JPS6218563A - アルミニウム製感光部材の処理方法 - Google Patents
アルミニウム製感光部材の処理方法Info
- Publication number
- JPS6218563A JPS6218563A JP15882285A JP15882285A JPS6218563A JP S6218563 A JPS6218563 A JP S6218563A JP 15882285 A JP15882285 A JP 15882285A JP 15882285 A JP15882285 A JP 15882285A JP S6218563 A JPS6218563 A JP S6218563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- photosensitive material
- photosensitive member
- photosensitive
- oxidizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/005—Materials for treating the recording members, e.g. for cleaning, reactivating, polishing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明はアルミニウム製感光部材の処理方法に係り、特
にアルミニウム製感光部材から感光材料を分離、回収す
る方法に関する。
にアルミニウム製感光部材から感光材料を分離、回収す
る方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
近年、情報産業の急速な進展によって各種複写機の需要
が大幅に増大しているが、それに伴いアルミニウム上に
感光材料層が形成された感光部材も大量に使用されるよ
うになってぎている。その結果、このアルミニウム製感
光部材の廃品が製造工程上の不合格品や、一般消費者段
階での使用済み品として各所に大量に発生しているが、
現状においては主として埋め立てによって廃棄されてお
り、資源の再利用という見地からの有効利用が望まれて
いる。
が大幅に増大しているが、それに伴いアルミニウム上に
感光材料層が形成された感光部材も大量に使用されるよ
うになってぎている。その結果、このアルミニウム製感
光部材の廃品が製造工程上の不合格品や、一般消費者段
階での使用済み品として各所に大量に発生しているが、
現状においては主として埋め立てによって廃棄されてお
り、資源の再利用という見地からの有効利用が望まれて
いる。
また、転写ドラム等の感光材料はアルミニウム表面にヒ
素(AS)、セレン(Se)、テルル(Te)、酸化亜
鉛(ZnO2)のような無機質層および電荷輸送層とし
て光電導性高分子であるポリビニルカルバゾール(PV
K)のような有機質層よりなる感光材料層がコーティン
グされたものであるから、その構成元素中には有毒な重
金属類が含まれており、公害上の見地からも、これらの
廃品となったアルミニウム製感光部材を安全に処理する
方法が望まれていた。
素(AS)、セレン(Se)、テルル(Te)、酸化亜
鉛(ZnO2)のような無機質層および電荷輸送層とし
て光電導性高分子であるポリビニルカルバゾール(PV
K)のような有機質層よりなる感光材料層がコーティン
グされたものであるから、その構成元素中には有毒な重
金属類が含まれており、公害上の見地からも、これらの
廃品となったアルミニウム製感光部材を安全に処理する
方法が望まれていた。
[発明の目的コ
本発明はこのような従来の事情に対処してなされたもの
で、必るゆる種類のアルミニウム製感光部材に適用する
ことができ、アルミニウムと感光材料とを安全に、しか
も簡単な操作で分離、回収することができるアルミニウ
ム製感光部材の処理方法を提供することを目的とする。
で、必るゆる種類のアルミニウム製感光部材に適用する
ことができ、アルミニウムと感光材料とを安全に、しか
も簡単な操作で分離、回収することができるアルミニウ
ム製感光部材の処理方法を提供することを目的とする。
[発明の概要]
すなわら本発明のアルミニウム製感光部材の処理方法は
、アルミニウム上に感光材料層が形成されたアルミニウ
ム製感光部材を、アルミニウムを不動態化させる酸化液
と接触させることによりアルミニウムと感光材料とを分
離、回収することを特徴とする。
、アルミニウム上に感光材料層が形成されたアルミニウ
ム製感光部材を、アルミニウムを不動態化させる酸化液
と接触させることによりアルミニウムと感光材料とを分
離、回収することを特徴とする。
本発明における酸化液としてはたとえば濃硝酸があげら
れる。濃硝酸とアルミニウム製感光部材とを浸漬あるい
はスプレー等の手段により接触さけると表面の感光材料
はたとえばセレン(Se)の場合、 次の式 %式% によって酸化液に溶解する。一方、アルミニウムはその
表面に酸化被膜が生じて不動態化し、保護されるので、
両者の分離、回収が可能となる。感光材料の剥離の効率
およびアルミニウムの保護状態は用いる酸化液の酸化力
、温度および時間に大きく依存するが、たとえば濃硝酸
を用いた場合、室温(20〜30℃)では約5時間、5
0〜60℃では約0.15〜1時間浸漬することによっ
て両者の分離、回収が可能である。
れる。濃硝酸とアルミニウム製感光部材とを浸漬あるい
はスプレー等の手段により接触さけると表面の感光材料
はたとえばセレン(Se)の場合、 次の式 %式% によって酸化液に溶解する。一方、アルミニウムはその
表面に酸化被膜が生じて不動態化し、保護されるので、
両者の分離、回収が可能となる。感光材料の剥離の効率
およびアルミニウムの保護状態は用いる酸化液の酸化力
、温度および時間に大きく依存するが、たとえば濃硝酸
を用いた場合、室温(20〜30℃)では約5時間、5
0〜60℃では約0.15〜1時間浸漬することによっ
て両者の分離、回収が可能である。
[発明の実施例]
次に本発明を実施例によって説明する。
実施例1
汎用の複写機用アルミニウム製ドラムを、理論量の濃硝
酸が入った硝酸槽にその全体を浸漬した後、45℃に加
熱して2時間放置した。次いでアルミニウムドラムを取
り出し、ただちに水洗することにより、表面の感光材料
