JPH0338993B2 - - Google Patents

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JPH0338993B2
JPH0338993B2 JP58035915A JP3591583A JPH0338993B2 JP H0338993 B2 JPH0338993 B2 JP H0338993B2 JP 58035915 A JP58035915 A JP 58035915A JP 3591583 A JP3591583 A JP 3591583A JP H0338993 B2 JPH0338993 B2 JP H0338993B2
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JP
Japan
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printing
film
carriage
transfer film
interrupted
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JP58035915A
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JPS59162078A (ja
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Hirotada Ishikawa
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0338993B2 publication Critical patent/JPH0338993B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、感熱転写プリンタの制御方法に係
り、特に、その印字動作実行中に発生する、感熱
転写プリンタ自身に起因した印字動作中断の障
害、すなわち転写フイルム終了または切断が発生
しても、その発生時点においてこれに対処し、当
該障害除去後、再び中断直後の印字位置から印字
動作を継続しうるようにした感熱転写プリンタの
制御方法に関するものである。
〔従来技術〕
感熱転写プリンタによる印字の途中、転写フイ
ルムが終了した場合、従来にあつては、転写フイ
ルムの交換後、該当する頁の先頭から印字し直す
ことが行われている。
しかし、この方法によると、途中まで印字され
た用紙を無駄にするばかりでなく、用紙交換の手
間が増え、また一度印字された内容と同じ内容の
ものを再度印字する必要があるなど、印刷に時間
がかかる不具合があることは否めない。
また、従来、印字実行前に印字量と転写フイル
ムの残量とを比較し、不足と思われるとき新たな
フイルムと交換する方法も採られている。
しかしながら、この方法によれは、転写フイル
ムが少量とはいえ、いまだ残つているうちに新し
いフイルムと交換するようにしているため、転写
フイルムの使用効率が低下するという欠点があ
る。
これに対し、特開昭56−8286号公報には、リボ
ンエンド検出時における印字動作シーケンス、ま
たはその次の印字動作シーケンスの終了を待つて
キヤリツジを停止させ、この位置でリボンを交換
した後、印字を再開する技術が開示されている。
しかし、特開昭56−8286号公報に記載の制御方
法にあつては、リボンカートリツジ交換時にキヤ
リツジが動いてしまう可能性が大であり、この状
態で印字を再開した場合、印字品質が大幅に劣
る。また、リボンカートリツジ交換時にキヤリツ
ジを動かさないように交換したとしても、プリン
タ印字制御の観点から見て、高品質の印字結果を
得ることはできない。すなわち、印字再開動作
は、停止状態から起動をかけ、加速制御を経て、
一定速度に達した時点から印字シーケンスに入る
のでなければ、印字中断直後の印字開始位置精度
が出ないためである。
また、特開昭56−123876号公報には、インクリ
ボンの終了端を検出時、キヤリツジの移動方向を
逆転させて所定量以上戻すことにより、インクリ
ボンの終了時、手を利用してインクリボンを印字
用紙から剥離する必要性がなく、自動的にインク
