JPS62171500A - エンジン回転数調整装置 - Google Patents

エンジン回転数調整装置

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JPS62171500A
JPS62171500A JP62011596A JP1159687A JPS62171500A JP S62171500 A JPS62171500 A JP S62171500A JP 62011596 A JP62011596 A JP 62011596A JP 1159687 A JP1159687 A JP 1159687A JP S62171500 A JPS62171500 A JP S62171500A
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cylinder
generator
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団野 喜朗
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    • Y02T10/6286

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンの回転数を調整できるようにした装
置に関し、特に、複数気筒のうちの一部の気筒の作動を
停止せしめるようにした体筒エンジンに適用して好適の
エンジン回転数′W!41!Ivc置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、エンジンのアイドル運転状態において、電気
負荷等のエンジン負荷が入ることにより、エンジン回転
数が低下することを防止するために、アイドル運転時の
エンジン回転数をフィードバック制御して補償したり、
電気負荷等のオンオフに連動して所定量だけスロットル
弁開度を開きアイドルアップを行なって補償したりする
ことが行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者の手段では、フィードバック制御の
安定性の確保の点から、応答性に限界があり、しがも負
荷による回転数低下の大きいエンジンでは、応答遅れ期
間中の回転数低下や振動悪化が1刻な問題となる。
さらに、後者の手段では、応答性は良好であるが、スロ
ットル弁開度の変化量が固定値であるため、電気負荷等
によって、開度変化量が多くなりすぎたり少なくなりす
ぎたりすることが生じ、これによりエンジン回転数を負
荷に応じた最適な値にすることが困lj!であるという
問題7俵がある。
特に、複数気筒のうちの一部の気筒の作動を停止せしめ
るようにしだ体筒エンジンにおいで、アイドル運転中に
、一部気筒の作動を停止させてエンジンを運転させると
、エンジン回転数が変動しやすくなり、特に電気負荷に
基づく発電機負荷やその他の補機による負荷がエンジン
に加えられた場合には、エンジン回転数が著しく落ち込
み、エンジンストールを発生する恐れがある。
ところで、在米上り、自動車用エンジンにおいては、ア
イドル運転時のエンジン回転数を安定させるために、ア
イドル運転時のエンジン回転数を検出し、エンジン回転
数が目標とするアイドリング回転数から外れた場合にエ
ンジン回転数が目標値に近づくようにスロットル弁の開
度を制御する技術が提案されているが、このようにスロ
ットル弁開度の調整、すなわちエンジン燃焼室への吸入
空気量の調整によってエンジン回転数の安定化をはかろ
うとするものにおいては、吸入空気量の変化がエンジン
回転数の変化に反映されるまでに時間がかかるため、こ
の技術を用いて体筒エンジンのアイドリング回転数の安
定化をはかろうとした場合には、特に回転数が敏感に変
化する体筒アイドル時に制御が遅れ、回転数の安定化が
十分にはかれないという欠点がある。
本発明は、これらの問題点を解決しようとするもので、
エンジンに駆動される発電機の負荷を調整−歓ることに
より、応答性がよく、しかもエンジン回転数を負荷に応
じた最適な値にig整制御できるようにした、エンジン
回転数調整装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明のエンジン回転v!L調!l装置は、
複数の気筒をそなえて構成されたエンジンにおいて、F
記エンジンにより駆動されてバッテリへの充電を行なう
発電機をそなえ、]二記エンジンの回転数を検出する回
転数検出手段と、に記エンジンの回転数がアイドリング
回転数らしくはその近傍で設定される設定回転数よりも
小さくなった場合に−I;記回1吠数検出手段からのイ
ス号に基づいて−1−記エンジンにする1−記発電磯の
発電を制御するだめの発電制御信号を出力する発電機制
御手段と、」−記複数の気筒のうちの一部の気筒に関連
して設けられ、同一部の気筒の作動を停止せしめる気筒
停止手段と、上記エンジンの全気筒による運転と上記一
部の気筒が作動停止状態となり残りの気筒が作動状態と
なる一部気筒による運転とを切替える制御1M号を上記
気筒停止手段に供給する気筒数制御手段と、同気筒数制
御手段の気筒数制御動作に呼応して上記発電機制御手段
の作動を制御する作動制御手段とが設けられて、上記気
筒数制御手段が上記エンジンのアイドル運転時に上記一
部気筒によるアイドル運転と上記全気筒によるアイドル
運転とを切替える制御信号を上記気筒停止ヒ手段に供給
するように構成されるとともに、上記設定回転数が上記
一部気筒による運転時におけるアイドリング回転数以下
の値に設定され、上記一部気筒によるアイドル運転が行
なわれるときに上記作動制御手段が上記発電機制御手段
を作動させるように構成されたことを特徴としている。
〔作 用〕
上述の本発明のエンジン回転数調整装置では、体筒エン
ジンの一部気筒によるアイドル運転が行なわれると、作
動制御手段が発電機制御手段を作動させて、エンジンの
回転数が一部気筒による運転時におけるアイドリング回
転数以下の所定値よりも小さくなった場合、発電機制御
手段が回転数検出手段からの信号に基づいてエンジンに
よる発電機の発電状態が抑制あるいは停止される。
このようにして、体筒アイドル運転時のエンジン回転数
の安定化が行なわれる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜6図はその一実施例としてのエンジン回転数調整
装置を示すもので、第1図はその全体構成図、第2図は
その要部の概略構造を示す模式図、tpJ3図(a)、
(b)−第4図、第5図(JL)、(b)および第6図
(a)〜(e)はいずれもその作用を説明するためのグ
ラフである。
第1図に示すように、図示しない自動車に搭載されたエ
ンジンE(例えば1400cc直列4気筒エンジン)に
