JPS6217899Y2 - - Google Patents

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JPS6217899Y2
JPS6217899Y2 JP8767482U JP8767482U JPS6217899Y2 JP S6217899 Y2 JPS6217899 Y2 JP S6217899Y2 JP 8767482 U JP8767482 U JP 8767482U JP 8767482 U JP8767482 U JP 8767482U JP S6217899 Y2 JPS6217899 Y2 JP S6217899Y2
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coin
coins
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は非電気的に作動する自動販売機用ロツ
ク装置に関するもので、所定の販売金額のコイン
を投入して、開閉部を手で前方へ引くことによ
り、開閉部のロツクが解除されて、販売物収容箱
内の販売物が取り出せるようになつている自動販
売機用ロツク装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来におけるこの種の自動販売機用ロツク装置
としては、実公昭53−18790号公報に記載されて
いるようなものが存在する。この装置は、上方に
コイン投入口を有する本体の内部に、コイン投入
口に連通する検出器を設け、この検出器の下部に
はベルクランクの一端に回動自在に軸着した作動
体を上向きに弾性を付勢させて設け、この作動体
には検出器の下部に係合するストツパーを設ける
と共に、検出器の下部のコインに当接移動して、
前記ストツパーの係合を離脱させる山形カムを形
成し、更に前記ベルクランクの他端に連結した縦
方向のレバーの下端部を開閉部の後方下部に回動
自在に連結すると共に、このレバーを下向きに弾
性を付勢させてなり、しかして投入口よりコイン
を入れ、開閉部を外に引き出して、該開閉部の下
底後部を上昇させることにより、前記レバーを上
昇させてベルクランクを回動し、このベルクラン
クの回動に伴う作動体の回動により、山形カムを
検出器の下部に投下されているコインの下縁沿い
に摺接させつつ、この作動体のストツパーを検出
器の下部から離脱させるようにしたものである。
ところが、このような構成の装置においては、
使用できるコインが同一種類のコインに限られる
ため、或る特定種のコイン専用型とするか、ある
いはコインの種類毎に別々のコイン投入口が設け
られた複数のロツク装置を備えた併用型とせざる
を得ず、したがつて因に米国通貨を例にとると、
販売物の価格が例えば25セントである場合、
DIME(10セント相当)2枚とNICKEL(5セン
ト相当)1枚、もしくはDIME1枚とNICKEL3枚
のような異種コインの併用が出来ず、非常に不便
であつた。
一方、この種のロツク装置においては、コイン
がコイン通路内で詰まる等のトラブルを生じた場
合には顧客が迷惑を被るためそのようなトラブル
を簡単に解消する手段を備えておく必要があり、
またコインを投入した後に購入を中止する場合も
あるため斯る場合には投入したコインを確実に払
い戻せるような手段が必要である。ところが、前
述の従来装置では、コイン詰まり等のトラブルに
対処し得る手段が備わつておらず、また一旦投入
したコインを払い戻すような機構は設けられてい
なかつた。また、非電気的自動販売機におけるコ
インの払い戻しに関しては実公昭57−9897号公報
に記載されているようなものがあるが、これによ
ると、或る特定のコインしか使用できない自動販
売機であつて、所定サイズのコインよりも小さな
コインが投入された場合のみそのコインがコイン
返却口に返却されるようになり、また所定のコイ
ンより大きなコインが投入された場合はコイン投
入口から指で取り出すようになつている。したが
つてこの払い戻し装置では投入したコインがコイ
ン通路内部で詰まつた場合や、投入後に購入を中
止したい場合には簡単にはコインの払い戻しが行
えなかつた。
(問題題を解決するための技術的手段) 本考案は上述したような問題点に鑑み、異なつ
た種類のコインが使用できると共に、コイン通路
内部での詰まり等のトラブルやコイン投入後に購
入を中止したいという要望に好適に対応できる自
動販売機用ロツク装置を提供することを目的とし
ており、この目的を達成するための技術的手段
は、一端部が販売物収容箱1の開閉扉2側に弾性
を上向きに付勢させて枢着されていて、他端側に
山形のカム87を形成した係止部材3と、コイン
