JPS62185522A - 回転電機の主極 - Google Patents

回転電機の主極

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JPS62185522A
JPS62185522A JP2395586A JP2395586A JPS62185522A JP S62185522 A JPS62185522 A JP S62185522A JP 2395586 A JP2395586 A JP 2395586A JP 2395586 A JP2395586 A JP 2395586A JP S62185522 A JPS62185522 A JP S62185522A
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JP
Japan
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main pole
winding
field winding
core
jaw
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Pending
Application number
JP2395586A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Yamada
山田 利光
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転電機の主極に関するものである。
〔従来の技術〕
回転電機の主極は主極鉄心と主極界磁巻線とから成り、
その従来構造および製造方法は特開昭55−13685
2号公報、実開昭58−186759号公報等に示され
ている。それは、第8図に示すように絶縁部材(1)を
設けた主極鉄心(2)に直接絶縁導体からなる素線(3
)を巻付けて主極界磁巻線(4)を形成する。
その後、上記の主極鉄心(2)と主極界磁巻線(4)と
を一体としだ主極(5)に、絶縁樹脂の滴下、浸漬ある
いは真空加圧等による含浸および加熱等による硬化(以
下単に「絶縁処理」と称する)を行うか、巻付けられる
上記素線(3)に、事前に絶縁樹脂を付着させた物を使
用し、上記主極界磁巻線(4)形成後、素線(3)の付
着絶縁樹脂の硬化を行うものである。これらの主極鉄心
(2)は、素線(3)を巻付ける胴部(6)の幅寸法お
よび長さ寸法のAおよびC(継鉄側寸法)とBおよびD
(あご(2a)測寸法)がそれぞれ等しい形状であった
。それは胴部幅が平行で一様な厚さの薄鋼板を長方向に
積層して主極鉄心を形成するからである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
主極(5)は第9図および第9図のX−X線断面図であ
る第10図に示すように環状の継鉄(7)の内周面に取
付けられており、継鉄(7)の下部に位置する主極(5
a)は、製造時(第8図の状態)の上下逆方向に取付け
られる。このため上側の主極(5)はあご部(2a)で
支持されるが、従来構造の下側位置の主極(5a)は、
主極界磁巻線(4)が運転時に主極鉄心(2)から除々
に剥れて落下し、絶縁特性や冷却効率が低下していた。
これは運転時の振動や温度上昇で、前述の主極鉄心(2
)への素線(3)の巻付けが緩んだり、主極鉄心(2)
と主極界磁巻線(4)とを固着させるための絶縁処理の
絶縁樹脂や、素線(3)に付着させた絶縁樹脂が劣化し
て固着力が低下するためであった。また上記絶縁樹脂が
十分に充填されず、接着力が弱いことも原因であった。
さらに、主極鉄心(1)は厚さが1.0〜]、 、 6
 nunの薄鋼板を積層して成るため、層方向にスリッ
トが多数少じて主極鉄心(1)が緩むため、主極界磁巻
線(4)はよすすべりやすい状態であった。
本発明は上記のような問題点を解決するために成された
もので、その目的は主極界磁巻線を主極鉄心に固定し、
運転時における主極界磁巻線の落下を防止し、安定なる
運転ができる回転電機の主極を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の回転電機の主極は
