JPS62173134A - 形状記憶合金製加工治具および同治具を用いた針状部材の先端部加工方法 - Google Patents

形状記憶合金製加工治具および同治具を用いた針状部材の先端部加工方法

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JPS62173134A
JPS62173134A JP1239586A JP1239586A JPS62173134A JP S62173134 A JPS62173134 A JP S62173134A JP 1239586 A JP1239586 A JP 1239586A JP 1239586 A JP1239586 A JP 1239586A JP S62173134 A JPS62173134 A JP S62173134A
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JP
Japan
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needle
sleeve
processing
tip
optical fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1239586A
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English (en)
Inventor
Harutoshi Yamamoto
山本 治利
Susumu Koizumi
晋 小泉
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP1239586A priority Critical patent/JPS62173134A/ja
Publication of JPS62173134A publication Critical patent/JPS62173134A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は光ファイバ等の針状部材先端部を所望の形状に
加工する装置並びに方法に関する。
(従来技術) 直径0.11−程度のドリル又は光ファイバ等の針状部
材の先端部を所望の形状に加工する場合、従来の方法と
しては、これら針状部材が程よい嵌合となる内径を有す
る注射針の如きスリーブ(加工治具)を使用している。
第1図は針状部材としての光ファイバの加工時の縦断面
を示す。
同図において参照符号11は外皮部材、同12は直径約
0.9鶴程度の樹脂で形成された中皮部材、同13は光
ファイバであって、通常、その直径は0.125會重で
ある。
第2図は光フアイバ先端部の軸線方向に沿った断面拡大
図であり、その先端部は球面状に加工されている。
第3図は従来の治具による光ファイバの先端部の加工時
における固定保持方法を示す縦断面図である。同図にお
いて、参照符号21は光ファイバ13を保持するスリー
ブ、同22はその内部にクランプ部材23を設けた径太
部である。同24は切削工具であってスリーブ21右端
から所定長さ突出した光ファイバ13の先端部を所望の
形状、例えば、球面、平面等に加工する。
(従来技術の問題点) 第3図に示した方法で光ファイバを保持してその先端を
加工すると、図示の如く、クランプ位置が切削加工位置
よりもかなり後方にあるため、ビビリが発生したり、ま
た、スリーブ21との嵌合がゆるい場合、そのガタ分だ
け芯ずれが生じ、結局、所望の加工精度が得られない。
一方、スリーブ21との嵌合をきつくし、十分な嵌合状
態にしてビビリやガタを防止しようとすると、光ファイ
バ13をスリーブ21内へ挿通する作業が困難となり、
すなわち、孔部に通しにくくなり、時間がかかるのみな
らず、挿入途中で光ファイバを折撰する事故も多く惹起
する。
また、光ファイバの加工治具は、第3図に示すように、
相手工具との干渉を避けるため、スリーブ部分21の長
さが約20龍、直径l龍程度で作られている。そのため
、光ファイバ13の先端をクランプする他の方法、例え
ば、圧力をかけ、または、熱膨張を利用し、あるいは、
クランプ機構を組み込む等の方法が考えられるが、いず
れも実施は困難であった。
(発明の目的) 本発明は以上のように説明した従来技術の問題点を解決
せんとするものであって、その目的とするところは、少
なくともスリーブに8亥当する部分を形状記憶合金によ
って形成し、加工時の段取りの際にはスリーブの部分を
加熱して光ファイバ等の針状部材の挿通孔内径を大にし
て容易にそれを挿通可能とし、また、加工時は加熱を除