ボツクス4の前面部に設けられた係止部材挿入口
7と、コインボツクス4の内部に設けられてい
て、開閉扉2の閉鎖時に前記挿入口7に挿入され
た係止部材3と係合して当該係止部材を抜出不能
にロツクせしめるロツク部材25と、コインボツ
クス4の前面部に複数種のコインを投入し得るよ
うに設けられたコイン投入口5と、コインボツク
ス4の前面部に設けられたコイン返却用レバー9
及びコイン返却口10と、コイン投入口5より投
入されたコインを起立状態で積み重ね得るように
配列すると共に最下位のコインを当該コイン通路
の出口端から突出させて係止部材3に当接させる
ようにするためのコイン通路31を有し、且つ所
定の販売金額となるコインの種々組合せにより定
まる各コイン配列における最上位のコインの上端
位置に対応する位置でコイン通路31内に突入し
て最下位のコインを突出状態に保持すると共にコ
イン通過時のみ退出するようになつている複数の
ストツパー68を配備してなるコイン検知器24
と、を備え、このコイン検知器24は、互いの係
着部47,50を基点として開閉可能に相互嵌合
されると共にばね部材30a,30b,30cに
より互いに引き付けられて保持された内枠体28
と外枠体29とで構成されていて、これら内枠体
28と外枠体29の対接壁面間に、前記コイン通
路31が当該対接壁面間の幅を拡開し得るように
形成されており、またこのコイン検知器24はコ
インボツクス4内に傾動可能に装着されていると
共にその傾動範囲が所定の角度に規制されてお
り、更に前記内枠体28にはコイン返却用レバー
9と連動する傾動用レバー18が係着されてお
り、しかして所定の販売金額が投入された際に開
閉扉2を開くべく係止部材3を引くことにより係
止部材3が山形カム87と最下位のコインとの摺
接に伴い変位してロツク解除される一方、コイン
の払戻しにあたりコイン返却用レバー9の操作に
よつて、コイン検知器24が規制位置まで傾動し
てコイン通路31出口端が係止部材3に対向する
位置から外れた後内枠体28と外枠体29とが前
記ばね部材に抗し互いに開離してコイン通路31
内のコインがコイン返却口10へ排出されるよう
に構成されてなることを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案を低価格の平日版と高価格の日曜
版の両者の販売に共用できる新聞自動販売機に適
用した実施例に基づいて説明する。
第1図において、1は販売物である新聞を収納
させる収容箱、2は収容箱1の前面に下端を中心
として回動自在に取付けた開閉扉、2aは開閉扉
2の上端中央部に固着した把手、3は把手に取付
けた係止部材、4は収容箱1上に配置固定したロ
ツク装置を内蔵するコインボツクスである。該コ
インボツクスの前面には、第2図で示すように上
部位置に縦形のコイン投入口5と円形のキー溝6
が設けてあり、また下部左寄り位置には横長で且
つ右半部の開口上下幅を広くした係止部材挿入口
7とその四周を取囲んで突出する矩形枠8とが設
けてあり、該挿入口7の右側に下方回動可能なコ
イン返却用レバー9とコイン返却口10とが設け
てある。またコインボツクス4の前面の表示は、
新聞価格が平日版では25セントで日曜版では50セ
ントであること、使用し得るコインが平日版では
第3図で示す中径の5セント用コインN
(NICKEL)と小径の10セント用コインD
(DIME)と大径の25セント用コインQ
(QUARTER)との3種類であつて日曜版ではコ
インD,Qの2種であること、釣り銭は支払われ
ないこと、コイン投入後に把手2aを引くという
操作方法、コイン投入位置、返却用レバー9の回
動方向等を示している。しかして、開閉扉2は、
閉止姿勢において把手2aの先端部裏面側に常時
ほぼ直角に突出するように設けた係止部材3をコ
インボツクス4の挿入口7に突入位置させた状態
でロツクされ、コイン投入口5より所定額のコイ
ンが投入された際に第1図の二点鎖線の如く前方
へ開き得るようになつている。
コインボツクス4は、第4図で示すように上面
および背面側が開放したケース本体11と側面視
略L字状のケースカバー12とから直方体外観を
有する箱状に形成され、ケース本体11の背面両
側部には側面部より折曲した相対向するガイド縁
部11a,11aを有し、またケースカバー12
の背面部には摺動枠12a,12aが平行状に固
設され、両摺動枠12aの内側に両ガイド縁部1
1aが嵌入した状態でケースカバー12を上下方
向に摺動して脱着するように構成されている。し
かしてケース本体11内部には背面寄り上部位置
に断面略逆L字状の補強枠11bが水平状に架設
されており、該補強枠11bの垂直片部に穿設し
