JPS62183423A - 光走査装置の走査線むら補正方法および光走査装置 - Google Patents

光走査装置の走査線むら補正方法および光走査装置

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JPS62183423A
JPS62183423A JP61023950A JP2395086A JPS62183423A JP S62183423 A JPS62183423 A JP S62183423A JP 61023950 A JP61023950 A JP 61023950A JP 2395086 A JP2395086 A JP 2395086A JP S62183423 A JPS62183423 A JP S62183423A
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deviation
optical
deflector
deflection
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JP61023950A
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Chiaki Goto
後藤 千秋
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、回転多面鏡などの回転軸を中心として回転ま
たは揺動する機械式の走査用光偏向器を用いた場合に発
生する走査線の副走査方向のむらを、補正用光偏向器に
より補正する光走査装置の走査線むら補正方法と、この
方法が実施される光走査装置とに関するものである。
(発明の技術的背景および従来波#Fi)情報を記録し
たり予め記録された情報を読出す光走査装置に、回転多
面鏡、ガルバノメータ鏡、バイモルフ鏡、ホログラムス
キャナ等の回転軸を中心として回転または揺動する機械
式の走査用光偏向器が用いられている。この場合偏向面
の傾きの周期的(定常的)変化、あるいは回転軸の軸ぶ
れによる偏向面の非周期的(非定常的)変化があると、
走査線の副走査方向の偏位により走査線むらが発生する
。このため情報の書込み・読出し精度が低下するという
問題があった。
これらの定常的、非定常的な走査線むらを−無くす方法
として、従来より特殊な光学系を用いることが種々提案
されている。例えば回折格子により副走査方向の角倍率
を下げるもの(特開昭54−69450号)、回転軸に
直交する稜線を持った直交する2枚の反射鏡を回転多面
鏡の反射面に対向させ、回転多面体と2枚の反射鏡との
間で光ビームを一度往復させるもの(特開昭57−20
715.57−210315.51−6563、米国特
許明細書第3 、897 。
132等)、回転多面鏡と走査面との間にシリンドリカ
ルレンズを含む2群構成のfθレンズを介在させるもの
(特開昭58−93021)等がある。
しかし回折格子により角倍率を下げるものあるいは2枚
の直交反射鏡を用いるものでは、いずれも回転多面鏡と
収束レンズ(f(1ルンズ)との間に補正用の光学系が
入り、この間の光路が長くなる。このため収束レンズが
大型化し装置全体も大型化するという問題があった。ま
たシリンドリカルレンズを用いる2群構成のfθレンズ
を用いる方法では、各レンズの調整が難かしく、また走
査面側のレンズが相九大型化するという問題があった。
そこでこのような特殊な光学系を用いずに、補正用偏向
器を用いる方法が従来より提案されている。例えば、走
査開始点前に走査線の副走査方行の偏位を検出して、こ
の偏位に基づき補正用偏向器の補正量を決めるものがあ
る(特開昭53−146643.55−15197)。
また回転多面鏡の各偏向反射面に対応する補正量を予め
記憶しておき、走査中の偏向反射面に対応する補正量を
読出して補正用偏向器の補正量を決めるものもある(#
開閉57−150817)。しかしこれらはいずれも前
記定常的な走査線むらには良く対応し得るが、回転軸の
軸ぶれなどによる非定常的な走査線むらは全く補正でき
ないという問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、回
転軸を中心として回転または揺動する機械式の走査用光
偏向器を用いた場合の走査線の定常的および非定常的な
むらをほぼ完全に除去し。
互いに平行かつ等間隙な走査を行って、高精度な情報の
