JPS62172928A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電気掃除機、更に詳細には電気掃除機の集じん
用のファンから送出される空気を排出するだめの空気排
出装置に関するものである。

〔発明の背景〕

従来の電気掃除機の空気排出方法を第８図ないし第刀図
及び第ｎ図ないし第ｎ図に基づき説明する。

第８図ないし第１図は従来の電気掃除機の一例を示すも
ので、図中、　２０は電気掃除機のノ〜ウジング、２１
は集じんカプセル、４はモータ、丞ハモータｎにより回
転する集じん用のファン、為はハウジング内部に画成し
たファン収納部、ｂはファン収納部２４の側壁に配設し
た空気排出口、Ｚはフィルタ、！は吸込口であり、吸込
口Ｉから塵１と共に吸引された空気はフィルタ謳からフ
ァン収納部冴に流入した後に空気排出口々から排出され
る。

一般に、このような空気排出過程においては、空気排出
の風路間にあるフィルタ届、ハウジング２０内のりブ等
の障害物が風路抵抗となり、この風路抵抗が集じん性能
に悪影響を及ぼすために、できるだけ障害物を設けず、
しかも風路距離を短くして風路抵抗を小さくする必要が
ある。以上の見地から、本例の電気掃除機は、第１図に
示すように、７７ンＺから空気排出口部までの距離を短
くし、また、空気排出口δの面積を多く取るととｋより
、風路抵抗を小さくしているが、このようなタイプの掃
除機は、空気排出口部が専ら空気排出のみを目的として
いるため、空気排出作用をはたき代わりのブロワとして
利用することができなかった。

ｔａｎ図及び第ｎ図は、空気排出機能とブロワ機能を兼
用させた吹出口を有する従来の電気掃除機の一例を示す
ものである。図中、既述した第８図ないし第幻図の従来
例と同一の符号は同一部分を示すものである。

本例では、ハウジング頷の上部に風路羽を設け１ハウジ
ング加の後部にブロワ吹出口器を設けたもので、ファン
器から送出される空気を風路襲を通してブロワ吹出口器
から排出させるようにしたものである。このように、従
来のブロワ機能付きの掃除機は、外観形状を損わないよ
うにするために、ブロワ吹出口器をファン４から離れた
位置に設けているが、この場合には、風路詔が長くなり
、また、ブロワとして使用するために、吹出口器をある
程度絞らなければならず、その結果、風路抵抗が大きく
なる問題を有していた。

東に、常時、ブロワ吹出口器から風が集中的に送出され
るため、風量も多く、風速も強いので、操作的に使用者
の手や体に風が描たり、使用者に不快感を与えたり、付
近にある物やごみ等を吹散らす不具合が生じてい丸。

〔発明の目的〕

本発明は、以上の間粗点を考慮してなされたものであり
、その目的とするところは、電気掃除機の性能及び操作
性を損うことなく、併せてブロワとしても使用すること
ができる電気掃除機を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために１電気掃除機にお
いて、ファンを収納するファン収納空間部の近傍にこの
ファンから送出された空斌を掃除機本体のノーウジング
外部に排出する空気排出口を設けると共に１前記ファン
収納空間部と前記ノーウジングの外部とを連通させるブ
ロワ用風路を前記空気排出口の風路と別個に設け、更に
前記空気排出口の風路距離を前記ブロワ用風路よりも短
くして前記空気排出口の風路抵抗を前記ブロワ用風路よ
りも小さく設定すると共に、前記空気排出口にこの空気
排出口を開閉操作するためのカッ（一部材を設けたもの
である。

このような構成より々る本発明によれば、空気排出口を
カバー部材の操作により開放させると、空気排出口の風
路とブロワ用風路とが共に開き、この場合には、空気排
出口の方がブロワ用風路よりも風路抵抗が小さいので、
大半の空気が空気排出口から排出される。

また、空気排出口をカバー部材により閉じると、ファン
の空気の大半がブロワ用風路の吹出口から吹出され、ブ
ロワ機能を発揮することができる従って、本発明によれ
ば、カバー部材の切換操作により、電気掃除機をクリー
ナ及びブロワのいずれの用途にも使用することができる
。また、クリーナとして使用する場合には、空気排出口
の風路距離を短くして風路抵抗を小さくしであるので、
ブロワ用風路を設けていても、空気排出口側に多量の空
気が流れ、クリーナの性能が損うことはない。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例を第１図ないし第７図に基づき説明す
る。

第１図ないし第７図は、本実施例の電気掃除機を視角を
かえて立体的に斜視固成るいは断面図として表わしたも
のである。

図中、１はハウジング、２はノ＼ウジングｌに分離可能
に装着した集じんカプセル、３は掃除機駆動用のモータ
、４はモータ３により回転する集じん用のファン、５は
ファン収納ケース、６は集じんカプセル２側に設けたフ
ィルタ、７は集じんカプセル２の先端に設けた吹込口で
ある。

しかして、本実施例における電気掃除機は、第１図の分
解斜視図に示すように、ハウジングｌの集じんカプセル
２取付側に、ハウジングｌの胴径よりも小さく形成した
ファン収納ケース５を突評してファン４を収納するもの
で、このファン区納ケース５の左右側にスリット状の空
気排出０８を配設している。

また、ファン収納ケース５の外周ｒＫは、空気排出口８
の設置面積に対応するスペース分だけ切欠いた開口部９
ｃＬ、９ｂを有する環状カバー部材９が外周方向に摺動
可能忙嵌装されている。

他方１集じんカプセル２の両側端には、集じんカプセル
２をハウジング１に取付けたときに、ノ１ウジングｌの
空気排出口８．８と適合する切欠部Ｘ）、　Ｘ）が配設
され、空気排出口８からの空気が切欠部幻を通して排出
されるようにしである。