た長孔11cに逆V字状の掛止片13が回動自在
に懸吊され、ケースカバー12はその下端12b
を掛止片13のV字部13aに係止させることに
より所定位置まで引き上げた状態で保持される。
一方、ケース本体11の内部には、第5図および
第6図で示すように、係止部材挿入口7の下部開
口縁より僅かに下方位置からケース内奥側へ突出
し且つコイン落下孔14aを開設した台板14が
固設され、またコイン返却口10の内側に上方開
口した返却ボケツト部15がケース内奥部へ突設
され、該台板14とポケツト部15とは傾斜路1
6で連絡しており、またポケツト部15の上部で
返却用レバー9の回転支軸9aを枢支している。
この回転支軸9aには略コ字状枠材17a,17
bをビス17cにて接合した傾動用レバー18を
固着しており、先端側の枠材17bのケース内面
側突出片17dは上向き開口した切欠溝18aを
備え、またケース内奥側突出片17eはL字状に
立ち上がる押圧片18bを備えている。19は一
端がケース本体11の側板部に固着した取付部材
20に係着して他端が傾動用レバー18の基端側
コ字状枠材17aに係着したコイルばねで、レバ
ー18を該枠材17a部分で引張り付勢してい
る。21はキー溝6に挿入した開閉キー(図示
略)の回転にて回動する係止片で、切欠溝21a
がケースカバー12の天板部内面に設けた係止ピ
ン22に係合した状態でケース本体11とケース
カバー12とをロツクすると共に、回動にて第6
図示二点鎖線の如くロツク解除する機能を持つ。
23は第6図で示すコイン検知器24を回動自在
に懸吊して装着するための枢支ピン、25は横断
面略L字状をなしていて、下端部が係止部材挿入
口7のケース内奥側に突出位置したロツク部材、
26はコイン検知器24の傾動ガイド枠である。
コイン検知器24はケース本体11に対して着脱
自在に構成され、上記枢支ピン23に懸吊した装
着状態において傾動用レバー18に切欠溝18a
を介して下端部で係着すると共に、ばね19の付
勢を受けた押圧片18bの側面部への接当により
ロツク部材25側へ押付けられて安定した懸吊姿
勢を保持する。
第7図A〜Dはコイン検知器24の外観を示
し、第7図Aは正面(装着時のケース本体前面
側、以下同様とする)図、第7図Bは背面図、第
7図Cは左側面図、第7図Dは底面図である。コ
イン検知器24の基体部は、側板27と内枠体2
8と外枠体29とを相互に嵌着すると共に側板2
7と外枠体29とを三本のコイルばね30a,3
0b,30cを介して引き付けて保持した側面視
略直角三角形状に一体構成され、前面側がケース
本体11への装着時にケース内面に対向する垂直
面24aとなり、背面側が垂直面24a上部近傍
より下方へ緩傾斜する上部傾斜面24bとその下
方端より垂直面24a側へ傾斜して上部傾斜面2
4bに対してほぼ90゜の角度をなす下部傾斜面2
4cとから構成され、垂直面24aの下端と下部
傾斜面24cの下端とを結ぶ底面24dは水平状
となつている。しかして、コイン検知器24の内
部には両傾斜面24b,24cに沿つて曲折する
溝状のコイン通路31を備えており、垂直面24
aの中央上部には該コイン通路の入口開口32が
開設され、底面24dには同出口開口33が形成
されている。またコイン通路31の側板27側に
は仕切壁34で隔てられた中空部35を備え、該
中空部の下端は底面24dの開口35aにより開
放している。
側板27は金属板等で形成され、第8図A,B
で示すように下部を水平状に切除した略直角三角
形状を呈し、垂直片部と上部斜辺部と下部斜辺部
のそれぞれを内側面側へ略90゜に折曲した重合用
縁枠部27a,27b,27cを有し、また縁枠
部27bの両端近傍2ケ所と縁枠部27cの下端
近傍1ケ所とにコイルばね30a,30b,30
cの各一端を係着するための係止用突起36a,
36b,36cが設けてある。
内枠体28は例えばプラスチツクの成形によつ
て形成され、第9図A,B,Cで示す如く垂直周
壁28aと上部傾斜周壁28bと下部傾斜周壁2
8cとこれらに取り囲まれた仕切壁34とから側
面視で側板27と略同形状に構成されている。仕
切壁34は、各周壁28a,28b,28cの幅
方向一方側に、即ち外枠体29対向側に偏して位
置し、上部傾斜周壁28bに沿つた上部と下部部
が肉厚に形成され、下端部には底面24dより下
方へ突出するひれ状の仕切片37を設けてある。
また、内枠体28の外枠体29側面には両傾斜周
壁28b,28cの側端部28dに沿つて一定間
隔を置いて平行に突設した突条部38を有し、上
記側端部28dと突条部38との間の凹部は外枠
体29との嵌合時にほぼ90゜に曲折した前記コイ
ン通路31を構成する。しかしてコイン通路31
の曲折部位を境とした上部は下部よりも水平方向