書き込み、読出しを可能にする光走査装置の走査線むら
補正方法を提供することを第1の目的とする。
また本発明は、この補正方法が実施される光走査装置を
提供することを第2の目的とする。
(発明の構成) 本発明の前記第1の目的は、回転軸を中心として回転ま
たは揺動する機械式の走査用光ビーム偏向器と、走査用
光ビームを副走査方向に偏向する補正用光偏向器とを備
える光走査装置において、前記走査用光偏向器の前記回
転軸の軸ぶれ量を常時検出して走査用光ビームの副走査
方向の非定常的偏位を求める一方、有効走査範囲の直前
の始点および直後の終点で検出した走査用光ビームの副
走査方向の各位置と前記非定常的偏位との差をそれぞれ
始点偏位および終点偏位として記憶し、これらの記憶値
と前記走査用光偏向器の回転または揺動角度とに基づき
直線走査する際の走査途中の目標走査位置からの偏位を
逐次算出して定常的偏位とし、前記定常的偏位と非定常
的偏位との和によって前記補正用光偏向器の偏向量を求
めることを特徴とする光走査装着の走査線むら補正方法
により達成される。
また前記第2の目的は、回転軸を中心として回転または
揺動する機械式の走査用光偏向器と、走査用光ビームを
副走査方向に偏向する補正用光偏向器とを備える光走査
装置において、走査用光偏向器の回転軸に略直交し、か
つこの走査用光偏向器と一体に回転または揺動する反射
面と;この反射面に検出用光ビームを射出する検出用光
源と;該反射面で反射された前記検出用光ビームの偏位
から前記回転軸の軸ぶれ量を検出する軸ぶれ検出器と;
この軸ぶれ量から走査用光ビームの副走査方向の非定常
的偏位を求める増幅器と;有効走査範囲の直前の始点及
び直後の終点に設けられ走査用光ビームの副走査方向の
位置を検出する2つの位置検出器と:これら前位置検出
器の出力と前記非定常的偏位との差を求める2つの減算
器と;各減算器の出力をそれぞれ始点変位および終点変
位として記憶する2つのメモリと一前記始点および終点
偏位と前記走査用光偏向器の回転角度とに基づき直線走
査する場合の走査途中における目標直線走査位置からの
偏位を逐次算出して定常的偏位として出力する演算器と
;前記定常的偏位と非定常的偏位との和を求める加算器
と;この和に基づき走査線むらを打ち消す方向へ前記補
正用光偏向器を駆動する駆動回路と;を備えることを特
徴とする光走査装置により達成される。
この第2の目的は、走査用光偏向器の回転軸に略直交し
、かつ該走査用光偏向器と一体に回転または揺動する反
射面に変えて、走査用光偏向器の回転軸と同軸の回転面
を有する円柱鏡、円錐鏡等の回転面鏡を用いても、達成
される。
(実施態様) 以下図面に基づき本発明の実施態様を詳細に説明する。
第1図は一実施態様を示す概念図であり、この図でレー
ザなどの光源1を出た走査用光ビーム2は、光学系3を
通って補正用光偏向器4に入る。この補正用光偏向器4
としては、光源1に一定波長のレーザなどを用いる場合
には超音波光偏向器(音響光学的変調器、AOD)等が
、また白色光など多数の異なる波長成分をもつ光KAl
を用いる場合にはガルバノミラ−等を用いることができ
る。この偏向器4で偏向された走査用光ビーム2は、光
学系5を通って走査用光偏向器としての回転多面鏡6に
入射され、この回転多面鏡6の回転により走査用光ビー
ム2は走査面上を走査し走査線7を形成する。なお8は
回転多面鏡6と走査線7との間に配置されたfOレンズ
である。また9は回転多面鏡6を回転駆動するモータで
ある。
この実施態様においては、回転多面鏡6の上端面(また
は下端面)が、回転軸10に直交する反射面11となっ
ている。12は検出用光源であり、この光源12を出て
反射面11に向う検出用光ビーム13は、この反射面1
1で反射されて軸ぶれ検出器14に入る。この軸ぶれ検
出器14は、回転軸10の軸ぶれによる反射光15の偏
位を検出するもので、例えば半導体装置検出器(Pos
ition Ser+5itive Detector
 : P S D )を用いることができる。このPS
Dは、平板状シリコンの表・裏にP、N層の抵抗層を形
成したもので、光がスポット状に当ってキャリヤ電子が
発生すると対向辺に設けられた電極に光電流が流れ、両
電極と入射位置との距離に応じて流れる電流の差に基づ
いて入射位置を検出するものである。
検出用光源12から射出される検出用光ビーム13は、
適宜の光学系161によって走査用光ビーム2の回転多
面鏡6での偏向点Aから回転軸lOにおろした垂線の方
