JPS62171729A - 気体選択透過膜 - Google Patents

気体選択透過膜

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JPS62171729A
JPS62171729A JP1096286A JP1096286A JPS62171729A JP S62171729 A JPS62171729 A JP S62171729A JP 1096286 A JP1096286 A JP 1096286A JP 1096286 A JP1096286 A JP 1096286A JP S62171729 A JPS62171729 A JP S62171729A
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polymer
gas
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divinylbenzene
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Takashi Nomi
隆 能美
Toshifumi Fukai
深井 敏文
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、気体混合物から少なくとも一種類の気体を分
離、amまたは希薄化せしめる気体分離用複合膜に関す
る。
(従来の技術) 混合気体から特定の成分気体を分離することは、工業的
に重装なプロセスである。例えば1石油精製業界におい
ての水添プラントで発生する水素は。
a#が希薄、低圧力、量が少量等の理由から、回収メリ
ットがなく、燃料として用いらrLるか、廃棄、すなわ
ち、大気中で燃やされていた。このような水素の回収1
石炭ガスから発生する水素と一酸化炭素の混合気体のモ
ル比調節、リフオーマ−から発生する水素の濃縮、アン
モニア合成プラント等のパージガスからの水素回収、ア
ンモニア、水素のモル比調節、メタノール合成プラント
等のパージガスからの水素l収、オキソ合成ガス中の水
素と一酸化炭素のモル比調節、空気中からの酸未濃縮、
空気中から窒素の濃縮、地下に埋められた廃棄ゴミ中か
らメタンの濃縮等である。
最近、これらの気体分離に高分子膜が用いられるように
なって@几。高性能な高分子膜の出現と共に、在来プロ
セスに比べ省エネルギーで、コンパクト、取扱論が簡単
等の理由により、さらに高性能の膜が要求されているの
は有名である。
高分子膜の気体分離への応用については、均質膜、多孔
膜、複合模等種々の膜についての研究が行われるように
なった。
気体分離膜として従来から知られているものには1次の
三つのタイプがある。
第一のタイプは、特開昭50−99971に見られるよ
うな芳香族、イミド、エステル、アミド等金主鎖に持つ
高分子よりなる均一なフィルム、特公昭39−1014
1に見られるようなポリエチレンテレフタレート、ホリ
スチレ7等o均*#中生糸フィラメントよりなるもので
ある。
第二のタイプは、所望の分離係数を有する高分子を適当
な多孔性支持体膜上に極薄膜として形成させるものであ
り、実用上有益な程度に気体の透過速度を大きくするた
めには、極#膜の厚さを1μm以下、望ましくは0.1
μm以下の膜厚にしなければならない。シリコーン膜を
利用した例は、特開昭51−89564号等に開示され
ている。しかし、このような極薄iをピンホールなく工
業的に生産するためには、空気中のゴミ等の影#を受け
る沈めに、コーティングポリマー溶液と空気全極限まで
清浄化する必要があり、フリーンベンチを用いた高度な
清浄「ヒシステムの導入、振動防止等を採用したとして
も、潜在的欠陥を埋めることはできず、支持体上にすく
い上げ、さらに、二〜三層積層する必要があり、製造工
程も複雑で収率も悪くコスト高となり、工業的実施に不
向きである。
第三のタイプは、%開昭52−55719号や特開昭5
3−86684号に開示されているように、気体に対し
て高い気体選択性を有する高分子多孔層上に、シリコー
ンゴムや液体のような低い気体選択性を有し、浸透性の
あるゴムを多孔族に浸透させ、多孔膜表面にあるピンホ
ールをゴムで閉塞させる方法である。この方法では、コ
ーティングをする材質が浸透して、多孔膜表面にあるピ
ンホールを全て閉塞させないと、膜の選択透過性が上が
らず、また、このためには多孔膜の孔径も小さくしなけ
ればならず、このため、多孔膜の気体透過度も低いもの
を使用せざるをえない。これらの結果、コーチインゲタ
が中空糸奥深くまで侵入し、余分なコーテイング材が中
空糸多孔膜のうめなくてもよい孔まで閉塞して抵抗が増
すし、多孔膜も小さい気体透過度のものを用いなければ
ならない。
(発明が解決しようとする問題点) 上に述べたように、従来の技術では、いずれも欠点?有
する。