幅が広くなつたコイン選別部31aを構成し、下
部はコイン配列部31bを構成しており、該配列
部31bの下部は垂直方向に向かうように構成し
ている。39はコイン選別部31a位置の仕切壁
34に開設した長穴状のコイン排除口で、コイン
通路31の上部の上下方向幅よりも同方向開口幅
がやや狭く、上下に縁部40a,40bを残して
いる。またコイン選別部31aは垂直周壁28a
側に開放して前記入口開口32に連通するが、開
放位置よりコイン排除口39に至る途上の側壁面
41は排除口39側へ近づくに従つてコイン通路
31の天井部幅が床面部幅よりも狭くなるように
傾斜している。一方、仕切壁34には、コイン配
列部31b領域内で突条部38に近接して平行す
るスリツト42と突条部38よりも垂直壁28a
側でスリツト42と直交する方向に沿う2つの溝
状開口43,43とが開設され、且つ両開口4
3,43のそれぞれ直下の、外枠体29と対向す
る側にピン受部44,44が突設してある。45
は金属板等で形成されたガイド部材で、その一側
縁を折曲して形成したガイド片45aを、スリツ
ト42に嵌入位置させると共に、上記各開口43
より突出させた耳状係止片45bとピン受部44
とを貫通する枢支ピン46にて仕切壁34に回動
自在に取付けてあり、そして常時は自重によつて
ガイド片45aがスリツト42よりコイン通路3
1内へ突出する姿勢にある。尚、ガイド片45a
の上部は傾斜状に形成され、上記突出姿勢におい
てコイン通路31の側壁面に対して斜交するよう
に構成されている。47は垂直壁28aの上方延
出部に開設した嵌合孔、48は垂直壁28aの下
部に側板27側へ張設したフランジ部28eに開
設されたねじ孔である。
外枠体29は内枠体28と同じくプラスチツク
の成形体からなるもので、第10図A〜Dで示す
如く、垂直周壁29aと上部傾斜周壁29bと下
部傾斜周壁29cとこれらに取り囲まれた垂直基
板壁29dとを有し、内枠体28を各周壁29
a,29b,29cで包囲する空間内に嵌入し得
る大きさに形成されている。垂直周壁29aは、
外面がコイン検知器24の垂直面24aを構成
し、片側上半部より側方へ延設した張出部29e
にケース本体11の枢支ピン23を嵌入する係着
孔49を備えており、また基板壁29dとの連結
部より内方寄りの上部が上方延設され、この延出
部29fの背面側に内枠体28の嵌合孔に嵌合す
る丸軸状突起50を有し、更に下端には内方寄り
に位置する傾動ガイド片51と外方寄りに位置す
る突起52とが下方へ突設されている。53a,
53bはケース11への装着時にケース内面に接
当する凸面部である。基板壁29dは、内面側が
平坦状であつて両傾斜周壁29b,29cに沿う
部分が内枠体28と外枠体29との嵌合時にコイ
ン通路31の片側面を構成し、また外面側には、
下部傾斜周壁29cより連続して外方へ突出する
外側突条壁54aと、これに平行な内側突条壁5
4bと、外側突条壁54a下端と垂直周壁29a
下端を水平に結ぶ底壁部54cと、内側突条壁5
4bと垂直周壁29aの張出部29e下端位置と
を結ぶ水平壁54dとが、それぞれ同一高さに突
設されている。両突条壁54a,54b間の凹所
は第11図A,Bで示すストツパー支持体55の
嵌入部56を構成し、その中央部の基板壁29d
には両突条壁54a,54bに平行な長穴状のス
トツパー突入口57が開設され、また両突条壁5
4a,54bの対向面にはそれぞれ上部と下部に
ストツパーガイド溝58a,58b,58c,5
8dが形成され、ガイド溝58aは突条壁54a
を貫通して下部傾斜面24cへ開口し、ガイド溝
58bは上部傾斜面24b側へ開放し、更にガイ
ド溝58c,58dは上端部で突条壁54a,5
4bの端面に開口している。
59は例えば帯状金属片を折曲して形成したコ
字状のコイン選別部材で、基板壁29dにおける
内枠材28のコイン排除口39対応位置に開設し
た溝孔60へ略く字状の長尺脚片59aが嵌入し
た状態で枢支ピン61を介してピン受部62に取
付けられ、常時は自重によつて長尺脚片59aが
溝孔60より基板壁内面側へ突出する姿勢にあ
る。63は内外枠体28,29を嵌合した際に内
枠体のピン受部44を収容するための開口、64
はコイン排除口39と入口開口32との間のコイ
ン通路31の下部位置に対応する基板壁29d内
面に突設した突起で、入口開口32側が傾斜状に
形成されている。また65は内外枠体28,29
の嵌合時に両者の下部垂直周壁28c,29c間
に介在して密着を防ぎ嵌合操作を容易にするため
の隆起部である。
第11図A,Bは例えばプラスチツク成形体か
らなる略角棒状のストツパー支持体55を示し、
このストツパー支持体55は中央部に形成された
