JPS6218569Y2 - - Google Patents

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JPS6218569Y2
JPS6218569Y2 JP10882883U JP10882883U JPS6218569Y2 JP S6218569 Y2 JPS6218569 Y2 JP S6218569Y2 JP 10882883 U JP10882883 U JP 10882883U JP 10882883 U JP10882883 U JP 10882883U JP S6218569 Y2 JPS6218569 Y2 JP S6218569Y2
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sorting
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roller
destination switching
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JP10882883U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンベア方式による袋物荷物の自
動仕分装置に関するものである。
従来の袋物等で荷姿が柔軟な荷物(例えば郵便
物を入れて搬送する郵袋等)は、外郭の安定性が
悪いため、集配時におけるコンベア方式での自動
仕分が極めて困難であつた。すなわち従来この種
の荷物は、通常のチエーンコンベアやベルトコン
ベア等での搬送により仕分されていた。従つて前
者においては設備構造が複雑になり、また大型化
するため、搬送量に対する電動機の容量が増大し
た。そのうえ仕分の処理能力も構造的に限界があ
り、かつ仕分位置の前後に配置されるメインベル
トとの乗り継ぎ部分での挟み込みの防止も複雑化
した。また後者においては仕分時に上記の荷物を
少しずつコンベア外に搬出させるので、装置の設
置面積と高さが相当必要であつた。さらに斜行ベ
ルトを用いた場合は、上記荷物の荷姿が柔軟であ
るため、左右シユート側への移行が困難になつて
仕分の能率向上が図れないという各問題点があつ
た。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、コン
ベアのローラ径を小にし、メインベルトとの乗り
継ぎ間隔を狭くして荷物の挟み込みを防止し、ま
た仕分台板の左右斜傾を可能にしてシユート側へ
の落下の円滑化を図り、これによつて設置面積や
高さを要することなく仕分の能率を大幅に向上で
きる袋物荷物の自動仕分装置を提供することにあ
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
まず構成を説明すると、第1図および第2図に
示すように、メインベルトAの搬送路間に仕分用
ベルト6を配置し、この仕分用ベルト6の両側位
置にはシユートBと受け台Cとをそれぞれ連接状
に設置する袋物荷物の自動仕分装置において、上
記のメインベルトA間には第4図から第6図まで
に示すように、搬送方向の前後位置に縦板の立設
により基台1が配置されている。そしてこの基台
1間の下方部中央位置には軸受12の支承をもつ
て上記基台1よりも幾分長尺な主軸2が、その一
端を上記基台1の一方外部に突出し、かつ全体は
搬送方向に平行する態様のもとで回動自在に軸嵌
されている。上記主軸2の中途軸上には上端に支
動ローラ4をピン11の支承により軸嵌した同形
2体の行先切換アーム3が、通常は直立体を保持
する態様により規定間隔をもつて一体状に嵌着さ
れている。前記の態様により行先切換アーム3を
一体嵌着した主軸2の外部軸上の一端は、搬送方
向に直交するように配置されたシリンダー等の動
力源13にアーム14を介して一体連動可能に結
合されている。この結合により上記動力源13の
正逆操作時には行先切換アーム3が、主軸2を中
心にして一定角度範囲の左右揺動が可能となるよ
うに構成されている。
前記基台1間の上部位置には上位を解放した浅
箱形で、その内部の前後位置には搬送方向に直交
する小径のベルト用ローラ7を軸嵌し、かつこの
ローラ7間には一連の仕分用ベルト6を、図示し
ない駆動源により搬送方向に対する走行可能に収
容した台板5が、その底部中心帯を前記の支動ロ
ーラ4に載置する態様により配置されている。な
お上記の仕分用ベルト6は、この上面に搬送され
て来た袋物荷物を、台板5の後記する左右斜傾操
作時において、円滑に下方のシユートB上に落下
を可能にする滑り係数の良好なトロンジロン等の
樹脂により成形されている。上記による台板5の
底部の前後位置にはコ字形状の保持枠5aが取付
けられていて、この保持枠5a内に前記した各行
先切換アーム3の支動ローラ4が、左右移動が可
能となるように収容されている。
この態様による台板5の両側面の前記基台1に
近い前後位置には搬送方向に平行するように短尺
の支軸10が固定的に突設されていて、この各軸
上には左右別に同径の従動ローラ9A,9Bが軸
嵌されている。この従動ローラ9A,9Bは、前
記基台1の各内側面で、台板5の左右位置にあた
る上部から主軸2の左右位置に近い下部にかけて