向に広がりを持つ光ビームとされて反射面11に導かれ
る。反射面11で反射された検出用光ビーム13は、適
宜の光学系162により軸ぶれ検出器14の検出面に集
光される。この集光ビームの検出面における偏位のうち
、偏向点Aから回転軸10におろした垂線を検出面に正
射影した方向の成分が軸ぶれ検出器14によって検出さ
れる。なお、検出用光ビーム13は、その反射面ll上
の反射点が回転軸10と偏向点Aとを含む平面上に位置
するように射出せしめられるのが好ましく、そのような
場合には反射面ll上の反射点が偏向点Aに接近するた
めに軸ぶれ量の検出精度が向上する。しかしながら、原
理的には検出用光ビーム13を反射面ll上のどこで反
射させてもよいのは明らかである。
この実施態様は回転多面鏡6の回転軸10への固定精度
が高く、反射面11と回転軸10との角度が相当高精度
に90°に維持され、静的状態における軸ぶれ検出器1
4の出力の変化が無視でき、また走査線の弓形化の程度
が小さい場合に好適なものでする。すなわち、本実施態
様においては、軸ぶれ検出器14が検出する軸ぶれ量a
には、非定常的成分のみが含まれている。
17は増幅器であり、この非定常的成分からなる軸ぶれ
量aから、走査用光ビーム2の走査線7J:での非定常
的偏位すを求める。
18.19は位置検出器であり、被走査面の幅、すなわ
ち有効走査範囲Bの直前の始点および直後の終点に配設
され、走査用光ビーム2の副走査方向の位置を検出する
。この位置検出器18.19としては、前記軸ぶれ検出
器14と同様に半導体装置検出器などが使用できる。こ
れら各位置検出器18.19が出力する走査用光ビーム
2の位置を示す信号(位置信号)C,dには、非定常的
な軸ぶれによる偏位、すなわち前記非定常的偏位すが含
まれている。
20.21は減算器であり、前記位置信号C2dからこ
の非定常的偏位すを減算して定常的な始点偏位eおよび
終点偏位fを求める。
22.23はメモリであり、これら定常的な始点および
終点偏位e、fを、回転多面鏡6の各偏向面毎に別々に
記憶する。
24は演算器であり、始点偏位eと一周期前に記憶され
た終点偏位fとを回転多面鏡6の偏向面毎に読出し1回
転多面鏡6に同期して、直線走査する場合の走査途中に
おける目標直線走査位置からの偏位、すなわち定常的偏
位gを求めるものである。この演算器24はアナログで
もディジタルでもかまわない。
ここでこの演算器24の動作を、第2図に示す原理説明
図に基づき説明する。この図でCは始点における偏位e
が零の位置、Dは終点における偏位fが零の位置であり
図のようにχ、y軸をとるものとする。この実施態様で
は走査線は直線とみなせるから、始点偏位がe、終点偏
位がfであれば、始点−終点間では第2図点線で示す直
線Eが走査途中における走査線を示している。従ってこ
の仮想的な走査線は始点Cを原点として、−e y =−xχ+e ・・・(1) で示される。ここにLはC−D間の距離、χは走査点位
置を示している。
この走査線Eを補正して最終的に求めようとする走査線
すなわち目標直線走査線Fを、原点Cを通る勾配器の直
線(χ軸)とすれば、必要な補正量は(1)式で求めた
yである。演算器24は軸ぶれが無い状態で必要なこの
補正量yを、定常的偏位gとして逐次算出し、回転角度
θに同期して出力するものである。
25は、このようにして求めた定常的偏位gと、前記非
定常的偏位すとの和(g+b)を求める加算器であり、
この和(g+b)は軸ぶれがある場合に最終的に必要と
される補正量を示している。
26はこの和(g+b)に基づき走査線むらを打ち消す
方向へ前記補正用光偏向器4を駆動する駆動回路である
。この結果走査線むらは除去される。補正用光偏向器4
としてAODを用いる場合には、この駆動回路26は電
圧制御発振器(V CO)などで構成される。
以上のように、この実施態様によれば、回転多面鏡6の
非定常的偏位すが求められる一方、直線走査した場合の
各走査点における目標直線走査線Fからの定常的偏位g
が求められ、両偏位の和(g+b)に基づき補正用光偏
向器4が駆動され走査線むらが補正される。
第3図は他の実施態様を示す概念図である。この実施態
様では、前記第1図の実施態様で用いている反射面11
に代えて、その周面が反射面である円柱波11Aを用い
ている。この円柱波11Aは、回転多面鏡6Aの回転軸
10Aと同軸となるように回転多面鏡6Aに一体に形成
されている。すなわち回転多面鏡6Aの一部を円柱状に