溝状開口65を挟んでその左右両側に平行に延び
る左右の支持枠部55a,55bからなり、左側
の支持枠部55aの外側面にはその上部に溝状開
口65に連通するビス孔66aが、また下部には
摺動用ガイド突起67aがそれぞれ設けられ、右
側の支持枠部55bの外側面にはその上部に摺動
用ガイド突起67bおよび溝孔66bが、また下
部にはガイド突起67cがそれぞれ設けてある。
またこれらの支持枠部55a,55bにはそれぞ
れ所定位置にストツパー68a,68b,68
c,68d,68e,68f,68gが跨嵌した
状態で枢支ピン69を介して取付けてある。各ス
トツパー68(尚、68はストツパー68a〜6
8gの総称番号とする)は第12図で示す如く帯
状金属片の折曲加工等により前記コイン選別部材
59と略相似形に形成され、へ字状に曲折した長
尺脚片69aと直線状の短尺脚片69bと両者を
結ぶ連結部69cとからコ字状を呈し、両脚片6
9a,69bに穿設した孔70,70に枢支ピン
69を挿通してストツパー支持体55に装着され
る。しかしてストツパー68は常時は自重により
長尺脚片69aの先端が外枠体29のストツパー
突入口57よりコイン通路31内へ突入してお
り、且つ該脚片69aは連結部69cが支持枠部
55a,55bに接当するので下方への回動のみ
可能である。尚、上記連結部69cの孔71は、
予め孔70,70と等間隔に穿設しておき、第1
3図で示す如きプレス成形によつてストツパー支
持体55を折曲形成する際に凸型72の上面に設
けた突起部72aと嵌合させることにより、位置
決めを容易にすると共に凹型73の押圧時に孔7
0,70の対向位置がずれるのを防止するための
ものである。
前記第7図A〜Dで示すコイン検知器24の組
立てにおいては、第14図で示す如く外枠体29
の突起50に内枠体28の嵌合孔47を嵌合して
回動させることにより、外枠体29の内面側に内
枠体28を嵌着させると共に、外板27をその垂
直辺部の下部にL字状補強板74の立ち上げ片部
74aを挟み込んだ状態で内枠体28に外嵌す
る。この状態においてコイン通路31は内枠体2
8の仕切壁34と外枠体29の基板壁29dとの
間に形成される。また、補強板74には円孔74
bが穿設してあり、該円孔74bと内枠体28の
ねじ孔48とが同心に位置して、この部分に傾動
用レバー18の切欠溝18aに係合させる係止用
ビス75を螺着している。一方、ストツパー支持
体55は、その摺動ガイド突起67a,67b,
67cを外枠体29のガイド溝58c,58b,
58dにそれぞれ嵌入させた状態で外枠体29の
嵌入部56に上下摺動自在に装着すると共に、外
枠体28のガイド溝58aを挿通する摺動ビス7
6をビス孔66aに螺着して摺動幅を規制し、更
に外枠体29の外側突条壁54a端面と保持体5
5下端部との間にコイルばね77を介装すること
により上方へ引張り付勢する。また、外枠体29
の内側突条壁54bの上部位置に略く字状の押圧
レバー78を、その短尺の回動角規制片78aが
ストツパー支持体55の溝孔66bに嵌入し、且
つ長尺の押当片78bがコイン選別部材59に接
当し得るように回動自在に取付け、更に上記押当
片78bと外枠体29の水平壁54dとの間にコ
イルばね79を介装して押当片78bを引張り付
勢する。一方、摺動ビス76には略三角形状で下
端に操作用突部80aを曲折形成した金属板等か
らなる切換レバー80の上部を回動自在に支持さ
せ、且つ切換レバー80に穿設した屈折溝80b
を通して固定ビス81を下部傾斜面上に固着す
る。尚、82aは押圧レバー78の押圧片78b
に一端を固定してこれと連動する針金状のストツ
パー制御部材、82bは外枠体29の内側突条壁
54b端面下部にビス83にて固定した針金状の
ストツパー制御部材である。
第15図は第1図に示した開閉扉2の把手2a
の先端部を示しており、係止部材3は把手2aに
ビス止めされた取付片3aとこれに軸3bを介し
て水平状態から下方回動のみ可能に枢支された回
動片3cとを備え、該回動片3cは、ばね3dに
よつて常時は水平位置に保つように即ち把手2a
に対して約90゜の角度をなすように上向きに付勢
されている。しかして該回動片3cは、その一側
端部に長穴状の係合孔84を有していると共に、
先端部が2片に分かれており、該係合孔84側の
先端片85は短く且つ下向きに傾斜し、また他方
の先端片86は長く且つ略へ字状に弯曲されて山
形のカム87を形成している。この係止部材3の
回動片3cをコインボツクス4の係止部材挿入口
7より進入させると、短い方の先端片85がロツ
ク部材25の先端傾斜部に当接してこれに沿つて
第16図Aの二点鎖線で示す如く下方回動し、こ
