JPS6218477A - 油変性アルキド樹脂塗料組成物 - Google Patents

油変性アルキド樹脂塗料組成物

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JPS6218477A
JPS6218477A JP15764285A JP15764285A JPS6218477A JP S6218477 A JPS6218477 A JP S6218477A JP 15764285 A JP15764285 A JP 15764285A JP 15764285 A JP15764285 A JP 15764285A JP S6218477 A JPS6218477 A JP S6218477A
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安生 木谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐候性、金属に対する密着性、光沢、耐候性、
硬度等において優れた塗膜を与える無溶剤型の塗料組成
物に関する。
〔従来技術〕
油変性アルキド樹脂は多塩基酸と多価アルコールと不飽
和脂肪酸とから一般に調製され、成分中の不飽和脂肪酸
の二重結合が空気中の酸素により架橋反応に与ることに
よって硬化する1質を利用して、常乾用塗料ちるいは焼
付用塗料等の各種の塗料に使用されている・特公昭45
−431号、同58−46274号、特開昭53−52
596号、同53−67792号、同56−50910
号、同53−69251号)。
油変性アルキド樹脂において樹脂中の脂肪酸がグリセリ
ンと反応してトリグリセライドを形成したと考えたとき
に、そのトリグリセライドが樹脂中に占める重1百分率
を油長というが、これは塗料の物理的性質すなわち溶解
度、硬度、光沢、保色力、耐候性、硬化時間あるいは貯
蔵性等を判断する上で重要な指標となっている。たとえ
ば、油長の増加は塗膜の柔軟性および有機溶剤に対する
溶解度を増加するのに役立つが、塗膜の硬度を減少させ
る傾向がある。一方、油長の減少は塗膜の光沢および保
色力を向上させるのに役立つが、塗料の延展性を減少さ
せる傾向がある。もちろん、油長のみが上記の塗料の物
理的性質を左右するのではなく、油変性アルキド樹脂の
他の成分の性質によってこれらの性質は支配される。
従来、油変性アルキド樹脂としては、油長30%〜80
%程度のものが一般にテレピン油、トルエン等の溶剤に
溶解されて常乾用塗料として、およびこれにアミン樹脂
を配合したものが焼付塗料として使用されている。
これら溶剤型塗料は耐候性、金属に対する密着性に優れ
る皮膜を与える。しかし、溶剤が揮赦し、大気汚染に問
題がある。
溶剤を使用しない常乾型油変性アルキド樹脂塗料、すな
わち、 (A)油変性アルキド樹脂 ■上記(A)成分を溶解するアクリル系重合性単量体 (Oラジカル重合開始剤と金属乾燥剤よりなる硬化触媒 よりなる無溶剤型(無公害型)塗料も知られている(特
開昭53−52596号、同53−67792号、同5
3−69251号)。
この無公害型塗料は重防腐塗料として工場のプラント、
船舶の塗装に使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記無公害型油変性アルキド樹脂塗料の耐候
性を向上させて塗膜の寿命を更に長くすることを目的と
する。
〔問題点を解決する具体的手段〕
上記目的は、従来の無公害型塗料に特定の塩素化ポリマ
ーを配合することにより達成される。
(発明の構成) 本発明は、 囚成分: 油変性アルキド      100重量部の)成分: 上記(A)成分を溶解することができる20℃で液状の
アクリル系重合性単量体 50〜200重量部 Ω成分: 塩素含量が60重量%以上の塩化ゴム、塩素化ポリエチ
レン、塩素化ポリプロピレンより選ばれた塩素化ポリマ
ー 上記に)成分と(日成分の和 100重量部に対し、1
0〜50重量部 (ト)成分: 硬化触媒            適 量上記囚、ω)
、C)および0成分が上記割合で配合されていることを
特徴とする油変性アルキド樹脂塗料組成物を提供するも
のである。
(A成分) 本発明による油変性アルキド樹脂組成物の成分囚の油変
性アルキド樹脂層は、従来のまたは将来提供されること
あるべき油変性アルキド樹脂と本質的には変らない(α
、β−不飽和モノカルボン酸で更に変性したものも含む
。α、β−不飽和モノカルボン酸による変性の仕方も、
通常のアルキド樹脂を脂肪酸で変性する仕方と同じであ
る)。
従って、アルキド樹脂の多塩基酸成分としては、無水フ
タル酸、インフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、各種の共役二重