、環状継鉄の内周側に胴部を取付け、胴部の先端に円周
方向に延設したあご部を有する主極鉄心と、その主極鉄
心の胴部の周囲とあご部下(回転電機においては固定子
と回転子のギャップに近い方を上、遠い方を下とする)
面に設けた絶縁部材と、その絶縁部材付の胴部の周囲に
絶縁導体から成る素線を直接巻回し、絶縁樹脂で固定し
た主極界磁巻線とを有する回転電機の主極において、胴
部断面形状は継鉄側を大きくし、あご部側を小さくする
〔作 用〕
このように構成されたものにおいては、主極界=3− 磁巻線が」二方ではあご部にて支持され、下方は上方よ
り大きく形成された胴部外側面にて支持されるので、運
転時における主極界磁巻線の落下を防止し、安定な運転
ができる回転電機の主極となる。
〔実施例〕
実施例1 以下、本発明の第1の実施例について、第1図を参照し
て説明する。
第1図に示すように、所定の工程により絶縁部材(1)
を設けた主極鉄心(2)の胴部(6)に直接絶縁導体か
らなる素線(3)を巻付けて主極界磁巻線(4)を形成
する。しかる後に主極界磁巻線(4)の内部空隙や、主
極界磁巻線(4)と主極鉄心(2)との空隙に絶縁樹脂
を充填し、上記主極鉄心(2)と主極界磁巻線(4)と
を固定させるために絶縁処理を行う。
ここに使用する主極鉄心(2)は、胴部(6)の周方向
横断面形状をA(継鉄側寸法)がB(あご測寸法)より
大きい扇形とした薄鋼板を積層して形成する。
絶縁処理に使用する絶縁樹脂は、エポキシ、ポリブタジ
ェン、ポリイミド等を主成分とする熱硬化性あるいは室
温硬化性の樹脂である。また、主極鉄心(2)の絶縁部
材(1)は、上記絶縁樹脂をガラス繊維または耐熱有機
繊維等の基布に塗布含浸して成るテープあるいはシート
を巻付けて形成するか、あるいは単に上記絶縁樹脂を塗
布して形成する。
また上記の繊維布のテープあるいはシートを巻付けるだ
けでも、後の絶縁処理によって絶縁樹脂がテープあるい
はシートに含浸されるため主極鉄心(2)の絶縁部材(
1)を形成することができる。
上記実施例によれば、主極(5)が第9図に示す下部の
位置に取付られても、主極鉄心(2)の胴部(6)の寸
法かあと(2a)側より継鉄側が大きいため、主極界磁
巻線(4)は胴部(6)の側面とあご部(2a)とに挟
まれて固定され、継鉄側への移動が無くなる。
このことから、運転時の主極界磁巻線(4)の落下を防
止することができるため、絶縁特性や冷却効率の低下が
無く、安定なる運転ができる。
実施例2 上記実施例1において、主極鉄心(2)の胴部(6)に
巻付ける素線(3)を、事前に未硬化の絶縁樹脂を付着
させたものにすれば、絶縁処理を行うことなく単に付着
絶縁樹脂を硬化させることによって主極(5)を形成す
ることができる。
この実施例2は、前記実施例1と同様な作用および効果
を示すと同時に、絶縁処理における絶縁樹脂の食延工程
が省略でき、大幅に主極の製造時間が短縮できる。
実施例3 更に上記の2実施例において、第2図に示すように主極
鉄心(2)の肩部(8)あるいは主極界磁巻線(4)の
下部(図では上側)のうち少なくとも一方に絶縁枠(9
)を設ける。絶縁枠(9)と、ガラス繊維あるいは耐熱
有機繊維と絶縁樹脂からなる積層板で形成する。
このような構成によれば、前述の2実施例と同様な作用
および効果を示す以外に、主極鉄心(2)の胴部(6)
の絶縁部材(1)の外側に直接巻付けられる素線(3)
の外側の部分の型くずれを防止することができる。これ
は大形の主極界磁巻線(4)を形成する主極に特に効果
がある。
実施例4 第3図に第4の実施例を示す。ここに使用する主極鉄心
(2)は、薄鋼板を積層して形成する際に、層間の少な
くとも一ケ所(第3図では4ケ所)にクサビ(10)を
挿入し、胴部(6)の軸方向縦断面形状をC(継鉄側寸
法)がD(あご測寸法)より大きい台形とする。胴(6
)の幅は実施例1と同じにしてもよいし、平行にしても
よい。他は実施例1の通りである。クサビ(10)は繊
維強化プラスチックを用いる。
このようにしても実施例1と同様な作用効果が得られる
実施例5 上記実施例4において、主極鉄心(2)の胴部(6)に
巻付ける素線(3)を事前に未硬化の絶縁樹脂を付着さ
せたものにすれば、絶縁処理を行うことな匂 く単に肺着絶縁樹脂を硬化させることによって主極(5