の状態で更に進入させるとロツク部材25の先端
が第16図A,Bで示す如く係合孔84内に嵌入
し、回動片3cが抜出不能となつて開閉扉2はロ
ツク状態となる。このロツク状態では台板14の
コイン落下孔14aは回動片3cにて遮蔽され、
従つてコイン検知器24を第6図示の如く装着し
た場合、コイン投入口5より投入されたコイン
N,D,Q等はコイン通路31を通つて出口開口
33まで転動落下するが、出口開口33位置で一
部突出した形で回動片3cに接当してコインボツ
クス4の内底面へは落下しない。尚、この時コイ
ン選別部31bの下端近傍が垂直方向にあるの
で、傾斜状である場合に比較して、小径のコイン
であつても突出姿勢が安定する。
一方、上記ロツク状態下で投入されたコイン
N,D,Qは、コイン通路31のコイン配列部3
1b内で起立状態で積み重なつて配列するが、そ
の配列長さは投入されたコインN,D,Qの組合
せによつて異なる。即ち、25セントの平日版に対
応するコインの組合せWは、 W1=コインQ/枚 W2=コインD3枚(釣り銭なし) W3=コインD2枚+コインN1枚 W4=コインD1枚+コインN3枚 W5=コインN5枚 の5通りであり、また50セントの日曜版に対応す
るコインの組合せSはコインNを使用しないこと
を前提として、 S1=コインQ2枚 S2=コインQ1枚+コインD3枚 (釣り銭なし) S3=コイン4枚 の3通りであり、各組合せW1〜W5とS1〜S3の配
列長さはコインN,D,Qの径が異なるため最上
位のコイン上端が第17図で示す位置の長さとな
る。
しかして第7図Cで示す状態下ではストツパー
68gがW1に、同68cがW2に、同68fがW3
に、同68bがW4に、同68dがW5にそれぞれ
対応する最上位コイン上端の直上に上方回動しな
い長尺脚片69a先端を突出位置させており、こ
のために配列したW1〜W5の組合せコインの通路
31内を入口側へ戻る動きは阻止される。故に、
組合せW1〜W5となるコインが投入された場合に
は、開閉扉2を引く操作により、回動部材3cは
突出部87が最下位コインN,D,Qの下方突出
部に接当し且つこれに沿つて押し下げられ、第1
6図Aの二点鎖線で示す如く下向きに回動すると
共に、これに伴つてロツク部材25先端が係合孔
84から離脱してロツク解除され、開閉扉2の開
放が可能となり、同時に配列したコインは台板1
4のコイン落下孔14aより下方へ落下する。ま
た、切換レバー80を第7図Bにおける状態から
図示左側へ切換えると、摺動ビス76と固定ビス
81との距離が短縮するのでストツパー支持体5
5がばね77の付勢に抗して下降し、この下降状
態においてストツパー68fがS1に、同68cが
S2に、同68aがS3にそれぞれ対応する最上位コ
イン上端の直上に長尺脚片69a先端を突出位置
させることになる。従つて上述した平日版の場合
と同様に日曜版の場合も組合せS1〜S3となるコイ
ン投入によつてロツク解除され、配列コインの落
下と共に開閉扉2が開放できる。
尚、各ストツパー68の長尺脚片69aは第1
8図のようにコインN,D,Qが上方から接当し
た際に二点鎖線の如く下方回動してコイン通路3
1内より引き下がるのでコインの通過を妨害しな
い。また、ガイド部材45のガイド片45aは
小、中径コインD,Nをコイン配列部31b内で
下部傾斜面24c側へ揃えて配列の乱れによる配
列長さの変動を抑制する機能を果たし、上部が傾
斜状であるために大径コインQの通過時には上部
での接当によりストツパー68と同様にコイン通
路31内から回動して引込み、通過を妨害しな
い。一方、切換レバー80が平日版用位置にある
時は、押圧レバー78の押当片78bがコイン選
別部材59を押圧してその長尺脚片59aはコイ
ン選別部31aへ突出しておらず、またコイン選
別部31aの傾斜した側壁面41と突起64とに
よつて投入コインが外枠体29の基板壁29d側
へ倒れかかつた状態で転動することから、コイン
N,D,Qのいずれも選別部31aを通過する。
しかし、切換レバー80が日曜板用にある場合
は、ストツパー支持体55の下降に連動して押当
片78bが立ち上がつてコイン選別部材59を押
圧せず、長尺脚片59aがコイン選別部31a通
してコイン排除口39へ突出し、大径コインQは
排除口39上下幅より径大であることから脚片5
9aを回動させつつ通過し、且つ小径コインDは
脚片59aの下をくぐり抜けて通過するが、中径
コインNは脚片59aに接触して排除口39から
中空部35へ排除されて開口35aよりコイン返
却口10のポケツト部15へ返却される。更にコ
インの配列長さの関係から、ストツパー68eは
平日版位置ではコインN4枚(20セント)で且つ
ストツパー68gは日曜版位置ではコインD2枚
