JPS62172809A - デジタルフイルタ - Google Patents
デジタルフイルタInfo
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- JPS62172809A JPS62172809A JP1494286A JP1494286A JPS62172809A JP S62172809 A JPS62172809 A JP S62172809A JP 1494286 A JP1494286 A JP 1494286A JP 1494286 A JP1494286 A JP 1494286A JP S62172809 A JPS62172809 A JP S62172809A
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- multipliers
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 10
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- 125000002015 acyclic group Chemical group 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明はデジタル信号処理において例えば標本化周波
数変換等に用いられるデジタルフィルタに関する。
数変換等に用いられるデジタルフィルタに関する。
[発明の技術的背景]
周知のように、デジタルフィルタはデジタル信号のイコ
ライジング、標本化周波数変換、エコーキャンセル、残
響付加等、多方面で利用されている。デジタル・オーデ
ィオの分野でもこのデジタルフィルタは用いられており
、特にデジタルフィルタを用いた標本化周波数変換は最
近注目されている技術で、音質の向上に貢献している。
ライジング、標本化周波数変換、エコーキャンセル、残
響付加等、多方面で利用されている。デジタル・オーデ
ィオの分野でもこのデジタルフィルタは用いられており
、特にデジタルフィルタを用いた標本化周波数変換は最
近注目されている技術で、音質の向上に貢献している。
第6図に一例として非巡回(F I R: Finit
eImpulse Re5ponce )型のデジタ
ルフィルタの基本構成を示し、その動作について説明す
る。尚、ここでは説明を簡単にするため、係数長を13
とする。
eImpulse Re5ponce )型のデジタ
ルフィルタの基本構成を示し、その動作について説明す
る。尚、ここでは説明を簡単にするため、係数長を13
とする。
すなわち、入力端子11にデジタル信号x (t)が供
給されると、このデジタル信号x (t)は直列に接続
された13個のシフトレジスタ12〜24によって一標
本間隔(サンプリング周波数間隔)毎に遅延され、時間
領域データx(0) 、 x(1) 、 x(2)
。
給されると、このデジタル信号x (t)は直列に接続
された13個のシフトレジスタ12〜24によって一標
本間隔(サンプリング周波数間隔)毎に遅延され、時間
領域データx(0) 、 x(1) 、 x(2)
。
・・・、x(12)に時分割される。各シフトレジスタ
12〜24から出力される時間領域データx (0)、
x (1) 。
12〜24から出力される時間領域データx (0)、
x (1) 。
x(2)、・・・、x(12)はそれぞれ乗算器25〜
37に供給され、各乗算器25〜37の有する係数h
(12)。
37に供給され、各乗算器25〜37の有する係数h
(12)。
h (11)、 h (10)、・・・、h(o)と
乗算された後、加算器38によって加算されてデジタル
信号y (t)に変換され、出力端子39から出力され
る。
乗算された後、加算器38によって加算されてデジタル
信号y (t)に変換され、出力端子39から出力され
る。
すなわち、上記のようなFIR型デジタルフィルタは、
入力デジタル信号をx(t)、係数列(フィルタの伝達
関数)をh(t)、出力デジタル信号をy (t>とす
ると、 y (t)−Σx (t−k) h (k)
・・・(1)し+O と表わされる特性を有する。つまり、第6図の場合デー
タ数は13個であるから、 y (t) −x (t) h (0)+ x (t−
1) h (1) 十x (t−2) h (2) −+ x (t−12) h (12) −(
2)と表わされる。
入力デジタル信号をx(t)、係数列(フィルタの伝達
関数)をh(t)、出力デジタル信号をy (t>とす
ると、 y (t)−Σx (t−k) h (k)
・・・(1)し+O と表わされる特性を有する。つまり、第6図の場合デー
タ数は13個であるから、 y (t) −x (t) h (0)+ x (t−
1) h (1) 十x (t−2) h (2) −+ x (t−12) h (12) −(
2)と表わされる。
ここで、上記デジタルフィルタをローパスフィルタ(L
P F)として用いる場合、まず時間軸t−θ〜12