加工することにより、この円柱波11Aが形成される。
また円柱波11Aは定常的軸ぶれが無視できるように高
精度の取付けられている。
この実施態様では検出用光源に走査用光源1を兼用し、
走査用光ビーム2から半透鏡12aで検出用光ビーム1
3を分割し、反射鏡12bで円柱波11Aに導いている
なおこの第3図では前記第1図と同一部分に同一符号を
付したので、その説明は繰り返さない。
第3図において、回転軸の軸ぶれ量は以下のようにして
検出される。
検出用光ビーム13は、適宜の光学系161によって少
くとも回転軸10A方向に広がった光ビームとして円柱
鏡11Aに導かれる。この円柱鏡11Aの周面で反射さ
れた検出用光ビーム13は、適宜の光学系162により
、例えば上述の半導体装置検出器のような軸ぶれ検出器
の検出面に集光される。
この集光ビームの、偏向点Aと回転軸10Aとを含む偏
向点・回転軸面に平行な方向の偏位量は、軸ぶれ検出器
14によって検出される。ここで円柱鏡11A周面上の
検出用光ビーム反射点は、回転軸LOAと偏向点Aとを
含む平面(偏向点・回転軸面)と、円柱鏡11Aとの略
交線上にあるのが望ましい。この時には、走査用光ビー
ム2の副走査方向の偏位に最も大きな影響を及ぼす、偏
向点Aを含む偏向面の偏向点・回転軸面に平行な軸ぶれ
成分に対し、検出用光ビーム13の反射方向が最も大き
く変化するからである。
今回転多面鏡6Aの回転軸10Aが軸ぶれを起こし、偏
向点Aを含む偏向面が偏向点・回転軸面上で角度α倒れ
ると、この偏向点Aで反射された走査用光ビーム2は副
走査方向に2αだけ偏位する。この時日柱鏡11Aの周
面トの検出用光ビーム反射点が偏向点・回転軸面に平行
な面上でα倒れるので、検出用光ビーム13もこの面上
で2αだけ振られる。この変化は軸ぶれ検出器14で検
出される。すなわち軸ぶれ検出器14の出力の変化から
、回転軸10Aの偏向点・回転軸面方向への軸ぶれ量を
検出することができる。
第3図の実施態様では、検出用光ビームを反射させるた
めの回転面鏡として円柱鏡11Aが用いられているが、
回転面鏡はこれに限られるものではなく、偏向器の回転
軸と同軸の回転面を有するものであればいかなる形状の
ものであってもよく、例えば円柱鏡以外の具体例として
円錐鏡が挙げられる。また、回転面鏡は第3図の実施態
様における円柱鏡のようにその表面(外面)で検出用光
ビームを反射するものに限られるものではなく、その内
面で検出用光ビームを反射するようなものであってもよ
い。
また、第3図の実施態様においては、回転面鏡である円
柱鏡11Aは回転多面鏡6Aと一体に設けられているが
、円柱鏡11Aは回転軸10Aと一体に設けられてもよ
く、また回転軸10Aおよび回転多面鏡6Aと一体に設
けられてもよい。このように、偏向器と一体に形成され
る回転面鏡は、その回転面が偏向器の回転軸と同軸であ
るという条件が満たされる限り、その形成場所に制限は
ない。
前記第1.3図の実施態様では反射面11、円柱鏡11
Aはそれぞれ回転軸10、IOAに対して正しく直角、
同軸に設けられている場合には定常的軸ぶれが無視でき
るため有効である。しかしながら、これら反射面、円柱
鏡11.lIAに取付は誤差があったり、反射面、円柱
鏡11.11A自身の平面度、曲面度の精度が悪い場合
には定常的軸ぶれ成分が発生するので、これらの実施態
様では対応しきれない。
第4図は、このような場合にも対応可能な実施態様を示
す概念図である。この場合、軸ぶれ検出器14の出力は
非定常的軸ぶれiaと、定常的軸ぶれ量a′を含んでい
る。この図で30は補助メモリであり、このメモリ30
には走査開始前に回転多面鏡6を静かに回転した時の定
常的軸ぶれ量a′が記憶されている。減算器31は、常
時検出される軸ぶれ量(a+a’)から、メモリ30に
予め記憶された定常的軸ぶれ量a′を減算し、非定常的
軸ぶれ量aを求める。第4図では、他の部分は第1.3
図と同様に構成されているから、同一部分に同一符号を
付し、その説明は繰り返さない。
以上の各実施態様では走査用光偏向器として回転多面鏡
を用いているが、本発明ではガルバノメータ鏡、バイモ
ルフ鏡、ホログラムスキャナ等も使用できる。
(発明の効果) 本発明は以上のように、非定常的な軸ぶれによる走査用
光ビームの非定常的偏位を求める一方、有効走査範囲の
直前・直後における走査線光ビームの偏位を検出し、走
査途中における目標走査位置からの定常的偏位を求め、
