JPS62185568A - 高電圧発生装置 - Google Patents

高電圧発生装置

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JPS62185568A
JPS62185568A JP61025570A JP2557086A JPS62185568A JP S62185568 A JPS62185568 A JP S62185568A JP 61025570 A JP61025570 A JP 61025570A JP 2557086 A JP2557086 A JP 2557086A JP S62185568 A JPS62185568 A JP S62185568A
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JP
Japan
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high voltage
voltage
coil
block
low
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Nobuaki Imamura
宣明 今村
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン受像機、CRTディスプレイ装
置等に高電圧を供給するのに用いて好適な高電圧発生装
置に関し、特に高圧ボビンに複数層のコイルを同軸多層
巻きに巻回してなる形式のフライバックトランスに関す
る。
〔従来技術〕
−・般に、フライバックトランスと呼ばれる高電圧発生
装置は、二次側の高圧コイルが有する分布容量と漏洩イ
ンダクタンスとにより、フライバックパルスの基本波よ
りもはるかに高い周波数の高調波が発生し、基本パルス
にリンギングとなって畳重される。そして、このリンギ
ングエネルギは、容量結合、電磁結合等によってテレビ
ジョン回路、ディスプレイ回路等へ波及し、陰極線管の
画面に明暗状の縦縞となって現われ、画質の低下をきた
す原因となっている。
一方、テレビジョン受像機、CRTディスプレイ装置等
の水平偏向周波数は15.75K)+7に設定されてい
るが、近年CRTディスプレイ装置がコンピュータの端
末機として使用される機会が増えるにつれて、より高精
細画面、高品位画面を得るため、水平偏向周波数を高め
るようになってきた。このため、高電圧発生装置にあっ
ても、水11偏向周波数が15.75KH/の場合に使
用する通常のものに対し、水平偏向周波数が例えば60
〜65KHzに適用しうるように、またリンギングエネ
ルギを確実に除去しうるようにしたものが必要となって
きた。
かかる状況において、負荷に対する高圧レギュレーショ
ンを改善すると共に走査期間中のリンギングの発生を少
なくし、高次同調次数を高めることができるようにする
ため、高圧コイルを高圧ボビンの径方向に対して複数層
の高圧ブロックに分割して巻回してなる、同軸多層巻き
型の高電圧発生装置が用いられるようになってきた。し
かし。
高電圧発生装置をかかる構成としてもリンギングを完全
に除去しうるわけではなく、通常適宜のリンギング除去
手段によってリンギングエネルギを減衰させる方法が採
用されている。
かかる同軸多層巻き型の高電圧発生装置として、従来第
5図、第6図に示すものが知られている。
同図において、lは「コ」字状コア部材を衝合すること
により形成されたコア、2は該コアJの−・方の脚部に
挿通して設けられた低圧ボビンで、該低圧ボビン2の外
周には所定ターン数の低圧コイル3がセクション巻きに
よって巻回されている。4は低圧コイル3の外周に位置
して低圧ボビン2に嵌着されるように設けられた高圧ボ
ビンで、該高圧ボビン4の外周には5層の層間紙5゜5
、・・・と高圧コイル6を構成する第1ないし第5層の
高圧ブロック6A 、 6B 、・・・6Eが交互に、
かつ径方向に同軸円筒状に巻回されている。ここでペー
し、前記各高圧ブロック6A〜6Eの各層のコイルター
ン数は低圧コイル3のコイルターン数に対して、通常6
〜7倍のターン数に巻回されている。7A 、 7B 
、・・・7Eは第6図に示すように前記各高圧ブロック
6A〜6Eと交互に直列接続された5木の高圧ダイオー
ドで(全体として、ダイオード7という)、該各ダイオ
−ドアは高圧ン4の鍔に設けた端rピン8,8間に設け
られている。
さらに、第6図は各全体の回路構成を示すもので、低圧
コイル3はそのコレクタ側が水モ走査用トランジスタ9
、ダンパダイオード10、共振コンデンサ11、偏向ヨ
ーク12.5字補正コンデンサ13等からなる水平出力