符にjet t& I/C述べた方法について、さらに
述べるならば、多孔族中窒糸を紡糸する藺分子浴液には
味々のコミ、触媒等の不βB物が含まれており、こrL
らのゴミは、f粗紡糸前に10〜100μm程度の孔を
有するフィルターで濾過除去されるが、0.1μm以下
のゴミを除去することは、原液の粘度が高いこと、また
、濾過すべき原液量が多量であることから、濾過中目づ
まりによって濾過圧力が上昇し、不可能である。し友が
って、不純物を含んだ原液から紡糸される中空糸多孔膜
が多くの欠陥を持つことは避けられない。それ故、膜上
にできた大きな孔(欠陥)を閉塞するために、浸透性シ
リコーンゴム、液体等を使用するが、完全に大きな孔を
閉基することは、過剰なシリコーン含浸を余儀なくされ
%透過係数が小さくなる。
(問題点全解決するための手段) 不発明者らは、前記Ui題点金解決するためρ2意研究
′fd:Jaねた結果1本発明を完成するにyすった。
すなわち、本発明は、ポリスルホン系樹脂よりなる多孔
膜上に、 (a)下記Fi1式で示される株り返し単位からなるジ
ビニルベンゼン系重合体か、 (式中、R8は水素まfcFi炭素数1〜8の炭fヒ水
素を表わす。) (b)上記+11式で示される繰り返し単位を有するジ
ビニルベンゼン系共重合体か。
(C)ポリスチレン系樹脂と上記(a)および/″また
Fi(b)の重合体とのブレンド物か、 (d)上記<a>〜(C)のいずれかの架橋物がコーテ
ィングされていること全特徴とする気体選択透過膜であ
る。
まず、本発明で用いられるポリスルホン系樹脂は、1l
lIt熱性、耐溶剤性、気体透過性1選択透過性にすぐ
れた重合体であり1次の繰り返し構造単位を有する脂肪
族ま′fcは芳香族ポリスルホンである。
(−R,−S −R,−)    (21ただし、R,
、R,は同一または異なった約1〜40の炭素原子を含
む脂肪族または芳香族炭素原子よりなる化合物を表わす
。さらに好ましめ重合体は、下記の式+31 、 (4
1および(5)で示される芳香族ポリスルホンである。
7’cりl、、X、X’ 、X” 、X” 、X’ 、
X’ 、X’ 、X’ 、X’ td ブチル、エチル
、プロピル、ブチル等のアルキル基。
フッ素、塩素、JA素、沃素のハロゲン等の非解離性置
換基、または−〇〇〇)[、−8,OH,−NH3,−
NHi等の置換基を表わし、i 、 m 、 n 、 
o 、 p 、 q 。
r、s、tは1または4以下の整数である。
ポリスルホン系樹脂の平均分子tは5ooo〜1000
00であり、好ましくは10000〜100000であ
る。分子量が小さいと製膜され友膜の機械的強度が上が
らず、ま之、糸に欠陥が生じ易い。
ポリスルホン系樹脂を溶解する溶媒としては。
ポリスルホン系樹脂を溶解させるものであれば。
ど九でも使用できるが、好ましくはへΦサメチルホスホ
ルアミド(HMPAの略称)、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ジエチルホルムアミド、ジエチ
ルアセトアミド等、およびこれらのジプロピル、ジプチ
ル化物、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホオキシ
ド、アセチルピペリジン、ホルミルピペリジン、ホルミ
ルモルホリン、アセチルモルホリン、テトラメチルウレ
ア等の任意に水と相溶性のある極性有機溶媒がよめ。
紡糸用の重合体溶液には1重合体の非溶媒を少量含有さ
せることもできる。非溶媒とは、重合体′!il−静解
する口を力のほとんどなり溶媒を云う。この非d媒の添
)JIJKよって、得られる中仝糸膜の気体透過性能の
向上が期待できる。可能な非溶媒の添加量は、個々の非
溶媒lCより異なるが、多くの場合1重合体溶液に対し
て20重tチ以下であり。
好ましくは15重ifk%以下、さらには1〜10重量
係の範囲である。20重量%を超える量の添加では1重
合体溶液の安定性を損ない、白濁や失透を生じさせるお
それがある。しかし、原液を高温にする場合では、50
重量%程度まで非溶媒1&:添加することもあり得る。
用いることのできる非溶媒トしては、エチレングリコー
ル、ジエチレンクリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレン/ IJコール(平均分子量200〜60
00 )、fトラエチレングリコール等のグリコール、
a、ホルムアミド、アセトアミド、水、トリメチルアミ
ン。
イソプロピルアミン、メタノール、エタノール。
7’oパノール、ニトロメタン、2−ピロリドン、酢M
、1.t%酸、グリセリン、グリセロール等の多価アル
コール類、アセトン、メチルエチルケトンが挙げられる
。また、塩化リチウム、臭化リチウム。
塩化ナトリウム、硝酸リチウム、硝酸ナトリウム、亜硝
酸ナトリウム、塩化亜鉛、過塩素酸マグネシウム等の低
分子無機塩の添加も有用である。無機塩全添加すること