更に、第２図の縦断面図に示すようＫ　、　／％ウジン
グ１の内部には、ファン収納ケース５の後方にモータ３
が中央付近に位置して設置されており、モータ３設置部
の下部、すなわち、ファン収納ケース５の後方にエルボ
状のブロワ用風路■が形成されている。ブロワ用風路■
の一端開口部１１ａは７７ン収納ケース５の一部に配設
され、他端開口部（ブロワ用吹出口）１１ｂはノ・ウジ
ンク１の底部に配設されているもので、このような開口
部１．１ａ、　ｉｉｂ及び風路■を介して、ファン収納
ケース５の内部とハウジングｌの外部が連通状態になっ
ている。

また、空気排出口８の風路８′は（第６図、第７図参照
）、その風路距離がブロワ用風路…よりも短く形成され
、空気排出口８とファン４の位置は互いに近い位置にあ
る。

なお、ｎは電気掃除機の操作スイッチ、Ｂはモータ駆動
用の蓄電池、ｙは延長管、ｂはＴ形ノズルである。

次に、本実施例の作用を観明する。

第６図に示すように、ファン収納ケース５の外周面に嵌
装したカバー部材９を回し、カバー部材９の開口部き、
９ｂを各空気排出口８の位置に合わせた状態で掃除機を
運転させた場合には、次のような空気排出作用がなされ
る。

吹込ロアからの空気は、フィルタ６を通り、ファン収納
ケース５内に吸引されるが、この場合、空気排出口８が
開状態にあり、しかも、空気排出口８の方がブロワ用吹
出口１１１）よりもファン４に近いため、風路抵抗がブ
ロワ用吹出口ｌｌｂより小さくなるので、ファン収納ケ
ース５に吸引された空気の大半が空気排出口８より排出
される。

従って、この場合には、ブロワ機能は発揮せず、専ら電
気掃除機本来のクリーナ機能が発揮するまた、第７図に
示すように、カバー部材９を回して、カバー部材９の閉
鎖部９Ｃを空気排出口８の位置に合わせると、空気排出
口８の風路抵抗がブロワ用風路…に較べて極めて大きく
なり、ファン収納部５に吸引された空気の大半がブロワ
用風路…を通ってブロワ用吹出口１１ｂから吹出され、
他方、空気排出口８からは、空気排出口８とカバー部材
９との間のすき間から漏れた僅かな空気のみが排出され
る。

従って、この場合には、電気掃除機のブロワ機能が発揮
し、ブロワ用吹出口１１１）をＴ型ノズル巧の届かない
場所や、戸等の桟に向けｔ、塵埃を払い飛ばしてはたき
代わりとして使用することができる。

以上のような本実施例によれば、カバー部材９の回動操
作により、電気掃除機のクリーナ機能とブロワ機能を切
換えて発揮させることができる。

しかも、クリーナとして使用する場合には、空気排出口
８とファン４とが近くに位置するためＫ、風路抵抗が小
さくなり、空気排出量を増大させるので、クリーナとし
ての性能を損うことがない。また、この場合には、ブロ
ワ用吹出口１１１）から多電の空気が排出することがな
いので、強い風が使用者の手や体に当たることがなく、
使用者に不快感を与えず、しかも、周囲のごみ等を吹き
飛ばすような不具合が生じない。

また、ブロワ用吹出口１１１）を掃除機本体の底部に設
けているので、掃除機本体を立てるだけで、はたき代わ
りのブロワとして使用が容易である。

なお、本実施例においては、ブロワ用吹出口りをハウジ
ング１の底部忙配設したが、その他、ハウジング側壁等
の適宜位置に配設してもよく、また、空気排出口８の開
閉操作用のカバー部材９を環状に形成したが、その他に
、蓋体、扉状のもので形成してもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、電気掃除機の性能及び
操作性を損うことなく、併せてブロワとしても使用する
ことができる電気掃除機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明の一実施例である第４図は
側面図、第５図は底部側からみた斜視図、第６図及び第
７図は第４図のＡ−Ａ線を断面し８図のＢ−Ｂ線断面図
、第ｎ図は従来のブロワ機１０．ハウジング、２０．集
じんカプセル、３１．モータ、４０．ファン、５０．フ
ァン収納ケース、６０．フィルタ、７０．吸込口、８１
．空気排出口、「０．風路（ファン収納空間部）、９０
．カバー部材、き、９ｂ１．開口部、９Ｃ０，閉塞部、
■６．ブロワ用風路、ｌｌｂ　、　、ブロワ用吹出口。 特許出願人の名称　　日立工機株式会社″ｒｌｔＥ］ ＋２図 中５図 ？ ψ′図　　　中７図 中３図 ＋１０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、集じん用のファン、ファン駆動用のモータ等を具備
   してなる電気掃除機において、前記ファンを収納するフ
   ァン収納空間部の近傍に該ファンから送り出された空気
   を掃除機本体のハウジングの外部に排出する空気排出口
   を設けると共に、前記ファン収納空間部と前記ハウジン
   グの外部とを連通させるブロワ用風路を前記空気排出口
   と別個に設け、更に前記空気排出口の風路距離を前記ブ
   ロワ用風路よりも短くして前記空気排出口の風路抵抗を
   前記ブロワ用風路よりも小さく設定すると共に、前記空
   気排出口にこの空気排出口を開閉操作するためのカバー
   部材を設けてなることを特徴とする電気掃除機。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記空気排出口は
   前記ファン収納空間部を形成するファン収納ケースの側
   壁に配設され、前記ブロワ用風路は、前記ファン収納ケ
   ースの後方側から前記ハウジングの底部に配設されたブ
   ロワ用吹出口に導かれてなる電気掃除機。