リボンを印字用紙から剥離する技術が開示されて
いる。
しかしながら、特開昭56−8286号公報には、後
述する本発明のように、一文字の途中で転写フイ
ルム終了または切断による印字動作の中断が発生
した場合に、そのフイルム交換後の再印字動作に
よつて印字乱れが生じることのないプリンタの制
御方法、すなわち印字中断直後における印字開始
位置の制度出しを良好にして、その印字中断直後
の継続印字に際し、高品質の印字結果が得られる
プリンタの制御方法について何等具体的な例は示
されておらず、その制御方法は全く不明である。
さらに特公昭57−52235号公報には、プリンタ
のカバーオープンを検知した場合に直ちにプリン
ト動作を停止することなく、プリントデータがあ
る限りヘツドキヤリヤの移動を継続させるプリン
タ制御回路を設け、残りのプリントデータの印字
処理を継続させた後、ヘツドキヤリヤをリボン交
換しやすい位置に自動的に移動させる技術が開示
されている。
しかし、特公昭57−52235号公報には、プリン
タのカバーオープンとヘツドキヤリヤとの関係に
ついてのみ開示されており、これに加えて、これ
また後述する本発明のように、一文字の途中で転
写フイルム終了または切断による印字動作の中断
が発生した場合に、そのフアルム交換後の再印字
動作によつて印字乱れが生じることのないプリン
タの制御方法、すなわち印字中断直後における印
字開始位置の精度出しを良好にして、その印字中
断直後の継続印字に際し、高品質の印字結果が得
られるプリンタの制御方法について何等具体的な
例は示されておらず、その制御方法は全く不明で
ある。
またさらに、特開昭54−152515号公報には、印
字キヤリヤを後方に移動させた場合に、この印字
キヤリヤを元の位置に再位置付けする技術が開示
されている。
しかしながら、特開昭54−152515号公報に記載
のタイプライタ用再位置付け制御方法によれば、
印刷キヤリツジを元の位置に再位置付けする操作
は、その都度、オペレータの手動操作によるキー
ボード指令を必要とし、自動的に印字動作再開継
続することはできず、しかも本発明のように、転
写フイルム終了または切断と関係する記載は一切
なく、これに加えて、これまた後述する本発明の
ように、一文字の途中で転写フイルム終了または
切断による印字動作の中断が発生した場合に、そ
のフイルム交換後の再印字動作によつて印字乱れ
が生じることのないプリンタの制御方法、すなわ
ち印字中断直後における印字開始位置の精度出し
を良好にして、その印字中断直後の継続印字に際
し、高品質の印字結果が得られるプリンタの制御
方法について何等具体的な例は示されておらず、
その制御方法は全く不明である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、印字の途中で転写フイルムの
終了や切断が生じても、転写フイルムの交換後、
該当する頁の先頭から印字し直す必要がなく、ひ
いては途中まで印字された用紙を無駄にすること
なく、また用紙交換の手間が増すのを防止し、さ
らに一度印字された内容と同じ内容のものを再度
印字する必要がなく、印刷に時間がかからず他
方、印刷の途中で転写フイルムが終了した場合、
これまた従来、すなわち印字実行前に印字量と転
写フイルムの残量とを比較し、不足すると思われ
るとき新たなフイルムと交換する従来のように、
転写フイルムが少量とはいえ、いまだ残つている
うちに新しいフイルムと交換して、転写フイルム
の使用効率が低減する不具合をなくし、これに加
えて、一文字の途中で転写フイルム終了または切
断による印字動作の中断が発生しても、そのフイ
ルム交換後の再印字動作によつて印字乱れが生じ
ることのない感熱転写プリンタの制御方法、すな
わち印字中断直後における印字開始位置の精度出
しを良好にして、その印字中断直後の継続印字に
際し、高品質の印字結果を得ることのできる感熱
転写プリンタの制御方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明に係る感熱転写プリンタの制御方法は、
転写フイルム巻取り機構と、転写フイルムの有無
を検知するフイルムセンサと、印字ヘツドと、こ
の印字ヘツドを移動させるキヤリツジと、プリン
