JPS62185302A - バリスタ用磁器組成物 - Google Patents
バリスタ用磁器組成物Info
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- JPS62185302A JPS62185302A JP61027028A JP2702886A JPS62185302A JP S62185302 A JPS62185302 A JP S62185302A JP 61027028 A JP61027028 A JP 61027028A JP 2702886 A JP2702886 A JP 2702886A JP S62185302 A JPS62185302 A JP S62185302A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はチタン酸ストロンチウム系のバリスタ用磁器
組成物に関する。
組成物に関する。
(従来技術)
この発明の背景となる従来のバリスタ用磁器組成物が、
特開昭59−188902〜188906号公報に開示
されている。これら従来の組成物は、単位厚み当たりの
しきい値電圧や非直線係数など電気的特性のばらつきが
小さいバリスタを製造できるという特性を有している。
特開昭59−188902〜188906号公報に開示
されている。これら従来の組成物は、単位厚み当たりの
しきい値電圧や非直線係数など電気的特性のばらつきが
小さいバリスタを製造できるという特性を有している。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、これら従来の組成物では、単位厚み当た
りのしきい値電圧がIOV以下で、しかも非直線係数の
良好なバリスタを得ることはできなかった。ところが、
しきい値電圧を下げるためにユニットの厚さを薄くする
と、ユニット強度が低下する。また、たとえば、Znや
A2など還元力の強い電極で高抵抗層を薄くしてしきい
値電圧を下げると、サージ耐量力弓弓くなる。
りのしきい値電圧がIOV以下で、しかも非直線係数の
良好なバリスタを得ることはできなかった。ところが、
しきい値電圧を下げるためにユニットの厚さを薄くする
と、ユニット強度が低下する。また、たとえば、Znや
A2など還元力の強い電極で高抵抗層を薄くしてしきい
値電圧を下げると、サージ耐量力弓弓くなる。
このため、たとえば信号ラインの標準電圧が低い電子機
器においては、信号ラインでの異常電圧やノイズの吸収
などに、バリスタを用いることができなかった。
器においては、信号ラインでの異常電圧やノイズの吸収
などに、バリスタを用いることができなかった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、単位厚み当たり
のしきい値電圧がIOV以下で、しかも非直線係数の良
好なバリスタ用磁器組成物を提供することである。
のしきい値電圧がIOV以下で、しかも非直線係数の良
好なバリスタ用磁器組成物を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、(Sr+−x Me ’x ) (Ti
t−yMe″y)03 (Mi成成牛中Xおよびyは各
成分のモル分率で0.03≦X≦0.30.0≦y≦0
.20の範囲にあり、Me’はBa、CaおよびMgの
うちから選ばれた1種以上、Me“はZrおよびSnの
うちから選ばれた1種以上)で表された主成分を99.
0〜99.9モル%、希土類元素、Nb、TaおよびW
の酸化物のうちの少なくとも1種を0.1〜1.0モル
録、および前記主成分と前記酸化物とYで安定化させた
部分安定化ジルコニアとを合わせて100重量%にした
とき、この部分安定化ジルコニアを0.1〜15重量%
含んだ、バリスタ用磁器組成物である。
t−yMe″y)03 (Mi成成牛中Xおよびyは各
成分のモル分率で0.03≦X≦0.30.0≦y≦0
.20の範囲にあり、Me’はBa、CaおよびMgの
うちから選ばれた1種以上、Me“はZrおよびSnの
うちから選ばれた1種以上)で表された主成分を99.