により、溶媒のポリマーに対する溶解度が増大すると共
に重合体溶液の安定性が増大する。
重合体溶液の重合体濃度は17〜50重it係、好まし
くは20〜35重量%である。17重i%未満の濃度で
は低すぎて、中空糸を紡糸し、凝固させる際に、気体を
選択的に分離する表面活性層を形成することができず、
気体の選択透過係数の著しい低下を引き起こす。また1
重合体製度が35重量%金透見ると、濃すぎて形成され
る膜表面の活性ノーが厚くなるので、気体の透過性が者
しく低下する。
重合体溶液の粘度は、30Cにおいて1000センチボ
イズ以上106センチボイズ(cps ) m下である
ことが望ましい。粘度が1000 cps未満では低す
ぎて、高分子重合体が溶液中で充分に広がっていない状
態か、ま友は低濃度重合体溶液である友めに、良い中空
糸は得られ姫い。一方1重合体溶液の粘度が10’ c
psを超えた場合、このような粘稠な溶液をノズルから
押し出すのに要する圧力が高くなりすぎるはかシでなく
、このような原液を濾過してゴミを除く際にも、高圧力
下で濾過しなければならず、容易にきれいな原液を得る
ことが困難である。
紡糸用原液の温度Fia〜200C,好ましくは0〜1
00Cである。原液温度がOCより低いと、原液の粘度
が上がり、濾過し難いだけでなく、中空糸用紡口から原
液を押し出す際に吐出圧力が高くなり、中空糸全紡糸し
難くなる。ま友、得られる中空糸膜の気体の分離係数も
低下するので好ましくない。一方、200Ci超えると
、多くの溶媒が沸点以上の@度となり、蒸発し易くなる
ので発泡が生じ好ましくない。しかし、200C以上で
あっても、S点が2000以上の溶媒を用する場合は、
好ましい原液温度として床用することもできる。
紡糸1fL液は紡糸前に濾過される。戸材としては、金
属粉末を焼結し友焼結多孔体、ステンレス等のメツシュ
フィルター、高分子材料のテフロン、ポリエチレンなど
によって作られ丸歯分子多孔膜。
繊維を果合させ7CP紙等が挙けられる。戸材の孔の大
きさは小さいほどよく、10μm以下、好ましくは2μ
m以下の孔径のものがよい。孔径が10μm2超えると
、中空糸表面の気体分W&を行うスキン層中に大きなゴ
ミ、不純物等が混入し易く、気体の選択透過性を上げる
ことはできない。
凝固液としては、水、メタノール、エタノール。
フロハノール、フタノール等のアルコール類、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール等のグリコール類、
エーテル、n−ヘキサン、n−へブタン、n−ペンタン
等の脂肪族炭化水素類、グリセリン等のグリセロール類
などポリマーを溶解しないものであれば何でも用いるこ
とができる。好ましいのは、水、アル2コール類または
これらの液体との2種以上の混合液体である。また、こ
れらの液体中に酊媒全加えて凝固速度を遅くすることも
可能である。例えば、水にDMAc 、 DMF 、N
MP%ヘキサメチルホスホルアミド等のポリスルホン系
倒脂浴媒を50重量%混入させてもより0これらの凝固
液は、中空糸の外部凝固液として用いられ、内部凝固液
としても用いられる。
中空糸の内部凝固液は、前述の凝固液と同じものも用い
ることができるが、さらに窒素、空気、不活性気体のヘ
リウム、アルゴン、ネオン、クリプトン、キセノン、フ
ロン系気体全注入してもよい。
凝固液温度は0〜80Cで、好ましくは0〜60C1よ
り好ましくは0〜50’Cである。80Ck超えると、
得られる中空糸膜の気体の選択分離性が悪くなり好まし
くない。また、あまり低すぎると、#i固液として用い
ている液体が固化するので、液体の凝固点以上がよい。
紡糸速度は1〜50m/騙がよ<、1m/韻未満の速度
では、中空糸が紡口を離れて凝固液に述する筐でを気中
を通過する時間が長くなりすビ゛。
中空糸の形状を保たせるために内部凝固液注入速度をバ
ランスさせるのが難しくなり好ましくない。
また、50m/馴を超える速度では、糸を高速で引っ張
るために糸の伸延が生じ易く好1しくない。
空中走行距離、すなわち、ノズルから凝固液までの距離
は0.1〜50c1r1.さらには1〜150nがよく
、あまり長すぎても5中空形状が崩れるので好ましくな
い。また、0crnにするとノズルの原液吐出口付近に
ノズルと凝固液の温度差により気泡が発生し、中空糸膜
の透過性能にばらつきが生じ易く好1しくない。
JiL液は、ノズルより吐出後生気中に出ると、原液中
に空気中の水分が混入して、中空糸表面スキン層の孔径
が大きくなるので、ノズルより凝固液までの間は、窒素
ガス、ヘリウムガスなどの水分金倉まない一定温度の気
体を満たし次フードで囲って、一定流量で流してやるの
がよい。気体を流動させないと、原液中の溶媒蒸気が蒸
発して磯度が上がってくるために、一定品質の中空糸を
得ることが難し込。あまり流量を上げすぎても、気体に
よって中空糸が振動金始めるので好ましくない。