去し、または、冷却することによりスリーブ内径が針状
部材外周をクランプするものであって、これによりビビ
リ、芯ずれを除去して精度よ(針状部材の先端部を所望
の形状に加工しようとするものである。
(発明の概要) 上記の目的を達成するため、本発明は針状部材の固定保
持手段として一例が細長いスリーブとして形成され他側
は同スリーブ内貫通孔の孔径より大径な開口穴を形成し
てなり、且つ予め第1の温度によって前記スリーブ内径
を針状部材外形より大とすることを特徴とする形状記憶
合金製加工治具を提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は第1の温度より低い第2の温度に
よって前記スリーブ内径が針状部材をクランプする程度
に減少するよう形成した形状記憶合金製の加工治具を用
意し、同加工治具のスリーブ部分を前記第1の温度に保
持して針状部材を前記加工治具の貫通孔にその先端部を
外へ突出せしめて挿通し、次に、前記スリーブ部分を前
記第2の温度に保持して前記先端部を所望形状に加工し
、さらに、前記スリーブ部分を前記第1の温度に加熱保
持して前記針状部材を前記加工治具から抜き出すように
した一連のステップからなる針状部材の先端部を加工す
ることを特徴とする方法を提供するものである。
(発明の実施例) 以下、本発明の好適な実施例を第4図および第5図を参
照して説明する。
第4図は光ファイバ38の先端を加工する装置であって
、同図において、ベッド31上左方には左方から光フア
イバケーブル40を通すフレーム体32が搭載され、同
フレーム体32の左側面には形状記憶合金製のスリーブ
37を有する加工治具37Aが取付部46に固定して取
り付けられている。
参照符号36は加熱部であって、上方よりアーム35を
介してスリーブ37に遊嵌合されており、同アーム35
の上端はシリンダ39に取り付けられている。さらに、
アーム35と同し平面内で異なった角度方向に延設され
たアーム34A先端には冷却流体の噴出部34がシリン
ダ39に設けられており、同シリンダ39は、また、同
図矢印Aの方向にストローク移動可能であって同右方へ
のストローク運動により加熱部36をスリーブ37との
遊嵌合からはずすことが出来るように構成されている。
また、シリンダ39は駆動部33によりその軸の周囲で
回転可能であって、これらのストローク運動と回転動作
の組み合せによりスリーブ37に対し加熱部36、噴出
部34を互いに交換可能に構成されている。
一方、ベッド31上右方には切削工具47を備えた加工
装置MTが搭載されている。参照符号45はサドル、同
42はコラム、同46は主軸であり、また、同41.4
3.44はそれぞれ主軸46、コラム42、サドル45
を夫々図のY、Z、X (紙面垂直方向)に移動させる
ための駆動モータを示す。
切削工具47は主軸46に取り付けられた回転面板49
上で、図示しないモータにより半径方向にその位置を変
えることが出来るよう構成されており、従って、光ファ
イバ38の先端を所望の形状に加工すべくその工具先端
の移動軌跡が制御装置CTからの前記各モータへの指令
により制御されるように構成されている。
第5図(イ)は形状記憶合金製のスリーブ37の外周面
に対し加熱部36を遊嵌合させた状態を示し、同スリー
ブ37は加熱部36によりその変態点以上に昇温し、光
ファイバ38の外周とスリーブ37の内面は完全に離隔
されている状態を示す。
第5図(ロ)はスリーブ37の外周部に流体噴出部34
を配設した状態を示す。同図(ロ)では流体として室温
の圧縮空気HDLを使用し、図示の如く、噴出部34の
内面から空気HD Lがスリーブ37の外周面に向けて
噴出され、スリーブ37を室温にまで冷却させるように
なっており、それ故、スリーブ37の貫通孔の内径が光
ファイバ38をクランプ可能な程度にまで減少されるこ
とになる。そして、この状態で第4図に示すように、例
えば、ダイヤモンド砥石のような工具47により光フア
イバ先端を所望の形状に加工するのである。この場合、
光ファイバ13が比較的短尺であれば、この光ファイバ
13を回転させ、一方、工具47を静止状態にして研削
等を行うことが可能であることは勿論である。また、切
削加工が終了した後は、再び、加熱部36をスIJ−ブ
37の外周に配設し光ファイバ38を左方へ抜き出すよ
うにする。
以上、本発明の実施例を第4図、第5図(イ)、(ロ)
によって説明したが、加熱の方法は第5図(イ)の如く
ヒータ以外にも、例えば、高温度に加熱した空気であっ
てもよい。また、冷却手段、方法においても、第5図(
ロ)の如き室温の空気を噴出させないで単に加熱手段を
スリーブ外周から取り除き自然放冷としてもよい。