結合含有イソプレンニ曖体と無水マレイン酸とのディー
ルス・アルダ−附加反応により得られる側鎖を有する1
、2,3.6−テトラヒドロ無水フタル酸誘導体たとえ
ばミルセン無水マレイン化物、アロオシメン無水マレイ
ン化物、オシメン無水マレイン化物、3−(β−メチル
−2−ブテニル)−5−メチル−1,2,3,6−チト
ラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、4−メ
チルテトラヒドロ無水フタル酸、トリメリット酸等の芳
香族、脂肪族ないし脂環族の飽和、不飽和多塩基酸が単
用または併用される。ゲル化が生じない範囲で、飽和多
塩基酸の一部としてα、β−不飽和多塩基酸たとえばマ
レイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等で
置換えてもよい。これらのうちでも、特に好ましい多塩
基酸は、フタル酸と3−(β−メチル−2−ブテニル)
−5−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロ無水フタ
ル酸(以下、MBTHPと略称)との組合せである。
MBTHPを多塩基酸の一部として用いるとアルキド樹
脂の低粘化に著るしい効果がある。
多価アルコール成分としては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、フロピレンゲリコール、シフロピ
レンクリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、ト
リメチロールプロパン、トリメチロールエタン、トリス
(2−ヒドロキシエチル)インシアヌレート等が単用ま
たは併用される。一般に、炭素数2〜12程度の二価な
いし四価アルコールがふつうである。
油変性アルキド樹脂を形成する油脂または脂肪酸として
は、空気乾燥性を有するもの、たとえばアマニ油、大豆
油、トール油、サフラワー油等の油脂あるいはそれらよ
シ分離された脂肪酸が挙げられる。
本発明において、金属との密着性のより優れた皮膜を得
るために、上記玉必須成分からなる油変性アルキド樹脂
をざらにα、β−不飽和モノカルボン酸で変性するとよ
い。ここで使用されるα、β−不飽和モノカルボン酸は
、クロトン酸、ソルビン酸または2−(β−フリル)ア
クリル酸である。
これらのうちで特に好ましいのは、ソルビン酸である。
油変性アルキド樹脂中に導入されたこれらのα、β−不
飽和モノカルボン酸は、油変性用脂肪酸と同様に反応し
てアルキド樹脂中に側鎖として存在すると考えられるが
、これらの酸は本発明組成物中において成分■としてア
クリル系重合性単量体を用いたとき、これとラジカル共
重合して硬化に寄与するため、生成塗膜の硬度および耐
水性の改善等に大きな効果をもたらす。
これらの三必須成分または四成分から油変性アルキド樹
脂は常法により製造されるが、具体的には、たとえば、
α、β−不飽和モノカルボン酸、脂肪酸、多塩基酸およ
び多価アルコールを同時に仕込んで反応させる方法、あ
るいは脂肪酸、多塩基酸および多価アルコールを先ず反
応させ、これにα、β−不飽和モノカルボン酸を反応さ
せる方法がある。製造中のゲル化の防止の点からは、後
者が好ましい。これらの成分は、その機能的誘導体たと
えば油脂そのもののようなエステルの形で反応に供する
ことができる。なお、油脂を用いる場合にはあらかじめ
多価アルコールとエステルとのみで反応させてエステル
交換を行うのが一般的である。更に、どのような方式の
場合でも反応中のゲル化をさけるためたとえばハイドロ
キノンのようなゲル化防止剤を加えることが望ましい。
本発明で使用される(A)成分の油変性アルキド樹脂は
、油長が25〜70%、好ましくは30〜65%である
。油長25%未満では生成塗膜の耐水性等の低下の原因
となり、一方70%以上では生成塗膜の乾燥初期硬度の
低下、表面平滑性の低下等の好ましくない現象が生じる
。なお、本発明での油長は、α、β−不飽和モノカルボ
ン酸による変性後の油変性アルキド樹脂のうちの油脂ま
たはそれより分離された脂肪酸由来の一塩基酸トリグリ
セリドの重量%である。
本発明で使用されるα、β−不飽和モノカルボン酸変性
油変性アルキド樹脂中のα、β−不飽和モノカルボン酸
含量は、0.5〜30重量%、好ましくは2〜15重量
%、である。0.5%未満では生成塗膜の耐水性および
硬度向上の効果は期待できず、一方30%を越すとアル
キド製造中に著るしくゲル化しやすくなってその製造が
困難となる。
本発明で使用される油変性アルキド樹脂またはα、β−
不飽和モノカルボン酸変性油変性アルキド樹脂の酸価は
