JPS62178380A

JPS62178380A - 熱転写プリンタの印字方法と装置

Info

Publication number: JPS62178380A
Application number: JP2086186A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Aida; 健相田
Original assignee: Tokyo Juki Industrial Co Ltd
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1986-01-31
Filing date: 1986-01-31
Publication date: 1987-08-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、単一の印字部を有するインクリボンカセッ
トを使用して双方向印字を行なう熱転写プリンタに関す
る。

〔従来の技術〕

単一の印字部を有するインクリボンカセットを使用する
従来の熱転写プリンタは、インクリボンとして、１回限
りしか使用できないもの、すなわち、サーマルヘッドに
当接した部分のインクがサーマルヘッドの熱により剥離
するものを採用しているため、インクリボンを一端部か
ら順次使用して一方向印字を行っている。

一方向印字を、キャリッジに設げたリボンカセットと、
サーマルヘッドをプラテンに沿って左から右に移動させ
て行なう場合は、インクリボンは印字用紙に対して静止
するように、右から左に移動させている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

単一の印字部を有するインクリボンカセットを使用する
従来の熱転写プリンタは、インクリボンを一端部から順
次使用して一方向印字を行なつ構成になっているから、
改行ごとに、サーマルヘッドを次行の先頭に移動させる
必要があり、このことが印字速度向上の妨げになってい
た、〔問題点を解決するための手段〕この発明は、印字速度を向上させることを目的としてお
り、サーマルヘッドと、これを印字データに基づき駆動
するヘッド駆動手段と、インクリボンを順差方向に巻き
取り可能に収容したインクリボンカセットと、プラテン
に沿って移動され、前記サーマルヘッドおよびインクリ
ボンカセットを搭載したキャリッジと、印字データに基
づき、印字方向が順乏いずれであるかを判断する印字方
向判断手段と、この判断結果に基づき、前記キャリッジ
を次行の印字開始位置に移動させるとともに、印字中、
キャリッジの位置を制御するキャリッジ位置制御手段と
、逆方向印字判断時に、逆方向印字に必要なインクリボ
ンの長さを算出する算出手段と、前記インクリボンを、
逆方向印字開始前および終了後に、算出されたインクリ
ボンの長さだけ巻き取るインクリボン巻き取り手段と、
を設けている。

〔実　施　例〕

第１図、２図はこの発明の一実施例を示す。図において
、１はサーマルヘッド、２はこれを印字データに基づき
駆動するヘッド駆動手段としてのヘッド駆動回路である
。３はインクリボンカセットで、単一の印字部３ｏを有
し、インクリボン３１をカセットモータ１２Ａ、１２ｆ
により順逆方向に巻き取り可能に収容している。４はキ
ャリッジで、プラテン５に沿って移動され、前記サーマ
ルヘッドづおよびインクリボンカセット３を搭載してい
る。６はキャリッジモータ７を介してキャー社恭す六≠
４を駆動するキャリッジモータ駆動回路、８はエンコー
ダで、インクリボンカセット３の凹部３２において、ゴ
ムローラ９とともにインクリボン３１を挾持している。