に対する各係数値h (t)を第1表に示すように設定
する。このときの係数h (t)の時間軸特性は第7図
(a)に示すようになり、また周波数特性は第7図(b
)に示すようになる。尚、(b)図において、fsは標
本化周波数であり、ここでは帯域内リップルが±0.1
8 [dB]となっている。
P F)として用いる場合、まず時間軸t−θ〜12
に対する各係数値h (t)を第1表に示すように設定
する。このときの係数h (t)の時間軸特性は第7図
(a)に示すようになり、また周波数特性は第7図(b
)に示すようになる。尚、(b)図において、fsは標
本化周波数であり、ここでは帯域内リップルが±0.1
8 [dB]となっている。
第 1 表
ここで、第7図(a)、(b)かられかるように、FI
R型デジタルフィルタで、例えば2倍の標本化周波数変
換を実現するには出力y (t)の標本化周波数fsの
1/4をカットオフとするローパスフィルタ特性を持つ
伝達関数を係数h (t)に用い、入力x (t)の時
間領域データの1個おきにゼロデータを詰めればよい。
R型デジタルフィルタで、例えば2倍の標本化周波数変
換を実現するには出力y (t)の標本化周波数fsの
1/4をカットオフとするローパスフィルタ特性を持つ
伝達関数を係数h (t)に用い、入力x (t)の時
間領域データの1個おきにゼロデータを詰めればよい。
[背景技術の問題点]
ところで、上記のようなデジタルフィルタをハードウェ
アで実現する場合には、演算速度、回路規模等の制約に
より乗算器、加算器といった演算ユニットに固定小数点
型のものを使用することが多い。この場合、最も問題と
なるのが切捨て誤差である。つまり、デジタルフィルタ
は累積加算を行なうので、これら切捨て誤差が蓄積され
ると精度が落ちることになる。例えば、第1表に示した
係数h (t)を8ビツト、4ビツトに丸めると、第2
表に示すようになる。尚、第2表では係数h (t)を
16進で表示しである。
アで実現する場合には、演算速度、回路規模等の制約に
より乗算器、加算器といった演算ユニットに固定小数点
型のものを使用することが多い。この場合、最も問題と
なるのが切捨て誤差である。つまり、デジタルフィルタ
は累積加算を行なうので、これら切捨て誤差が蓄積され
ると精度が落ちることになる。例えば、第1表に示した
係数h (t)を8ビツト、4ビツトに丸めると、第2
表に示すようになる。尚、第2表では係数h (t)を
16進で表示しである。
第 2 表
このような丸め誤差はリップルの増加、減衰量の減少等
、フィルタの特性に悪影響を与える他、巡回(I I
R: Infinite Impulse Re5
ponse )型デジタルフィルタにおいてはリミット
サイクルなる現象を生じてしまう。したがって、ハード
ウェアの制約から係数を4ビツトに丸める必要がある場
合、上記のような従来の丸め方ではデジタルフィルタの
周波数特性が第8図に示すようになってしまう。特に、
乗算器として4ビツト×4ビツトのものしか用いること
ができない場合、上記の特性のフィルタを用いるより術
がなかった。
、フィルタの特性に悪影響を与える他、巡回(I I
R: Infinite Impulse Re5
ponse )型デジタルフィルタにおいてはリミット
サイクルなる現象を生じてしまう。したがって、ハード
ウェアの制約から係数を4ビツトに丸める必要がある場
合、上記のような従来の丸め方ではデジタルフィルタの
周波数特性が第8図に示すようになってしまう。特に、
乗算器として4ビツト×4ビツトのものしか用いること
ができない場合、上記の特性のフィルタを用いるより術
がなかった。
以上のことから、従来より限られたハードウェアでより
精度の高い特性が得られるデジタルフィルタの出現が強
く望まれている。
精度の高い特性が得られるデジタルフィルタの出現が強
く望まれている。
[発明の目的]
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
、限られたハードウェアでより精度の高いフィルタ特性
を有するデジタルフィルタを提供することを目的とする
。
、限られたハードウェアでより精度の高いフィルタ特性
を有するデジタルフィルタを提供することを目的とする
。
[発明の概要]
すなわち、この発明に係るデジタルフィルタは、入力デ
ジタル信号を一標本間隔で時分割して時間領域データ列
を生成する時分割手段と、前記時間領域データ列と係数
データ列とを乗算した後、その乗算結果を順次加算する
累積加算手段とを有し、前記係数データ列を所望のフィ
ルタ特性から求まるインパルス応答値に対応させること
により所望のフィルタ特性を得るものにおいて、前記イ
ンパルス応答値が低レベルの値であるとき許容ビット内
で大きくして前記係数データを設定しておき、前記時間
領域データと乗算した後に大きくした分だけ小さくする
演算手段を具備したことを特徴とするものである。
ジタル信号を一標本間隔で時分割して時間領域データ列
を生成する時分割手段と、前記時間領域データ列と係数