は、プーリP1.P2やベル)Tを介して発電fiGE
が連結されており、この発電1flGEの出力端は定格
12VのバッテリBに接続されている。
なお、バッテリBにはキースイッチKを介してヘッドラ
ンプのごとき電気負荷りが接続されでいる。
そして、この発電fiGEには、レギユレータRが内蔵
されており、このレギュレータRはそのG端子が接地さ
れると、発電機GEによる発電電圧を通常の約14Vか
らIOVに変え、バッテリBの電圧がIOV以上であれ
ば、発電1flGEの界磁電流を遮断して、発電を停止
させるように構成されるとともに、そのG端子が開放ま
たは電源に接続されると、発電11’lGEによる発電
電圧を通常の約14Vにして、発電fiGEにバッテリ
Bを充電させるように構成されている。
このようなレギユレータRは通常の■C1/ギュレータ
として公知である。
また、エンジン回転数を検出する回転数センサ(回転数
検出手段)Dが設けられており、この回転数センサDと
しては、イグニッション信号5IN)を検出しうるイグ
ニツシ5ンコイル等が考えられる。
さらに、電気負荷りがはいって、バッテリBの負荷が増
大すると、発電機GEがバッチ17 Bをバックアップ
してこれに充電を開始するため、発電機負荷がエンジン
Eにかかって、アイドル運転状態では、エンジン回転数
の低下を招くことがある。
そこでこれを防止するために、バッテリBの負荷の増大
に伴い発電機負荷が増大して、エンジン回転数が第1設
定回転数Nl(例えば720rpm)よりも小さくなっ
た場合に回転数センサDがらの信号に基づいてエンジン
Eにより発電fiGEの発電を抑制あるいは停止させる
ための制a信号を出力する発電機制御手段aMが設けら
れている。
この実施例では、エンジンEが、運転状態(例えば低負
荷運転状態)によって作動を停止し体筒状態へ移什しう
る2個の体筒用気筒(この場合は第1.第4気筒)と、
」1記運転状態にかかわらず常時作動する2個の常用気
筒(この場合は12.第3気fi?l)とをそなえるこ
とにより、作動気筒数を制御して、4気筒運転(全気筒
運転)または2気筒運転(一部気筒運転)を行ないうる
直列4気筒式の体筒エンジンとしで構成されでいる。
ところで、第1.2図に示すように、このエンジンEに
おける吸気通路1には、気化器ベンチュリ部の下流側に
スロットル弁2が設けられている。
また、アイドル運転時に2気筒運転状態のスロットル弁
2を第1の開度位置く第2図で示すスロットル弁位置)
とこれよりも開度の大きい第2の開度位置との開で制御
するスロットル弁開度切替手段Ml(このスロットル弁
開度切替手段M1は吸気流量1III!1手段を構成す
る)が設けられるとともに、エンクン回転数が目標とす
るアイドリング回転数である第2設定回転数N2(例え
ば740rpu)よりも大きいときにはスロットル弁2
が上記第1の開度位置方向へ閉動し上記エンジン回転数
が第2設定回転数N2よりも小さいときにはスロットル
弁2が上記第2の開度位置へ開動するようにスロットル
弁開度切替手段M1へ制aM号を供給しうるスロットル
弁開度制御手段M2(このスロットル弁開度制御手段M
2は吸気流量制御手段を構成する)が吸気流量制御手段
の制御部として設けられている。
なお、スロットル弁2が第1の開度位置となっていると
きに、2気筒運転状態のエンジンEが以下に説明する標
準アイドル運転状態で運転されているとすると、このと
きエンジンEは第2設定回転数N2よりもやや高い第3
設定回転数N3(例えば750rpm)で回転するよう
になっている。すなわちこの第1の開度位置でのスロッ
トル弁2の開度は、エンジンEが上記標準アイドル運転
状態で停止しないような開度に設定されている。
ところで、ヘッドランプのごとき電気負荷りの印加によ
り、発電fiGEがバッテリBをバックアップしてこれ
に充電を開始し、これにより発電機負荷がエンジンEに
かかるが、このような発電機負荷やあるいはクーラコン
プレッサやパワーステアリング用オイルポンプ等の補機
駆動による負荷がエンジンEにかかっていないようなア
イドル運転状態を標準アイドル運転状態という。
さらに、本実施例では、2気筒運転時にはスロットル弁
2が基本的に第1の開度位置をとり、エンジン回転数が
第2設定回転数N2よりも小さい時にはスロットル弁2
が第2の開度位置方向へ開動するようにスロットル弁開
度切替手段M1が作動し、4気筒運転時にはスロットル
弁2が第2の開度位置をとりうるように制御されるよう
になっている。
これを実現するために、発電機制御手段GM。
スロットル弁開度切替手段M1およびスロットル弁開度
制御手段M2のほかに、もう1つのスロットル弁開度制
御手段M3が他の吸気流量制御手段のPIrJ2の制御
部を構成すべく設けられている。
次にこれらのスロットル弁開度切替手段M1やスロット
ル弁開度制御手段M2.M3や発電機制御手段GMにつ
いて具体的に説明する。すなわちスロットル弁2の軸2
aには、これと一体に回転しうる第ルバー3が設けられ
ており、この第ルバー3には、アクセルペダル(図示せ
ず)を踏み込むと矢印a方向へ引っ張られるワイヤ4が
連結されている。したがってアクセルペダルを踏み込む
と、ワイヤ4が引っ張られ、第ルバー3が第2図中反時
計方向へ回動するため、スロットル弁2が開いてゆくよ
うになっている。
なお、アクセルペダルを踏み込むのを止めると、図示し
ない戻しばねの作用により、スロワ)ル弁2が第2図中
時計方向に回動して閉じてゆくようになっている。
そして、この@ルーバー3は、スロットルボデーに固定
された第1ストツパとしてのf:ISlのスピーrアジ
ヤスティングスクリュー(以下[第1スクリユー1とい
う。)5により第2図において時計方向の回+ff!I
+が規制されるようになっており、したがってIplレ
バー3がアイドル運転時にPpJ1スクリュー5に当接
したときに、スロットル弁2は第1の開度位置をとるこ
とができる。
また、紬2aには、@2レバー6が遊表されており、こ
のf:I42レバー6は、その先端部に枢着されたロッ
ド7を介して連結された差圧応動機構としてのスロット
ルオープナ8によって、回転駆動されるようになってい
る。
このスロットルオープナ8は、エンジン側固定部9にア
ーム10を介して取付けられており、更にグイヤ7ラム
8aで仕切られるチャンバ8 b、 8 cをそなえて
いて、ロッド7がグイヤ7ラム8aに連結されている。
そして、チャンバ8b内には、押圧ばね8dが装填され
ている。
また、チャンバ8bには、ハンチング防止用の紋り14
付き通路IJの一端が接続されており、この通路11の
他端には、電磁式三方切替弁(ソレノイドパルプ)12
が接続されている。
さらに、この三方切替弁12には、吸気通路1における
スロットル弁2の配設部分よりも下流側の部分に連通し