１０は巻き取り量検出器で、前記エンコーダ８からの信
号によりインクリボン３１の巻き取り量を検出する。１
１はカセットモータ駆動回路で、カセットモータ１２ｂ
、１２ｆを介して駆動軸３３Ａ、３３ｆを駆動する。１
３は印字データに基づき、印字方向が順逆いずれである
かを判断する印字方向判断手段としての、また、逆方向
印字判断時に、逆方向印字に必要なインクリボン３１の
長さを算出する算出手段としてのＣＰＵである。また、
ＣＰＵ１３は前記キャリッジモータ７およびキャリッジ
モータ駆動回路とともに、ＣＰＵ１３による判断結果に
基づき、前記キャリッジ７を次行の印字開始位置に移動
させるとともに、印字中、キャリッジ７の位置の位置を
制御するキャリッジ位置制御手段Ｃを構成している。さ
らに、ＣＰ（Ｍ３はエンコーダ８、巻き取り量検出器１
０、カセットモータ１２Ａ、１２ｆ、カセットモータＷ
動回路１１とともに、前記インクリボン３１を、算出さ
れたインクリボンの長さだけ、逆方向印字開始前および
終了後に、逆方向に巻き取る第１のインクリボン巻き取
り手段■を構成している。さらにまた、ＣＰＵ１３はカ
セットモータ１２ｈ、１２ｆ、カセットモータ駆動回路
１１とともに、印字中、インクリボン３１をキャリッジ
４の移動方向と逆方向に巻き取る第２のインクリボン巻
き取り手段Ｒを構成している。１４はホストコンピュー
タ（図示せず）からの印字データを格納するＲＡＭであ
る。

次に、第３図に示すフローチャートに基づき作用を説明
する。

（１）順方向印字ｃｐＵ１３により、次行の印字方向がＲＡＭ１４に格納
された印字データに基づき、順方向と判断されると（Ｓ
ＴＥＰ−１）、まず、ＣＰＵ１３により、印字開始位置
が算出されＣ５ｒＥＰ−２）、ついで、この算出された
印字開始位置に、キャリッジ４がキャリッジ位置制御手
段Ｃにより、移動される（ＳＴＥＰ−３）。

キャリッジ４は、印字開始位置に到達すると、順方向、
すなわち第４図において右方に移動を開始し、（ＳＴＥ
Ｐ−４）このとき、サーマルヘッド１がインクリボン３
１に押圧される。この状態で、サーマルヘッド１がヘッ
ド駆動回路２により駆動されると、インクリボン３１が
第２のインクリボン巻き取り手段Ｒにより、印字方向と
は逆方向に、順次、巻き取られ（ｓｒＥｐ−５）、順方
向印字が開始される（ＳＴＥＰ−６）。

そして、１行分の印字が終了すると（５７Ｅｐ−７Ｌサ
ーマルヘッド１のインクリボン゛３１に対する抑圧が解
除され、改行が行なわれる（　５ＴＥＰ−８）。改行直
後の行が最終行である場合は（ＳＴＥＰ−９）、印字が
完了し、一方、改行直後の行が最終行でない場合は（Ｓ
ＴＥＰ−９）、印字データを有する行の直前の行まで改
行が行われる（ＳＴＥＰ８〜１０〕。ついで、この印字
データを有する行が順方向印字と判断された場合は、Ｓ
Ｔ　Ｅ　Ｐ　−２カら５ＴＥＰ−１０までの動作が繰り
返えされ、一方、逆方向印字と判断された場合は、次の
（２）の場合の動作が行なわれる。

（２）逆方向印字上記（１）の動作による頭方向印字が終了した時点で、
インクリボンの使用済部分（第４図（α）Ｋ示す斜線部
分）は、サーマルヘッド１の左方近傍にあるものとする
。

逆方向印字に当って、まず、ＣＰＵ１３により、逆方向
印字に必要なインクリボン３１の長さくインクリボン空
が量）が算出されるとともに、印字開始位置が算出され
る（ｓｒｘｐ−１１）。ついで、この算出された印字開
始位置に、キャリッジ４がキャリッジ位置制御手段Ｃに
より移動され（ｓＴＥｐ−１２）、キャリッジ４の移動
中に、インクリボン３１が算出されたインクリボン空送
り量だけ、第１のインクリボン巻き取り手段工により逆
方向に巻き取られる（早送りされる）　（ＳＴＥＰ−１
３）。第４図Ｃｂ）に早送り終了後のサーマルヘッド１
とインクリボン３１との位置関係を示す。

キャリッジ４が印字開始位置に到達すると、キャリッジ
４は逆方向（左方向）に移動を開始しくＳＴ、ＥＰ−１
４）、このとき、サーマルヘッド１がインクリボン３１
に押圧される。