0〜99.9モル%、希土類元素、Nb、TaおよびW
の酸化物のうちの少なくとも1種を0.1〜1.0モル
録、および前記主成分と前記酸化物とYで安定化させた
部分安定化ジルコニアとを合わせて100重量%にした
とき、この部分安定化ジルコニアを0.1〜15重量%
含んだ、バリスタ用磁器組成物である。
この発明のバリスタ用磁器組成物は、主成分原料を調合
・混合し、空気中または中性雰囲気で仮焼し、これに希
土類元素、Nb、TaおよびWの酸化物のうちの少なく
とも1種とYで安定化させた部分安定化ジルコニアとを
加えて湿式混合した後、乾燥し、これに有機バインダを
加え造粒して成形し、さらにこの成形物を空気中または
中性雰囲気中で予備焼成し、次いで還元性雰囲気中で焼
成してさらに熱処理することによって得られる。
・混合し、空気中または中性雰囲気で仮焼し、これに希
土類元素、Nb、TaおよびWの酸化物のうちの少なく
とも1種とYで安定化させた部分安定化ジルコニアとを
加えて湿式混合した後、乾燥し、これに有機バインダを
加え造粒して成形し、さらにこの成形物を空気中または
中性雰囲気中で予備焼成し、次いで還元性雰囲気中で焼
成してさらに熱処理することによって得られる。
この熱処理をして得られた磁器に電極を形成することに
より、バリスタを製造することができる。
より、バリスタを製造することができる。
(発明の効果)
この発明によれば、単位厚み当たりのしきい値電圧がI
OV以下でしかも非直線係数の良好なバリスタを得るこ
とができる。このため、たとえば、これまでツェナーダ
イオードやパスコンが用いられていた、たとえば、低電
圧の信号ラインにおける異常電圧やノイズの吸収などに
も、バリスタを用いることができるようになる。また、
現在までのところ、従来のバリスタの外形・寸法でしき
い値電圧を10V以下にする添加物は開発されておらず
、もっばら厚さを薄くすることによってしきい値電圧を
下げていた。しかし、この発明によると、厚さを薄くし
てしきい値電圧をIOV以下にしなくてすむので、従来
通りの外形・寸法のバリスタにすることができる。この
ため、ユニット強度に無理がなく、現工程をそのまま用
いることもできるという利点も得られる。
OV以下でしかも非直線係数の良好なバリスタを得るこ
とができる。このため、たとえば、これまでツェナーダ
イオードやパスコンが用いられていた、たとえば、低電
圧の信号ラインにおける異常電圧やノイズの吸収などに
も、バリスタを用いることができるようになる。また、
現在までのところ、従来のバリスタの外形・寸法でしき
い値電圧を10V以下にする添加物は開発されておらず
、もっばら厚さを薄くすることによってしきい値電圧を
下げていた。しかし、この発明によると、厚さを薄くし
てしきい値電圧をIOV以下にしなくてすむので、従来
通りの外形・寸法のバリスタにすることができる。この
ため、ユニット強度に無理がなく、現工程をそのまま用
いることもできるという利点も得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう
。
は、以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう
。
(実施例■)
主成分たるSi成分、Ti成分およびCa成分を含む原
料を、表1の組成となるように秤量して混合した後、空
気中または中性雰囲気中1150〜1300℃で仮焼し
た。このようにして得られた仮焼物に、Erの酸化物を
添加し、前記主成分99.8モル%およびErの酸化物
0.2モル%とした後、表1に示す組成となるようにY
で安定化させた部分安定化ジルコニアを添加した。さら
に、こh に鉱化剤s i Oz 、 A 12z O
3,Bz 03のうち少なくとも1種と有機バインダ4
重量%とを加えて湿式混合した。そして、これを脱水・
造粒し、1000〜1500 kg/cnlの圧力を加
えて成形した。
料を、表1の組成となるように秤量して混合した後、空
気中または中性雰囲気中1150〜1300℃で仮焼し
た。このようにして得られた仮焼物に、Erの酸化物を
添加し、前記主成分99.8モル%およびErの酸化物
0.2モル%とした後、表1に示す組成となるようにY
で安定化させた部分安定化ジルコニアを添加した。さら
に、こh に鉱化剤s i Oz 、 A 12z O
3,Bz 03のうち少なくとも1種と有機バインダ4
重量%とを加えて湿式混合した。そして、これを脱水・
造粒し、1000〜1500 kg/cnlの圧力を加
えて成形した。
この成形物を空気中または中性雰囲気中1000〜13
00℃で熱して有機バインダをとばした。
00℃で熱して有機バインダをとばした。
次いで、還元性雰囲気中1300℃〜1450℃で焼成
し、直径8龍、厚さ0.5++nの半導体磁器円板を得
た。
し、直径8龍、厚さ0.5++nの半導体磁器円板を得
た。
次に、この半導体磁器円板を空気中1000〜1250
℃で熱処理し、その後磁器円板表面に恨ペーストを印刷
塗布して、空気中800℃で焼き付けて電極を形成し、
バリスタを作成した。
℃で熱処理し、その後磁器円板表面に恨ペーストを印刷
塗布して、空気中800℃で焼き付けて電極を形成し、
バリスタを作成した。
このようにして作成されたバリスタについて、しきい値
電圧(Vth)および非直線係数(α)を求め、その結
果を表1に示す。表1中に*印を付した番号の試料はこ
の発明の範囲外のものを示し、しきい値電圧(vth)
はバリスタに1mAの電流を流したときの電圧値であり
、また、非直線係数(α)は次式によって算出した値で
ある。
電圧(Vth)および非直線係数(α)を求め、その結
