JPS6217167Y2 - - Google Patents

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JPS6217167Y2
JPS6217167Y2 JP18757381U JP18757381U JPS6217167Y2 JP S6217167 Y2 JPS6217167 Y2 JP S6217167Y2 JP 18757381 U JP18757381 U JP 18757381U JP 18757381 U JP18757381 U JP 18757381U JP S6217167 Y2 JPS6217167 Y2 JP S6217167Y2
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JP
Japan
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cam
plate
auxiliary roller
plate cam
electrode
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JP18757381U
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English (en)
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JPS5893374U (ja
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Publication of JPS6217167Y2 publication Critical patent/JPS6217167Y2/ja
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Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、溶接対象である溶接対象物のシーム
線を自動的に規制するシーム溶接機の自動倣い装
置に関する。
シーム溶接機の自動倣い装置は一般には、第
3,4図に示したような倣い板カム方式が使用さ
れている。すなわち上下電極輪17,18の回転
によつて溶接対象物11のフランジ部16に与え
られる駆動により基台12上の溶接対象物11を
移動させる。そしてその移動軌道の規制は、シー
ム線と同一又は相似形の形状の板カム19を同軸
22上に設け、該軸22は相対的に回動自在なリ
ンクアーム13,14により支承し、前記板カム
19をカムプレート20とカムフオロア21にて
挾圧してシーム線上をトレース駆動させて行うの
である。
しかしながらこの装置にあつては直線部を溶接
する場合においては正確な位置及び速度規制が行
い得るが、コーナー部においては円滑な回転が行
い得ないと欠点がある。すなわちコーナー部にお
いては、治具のもつ慣性などにより、正規の回転
速度よりも高速となりあるいは低速となつたり、
ノツキング状の揺動や、コーナー部終了時の「は
ねかえり現象」が起こり、これを原因として溶接
対象物の回転速度が変動するのである。かかる現
象の発生を防止するため従来採用されている方式
は、リンクアーム13、又は14と装置本体との
間にシリンダを取付けたり、リンクアームに流体
モータや電気モータ取り付けて、これにより板カ
ム19の中心軸22を補助的に回転させるもの等
がある。しかし前者の方式にあつては、単にはね
かえり現象などを軽減する程度の対策にすぎず、
又後者の方式にあつても実際には軸12の回転速
度は溶接対象物が対称形でない限り各コーナーに
よつて速度が異なつてくるので、実用上は各コー
ナーごとの速度切換はできず、満足すべきもので
はない。
本考案はかかる従来構造のものに代るものとし
て案出されたものであり、直線部のみならずコー
ナー部においても常に電極の回転に応じた速度で
板カムを送ることができ、コーナー部の速度の変
動、及び「はねかえり現象を防止し得るシーム溶
接機の自動倣い装置を提供することを目的とす
る。
すなわち本考案は溶接対象物の周縁部に形成さ
れたフランジ部をシーム溶接するに際し、溶接対
象物を受け支える回転板にフランジ部のシーム線
を投影した板カムを配置し、この板カムを電極輪
の直下に設けたカムプレートと補助ローラとの間
に接触させ同一平面内で回転させながら、シーム
線を一対の電極輪間に案内駆動させる自動倣い装
置において、板カムに接触するカムプレートの一
部を開窓し、該開窓部には前記板カム外周面に圧
接する補助ローラを設け、板カムの内側にはその
内周面に圧接し前記補助ローラと共に板カム周部
を挾圧するカムフオロアを設け、該カムフオロア
及び前記補助ローラにはこれらを溶接機の電極輪
と同調して回転駆動するための駆動源を設けたこ
とを特徴とするシーム溶接機の自動倣い装置に関
するものであり、以下これについて図面に示した
一実施例に従つて詳述する。
第1,2図において、3は板カムであり前述の
従来装置と同様溶接対象となる溶接対象物のシー
ム線と同一形状である。2はカムプレートであ
り、板カム3がシーム線上をトレース移動すべく
板カム3の外周面に接触し、又その一部は開窓さ
れ開窓部10が設けられている。4は補助ローラ
であり後述のように駆動源を有しその一周部は開
窓部8を介して板カム3外周面に圧接している。
すなわち補助ローラ4は第2図に示されるように
モータ7を駆動源として差動ギヤボツクス6、ギ
ヤ12、フレキシブルカツプリング5により回転
力を伝達され溶接機の電極輪と同調して回転駆動
し、さらにヒンジピン8を中心に回動自在であつ
てバネ9により付勢されたクランクアーム11に