て吸気マニホールド負圧を導く通路13と、エアフィル
タ15を介し大気に連通して大気圧を導く通路16とが
接続されていて、三方切替弁12のツレ/イドコイル1
2aのオンオフ作用および戻しばね12cの作用により
、プランツヤ12bが駆動されることによって、絞り1
4付き通路11を介し、チャンバ8bへ吸気マニホール
ド負圧を徐々に作用させたり、大気圧を徐々に作用させ
たりすることがでさるようになっている。
なお、チャンバ8c内は大気圧になっている。
また、チャンバ8bと8cとには、それぞれグイヤ7ラ
ム8aを介してのロッド7の移動を規制するストッパ8
e、8fが設けられている。
さらに、第ルバー3には、第2ストツパとしての第2の
スピードアジヤスティングスクリュー(以下「第2スク
リユー」という。)17が取付けられており、第2レバ
ー6は、これが第2図中反時計方向へ回ると、第2スク
リユー17に当たり、この第2スクリユー17を介して
@ルバー3およびスロットル弁2を回動できるようにな
っている。
したがって、スロットルオープナ8のチャンバ8b内に
アイドル運転時の吸気マニホールド負圧が作用すると、
ロッド7が引軽上げられる結果、第2レバー6が第2図
に矢印すで示すように反時計方向へ回動して、第2スク
リユー17を介して第ルバー3を同じく第2図中反時計
方向へ回すため、スロットル弁2の開度が前記第1の開
度位置におけるそれよりも大きくなる。すなわちアイド
ル運転時に、スロットル弁2は第1の開度位置でのスロ
ットル弁開度よりも開度が大きくなるような第2の開度
位置をとることができる。
このとき、mルバー3は第1スクリユー5から離れてい
る。
また、スロットルオープナ8のチャンバ8b内に、大気
圧が作用すると、ロッド7が押し下げられる結果、第2
レバー6が第2スクリユー17から離れ、これにより第
ルバー3は図示しない戻しばねによって第1スクリユー
5と当接して、これにより同じくアイドル運転時にスロ
ットル弁2は第1の開度位置をとることになる。
このようにスロットルオープナ8のチャンバ8b内の圧
力を変えることにより、アイドル運転時に、スロットル
弁2を第1の開度位置または第2の開度位置のいずれか
に切替えることができるのである。
ところで、三方切替弁12のソレノイドコイル12aは
コントロールユニット18の制御出力側に接続されてい
る。
この発電機制御手段(制御信号出力手段、信号出力制御
手段を含む)および吸気流量制御手段の機能を有するコ
ントロールユニット18は、回転数センサDからの回転
数信号としてのイグニッション信号SIGを入力として
受ける波形整形回路19と、この波形整形回路19から
出力されるエンジン回転数に同期したパルス列信号につ
いて周波数−電圧変換(以下「f −v変換」という。
)を施すf−v変換回路20とをそなえて構成されると
ともに、このr−v変換回路20からのアナログ電圧信
号■「凹とWIJ2設定回転数N2に対応する基準信号
Vref、とを比較して、Vrpn<Vrcflであれ
ば、ハイレベル信号を出力し、V rpto > V 
ref +であれば、ローレベル(l を出力するフン
パレータ21と、このフンパレータ21で得られるパル
ス列信号に応じオンオフするトランジスタ22とをそな
えて構成されている。
したがって、体筒運転状態における標準アイドル運転状
態のようにエンジン回転数が第2a定回転11iN2よ
りも大きいときは、Vrpm>VreLであるから、コ
ンパレータ21からローレベル信号が出力され、これに
よりトランジスタ22がオフとなって、三方切替弁12
のソレノイドコイル12aは消磁状態となる。
これによりスロットルオープナ8のチャンバ8b内に大
気圧が作用して、前述のごとく第ルバー3は第1スクリ
ユー5に当接して、スロットル弁2が第1の開度位置を
とる。その結果、エンジンEは第3設定回転数N3(例
えば750rpm)で回転できるのである。
また、エンジン回転数が第2設定回転数N2よりも小さ
いときには、Vrpu<VreLとなるから、コンパレ
ータ21の出力側はハイレベルとなり、これによりトラ
ンジスタ22がオン状態となって、三方切替弁12のソ
レノイドコイル12aは励磁状態となる。
これに上りスロットルオープナ8のチャンバ8b内に吸
気マニホールド負圧が作用して、前述のごとく、第2レ
バー6が第2スクリユー17に当接しこれを介して第2
レバー6を第2図に矢印すで示すように反時計方向へ回
し、スロットル弁2が第2の開度位置をとる。その結果
エンジンEはほぼ第2設定回転数N2で回転できるので
ある。
さらに、コントロールユニット18には、信号Vrl)
1mと比較設定回転数NS(例えば7ZOrpm)に対
応する基準信号Vref2とを比較して、Vrpm<V
reLであれば、ハイレベル信号を出力し、Vrpm 
> Vref 2であれば、ローレベル信号を出力する
コンパレータ23が設けられるとともに、このコンパレ
ータ23で得られるパルス列信号に応じオンオフするト
ランジスタ24が設けられている。
このトランジスタ24は、コンデンサC1と抵抗R1,
R2,R3から成る回路の充放電を制御するためのスイ
ッチングトランジスタとして構成されており、トランジ
スタ24がオン状態で、コンデンサC1が放電状態にな
り、トランジスタ24がオフ状態でコンデンサC1が充
電状態となって、これによりコンデンサC1の端子間電
圧■Pの大きさを調整制御できるようになっている。
なお、信号V rpmには点火信号に同期したリップル
が重畳しているため、トランジスタ24のオン時間/(
オン時量子オフ時間)vf性は第3図(、)に示すよう
になり、更に定常状態でコンデンサC1の電位■Pは第
3図(b)に示すようになる。
また、エンジン回転数がステップ変化したと外の、■P
の応答曲線は第4図に示すようになり、この第4図にお
いて符号Iで示す領域は高回転側を、符号■で示す領域
は低回転側をそれぞれ示している。
そして、この電圧■Pはコンパレータ25の一入力端へ
入力されるようになっている。
また、コントロールユニット18には、波形整形回路1
9からの出力信号を受けて、点火信号SI[)に同期し
て第5図(a)に示すような疑似鋸歯状波信号Vsを発
生する@歯状波信号発生回路26が設けられでおり、こ
の鋸歯状波信号発生回路26からの信号Vsはコンパレ
ータ25の他入力端へ入力されるようになっている。
コンパレータ25は、Vp<Vsのときにハイレベル信
号を出力し、V p > V sのときにローレベル信
号を出力するもので、その出力側はトランジスタ39の
ベースに接続されていて、これによりトランジスタ39
は、コンパレータ25からのハイレベルまたはローレベ
ルの信号によってオンオフするようになっている。
そして、トランジスタ39は、オンすることにより、レ