また、気体は1μm以下のフィルターでゴミヲ完全に除
去しなければならな匹。
一股に、前記のような湿式製膜法により紡糸される中空
糸の構造は、スキン層、ボイド層等である。すなわち、
中空糸の少なくとも片面に存在するスキン層と、これを
支持する支持層よりなる。
スキン層は高分子物質のそに詰まった集合体からなり、
走査顕微鏡写真によりzooX以上の空孔の存在は認め
られないものである。スキン層の厚みは10μm以下で
ある。支持層は均一な細胞よりなる場合もあるが、ボイ
ドが存在する場合もある。ボイドの存在は、透過性を向
上させるので好ましいが、極度に大きいものは、機械的
強度を下げるので好ましくない。
このような多孔換構造中、気体分離に有効なのは表曲の
スキン層である。このスキンノーは、多孔構造をMし、
孔径分布1に持っている。気体分離を行なう際、孔径分
布のすその大きな孔の部分は。
気体を透過させると、その時の気体の圧力、温度等の透
過条件により、自由分子流れになつ′fcり。
粘性#c、f′L、になり、hずれにせよ、気体分離特
性を低ドさせる。特に、孔径分布中殻大孔径の部分は。
ピンホール等と叶はれている。
ポリスルホン多孔膜上忙存在するピンホールは。
ガス透過において1分離特性に悪い影響を与えることは
言うまでもない。このため、多孔膜のデキストランMW
70000に対するカット率は90%以上のものがよい
。90%未満のものは、ピンホールが多く適さない。
ここで、再度従来技術と本技術の差について説明し明確
にする。上記のピンホールをうめるために1種々の工大
がな嘔れてきたが、室温重合タイプのシリコーン(RT
Vシリコーン)や、種々のゴム等を用りたり、液体を担
持させたりしてhる例が知られている。
しかし、これらのゴム類や液体等の気体に対する選択透
過性は非常に小さく1例えば、水素と窒素の分離に関し
て、選択透過係数αH:は約2である。したがって、支
持多孔体の分離特注を出させるようVCピンホールをう
めるためには、厚くコーティングをして、この部分から
の気体のもれを閉塞しなければならない。帛実、RTV
シリコーン等を多孔#表面にコーティングすると、これ
らのゴム類は浸透性が大きめために、厚いコーティング
がなされると共に、中空糸内部に人、り込み、気体の透
過に有効な支持多孔体中の貫通孔までもふさぎ、透過性
を低下させる。シリコーンは浸透性が大きく、中空糸表
面の孔から多量のシリコーンが入りすさ、ま′fc、i
s択透過性が不透過性る。しかし、もし、コーティング
を大きな気体選択性を有するもので行えば、この部分か
らもれ出てくる気体も、選択でれて出てくるので、この
部分のコーティングを薄くすることができるばかりか、
多孔質自体、大きな孔径分布、大きな平均孔径を有する
膜でも、コーティングにより高い選択性を得ることがで
きる。このため、複合膜の透過性を高めることができる
多少コーティングが不完全であってもかまわないわけで
ある。
本元明においては、ポリスルボンド!相性の高い高分子
量の前記(a)〜(d)に特定する重合体を用いること
により、高透過性、編遇択透過性(+−達成することが
できた。すなわち、孔径分布ゲ肩“する多孔膜表面と高
分子量ポリスチレン溶液をすい込ませると、高分子量で
あるために、大孔径の孔にうまくはまり込み、この部分
に前記(a)〜(d)の重合体膜を形成することになる
しかし、高分子量であるために、孔中内には浸入せずに
、うまく孔中に皮膜を形成するので、多孔膜自身の気体
透過性の減少を最少限にすることができる。
前記(a)〜(d)の重合体をポリスルホン多孔膜上に
コーティングする際に、いくつかの困難がある。
−査の困難は、コーティング用溶媒の選択である。
これは、ポリスルホン系樹脂が有機溶媒に侵されやすい
という弱点を持つことにある。ベンゼン、スチレンモノ
マージビニルベンゼン、キシレンなど芳香族系液体、ジ
クロルメタン等塩素系炭化水素、テトラヒドロフラン、
ジメチルホルムアミド等極性溶媒など多くの溶媒に容易
に溶ける。また、ポリスルホン樹脂は溶解はしなくても
、アセトン等では容易にストレスクラックを生じて、ヒ
ビ割れ等を生じる。
ポリスルホン多孔膜は、樹脂に比べてさらに鋭敏である
。アクリロニトリル、ジオキサン等で。
樹脂では長期間にわたり変化のなA溶媒中にシいても、
容易に膨潤しやすく、不可逆に膨潤しやすいために、ガ
ス分離に有効な表面孔は、これらの溶媒で容易に破壊さ
れてしまい、再生不能である。
ポリスルホン上にコーティング可能な溶媒は。
非常に限定される。本発明では、ポリスルホン多孔膜が
シクロヘキサン中で特異的に溶媒に浸されず、ガス分離
を行う多孔膜表面孔がコーティング転線操作で再生され
ること、また、前記(a)〜(d)の重合体が35C以
上でシクロヘキサン溶媒に安定に溶解し、均一溶液を形
成させること、さらに。
該重合体/シクロヘキサン希薄溶液i、35C以上でガ