(20セント)でそれぞれ作動する恐れがあるが、
ストツパー制御部材82a,82bが保持体55
の上下動に伴つて上記各位置において各ストツパ
ー68e,68gに接当してこれを回動させて不
作動状態とする。
上記構成のロツク装置において、コインの詰ま
り等でロツク解除やコインの追加投入を行えない
トラブルを生じた際や、あるいはコイン投入後に
購入を中止する場合には、返却用レバー9を回動
させる。この時、まずコイン検知器24全体が傾
動用レバー18に引かれて第19図Aで示す如く
二点鎖線の姿勢から実線で示す状態へ枢支ピン2
3を中心として図示左方傾動し、傾動ガイド枠2
6に嵌合した外枠体29のガイド片51がに規制
範囲まで来た時に上記傾動が停止し、続いて内枠
体28が傾動用レバー18の回動と共に図示二点
鎖線の如く丸軸状突起50を中心にばね30a,
30b,30cの引張力に抗して左方回動し、こ
れに伴つてコイン通路31が下方へ向かうに従つ
て拡がるように拡大し、傾斜路16上方に移動位
置して且つ第7図Dの状態から第19図Bの如く
拡大した出口開口33から投入コインが排出さ
れ、返却口10からのコイン取出しが可能とな
る。
しかして、返却用レバー9の操作によるコイン
返却は出口開口33より突出したコインが係止部
材3の回動片3c上面より外れて係止部材3がロ
ツクされた状態となつた場合に初めて可能となる
ため、例えば悪意によつてロツク解除による販売
物の取り出しとコイン返却とを同時に行なおうと
試みても、それは不可能となる。
尚、上記実施例では特定のロツク装置構造につ
いて説明したが、本考案は販売物の種類と価格、
使用コインの種類等が異なる仕様のロツク装置に
おいても同様に適用でき、無論、ロツク解除する
設定額が一種のみであるものや、使用コインが一
種のみに限定された構造のロツク装置においても
適用できる。
(考案の効果) 本考案の自動販売機用ロツク装置は、所定金額
となるコインの各種組合せ(1枚のみの場合を含
む)毎に異なるコインの配列長さによつて所定金
額のコインが投入されたか否かを機械的に検知す
るものであつて、複数のストツパー68を、それ
ぞれが所定金額となる数種の組合せのコイン配列
における最上位のコインの上端位置に対応する位
置にそれぞれ配設しておいて、所定金額となるい
ずれかの組合せのコインが投入されると、最上位
のコイン上端位置に突入されたストツパー68に
よつて当該組合せに係る配列のコインをその最下
位のコインがコイン通路出口端から突出した状態
で保持せしめ、しかしてこの状態において開閉扉
2を開放すべく係止部材3を引くことにより係止
部材3をロツク解除するようにしたものであるか
ら、或る1つの販売金額に対して、複数種類のコ
インの使用が可能となり、またもちろん同一種類
のコインの複数枚の使用ならびに1枚のコインの
使用も可能となる。
また、本考案によれば、コインがコイン通路3
1の途中に詰まりを生じた場合やコインを一旦投
入してしまつた後に購入を中止したような場合に
は、コイン返却用レバー9を操作することによつ
て、コイン検知器24が規制位置まで傾動してコ
イン通路31出口端が係止部材3に対向する位置
から外れた後内枠体28と外枠体29とが前記ば
ね部材に抗し互いに開離してコイン通路31内の
コインがコイン返却口10へ排出されるようにな
るため、コインが内部で残留することなく確実な
払戻しが行われ、しかも所定額のコイン投入によ
つて一旦はロツク解除した状態にある開閉部が払
戻操作と同時にロツク状態に復帰して開放可能と
なり、コインの払戻しを行いつつ販売物を入手す
るような試みは不能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はロツ
ク装置を内蔵するコインボツクスを販売物収容箱
上に固設した外観を示す斜視図、第2図はコイン
ボツクスの正面図、第3図は使用コインの概略正
面図、第4図はコインボツクスの展開斜視図、第
5図は第4図のV−V線の断面図、第6図はコイ
ンボツクスの背面内部を示す縦断面図、第7図A
はコイン検知装置の平日版切換状態における正面
図、第7図Bは同背面図、第7図Cは同左側面
図、第7図Dは同底面図、第8図Aは側板の左側
面図、第8図Bは同背面図、第9図Aは内枠体の
左側面図、第9図Bは同正面図、第9図Cは同右
側面図、第10図Aは外枠体の正面図、第10B
は同背面図、第10図Cは同左側面図、第10図
Dは同右側面図、第11図Aはストツパー支持体
の正面図、第11図Bはその右側面図、第12図
はストツパーの外観を示す斜視図、第13図はス
トツパーのプレス成形状態を示す概略断面図、第
14図はコイン検知器の基体部の嵌合操作を説明