回路14と接続されると共に、電源側が直流電源回路1
5を介して接地されている。一方、高圧コイル6は、最
低圧層となる第1高圧ブロック6Aの低圧側端がリンギ
ングエネルギ除去用の抵抗16を介して接地され、また
最高圧側となる第5高圧ブロックは高圧ダイオード7E
を介して陰極線管(図示せず)のアノードと接続されて
いる。
このように構成される高電圧発生装置にあっては、水平
出力回路14から低圧コイル3に基本パルスを入力する
と、各高圧ブロック6A〜6Eにはフィルターン数によ
って定まる高電圧が得られ、高圧ダイオード7A〜7E
によって高電圧を加算整流し、陰極線管のアノードに所
望の高電圧を印加するようになっている。一方、走査期
間に基本パルスに畳重されたリンギングは、抵抗16に
よってリンギングエネルギが消費され、当該リンギング
を減衰させることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術による高電圧発生装置にあっては
、次のような問題点がある。
即ち、第1に同軸多層巻きとした場合には、低圧コイル
3と高圧コイル6との間に形成される分布容量は、第1
高圧ブロック6Aの巻幅の約2乗に比例することが実験
的に知られているが、当該同軸多層巻きとした場合には
この巻幅が広くなるため、分布容量が大きくなる。この
結果低圧コイル3との間を流れる共振電流が大きくなり
、特に水平偏向周波数の高周波化に伴ない、低圧コイル
3や誘電体損による発熱が大となるという問題点がある
第2に、第1高圧ブロック6Aの低圧側に抵抗16を設
ける構成となっているため、該第1高圧ブロック6Aに
誘起されたフライバックパルスの基本液分の電流も高調
液分と一緒に抵抗16に流れ、基本パルスも消費されて
損失し、高圧出力の減少を招くという問題点がある。
第3に、抵抗16によって、リンギングエネルギや部分
的に損失する基本液分のエネルギを消費するものである
ため、該抵抗16の発熱が大となってしまうという問題
点がある。
第4に、水平偏向周波数を高周波とした場合には、抵抗
16のインピーダンスを高くする必要がある。このため
、リンギング電流が抵抗16からアースに流れず、高圧
コイル6から低圧コイル3に直接戻るため、リンギング
を完全に除去することができないという問題点がある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、分布容量を小さくすることにより、共振電流を
減少させ、また発熱による温度上昇を抑えると共にリン
ギングを確実に除去しうるようにすることにより、画面
品位の向−1−と高圧レギュレーションの改善を図るよ
うにした高電圧発生装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
L記問題点を解決するため、本発明が採用する構成の特
徴は、高圧コイルの最低圧側となる第1高圧ブロックの
コイルターン数を低圧コイルのフィルターン数とほぼ等
しいターン数に設定し、当該第1高圧ブロックは第2高
圧ブロックの低圧側端からほぼ中央までの間に位置させ
て高圧ボビンに巻回し、前記第1高圧ブロックの高圧側
と低圧コイルのコレクタ側との間にリンギング除去手段
を接続したことにある。
〔作用〕
第1高圧ブロックは第2高圧ブロックの低圧側端からほ
ぼ中央までに位置して巻回されているから、該第1高圧
ブロックの巻幅を狭くすることができ、もって分布容量
を小さくすることができ、この結果共振電流を小さくす
ることができる。また、第1高圧ブロックを低圧コイル
とほぼ等しいターン数、即ち、低圧コイルのターン数に
対して2倍程度までのターン数に設定することにより、
低圧コイルのコレクタ側と第1高圧ブロックの高圧側端
とを、基本パルスの波高値からみてほぼ同電位に保持す
ることができ、これらの間にリンギング除去手段を設け
ても該リンギング除去手段には高調液分のみが流れ、基
本液分が損失することかない。さらに、リンギング除去
手段の定数を臨界制動条件に設定することにより、リン
ギングを確実に除去することができ、高圧レギュレーシ
ョンを改善することができる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて
詳述する。なお、高圧コイル、リンギング除去手段を除
いて従来技術と変わるところがないから、これら同一構
成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
然るに、21は本実施例に用いる高圧コイルで、該高圧
コイル21も高圧ボビン4の外周に5層の層間紙5,5
.・・・と第1ないし第5層の高圧ブロック21A、2