ス分a膜に倣布し、35C以上に保ちながら(表面の温
度が溶媒蒸発の潜熱をうばわれても。
35C以下に下がらないように十分な熱を加えてやる)
乾燥すると1表面に均一なコーティングができることを
確認した。
次に1本発明のコーティングに用いる重合体について説
明する。まず、(a)下記(1)式で示される繰り返し
単位からなるジビニルベンゼン系重合体力用いられる。
CH= CHt (式中、R,は水素または炭素数1〜8の炭化水素を表
わす。) ここで、R8は例えば、イソプロピル基、エチル基、メ
チル基、水素等であるが、水素のもの力5入手シやすい
。[Lベンゼン核におけるエチレン主鎖とビニル基との
位置関係は、メタ位もしくはパラ位が好1しく、)(う
位のものが入手しやすい。
分子量は104以上、10丁以下であることが好ましく
、10’未満では、コーテイング後、フィルムにクラッ
クが入りやすく、強度が弱いために、透過性、i!8択
透過性が変動するので好ましくない。10)を超えると
溶解性に問題がある。本発明に用いるジビニルベンゼン
系重合体には1分子鎖中にi力島の枝分れのあるものも
含ま71.る。
(1)式で示される重合体は、テトラヒドロフラン等の
非プロトン性溶媒中、シイツブaピルアミンの存在下に
、リチウムジイソプロピルアミドとジビニルベンゼンを
分16させることによって製造される。
この反応によってできる重合体は、パラ−1,4−ジビ
ニルベンゼン、メタ−’ * ’−’) k’ニルベン
ゼンをモノマーとし友時は、それぞれポリパラ−1,4
−ジビニルベンゼン、ポリメタ−1,4−ジビニルベン
セン、粗製の1,4−ジビニルベンゼン、パラおよびメ
タ位の1,4−ジビニルベンゼンおよびジエチルベンゼ
ン、エチルスチレンの混合物を反応させた時には、1,
4−ジビニルベンゼンのパラ位のものとメタ位のものが
ランダムに共重合するが、パラ位のものの反応が速いた
めに、ブロック的なものが得られやすい。しかし、モノ
マーの添加スピードをコントロールすれば、ランダムな
ものも得られる。ifc、ジビニルベンゼンはオルト、
メタ、パラ体もしくはその混合物のいず九でもよいが1
反応の進みやすさから、パラジビニルベンゼンが得やす
い。
次iC,(b)@記(1)式で示される繰り返し単位を
有するジビニルベンゼン系共重合体は5例えば、不活性
極性溶媒中、ジイソプロピルアミン%n−ブチルリチウ
ム中、ジビニルベンゼンと下記の(61式で示される単
量体の混合物を混合することにより製造することができ
る。
〔式中、Xは水素、メチル基、シアン基またはノーログ
ン、Yはフェニル基、 −COOR4(R4は炭素a1
ないし20の炭化水素基)、シアノ基、−COR。
(Rsは炭素数1ないし12の炭化水素基)、ニトロ基
、ピリジル基、0CO−Re (Reは炭素数1ないし
12の炭化水素基)1几はノ・ロゲンを表わす。〕甲で
も、Xとして水素またはメチル基が%Yとしては、フェ
ニル晶、シアノ基′!たは−COOR,等の゛電子吸引
基が好ましい。さらに、R6としては。
メチル基、エチル2!I!:またはオクチル基が、反応
のしやすさ、原料入手のしft嘔から好ましい。
(6)式に示される単量体として代表的な例をあげるな
らば、ヌチレン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸オクチル、アクリロニトリル、メチルビニ
ルケトン、ニトロエチレン、ビニルピリジン、α−メチ
ルスチレン、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エ
チル、メタアクリル酸オクチル、イソプロペニルメチル
ケトン、メタクリロニトリル、α−シアノアクリル酸エ
チル、1.1−ジシアノエチレン等であるが、中でも、
コーティング時の溶媒の相溶性、化学的性質が近いこと
から、スチレンが好tLい。
共重合体の分子量は高分子はど良く、好フしくけ104
以上、107以下であり、104未満の分子量では、コ
ーテイング物が不安定で、容易に透過性、選択透過性が
変化するので好ましくなhoまた。共重合体中のポリビ
ニルベンゼンの割合は多いほど良く、共重合体によって
は、支持体のポリスルホン系中空糸を溶解しない溶媒が
なく、コーティング不能となるので好ましくない。
しかし、スチレンのようにジビニルベンゼンと性質の近
いものでは、溶解性に問題がなく、任意の割合で共重合
したものが、シクロヘキサン等のポリスルホン中空糸を
溶解しない溶媒に溶解させることができる。
ジビニルベンゼンの量が多いほど架橋しやすく。
耐熱、耐溶媒性に優れたものが得られやすい。
次に、(C)ポリスチレン系樹脂と前記(a)および/
ま几は(b)の重合体のブレンド物であるが、ここで用
いるポリスチレン系樹脂はどんなものでもよいが、好ま
しくはit平均分子量104以上、10a以下、さらに
好ましくは101以上、107以下が好ましい。ポリス