これら定常的および非定常的偏位の和によって補正用光
偏向器を駆動し、走査線むらを補正する。従って互いに
平行かつ等間隔の走査を行うことができ、高精度な情報
の書込み・読出しが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を示す概念図、第2図はそ
の原理説明図、第3図は本発明の他の実施態様を示す概
念図、第4図はさらに他の実施態様を示す概念図である
。 2・・・走査用光ビーム、 4・・・補正用光偏向器、 6.6A・・・走査用光偏向器としての回転多面鏡、 10、IOA・・・回転軸、 11・・・反射面、 11A・・・円柱鏡、 12・・・検出用光源、 13・・・検出用光ビーム、 14・・・軸ぶれ検出器、 17・・・増幅器、 18.19・・・位置検出器、 20.21・・・減算器、 22.23・・・メモリ、 24・・・演算器、 25・・・加算器、 26・・・駆動回路。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 山 1)文 雄 第11!!!i 第2画 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)回転軸を中心として回転または揺動する機械式の
    走査用光偏向器と、走査用光ビームを副走査方向に偏向
    する補正用光偏向器とを備える光走査装置において、 前記走査用光偏向器の前記回転軸の軸ぶれ量を常時検出
    して走査用光ビームの副走査方向の非定常的偏位を求め
    る一方、有効走査範囲の直前の始点および直後の終点で
    検出した走査用光ビームの副走査方向の各位置と前記非
    定常的偏位との差をそれぞれ始点偏位および終点偏位と
    して記憶し、これらの記憶値と前記走査用光偏向器の回
    転角度とに基づき直線走査する際の走査途中の目標走査
    位置からの偏位を逐次算出して定常的偏位とし、前記定
    常的偏位と非定常的偏位との和によって前記補正用光偏
    向器の偏向量を求めることを特徴とする光走査装置の走
    査線むら補正方法。 (2)前記非定常的偏位が、検出された軸ぶれ量と、予
    め記憶された定常的軸ぶれ量との差によって算出される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光走査装
    置の走査線むら補正方法。 (3)前記定常的偏位が、前記始点偏位および終点偏位
    の差と始点・終点間距離とにより求めた走査用光ビーム
    の勾配と、走査用光偏向器の回転または揺動角度から求
    めた始点から走査点位置までの距離との積に、前記始点
    偏位を加えた値とされることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の光走査装置の走査線むら補正方法。 (4)回転軸を中心として回転または揺動する機械式の
    走査用光偏向器と、走査用光ビームを副走査方向に偏向
    する補正用光偏向器とを備える光走査装置において、 走査用光偏向器の回転軸に略直交し、かつこの走査用光
    偏向器と一体に回転または揺動する反射面と;この反射
    面に検出用光ビームを射出する検出用光源と;該反射面
    で反射された前記検出用光ビームの偏位から前記回転軸
    の軸ぶれ量を検出する軸ぶれ検出器と;この軸ぶれ量か
    ら走査用光ビームの副走査方向の非定常的偏位を求める
    増幅器と;有効走査範囲の直前の始点及び直後の終点に
    設けられ走査用光ビームの副走査方向の位置を検出する
    2つの位置検出器と;これら両位置検出器の出力と前記
    非定常的偏位との差を求める2つの減算器と;各減算器
    の出力をそれぞれ始点変位および終点変位として記憶す
    る2つのメモリと;前記始点および終点偏位と前記走査
    用光偏向器の回転角度とに基づき直線走査する場合の走
    査途中における目標直線走査位置からの偏位を逐次算出
    して定常的偏位として出力する演算器と;前記定常的偏
    位と非定常的偏位との和を求める加算器と;この和に基
    づき走査線むらを打ち消す方向へ前記補正用光偏向器を
    駆動する駆動回路と; を備えることを特徴とする光走査装置。 (5)前記走査用光偏向器が回転多面鏡であることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の光走査装置。 (8)前記反射面が回転多面鏡の上面もしくは下面に形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記