タの動作を制御せしめる制御器とを有する感熱転
写プリンタにおいて、印字動作中に転写フイルム
終了または切断が生じ、印字不可能状態が発生し
たとき、その転写フイルム終了または切断をフイ
ルムセンサーにより検知せしめ、その印字中断検
知により、当該印字中断直後の印字動作再開継続
に供せられる中断発生点現印字位置およびび中断
印字データ位置情報を記憶せしめるとともに、印
字動作を直ちに中断せしめてキヤリツジをホーム
ポジシヨンに戻した後、フイルム交換位置まで移
動させ、フイルム交換による障害回復後、キヤリ
ツジを再度ホームポジシヨンに戻し、情報メモリ
に記憶されている先の中断発生時点現印字位置情
報をもとに、キヤリツジを印字中断位置まで自動
的にスキツプさせ、続いて情報メモリに記憶され
ている先の中断印字データ位置情報をもとに、中
断位置からの印字動作を再開せしめるようにした
ものである。
〔発明の実施例〕
本発明に係る感熱転写プリンタの制御方法の一
実施例を、各図を参照して説明する。
ここで、第1図は、本発明の一実施例に係る感
熱転写プリンタの制御方法の実施に供される感熱
転写プリンタの外観斜視図、第2図は、そのキヤ
リツジ駆動系の略示構成説明図、第3図は、その
転写フイルムカセツトの内部構造図、第4図は、
その感熱転写プリンタの制御回路図、第5図は、
そのコントローラ部の印字動作制御フローチヤー
ト図、第6図は、一文字印字中の印字中断、再印
字実行に係る印字結果図である。
まず、第1図ないし第3図において、1は制御
器であり、2,2は側板、3はキヤリツジモー
タ、4は紙送り用ノブ、5はキヤリツジ駆動ベル
ト、6は後述する転写フイルム巻取り用タイミン
グベルト9を側板に固定するための金具、7はフ
レーム、8はキヤリツジである。
9は転写フイルム巻取り用タイミングベルト、
10はカラーなどの転写フイルムカセツトであ
り、11は行送り用歯車、12は紙リリースレバ
ー、13は行送りモータ、14は印字ヘツド、1
5はプラテンで、16はモータフレーム、17は
キヤリツジ案内用の軸である。
また、18はフイルムセンサー、19はフイル
ム駆動プーリー、20のそれぞれはフイルムガイ
ドピン、21は転写フイルム、22はフイルム巻
取り用ゴム、22,23はフイルム巻取り用プー
リーである。
すなわち、第1図でメインフレームに係るモー
タフレーム16に側板2,2がねじで締付固定さ
れ、この側板2,2間にフレーム7及び軸17を
ねじで締付固定し、また側板2に行送りモータ1
3、モータフレーム16にキヤリツジモータ3
が、ねじ締付固定されている。
また、プラテン15に、行送り用歯車11と紙
送り用ノブ4を取付けたのち、側板2,2間に回
転可能状態で固定したものである。
さらに、軸17には、キヤリツジ8が軸方向に
摺動可能に取付けられ、このキヤリツジ8には、
印字ヘツド14および、転写フイルムカセツト1
0を取付けたものである。
そして、転写フイルム21の巻取りは、キヤリ
ツジ8に設けた歯車機構と、巻取り用タイミング
ベルト9で行うものであり、これらの、キヤリツ
ジ8に設けた歯車機構、巻取り用タイミングベル
ト9および、後述するフイルムプーリー19、ガ
イドピン20、フイルム巻取り用ゴム22、フイ
ルム巻取り用プーリー23などは、フイルム巻取
り機構に係るものである。
ここでは、説明の都合上、片方向印字プリンタ
(キヤリツジ8が、図の左から右に移動するとき
のみ印字する。)とし、キヤリツジ8が左から右
に移動するときのみ転写フイルム21を巻取るも
のとする。
前記のタイミングベルト9は、金具6によつて
側板2に固定されているものである。
また、上記のキヤリツジモータ3、行送りモー
タ13および印字ヘツド14などは、第1図の矢
印で示すごとく制御器1によつて制御されるよう
にしたものである。この印字ヘツド14には、1
配列分(24ドツト)の発熱素子が配列されている
ものである。
しかして、第2図に示すように、キヤリツジモ
ータ3の回転により、キヤリツジ駆動ベルト5に
一体に取付けられたキヤリツジ8が左から右へ移
動するとき、転写フイルムカセツト10の転写フ
イルム21の巻取りを行ない、逆方向移動時は、
転写フイルム21の巻取りはしないものである。
