循環型温度ザーキル−タ、4は透過窓
、5は遠紫外線光源で、反応チャンバ1には反応ガス流
入口6.真空排気ロアが設けられている。
液体循環型サーキュレータ3は液体を循環させて、試料
温度を10.1℃で制御できる試料ステージである。ま
た、遠紫外線光源5はマイクロ波励起型で、2001の
光出力が出射できて、試料に光線が垂直に照射される光
源である。
このような装置を用いて、例えば、第2図(a)に示す
ように、絶縁基板11上のAlGaAs層12をレジス
ト膜13をマスクとしてエツチングする場合、光を試料
に垂直に照射して、塩素(CI2)ガスを反応チャンバ
に流入し、減圧度を1〜100Torrの範囲内に調整
する。そして、サーキュレータ3の温度を一5℃〜+1
50℃の間で制御する。
そうすると、試料温度が低温では、第2図(blに示す
ように、表面反応で形成されたエツチング残渣(^sc
1. GaC1,八ICIなど)14が被エツチング面
に吸着している。次に、サーキュレータの温度を高くし
て高温にすると、第2図(C1に示すように、吸着物質
が熱励起によって被エツチング面から離脱し、新しい被
エツチング面が現れる。その時、被エツチング面で離脱
物質からCI (エツチング反応種)15が生じ、それ
がエツチングを増速する。
このようにして、試料温度を高くしたり、低下させたり
すると、制御性良く高精度にエツチングをおこなうこと
ができる。
しかし、過度に試料温度を高くすると、被エツチングの
側面に反応して、サイドエツチングが進行する。そのた
めに、被エツチング試料に対するエツチングガスのエツ
チング比を確認し、そのエツチング比と試料温度との関
係を、予め十分に検討して条件を決める必要がある。
このようにすれば、所要の精度に正確に制御された微細
パターンを形成することができ、且つ、被エツチング面
はダメージを受けない高品質なエツチング面が得られる
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明による光励起エ
ツチング法によれば、所望精度にパターンニングするこ
とができて、且つ、被エツチング面はダメージがなく、
率いては、半導体装置の高性能・高品質化に寄与するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するエツチング装置の概要断面図
、 第2図fa)〜(C1は一実施例のエツチング工程図で
ある。 図において、 1は反応チャンバ、   2は試料、 3は液体循環型温度サーキュレータ、 4は透過窓、      5は遠紫外線光源、6は反応
ガス流入口、 7は真空排気口、11は絶縁基板、  
   12はAlGaAs層、13はレジスト膜、  
 14はエツチング残液、15はCI (エツチング反
応種) を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 反応チャンバ内を排気できる真空排気系と、試料温度が
    制御できる液体循環型温度サーキュレータと、反応ガス
    が励起でき、且つ、試料に垂直に光線を照射できる短波
    長光源とを具備した光励起エッチング装置を用い、試料
    のエッチング処理中に、前記液体循環型サーキュレータ
    によつて−5℃〜+150℃の温度範囲に試料温度を制
    御し、該試料のエッチング速度をコントロールしながら
    エッチングするようにしたことを特徴とする光励起エッ
    チング法。
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