JPS62179370A - 顆粒状即席飲料の製造法 - Google Patents

顆粒状即席飲料の製造法

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JPS62179370A
JPS62179370A JP61018883A JP1888386A JPS62179370A JP S62179370 A JPS62179370 A JP S62179370A JP 61018883 A JP61018883 A JP 61018883A JP 1888386 A JP1888386 A JP 1888386A JP S62179370 A JPS62179370 A JP S62179370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
drying
concentrated
powder
granules
Prior art date
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Pending
Application number
JP61018883A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Akahori
赤堀 浩三
Hidenari Hitosugi
一杉 秀成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Tea And Coffee (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、顆粒状即席飲料の製造法に関するものである
。すなわち、湯や水を加えるだけで容易に溶解して風味
の優れた天然物飲料となる顆粒状即席飲料を製造する際
に利用される。
従来の技術 粉末飲料は、W類粉末に粉末香料や有II酸などの粉末
呈味成分などを加えて造られる。また、味を良くするた
めこれらの粉末原料に有機酸塩、安定剤、乳化剤、アミ
ノ酸類、核酸系調味料、ビタミンC1非糖系甘味料等を
加えることもある。しかし、これだけでは、風味が乏し
いため果汁粉末や粉末コーヒーなどの天然物粉末を加え
ることもある。
このようにして造られた粉末飲料は、そのまま商品とし
て用いられろこともあるが、袋詰め等の作業性を改良し
、水や湯に溶解したときすぐ溶けるように、しかも保存
中のケーキングを防止するため顆粒状とした即席飲料と
することが行われている。特に、粉末飲料をその場で溶
解して飲料を供する自動販売機では、溶解性が非常に重
要であり、このような顆粒状即席飲料がしばしば利用さ
れている。
粉末飲料を顆粒とするには、粉末の原シ↓に糖庸や粘性
物質などを溶かしたバインダー溶液を加えて撹拌し、湿
った顆粒とした後、乾燥することにより行われている。
このような顆粒状即席飲↑tに用いる天然物粉末は、天
然物濃縮溶)αを噴霧乾燥1、凍結乾燥、泡沫乾燥、減
圧乾燥などにより乾燥して粉末としたものが使用される
。すなJ〕ち、濃縮果汁やコーヒーのgaJ¥な抽出溶
液などの天然物濃縮iRrαを+2燥した粉末が利用さ
れる。
11明が解決しようとする問題 このような従来の天に物粉末の入った顆粒状即席飲料は
、濃縮果汁やコーヒーの濃厚な抽出溶液なとの天然物濃
縮溶、θをわ)末とする際と顆粒を乾燥する際の濃度に
わたって乾燥処理が1テわれるため風味がかなり劣るも
のとなった。
問題点を解決するための手段 この発明の発明者らは、このような風味の劣化を防ぎ風
味の優れた顆粒状即席飲料を製造する方法を開発すべく
研究の結果、バインダーig液の代わりに天然物濃縮溶
液を用いるのがよいこと、しかもこのバインダーi6 
f72の代わりに用いる天然物1IFI縮W液の濃度が
一定の範囲のものを用いる必要があることを見いだし、
この発明を完成させた。
すなわち、この発明は、粉末砂糖などの粉末原料を撹拌
、転動又は流動状態としながら水分40〜70%の天然
物濃縮溶液を加えて湿った顆粒とし、吹いてこれを乾燥
することにより顆粒状!p席飲料とするものである。
粉末状の原料として砂糖、ぶどう糖などの糖類又はこれ
に粉末乳製品、有nR1粉末香i1、色で粉末、有機酸
塩、安定剤、乳化剤、アミノ酸類、核酸系調味料、ビタ
ミン珀粉末、非糖系甘味料などを加えた従来の粉末飲料
や顆粒状I![1席6′!:料に用いられろ粉末の原料
と同じものが用いられる。
回転や転勤する容器に入れ、撹拌、回転、転勤させなが
ら天然物濃縮溶7αを加えて顆粒とする撹拌造粒法、転
勤造粒法又は回転造粒法などの粉末原料を撹拌、転勤、
又は流動状態としながら天然物濃縮溶液 また、例えばヘンシェルミキサーのように回転体に粉末
原料と天然物濃縮溶液を同時に供給し、遠心力で両者を
混合して顆粒とする方法なども利用可能である。
この際、一度に多量の天然物1ail!溶液を加えると
、ときには粉末原料が部分的に溶解してから乾燥して溶
解し難い顆粒となることかあ、るため、例えば少量ずつ
滴下するなどして少しずつ加えるようにするのが望まし
い。特に、粉末原料の下の方から空気を送って流動層と
なし、そこに天然物濃縮溶液を霧状にして加え造粒する
流動造粒法て顆粒とすると、溶解性の優れた顆粒が得ら
れる。
この発明に用いる天然物濃縮溶液とは、例えば濃縮果汁
のような天然物より搾汁した天然物の溶液を濃縮したも
のやコーヒーや紅茶なとの天然物より抽出した溶液を′
a縮したものなどを指すが、コーヒーなどを抽出する際
濃厚な溶液に抽出したもののように濃縮加工を行わない
濃厚な天然物溶液も含めるものとする。
iJ縮果汁として、例えば濃縮温州みかん果汁、濃縮オ
レンジ果汁、濃縮パイナツプル果汁、濃縮ぶどう果汁な
と所望に応じた濃縮果汁が用いられろ。また、天然物よ
り抽出した溶液としてコーヒー抽出液、紅茶抽出lαな
どの嗜好飲料抽出溶液が用いられる。
