JPS62182176A - 立体模様を備えた窯業品の製造方法 - Google Patents

立体模様を備えた窯業品の製造方法

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JPS62182176A
JPS62182176A JP2467286A JP2467286A JPS62182176A JP S62182176 A JPS62182176 A JP S62182176A JP 2467286 A JP2467286 A JP 2467286A JP 2467286 A JP2467286 A JP 2467286A JP S62182176 A JPS62182176 A JP S62182176A
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JP
Japan
Prior art keywords
pattern
piece
ceramic
ceramic product
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP2467286A
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English (en)
Inventor
福岡 重隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPS62182176A publication Critical patent/JPS62182176A/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、立体模様を備えた、例えばタイル等の窯業品
を製造する方法に関するものである。
(従来の窯業品とその製造方法) 従来の窯業品の中には、表面の一部又は全部に種々の形
状をした凹凸を設けて、立体状の模様を表現するように
したタイル等の装飾′5!:業品があった。以下では、
説明の便宜上、これらの窯業品に関する説明を、その代
表例である「タイル」を例にとって説明すると次のとお
りである。すなわち、上記立体状の模様を備えたタイル
(以下、単に「装飾タイル」という)を、乾式法により
製造するには、凹凸模様を付設する形成凹部又は形成凸
部を有したプレス型(上型又は下型)を用いてタイル生
素地を得、該タイル生素地を焼成するようにしていた。
また渭式法により製造するには、粘土伏タイル生素地の
表面に、凹凸模様を付設する形成凹部又は形成凸部を有
した給付型を押圧し、該タイル生素地を焼成するように
していた。つまり従来の装飾タイルは、乾式法及び湿式
法のいずれの製造過程を経た場合にも、その凹凸模様部
分とタイル本体部分とが同一材質による一体物で形成さ
れることが、当然の如く考えられていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の装飾タイルの表面を正面視すると、前記凹凸模様
部分中の輪郭、すなわち、凹部輪郭又は凸部輪郭は、い
ずれも不鮮明であった。つまり、従来の装飾タイルは、
その表面の凸部によってできる陰により、立体観を醸し
出すようになされたものであったから、見る方向によっ
ては陰が薄くなり、審美性が充分発揮されないことがあ
った。
また、装飾タイルの凹凸模様は、プレス型(乾式法)又
は給付型(湿式法)によって形成されるものであるから
、その表面の模様態様を変更しようとするときには、型
自体を新たに設計、製作する必要があり、製造コストが
膨大となっていた。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、表面模様をどの方向から見ても、その審美性が遺憾
なく発揮される窯業品を得ることができ、しかも表面の
模様態様を変更することが簡単且つ安価に行える、立体
模様を備えた窯業品を製造する新規な方法(以下、本発
明方法という)を提供することを目的とする。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明方法の要旨とするところは、窯業品生素地を焼成
する温度で焼失可能な紙、樹脂、木材等からなる片を準
備し、該片の表面に模様パターンの下絵を描くと共に該
下絵上に接着剤を塗布して配置片を得、別工程で得た前
記窯業品生素地とは(ム質の素材から成る模様デツプを
、前記配置片上に該配置片の模様パターンに合わせて、
部分的又は全体的に接着することにより模様素材を得、
該模様素材を窯業品生素地の表面に貼着した後、全体を
焼成することである。
尚、片及び配置片という場合の、「片(ひら)」の語は
、厚さが0.5msに満たないほどの薄く平らな形状を
したものを指すが、本明細書中においては、特に、窯業
品生素地を焼成する温度(おおよそ800〜1300℃
前後の温度)で焼失可能な材質、例えば紙、樹脂、木材
をはじめ、織布、不織布等から成るものを言うものとす
る。
(作用) 配置片は、片の表面上に模様パターンの下絵を描き、且
つ該下絵上に接着剤を塗布して成るものである。つまり
、該配置片の表面部に模様チップを置くだけで、該模様
チップは配置片上に接着固定されるようになる。従って
、前記模様チップを、配置片の、その下絵に沿うように
並べるだけで簡単に模様素材を製作することができる。
勿論、下絵の模様パターンにより、模様チップの形状、
材質1色彩又は配置個数に至るまで自由に変更すること
が可能である。そしてこの模様素材を、窯業品生素地の
表面に貼着して全体を焼成することにより、模様素材に
おける模様チップと窯業品生素地とが一体的に結合(焼
結、融着等による)される。また、前記片は、紙、樹脂
、木材等の材質から成るものであるから、窯業品生素地
を焼成する如き高温度では完全に焼失していまい、焼成
後の窯業品組成に同等影響を及ぼす心配はない。このよ
うにして製造された窯業品は、本体部分の素材と模様部
分の素材とが抽質のものであり、質感が全く異なるから
、どの方向から見ても、立体模様による審美性が充分発
揮されるものである。
(実施例) 以下本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明す
ると次のとおりである。なお、本実施例においても、装
飾タイルを製造する場合を例に挙げて説明することにす
る。
第1図は、本発明方法を概屹して示す分解斜視図である
。同図に示すように、本発明方法の最も特徴とする手順
は、窯業品生素地(以下、タイル生素地lという)を製
作する工程とは無関係に、模様素材2を製作するという
点にある。
まず、第1図に基づいて、模様素材2の製作を説明する
