JPH0523597Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は織物用箔紙に係る。

「従来の技術」 従来斯種箔紙は平面的であつて変化に乏しい欠
点がある。

「考案が解決しようとする問題点」 本考案はこれに対し立体的にして変化ある美麗
な箔紙を構成しようとするものである。

「問題点を解決するための手段」 本考案は色漆を全面又は柄状に塗布した漆用原
紙１表面に、金銀粉に透明漆クリアーを混和した
ものを粒状に粗密、凹凸かつ柄状に付着し（スプ
レーガンによるを可とする）て粗状柄ａ及密集状
柄ｂを形成し、さらに部分的に金銀粉２を付着し
後研磨してなるものである。

「作用」 本考案は上記の構造よりなるから、粒状の凸部
よりなる粗状柄ａ及同密集状柄ｂにより凹凸変化
を生じ、さらに色漆地と別に付着した金銀粉２の
光沢と相まつて美観を呈せしめる。

「考案の効果」 従つて常法に従い本箔紙を細截して箔糸とすれ
ば美麗にして変化ある織物を織現しうる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は見取図である。 ａ……粗状柄、ｂ……密集状柄。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 色漆を全面又は柄状に塗布した漆用原紙表面
   に、金銀粉に透明漆クリアーを混和したものを粒
   状に粗密、凹凸かつ柄状に付着し、さらに部分的
   に金銀粉を付着し後研磨してなる織物用箔紙。