次に、第3図において、前記の巻取りの動力
は、キヤリツジ8の、さきに述べたフイルム駆動
部から与えられ、フイルム駆動プーリー19に伝
達されるものである。
そして、その伝達された動力は、図のごとく、
両側の転写フイルム21に圧接されたフイルム巻
取り用ゴム22を介して、転写フイルム21の巻
取り力として使われるようになつている。また、
フイルム巻取り用ゴム22は、フイルム巻取り用
プーリー23とフイルム駆動プーリー19との間
に張られており、転写フイルム21は、ガイドピ
ン20をガイドに張られているものである。
したがつて、フイルム駆動プーリー19が回転
すると、転写フイルム21が巻取られるものであ
り、転写フイルム21が移動中、フイルムセンサ
ー18で、その転写フイルム21の終了、切断
を、常時チエツクをするようにしたものである。
次は、感熱転写プリンタの制御回路図を示す第
4図において、24はホスト、25はセンサー入
力に係るセンサー、26は動作指示入力に係る動
作指示部、27はマイクロコンピユータ、28A
はそのコントロール部(CPU)、28Bは、同じ
く、そのRAMに係る印字データ、位置移動など
の記憶メモリ(以下情報メモリという。)、28C
は、同ROM、29は駆動・表示出力が入力され
る駆動・表示部を示すものである。
しかして、ホスト24は、たとえばワードプロ
セツサなどの入力部である。
センサー25よりの入力は、たとえば、さきの
第1図で述べたプラテン15の下側に設けられた
図示省略の、A4判、B5判などの用紙の幅に対応
して、その用紙の有/無を検知するセンサーから
の入力、転写フイルム21の有/無に係るフイル
ムセンサー18からの入力、また、プラテン15
の左側に設けられた図示省略のホームポジシヨン
センサーからのポジシヨンに係る入力などであ
る。
動作指示部26は、たとえば第1図の図示省略
全体カバーの前面パネルに設けられた、図示省略
の操作スイツチ部で、その操作指示により入力す
るものである。
マイクロコンピユータ27は、CPUに係るコ
ントロール部28A、RAMに係る情報メモリ2
8B、ROM28Cより構成され、ROM28C
にはコントロール部28Aを制御するプログラム
が書き込まれており、コントロール部28Aは、
このプログラムに従つて外部データを取込んだ
り、あるいは情報メモリ28Bとの間でデータの
授受を行なつたりしながら演算処理し、必要に応
じて処理したデータを駆動・表示部29へ出力す
るものであり、これらは、さきの制御器1に収納
されるようになつているものである。
以上のような構成により、ホスト24から印字
制御情報および、印字データ、改行指示データな
どが送られてくると、マイクロコンピユータ27
のコントロール部28Aは、それらの情報を情報
メモリ28Bに取込むものである。
また、センサー25の入力により、転写フイル
ム21の有/無、用紙セツトの有/無、ホームポ
ジシヨンなど、感熱転写プリンタの状態を知るこ
とができるものである。
さらにコントロール部28Aは、動作指示部2
6からの入力により、オンライン/オフライン切
替、用紙送り動作、テスト印字、印字再開動作な
どの指示を受けるものである。
そして、駆動・表示部29の出力により、印字
動作制御および、当該プリンタの状態の表示制御
を行なうもので、その表示は、第1図の前面パネ
ルに設けられた、図示省略のランプなどを点灯し
て行なわれるものである。
しかして、前記コントロール部28Aにより、
第5図に示した、ROM28Cに書込まれている
プログラムを示す印字動作制御フローに従つて制
御を行わしめるものである。
すなわち、ホスト24から印字制御情報およ
び、印字データを受信すると、センサー25の入
力により複写フイルム21の有/無、用紙セツト
の有/無、ホームポジシヨンなど、感熱転写プリ
ンタの状態を取り込み、その障害発生の有/無を
調べる。
動作可能ならば、直ちに、その印字位置に印字
すべき印字データ列分(24ドツト)を情報メモリ
28Bから取り出し、駆動・表示部29に転送す
ると同時に、転写に必要な印加電圧を、その駆
動・表示部29に一定時間(本実施例に係るもの
の仕様においては500μs)出力する。
次に、ホスト24から送られてきた印字データ
一行分の印字完了判定をする。