ギエレータRのG端子を接地し、オフになることにより
、レイユレータRのG?i子の接地状態を開放するため
のスイッチングトランジスタとしで構成されている。
したがって、トランジスタ39がオンのときは、通常は
発電@GEが発電を停止して、発電機負荷が軽くなり、
逆1こトランジスタ39がオフのときは、発電機GEが
発電を行なって、発電機負荷がエンジンEにかかるよう
になっている。
なお、第1〜第3設定回転数N1〜N3の大小関係は、
N3>N2≧N1となるように設定されており、待にN
2≧N1の調整は同一のフントロールユニット18内で
確実に行なわれるようになっている。
本実施例では、負圧側と大気側との切替を行なう三方切
替弁12のほかに、絞り14に並設されたバイパス通路
27に、電磁式切替弁28が介装されている。
この切替弁28は、そのソレノイドフィル28aおよび
戻しばね28cの作用により、ブランクや28bが通路
27を開閉するようにしたもので、切替弁28のソレノ
イドフィル28aは、コントロールユニット18に接続
されている。
発電機制御手段(制aMM号出力手段9M号出力制御手
段を含む)吸気流量制御手段、気前数制御手段および作
動制御手段の機能を有するコントロールユニット18は
、波形整形回路19.f−v変換回路20.コンパレー
タ21..23,25.)ランノスタ22,24.39
および抵抗R1〜R3やコンデンサC1を含む回路のほ
かに、次の回路をそなえている。すなわち負荷信号、変
速機位置信号1回転数信号や車速信号等を入力として、
2気匍運転にすべきか4気筒運転にすべきかを判別し、
2気筒運松時にはハイレベル信号、4気筒運松時にはロ
ーレベル信号を出力する体筒判定回路2つが設けられて
おり、更にこの体筒判定回路29からの信号を受けるA
ND回路30.タイマ回路31およびインバータ32.
40並びに弁停止指令回路33が設けられている。
AND回路30はその一入力端がフンパレータ21の出
力側に接続されるとともにその値入力端が体筒判定回路
29に接続されており、更にその出力端がAND回路3
4の一入力端に接続されている。
これにより2気筒運松時には、フンパレータ21の出力
信号に応じてその出力側がハイレベルになったりローレ
ベルになったりするが、4気筒運松時にはその出力側が
常にローレベルとなる。
タイマ回路31は、4気筒運転状態から2気筒運転状態
へ切替わった直後数秒間はハイレベル信号を出力し、そ
れ以外でローレベル信号を出力するもので、その出力端
は、インバータ35を介してAND回路34の値入力端
に接続されるとともに、OR回路36の一入力端に接続
されている。
インバータ32は、体筒判定回路29からの信号を反転
するもので、その出力端はOR回路36の値入力端に接
続されるとともに、OR回路37の一入力端に接続され
ている。
OR回路37の値入力端にはAND回路34の出力端が
接続されており、更にOR回路37の出力端はトランジ
スタ22のベースに接続されている。
またOR回路36の出力端はトランジスタ38のベース
に*aされている。
そして、トランジスタ38は切替弁28のソレノイドコ
イル28aをオンオフするスイッチングトランジスタと
して構成されている。
インバータ40は、体筒判定回路29からの信号を反転
するもので、その出力端はトランジスタ41のベースに
接続されている。
このトランジスタ41は、コンパレータ23の出力側を
接地状態にしてトランジスタ24のオンオフ制御を不能
ならしめるか、開放状態にしてトランジスタ24のオン
オフ制御を可能ならしめるかを制御するものである。
また、インバータ32の出力端は、トランジスタ42の
ベースに接続されている。
このトランジスタ42は、コンパレータ25の出力側を
接地状態にしてトランジスタ39のオンオフ制御を不能
ならしめるか、開放状態にしてトランジスタ39のオン
オフ制御を可能ならしめるかを制御するもので、発電機
制御手段の作動制御手段を構成しているものである。
なお、弁停止指令回路33は、体筒判定回路29からの
信号を受けて図示しない弁作動停止tfih?(気筒停
止手段)へ弁停止のための指令信号を出力するものであ
る。
また、通路16には絞り14゛が設けられており、これ
により大気開放を負圧導入に比べて徐々に行なわせるこ
とができる。
ので、例えば車両が停止状態にあり、アクセルペダルが
踏まれていない状態で、変速機がニュートラルにあると
きは、体筒判定回路29は、2気筒運松となるように、
その出力側がハイレベルとなる。これにより弁停止指令
回路33の作用によって、2気筒運松が実現されるとと
もに、トランジスタ38がオフ状態となって、切替弁2
8のソレノイドフィル28aが非通電状態となり、切替
弁28が通路27を閑じる。
このとき、インバータ40.32の出力端はそれぞれロ
ーレベルであるので、トランジスタ41゜42はそれぞ
れオフとなっており、これにより、コンパレータ23,
25の出力側がハイレベルあるいはローレベルとなれば
、トランジスタ24.39をそれぞれオンオフさせうる
状態になっている。
また、AND回路30.34およびOR回路37は1つ
の入力端がハイレベルあるいはローレベルとなれば各出
力側がハイレベルあるいはローレベルとなってトランジ
スタ22をオンオフさせうる」)能にか、でし1人− そして、この状態において、エンジンEが、2気筒運転
状態で標準アイドル運転状態にあるとき、すなわち第3
設定回転数N3で回転しでいるときに、ヘッドランプを
点灯するなどして電気負荷りをオンにすると、発ff1
NG EがバッテリBをバックアップするために発電を
開始し、エンジン已に発′if1!負荷がかかって、そ
の結果エンジン回転数は低下する。そしてエンジン回転
数が第1設定回転数N1よりも小さくなると、鋸歯状波
信号発生回路26からの信号の周期が長くなるため、そ
の波形が155図(、)に実線で示す状態から点線で示
す状態へ変化してゆくとともに、コンパレータ23が回
転数低下を検出して、コンデンサC1をトランジスタ2
4を介し放電させるため、電圧VPが下がってVPI+
からVPl、へ変化してゆく。
これによりVp<Vsとなる時間が長くなり、これに伴
いトランジスタ39のオン時開が第5図(b)で示すよ
うに長くなるため、レギュレータRのG端子がトランジ
スタ39によって接地される時間率が大トくなり、発電
fiGEの発電能力が低下する。その結果エンジンEに
かかる負荷が減少して回転の落込みは止まり、数秒後に
は電圧V、、VSが定常状態となって、G端子接地率が
定常状態となり、エンジン已はもとのアイドル運転状態
より低い回転数即ち比較設定回転数NS<例えば720
rpm>付近で安定運転をつづけることができる。なお
、この際のG端子の接地率は約50%となっている。
このような状態までは、電気負荷りの印加から数秒程度