チレン系樹脂が高分子量なほど、コーテイング後に強度
が出るばかりか、コーテイング物にクラック等が入らず
、透過性、選択透過性が安定するので好ましい。104
以上ではコーテイング物の安定性が増すが、10&を超
えると溶解性が乏しくなり好ましくな−。
ポリ−1、4−ジビニルベンゼンの割合は多いほど良く
、架憫密度が増し、コーテイング物の耐熱、耐溶媒性が
向上する。好ましくは1重量−以上。
さらに好1しくは5重it%以上である。
ポリスチレン系樹脂は共重合体であってもよいが、ポリ
スチレンが共重合体である場合、ポリスチレンおよびポ
リジビニルベンゼン中のスチレン。
ジビニルベンゼンユニットが全体の70モルts′t″
超えるのが好ましく、70モルチ以下では溶解性が悪く
なるので好ましくない。
次に、(d)前記(a)〜(C)のいずれかの架欄物で
あるが、ここで用いることのできる架橋物は、ポリジビ
ニルベンゼンの部分の二重結合iU4.電子線。
熱により架橋させ友ものである。この際、パーオキサイ
ド等を加えて架橋しやすくすることもある。
ジビニルベンゼン系重合体コーティング溶液の製置は1
0−s〜10重量%、好ましくは10−2〜5重i%が
よく、これ以上の虚度では、コーティング層が厚く透過
性が低下してしまい好1しくない。
まfC,10””未満ではピンホールがうめられないの
で好ましくない。
本発明によって製膜される複合膜と、コーティング材、
中空糸支持体素材のポリスルホン系樹脂のそれぞれの気
体選択透過係数をα。omp *  。oat 。
αsupとすると、三者の関係は、αcoat≧α、、
であり、かつα 〉α  なる性質を示す。コーチsu
p     comp インク材、中空糸素材のα値が大きめため、得られる複
合膜のαも大きなものとなるばかりか、透過性本大きい
前記(a)〜(d)の重合体コーティングは、膜の片面
または円面にほどこすことも可能である。
前記(a)〜(d)の重合体コーティングのコーティン
グ厚みは、薄いものほどよく、厚くても5μm以下、好
ましくは1μm以下、さらに好ましくは0.1μm以下
である。しかし、清寂が0.5M1ii%以下の場合、
厚みは均一でなめ場合もあり、特に0.1μm以下のコ
ーティングによるコーティング厚みの下限を規定するの
はむつかしい。
まfc、コーティングの際、膜の両側に圧力差100〜
760 a+sHgをかけるのが好ましいが、圧力をか
けなくてもよい場合もある。
気体造渦係数の測定は、高分子論文集Vo1.34゜應
10.p729−p756 (1977)に示されてい
る方法によるものとする。
本発明のコーティング物質中のスチレン、ジビニルベン
ゼンの割合は多いほど良く、好ましくは70モル%1超
える量であり、この範囲では、コーテイング物質のポリ
スルホン系中空糸支持体を溶解しない溶媒に対して容易
に溶解する。70モルチ以下でFi、多くの共重合体(
スチレン、ジビニルベンゼン共)で、共重合したものの
性質が強く引き出されるため、溶解性が極度に落ち、失
透しやすくなったり、不溶となる之め、このようなもの
をコーティングしても、安定性が悪いばかりか、良い透
過性と選択透過性を合わせ持った中空糸は得られない。
分画分子1測定法 分画分子量の測定は、外径、内径をあらかじめ測定した
1本の中空糸の両端を、それぞれ注水側および排水側と
する。
有効長25cr11.入口圧力1.2kg/m以下、出
ロ圧力Q、8に97m以上1人口および出口の平均圧力
1.0ゆ/cld、線速度1 m / secで、蒸留
水に溶かしたデキストランMw70000の水溶液1重
量%25Ci庄水側より導入し、10分後、p水0.5
−をとり、この中に含まれるデキストラン1tt−s1
計で読み取り、カット率を求める。
(発明の効果) 本発明の気体選択透過膜は、極めて安定がよく。
実施例からも明らかなように%優れた透過性と選択透過
性を合わせ持っている。
(実施例) 実適例1 中空糸紡糸 ポリスルホン系樹脂として、ユニオンカーバイド社(以
下、UCC社と略称)商品名ニーデルポリサルホンp−
5500ft用い、溶媒としてN−メチルヒロリドンを
用いた。ポリスルホン<ttlIh2s部、N−メチル
ピロリドン75部;280Cで溶解し、均一な溶版とし
た。
本d液を紡糸川原lαとして、以下の紡糸条件下で中空
糸紡糸を行つ友。
原液温度80C1内部および外部最固液を梢製水として
、温度10Cに保った。紡糸速度10m/ mjt 、
空中走行距離1ffi、空中走行距離部は窒素シールし
、30Cに保った。また、原液フィルターにll12μ
mのものを用い、中空糸紡糸用環状ノズルより紡糸を行
った。
中空糸は外径600μmであった。本中空糸のデキスト
ランMw70000に対するカット率測定値は95チで
あった。
得ら7″した中空糸は、よく洗浄しt後、50CでcM
割的に梢製水で水洗し脱浴媒してから水を切り、クリー
ンルーム(クラス100)で乾燥させた。本中空糸をH