この一連の印字動作シーケンス中に、フイルム
終了後、切断が発生するとフイルムセンサー18
により検知され、そのセンサー入力は、コントロ
ール部28Aに取り込まれ、上記障害の発明を知
るものである。
コントロール部28Aは、その障害を検知する
と、処理の流れを変え、現印字位置および、印字
データ位置情報(印字データ、印字データの位置
の情報)を情報メモリ28Bに記憶する。
これとともに、印字動作を直に中断し、駆動・
表示部29への出力によりキヤリツジ8を、一旦
左端のホームポジシヨンまで戻してから、転写フ
イルムカセツト10が自由に抜き差しできるフイ
ルム交換位置(中央位置)まで移動させ、駆動・
表示部29に係る、図示省略のフイルム交換指示
ランプを点灯するものである。
以上のように制御することによつて、すなわ
ち、フイルムセンサー18の検知に基づいて、印
字中断直後の印字動作再開継続に供せられる中断
発生時点現印字位置および中断印字データ位置情
報を記憶せしめるとともに、印字動作を直ちに中
断せしめてキヤリツジ8をフイルム交換位置まで
移動させるようにし、また、その障害発生に対処
してフイルム交換指示をさせるように制御するこ
とによつて、次に述べるような、印字中断直後の
位置より印字動作を継続することができるもので
ある。
すなわち、上記のフイルム交換指示により、フ
イルム交換を行なうものである。
一方、動作指示部26からの入力により印字再
開指示の有/無を調べ続けるものである。
そして、この印字再開指示が入力されていたな
らば、センサー25の入力によりフイルム有/無
を調べ、フイルム有を検知すれば、フイルム交換
完了と判断するものである。
このフイルム交換完了の判断により次に、駆
動・表示部29への出力によりキヤリツジ8を、
一旦左端のホームポジシヨンまで戻し、情報メモ
リ28Bに記載されている先の中断発生時点現印
字位置情報をもとに、キヤリツジ8を印字中断位
置まで自動的にスキツプさせ、続いて情報メモリ
28Bに記憶されている先の中断印字データ位置
情報をもとに、中断位置からの印字動作を再開す
るものであつて、前記制御方法を採用する本発明
によれば、印字再開動作は、停止状態から起動を
かけ、加速制御を経て、一定速度に達した時点で
印字シーケンスに入り、印字再開位置に達するよ
う制御されるものであり、印字中断直後における
印字開始位置の精度出しを良好にして、その印字
中断直後の継続印字に際し、高品質の印字結果を
得ることができる。
第6図は、本実施例を適用した場合の一文字印
字中に、さきの障害が発生したときの、印字結果
を示すものである。
30は、「達」という文字(24×24ドツト構成
の文字パターン)の第13列目で、障害発生により
中断した印字文字の状態を、31は、障害回復後
の再印字文字の状態を示すものであり、この結
果、「達」という文字は32に示すごとく、印字
途中で印字中断が発生しても文字形の乱れが生ぜ
ず、その目的を達成できたものである。
〔発明の効果〕
本発明は以上のごときであり、本発明に係る感
熱転写プリンタの制御方法は、転写フイルム巻取
り機構と、転写フイルムの有無を検知するフイル
ムセンサと、印字ヘツドと、この印字ヘツドを移
動させるキヤリツジと、プリンタの動作を制御せ
しめる制御器とを有する感熱転写プリンタにおい
て、印字動作中に転写フイルム終了または切断が
生じ、印字不可能状態が発生したとき、その転写
フイルム終了または切断をフイルムセンサにより
検知せしめ、その印字中断検知により、当該印字
中断直後の印字動作再開継続に供せられる中断発
生時点現印字位置および中断印字データ位置情報
を記憶せしめるとともに、印字動作を直ちに中断
せしめてキヤリツジをホームポジシヨンに戻した
後、フイルム交換位置まで移動させ、フイルム交
換による障害回復後、キヤリツジを再度ホームポ
ジシヨンに戻し、情報メモリに記憶されている先
の中断発生時点現位置情報をもとに、キヤリツジ
を印字中断位置まで自動的にスキツプさせ、続い
て情報メモリに記憶されている先の中断印字デー
タ位置情報をもとに、中断位置からの印字動作を
再開せしめるようにしたものである。
そして、前記制御方法を採用する本発明によれ
ば、印刷の途中で転写フイルムの終了や切断が生