データ列とを乗算した後、その乗算結果を順次加算する
累積加算手段とを有し、前記係数データ列を所望のフィ
ルタ特性から求まるインパルス応答値に対応させること
により所望のフィルタ特性を得るものにおいて、前記イ
ンパルス応答値が低レベルの値であるとき許容ビット内
で大きくして前記係数データを設定しておき、前記時間
領域データと乗算した後に大きくした分だけ小さくする
演算手段を具備したことを特徴とするものである。
[発明の実施例]
以下、第1図乃至第2図を参照してこの発明の一実施例
を詳細に説明する。但し、第1図において第6図と同一
部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
を詳細に説明する。但し、第1図において第6図と同一
部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
第1図は第6図に示したFIR型デジタルフィルタにこ
の発明を適用した場合の構成を示すもので、前記乗算器
25〜37のうち係数h (12)、 h (11)。
の発明を適用した場合の構成を示すもので、前記乗算器
25〜37のうち係数h (12)、 h (11)。
・・・、h(a)を有する乗算器25〜29及びh(4
)。
)。
h(3)、・・・、h(o)を有する乗算器33〜37
の各係数をそれぞれ第6図に示したフィルタの場合に設
定した係数のn倍に設定し、各乗算器25〜29及び3
3〜37の出力をそれぞれレベルシフト回路40.41
によって1 / n倍した後、乗算器30〜32の出力
と共に前記加算器38に供給するようにしたものである
。尚、シフトレジスタ12〜24の代りにRAMを用い
てもよい。
の各係数をそれぞれ第6図に示したフィルタの場合に設
定した係数のn倍に設定し、各乗算器25〜29及び3
3〜37の出力をそれぞれレベルシフト回路40.41
によって1 / n倍した後、乗算器30〜32の出力
と共に前記加算器38に供給するようにしたものである
。尚、シフトレジスタ12〜24の代りにRAMを用い
てもよい。
ここで、デジタルフィルタに入力されるデータは次に両
力i来るか容易に予想がつかないのに対し、係数は一定
であることが多いので、この係数一定に着目して累積加
算時の切捨て誤差を少なくすることが有用であると考え
られる。また、第2表において、係数を4ビツトとした
とき実際に4ビツトを全て使用しているのはh(6)の
みであり、他のh (5) 、 h (7)は3ビツト
、h(0)〜h(4)。
力i来るか容易に予想がつかないのに対し、係数は一定
であることが多いので、この係数一定に着目して累積加
算時の切捨て誤差を少なくすることが有用であると考え
られる。また、第2表において、係数を4ビツトとした
とき実際に4ビツトを全て使用しているのはh(6)の
みであり、他のh (5) 、 h (7)は3ビツト
、h(0)〜h(4)。
h(8)〜h (12)は0または1ビツトである。こ
れでは係数の精度が落ちて当然である。
れでは係数の精度が落ちて当然である。
そこで、係数を2つのグループに別けてそれぞれに重み
をかける。例えば、第1図においてn −23とする。
をかける。例えば、第1図においてn −23とする。
つまり、乗算器30〜32の係数h(7)〜h(5〉は
そのままとし、乗算器25〜29及び33〜37の係数
h (12)〜h (8) 、 h (4)〜h(0
)は23を乗じて設定し、レベルシフト回路40.41
のシフト量を1/23に設定する。このときの乗算器2
5〜29.33〜37に設定される係数は第3表に示す
ようになる。
そのままとし、乗算器25〜29及び33〜37の係数
h (12)〜h (8) 、 h (4)〜h(0
)は23を乗じて設定し、レベルシフト回路40.41
のシフト量を1/23に設定する。このときの乗算器2
5〜29.33〜37に設定される係数は第3表に示す
ようになる。
第 3 表
この表に示した係数値を設定した場合のデジタルフィル
タの周波数特性は第2図に示すようになる。この特性図
を第8図に示した特性図と比較してみると、減衰量が約
6[dB]以上改善され、リップルが±0.6 [d
B]から±0.33 [dBコに半減されることがわか
る。ここで、上記レベルシフト回路40.41は、上記
の場合、単に3ビット分シフトするものでよい。このた
め、ハードウェア上での回路の増加はほとんどなく、配
線のみによって処理することも可能である。
タの周波数特性は第2図に示すようになる。この特性図
を第8図に示した特性図と比較してみると、減衰量が約
6[dB]以上改善され、リップルが±0.6 [d
B]から±0.33 [dBコに半減されることがわか
る。ここで、上記レベルシフト回路40.41は、上記
の場合、単に3ビット分シフトするものでよい。このた
め、ハードウェア上での回路の増加はほとんどなく、配
線のみによって処理することも可能である。
したがって、上記のように構成したデジタルフィルタは
、乗算器のビット数が少なくても精度の高いフィルタ特