1B、・・・21Eとが交互に、かつ径方向に同軸円筒
状に巻回されている。ここで、第1図に示すように前記
各高圧ブロック21A〜21Hのうち、第2高圧ブロッ
ク21B以後の4層の高圧ブロック21B〜21Eは高
圧ボビン4の巻幅に対して全幅巻回され、かつそのコイ
ルターン数は低圧コイル3のコイルターン数の6〜7倍
のターン数に巻回されている。これに対し、最低圧側と
なる第1高圧ブロック21Aは第2高圧ブロック21B
の低圧側端から軸方向のほぼ中央までの間に位置させて
高圧ボビン4の最内周側に巻回されている。そして、こ
のように巻回された第1高圧ブロック21Aのコイルタ
ーン数は、低圧コイル3のコイルターン数とほぼ等しい
ターン数に設定されている。
なお、ここで第1高圧ブロック21Aを第2高圧ブロッ
ク21Bの低圧側端から軸方向のほぼ中央までの間に位
置させるとは、文字通り軸方向のほぼ中間位置まで位置
させる必要はなく、分布容量は巻幅の2乗に比例するこ
とから、好ましくは軸方向の中央まで到達しないような
任意の巻幅でよい。一方、前述した低圧コイル3のコイ
ルターン数とほぼ等しいターン数とは、第1高圧ブロッ
り21Aのコイルターン数が2倍程度まで巻回されてい
る状態を含むもので、第1高圧プロ・ンク21Aのコイ
ルターン数が余り多くなると、後述するリンギング除去
回路22を介して低圧コイル3に流れる基本液分が多く
なって、損失が大となり、かつ該リンギング除去回路2
2のコンデンサ22Bに耐圧の高いものが必要となり、
好ましくない。
また、22は本実施例のリンギング除去手段としてのリ
ンギング除去回路で、該リンギング除去回路22は抵抗
22Aとコンデンサ22Bとの直列接続回路からなり、
その抵抗22A側は第1高圧ブロック21Aの高圧側端
と接続点Aを介して接続され、コンデンサ22B側は低
圧コイル3のコレクタ側端と接続点Bを介して接続され
ている。ここで、コンデンサ22Bとしては数10PF
から数1000PFまでのもの、抵抗22Aも100Ω
程度から2OKΩ位までのものを使用することができる
さらに、本実施例では従来技術による抵抗16は使用さ
れておらず、第1高圧ブロック21Aの低圧側は直ちに
接地され、またはダイオードを介して接地され、また各
高圧ブロック21A〜21Eと高圧ダイオード7A〜7
Eは交尾に直列接続されている。
本実施例はこのように構成されるが、高電圧発生装置と
しての作動は従来技術のものと格別変わるところがない
然るに、本実施例においては、高圧コイル21を構成す
る第1高圧ブロック21Aを、第2高圧ブロック21B
の低圧側端から軸方向のほぼ中央までの間に位置させて
高圧ポビン4の最内周側に巻回させる構成としたから、
該第1高圧ブロック21Aの巻幅を従来技術のものと比
較して大幅に狭くすることができる。この結果、第1高
圧ブロック21Aの巻幅の2乗に比例する分布容量を著
しく小さくすることができ、共振電流を小さく抑えるこ
とができる。かくして、低圧コイル3や誘電体損による
発熱をなくすことができる。
一方、第1高圧ブロック21Aのコイルターン数が低圧
コイル3のコイルターン数とほぼ等しいターン数に設定
されているから、低圧コイル3のコレクタ側に印加され
る基本パルスの波高値と、第1高圧ブロック21Aの高
圧側端に誘起される基本パルスの波高値とはほぼ同電位
となる。この結果、これらの間にリンギング除去回路2
2を設けても、該リンギング除去回路22の両端電圧は
ほぼ等しい値に維持され、第1高圧ブロック21Aに誘
起された基本パルスが低圧コイル3に流れることがない
。従って、当該基本パルスがリンギング除去回路22が
減衰されるのを防止し、一方当該基本パルスに高調波分
が畳重された場合には、この高調波分のみがリンギング
除去回路22を流れることになり、これを熱として減衰
させることができる。
さらに、高電圧発生装置としてのフライバックトランス
は、第3図に示す如き等価回路となる。
即ち、C1を共振コンデンサ11の容量、Llを偏向ヨ
ーク12と低圧コイル3の合成インダクタンス、C2は
高圧ダイオード7の分布容量および高圧コイル21の分
布容量を1次側に変換した値、L2を低圧コイル3と高
圧コイル21との漏洩インダクタンスを1次側に変換し
た値、C3をインダクタンスL2に並列な等価分布容量
とすると、図示のような等価回路となる。そして、リン
ギング除去回路22を前述のように配設したことは、漏
洩インダクタンスL2 、分布容量C3と並列に該リン
ギング除去回路22を接続したことになる。従って、前
記リンギング除去回路22を構成する抵抗22A、コン
デンサ22Bの定数を臨界制動条件付近に適宜設定する
ことにより、リンギングエネルギを確実に除去すること