F−1とする。
コーティング剤−線状ボIJ−1、4−ジビニルベンゼ
ン 攪拌機、南下ロートを備えfc、2tの丸底フラスコに
、モレキュラーシープで乾燥したテトラヒドロフラン1
tとジイソプロピルアミン100@i加え、4C−!で
冷飾し7′c後、よく攪拌しながら。
100ゴのn−ブチルリチウム15 mft i n−
ヘキサン浴液を加えた。溶液温度を20Cに保ちながら
、1309の精製p−ジビニルベンゼンを加えた。1時
間攪拌を続けt後、20−のメタノール中加えた。生じ
友少量の白色沈殿を濾過により除去し7′c後、メタノ
ール20t’r加えて、白色沈殿の線状ボ’)  ’ 
、’−ジビニルベンゼンを単離した。メタノールで十分
に洗浄しfc後、減圧下乾燥を行った。収率は90%で
あつ友。ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(G
PC)によって求めた分子量は260000であつ几。
飯台膜中生糸 コーティング溶液として、先の線状ボ’) −’ + 
’−ジビニルベンゼンを乾燥したものを用いて、溶媒と
してシクロヘキサンを用い、 0.125重i%溶欣を
50Cで調製し友。本溶液を50Cに保温しながら、中
空糸HF−1の内側を減圧にして、内外に700111
11Hgの圧力差をつけて、外側よりコーテイング液中
に&&し、3分間コーティングを行った。5分後に中空
糸を#液からとり出し乾燥した。
本中空糸の水素、窒素に対する測定を25Cで行ったと
ころ、水素気体透過性(pH,と略す)は4、OX 1
0−’ (crd (5TP)/ctItsecm1g
 ) 、また1選択透過性(αH2と略す)は65であ
った。
実施例2 実施例1と同様にしてコーティングをほどこし′fc複
合膜を製膜した後1本復合膜中空糸に低圧水銀灯(12
0V、270W)t−用いて、中空糸を回転させながら
、中空糸のまわりに均一に紫外線があたるようにして3
時間、水銀灯から中空糸までの距離は30Crnであっ
た。
本複合膜中空糸の水素および窒素の透過性を25上と同
一の条件下で測定した線状ポリジビ、−,ルベンゼンフ
ィルムはα”=、、150であった。
t 実施例5,4 実施例1と同様にしてコーティングをほどこしfc複合
族中窒糸を、熱風乾燥機中120Cで24時間放置後5
本複合換中窒糸の水素および窒素の透過性を25Gで測
定したところ、 PH1= 2.Ox140であった。
また、実施例1と同様なコーティングをほどこしたす金
膜中空糸を、0.1重を饅ラウリルパーオキサイド、シ
クロヘキサン溶液に3秒間浸漬後。
風乾した。ざらに、本中空糸を、熱風乾燥機中120C
で24時間放吐した。本中空糸の水素お金得た。
上と同一条件下で測定しfc線状ポリジビニルベ実施例
5 ポリメタジビニルベンゼンコーティングコーティングに
用いるポリメタジビニルベンゼンは、以下の方法で作っ
た。
2を容積の三ロフラスコに、10100Oの乾燥したテ
トラヒドロフランと1001のジイソプロピルアミンを
加え1次に、n−ブチルアミンの15重量%n−ヘキサ
ン溶液10(ltQ−加えた。この内容物を磁気攪拌し
ながら、150tのメタジビニルベンゼンを滴下した後
、室温で4時間攪拌を続けafk、5tのメタノール中
にあけ、得られたポリマーを戸別し乾燥した。GPCに
より1分子量は220000であることがわかった。
本ポリメタジビニルベンゼンの0.125 ii%シク
ロヘキサン溶液を50Cで調製、HF=1中空糸の内外
に700 llllHgの差圧をつけて%3分間外側に
ポリメタジビニルベンゼンをコーテイング後、とり出し
乾燥した。本中空糸の水素、窒素の10−’(PU)、
αH!= 50を得た。
また1本中空糸をさらに熱風乾燥機中120C(PU 
)、α” = 55を得た。
N鵞 上と同一条件下で測定し友ポリメタジビニルベンゼンは
α”=160であった。
実施例6 コーティングポリマーとして、市販ジビニルベンゼン(
メタジビニルベンゼン40.4%、バラジビニルベンゼ
ン17.4%、エチルビニルベンゼン38.4%、ジエ
チルベンゼンs、5qb 含有) kモノマートして用
い、ブチルリチウムk lii始剤とすることにより、
実施例1と同様な方法でポリジビニルベンゼンのメタ、
パラ共重合体分子MMW1600001得た。
本メタ、パラ共重合体を乾燥し几後、シクロヘキサンに
溶かして0.125重量俤溶液(50C’)とした。本
浴液をコーティング溶液として、中空糸HF −1に先
の実施例1と同様な方法でコーティングを行った後、1
20C24時間放置した。
コーテイング後、水″j/、、窒素の透過性を25Cで
ま紙上と同一条件下で作ったフィルムはαH!=115
であった。
実施例7 メタ、バラ体ブレンド 先の実施例1で作つ交線状ポリハラジビニルベンゼン、
実施例5で1乍ったポリメタジビニルベンゼン?1対1
のmfT比で混合して、シクロヘキサンに溶かし、0.