であり、回転の落ちはじめから、以下に説明するスロッ
トルオープナ8が作動をはじめているものの、これは応
答性がそれほど良くないため、この時点ではスロットル
弁開度はほとんど変化していない。
また、この状態では、電気負荷によって消費される電力
を発?[GEの発電量では、まかなえでおらず、バッテ
リBの放電によっている。
この状態で、コントロールユニット18からの信号によ
り三方切替弁12が駆動されて、スロットルオープナ8
が徐々に作動して、スロットル弁開度を徐々に大きくし
てゆくが、その初期はスロットル弁開度の増加による回
転上昇によって、レギュレータRのG端子の接地時間率
の減少を招き、発1!磯負荷が増大するため、エンジン
回転数はほとんどあがらず、したがって電気負荷りの消
冑電流を発電機GEが発電できる状態になるまでは、エ
ンジン回転数は比較設定回転数NS付近で回転するので
ある。
そして、発電機GEが消曹電流分を発電できる状態まで
G端子の接地時間率が減少すると、これ以上接地時間率
が減少しでも、レギュレータRの機能によって、それ以
上の発電増加が抑えられるため、発電機負荷の増大がな
くなり、スロットル弁開度の変化とともにエンジン回転
数が上昇して、エンジン回転数は!@2設定回転数N2
に向かって収束してゆく。
すなわち、スロットルオープナ8のイ乍rfJJIこ着
目してその作用を説明すると、電気負荷■4がはいるト
同時に、コントロールユニット18がツレ/イドフィル
+2aへ励磁信号を出して、三方切砕弁12圧(負圧制
御信号)が絞Q14を介してスロットルオーブ+8のチ
ャンバ8b−\徐々に印加され、これにより第2レバー
6が第2スクリユー17に当接しこれを介して第2レバ
ー6をスロ・/トル弁開側へ徐々に回す。その結果燃焼
室に供給される吸入空気量が増量され、エンジン回転数
が徐々に上昇し、エンジン回転数が第2設定回転数N2
をこえると、コントロールユニット18は再びツレメイ
ドフィル12aへ消磁信号を出して、三方切替弁12を
大気側へ導通させるため、吸気マニホールド負圧(負圧
制御信号)が絞り14を介して、スロットルオープナ8
のチャンバ813から徐々に解除されこれによりスロッ
トル弁2が閉側へ徐々に回り、燃焼室に供給される吸入
空気量が減量されて、エンジン回転数が徐々に低下する
しかし、エンジン回転数が第2設定回転数N2以下にな
ると、再び三方切砕弁12が負圧制に切替わるため、ま
rこエンジン回転数が徐々に上昇し、この繰返しによっ
て、エンジン回転数は第2設定口1[ニーソーkTI’
)l斗ユ「;・弔亦−1kl?、−Atl−1$1?−
1T)II−1N911に1740rpm)に制御され
るのである。
そしてこの作動を確実にするため、前述のとおり、設定
回転数はN3>N2≧N、1となるように設定されてい
るのである。
これによりエンジン負荷に対応した回転数の調整を短期
的には発電量制御により、長期的にはスロットル弁開度
制御により、行なうことができる。
次に再び、電気負荷りが切られると、発電機負荷が減り
、これによりエンジン回転数がtttJ2設定回転数N
2をこえて上昇するため、三方切替弁12が大気開放さ
れ、その結果、大気がスロットルオープナ8へ徐々に作
用することと相まって、最終的には第ルバー3が第1ス
クリユー5に当たるまで、スロットル弁2の開度は徐々
に小さくなり、エンジンE1.を標準アイドル運転状態
となる。
なお、エンジンEが標準アイドル運転状態から比較設定
回転数NS′I:経て第2設定回転数N2に落ち着くま
での様子を、発電量、トランジスタ39のオン時間/(
オン時量子オフ時間)[ON/(ON+0FF)]、エ
ンジン回転数、スロットルオープナ負圧お上びスロット
ル弁開度のそれぞれについて示すと、第6図(、)〜(
e)に示すようになる。
このようにして、2気筒運転状態においては、エンジン
回転数の変動を検出して、発電量制御とスロットル弁開
度制御とが協働して行なわれるので、安定したエンジン
の作動を確保できる。
次にこのような2気筒運転状態から、クラ2チペグルを
踏んで、変速機を第1速に入れ発進準備状態にすると、
休部判定回路29は、4気筒運忙となるように、その出
力側がローレベルとなる。
これにより弁停止指令回路33の作用により、4気筒運
転が実現されるとともに、すぐにトランジスタ3B、4
1.42がオン状態となる。
この状態では、フンパレータ25の出力側が接地される
ので、コンパレータ25の出力側のレベルにかかわりな
く、トランジスタ39はオフとなり、これによりこの場
合はレギュレータRのGi子を接地することにより行な
う発電量制御はされないことになる。
なお、この場合、このように発電量制御がされなくでも
、発電機負荷の影響はほとんどない。
また、トランジスタ41がオンであるので、コンパレー
タ23の出力側のレベルにかかわりなく、トランジスタ
24はオフの状態を保ち、これにより発電量制御を行な
わない開のコンデンサC1の放電を防止できる。
さらに、トランジスタ38がオンであるから、切替弁2
8のソレノイドフィル28aが通電状態となり、切替弁
28が通路27を開く。
このとき、インバータ32がらのハイレベル信号がOR
回vr37に入力されるので、トランジスタ22はオン
となり、これにより三方切替弁12は負圧側を開放する
ため、吸気マニホールド負圧が通路13.バイパス通路
27を介してスロットルオープナ8のチャンバ81)へ
急速に作用する。その結果スロットル弁2は第1の開度
位置がらPIS2の開度位置へ急速に切替わって、この
ような切替過渡時にエンジン回転数の落込みを招くこと
なく、4気筒運転時に好適なアイドリング回転数N4(
例えば700rp+a)近傍で運転されることになる。
この説明から明らかなように、この実施例においては、
4気筒アイドル運献時に第2の開度位置にあるスロット
ル弁2を経由する吸入空気がエンジンEの各燃焼室に供
給されることにより、好適なアイドリング回転数N4が
得られるように設定されている。
また、ここで2気筒運転時の目標アイドリング回転数で
ある第2設定回転数N2や第3設定回転数N3よりこの
4気筒運転時のアイドリング回転数N4を低く設定しで
あるのは、2気筒アイドル運転時には、振動発生防止の
面でアイドリング回転数を高めに設定することが好まし
いのに対し、4気筒モ トリング回転数は低めに設定することが好ましいことに
基づく。
そして、2気筒アイドル運転から4気筒アイドル運転へ
の切替時にエンジンEの回転数を比較的高いN2やN3
から比較的低いN4に制御するのにあたり、吸入空気能
を増量すべくスロットル弁2を開方向に駆動する理由は
次のとおりである。
すなわち4気筒運転時は2気筒運転時に比ベエンジンE
のボンピングロスが大きく従ってアイドル運転において
は、同一の吸入空気量では2気筒運転時の方が4気筒運