性を得ることができる。
、乗算器のビット数が少なくても精度の高いフィルタ特
性を得ることができる。
次に、他の実施例として2倍の標本化周波数変換を行な
うデジタルフィルタにこの発明を適用した場合について
説明する。
うデジタルフィルタにこの発明を適用した場合について
説明する。
第3図はその構成を示すもので、図中42はデジタル信
号x (t)が供給される入力端子、43〜48は入力
端子42からのデジタル信号を時分割して時間領域デー
タとするシフトレジスタ、49〜52はそれぞれ所定の
係数データを有し、該係数データをそれぞれシフトレジ
スタ43.44.47.48の出力データと乗算する乗
算器、53は乗算器49〜52の各出力データ及びシフ
トレジスタ45.48の各データを加算する加算器、5
4は加算器53の出力データをl/a倍するレベルシフ
ト回路、55はシフトレジスタ4Bの出力データとレベ
ルシフト回路54のの出力データとをデジタル信号x
(t)の2倍の標本化周波数で切換導出する電子スイッ
チ、56は出力デジタル信号y (t)を出力する出力
端子である。上記乗算器49〜52は、係数データh
(5) 、 h (7)を1 (フルスケール)とし
たとき、それに合うように他の係数データx(11)、
h(9) 、 h(3) 、 h(1)をそれ
ぞれ8倍して設定している。
号x (t)が供給される入力端子、43〜48は入力
端子42からのデジタル信号を時分割して時間領域デー
タとするシフトレジスタ、49〜52はそれぞれ所定の
係数データを有し、該係数データをそれぞれシフトレジ
スタ43.44.47.48の出力データと乗算する乗
算器、53は乗算器49〜52の各出力データ及びシフ
トレジスタ45.48の各データを加算する加算器、5
4は加算器53の出力データをl/a倍するレベルシフ
ト回路、55はシフトレジスタ4Bの出力データとレベ
ルシフト回路54のの出力データとをデジタル信号x
(t)の2倍の標本化周波数で切換導出する電子スイッ
チ、56は出力デジタル信号y (t)を出力する出力
端子である。上記乗算器49〜52は、係数データh
(5) 、 h (7)を1 (フルスケール)とし
たとき、それに合うように他の係数データx(11)、
h(9) 、 h(3) 、 h(1)をそれ
ぞれ8倍して設定している。
上記構成のデジタルフィルタの動作を説明するに先立ち
、2倍の標本化周波数変換について説明する。
、2倍の標本化周波数変換について説明する。
まず第4図(a)に示すように、入力デジタル信号x
(t)に対して各時間領域データ間にゼロデータを挿入
する。尚、図中黒丸は実データ、白丸はゼロデータを示
している。このような入力デジタル信号に対し、各実デ
ータ及びゼロデータに対して同図(b)、(c)に示す
2つの係数データ列を設定し、それぞれの係数データ列
によって1標本間隔で交互に累積加算する。そして各演
算結果を交互に取出すことにより、2倍の周波数で標本
化されたデジタル信号を取出すことができる。
(t)に対して各時間領域データ間にゼロデータを挿入
する。尚、図中黒丸は実データ、白丸はゼロデータを示
している。このような入力デジタル信号に対し、各実デ
ータ及びゼロデータに対して同図(b)、(c)に示す
2つの係数データ列を設定し、それぞれの係数データ列
によって1標本間隔で交互に累積加算する。そして各演
算結果を交互に取出すことにより、2倍の周波数で標本
化されたデジタル信号を取出すことができる。
第4図では(b)図の係数データ列によりy (r++
8)、(c)図の係数データ列によりy (n+7)の
値を求めている。ところが2倍の標本化周波数変換の場
合、係数データh(0) 、 h(2) 。
8)、(c)図の係数データ列によりy (n+7)の
値を求めている。ところが2倍の標本化周波数変換の場
合、係数データh(0) 、 h(2) 。
h (4) 、 h (8) 、 h (10)、
h (12)はほとんど0に近い。このため、(b
)の係数データ列はh(6)(但しこれは1)を除いて
無視することができる。
h (12)はほとんど0に近い。このため、(b
)の係数データ列はh(6)(但しこれは1)を除いて
無視することができる。
すなわち、上記構成において2倍の標本化周波数変換を
行なう場合には、先の係数を例にとると、x (t)は
1個おきに0データであるから、例えばt−n+6.t
=n+7に対するy (n+6) 。
行なう場合には、先の係数を例にとると、x (t)は
1個おきに0データであるから、例えばt−n+6.t
=n+7に対するy (n+6) 。
y (n+7)の値は、
y (n+[i)−Σx (n+12−k) h (k
)k−。
)k−。
−x (n+6)
y (n+7) −’E x (n+13−k)h (
k)k=。
k)k=。
= X (n+12)h (1) + x (n+1
O)h (3)+ x (n+8) h (5)
+ x (n+8) h (7)+ x (n+4)
h (9)+ x (n+2)h (If)という乗算