果を表1に示す。表1中に*印を付した番号の試料はこ
の発明の範囲外のものを示し、しきい値電圧(vth)
はバリスタに1mAの電流を流したときの電圧値であり
、また、非直線係数(α)は次式によって算出した値で
ある。
tx= 1 / log (VIIITIIA/ V+
ma )式中、V+oma:バリスタに10mAの電流
を流したときの電圧値 表−1 *印はこの発明の範囲外 ただし、主成分を99.8モル%およびEr2O3を0
. 2モル%とした。
ma )式中、V+oma:バリスタに10mAの電流
を流したときの電圧値 表−1 *印はこの発明の範囲外 ただし、主成分を99.8モル%およびEr2O3を0
. 2モル%とした。
(実施例■)
主成分の組成と添加する部分安定化ジルコニアとを表2
のように調合した以外は、実施例Iと同じ方法によって
バリスタを作成した。このようにして得られたそれぞれ
のバリスタについて、実施例Iと同様にしきい値電圧お
よび非直線係数を求め、その結果を表2に示した。表2
中、*印を付した番号の試料は、この発明の範囲外のも
のを示*印はこの発明の範囲外 (実施例■) 主成分の組成と添加する部分安定化ジルコニアとを表3
のように調合した以外は、実施例■と同じ方法によって
バリスタを作成した。このようにして得られたそれぞれ
のバリスタについて、実施例Iと同様にしきい値電圧お
よび非直線係数を求め、その結果を表3に示した。表3
中、*印を付した番号の試料は、この発明の範囲外のも
のを示*印はこの発明の範囲外 ただし、主成分を99.8モル%およびNb、O、を0
. 2(実施例■) 次に示す一般式で表したとき、表4の組成になるように
調合した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタ
を作成した。
のように調合した以外は、実施例Iと同じ方法によって
バリスタを作成した。このようにして得られたそれぞれ
のバリスタについて、実施例Iと同様にしきい値電圧お
よび非直線係数を求め、その結果を表2に示した。表2
中、*印を付した番号の試料は、この発明の範囲外のも
のを示*印はこの発明の範囲外 (実施例■) 主成分の組成と添加する部分安定化ジルコニアとを表3
のように調合した以外は、実施例■と同じ方法によって
バリスタを作成した。このようにして得られたそれぞれ
のバリスタについて、実施例Iと同様にしきい値電圧お
よび非直線係数を求め、その結果を表3に示した。表3
中、*印を付した番号の試料は、この発明の範囲外のも
のを示*印はこの発明の範囲外 ただし、主成分を99.8モル%およびNb、O、を0
. 2(実施例■) 次に示す一般式で表したとき、表4の組成になるように
調合した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタ
を作成した。
(Sr+−x Me ’11 )(Tit−、Me 5
y)03+Z十部分安定ジルコニア5重量%(ただし、
Zは希土類元素、Ta、Wの酸化物) このようにして得られたそれぞれのバリスタについて、
実施例Iと同様にしきい値電圧および非直線係数を求め
、その結果を表4に示した。表4中、*印を付した番号
の試料は、この発明の範囲外のものを示す。
y)03+Z十部分安定ジルコニア5重量%(ただし、
Zは希土類元素、Ta、Wの酸化物) このようにして得られたそれぞれのバリスタについて、
実施例Iと同様にしきい値電圧および非直線係数を求め
、その結果を表4に示した。表4中、*印を付した番号
の試料は、この発明の範囲外のものを示す。
(以下余白)
(比較例I)
主成分の組成と添加するZrO2とを表5のように調合
した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタを作
成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタに
ついて、実施例■と同様にしきい値電圧および非直線係
数を求め、その結果を表5に示した。
した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタを作
成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタに
ついて、実施例■と同様にしきい値電圧および非直線係
数を求め、その結果を表5に示した。
表−5
ただし、主成分を99.8モル%およびEr、03を0
. 2モル%とした。
. 2モル%とした。
(比較例■)
主成分の組成と添加物(ZrO□およびYz 。
、を重量比95:5で十分に混合したもの)とを表6の
ように調合した以外は、実施例■と同じ方法によってバ
リスタを作成した。このようにして得られたそれぞれの
バリスタについて、実施例■と同様にしきい値電圧およ
び非直線係数を求め、その結果を表6に示した。
ように調合した以外は、実施例■と同じ方法によってバ
リスタを作成した。このようにして得られたそれぞれの
バリスタについて、実施例■と同様にしきい値電圧およ
び非直線係数を求め、その結果を表6に示した。
表−6
ただし、主成分を99.8モル%およびErzO=を0
. 2モル%とした。
. 2モル%とした。
(比較例■)
主成分の組成と添加するY2O3とを表7のように調合
した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタを作
成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタに
ついて、実施例1と同様にしきい値電圧および非直線係
数を求め、その結果を表7に示した。