これらの天然物濃縮溶液は、濃度が濃すぎると噴霧して
も細かい霧とならずに大きな?I′aとなって供給され
溶解し難い顆粒となるおそれがあり、また濃度が薄いと
粉末原料が顆粒とならなかったり、天然物濃縮溶液を望
みの量加えることができず風味の良いものとならないこ
とがある。
従って、濃縮果汁や抽出溶液は、水分が40〜70%の
濃度のものを用いろ必要がある。すなわち、濃縮果汁の
場合、飲料としたときの果汁の濃度、濃縮果汁の粘度、
ペクチンの量、種類などにより異なるが、濃縮みかん果
汁で4〜5倍、ink!パイナツプル果汁で5倍くらい
の濃度の果汁を用いるのが望ましい。
また、粉末原料に加える濃縮果汁の量は、所望により定
めるが、粉末飲料を希釈して飲むとき果汁量が5〜10
%の果汁入り飲↑:↓となる砥とするのが望ましい。な
お、これより濃縮果汁の瓜が多いと、加える果汁量が多
くなり粉末原′F′Fが顆粒となる前に果汁に溶解した
り、吸湿性の大きな顆粒となるおそれがある。
更に、コーヒーの抽出溶液の場合、濃度が40〜50%
の濃厚な抽出溶液を用い顆粒とするのがよく、粉末原料
に加える量は飲むときコーヒー抽出成分が固形分として
1〜2%前後となるようζこするのが望ましい。また、
紅茶の場合、これより薄い溶iαでよいことがある。
なお、天然物濃縮溶液に色素なとの可溶性原料の一部を
溶解して用いることも可能である。
このようにして得た湿った顆粒を乾燥して顆粒状即席飲
料とする。湿った顆粒の乾燥は、常法に従って40〜8
0℃ぐらいの温風を送風して行うが、転勤造粒、回転造
粒、流動層造粒なとて顆粒化したあと引き続き温風を送
って乾燥するのが望ましい。なお、顆粒の乾燥は、必要
によりこれより低い温度や減圧下で処理することができ
ろ。
発明の効果 従来の方法は、天然物濃縮溶tUを粉末とするときと湿
った顆粒を乾燥するときの二度にわたって乾燥するため
果汁分や抽出成分の劣化が大きかったが、本発明では乾
燥工程が顆粒を乾燥するときの一度だけである。
従って、それだけ果汁分や抽出成分の劣化が防げ、風味
の優れたものとなるだけでなく、工程も簡素化され製造
コストも安くなる。
実施例 l 結晶ぶとう糖42部、グラニユー糖粉末54部、クエン
酸粉末2.9部、フマール酸モノナトリウム0.2部、
粉末パイナツプル香料0.9部の粉末原料を回転皿に入
れ回転して混合し、均一となったら5倍に1縮した濃縮
パイナツプル果汁13部に黄色の色素0.5部を溶かし
た濃縮果汁を噴霧して加えて粉末原t↓を造粒し、湿っ
た顆粒とした。
この湿った顆粒に約65℃の温風を送って乾燥し、顆粒
状!I′I序飲料を得た。
この顆粒状即席飲料は、水に溶解したときすぐ溶け、従
来の果汁入り顆粒状即席飲料に比べはるかに風味の優れ
た飲料となった。
実施例 2 グラニユー糖粉末66部、ぶどう1130部、クエン酸
粉末3部、粉末オレンジ香料1部を流動造粒装置に入れ
、送風して流動層とした。
次いで、流動層の状態を保ちながら5倍凛縮の温州みか
ん濃縮果汁の15部にオレンジ色の色素1部を溶解した
ものを少量ずつ噴霧して加え、粉末を湿った顆粒とした
引き続き、造粒装置に入れたまま60℃前後の温風を送
って湿った顆粒を流動乾燥し、顆粒状即席飲料を得た。
この顆粒状即席飲料は、水に容易に溶解して果汁入りジ
ュースとなった。しかも、このジュースは、従来の果汁
入り顆粒状1!n席飲料に比べ果汁の風味が強く大変お
いしいオレンジジュースとなった。
実施例 3 グラニユー糖粉末65部、ぶどう糖34部、粉末コーヒ
ーホワイトチー45部を流動造粒装置に入れ、送風して
粉末原料を流動層状態とし、この状態を保ちながら固形
分45%(水分55%)のコーヒー抽出液の50部を少
量ずつ噴霧して加えては乾燥することを繰り返して粉末
原料を湿ったn1立とした。
次いで、60℃の温風を送風して顆粒を乾燥し、顆粒状
即席飲料を得た。
この顆粒状即席飲料は、湯に容易に溶解して、風味の優
れたクリームコーヒー飲料となった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉末砂糖などの粉末原料を撹拌、転動又は流動状態とし
    ながら水分40〜70%の天然物濃縮溶液を加えて湿っ
    た顆粒とし、次いでこれを乾燥することを特徴とする顆
    粒状即席飲料の製造法。
JP61018883A 1986-01-30 1986-01-30 顆粒状即席飲料の製造法 Pending JPS62179370A (ja)

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JP61018883A JPS62179370A (ja) 1986-01-30 1986-01-30 顆粒状即席飲料の製造法

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JPS62179370A true JPS62179370A (ja) 1987-08-06

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ID=11983955

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JP61018883A Pending JPS62179370A (ja) 1986-01-30 1986-01-30 顆粒状即席飲料の製造法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033144A (ja) * 1973-07-27 1975-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033144A (ja) * 1973-07-27 1975-03-31

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