する展開正面図、第15図は係止部材を示す要部
斜視図、第16図Aは係止部材の係止動作を示す
要部縦断面図、第16図Bは同要部斜視図、第1
7図はコインの配列を説明する縦断面模式図、第
18図はストツパーの挙動を示す要部縦断面図、
第19図Aはコイン払戻し操作を示す要部背面
図、第19図Bは同底面図である。 1……販売物収容箱、2……開閉扉、3……係
止部材、3a……取付片、3b……軸、3c……
回動片、3d……ばね、4……コインボツクス、
5……コイン投入口、7……係止部材挿入口、9
……コイン返却用レバー、10……コイン返却
口、14……台板、14a……コイン落下孔、2
4……コイン検知器、25……ロツク部材、26
……傾動ガイド枠、28……内枠体、29……外
枠体、30a,30b,30c……コイルばね
(ばね部材)、31……コイン通路、32……入口
開口、33……出口開口、39……コイン排除
口、47……嵌合孔(係着部)、50……丸軸状
突起(係着部)、51……傾動ガイド片、68…
…ストツパー68a〜68gの総称、69……枢
支ピン、69a……ストツパーの長尺脚片、69
b……短尺脚片、69c……連結部、78……押
圧レバー、80……切換レバー、82a,82b
……ストツパー制御部材、84……係合孔、87
……山形カム、N,D,Q……コイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部が販売物収容箱1の開閉扉2側に弾性を
    上向きに付勢させて枢着されていて、他端部側に
    山形のカム87を形成した係止部材3と、コイン
    ボツクス4の前面部に設けられた係止部材挿入口
    7と、コインボツクス4の内部に設けられてい
    て、開閉扉2の閉鎖時に前記挿入口7に挿入され
    た係止部材3と係合して当該係止部材を抜出不能
    にロツクせしめるロツク部材25と、コインボツ
    クス4の前面部に複数種のコインを投入し得るよ
    うに設けられたコイン投入口5と、コインボツク
    ス4の前面部に設けられたコイン返却用レバー9
    及びコイン返却口10と、コイン投入口5より投
    入されたコインを起立状態で積み重ね得るように
    配列すると共に最下位のコインを当該コイン通路
    の出口端から突出させて係止部材3に当接させる
    ようにするためのコイン通路31を有し、且つ所
    定の販売金額となるコインの種々組合せにより定
    まる各コイン配列における最上位のコインの上端
    位置に対応する位置でコイン通路31内に突入し
    て最下位のコインを突出状態に保持すると共にコ
    インの通過時のみ退出するようになつている複数
    のストツパー68を配備してなるコイン検知器2
    4と、を備え、このコイン検知器24は、互いの
    係着部47,50を基点として開閉可能に相互嵌
    合されると共にばね部材30a,30b,30c
    により互いに引き付けられて保持された内枠体2
    8と外枠体29とで構成されていて、これら内枠
    体28と外枠体29の対接壁面間に、前記コイン
    通路31が当該対接壁面間の幅を拡開し得るよう
    に形成されており、またこのコイン検知器24は
    コインボツクス4内に傾動可能に装着されている
    と共にその傾動範囲が所定の角度に規制されてお
    り、更に前記内枠体28にはコイン返却用レバー
    9と連動する傾動用レバー18が係着されてお
    り、しかして所定の販売金額が投入された際に開
    閉扉2を開くべく係止部材3を引くことにより係
    止部材3が山形カム87と最下位のコインとの摺
    接に伴い変位してロツク解除される一方、コイン
    の払戻しにあたりコイン返却用レバー9の操作に
    よつて、コイン検知器24が規制位置まで傾動し
    てコイン通路31出口端が係止部材3に対向する
    位置から外れた後内枠体28と外枠体29とが前
    記ばね部材に抗し互いに開離してコイン通路31
    内のコインがコイン返却口10へ排出されるよう
    に構成されてなる自動販売機用ロツク装置。
JP8767482U 1982-06-11 1982-06-11 自動販売機用ロック装置 Granted JPS58190779U (ja)

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JPS58190779U JPS58190779U (ja) 1983-12-19
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