回数の少ない演算で求めることができる。この場合、使
用する係数はピーク値以外なので、フルスケールに対し
て約1ビツトの余裕を持っている。このことを利用して
、h(5) 、 h(7)を1(フルスケール)とし
く仮りにh(5)−。
O)h (3)+ x (n+8) h (5)
+ x (n+8) h (7)+ x (n+4)
h (9)+ x (n+2)h (If)という乗算
回数の少ない演算で求めることができる。この場合、使
用する係数はピーク値以外なので、フルスケールに対し
て約1ビツトの余裕を持っている。このことを利用して
、h(5) 、 h(7)を1(フルスケール)とし
く仮りにh(5)−。
h(7)−とする)、それに合わせて他の係数を所定倍
(a倍)すれば、先の実施例と同様に精度の高いフィル
タ特性が得られると考えられる。
(a倍)すれば、先の実施例と同様に精度の高いフィル
タ特性が得られると考えられる。
このとき、第3図に示したように、h(5)=。
h(7)”はいずれも1であるから乗算を省略すること
ができる。乗数aはh (5) 、 h (7)を1
とするために与えたもので、したがってa−h(5)−
a*h(7)=1であり、ここでは各乗算器49〜52
によってレベル合わせを行ない、加算器53で加算した
後にレベルシフト回路54で1 / a倍することによ
りレベルを戻している。ここで、レベルシフトは累積加
算と異なり、誤差が蓄積されないので、ビット数は少な
くて良い。このため、前記実施例の場合と同様に乗算回
路を少なくすることができ、さらには精度の向上を図る
ことができる。
ができる。乗数aはh (5) 、 h (7)を1
とするために与えたもので、したがってa−h(5)−
a*h(7)=1であり、ここでは各乗算器49〜52
によってレベル合わせを行ない、加算器53で加算した
後にレベルシフト回路54で1 / a倍することによ
りレベルを戻している。ここで、レベルシフトは累積加
算と異なり、誤差が蓄積されないので、ビット数は少な
くて良い。このため、前記実施例の場合と同様に乗算回
路を少なくすることができ、さらには精度の向上を図る
ことができる。
上式を用いて、第3図のフィルタ出力y (n+[i)
。
。
y (n+7)を表わすと、
y (n+6) −x (n+8)
y (n+7) −x (n+12)h (1
)+ x (n+1O)h (3) + x (n+8) h (5) + x (n+6) h (7)+ x (n
+4) h (9) 十x (n+2) h (11) −h (5) i x (n+12)h (1) /
h (5)+ x (n+10)h (3) / h
(5)+ x (n+8) + x (n+6)+
x (n+4) h (9) / h (5)+ x
(n+2) h (11)/ h (5)
)(但しl h(5) −h(7) + < 1と
する)となる。
)+ x (n+1O)h (3) + x (n+8) h (5) + x (n+6) h (7)+ x (n
+4) h (9) 十x (n+2) h (11) −h (5) i x (n+12)h (1) /
h (5)+ x (n+10)h (3) / h
(5)+ x (n+8) + x (n+6)+
x (n+4) h (9) / h (5)+ x
(n+2) h (11)/ h (5)
)(但しl h(5) −h(7) + < 1と
する)となる。
ここで、h (1) /h (5) 、 h (3)
/h (5) 、・・・は予め求めておくことができ
るので、実際の累積加算の乗算は4回で済むことになる
。
/h (5) 、・・・は予め求めておくことができ
るので、実際の累積加算の乗算は4回で済むことになる
。
さらに高精度化するために、第3図の回路を第5図に示
すように構成してもよい。この回路は第3図の乗算器4
9.52の係数データをさらに5倍して設定し、これら
乗算器49.52の出力データを加算器57で加算した
後、レベルシフト回路58で1/b倍して前記加算器5
3にて乗算器50.51の出力データ及びシフトレジス
タ45.46の出力データと加算するようにしたもので
ある。この場合、係数データとして値の小さいh (1
1)、 h (1)を大きくしておき、累積加算した
後に元にレベルシフトさせているので、さらに誤差を小
さくすることができる。
すように構成してもよい。この回路は第3図の乗算器4
9.52の係数データをさらに5倍して設定し、これら
乗算器49.52の出力データを加算器57で加算した
後、レベルシフト回路58で1/b倍して前記加算器5
3にて乗算器50.51の出力データ及びシフトレジス
タ45.46の出力データと加算するようにしたもので
ある。この場合、係数データとして値の小さいh (1
1)、 h (1)を大きくしておき、累積加算した
後に元にレベルシフトさせているので、さらに誤差を小
さくすることができる。
このように、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形す