転時より回転数が高(なる。
このため、2気筒アイドル運転時に回転数N2やN3を
得ることができた吸入空気量では4気筒アイドル運転時
にはN2やN3より低い回転数N4も得ることができず
、それゆえ、スロットル弁2の開度を増大せしめ吸入空
気量を増量せしめるのである。
いま述べたことから明らかなように、アイドル運転中に
2気妨運転から4気筒運転への切替が行なわれたときは
、吸入空気量を増大せしめないと回転数が落込み、R悪
の場合ストールにつながる。
[ただし、実際には4気筒運転に切替わった直後は吸気
マニホールド内の負荷が、2気筒運転時の低負圧状態(
例えば−400m+nHg)となっているので、エンジ
ンの回転数は一瞬増大しそののち同回転数は上記吸気マ
ニホールド内の負圧が定常の4気筒運転時の高負圧のも
の(例えば−500mmF−1g)に近づくに従って急
急に減少する。1 このため本実施例では吸気流量制御手段M3を設けて2
気筒運転から4気筒運転への切替時のスロットル弁2の
開度増大制御を敏速に行ない、同切替時の回転数の落込
み防止をはかっているものである。(なお、実際にはス
ロットルオープナ8の応答遅れが多少はあるので、それ
により、切替直後の回転数の増加も少ないものに抑えら
れている。) そして、このような4気筒アイドル運転状態から再び変
速機をニュートラルにすると、体筒↑り定回路29は、
再び2気筒運転となるように、その出力側がハイレベル
となる。
これにより弁停止指令回路33の作用によって、2気筒
運転が実現されるとともに、タイマ回路31の作用によ
って、切替直後の数秒間はトランジスタ22をオフ、ト
ランジスタ38をオン;二するため、三方切替弁12が
大気側となるとともに、切替弁28がバイパス通路27
を開にする。
これにより、スロットルオープナ8のチャンバ8b内の
負圧が絞り14′を通じて徐々に大気側へ開放される。
その結果スロットル弁2は、この切替過渡時において、
第2の開度位置から第1の開度位置へ徐々に切替わって
、この場合もこのような切替過渡時に、エンジン回転数
の落込みを招くことなく、2気筒アイドル運転を行なう
ことができる。
このように徐々に切替えると、エンジン回転数の落込み
を招かないのは、次の理由による。
すなわち上述のごとく4気筒アイドル運軟時にす5ける
適正な吸気マニホールド負圧(例えば−500m+nH
g)は、2気筒アイドル運転時における適正な吸気マニ
ホールド負圧(例えば−400111m [(H)上り
も大きいため、絞り14゛を用いないで急速に4気筒ア
イドル運転状態から2気筒運転状態へ切替えると、吸気
マニホールド負圧は急に変化できないため、上記の例に
したがえば、吸気マニホールド負圧が一50軸wHg位
の2気前運転状態となり、その結果トルク不足となって
、エンジン回転数が落込そこでこの事態を解消するため
に、大気側通路16に絞り14’が設けられているので
ある。すなわちこの絞り14′を設けることにより、ス
ロットルオープナ8内の負圧制御信号が徐々に大気側へ
解除されるため、第2の開度位置から第1の開度位置へ
の切替が徐々に行なわれる。その結果切替過渡時におけ
るエンジン回転数の落込みを少なくでき、スムーズな切
替えを達成できるのである。
なお、絞り14′は絞り過ぎると、オーバシュートが大
きくなって好ましくないので、適度の絞り景に設定する
そして、このような切替から数秒以上経過すると、前述
のごとくトランジスタ22.39は負荷変動に伴うエン
ジン回転数の変動に応じてオンオフするようになり、こ
れにより再び2気筒運転状態において、発電量制御とス
ロットル弁開度制御とが必要に応じ行なわれることにな
り、その結果安定したエンジンの作動を確保できるので
ある。
本実施例によれば、2気筒運転におけるアイドル運1訪
中エンジン回転勢の鎮(入みが登)七l−た現存、短期
的には発電量制御により長期的にはスロットル弁開度制
御に基づく吸入空気量の制御により回転数の上昇および
安定化を迅速且つ確実に行なうことができるものである
また、本実施例によれば、エンジン回転数が第1設定回
転数N1を下まわるときの上記エンジン回転数と上記設
定回転数との偏差が増大するにつれてフンパレータ25
がハイレベル信号を出力する時間が長くなるように構I
&されているので、回転数の落込み度合が大きいほど発
電量が多く制御されて発電カット率が多くなることにな
り、回転数のスムーズな上昇がはかられるものであり、
特にエンジン回転数が比較設定回転数NSより小さい設
定回転数Noを下まわるとコンパレータ25がほぼ連続
的にハイレベル信号を出力し、発電量が極めて少ないも
のあるいは零となるので、エンジン回転数の上昇が極め
て迅速にはかられるものである。
ところで、上記実施例においては、発?!機の制御が開
始されるエンジン回転数が、実際には上記第1設定回転
数N1より低いものとなっているが、これは以下の理由
による。
すなわち、アイドリング時(こエンジンE;こ対し補機
駆動等のようなステップ状の負荷か加わりエンジン回転
数が比較的急激に落込む状態となった場合には、電圧V
sがエンジン回転数の落込みに呼応してその最大値が速
やかに上昇するのに対し、電圧■Pは第4図に示すよう
に、上記回転数の落込みに対して比較的ゆっくりとその
電圧レベルが下降する。このため、定常的にみれば■S
f)!&大値(即ち鋸歯状波電圧の頂点)がVPを上ま
わる回転数は第1設定回転数N1なのであるが、実際に
は、補機駆動開始時にVsがVPを上まわるようになる
回転数は、上記N1より低い設定回転数(例えば比較設
定回転数NS)となっているのである。
しかし、発電機GEの制御が第1設定回転数N1以下で
行なわれようと、比較設定回転数NS以下で行なわれよ
うと、該制御が予定されるアイドリング回転数以下で行
なわれ、しかもエンジン回転数の安定化に寄与しでいる
点で両者は同等である。
また、スロットルオープナ8はアイドル運転時以外の他
の運転時にも作動して第2レバー6を駆動しているが、
走行中は第2レバー6がワイヤ4tこよって第2図中反
時計方向へ回動しているため、第2レバー6がたとえ働
いていたとしても、これが第2スクリユー17に当たる
ことがないので問題はない。
さらに、急にアクセルペダルが戻されて、スロットル弁
2が閉じても、スロットル弁2は第1スクリユー5によ
って定まる第1の開度位置を確保されており、エンジン
Eが停止するおそれはない。
また、仮に#3設定回転数N3よりも第2設定回転数N
2が高く設定された場合は、エンジンEは常に比較設定
回転数NSか第2設定回転数N2でアイドル運転を行な
うことになるが、このような場合でも第3設定回転数N
3が極端に低くセットされないかぎり、第1スクリユー
5の存在効果は変わらない。
本実施例によれば、エンジン回転数が比較的安’iF!