以上、説明したところから明らかなように、本発明によ
れば光ファイバ等の針状部材の一端側先端を所望の形状
に加工するにあたって形状記4g合金製のスリーブ部分
を有する加工治具を用いて針状部材先端部近くをクラン
プするようにしたので、その加工中、ビビリ、芯ずれ等
の発生を防ぐことが可能となり、従って、精度よく加工
することが出来る。また、加熱手段をスリーブ外周に配
設したので光ファイバの着脱をスムーズに行うことが出
来る。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではな(、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は針状先端部を有する光ファイバの加工時におけ
る縦断面図、 第2図は光フアイバ先端部の拡大断面図、第3図は光フ
アイバ先端部の加工時の固定型状態縦断説明図、 第4図は本発明に係る光フアイバ先端部の加工装置の概
略構成説明図、 第5図(イ)(ロ)は本発明装置を用いて光ファイバを
加工する状態の概略縦断説明図である。 31・・・ベッド        32・・・フレーム
体36・・・加熱装置       37・・・スリー
ブ38・・・光ファイバ      39・・・シリン
ダ42・・・コラム        45・・・サドル
46・・・主軸         47・・・切削工具
49・・・回転面板       MT・・・加工装置
特許出願人  東芝機械株式会社 FIG、3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一側が細長いスリーブとして形成され他側は前記
    スリーブ内貫通孔の孔径より大径なる開口穴を形成する
    ことを特徴とする形状記憶合金製加工治具。
  2. (2)内部に貫通孔を有しその一側に針状部材先端部を
    突出させて固定保持すべくその他側より前記針状部材を
    挿入可能な前記針状部材の固定保持装置を備え、前記針
    状部材の突出部先端を加工具により所望の形状とする加
    工方法において、 前記固定保持装置として一側が細長いスリーブとして形
    成され他側は同スリーブ内貫通孔の孔径より大径な開口
    穴を形成してなり、予め第1の温度にて前記スリーブ内
    径が針状部材外径より大となり、前記第1の温度より低
    い第2の温度にて前記スリーブ内径が針状部材をクラン
    プする程度に減少するよう予め形成された形状記憶合金
    製の加工治具を用意する第1のステップと、 前記加工治具のスリーブ部分を前記第1の温度に加熱す
    る第2のステップと、 前記第1の温度に保ちつつ前記針状部材を前記治具の貫
    通孔に挿入し且つその先端部を所定長さ同治具から外部
    へ突出する第3のステップと、 前記第3のステップの後前記加工治具のスリーブ部分を
    第1の温度より低い第2の温度まで冷却せしめて前記ス
    リーブ部分により前記針状部材をクランプする第4のス
    テップと、 前記スリーブ部分を第2の温度に保ちつつ前記針状部材
    の突出部先端を所望の形状に加工する第5のステップと
    、 前記第5のステップ終了後前記スリーブ部分を前記第1
    の温度に再加熱する第6のステップと、 前記第6のステップの加熱状態で前記針状部材を前記固
    定保持装置から抜き出す第7のステップとからなること
    を特徴とする針状部材の先端部加工方法。
JP1239586A 1986-01-22 1986-01-22 形状記憶合金製加工治具および同治具を用いた針状部材の先端部加工方法 Pending JPS62173134A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02274407A (ja) * 1989-03-23 1990-11-08 Daimler Benz Ag 工作物の締付け用締付け工具
JP2006342869A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Kayaba Ind Co Ltd アキュムレータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187470A (ja) * 1983-04-05 1984-10-24 株式会社東芝 クランプ方法
JPS60208718A (ja) * 1984-04-02 1985-10-21 Olympus Optical Co Ltd レンズ保持装置

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