した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタを作
成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタに
ついて、実施例1と同様にしきい値電圧および非直線係
数を求め、その結果を表7に示した。
1印はしきい値1升勿舗1j疋器の耐圧限界を超え、測
定不能となったもの。
定不能となったもの。
(比較例■)
主成分の組成と添加するZrO□とを表8のように調合
した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタを作
成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタに
ついて、実施例Iと同様にしきい値電圧および非直線係
数を求め、その結果を表8に示した。
した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタを作
成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタに
ついて、実施例Iと同様にしきい値電圧および非直線係
数を求め、その結果を表8に示した。
ただし、主成分を99.8モル%およびNbzOsを0
.2モル%とした。
.2モル%とした。
(比較例■)
主成分の組成と添加物(Z r O,およびY2O、を
重量比95:5で十分に混合したもの)とを表9のよう
に調合した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリス
タを作成した。このようにして得られたそれぞれのバリ
スタについて、実施例Iと同様にしきい値電圧および非
直線係数を求め、その結果を表9に示した。
重量比95:5で十分に混合したもの)とを表9のよう
に調合した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリス
タを作成した。このようにして得られたそれぞれのバリ
スタについて、実施例Iと同様にしきい値電圧および非
直線係数を求め、その結果を表9に示した。
ただし、主成分を99.8モル%およびNb2O,を0
. 2モル%とした。
. 2モル%とした。
(比較例■)
主成分の組成と添加するY2O3とを表10のように調
合した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタを
作成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタ
について、実施例Iと同様にしきい値電圧および非直線
係数を求め、その結果を表10に示した。
合した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタを
作成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタ
について、実施例Iと同様にしきい値電圧および非直線
係数を求め、その結果を表10に示した。
なったもの。
(比較例■)
主成分の組成と添加するZrO,とを表11のように調
合した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタを
作成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタ
について、実施例■と同様にしきい値電圧および非直線
係数を求め、その結果を表11に示した。
合した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタを
作成した。このようにして得られたそれぞれのバリスタ
について、実施例■と同様にしきい値電圧および非直線
係数を求め、その結果を表11に示した。
ただし、主成分を99.8モル%およびNbzOsを0
.2モル%とした。
.2モル%とした。
(比較例■)
主成分の組成と添加物(ZrO□およびY2O3を重量
比95:5で十分に混合したもの)とを表12のように
調合した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタ
を作成した。このようにして得られたそれぞれのバリス
タについて、実施例Iと同様にしきい値電圧および非直
線係数を求め、その結果を表12に示した。
比95:5で十分に混合したもの)とを表12のように
調合した以外は、実施例■と同じ方法によってバリスタ
を作成した。このようにして得られたそれぞれのバリス
タについて、実施例Iと同様にしきい値電圧および非直
線係数を求め、その結果を表12に示した。
表−1ま
ただし、主成分を99.8モル%およびNb2O5を0
.2モル%とした。
.2モル%とした。
(比較例■)
主成分の組成と添加物するY2O,とを表13のように
調合した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタ
を作成した。このようにして得られたそれぞれのバリス
タについて、実施例■と同様にしきい値電圧および非直
線係数を求め、その結果を表13に示した。
調合した以外は、実施例Iと同じ方法によってバリスタ
を作成した。このようにして得られたそれぞれのバリス
タについて、実施例■と同様にしきい値電圧および非直
線係数を求め、その結果を表13に示した。
表−13
この発明のバリスタ用磁器組成物における組成の限定理
由は次の通りである。
由は次の通りである。
(1)主成分において、Me’のモル分率Xが0.03
未満では非直線係数が小さくなりすぎるので好ましくな