1重量%50Cの均一浴液を得九。
本溶液をコーティング溶液として、中空糸HF−1上に
、実施例1と同様な方法でコーティングを行つfc後、
120C24時間放置した。その後。
水素と窒素の透過性を25’C″′c6111定したと
ころ。
上と同一条件下で作ったフィルムはα” 、= 12 
Ot であった。
実施例8 タッピング重合物 攪拌機、M下ロートを備え’L2を丸底フラスコに、乾
燥したテトラヒドロフラン3tとジインプロピルアミン
100Pi加え、4Cまで冷却後。
よく攪拌しなから100dのn−ブチルリチウム15N
量%n−ヘキサン溶液を加えた。溶液温度に20GK保
ちながら、15(MFのf1v裂パラジビニルベンゼン
を加え、1時間攪拌した後、100tのスチレンを加え
て24時間冨温で攪拌し几。
本溶液に20tのメタノールを加え、白色沈殿を得、m
状ポリ−p−1,4−ジビニルベンゼン、ポリスチレン
のタッピング重合物を得た。収率は90饅であった。G
PCによって得られ友分子量Mwt;t200000で
あった。
本ポリマーをシクロヘキサン中に浴かして、0.1M量
%50C溶液を得、実施例1と同様な方法で。
HF−1中窒糸上にコーティングを行って複合膜中全糸
を得た後、120024時間放置し友。本中空糸の気体
透過性t−25Cで測定したところ。
上と同一条件下で作ったフィルムはα”=9Ot であった。
実施例9 撹拌機、/111下ロート1に圃え几2を丸底フラスコ
に、乾燥したテトラヒドロ7ラン1tとジインプロビル
アミン1009′lt加え、ACまで冷却後、よく攪拌
しなから100−のn−ブチルリチウム15重Iitチ
n−ヘキサy溶液を加え友。浴g温度を20cに保ちな
がら、130fの精製パラジビニルベンゼンと100r
のスチレン’r加tて、24時間室温で重合した。その
後、20/、のメタノールを加え、白色沈殿を得友。収
率は95襲、GPCによって得られた分子ji1Mwは
210000であった。
本ポリマーをシクロヘキサンに溶かり、テ、 0.05
重量%saC溶液とし%実施例1と同様な方法で、HF
−1中空糸上にコーティングを行って、俵合膜中空糸を
得に後、120C24時間放置し友。
上と同一条件下で作ったフィルムのα1(l二100N
宜 であった。
実施例10 実施例1で得られた線状ポリ−1,4−ジビニルベンゼ
ンおよびポリスチレン(スタイロン685旭ダウ裂■量
平均分子量260000 )を重盆比1:1でまぜ、シ
クロヘキサン醸成に浴かして。
0.05重量%saC浴液とし友後、実施例1と同様な
方法で、中空糸HF−1外側にコーティングした。気体
透過性を測定したところ、p、、 == 4.6X 1
0−’(PU)、αH”=38であった。コーチインN
! グボリマーと同一条件下で測定し几フィルムはα” =
 90であった。
t ま几1本中空糸を熱風乾燥機中、90C48時った。
実施例11 共重合体 攪拌機%滴下ロートを備えた2を丸底フラスコに、乾燥
したテトラヒドロフラン2tとジイソプロピルアミン1
002を加え、4Cまで冷匂後、よく攪拌しなから10
0dのn−ブチルリチウム15重量%n−ヘキサン溶液
を加えた。溶液温度を20Cに保ちながら、130tの
祠梨p−1,4−ジビニルベンゼンと1tの共重合体用
モノマー(アクリロニトリル、アクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチルヘキシル)を加えt後、24時間室温で
東金した。その後、20tのメタノールを加え、白色沈
殿を得た。
得られたポリマーの元素分析C,H,O,N元素、およ
び赤外吸収スペクトルにより、それぞれはソ定量的に、
共重合体に組み込まれたことが明らかとなつ几。GPC
によって得られた分子量Mwは、それぞれ220000
,200000.180000であつ几。
本ポリマーをシクロヘキサンに溶解し、O,aS重量饅
50C浴液として、実施例1と同様な方法で、HF−1
中空糸上にコーティングを行って。
複合膜中空糸を得た。本中空糸の気体透過測定を行った
ところ、水素の透過係数は、それぞれPH2=2.5X
 1 0−4.2,9X 1 0−4.3.OXl  
0−’(PU)。
水素と窒素の選択透過係数は、それぞれα4=N! 42.33.50であった。
17’c、コーティングポリマーをフィルムにして測定
し友。水素、窒素の選択透過係数は、それぞれα”=1
00 95 85(PU)であつ友。
N、I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリスルホン系樹脂よりなる多孔膜上に、 (a)下記(1)式で示される繰り返し単位からなるジ
    ビニルベンゼン系重合体か、 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_3は水素または炭素数1〜8の炭化水素を
    表わす。) (b)上記(1)式で示される繰り返し単位を有するジ
    ビニルベンゼン系共重合体か、 (c)ポリスチレン系樹脂と上記(a)および/または
    (b)の重合体とのブレンド物か、 (d)上記(a)〜(c)のいずれかの架橋物がコーテ
    ィングされていることを特徴とする気体選択透過膜。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01215307A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Daicel Chem Ind Ltd 芳香族ポリスルホン中空糸膜
JPH0256224A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Tsusho Sangiyoushiyou Kiso Sangiyoukiyokuchiyou 複合中空糸膜の製造方法
JPH03123628A (ja) * 1989-09-27 1991-05-27 Permea Inc 非対称ガス分離膜製造用ドープ

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JPH03123628A (ja) * 1989-09-27 1991-05-27 Permea Inc 非対称ガス分離膜製造用ドープ

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