より板カム3の外周面に圧接している。1はカム
フオロアであり、前記補助ローラ2に対設され、
補助ローラ4と同様モータ7を駆動源とし、差動
ギヤボツクス6、ギヤ12′、フレキシブルカツ
プリング5′により回転力を伝達され、さらにヒ
ンジピン8′を中心に回動自在であつてバネ9′に
より付勢されたクランクアーム11′により板カ
ム3の内周面に圧接している。したがつて板カム
3は、その一周部において補助ローラ4とカムフ
オロア1によつて挾圧されかつ補助的な回転力を
付与されることとなる。
以上の構成に係る本実施例において、これを使
用する場合は第3,4図に示した従来装置と同
様、シーム溶接機の上下電極輪の回転によつて溶
接対象物のフランジ部分に与えられる駆動力によ
り溶接対象物を移動させ又その移動軌道規制は、
溶接対象物と同外周形状であり同軸回転する板カ
ム3のカムプレート2への接触により行われる。
一方板カム3を挾圧している補助ローラ4とカ
ムフオロア1は電極輪の回転と同調し板カム3を
等速にて補助回転させ、そして溶接対象物のコー
ナー部においては差動ギヤボツクス6によつてカ
ムフオロア1の回転速度は減少され、板カム3は
等速移動されることとなる。したがつてワークは
直線部においては勿論コーナー部でも常に電極輪
の回転速度に応じた速度にて板カム3を送ること
ができ、コーナー部に生ずる速度の変動を防止す
ることができる。
又コーナー部溶接終了時に「はねかえり現象」
が発生せんとすると、その動きは逆にモータを逆
転させようとする力となつて働くためそれが抵抗
となり、はねかえりを防止できる。
又溶接条件的に溶接対象物の加圧力を大きくで
きず、このため電極輪の駆動力では溶接対象物に
充分な回転力が付与できない場合においても、補
助ローラ2の駆動力にて回転力を与えることがで
きる。なお補助ローラ4、若しくはカムフオロア
1に切歯したものを用い、さらに板カム3の外周
面若しくは内周面にこれに対応した歯切を行え
ば、バネ5,5′により補助ローラ2を付勢する
ことなくなく正確な速度規制を行うことができ
る。
以上のように本考案それ自体駆動回転する補助
ローラにより板カムの回転速度をより正確にした
ものであり、特にコーナー部溶接時において、正
規の回転速度よりも高速となりあるいは低速とな
つたり、ノツキング状の揺動や、コーナー部溶接
終了時の「はねかえり現象」が生ずることを防止
でき、良好な溶接状態を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面省略
平面図、第2図は同一部断面正面図、第3図は従
来装置の平面図、第4図は同一部断面正面図であ
る。 1……カムフオロア、2……カムプレート、3
……板カム、4……補助ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接対象物の周縁部に形成されたフランジ部を
    シーム溶接するに際し、溶接対象物を受け支える
    回転板にフランジ部のシーム線を投影した板カム
    を配置し、この板カムを電極輪の直下に設けたカ
    ムプレートと補助ローラとの間に接触させ同一平
    面内で回転させながら、シーム線を一対の電極輪
    間に案内駆動させる自動倣い装置において、板カ
    ムに接触するカムプレートの一部を開窓し、該開
    窓部には前記板カム外周面に圧接する補助ローラ
    を設け、板カムの内側にはその内周面に圧接し前
    記補助ローラと共に板カム周部を挾圧するカムフ
    オロアを設け、該カムフオロア及び前記補助ロー
    ラにはこれらを溶接機の電極輪と同調して回転駆
    動するための駆動源を設けたことを特徴とするシ
    ーム溶接機の自動倣い装置。
JP18757381U 1981-12-16 1981-12-16 シ−ム溶接機の自動倣い装置 Granted JPS5893374U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18757381U JPS5893374U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 シ−ム溶接機の自動倣い装置

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JP18757381U JPS5893374U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 シ−ム溶接機の自動倣い装置

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Publication Number Publication Date
JPS5893374U JPS5893374U (ja) 1983-06-24
JPS6217167Y2 true JPS6217167Y2 (ja) 1987-04-30

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ID=29990493

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JP18757381U Granted JPS5893374U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 シ−ム溶接機の自動倣い装置

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JPS5893374U (ja) 1983-06-24

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