く、また、Xが0.30を超えるとしきい値電圧が高く
なるので好ましくない。
未満では非直線係数が小さくなりすぎるので好ましくな
く、また、Xが0.30を超えるとしきい値電圧が高く
なるので好ましくない。
(2)主成分において、Me“のモル分率yが0.20
を超えるとしきい値電圧が高くなるので好ましくない。
を超えるとしきい値電圧が高くなるので好ましくない。
(3)希土類元素、Nb、TaおよびWの酸化物7
のうちの少なくとも1種が0.1モル%未満では、しき
い値電圧が高くなるので好ましくなく、1゜0モル%を
超えるとバリスタ特性が得られなくなるので好ましくな
い。
のうちの少なくとも1種が0.1モル%未満では、しき
い値電圧が高くなるので好ましくなく、1゜0モル%を
超えるとバリスタ特性が得られなくなるので好ましくな
い。
(4)Yで安定化させた部分安定化ジルコニアの重量%
が0.1未満ではしきい値電圧が高くなるので好ましく
ない(表1から表3までの試料番号1および2参照)。
が0.1未満ではしきい値電圧が高くなるので好ましく
ない(表1から表3までの試料番号1および2参照)。
一方、Yで安定化させた部分安定化ジルコニアの重量%
が15を超えると、単なる抵抗体となるため好ましくな
い(表1から表3までの試料番号7および8参照)。
が15を超えると、単なる抵抗体となるため好ましくな
い(表1から表3までの試料番号7および8参照)。
(5) Z’ r O,を単独で添加すれば、添加す
る世が多くなるほどしきい値電圧も大きくなり好ましく
ない(表52表8および表11参照)。
る世が多くなるほどしきい値電圧も大きくなり好ましく
ない(表52表8および表11参照)。
(6)Y2Offを単独で添加すれば、はじめのうちは
添加量の増大とともにしきい値電圧が小さくなるが、そ
の後は添加量の増大にともなってしきい値電圧が急激に
大きくなり好ましくない(表7、表10および表13参
照)。
添加量の増大とともにしきい値電圧が小さくなるが、そ
の後は添加量の増大にともなってしきい値電圧が急激に
大きくなり好ましくない(表7、表10および表13参
照)。
(7)ZrO□とY2O3とを混合して与えると、しき
い値電圧を低下させる効果は確認できるが、Yで安定化
させた部分安定化ジルコニアはどの効果は得られない(
表61表9および表12参照)。
い値電圧を低下させる効果は確認できるが、Yで安定化
させた部分安定化ジルコニアはどの効果は得られない(
表61表9および表12参照)。
特許出願人 株式会社 村田製作所
代理人 弁理士 岡 1) 全 啓
(ほか1名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (Sr_1_−_xMe′_x)(Ti_1_−_yM
e″_y)O_3(組成式中、xおよびyは各成分のモ
ル分率で0.03≦x≦0.30、0≦y≦0.20の
範囲にあり、Me′はBa、CaおよびMgのうちから
選ばれた1種以上、Me″はZrおよびSnのうちから
選ばれた1種以上)で表された主成分を99.0〜99
.9モル%、 希土類元素、Nb、TaおよびWの酸化物のうちの少な
くとも1種を0.1〜1.0モル%、および 前記主成分と前記酸化物とYで安定化させた部分安定化
ジルコニアとを合わせて100重量%にしたとき、前記
部分安定化ジルコニアを0.1〜15重量%含んだ、バ
リスタ用磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61027028A JPS62185302A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | バリスタ用磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61027028A JPS62185302A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | バリスタ用磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185302A true JPS62185302A (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12209616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61027028A Pending JPS62185302A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | バリスタ用磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62185302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014019589A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Ohara Inc | 光路長変化の小さい材料 |
-
1986
- 1986-02-10 JP JP61027028A patent/JPS62185302A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014019589A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Ohara Inc | 光路長変化の小さい材料 |
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