 l f Lm 7、A ’91 M ?メV ル万m
lL% l−1+  登’R畳引制御が停止され、バッ
チ+) Bの保護がはかられる一方で、吸入空気量が増
量されてエンジン回転数が4気筒アイドル運転に好適な
第4設定回転数N4に′I4整されるものであって、気
筒数制御エンジンのアイドル運転時のエンジン回転数の
調整が適正に行なわれるという効果を奏するものである
また、この実施例においてはスロットル弁IJr1度制
御手段M3を設け、2気筒運幀から4気筒運転への切替
時にスロットル弁2の閉動作用が速やかに行なわれ、他
方4気筒運転から2気筒運転への切替時にスロットル弁
2の閉動作用が徐々に行なわれるように構成しであるの
で、これら気筒数切替時のエンジン回転数の変!f!J
+を少ないものに抑えることができるものである。
なお、この実施例にす5いては、特に2気筒運転から4
気筒運転への切替過渡時のエンジン回転数の落込みを無
視できるのであるなら、上記スロットル弁開度制御手P
j、M3を設けなくとも、電気負荷りが発生しでいない
ときに、スロットル弁開度制御手段M2の作用により、
2気筒アイドル運転時にはスロットル弁2が第1の開度
位置をとり、エンジン回転数が12設定回転散N2より
高い第3設定回転数N3となr)、・t″A筒アイドル
運転時には量弁2が第2の+IIi度位置全位置、エン
ジン回転数が第2設定回転数N2より低い第4設定回転
IN=1となるべく制御されることはいうまでもな−)
そして、本実施例では、発電WIGEによるエンジン負
荷が発生しP、場合のエンジン回転数の調整について説
明しrこが、これらの実施例の装置は、アイドル運転時
にクーラコンプレッサやパワーステアリング用オイルポ
ンプ等のエンジン?1l18+1が作動したり、エンジ
ンの出力トルク変動が発生したときのようにエンジン回
転数が急激に落込むような状態が生じた場合にも速やか
にエンジン回転数の上昇をうながし、ストール防止や振
動発生の防11−をはかることができる。すなわち通常
エンジンの作動中には、第6図(a)に一点鎖線で示す
上うに、ヘッドランプのような大きな電気負荷りがオフ
であっても烈火装置や電動式燃料ポンプ等の常時負荷に
電力を供給するために間欠的に発電がイテなわれており
、上記エンジン補代が作動しrこり、あるいはエンジン
の出力トルク変動が発生したりしてアイドル運転時にエ
ンジン回転数の落込みが発生した場合には、これら常時
負荷のために行なわれている発電が抑制あるいは停止さ
れ、エンジン負荷が軽減さ八て回転数の速やがな上昇が
はがられ、さらに吸気流f!cv4整弁(本実施例では
スロットル弁)の作動1こ基づく吸気流量の調整によl
)、アイドリング回軒数の安定化がはかられるものであ
る。
なお、本実施例では、絞り量の櫃めて大きいすなわち通
過断面積の極めで小さい絞り14を使用しなければなら
ない場合は、適当な絞り量をもつ絞りと蓄圧器との組合
わせにより、遅れ時間の調整を行なうこともできる。
この場合、エンジン回転数信号をf−v変換して回転数
比例電圧を作るときに生じるリップルを平滑化せず、そ
のまま基準信号V ref 、と比較しているので、ニ
ンジン回転数を第2設定回転数N2にするための制御は
、IJ ミントサイクルを描かず、バランス点に安定す
るように行なわれる。
また、この実施例のような三方切替弁12を用いる代わ
り1こ、大気開放用電磁式切替弁と、負圧印加用電磁式
切替弁とを組合わせて用いることもできる。
この場合エンジン回転数が第2設定回転数N2よりら大
きいときには、大気開放用切替弁を大気側に切替えろた
めの信号がコントロールユニットから出力され、逆にエ
ンジン回転数がf:tS2設定回1M数N2よりも小さ
いときには、負圧印加用切替用を負圧側へ切替えるため
の信号がコントロールユニットから出力されるよ)(ニ
なっている。
なす5、この実施例は4気筒式休筒エンジンのほか、そ
の他の多気筒式体筒エンジンにも適用でき、更にキャブ
レタ方式の体筒エンジンのほか、燃料噴射方式の体筒エ
ンジンにらj4用できる。
また、本実施例ではスロ7)ル弁開度切替手段M1とし
て、1王力応動式のスロットルオープナ8を用いたもの
を示17たか、二のスロットル弁+1tl Jα。
切替手段M1としては、パルスモータ等の電動機を用い
たものを使うこともできる。
さらに本実施例では、スロットル弁2と人為操作される
アクセルペダルとがワイヤ4を介しては械的に連結され
たものを示したが、本発明は、スロットル弁とアクセル
ペダルとを機(成約には切り離し、アクセルペダルの踏
み込み量やその他の運転状態情報を電気的に検出し、該
検出結果に基づいてマイクロコンピュータが計ヰした開
度位置になるように7クチユエータがスロ・7トル弁を
制御する構成をそなえたエンジンにも適応できることは
言うまでもない。
さらに、フントロールユニット18内のハードウェアで
打なう8!能を全てソフトウェアに置き換えて行なうこ
ともできる。
また、バッテリBの容量が十分に大きく、アイドル運転
時に、パンテリBから放電を行なっても、走行中に十分
充電が行なえるシステムであれば、スロントル弁開度制
御は行なわずに、発?!!量制御だけを行なって、エン
ジン回転数を調整することも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のエンジン回転数調整装置
によれば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1)発?[負荷に基づくエンジン負荷はもちろんのこ
と、クーラコンプレンサやパワーステアリング用オイル
ポンプ等のエンジンの補機駆動に基づくエンジン負荷が
発生したり、あるいはエンジンの出力トルク変動が発生
したりして、エンジン回転数が低下した場合に、発電機
の発電量を制御することにより、迅速にエンジン回転数
の上昇をはかることができ、二りによりエンジン回転数