、5〜40程度がふつうである。
上記(a)成分の50〜20重量%を不飽和ポリエステ
ルに代え、この混合物を加熱処理して両者が均一に相溶
した樹脂(b)を(A)成分として用いてもよい(!f
!f開昭58=21459号)。
この不飽和ポリエステルは、不飽和二塩基酸と飽和多塩
基酸と多価アルコールとを反応させて得られる。
油変性アルキドまたはこれと不飽和ポリエステルの混合
物の加熱処理によって得た両者が均一に相溶した樹脂は
、アクリル系重合性単量体(ト)により溶解希釈され、
均一な溶液が調#!される。
〔B成分〕
(A)成分の油変性アルキドを溶解する重合性単量体と
して好ましいものはアクリロイルオキシ基を有するアク
リル系化合物であり、例えば、炭素数2〜20のアルコ
ールとアクリル酸またはメタクリル酸とのエステルであ
るモノまたはポリアクリレートおよびメタクリレート〔
以後(メタ)アクリレートと呼ぶ〕が挙げられる。この
ものは水酸基、アルコキシ基等を有するものであっても
よく、塗料用樹脂組成物が常温乾燥あるいけ加熱乾燥用
塗料を与えることを目的としたものであることから高沸
点のものが好ましい。具体的には、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2
−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−ブトキシ
エチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−1−フェ
ネチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−2−フ
ェネチル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、1.3−ブタンジオール(メタ)アク
リレート、1.4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1.6−ヘキサンシオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
グリセリンモノアクリレートモノメタクリレート、グリ
セリンモノメタクリレートモノハーフマレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリ(メタ)アクリレート等であり、これ
らを単独で用いる、あるいは2種以上併用することがで
きる。
これら重合性単量体のうち、とくに好ましいものは、1
,3−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート、1.
4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルクリコールモノ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレートである。
これら(メタ)アクリレートの一部をスチレンでおきか
えてもよい。また、トリ(メタ)アクリレート類は粘度
が高いので、塗膜硬度を向上させる目的以外では余り用
いるべきでないが、用いるときは他のモノ(アクリレー
ト)、ジ(メタ)アクリレート等と併用する。
このCB)成分の重合性単量体は、(A)成分100重
量部に対し、50〜200重量部の割合で用いる。
重合性単量体の量が50重量部未満では塗料の粘度が高
粘度となり塗布が困難となる。また、2o。
重量部を越えては塗料の乾燥性が損なわれるばかりでな
く、得られる塗、HJの耐衝撃性が悪い。
(D成分) この囚成分、(日成分及び後述する塩素系ポリマー(C
)の混合樹脂組成物は、有機過酸化物、あるいは有機過
酸化物と還元剤よりなるレドックス触媒、必要に応じて
はナフテン酸マンガン、ナフテン酸コバルト等の金属乾
燥剤を併用することにより硬化させることができる。
触媒の例としては、 (イ)メチルエチルケトンパーオキサイドとナフテン酸
コバルトとの組合せ (ロ)過酸化ベンゾイルとジメチルアニリンとからなる
レドックス触媒とナフテン酸コバルトまだはナフテン酸
マンガンとの組合せ f→シクロヘキサノンパーオキサイドとナフテン酸コバ
ルトとの組合せ 等が挙げられる。特にナフテン酸コバルトは還元剤とし
てラジカル発生に関与するばかりでなく金属乾燥剤とし
て油変性アルキド樹脂の酸化硬化にも関与するため好適
である。
有機過酸化物ないし乾燥剤の使用量は実施者の選択に任
されるが、たとえば油変性アルキド樹脂組成物100重
量部に対して有機過酸化物0.5〜5重量部、還元剤0
.01〜5重量部、乾燥剤0.01〜5重量部重量であ
る。
(C成分) (C)成分の塩素化ポリマーとしては、(A)成分の油
