JPS62172156A - 冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫、ショーケースなどに利用される回転式
圧縮機で冷媒を圧縮循環する冷凍装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来この種冷凍サイクルは第３図に示すように回転式圧
縮機１、一次凝縮器２、高温高圧冷媒部の配管の一部を
利用して冷蔵庫の露付き部に設けられた２次凝縮器３、
ドライヤ４、第１キャピラリチューブ５、蒸発器６、逆
止弁７とで形成している。そして、第１キャピラリチュ
ーブ６と蒸発器６間に流体弁８を設け、該流体弁８より
均一管８ａで前記回転式圧縮機１と前記逆止弁７を連通
している配管９に連接されている。ここで第４図に従か
い流体弁８の構成を説明する。８は流体弁本体で上部室
８ｂと下部外殻８Ｃ間を圧力変化により反転するベロー
ズ８ｄにより仕切られている。

そして、上部室８ｂには均一管８ａが連接されている。

また、下部外殻８Ｃ内には前記ベローズ８ｄの反転によ
り、・下側へ移動し、ポート穴８ｅを閉止する弁８ｆが
内接されている。８ｑはスプリングで前記ベローズ８ｄ
の正転時、（つまり上部室８ｂ内圧力がスプリング８ｑ
の抗力より小さい場合）弁８ｆを上側へ移動し、ポート
穴８ｅを開口する。ｓｈ、ｓｉばそれぞれ流体弁８の流
体弁入口側、流体弁出口側でちる。

発明が解決しようとする問題点 前述の如くの流体弁配管構成において、流体弁８の弁８
ｆは回転式圧縮機１の停止時、回転圧縮機１の低圧側配
管９より高圧高温冷媒が流入し均一管８ａ内に高圧高温
冷媒が流れる。そして、流体弁８の上部室８ｂ内が高圧
となり、ベローズ８ｄが反転し、弁８ｆを下側へ押し下
げ、流体弁出口側８１を閉止するものである。又、回転
式圧縮機１の運転時においては均一管８ａ内は低圧とな
り、スプリング８ｑの抗力により弁８ｆは上側へ押し上
げられ、流体弁出口側８１を開口する。

しかし、この場合、回転式圧縮機１の停止時において、
冷却システム内が弁８ｆにより閉止されている為、高圧
側配管一回転式圧縮機１、一次凝縮器２、二次凝縮器３
、ドライヤー４、第１キャヒリリチューブ５−は回転式
圧縮機１の運転時とほぼ同一の高圧力に保持される。又
、高温高圧冷媒は二次、凝縮器３内へ滞留凝縮される。

又、回転式圧縮機１の低圧側の配管９に連接されてＡる
逆止弁アの働きにより、回転式圧縮段１から流出する高
温高圧の冷媒は蒸発器６への流入を阻止される為、回転
式圧縮機１内の吸込部（図示せず）及び、配管８は前記
高圧側配管と同一の高圧圧力に保持される。

つまり、高圧側配管及び、回転式圧縮機１から逆止弁７
までの低圧側配管が運転時とほぼ同一の高圧圧力に保持
されることにより、回転式圧縮機１を再起動した時に大
きな圧縮起動トルりを必要とし、電気入力が増大するこ
ととなる。とぐＫ、冷凍装置の起動、停止が頻繁に行な
われる場合には、相当の動力損失、入力増大となる欠点
があった。又、高温高圧冷媒は二次凝縮器３内へ流入滞
留凝縮し、発汗防止装置としての働きとしては効果の薄
いものとなる。特に発汗防止装置としてではなく、凍結
防止装置としての目的で配管の一部を二次凝縮器３とし
て使用する場合においては顕著に効果が薄くなる等の欠
点を有していた。

そこで本発明は上記従来例の欠点を解消したもので、回
転式圧縮機の停止時において、回転式圧縮機、高圧冷媒
配管の高圧高温の冷媒を二次凝縮器内へ、かつ、低圧側
配管及び回転式圧縮機の吸込部へ循環せしめると共に、
高圧側配管と低圧側配管の圧力を低下保持させ、再起動
時の圧縮起動トルク及び電気入力の低減を図るものであ
る。又、回転式圧縮機の停止時においても二次凝縮器を
高孟に保持する事をも目的とする。

問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
流体弁の入口側に第２キャピラリチューブを接続し、こ
の第２キャピラリチューブとチャンバーと、逆止弁と回
転式圧縮機の低圧側配管を順次連通ずるものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、すなわち、回転式圧縮
機の運転時は流体弁の上部室は低圧となり流体弁の弁は
開口状態となり、冷媒は圧縮機、一次凝縮器、二次、凝
縮器、第１キャピラリチューブ、蒸発器と順次流れ冷却
回路を構成する。（ここで第２キヤビ２リチユーブは蒸
発器配管に比べ抵抗が非常に大きい為、流体弁の弁が開
放状態でも冷媒は第２キャピラリチューブには流れない
。）又、回転式圧縮機が停止すると、回転式圧縮機の吸
込部より高温高圧のガスが均一管へ流入し、流体弁の弁
は閉止状態となる。この事により、回転式圧縮機よりの
高呂高圧のガス冷媒は一次凝縮器、二次凝縮器、第１キ
ャピラリチューブ、第２キャピラリチューブ、チャンバ
ー、逆止弁、回転式圧縮機と順次流れ一つの冷媒流路回
路を構成する。