特にアイドル運転時のエンジン回転数の安定化が速やか
にはかられるものである。
(2)発電機負荷の増大等によるエンジン回転数低下を
、発ff1ffi制御とスロットル弁開度制御とを協M
arさせて行なうことにより、“確実に防止rきるので
、安定したエンジン作動を確保できる。
(3)体筒エンジン(気筒数制御エンジン)において、
アイドル運転中に、一部気筒の作動を停市させてエンジ
ンを運転させた場合にも、エンジン回転数を安定させる
ことができ、すなわち、特に不安定になりやすい一部′
″A筒運転時のアイドリング回転数の安定化を効果的に
はかることができ、電気負荷に基づく発電機負荷やその
他の補機による負荷がエンジンに加えられた場合におけ
るエンジン回転数の落込みを確実に防止でき、エンジン
ストールも生じない。
(4)効率よく体筒エンジンを作動させることができる
【図面の簡単な説明】
fjS1〜6図は本発明の一実施例としてのエンジン回
転数調整装置を示すもので、第1図はその全体構成図、
第2図はその要部の概略構造を示す模式図、m3図(a
)、(b)、1164図、第5図(a)、(b)および
第6図(、)〜(e)はいずれもその作用を説明するた
めのグラフである。 1・・吸気通路、2・・スロットル弁、2a・・紬、3
・・第ルバー、4・・ワイヤ、5・・第1スクリユー、
6・・第2レバー、7・・ロッド、8・・差圧応動機構
としてのスロy)ルオープナ、8a・・グイア7ラム、
8+]、8C・・チャンバ、8d・・押圧ばね、8e、
8f・・ストッパ、9・・エンジン側固定部、10・・
7−ム、11・・通路、12・・三方切替弁、1.2 
a・・ツレ/イドフィル、12b・・プランジャ、12
c・・戻しばね、13・・通路、14.14’・・絞り
、15・・エアフィルタ、16・・通路、17・・第2
スクリユー、18・・コントロール二二ッ)、19・・
波形整形回路、20・・f−ν変換回路、21・・フン
パレータ、22・・トランジスタ、23・・キースイッ
チ、24・・蓄圧器、25.26・・切替弁、27・・
バイパス通路、28・・切替弁、28a・・ツレ/イド
フィル、28b・・プランツヤ、28c・・戻しばね、
2つ・・体筒?q定回路、30・・AND回路、31・
・タイマ回路、32・・インバータ、33・・弁停止指
令回路、3t・・AND回路、35・・インバータ、Q
nj7.、(’+O■11欠’)QQO−、L;5望ス
タ、40・・インバータ、41.42・・トランジスタ
、B・・バッテリ、D・・回転数検出手段としての回転
数センサ、E・・エンジン、K・・キースイッチ、L・
・電気負荷、T・・ベルト、C1・・コンデンサ、Pi
、P2・・プーリ、R1−R3・・抵抗、Ml・・スロ
・ントル弁開度切替手段、M2.M3・・スロットル弁
開度制御手段、GE・・発電機、GM・・発電機制御手
段。 復代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 お1図 厄3図 (a) (b) 一゛2・7ン1コ’、’4 ;”:一 第 4 図 第 5 図 (a) 時間− (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の気筒をそなえて構成されたエンジンにおいて、上
    記エンジンにより駆動されてバッテリへの充電を行なう
    発電機をそなえ、上記エンジンの回転数を検出する回転
    数検出手段と、上記エンジンの回転数がアイドリング回
    転数もしくはその近傍で設定される設定回転数よりも小
    さくなった場合に上記回転数検出手段からの信号に基づ
    いて上記エンジンによる上記発電機の発電を制御するた
    めの発電制御信号を出力する発電機制御手段と、上記複
    数の気筒のうちの一部の気筒に関連して設けられ、同一
    部の気筒の作動を停止せしめる気筒停止手段と、上記エ
    ンジンの全気筒による運転と上記一部の気筒が作動停止
    状態となり残りの気筒が作動状態となる一部気筒による
    運転とを切替える制御信号を上記気筒停止手段に供給す
    る気筒数制御手段と、同気筒数制御手段の気筒数制御動
    作に呼応して上記発電機制御手段の作動を制御する作動
    制御手段とが設けられて、上記気筒数制御手段が上記エ
    ンジンのアイドル運転時に上記一部気筒によるアイドル
    運転と上記全気筒によるアイドル運転とを切替える制御
    信号を上記気筒停止手段に供給するように構成されると
    ともに、上記設定回転数が上記一部気筒による運転時に
    おけるアイドリング回転数以下の値に設定され、上記一
    部気筒によるアイドル運転が行なわれるときに上記作動
    制御手段が上記発電機制御手段を作動させるように構成
    されたことを特徴とする、エンジン回転数調整装置。
JP62011596A 1987-01-21 1987-01-21 エンジン回転数調整装置 Granted JPS62171500A (ja)

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JP62011596A Granted JPS62171500A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 エンジン回転数調整装置

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JP (1) JPS62171500A (ja)

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Publication number Publication date
JPH0529773B2 (ja) 1993-05-06

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