じても、転写フイルムの交換後、該当する頁の先
頭から印字し直す必要がなく、ひいては途中まで
印字された用紙を無駄にすることなく、また用紙
交換の手間が増すのを防止し、さらに一度印字さ
れた内容と同じ内容のものを再度印字する必要が
なく、印刷に時間がかからず、他方、印刷の途中
で転写フイルムが終了した場合、これまた従来、
すなわち印字実行前に印字量と転写フイルムの残
量とを比較し、不足と思われるとき新たなフイル
ムと交換する従来のように、転写フイルムが少量
とはいえ、いまだ残つているうちに新しいフイル
ムと交換して、転写フイルムの使用効率が低下す
る不具合をなくし、これに加えて、一文字の途中
で転写フイルム終了または切断による印字動作中
断が発生しても、そのフイルム交換後の再印字動
作によつて印字乱れが生じることはなく、印字中
断直後における印字開始位置の精度出しを良好に
して、その印字中断直後の継続印字に際し、高品
質の印字結果を得ることができる。すなわち、本
発明によれば、印字再開動作は、停止状態から起
動をかけ、加速制御を経て、一定速度に達した時
点で印字シーケンスに入り、印字再開位置に達す
るよう制御されるものであり、印字中断直後にお
ける印字開始位置の精度出しを良好にして、その
印字中断直後の継続印字に際し、高品質の印字結
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る感熱転写プ
リンタの制御方法の実施に供される感熱転写プリ
ンタの外観斜視図、第2図は、そのキヤリツジ駆
動系の略示構成説明図、第3図は、その転写フイ
ルムカセツトの内部構成図、第4図は、その感熱
転写プリンタの制御回路図、第5図は、そのコン
トローラ部の印字動作制御フローチヤート図、第
6図は、一文字印字中の印字中断、再印字実行に
係る印字結果図である。 1……制御器、3……キヤリツジモータ、5…
…キヤリツジ駆動ベルト、8……キヤリツジ、9
……転写フイルム巻取り用タイミングベルト、1
1……行送り用歯車、13……行送りモータ、1
4……印字ヘツド、15……プラテン、18……
フイルムセンサー、19……フイルム駆動プーリ
ー、20……フイルムガイドピン、21……転写
フイルム、22……フイルム巻取り用ゴム、23
……フイルム巻取り用プーリー、24……ホス
ト、25……センサー、26……動作指示部、2
7……マイクロコンピユータ、28A……コント
ロール部、28B……記憶メモリ(RAM)、2
8C……ROM、29……駆動・表示部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 転写フイルム巻取り機構と、転写フイルムの
    有無を検知するフイルムセンサと、印字ヘツド
    と、この印字ヘツドを移動させるキヤリツジと、
    プリンタの動作を制御せしめる制御器とを有する
    感熱転写プリンタにおいて、印字動作中に転写フ
    イルム終了または切断が生じ、印字不可能状態が
    発生したとき、その転写フイルム終了または切断
    をフイルムセンサーにより検知せしめ、その印字
    中断検知により、当該印字中断直後の印字動作再
    開継続に供せられる中断発生点現印字位置および
    中断印字データ位置情報を記憶せしめるととも
    に、印字動作を直ちに中断せしめてキヤリツジを
    ホームポジシヨンに戻した後、フイルム交換位置
    まで移動させ、フイルム交換による障害回復後、
    キヤリツジを再度ホームポジシヨンに戻し、情報
    メモリに記憶されている先の中断発生時点現印字
    位置情報をもとに、キヤリツジを印字中断位置ま
    で自動的にスキツプさせ、続いて情報メモリに記
    憶されている先の中断印字データ位置情報をもと
    に、中断位置からの印字動作を再開せしめること
    を特徴とする感熱転写プリンタの制御方法。 2 特許請求の範囲第1項記載発明において、転
    写フイルム交換指示、印字不可能障害のいずれか
    一方を知らせるようにした感熱転写プリンタの制
    御方法。
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