取付けられた左右別のガイドレール8A,8B内
に、支動ローラ4の左右移動に連携してその側の
従動ローラ9A,9Bを中心にした上下移動が可
能なように収容されている。上記のガイドレール
8A,8Bは次のように形成されている。すなわ
ち第6図から第9図までに示すように、上記ガイ
ドレール8A,8Bは、前記左右従動ローラ9
A,9B間の距離を基準とする円弧状の樋状体に
形成されていて、行先切換アーム3が台板5の底
部中央帯に定置しているときは、左右の従動ロー
ラ9A,9Bを双方の上部端内に位置させて、上
記台板5の水平態による維持を可能にし、また行
先切換アーム3が左方に揺動移行して上記台板5
が右方に斜傾したときは、左方の従動ローラ9A
をその側の上端部に固定的に維持させて、右方の
従動ローラ9Bをその側の下端部までの移動を可
能にさせ、さらに行先切換アーム3が右方に揺動
移行して上記台板5が左方に斜傾したときは、右
方の従動ローラ9Bをその側の上端部に固定的に
維持させて、左方の従動ローラ9Aをその側の下
端部までの移動を可能にさせるような配置態様に
よりそれぞれ固定されている。
なおメインベルトAおよび仕分用ベルト6の両
側位置には袋物荷物の脱落を防止して安定的な搬
送を図るためのガード板Dが立設されている。さ
らにまた前記したメインベルトAと仕分用ベルト
6は、常に同一の搬送方向に等速度のもとで連携
的に走行するとともに、指定仕分装置位置での仕
分時には走行の停止操作を行い、かつ上記仕分用
ベルト6の走行停止毎に、前記動力源13が二方
向のいずれかに操作して、これと一体の主軸2を
介して行先切換アーム3を規定角度宛左方または
右方に連携的に揺動させる一連の仕分操作を図示
しない指令制御盤等により自動的に処理すること
が可能なように構成されている。なお仕分装置の
各左右に配置されたシユートBは、行先別に区分
されている。
次に作用を説明する。
上記の構成により、メインベルトAと仕分用ベ
ルト6の連携的な走行操作をもつてこの各面上を
介して図示しない袋物荷物を指定の仕分装置位置
まで搬送する場合は、第4図,第6図および第7
図のように行先切換アーム3を直立態様に維持さ
せて台板5の底部中央帯に接面させておくことに
より、上記の台板5は完全な水平態を保持できる
ので、この上部の仕分用ベルト6面を図示しない
袋物荷物が円滑に、かつ安定的に搬送方向へ直進
することができる。
次にメインベルトAを介して指定された仕分用
ベルト6の上面に図示しない袋物荷物が搬送され
てきた場合、別途の図示しない指令制御盤等によ
る連携指令操作をもつて上記袋物荷物の行先別と
合致した位置の仕分用ベルト6の走行をいつたん
停止させると、この時点では行先切換アーム3が
第4図および第6図のように直立態様にあり、ま
たこのアーム3の上端部に軸嵌されている支動ロ
ーラ4は台板5の底部中央帯に定置し、かつ両側
の従動ローラ9A,9Bもその位置毎のガイドレ
ール8A,8Bの上端部内に位置しているため、
上記台板5は完全にして安定的な水平態のもとで
この位置に到達しした図示しない袋物荷物の載置
態様を容易確実に維持することができる。(第7
図参照) 次の指令で動力源13を一方向に操作すると、
第6図および第8図に示すように、主軸2が左回
転してこれと一体の行先切換アーム3が規定角度
宛左方に揺動し、その上端の支動ローラ4が同方
向に移動するため、それまでは底部中央帯を支動
ローラ4により支持されていた台板5が、上記支
動ローラ4の左方移動により支持を失うことにな
る。従つてその直前まで水平態を保持していた上
記台板5は、支動ローラ4の左方移動と同時にこ
の側の従動ローラ9Aを中心にして他方の従動ロ
ーラ9Bがその側のガイドレール8B内を上端部
位置から下端部に向けて降下状に移動するため、
連携して右方に斜傾することになる。これにより
仕分用ベルト6上に載置している図示しない袋物
荷物は、上記態様によるベルト6の面上からこの
側の直下位置にあたるシユートB上に円滑確実に
落下したのち、その下流位置の受け台Cまで降下
状に搬送されて、仕分の自動操作を正確に完了す
ることができる。
さらに動力源13を他方向に操作した場合は、
第9図に示すように、主軸2が右回転してこれと
一体の行先切換アームが規定角度宛右方に揺動す
るため、その直前までは底部中央帯を支動ローラ
4により支持されていた台板5が、上記支動ロー
ラ4の右方移動により支持を失うことになる。従
つて上記の台板5は、支動ローラ4の右方移動と
同時にこの側の従動ローラ9Bを中心にして他方
の従動ローラ9Aが、その側のガイドレール8A
内を上端部位置から下端部に向けて降下状に移動
し、これによつて台板5が左方に斜傾するため、
この位置の仕分用ベルト6上に載置している図示
しない袋物荷物は、ベルト6の面上からこの側の
シユートB上に円滑確実に落下したのち、その下
流位置の受け台Cまで降下状に搬送されて、前述
と同様に仕分の自動操作を正確に完了することが
できる。
なお前記行先切換アーム3の左右揺動によつて
自動仕分が完了したのちは、動力源13の操作で
再び上記アーム3が原状の直立態に復帰動するた
め、台板5は底部における支動ローラ4の連動的
な志承により容易確実に原状の水平態に復帰する
ことができる。またメインベルトAのローラと仕