。該模様素材2は、配置片4の表面上に模様チップ3を
接着して製作する。
配置片4は、紙、樹脂、木材、織布、不織布等からなる
片をベースとしている。そして、該片の表面において、
当該片をタイル生素地lの表面へ貼着するときの相応領
域(二点鎖線で示す)内に模様パターンの下絵(点線で
示す)を描くと共に、該下絵上に接着剤を塗布して成る
また、模様チップ3は、タイル生素地1の形成素材とは
他質の素材から形成された生素地であって、形状が少し
づつ異なる複数のチップ3a、3b、・・・3fを組み
合わせて、ひとつの模様を形成するようになっている。
各チップ3a、3b、・・・3fの厚さ寸法は、1〜3
flの範囲内で適宜寸法に統一されている。
尚、該模様チップ3の素材としては、前記した生素地の
他に、鉱物や金属等が考えられる。
従って前記模様素材2を製作する手順は、配置片4の下
絵(点線で示す)に合わせて模様チップ3  (3a、
3b、・・・3f)を並べてゆくだけでよい。尚、後工
程における模様素材2の扱い易さ等を考慮すると、前記
配置片4に対する模様チップ3の接着硬化を待つのが好
ましい。
次に、このようにして得た模様素材2を、乾式法又は湿
式法により製作したタイル生素地lの表面に貼着する。
この貼着は、前記模様素材2に水を含ませて、該水によ
る貼着力(表面張力)を利用すると便利である。勿論、
適宜の接着剤を用いてもよい、そしてこのタイル生素地
1を、800〜1300°C程度の高温度で焼成するこ
とにより、第2図に示す如く前記配置片4 (第1図参
照)は焼失し、タイル生素地(1)の内部からその外表
面に向かって、模様チップ(3)が突出している如き感
じの立体模様を備えた装飾タイル5が得られる。
(別態様の検討) 第3図は別態様の本発明方法を概略して示すものであっ
て、配置片6における前記相応領域の表面全部に模様チ
ップ7を接着するようにした。該模様チップ7は、3つ
の夫々異なる形状をしたチップ?a、7b、7cが相互
に組み合わされて成るものであって、組み合わせた全体
の大きさは、タイル生素地1の表面大きさと同じになる
。また、各チップ7a、 7b、 7cは、夫々その材
質が異なるものとしである。このため、焼成後に得られ
る装飾タイルは、恰も、その表面が略同一平面となるよ
うな具合に、他質のチップ7b又は7cを嵌め込んだ様
になり、象嵌の如く見える。それゆえに、象嵌状の装飾
面を備えたタイルを製造するという観点から見ると、本
発明方法による製造過程は、従来法とは比較にならない
程に簡単であり、格段と優れた生産性を生むという利点
が得られていることが分かる。また、本実施例では、配
置片6上に模様チップ7を接着するにあたって、該配置
片6の表面(即ち、接着剤の塗布層上面)に透明釉薬に
よる接着層(図示省略)を形成した。該接着層は、焼成
時における模様チップ7とタイル生素地lとの固着を強
固にするための措置であり、タイル生素地lの表面又は
配置片6の下面に形成してもよい。また、透明釉は、外
観上の美感や模様表面の保護を目的として、模様チップ
7の上面側に設けるようにしてもよい、このように、本
発明方法の細部にわたる構成等は、実施の態様に応じて
適宜変更可能なものである。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明に係る立体模様を
備えた窯業品の製造方法によれば、製造された窯業品は
、どの方向から見ようとも審美性が失われることがなく
、従来からの要求を満足した製品となる。また、窯業品
表面の模様態様を変更する場合は、模様素材を製作する
段階での至極簡単な変更だけで済み、わざわざ、プレス
型(乾式法)や給付型(湿式法)を製作しなおす必要は
ないから、簡単にしかも安価にできる等、幾多の優れた
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を概略して示す分解斜視図、第2図
、は本発明方法によって製造した窯業品を示す斜視図、
第3図は別態様の本発明方法を概略して示す分解斜視図
である。 1、(11・・・窯業品生素地(タイル生素地)2・・
・模様素材  3.131. 7・・・模様チップ4.
6・・・配置片  5・・・窯業品(装飾タイル)特許
出願人  株式会社イナノクス 代 理 人  弁理士 内1)敏彦 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、窯業品生素地を焼成する温度で焼失可能な紙、樹脂
    、木材等からなる片を準備し、該片の表面に模様パター
    ンの下絵を描くと共に該下絵上に接着剤を塗布して配置
    片を得、別工程で得た前記窯業品生素地とは他質の素材
    から成る模様チップを、前記配置片上に該配置片の模様
    パターンに合わせて、部分的又は全体的に接着すること
    により模様素材を得、該模様素材を窯業品生素地の表面
    に貼着した後、全体を焼成することを特徴とする立体模
    様を備えた窯業品の製造方法。
JP2467286A 1986-02-06 1986-02-06 立体模様を備えた窯業品の製造方法 Pending JPS62182176A (ja)

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JP2467286A JPS62182176A (ja) 1986-02-06 1986-02-06 立体模様を備えた窯業品の製造方法

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ID=12144625

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63286400A (ja) * 1987-05-19 1988-11-24 加藤 旭 ガラスや陶磁器への加飾法とその加飾材
JPH04164884A (ja) * 1990-05-01 1992-06-10 Ryohei Shintani 陶磁器類の浮き出し模様形成方法
JPH04310587A (ja) * 1991-04-09 1992-11-02 Inax Corp 陶器の加飾方法
US5242638A (en) * 1990-11-30 1993-09-07 Inax Corporation Manufacturing method for pottery provided with flowing patterns or spreading patterns

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