が完全に剥離したアルミニウムドラムを回収した。
酸が入った硝酸槽にその全体を浸漬した後、45℃に加
熱して2時間放置した。次いでアルミニウムドラムを取
り出し、ただちに水洗することにより、表面の感光材料
が完全に剥離したアルミニウムドラムを回収した。
実施例2〜5
実施例1の濃硝酸への浸漬温度および時間を次表に示す
ようにした以外は実施例1と同様にしてアルミニウムと
感光材料との分離を行った。
ようにした以外は実施例1と同様にしてアルミニウムと
感光材料との分離を行った。
このようにして回収したアルミニウムドラムは表面の感
光材料が完全に剥離しており、再利用可能なものであっ
た。
光材料が完全に剥離しており、再利用可能なものであっ
た。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、アルミニウムと
感光材料とを簡単に分離できるとともに、分離されたア
ルミニウムは再度感光部材として使用したり、あるいは
アルミニウム材料として別の用途に利用することもでき
る。
感光材料とを簡単に分離できるとともに、分離されたア
ルミニウムは再度感光部材として使用したり、あるいは
アルミニウム材料として別の用途に利用することもでき
る。
Claims (3)
- (1)アルミニウム上に感光材料層が形成されたアルミ
ニウム製感光部材を、アルミニウムを不動態化させる酸
化液と接触させることによりアルミニウムと感光材料と
を分離、回収することを特徴とするアルミニウム製感光
部材の処理方法。 - (2)酸化液が濃硝酸である特許請求の範囲第1項記載
のアルミニウム製感光部材の処理方法。 - (3)アルミニウム製感光部材が複写機用アルミニウム
製ドラムである特許請求の範囲第1項記載のアルミニウ
ム製感光部材の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15882285A JPS6218563A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | アルミニウム製感光部材の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15882285A JPS6218563A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | アルミニウム製感光部材の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218563A true JPS6218563A (ja) | 1987-01-27 |
Family
ID=15680132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15882285A Pending JPS6218563A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | アルミニウム製感光部材の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218563A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02191962A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-07-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体からセレン層を除去する方法 |
JP2010237369A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Yamanashi Electronics Co Ltd | 電子写真感光体の再生方法及び再生された電子写真感光体 |
EP2264537A3 (en) * | 2009-06-17 | 2011-05-25 | Xerox Corporation | Process for the removal of photoreceptor coatings using a stripping solution |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58217412A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-17 | Nippon Light Metal Co Ltd | 乾式複写ドラムから金属セレンを回収する方法 |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP15882285A patent/JPS6218563A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58217412A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-17 | Nippon Light Metal Co Ltd | 乾式複写ドラムから金属セレンを回収する方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02191962A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-07-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体からセレン層を除去する方法 |
JP2010237369A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Yamanashi Electronics Co Ltd | 電子写真感光体の再生方法及び再生された電子写真感光体 |
EP2264537A3 (en) * | 2009-06-17 | 2011-05-25 | Xerox Corporation | Process for the removal of photoreceptor coatings using a stripping solution |
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