従がって回転圧縮機の停止時においても、回転式圧縮機
の高温高圧ガスは蒸発器を除く冷媒循環回路を循環する
と共に、チャンバー内へ高圧ガスが滞留する）ｊｐによ
り、高圧側配管、低圧側配管と共に低い圧力でバランス
する。この事にミリ二次凝縮器の本来の役目である、発
汗防止、凍結防止作用としての効果を高める事ができる
。又、高圧（１１１１配管、低圧側配管（回転式圧、縮
機の吸込部も含む。）が低圧でバランスすることにより
、再起動時の圧縮起動トルク及び電気入力の低減が図れ
るものである。

実施例 以下本発明の一実施の冷凍装置について第１図および第
２図にしたがって説明するが、従来と同一構成について
は、同一番号を付してその詳細な説明を省略する。

第１図において１ｏは第２キャピラリチューブで流体弁
８の流体弁入口側８ｈに第１キャピラリチューブ５の冷
媒出口部５ａと共に接続している。

１１はチャンバーであり前記第２キャピラリチューブ１
ｏの他端、逆止弁１２と回転式圧縮機１の低圧側の配管
９にそれぞれ接続されている。第２図は流体弁８の詳細
断面及び各配管の接続状態を示している。

以上のように構成された冷凍装置について、以下第１図
及び第２図に従がってその動作を説明する。

第１図、第２図において、回転式圧縮機１の運転時にお
いては均一管８ａ及び流体弁８の上部室８ｂは低圧とな
りスプリング８ｑの抗力により弁８ｆを押し上げボート
穴８ｅが開口され、流体弁入口ｉｌｌ　８　ｈ　、流体
弁出口側８１は連通される。この事により、回転式圧縮
機１より吐出された冷媒は蒸発器６．逆止弁７へと流れ
冷起運転冷媒流路を形成する。（ここで毛細管１０は蒸
発器配管に比べ抵抗が非常に大きい為、弁８ｆが開放状
態でも冷媒は毛細管１０には流れない。）又、回転式圧
縮機１が停止すると、回転式圧縮機１の低圧側の配管９
より高温高圧のガス冷媒が均一管８ａへ流れ、流体弁８
の上部室８ｂは高圧となり、ベロージ８ｄの反転により
、弁８ｆを押し下げボート穴８ｅが閉止され流体弁入ロ
側ａｈ、流体弁出口側８１は閉塞する。この事により回
転式圧縮機１及び一次凝縮器２．二次凝縮器３内の高温
高圧冷媒は第１キャピラリチューブ６、毛細管１ｏへと
流れ、チャンバー１１へ滞留し、一部は回転式圧縮機１
へと流れる。

以上のように本実施例によれば、流体弁入口側８ｈに第
２キャピラリチューブ１ｏを接続し、該第２キャピラリ
チューブ１０にチャンバー１１、逆止弁１２、回転式圧
縮機１の低圧側の配管９へと連通ずる事により、回転式
圧縮機１の停止時において、高温高圧の冷媒を蒸発器６
をバイパスさせて冷媒循環流路を形成すると共に、高圧
側配管及び低圧側配管を低い圧力でバランスさせること
が可能となり、発汗防止、凍結防止装置としての二次凝
縮器の効果を更に高める事が可能となる。

又、再起動時の圧縮起動トルク及び電気入力の低減が図
れるものである。

発明の効果 本発明は、回転式圧縮機の停止時において高巳高圧のガ
ス冷媒の蒸発器内へ流入を阻止する流体弁の配設に当っ
て流体弁入口側へ第１キャピラリチューブ及び第２キャ
ピラリチューブを並設し、第２キャピラリチューブの他
端をチャンノ＜−、回転式圧縮機の低圧側の配管へ連設
することにより次のような効果を有する。

（１）冷却運転停止中における、二次１疑縮器の発汗防
止、凍結防止装置としての効果を高める事ができる。

（２）圧縮機再起動時の圧縮起動トルクの低減が図られ
起動性の改善が図れる。又、圧縮機電動機の小型化が可
能となる。

（３）圧縮機再起動時の電気入力の低減が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の冷凍装置の冷凍サイクル図
、第２図は第１図におけるＡ部説細断面図、第３図は従
来の冷凍装置の冷凍サイクル図、第４図は第２図のＡ部
詳細断面図である。 １・・・・回転式圧縮機、２・・・・・一次凝縮器、３
・・・・・二次凝縮器、４・・・　ドライヤ、５・・・
・・・第１キャピラリチューブ、６・・・・・・蒸発器
、７・・・・逆止弁、８　・・・・流体弁、８ａ　・・
・・均一管、９・・・・・配管、１０第３図 ゝ６ 第４図 ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転式圧縮機、一次凝縮器、二次凝縮器、ドライヤ、第
   １キャピラリチューブ、蒸発器、逆止弁および前記第１
   キャピラリチューブ出口側と蒸発器との間に介在した流
   体弁とよりなり、該流体弁の入口側に前記第１キャピラ
   リチューブ出口側と第２キャピラリチューブを並設し、
   該第２キャピラリチューブとチャンバーと逆止弁と低圧
   側の配管とを順次連設すると共に、前記流体弁の上部室
   に前記低圧側の配管に連らなる均一管とを備えた冷凍装
   置。