この状態で、サーマルヘッド１がヘッド駆動回路２によ
り駆動されると、インクリボン３１が第２のインクリボ
ン巻き取り手段Ｒにより、順方向（右方向〕に、順次、
巻き取られ（ＳＴＥＩニー１５）、逆方向印字が開始さ
れるＣ３ＴＥＰ−１６−）。従ってインクリボン３１は
第４図Ｃｂ）において、位置Ｂから順次左方に使用され
ることになる。

そして、１行分の印字が終了すると（ＳＴＥＰ−１７）
、サーマルヘッド１のインクリボン３１に対する抑圧が
解除される。インクリボン３１は、インクリボン空送り
量だけ、すなわち位置Ａから位置Ｂまでの長さだけ、第
１のインクリボン巻き取り手段Ｉにより、逆方向に巻き
取られ（ＳＴＥｐ−１８）改行が行なわれる＜５ｒＥｐ
−８）。

第４図（１）に逆方向印字が終了した時点のサーマルヘ
ッド１とインクリボン３１との位置関係を示す。

第４図（ｄ）に巻き取りが終了した時点でのサーマルヘ
ッド１とインクリボン３１との位置関係を示すＯ〔発明の効果〕この発明は、インクリボンを、逆方向印字にさぎだち、
インクリボン空送り量だけ、予め逆方向に巻き取り、印
字中は、順方向に巻き取るように構成したため、双方向
印字が可能となり、印字速度を向上することができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はインクリボンカセットを一方のカセットハーフを除去
して示した図、第３図は動作フローチャート、第４図（
α）〜（ｄ）はそれぞれサーマルプリンタとインクリボ
ンの位置関係を示す図である。図において、１・・・サーマルヘッド、２・・・ヘッド
駆動回路、３・・・インクリボンカセット、４・・・キ
ャリツジ、５・・・プラテン、６・・、キャリジモータ
駆動回路、７・・・キャリッジモータ、８・・・エンコ
ーダ、１０・・・巻き取り量検出器、１１・・・カセッ
トモータ駆動回路、１２Ａ、１２ｆ・・・カセットモー
タ、１３・・・ＣＰＵ、３１・・・インクリボン、Ｉ・
・・第１のインクリボン巻き取り手段、Ｒ・・・第２の
インクリボン巻き取り手段、Ｃ・・・キャリッジ位置制
御手段である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）キャリッジに塔載したインクリボンとサーマルヘ
ッドにより印字する熱転写プリンタにおいて、順方向印
字時には、キャリッジを順方向に移送しながらキャリッ
ジに塔載したリボンを逆方向に送りつつサーマルヘッド
を駆動して印字し、逆方向印字時には、逆方向印字に必
要な長さのインクリボンをあらかじめ逆方向に空送りし
、次にキャリッジを逆方向に移送しながらキャリッジに
搭載したリボンを順方向に送りつつサーマルヘッドを駆
動して印字し、その後この送られた長さのインクリボン
を逆方向に空送りすることを特徴とする熱転写プリンタ
の印字方法。
（２）プラテンに沿つて順逆方向に移動するキャリジと
、キャリッジに塔載され印字データに基づいてヘッド駆
動手段により作動するサーマルヘッドと、キャリッジに
塔載されインクリボンを順逆方向に巻き取り可能に収容
したインクリボンカセットと、印字データに基づき、印字方向が順逆いずれであるかを
判断する印字方向判断手段と、この判断結果に基づき、
前記キャリッジを次行の印字開始位置に移動させるとと
もに、印字中、キャリッジの位置を制御するキャリッジ
位置制御手段と、逆方向印字判断時に、逆方向印字に必要なインクリボンの長さを算出
する算出手段と、前記インクリボンを、逆方向印字開始
前および終了後に、算出されたインクリボンの長さだけ
巻き取るインクリボン巻き取り手段と、よりなる熱転写
プリンタの印字装置。