変性アルキドと相溶性のよい塩素含量が60重量%以上
、好ましくは65重量%以上の塩化ゴム、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリプロピレンがあげられる。
具体的には、見かけ比重が0.2〜0.4、軟化温度が
120〜130℃の塩素化ポリプロピレン“スーパーク
ロン306″(塩素含量的66%)、軟化温度が100
〜120℃の塩素化ポリエチレン1スーパークロン90
7MAM、′同507”、“同510″、゛同515”
(塩素含量的70%)、軟化点が約130〜155℃の
塩化ゴム“スーパークロンCR−10″、1同CR−2
0”(塩素含量的66%)等の山場国策バルグ■の商品
が使用できる。
これら塩素化ポリマーは、■成分と(Bl成分の和10
0重量部に対し、10〜50重量部、好ましくは、15
〜30重量部用いられる。10重量部未満では耐候性の
向上寄与が低い。大量の塩素化ポリマーの使用は、これ
以上の耐候性の向上は望めなく、経済的でな−し、塗布
性、レベリング性、硬度、乾燥性が低下する欠点がある
〔任意成分〕
前記(A)、(6)、(C)および(A)成分の池に、
炭酸カルシウム、酸化チタン、M粉、黄鉛等の顔料、C
MC1ポリビニルアルコール等の増粘剤、トルエン、キ
シレン、ミネラルスピリッツ等の少量の溶剤、防かび剤
、塩素化パラフィン、ジブチルテレフタレート等の可塑
剤等を必要により配合してもよい。
〔塗装方法〕
本発明の塗料は、ロール、はけ、スプレー等を用い鋼板
、亜鉛板、石板等の基材上に塗布され、常温乾燥される
〔効果〕
本発明の塗料組成物は無公害型塗料であり、金属との密
着性、防食性、耐候性に優れ、アルミニウム粉含有シル
バー塗料は勿論のこと、比較的チョーキングを起しやす
い酸化チタン、クレイ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム
等を含有する白色塗料でもチョーキングを生じる迄の期
間が大幅に延期される。
油変性アルキドの製造例 製造例−1 攪拌機、温度計、冷却器、水分離器および窒素導入管を
備えた反応器内に大豆油脂肪酸60部、無水フタル酸2
2部、グリセリン4.6部、ペンタエリスリトール15
.8部を仕込み、さらにヒドロキノン0.05部および
キシレン4部を加えたのち、窒素気流中220℃で反応
を行なった。生成したアルキドの酸価が40となったと
ころで、ノルピン酸5部およびヒドロキノンO,OS部
を加え、さらに酸価10になるまで反応を行なって、ソ
ルビン酸成分濃度5.0%、油長62.7%の油変性ア
ルキド樹脂(樹脂−人)を得た。
製造例−2 大豆油脂肪酸60部、無水7タル酸27部、グリセリン
15.1部、ペンタエリスリトール5.1部を仕込み、
さらにヒドロキノン0.05部およびキシレン4部を加
えたのち、窒素気流中220℃で製造例−1と同様な反
応を行ない、油長62.7%の油変性アルキド樹脂(樹
脂−B)を得た。
製造例−3 脱水ヒマシ油脂肪酸55.6部、無水フタル酸15.3
部、グリセリン7.9部、ペンタエリスIJ )−ル1
1.7部およびソルビン酸4.4部を用いる以外は製造
例−1と全く同様に反応させて、ソルビン酸成分濃度4
.4部、油長58.1%の油変性アルキド樹脂(樹脂−
〇)を得た。
製造例−4 脱水ヒマシ油脂肪酸60部、無水フタル酸27部、グリ
セリン15.1部、ペンタエリスリトール5.1部にて
、製造例−2と全く同様に反応させて、油長62.7%
の油変性アルキド樹脂(樹脂−D)を得た。
製造例−5 製造例−3のソルビン酸成分濃度4.4%、油長58.
1%の油変性アルキド樹脂を酸価25まで反応を行なっ
て、油長58.1%の油変性アルキ、ド樹脂(樹脂−E
)を得た。
製造例−6 脱水ヒマシ油脂肪酸56.5部、無水フタル酸15.0
部、MBTHPi 1.9部、グリセリン6.7部、ペ
ンタエリスリトール13.5部およびクロトン酸3.5
部を用いる以外は製造例−1と全く同様に反応させて、
クロトン酸成分濃度3.5%、油長59.0%の油変性
アルキド樹脂(樹脂−G)を得た。
製造例−7 脱水ヒマシ油脂肪酸54.6部、無水フタル酸15.1
部、MBTHPtz、o部、グリセリン7.7部、ペン
タエリスリトール12.1部および2−(β−フリル)
アクリル酸5.4部を用いる以外は製造例−1と全く同
様に反応させて2−(β−フリル)アクリル酸成分濃度
5.4%、油長57.1%の油変性アルキド樹脂(樹脂
−H)を得た。
製造例−8 製造例−1と同様の製造装置に、無水フタル酸222部
およびネオペンチルグリコール224.6部を仕込み、
さらにキシレン20部を加えたのち、窒素気流下210
℃で酸価30〜15まで反応させた後、冷却した。フマ