ができる。
なお、リンギング除去回路22としては、抵抗22Aと
コンデンサ22Bの直列回路を例示したが、第4図に示
す如く、リンギング除去回路32として抵抗32A、コ
イル32B、コンデンサ32Cを図示のように接続した
ものを用いてもよく、さらには種々の回路構成のものを
使用することができる。また、低圧ボビン2、高圧ポビ
ン4は円筒状に限らす角筒状等任意の形状のものを用い
ることができる。さらに、本発明は高周波用高電圧発生
装置に限るものでないことは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は以I−詳細に述べた如くであって、高圧コイル
を構成する第1高圧ブロックによる分布容量を小さくす
る構成としたから共振電流を可及的に小さくすることが
でき、一方第1高圧ブロックに誘起される基本波と低圧
コイルに印加される基本波をほぼ同電位に保持すると共
に、第1高圧ブロックの高圧側と低圧コイルのコレクタ
側との間にリンギング除去手段を設ける構成としたから
、基本波の損失が少ない状態でリンギングを除去するこ
とができ、安定した高圧出力を得ることができ、また高
圧レギュレーションを改善し、良好な画質特性を得るこ
とができ、さらにリンギング除去手段の設定自由度を高
めることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例に係り、第1図は
本実施例による高電圧発生装置の縦断面図、第2図はそ
の回路構成図、第3図は高電圧発生装置の等価回路図、
第4図は他のリンギング除去回路を示す回路図、第5図
、第6図は従来技術に係り、第5図は従来技術による高
電圧発生装置の縦断面図、第6図はその回路構成図であ
る。 2・・・低圧ボビン、3・・・低圧コイル、4・・・高
圧ボビン、7・・・高圧ダイオード、21・・・高圧コ
イル、21A〜21E・・・第1〜第5の高圧ブロック
、22.32・・・リンギング除去回路。 特許出願人   株式会社村[T1製作所代理人 ブ「
埋土   広  瀬  和 店開        中 
 村  直  樹第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  低圧ボビンに巻回された低圧コイルと、該低圧コイル
    の外周側に位置した高圧ボビンに同軸多層に複数の高圧
    ブロックに分割して巻回された高圧コイルと、該高圧コ
    イルの各層の高圧ブロックと交互に直列接続された複数
    の高圧ダイオードとからなる高電圧発生装置において、
    前記高圧コイルの第1高圧ブロックのコイルターン数を
    前記低圧コイルのコイルターン数とほぼ等しいターン数
    に設定し、当該第1高圧ブロックは第2高圧ブロックの
    低圧側端からほぼ中央までの間に位置させて高圧ボビン
    に巻回し、前記第1高圧ブロックの高圧側と低圧コイル
    のコレクタ側との間にリンギング除去手段を接続したこ
    とを特徴とする高電圧発生装置。
JP61025570A 1986-02-07 1986-02-07 高電圧発生装置 Expired - Lifetime JPH061979B2 (ja)

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JP61025570A JPH061979B2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07 高電圧発生装置

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JPS62185568A true JPS62185568A (ja) 1987-08-13
JPH061979B2 JPH061979B2 (ja) 1994-01-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146793U (ja) * 1988-03-16 1989-10-11
JP2006353039A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Fujitsu Access Ltd スイッチング電源装置

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JP4675689B2 (ja) * 2005-06-17 2011-04-27 富士通テレコムネットワークス株式会社 スイッチング電源装置

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