JPS6217795Y2 - - Google Patents

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JPS6217795Y2
JPS6217795Y2 JP9737086U JP9737086U JPS6217795Y2 JP S6217795 Y2 JPS6217795 Y2 JP S6217795Y2 JP 9737086 U JP9737086 U JP 9737086U JP 9737086 U JP9737086 U JP 9737086U JP S6217795 Y2 JPS6217795 Y2 JP S6217795Y2
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JP
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oxide
counter electrode
tungsten
metal oxide
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JP9737086U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエレクトロクロミツク表示に関する
ものである。
最近エレクトロクロミツク表示装置として、酸
化タングステンWO3を用いるものが実現性の大
きいものとして注目されている。すなわちセルの
構造として、前面に表示エレメントとして酸化タ
ングステンWO3膜を蒸着するものである。その
場合、対向電極としては種々のものが用いられる
が、それらの中、対向電極の方もWO3膜を蒸着
したものは応答性等の性質がすぐれている。
しかし対向基板にWO3膜を蒸着する場合、蒸
着操作という作業上の手間がかかること、電極基
板に低抵抗透明導電性薄膜を有するガラスを用い
なければならないが、これはコストがかさむこと
などの問題がある。
そこで対向電極を蒸着によらず、タングステン
板の上に酸化タングステンWO3層を形成したも
のを電極として用い、これをセル内にさし込む方
式をとることが考えられるが、その場合、前面ガ
ラス基板と対向電極との間にセラミツクスなどに
より反射板を設ける必要がある。
しかしセラミツクスなどの反射板をセル内に設
けることは、コストがかかるばかりでなく、セル
が厚くなることなどの欠点があつた。
この考案はこうした点を解決するものである。
つぎに図面について説明する。
セル1は前面の低抵抗透明導電性薄膜を有する
ガラス基板2と、ガラスまたはセラミツクスによ
りなる凹部を有する対向基板3とにより形成され
る。上記前面ガラス基板2には酸化インジウム
In2O3等により導電膜4が蒸着形成され、その上
に表示エレメント5として酸化タングステン
WO3膜が蒸着形成される。セル1内には電解液
6が注入される。対向電極7として、タングステ
ン板の表面に陽極酸化、加熱酸化等により酸化タ
ングステンWO3層を形成したものが用いられ
る。この対向電極7の上に反射効率のよい金属酸
化物8を設ける。この金属酸化物8は反射板とし
て作用するので、反射効率のよいものであること
が必要で、酸化アルミニウムAl2O3,酸化チタン
TiO2あるいは酸化マグネシウムなどが用いられ
る。固着する手段としてはアルミニウム,チタン
またはマグネシウムなどの金属板を陽極酸化させ
たものを、ハンダあるいは接着剤などを用いて固
着する。なお上記対向電極7として用いる電極材
料のタングステン板と、アルミニウム,チタン,
マグネシウムなどの金属板とをあらかじめはり合
せておいて、同時に、あるいはそれぞれ陽極酸化
に要する時間が異なれば別々に陽極酸化をほどこ
すようにしてもよい。さらに対向電極7の上に粉
末状の金属酸化物を塗布,接着,加熱圧縮等の手
段で固着させてもよい。
以上の構成よりなる本考案にかかるエレクトロ
クロミツク表示装置によれば、セラミツクスなど
による反射板を必要とせず、製造コストの低減を
はかることができ、かつセルの厚さを薄くするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の断面説明図である。 5……表示エレメント、7……対向電極、8…
…金属酸化物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表示エレメントとして酸化タングステン
    WO3を用い、対向電極にタングステン板の表
    面に酸化タングステンWO3を形成したものを
    用い、かつ上記対向電極上に反射効率のよい金
    属酸化物を設けたことを特徴とするエレクトロ
    クロミツク表示装置。 (2) 上記金属酸化物は金属板を陽極酸化法で製造
    したものである実用新案登録請求の範囲第1項
    の記載のエレクトロクロミツク表示装置。 (3) 上記金属酸化物は陽極酸化法で製造された粉
    末状のものを固化させたものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のエレクトロクロミ
    ツク表示装置。
JP9737086U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPS6217795Y2 (ja)

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JPS6212130U JPS6212130U (ja) 1987-01-24
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