ル酸58部およびヒドロキノン0.25部を仕込み、2
10℃酸価25以下になるまで反応させた。水およびキ
シレン等を除去して酸価が24の淡黄色の不飽和ポリエ
ステル樹脂(樹脂−J)を得た。
製造例−1と同様の製造装置に、樹脂−E 100部と
、樹脂−J  100部を仕込み、さらにキシレン10
−を加えたのち窒素気流下1.80℃で反応を行なった
。逐次、少量の樹脂を反応器から抜き取り、トルエンで
50i量うに希釈した溶液の25℃における粘度を測定
した。
その25℃における粘度が150センチボイズ(CPS
)に達するまで反応させた後、水とキシレン等を除去し
て、均一に相溶した樹脂(樹脂−K)を得た。
塗料の評価 実施例1〜9、比較例1〜工3 油変性アルキド樹脂を後記衣−1に示した重合性単量体
に表記濃度IC#解した。この溶液60重量部に後記す
る金属乾燥剤と重合開始剤よりなる硬化剤2重量部、石
原産業■製酸化チタン=R−930′″(商品名)25
重量部、堺化学■製硫酸バリウム15重量部および揺変
剤2重量部、更に表−1に示す出湯国策パルプ■の塩素
化ポリマーまたは味の素■の塩素化パラフィン1エンパ
ラ40”を同表に示す割合で配合し、三本ロールで混練
して塗料組成物を調製した。
この塗料組成物を、アセトンにて脱脂処理されたJIS
  G−3141(SPCCB)の磨き軟鋼板(70m
X 150m、肉厚0.8−1+320研磨布にて研磨
)上に膜厚sapとなるように塗布したのち、22℃、
65%R[の雰囲気下で常温乾燥させた。
得られた塗膜(7日後)の物性を下記の条件で測定した
。結果を表−1および表−2に示す。
硬化剤 ■金属乾燥剤 1.0部 ■重合開始剤 シクロヘキサノンバーオギシド  1.O9粘  度=
B型粘度計(東京計器製) 指触乾燥時間:JIS  K−5400に準拠塗膜物性 鉛筆硬度:JIS  K−5652の方法で行ない、傷
の発生の有無で判定 密着性:JIS  K−5401のゴパン目テスト 耐屈曲性:JIS  K−5400に準拠(2■〆)。
合格(O)、破壊(×) 耐衝撃性:デュポン衝撃強度(−!−インチ、500?
荷重、50tM1高さ) 合格(C))、破壊(×) 表面平射:○(平滑)、Δ(ゆずはだ)耐候性:スガ試
験機■のウェザ−・オ・メーター内に塗膜が形成された
軟質鋼板 のテストピースを入れ、降雨サイク ル12分/60分、ブラックパネル 温度45±2℃の条件下で促進試験 を行ない、経時的な塗膜の光沢(J ISK−5400,60°−60°)、およびチョーキ
ングの発生時間(J ISK−5516に準拠して行い、 チョーキング発生が認められた最初 の時間)を調べた。
なお、表−1中の略号は次のとおりである。
HPA:ヒドロキシプロビルメタクリレートBDDA:
 1.4−ブタンジオールジアクリレートTMP−TM
A:)リメチロールプロパン・トリメタクリレートCP
P:重陽国策パルプ■製塩素化ポリプロピレン1スーパ
ークロン 306” CPE:出湯国策パルプ@)製塩素化ポリエチレン1ス
ーパークロン 510” CR:山場国策バルブ@裂塩化ゴム”スーパークロン 
CR−10” (以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、(A)成分: 油変性アルキド100重量部 (B)成分: 上記(A)成分を溶解することができる20℃で液状の
    アクリル系重合性単量体50〜200重量部 (C)成分: 塩素含量が60重量%以上の塩化ゴム、 塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンより選ばれ
    た塩素化ポリマー上記(A)成分と(B)成分の和10
    0重量部に対し、10〜50重量部 (D)成分: 硬化触媒適量 上記(A)、(B)、(C)および(D)成分が上記割
    合で配合されていることを特徴とする油変性アルキド樹
    脂塗料組成物。 2)、(A)成分の油変性アルキドがソルビン酸、クロ
    トン酸および2−(β−フリル)アクリル酸より選ばれ
    たα,β−不飽和モノカルボン酸で変性した油変性アル
    キド樹脂(ただし、α,β−不飽和モノカルボン酸含量
    は0.5〜30重量%である)であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の塗料組成物。
JP15764285A 1985-07-17 1985-07-17 油変性アルキド樹脂塗料組成物 Expired - Fee Related JPH0625325B2 (ja)

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