    載の光走査装置。 (7)前記補正用光偏向器が音響光学的変調器であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の光走査装置
    。 (8)回転軸を中心として回転または揺動する機械式の
    走査用光偏向器と、走査用光ビームを副走査方向に偏向
    する補正用光偏向器とを備える光走査装置において、 走査用光偏向器の回転軸と同軸の回転面を有する回転面
    鏡と;この回転面鏡に検出用光ビームを射出する検出用
    光源と;該回転面鏡で反射された前記検出用光ビームの
    偏位から前記回転軸の軸ぶれ量を検出する軸ぶれ検出器
    と;この軸ぶれ量から走査用光ビームの副走査方向の非
    定常的偏位を求める増幅器と;有効走査範囲の直前の始
    点および直後の終点に設けられ走査用光ビームの副走査
    方向の位置を検出する2つの位置検出器と;これら両位
    置検出器の出力と前記非定常的偏位との差を求める2つ
    の減算器と;各減算器の出力をそれぞれ始点偏位および
    終点偏位として記憶する2つのメモリと;前記始点およ
    び終点偏位と前記走査用光偏向器の回転または揺動角度
    とに基づき直線走査する場合の走査途中における目標直
    線走査位置からの偏位を逐次算出して定常的偏位として
    出力する演算器と;前記定常的偏位と非定常的偏位との
    和を求める加算器と;この和に基づき走査線むらを打ち
    消す方向へ前記補正用光偏向器を駆動する駆動回路と; を備えることを特徴とする光走査装置。 (9)前記走査用光偏向器が回転多面鏡であることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載の光走査装置。 (10)前記回転面鏡が回転多面鏡と一体に形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の光走
    査装置。 (11)前記補正用光偏向器が音響光学的変調器である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の光走査装
    置。
JP61023950A 1985-12-05 1986-02-07 光走査装置の走査線むら補正方法および光走査装置 Pending JPS62183423A (ja)

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US06/938,298 US4829175A (en) 1985-12-05 1986-12-05 Light beam scanning apparatus, method of correcting unevenness in scanning lines in light beam scanning apparatus, method of detecting deflection of rotational axis of light beam deflector and rotational axis deflection detecting device
US07/235,131 US4841135A (en) 1985-12-05 1988-08-23 Rotary light beam deflector with revolution surface mirror

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052142A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 光ビームの走査線偏位量検出方法および光ビーム走査装置
JPH0815630A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Nec Corp レーザ描画装置
JP2006110957A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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