分用ベルト6のローラ7は、共に小径に形成され
て乗り継ぎ間隔を狭くしているため、双方のベル
トA,6間で図示しない袋物荷物を挟み込むのを
確実に防止することができる。さらに仕分用ベル
ト6は滑り係数の良好なトロンジロンにより形成
されているため、台板5からシユートB側への滑
り降下を容易にして、その仕分能力を30個/分〜
60個/分に高めることができる。
以上に説明したようにこの考案は、動力源13
と結合した主軸2に支動ローラ4付の行先切換ア
ーム3を一体的な左右揺動可能に軸嵌し、この支
動ローラ4上には仕分用ベルト6を収容した台板
5を載置するとともに、上記台板5の両側には従
動ローラ9A,9Bを配設し、かつこの各ローラ
9A,9Bを前後基台1の内側両側に取付けたガ
イドレール8A,8B内に、前記した支動ローラ
4の左右移動に連携して、その側の従動ローラ9
A,9Bを中心にした反対側の従動ローラ9B,
9Aが上下移動可能のように収容することによ
り、前記動力源13の二方向の選択的な操作をも
つて上記台板5を連携的に左右に斜傾させ、これ
によつて台板5上の袋物荷物をその側のシユート
B上に落下させる仕分が自動的に行えるうえ、仕
分用ベルト6の滑り係数が良好であるため、設置
面積や高さを要することなく柔軟な荷姿の袋物荷
物における仕分の能率を大幅に向上できる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置を配備した袋物荷物の仕
分設備の全体を示す要部平面図、第2図は第1図
における仕分装置の断面概要図、第3図は同装置
による右側仕分時の動作図、第4図は同装置を一
部断裁をもつて示す斜視図、第5図は第4図のV
−V線における要部縦断側面図、第6図は第5図
の−線における縦断面図、第7図は同装置の
直進時における概要動作図、第8図は同装置の右
側仕分時における概要動作図、第9図は同装置の
左側仕分時における概要動作図である。 1……基台、2……主軸、3……行先切換アー
ム、4……支動ローラ、5……台板、6……仕分
用ベルト、8A,8B……ガイドレール、9A,
9B……従動ローラ、13……動力源、A……メ
インベルト、B……シユート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台間に配置した主軸に支動ローラ付の行先切
    換アームを一体的に左右揺動可能に軸嵌し、前記
    の支動ローラ上には上部位置に仕分用ベルトを収
    容するとともに、側部には左右別に従動ローラを
    配置した台板を左右斜傾可能に載置し、かつ上記
    の従動ローラを基台の内側両側に取付けたガイド
    レール内に、支動ローラの左右移動に連携してそ
    の側の従動ローラを中心にした上下移動が可能な
    ように収容してなることを特徴とする袋物荷物の
    自動仕分装置。
JP10882883U 1983-07-13 1983-07-13 袋物荷物の自動仕分装置 Granted JPS6016424U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10882883U JPS6016424U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 袋物荷物の自動仕分装置

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JP10882883U JPS6016424U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 袋物荷物の自動仕分装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6016424U JPS6016424U (ja) 1985-02-04
JPS6218569Y2 true JPS6218569Y2 (ja) 1987-05-13

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ID=30253752

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JP10882883U Granted JPS6016424U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 袋物荷物の自動仕分装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238088A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Ishida Co Ltd 品質検査装置
JP5300288B2 (ja) * 2008-03-12 2013-09-25 大日本スクリーン製造株式会社 基板搬送装置および基板処理装置

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JPS6016424U (ja) 1985-02-04

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