ることが可能である。
はなく、その発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形す
ることが可能である。
[発明の効果コ
以上詳述したようにこの発明によれば、限られたハード
ウェアでより精度の高いフィルタ特性を有するデジタル
フィルタを提供することができる。
ウェアでより精度の高いフィルタ特性を有するデジタル
フィルタを提供することができる。
第1図はこの発明に係るデジタルフィルタの一実施例を
示すブロック回路構成図、第2図は同実施例の効果を説
明するための特性図、第3図乃至第5図はそれぞれこの
発明に係る他の実施例を説明するための図、第6図乃至
第8図はそれぞれ従来のデジタルフィルタについて説明
するための図である。 11、42・・・入力端子、12〜24.43〜48・
・・シフトレジスタ、25〜37.49〜52・・・乗
算器、?18.53.57・・・加算器、39.56・
・・出力端子、40.41.54.58・・・レベルシ
フト回路、55・・・電子スイッチ。
示すブロック回路構成図、第2図は同実施例の効果を説
明するための特性図、第3図乃至第5図はそれぞれこの
発明に係る他の実施例を説明するための図、第6図乃至
第8図はそれぞれ従来のデジタルフィルタについて説明
するための図である。 11、42・・・入力端子、12〜24.43〜48・
・・シフトレジスタ、25〜37.49〜52・・・乗
算器、?18.53.57・・・加算器、39.56・
・・出力端子、40.41.54.58・・・レベルシ
フト回路、55・・・電子スイッチ。
Claims (1)
- 入力デジタル信号を一標本間隔で時分割して時間領域デ
ータ列を生成する時分割手段と、前記時間領域データ列
と係数データ列とを乗算しその乗算結果を順次加算する
累積加算手段とを有し、前記係数データ列を所望のフィ
ルタ特性から求まるインパルス応答値に対応させること
により所望のフィルタ特性を得るデジタルフィルタにお
いて、前記インパルス応答値が低レベルの値であるとき
許容ビット内で大きくして前記係数データを設定してお
き、前記時間領域データと乗算した後に大きくした分だ
け小さくする演算手段を具備したことを特徴とするデジ
タルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1494286A JPS62172809A (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | デジタルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1494286A JPS62172809A (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | デジタルフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62172809A true JPS62172809A (ja) | 1987-07-29 |
Family
ID=11875013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1494286A Pending JPS62172809A (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | デジタルフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62172809A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01273414A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-01 | Pioneer Electron Corp | Firフィルタ |
JPH02216908A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 | Nec Corp | ディジタルフィルタ |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP1494286A patent/JPS62172809A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01273414A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-01 | Pioneer Electron Corp | Firフィルタ |
JPH02216908A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 | Nec Corp | ディジタルフィルタ |
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