)を形成することができる。
この実施例5は、前記実施例4と同様な作用および効果
を発揮すると同時に、絶縁処理における絶縁樹脂の含浸
工程が省略でき、大幅に主極(5)の製造時間が短縮で
きる。
実施例6 更に上記実施例4,5において、第4図に示すように主
極鉄心(2)の肩部(8)の下部あるいは主極界磁巻線
(4)の下部のうち少なくとも一方に絶縁枠(9)を設
ける。絶縁枠(9)は、ガラス繊維あるいは耐熱有機繊
維と絶縁樹脂からなる積層板で形成する。
このような構成によれば、前述の実施例4,5と同様な
作用および効果を発揮する以外に、主極鉄心(2)の胴
部(6)に直接巻付けられる素線(3)の外側の部分の
型くずれを防止することができる。
これは大形の主極界磁巻線(4)を形成する主極(5)
に特に効果がある。
実施例7 第3図に示す構成の他に主極鉄心(2)の継鉄側長さ寸
法をあご側長さ寸法より大きくするには、第5図に示す
ようにクサビ(10)を主極鉄心(2)の−8= 両端に形成してもよい。これはクサビ(10)の挿入が
容易であるため主極(5)の製造時間が大幅に短縮でき
る。
実施例8 また第6図に示すように主極鉄心(2)の両端にカギ形
ブロック(11)を形成することにより、主極鉄心(2
)の継鉄側長さ寸法をあご側寸法長さより大きくするこ
とができる。カギ形ブロック(11)は上記のクサビ(
10)と同材質とする。これは主極鉄心(2)の胴部(
6)に直接巻付けられる素線(3)の型くずれを防止す
ることができる。
実施例9 また第7図に示すように薄鋼板の継鉄側層側にクサビ形
の空隙(12)を形成するようにブロック(13)を挿
入し、主極鉄心(2)の継鉄側長さ寸法をあご側長さ寸
法より大きくした構造によれば、上記空隙(12)が通
風口となり冷却効率がより向上する。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、素線が巻付けられて主極界磁巻線
を形成する主極鉄心の胴部の断面形状を継鉄側が大であ
ご側が小になるようにしたので、主極界磁巻線は主極鉄
心に固定され落下しなくなり、安定な運転ができる回転
電機の主極を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転電機の主極の第1および第2の実
施例に共通な部分を示す横断面図、第2図は第3の実施
例を示す横断面図、第3図は第4および第5の実施例に
共通な部分を示す縦断面図、第4図は第6の実施例を示
す縦断面図、第5図ないし第7図は第7ないし第9の実
施例を示す縦断面図、第8図は従来の回転電極の主極の
要部破断斜視図、第9図は第8図の主極の配置図、第1
0図は第9図のX−X線に沿う矢視断面図である。 1・・・絶縁部材、    2・・・主極鉄心、2a・
・・あご部、     3・・・素線、4・・・主極界
磁巻線、  5・・・主極、6・・・胴部、     
 7・・・継鉄。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)環状継鉄の内周側に胴部を取付け胴部の先端に円
    周方向に延設したあご部を有する主極鉄心と、その主極
    鉄心の胴部の周囲とあご部下面に設けた絶縁部材と、そ
    の絶縁部材付の胴部の周囲に絶縁導体から成る素線を直
    接巻回し絶縁樹脂で固定した主極界磁巻線とを有する回
    転電極の主極において、胴部断面形状は継鉄側を大きく
    し、あご部側を小さくしたことを特徴とする回転電機の
    主極。
  2. (2)胴部の周方向横断面は扇形状にしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の回転電機の主極。
  3. (3)胴部の軸方向縦断面は台形状にしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転電機の
    主極。
JP2395586A 1986-02-07 1986-02-07 回転電機の主極 Pending JPS62185522A (ja)

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